JP2003083762A - 目的地案内装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

目的地案内装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体

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JP2003083762A
JP2003083762A JP2001277792A JP2001277792A JP2003083762A JP 2003083762 A JP2003083762 A JP 2003083762A JP 2001277792 A JP2001277792 A JP 2001277792A JP 2001277792 A JP2001277792 A JP 2001277792A JP 2003083762 A JP2003083762 A JP 2003083762A
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JP
Japan
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destination
user
route
guidance device
orientation
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Application number
JP2001277792A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hidai
岳 干台
Ichiro Okamoto
一郎 岡本
Shingo Nakada
眞吾 中田
Masaki Kataoka
将己 片岡
Yoshitaka Suga
佳孝 須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が容易に、目的地へ行くにはどのよう
に移動したら良いかを理解できるようにする。 【解決手段】 ユーザ30からみた目的地32の方角
(北東)を求め、ユーザ30の向き(東)を目的地案内
装置1の向きから求め、ユーザ30から見た目的地32
への進行方向(右斜め後ろ)を表示部114に示すた
め、ユーザ30は目的地32への進行方向だけを知るこ
とができる。よって、他の無駄な情報をふるいわける手
間がかからないので、目的地32へ行くにはどのように
移動したら良いかを容易に理解できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者を目的地へ
案内する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、使用者を目的地へ案内するた
めに、携帯電話の画面に地図を表示することが行なわれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話の画面は解像度が低いため地図が見にくい。しかも、
使用者にとって目的地へ行くにはどのように移動したら
良いかということを地図から抽出することは難しい。
【0004】さらに、使用者が現在どの方角を向いてい
るかわからなければ、地図の活用は困難である。GPS
(Global Positioning System)を用いた車載ナビゲー
ションシステムによる使用者の進行方向の検出は、ある
程度の速度で進行していることが必要とされ、歩行する
使用者には適用できない。
【0005】このように、携帯電話の画面に表示させた
地図を使用して目的地へ行くにはどのように移動したら
良いかを知ることは困難である。
【0006】そこで、本発明は、使用者が容易に、目的
地へ行くにはどのように移動したら良いかを理解できる
ようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、目的地案内装
置に関する。本発明にかかる目的地案内装置は、ユーザ
を目的地へ案内する。本発明にかかる目的地案内装置
は、位置検出手段、向き検出手段、目的位置取得手段、
表示手段を備える。
【0008】位置検出手段は、目的地案内装置の位置を
検出する。向き検出手段は、目的地案内装置の向きを検
出する。目的位置取得手段は、目的地の位置を取得す
る。表示手段は、目的地案内装置の位置ならびに向きお
よび目的地の位置に基づきユーザを基準とした目的地へ
の進行方向を表示する。
【0009】上記のように構成された発明によれば、表
示手段がユーザを基準とした目的地への進行方向を表示
するため、ユーザが容易に、目的地へ行くにはどのよう
に移動したら良いかを理解できる。
【0010】本発明は、目的地案内装置に関する。本発
明にかかる目的地案内装置は、ユーザを目的地へ案内す
る。本発明にかかる目的地案内装置は、位置検出手段、
向き検出手段、目的位置取得手段、報知手段を備える。
【0011】位置検出手段は、目的地案内装置の位置を
検出する。向き検出手段は、目的地案内装置の向きを検
出する。目的位置取得手段は、目的地の位置を取得す
る。報知手段は、目的地案内装置の位置ならびに向きお
よび目的地の位置に基づいたユーザを基準とした目的地
への進行方向と、目的地案内装置の向きとが一致した状
態を報知する。
【0012】上記のように構成された発明によれば、報
知手段がユーザを基準とした目的地への進行方向と、目
的地案内装置の向きとが一致した状態を報知する。よっ
て、ユーザが報知手段の状態に基づいて容易に、目的地
へ行くにはどのように移動したら良いかを理解できる。
【0013】本発明は、目的地案内装置に関する。本発
明にかかる目的地案内装置は、ユーザを目的地へ案内す
る。本発明にかかる目的地案内装置は、位置検出手段、
向き検出手段、目的位置取得手段、経路取得手段、表示
手段を備える。
【0014】位置検出手段は、目的地案内装置の位置を
検出する。向き検出手段は、目的地案内装置の向きを検
出する。目的位置取得手段は、目的地の位置を取得す
る。経路取得手段は、目的地案内装置の位置および目的
地の位置に基づきユーザが進行すべき経路を取得する。
表示手段は、経路および目的地案内装置の位置ならびに
向きに基づきユーザを基準とした進行方向を表示する。
【0015】上記のように構成された発明によれば、表
示手段がユーザを基準とした進行方向を表示するため、
ユーザが容易に、経路に沿って目的地へ行くにはどのよ
うに移動したら良いかを理解できる。
【0016】本発明は、目的地案内装置に関する。本発
明にかかる目的地案内装置は、ユーザを目的地へ案内す
る。本発明にかかる目的地案内装置は、位置検出手段、
向き検出手段、目的位置取得手段、経路取得手段、報知
手段を備える。
【0017】位置検出手段と、目的地案内装置の位置を
検出する。向き検出手段と、目的地案内装置の向きを検
出する。目的位置取得手段と、目的地の位置を取得す
る。経路取得手段と、目的地案内装置の位置および目的
地の位置に基づきユーザが進行すべき経路を取得する。
報知手段と、ユーザを基準とした経路の向きと、目的地
案内装置の向きとが一致した状態を報知する。
【0018】上記のように構成された発明によれば、報
知手段がユーザを基準とした経路の向きと、目的地案内
装置の向きとが一致した状態を報知する。よって、ユー
ザが報知手段の状態に基づいて容易に、経路に沿って目
的地へ行くにはどのように移動したら良いかを理解でき
る。
【0019】本発明は、目的地案内装置に関する。本発
明にかかる目的地案内装置は、ユーザを目的地へ案内す
る。本発明にかかる目的地案内装置は、位置検出手段、
向き検出手段、目的位置取得手段、経路取得手段、次経
路指示手段を備える。
【0020】位置検出手段と、目的地案内装置の位置を
検出する。向き検出手段と、目的地案内装置の向きを検
出する。目的位置取得手段と、目的地の位置を取得す
る。経路取得手段と、目的地案内装置の位置および目的
地の位置に基づきユーザが進行すべき経路および経路を
切り替えるポイントを取得する。次経路指示手段と、ポ
イントに目的地案内装置が到達した場合には、次の経路
および目的地案内装置の向きに基づきユーザを基準とし
た進行方向に対応して状態を変化させる。
【0021】上記のように構成された発明によれば、次
経路指示手段は、ポイントに目的地案内装置が到達した
場合には、次の経路および目的地案内装置の向きに基づ
き前記ユーザを基準とした進行方向に対応して状態を変
化させる。よって、ユーザが次経路指示手段の状態に基
づいて容易に、次の経路がわかり、目的地へ行くにはど
のように移動したら良いかを理解できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】図1は、携帯電話1、バイブレータ200
およびヘッドセット300のハードウェアブロック図で
ある。なお、携帯電話1、バイブレータ200およびヘ
ッドセット300は、後述する目的地案内装置として使
用されるものである。
【0024】バイブレータ200は、ユーザの左右の足
などに取り付けられ、携帯電話1から送信されたデータ
を受信して振動する。ヘッドセット300は、ユーザの
頭部に取り付けられ、携帯電話1から送信されたデータ
を受信して、案内音声を発生してユーザに聞かせる。
【0025】携帯電話1は、CPU100、通信回路1
02、ROM104、RAM106、振動器108、地
磁気センサ110、GPS受信回路112、表示部11
4、アラーム音発生部115、発光部116、Bluetoot
h通信回路118、バス120を備える。
【0026】CPU100は各部を制御する。バス12
0は各部を連結する。通信回路102は、携帯電話1が
電話としての通信を行なうためのものである。ただし、
通信回路102は、携帯電話1をインターネット端末と
して使用するための通信をも行なう。例えば、通信回路
102は、携帯電話の基地局から携帯電話1の位置に関
する基地局情報を受信する。また、通信回路102は、
インターネットに接続されたサーバから、ユーザの目的
地の位置に関する目的位置情報および目的地への経路を
受信する。
【0027】ROM(Read Only Memory)104は、読
込みだけが可能なメモリである。RAM(Random Acces
s Memory)106は、読み書き可能なメモリである。振
動器108は振動し、かかる振動をユーザに伝える。
【0028】地磁気センサ110は、携帯電話1の向き
を検出するためのセンサである。地磁気センサ110
は、いわゆる「方位磁針」の役割を果たす。また、図2
に示すように、地磁気センサ110は、地磁気センサ1
10a、bのように二軸組み込むことが好ましい。地磁
気センサ110が一軸の場合は、形態電話1を立てるか
倒すかなどすると地磁気を測定できなくなるからであ
る。地磁気センサ110a、bのように二軸組み込むな
らば、携帯電話1の姿勢によらず携帯電話1の向きを検
出することができる。
【0029】GPS受信回路112は、GPSによる携
帯電話1の位置検出に必要な情報を受信し、携帯電話1
の位置を検出する。表示部114は、ディスプレイ等で
あり、ユーザを目的地へ案内するための情報を表示す
る。アラーム音発生部115は、所定の場合にアラーム
音を発生する。発光部116は、アンテナの先に取り付
けられ、所定の場合に発光状態を変化させる。Bluetoot
h通信回路118は、バイブレータ200およびヘッド
セット300と通信を行なう。
【0030】第一の実施形態 図3は、本発明の第一の実施形態にかかる目的地案内装
置の機能ブロック図である。第一の実施形態にかかる目
的地案内装置は、携帯電話1により実現されている。携
帯電話(目的地案内装置)1は、位置検出部12、向き
検出部14、目的位置取得部16、距離取得部18、進
行方向取得部20、通信回路102、振動器(報知手
段)108、地磁気センサ110、GPS受信回路11
2、表示部114、アラーム音発生部(到達報知手段)
115、発光部(報知手段)116、Bluetooth通信回
路118を備える。
【0031】位置検出部12は、基地局情報およびGP
Sによる情報に基づき携帯電話(目的地案内装置)1の
位置を検出する。なお、基地局情報は通信回路102が
受信した情報であり、携帯電話1の基地局から送信され
た携帯電話1の位置に関する情報である。また、GPS
による情報はGPS受信回路112が受信した情報であ
り、GPSによる携帯電話1の位置検出に必要な情報で
ある。
【0032】向き検出部14は、地磁気センサ110の
出力に基づき携帯電話(目的地案内装置)1の向きを検
出する。携帯電話(目的地案内装置)1の向きとユーザ
の向きとは所定の関係(例えば、同じ向きである)にあ
るため、ユーザ(利用者)の向きを取得することにな
る。
【0033】目的位置取得部16は、目的位置情報に基
づきユーザの目的地の位置を取得する。なお、目的位置
情報は通信回路102が受信した情報であり、インター
ネットに接続されたサーバから送信されたユーザの目的
地の位置に関する情報である。
【0034】距離取得部18は、位置検出部12の検出
した携帯電話(目的地案内装置)1の位置および目的位
置取得部16の取得した目的地の位置から、携帯電話
(目的地案内装置)1と目的地との距離を取得する。
【0035】進行方向取得部20は、携帯電話(目的地
案内装置)1の位置ならびに向きおよび目的地の位置に
基づきユーザを基準とした目的地への進行方向を取得す
る。進行方向取得部20は、第一方向取得部22および
第二方向取得部24を有する。
【0036】第一方向取得部22は、位置検出部12の
検出した携帯電話(目的地案内装置)1の位置および目
的位置取得部16の取得した目的地の位置に基づき、ユ
ーザを基準とした目的地の方角である第一方向を取得す
る。第一方向について、図4(a)を参照して説明す
る。図4(a)においては、真上を北とすれば、ユーザ
30を基準とした目的地32の方角は北東である。な
お、第一方向取得部22において、携帯電話(目的地案
内装置)1の位置および目的地の位置が一致したことが
検出されれば、アラーム音発生部(到達報知手段)11
5にアラーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報知
する。
【0037】第二方向取得部24は、向き検出部14に
より検出された携帯電話(目的地案内装置)1の向きお
よび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目的地への
進行方向である第二方向を取得する。図4(a)に示す
例においては、携帯電話(目的地案内装置)1の向きお
よびユーザの向きは共に西向きであり、第二方向は西か
ら北東を見た方向である右斜め後ろということになる。
【0038】表示部114は、第二方向取得部24の出
力する第二方向を表示する。表示部114の表示例を図
4(b)に示す。表示部114は、第二方向(右斜め後
ろ)を右斜め後ろに向いた矢印により表現している。
【0039】さらに、表示部114は、距離取得部18
の出力する携帯電話(目的地案内装置)1と目的地との
距離を表示する。表示部114による距離表示の態様を
図5に示す。表示部114は、矢印表示領域114a、
数値表示領域114bを有する。図5(a)に示すよう
に、矢印表示領域114aの上に数値表示領域114b
が配置され、数値表示領域114bには携帯電話(目的
地案内装置)1と目的地との距離が数値により表示され
る。また、図5(b)に示すように、矢印表示領域11
4aに表示される矢印の長さは、携帯電話(目的地案内
装置)1と目的地との距離に対応している。すなわち、
図5(b)の場合(距離60m)の矢印の長さは、図5
(a)の場合(距離120m)の矢印の長さの半分の長さと
なる。
【0040】発光部(報知手段)116は、第二方向取
得部24において携帯電話(目的地案内装置)1の向き
および第二方向が一致することが検出されれば、発光状
態を変化させる。例えば、携帯電話(目的地案内装置)
1の向きおよび第一方向が一致した場合のみ、発光ある
いは点滅するようにする。これにより、ユーザに携帯電
話(目的地案内装置)1の向きおよび第一方向が一致し
たことを報知できる。
【0041】発光部(報知手段)116の動作の一例を
図6に示す。図6(a)に示すように、携帯電話(目的
地案内装置)1の向き(ユーザの向きと共通)および第
一方向(北東)が同一であるとする。このとき、発光部
(報知手段)116は、図6(b)に示すように発光あ
るいは点滅する。
【0042】なお、振動器(報知手段)108によって
も、同様な報知が可能である。例えば、携帯電話(目的
地案内装置)1の向きおよび第一方向が一致した場合に
は、振動の周期、大きさ、間隔等といった振動状態を変
化させる。例えば、携帯電話(目的地案内装置)1の向
きおよび第一方向が一致した場合のみ、振動器(報知手
段)108が振動するようにしてもよい。
【0043】次に、第一の実施形態の動作を図7および
図8のフローチャートを参照して説明する。
【0044】図7は、表示部114を用いてユーザを目
的地へ案内する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【0045】まず、目的位置取得部16がユーザの目的
位置をインターネットに接続されたサーバを検索して取
得する(S10)。次に、位置検出部12が基地局情報
およびGPSによる情報に基づき携帯電話(目的地案内
装置)1の位置を検出する(S12)。そして、向き検
出部14は、地磁気センサ110の出力に基づき携帯電
話(目的地案内装置)1の向きを検出する。携帯電話
(目的地案内装置)1の向きとユーザの向きとは所定の
関係にあるため、ユーザ(利用者)の向きを取得するこ
とになる(S14)。
【0046】そして、第一方向取得部22が位置検出部
12の検出した携帯電話(目的地案内装置)1の位置お
よび目的位置取得部16の取得した目的地の位置に基づ
き、ユーザを基準とした目的地の方角である第一方向を
取得する(S16)。
【0047】さらに、第二方向取得部24は、向き検出
部14により検出された携帯電話(目的地案内装置)1
の向きおよび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目
的地への進行方向である第二方向を取得する(S1
8)。
【0048】次に、距離取得部18が、携帯電話(目的
地案内装置)1と目的地との距離を取得する(S2
0)。
【0049】ここで、表示部114は、第二方向取得部
24および距離取得部18の出力に基づき、第二方向お
よび距離を表示する(S22)。
【0050】そして、第一方向取得部22は、携帯電話
(目的地案内装置)1の位置および目的地の位置を比較
して、目的地に到達したか否かを判定する(S24)。
ここで、目的地に到達していないならば(S24、N
O)、携帯電話(目的地案内装置)1の位置の検出(S
12)に戻る。目的地に到達したならば(S24、YE
S)、アラーム音発生部(到達報知手段)115にアラ
ーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報知する(S
26)。
【0051】図8は、発光部116(振動器108)を
用いてユーザを目的地へ案内する場合の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0052】まず、目的位置取得部16がユーザの目的
位置をインターネットに接続されたサーバを検索して取
得する(S10)。次に、位置検出部12が基地局情報
およびGPSによる情報に基づき携帯電話(目的地案内
装置)1の位置を検出する(S12)。そして、向き検
出部14は、地磁気センサ110の出力に基づき携帯電
話(目的地案内装置)1の向きを検出する。携帯電話
(目的地案内装置)1の向きとユーザの向きとは所定の
関係にあるため、ユーザ(利用者)の向きを取得するこ
とになる(S14)。
【0053】そして、第一方向取得部22が位置検出部
12の検出した携帯電話(目的地案内装置)1の位置お
よび目的位置取得部16の取得した目的地の位置に基づ
き、ユーザを基準とした目的地の方角である第一方向を
取得する(S16)。
【0054】さらに、第二方向取得部24は、向き検出
部14により検出された携帯電話(目的地案内装置)1
の向きおよび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目
的地への進行方向である第二方向を取得する(S1
8)。
【0055】次に、第二方向取得部24が、携帯電話
(目的地案内装置)1の向き(ユーザの向き)および第
二方向が一致するか否かを判定する(S21)。一致す
るならば(S21、YES)、発光部(報知手段)11
6が発光する(S23)。あるいは振動器108が振動
する(S23)。そして、目的地に到達したか否かの判
定(S24)に進む。携帯電話(目的地案内装置)1の
向き(ユーザの向き)および第二方向が一致しないなら
ば(S21、NO)、目的地に到達したか否かの判定
(S24)に進む。
【0056】そして、第一方向取得部22は、携帯電話
(目的地案内装置)1の位置および目的地の位置を比較
して、目的地に到達したか否かを判定する(S24)。
ここで、目的地に到達していないならば(S24、N
O)、携帯電話(目的地案内装置)1の位置の検出(S
12)に戻る。目的地に到達したならば(S24、YE
S)、アラーム音発生部(到達報知手段)115にアラ
ーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報知する(S
26)。
【0057】第一の実施形態によれば、表示部114が
ユーザを基準とした目的地への進行方向を表示するた
め、ユーザが容易に、目的地へ行くにはどのように移動
したら良いかを理解できる。
【0058】さらに、第一の実施形態によれば、発光部
116あるいは振動器108がユーザを基準とした目的
地への進行方向と、携帯電話(目的地案内装置)1の向
きとが一致した状態を報知する。よって、ユーザが発光
部116の発光状態(振動器108の振動状態)に基づ
いて容易に、目的地へ行くにはどのように移動したら良
いかを理解できる。
【0059】第二の実施形態 第二の実施形態は、目的地へ到達するためにユーザが進
行すべき経路を取得し、この経路をユーザにたどらせる
ように案内する点が、第一の実施形態と異なる。
【0060】図9は、本発明の第二の実施形態にかかる
目的地案内装置の機能ブロック図である。第二の実施形
態にかかる目的地案内装置は、携帯電話1、バイブレー
タ(次経路指示手段)200、ヘッドセット(次経路指
示手段)300により実現されている。携帯電話(目的
地案内装置)1は、位置検出部12、向き検出部14、
目的位置取得部16、経路取得部17、距離取得部1
8、進行方向取得部20、通信回路102、振動器(報
知手段)108、地磁気センサ110、GPS受信回路
112、表示部114、アラーム音発生部(到達報知手
段)115、発光部(報知手段)116、Bluetooth通
信回路118を備える。以下、第一の実施形態と同様な
部分は同一の番号を付して説明を省略する。
【0061】位置検出部12、向き検出部14および目
的位置取得部16は、第一の実施形態と同様である。
【0062】経路取得部17は、位置検出部12が検出
した携帯電話(目的地案内装置)1の位置および目的位
置取得部16が取得したユーザの目的地の位置に基づ
き、ユーザが進行すべき経路を取得する。経路は、携帯
電話(目的地案内装置)1内部で演算を行なって取得し
てもよいが、外部のサーバから取得してもよい。経路取
得の一例を図10(a)を参照して説明する。
【0063】ユーザ30が目的地32へ一直線に行きた
くても、建物等に遮られてしまうことが多い。そこで、
ユーザ30は目的地32へ経路40a、b、cを通って
行く。このとき、経路40aから経路40bへ切り替わ
る点をポイント34a、経路40bから経路40cへ切
り替わる点をポイント34bという。経路取得部17は
経路およびポイントを取得することが好ましい。
【0064】距離取得部18は、位置検出部12の検出
した携帯電話(目的地案内装置)1の位置および経路取
得部17の取得したポイントの位置から、携帯電話(目
的地案内装置)1とポイントとの距離を取得する。
【0065】進行方向取得部20は、経路および携帯電
話(目的地案内装置)1の向きに基づきユーザを基準と
した進行方向を取得する。進行方向取得部20は、第一
方向取得部22および第二方向取得部24を有する。
【0066】第一方向取得部22は、経路および位置検
出部12の検出した携帯電話(目的地案内装置)1の位
置に基づき、ユーザを基準とした進行すべき方角である
第一方向を取得する。すなわち、第一方向取得部22
は、携帯電話(目的地案内装置)1の位置における経路
の方向を取得する。第一方向について、図10(a)を
参照して説明する。図10(a)においては、真上を北
とすれば、ユーザ30を基準とした進行すべき方角は北
である。なお、第一方向取得部22において、携帯電話
(目的地案内装置)1の位置における経路の方向が無
い、すなわち経路の最終点である目的地に到達したこと
が検出されれば、アラーム音発生部(到達報知手段)1
15にアラーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報
知する。
【0067】第二方向取得部24は、向き検出部14に
より検出された携帯電話(目的地案内装置)1の向きお
よび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目的地への
進行方向である第二方向を取得する。図10(a)に示
す例においては、携帯電話(目的地案内装置)1の向き
およびユーザの向きは共に西向きであり、第二方向は西
から北を見た方向である右ということになる。
【0068】表示部114は、第二方向取得部24の出
力する第二方向を表示する。表示部114の表示例を図
10(b)に示す。表示部114は、第二方向(右)を
右に向いた矢印により表現している。
【0069】さらに、表示部114は、距離取得部18
の出力する携帯電話(目的地案内装置)1と次のポイン
トとの距離を表示する。例えば、図10(a)に示すよ
うな場合には、ユーザ30とポイント34aとの距離を
表示する。なお、表示部114による表示態様は、第一
実施形態と同様である(図5参照)。
【0070】なお、振動器(報知手段)108および発
光部(報知手段)116は第一の実施形態と同様であ
る。
【0071】バイブレータ(次経路指示手段)200
は、ポイントに目的地案内装置1が到達した場合には、
次の経路および目的地案内装置1の向きに基づきユーザ
を基準とした進行方向に対応して状態を変化させる。た
とえば、振動する。バイブレータ(次経路指示手段)2
00は、次の経路は経路取得部17から、目的地案内装
置1の向きは向き検出部14からBluetooth通信回路1
18を介して受信する。ポイントに目的地案内装置1が
到達したことは、距離取得部118から取得する。バイ
ブレータ(次経路指示手段)200の動作について図1
1を参照して説明する。
【0072】ユーザ30が、図11(a)に示すよう
に、ポイント34aに到達したとする。このとき、次の
経路40bは東向きである。また、目的地案内装置1の
向き(ユーザの向き)は北向きとする。すると、ユーザ
を基準とした進行方向は北から東を見て右となる。図1
1(b)は、バイブレータ200の配置を示す図であ
る。バイブレータ200は、バイブレータ200a、b
の二個からなる。バイブレータ200aはユーザ30の
左足に、バイブレータ200bはユーザ30の右足に取
り付けられる。ユーザ30を基準とした進行方向は右で
あるため、バイブレータ200bを振動させて、ユーザ
30に次の経路40bが右であることを報知する。
【0073】ヘッドセット(次経路指示手段)300
は、ポイントに目的地案内装置1が到達した場合には、
次の経路および目的地案内装置1の向きに基づきユーザ
を基準とした進行方向に対応して状態を変化させる。た
とえば、案内音声を発してユーザに聞き取らせる。図1
1(a)に示すような場合には、「次は右です。」など
といった案内音声を発する。
【0074】次に、第二の実施形態の動作を図12、図
13および図14のフローチャートを参照して説明す
る。
【0075】図12は、表示部114を用いてユーザを
目的地へ案内する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【0076】まず、目的位置取得部16がユーザの目的
位置をインターネットに接続されたサーバを検索して取
得する(S10)。経路取得部17は、目的位置および
携帯電話(目的地案内装置)1の初期位置に基づき経路
を取得する(S11)。次に、位置検出部12が基地局
情報およびGPSによる情報に基づき携帯電話(目的地
案内装置)1の位置を検出する(S12)。そして、向
き検出部14は、地磁気センサ110の出力に基づき携
帯電話(目的地案内装置)1の向きを検出する。携帯電
話(目的地案内装置)1の向きとユーザの向きとは所定
の関係にあるため、ユーザ(利用者)の向きを取得する
ことになる(S14)。
【0077】そして、第一方向取得部22が経路および
位置検出部12の検出した携帯電話(目的地案内装置)
1の位置に基づき、ユーザを基準とした進行すべき方角
である第一方向を取得する(S16)。
【0078】さらに、第二方向取得部24は、向き検出
部14により検出された携帯電話(目的地案内装置)1
の向きおよび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目
的地への進行方向である第二方向を取得する(S1
8)。
【0079】次に、距離取得部18が、携帯電話(目的
地案内装置)1とポイントとの距離を取得する(S1
9)。
【0080】ここで、表示部114は、第二方向取得部
24および距離取得部18の出力に基づき、第二方向お
よび距離を表示する(S22)。
【0081】そして、第一方向取得部22は、携帯電話
(目的地案内装置)1の位置および目的地の位置を比較
して、目的地に到達したか否かを判定する(S24)。
ここで、目的地に到達していないならば(S24、N
O)、携帯電話(目的地案内装置)1の位置の検出(S
12)に戻る。目的地に到達したならば(S24、YE
S)、アラーム音発生部(到達報知手段)115にアラ
ーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報知する(S
26)。
【0082】図13は、発光部116(振動器108)
を用いてユーザを目的地へ案内する場合の動作を示すフ
ローチャートである。
【0083】まず、目的位置取得部16がユーザの目的
位置をインターネットに接続されたサーバを検索して取
得する(S10)。経路取得部17は、目的位置および
携帯電話(目的地案内装置)1の初期位置に基づき経路
を取得する(S11)。次に、位置検出部12が基地局
情報およびGPSによる情報に基づき携帯電話(目的地
案内装置)1の位置を検出する(S12)。そして、向
き検出部14は、地磁気センサ110の出力に基づき携
帯電話(目的地案内装置)1の向きを検出する。携帯電
話(目的地案内装置)1の向きとユーザの向きとは所定
の関係にあるため、ユーザ(利用者)の向きを取得する
ことになる(S14)。
【0084】そして、第一方向取得部22が経路および
位置検出部12の検出した携帯電話(目的地案内装置)
1の位置に基づき、ユーザを基準とした進行すべき方角
である第一方向を取得する(S16)。
【0085】さらに、第二方向取得部24は、向き検出
部14により検出された携帯電話(目的地案内装置)1
の向きおよび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目
的地への進行方向である第二方向を取得する(S1
8)。
【0086】次に、第二方向取得部24が、携帯電話
(目的地案内装置)1の向き(ユーザの向き)および第
二方向が一致するか否かを判定する(S21)。一致す
るならば(S21、YES)、発光部(報知手段)11
6が発光する(S23)。あるいは振動器108が振動
する(S23)。そして、目的地に到達したか否かの判
定(S24)に進む。携帯電話(目的地案内装置)1の
向き(ユーザの向き)および第二方向が一致しないなら
ば(S21、NO)、目的地に到達したか否かの判定
(S24)に進む。
【0087】そして、第一方向取得部22は、携帯電話
(目的地案内装置)1の位置および目的地の位置を比較
して、目的地に到達したか否かを判定する(S24)。
ここで、目的地に到達していないならば(S24、N
O)、携帯電話(目的地案内装置)1の位置の検出(S
12)に戻る。目的地に到達したならば(S24、YE
S)、アラーム音発生部(到達報知手段)115にアラ
ーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報知する(S
26)。
【0088】図14は、バイブレータ200(ヘッドセ
ット300)を用いてユーザを目的地へ案内する場合の
動作を示すフローチャートである。
【0089】まず、目的位置取得部16がユーザの目的
位置をインターネットに接続されたサーバを検索して取
得する(S10)。経路取得部17は、目的位置および
携帯電話(目的地案内装置)1の初期位置に基づき経路
を取得する(S11)。次に、位置検出部12が基地局
情報およびGPSによる情報に基づき携帯電話(目的地
案内装置)1の位置を検出する(S12)。そして、向
き検出部14は、地磁気センサ110の出力に基づき携
帯電話(目的地案内装置)1の向きを検出する。携帯電
話(目的地案内装置)1の向きとユーザの向きとは所定
の関係にあるため、ユーザ(利用者)の向きを取得する
ことになる(S14)。
【0090】そして、第一方向取得部22が経路および
位置検出部12の検出した携帯電話(目的地案内装置)
1の位置に基づき、ユーザを基準とした進行すべき方角
である第一方向を取得する(S16)。
【0091】さらに、第二方向取得部24は、向き検出
部14により検出された携帯電話(目的地案内装置)1
の向きおよび第一方向に基づき、ユーザを基準とした目
的地への進行方向である第二方向を取得する(S1
8)。
【0092】次に、携帯電話(目的地案内装置)1がポ
イントに到達したか否かを判定する(S190)。これ
は、距離取得部18により取得された距離が0であれば
ポイントに到達し、距離が0でなければポイントに到達
していないと判定できる。ポイントに到達していなけれ
ば(S190、NO)、待機し、ポイントに到達すれば
(S190、YES)、次の経路および目的地案内装置
1の向きに基づきユーザを基準とした進行方向に対応し
たバイブレータ200を振動させる(S192)。ある
いは、ヘッドセット300による案内音声を流しても良
い。
【0093】そして、第一方向取得部22は、携帯電話
(目的地案内装置)1の位置および目的地の位置を比較
して、目的地に到達したか否かを判定する(S24)。
ここで、目的地に到達していないならば(S24、N
O)、携帯電話(目的地案内装置)1の位置の検出(S
12)に戻る。目的地に到達したならば(S24、YE
S)、アラーム音発生部(到達報知手段)115にアラ
ーム音を発生させ、ユーザに目的地到達を報知する(S
26)。
【0094】第二の実施形態によれば、表示部114が
ユーザを基準とした進行方向を表示するため、ユーザが
容易に、経路に沿って目的地へ行くにはどのように移動
したら良いかを理解できる。
【0095】さらに、第二の実施形態によれば、発光部
116あるいは振動器108がユーザを基準とした経路
の向きと、目的地案内装置1の向きとが一致した状態を
報知する。よって、ユーザが発光部116の発光状態
(振動器108の振動状態)に基づいて容易に、経路に
沿って目的地へ行くにはどのように移動したら良いかを
理解できる。
【0096】しかも、バイブレータ200(ヘッドセッ
ト300)は、ポイントに目的地案内装置1が到達した
場合には、次の経路および目的地案内装置1の向きに基
づきユーザを基準とした進行方向に対応して振動する
(案内音声を流す)。よって、ユーザがバイブレータ2
00(ヘッドセット300)の状態に基づいて容易に、
次の経路がわかり、目的地へ行くにはどのように移動し
たら良いかを理解できる。
【0097】第三の実施形態 第三の実施形態は、経路取得部17により取得される経
路に公共交通機関(電車、バス等)が含まれている点で
第二の実施形態と異なる。
【0098】第三の実施形態の構成は、第二の実施形態
同様であり図示省略する(図9参照)。ここで、経路取
得部17により取得される経路の一例を図15を参照し
て説明する。
【0099】ユーザ30は目的地32に到達するため
に、経路40a、ポイント34a、経路40bを経て、
駅52aに行く。駅52aから鉄道50に乗車し、駅5
2bから下車する。そして、経路40cを経て、目的地
32に到達する。
【0100】第三の実施形態の動作を図16のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0101】まず、目的位置取得部16がユーザの目的
位置をインターネットに接続されたサーバを検索して取
得する(S10)。経路取得部17は、目的位置および
携帯電話(目的地案内装置)1の初期位置に基づき経路
を取得する(S11)。次に、取得された経路が公共交
通機関を使用するものか否かを判定する(S300)。
公共交通機関を使用しないならば(S300、NO)、
通常のナビゲーションを行なう(S408)。なお、通
常のナビゲーションとは、第一および第二の実施形態で
説明してきた目的地案内装置1の動作である。
【0102】公共交通機関を使用するならば(S30
0、YES)、公共交通機関の駅まで通常のナビゲーシ
ョンを行なう(S400)。図15の例でいえば、ユー
ザ30を経路40a、ポイント34a、経路40bを経
て、駅52aに案内する。そして、ユーザが乗車する
(S402)。そして、下車すべき駅が近いか否かを距
離取得部18により判断する(S404)。これは、下
車すべき駅をもポイントとみなせば、距離取得部18に
より目的地案内装置1と下車すべき駅との距離がわか
る。下車すべき駅が近くなければ(S404、NO)、
待機し、下車すべき駅が近くなれば(S404、YE
S)、アラーム音発生部(下車警告手段)115により
アラーム音を発する(S406)そして、公共交通機関
をさらに使用するか否かの判定(S300)に戻る。
【0103】図15の例でいえば、ユーザ30が乗車し
た列車が駅52bに近くなれば、アラーム音発生部(下
車警告手段)115によりアラーム音が生成される。そ
して、駅52bで下車すれば、もはや交通機関は利用せ
ず、通常のナビゲーションにより経路40cを経て、目
的地32に到達する。
【0104】第三の実施形態によれば、交通機関をも経
路に取りこむことができ、下車し忘れ(乗り過ごし)を
防止できる。
【0105】また、上記の実施形態は、以下のようにし
て実現できる。CPU、ハードディスク、フラッシュメ
モリ、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、C
D−ROM、メモリスティックなど)読み取り装置を備
えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各
部分(例えば、進行方向取得部20)を実現するプログ
ラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディス
ク、フラッシュメモリなどにインストールする。このよ
うな方法でも、上記の機能を実現できる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、表示手段がユーザを基
準とした目的地への進行方向を表示するため、ユーザが
容易に、目的地へ行くにはどのように移動したら良いか
を理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話1、バイブレータ200およびヘッド
セット300のハードウェアブロック図である。
【図2】地磁気センサ110a、bの構成を示す斜視図
である。
【図3】本発明の第一の実施形態にかかる目的地案内装
置の機能ブロック図である。
【図4】第一方向および第二方向を示す図(図4
(a))、第二方向を表示部114に表示した図(図4
(b))である。
【図5】表示部114による距離表示の態様を示す図で
ある。
【図6】携帯電話(目的地案内装置)1の向きを示す図
(図6(a))、発光部(報知手段)116の動作の一
例を示す(図6(b))である。
【図7】第一の実施形態にかかる表示部114を用いて
ユーザを目的地へ案内する場合の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】第一の実施形態にかかる発光部116(振動器
108)を用いてユーザを目的地へ案内する場合の動作
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第二の実施形態にかかる目的地案内装
置の機能ブロック図である。
【図10】経路取得の一例を示す図(図10(a))、
第二方向を表示部114に表示した図(図10(b))
である。
【図11】ユーザ30の位置を示す図(図11
(a))、バイブレータ200の配置および動作を示す
図(図11(b))である。
【図12】第二の実施形態にかかる表示部114を用い
てユーザを目的地へ案内する場合の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】第二の実施形態にかかる発光部116(振動
器108)を用いてユーザを目的地へ案内する場合の動
作を示すフローチャートである。
【図14】第二の実施形態にかかるバイブレータ200
(ヘッドセット300)を用いてユーザを目的地へ案内
する場合の動作を示すフローチャートである。
【図15】第三の実施形態における、経路取得部17に
より取得される経路の一例を示す図である。
【図16】第三の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 携帯電話(目的地案内装置) 200 バイブレータ(次経路指示手段) 300 ヘッドセット(次経路指示手段) 12 位置検出部 14 向き検出部 16 目的位置取得部 17 経路取得部 18 距離取得部 20 進行方向取得部 22 第一方向取得部 24 第二方向取得部 102 通信回路 108 振動器(報知手段) 110 地磁気センサ 112 GPS受信回路 114 表示部 115 アラーム音発生部(到達報知手段) 116 発光部(報知手段) 118 Bluetooth通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 眞吾 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 片岡 将己 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 須賀 佳孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA07 AB07 AB13 AC04 AC09 AC13 AC17 5B075 ND06 PQ22 UU16 5H180 AA21 BB05 FF05 FF13 FF24 FF27 FF33

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装置
    であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出手段と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得手段と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づき前記ユーザを基準とした前記目的地へ
    の進行方向を表示する表示手段と、 を備えた目的地案内装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記表示手段は前記進行方向を矢印の向きで表示する目
    的地案内装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記目的地案内装置と前記目的地との距離を取得する距
    離取得手段を備え、 前記距離を前記矢印の長さで表示する目的地案内装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記目的地案内装置と前記目的地との距離を取得する距
    離取得手段を備え、 前記距離を数値で表示する目的地案内装置。
  5. 【請求項5】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装置
    であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出手段と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得手段と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づいた前記ユーザを基準とした前記目的地
    への進行方向と、前記目的地案内装置の向きとが一致し
    た状態を報知する報知手段と、 を備えた目的地案内装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記報知手段は発光状態を変化させることにより、前記
    目的地への進行方向と前記目的地案内装置の向きとが一
    致した状態を報知する目的地案内装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記報知手段は振動状態を変化させることにより、前記
    目的地への進行方向と前記目的地案内装置の向きとが一
    致した状態を報知する目的地案内装置。
  8. 【請求項8】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装置
    であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出手段と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得手段と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得手
    段と、 前記経路および前記目的地案内装置の位置ならびに向き
    に基づき前記ユーザを基準とした進行方向を表示する表
    示手段と、 を備えた目的地案内装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記表示手段は前記進行方向を矢印の向きで表示する目
    的地案内装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記経路を切り替えるポイントと前記目的地との距離を
    取得する距離取得手段を備え、 前記距離を前記矢印の長さで表示する目的地案内装置。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の目的地案内装置であっ
    て、 前記経路を切り替えるポイントと前記目的地との距離を
    取得する距離取得手段を備え、 前記距離を数値で表示する目的地案内装置。
  12. 【請求項12】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出手段と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得手段と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得手
    段と、 ユーザを基準とした前記経路の向きと、前記目的地案内
    装置の向きとが一致した状態を報知する報知手段と、 を備えた目的地案内装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の目的地案内装置であ
    って、 前記報知手段は発光状態を変化させることにより、前記
    経路の向きと前記目的地案内装置の向きとが一致した状
    態を報知する目的地案内装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載の目的地案内装置であ
    って、 前記報知手段は振動状態を変化させることにより、前記
    経路の向きと前記目的地案内装置の向きとが一致した状
    態を報知する目的地案内装置。
  15. 【請求項15】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出手段と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得手段と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路および前記経路を切り
    替えるポイントを取得する経路取得手段と、 前記ポイントに前記目的地案内装置が到達した場合に
    は、次の経路および前記目的地案内装置の向きに基づき
    前記ユーザを基準とした進行方向に対応して状態を変化
    させる次経路指示手段と、 を備えた目的地案内装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の目的地案内装置であ
    って、 前記次経路指示手段はバイブレータである目的地案内装
    置。
  17. 【請求項17】請求項15に記載の目的地案内装置であ
    って、 前記次経路指示手段は音声で指示を行なう目的地案内装
    置。
  18. 【請求項18】請求項8から17のいずれか一項に記載
    の目的地案内装置であって、 前記経路取得手段は公共交通機関を含んだ経路を取得す
    る目的地案内装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の目的地案内装置であ
    って、 前記公共交通機関を下車すべき地点の付近に前記目的地
    案内装置が到達すれば警告を発する下車警告手段を備え
    た目的地案内装置。
  20. 【請求項20】請求項1から19のいずれか一項に記載
    の目的地案内装置であって、 前記目的地案内装置が前記目的地に到達すればその旨を
    報知する到達報知手段を備えた目的地案内装置。
  21. 【請求項21】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置における目的地案内方法であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出工程と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出工程と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得工程と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づき前記ユーザを基準とした前記目的地へ
    の進行方向を表示する表示工程と、 を備えた目的地案内方法。
  22. 【請求項22】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置おける目的地案内方法であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出工程と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出工程と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得工程と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づいた前記ユーザを基準とした前記目的地
    への進行方向と、前記目的地案内装置の向きとが一致し
    た状態を報知する報知工程と、 を備えた目的地案内方法。
  23. 【請求項23】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置おける目的地案内方法であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出工程と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出工程と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得工程と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得工
    程と、 前記経路および前記目的地案内装置の位置ならびに向き
    に基づき前記ユーザを基準とした進行方向を表示する表
    示工程と、 を備えた目的地案内方法。
  24. 【請求項24】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置おける目的地案内方法であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出工程と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出工程と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得工程と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得工
    程と、 ユーザを基準とした前記経路の向きと、前記目的地案内
    装置の向きとが一致した状態を報知する報知工程と、 を備えた目的地案内方法。
  25. 【請求項25】ユーザを目的地へ案内する目的地案内装
    置おける目的地案内方法であって、 前記目的地案内装置の位置を検出する位置検出工程と、 前記目的地案内装置の向きを検出する向き検出工程と、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得工程と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路および前記経路を切り
    替えるポイントを取得する経路取得工程と、 前記ポイントに前記目的地案内装置が到達した場合に
    は、次の経路および前記目的地案内装置の向きに基づき
    前記ユーザを基準とした進行方向に対応して状態を変化
    させる次経路指示工程と、 を備えた目的地案内方法。
  26. 【請求項26】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムであって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づき前記ユーザを基準とした前記目的地へ
    の進行方向を表示する表示処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  27. 【請求項27】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムであって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づいた前記ユーザを基準とした前記目的地
    への進行方向と、前記目的地案内装置の向きとが一致し
    た状態を報知する報知処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  28. 【請求項28】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムであって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得処
    理と、 前記経路および前記目的地案内装置の位置ならびに向き
    に基づき前記ユーザを基準とした進行方向を表示する表
    示処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  29. 【請求項29】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムであって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得処
    理と、 ユーザを基準とした前記経路の向きと、前記目的地案内
    装置の向きとが一致した状態を報知する報知処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  30. 【請求項30】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムであって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路および前記経路を切り
    替えるポイントを取得する経路取得処理と、 前記ポイントに前記目的地案内装置が到達した場合に
    は、次の経路および前記目的地案内装置の向きに基づき
    前記ユーザを基準とした進行方向に対応して状態を変化
    させる次経路指示処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  31. 【請求項31】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体であって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づき前記ユーザを基準とした前記目的地へ
    の進行方向を表示する表示処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
  32. 【請求項32】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体であって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置ならびに向きおよび前記目的
    地の位置に基づいた前記ユーザを基準とした前記目的地
    への進行方向と、前記目的地案内装置の向きとが一致し
    た状態を報知する報知処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
  33. 【請求項33】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体であって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得処
    理と、 前記経路および前記目的地案内装置の位置ならびに向き
    に基づき前記ユーザを基準とした進行方向を表示する表
    示処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
  34. 【請求項34】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体であって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路を取得する経路取得処
    理と、 ユーザを基準とした前記経路の向きと、前記目的地案内
    装置の向きとが一致した状態を報知する報知処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
  35. 【請求項35】位置を検出する位置検出手段および向き
    を検出する向き検出手段を有し、ユーザを目的地へ案内
    する目的地案内装置における目的地案内処理をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体であって、 前記目的地の位置を取得する目的位置取得処理と、 前記目的地案内装置の位置および前記目的地の位置に基
    づき前記ユーザが進行すべき経路および前記経路を切り
    替えるポイントを取得する経路取得処理と、 前記ポイントに前記目的地案内装置が到達した場合に
    は、次の経路および前記目的地案内装置の向きに基づき
    前記ユーザを基準とした進行方向に対応して状態を変化
    させる次経路指示処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
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