JPH10169618A - チューブ開閉クランプ - Google Patents
チューブ開閉クランプInfo
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- JPH10169618A JPH10169618A JP8346616A JP34661696A JPH10169618A JP H10169618 A JPH10169618 A JP H10169618A JP 8346616 A JP8346616 A JP 8346616A JP 34661696 A JP34661696 A JP 34661696A JP H10169618 A JPH10169618 A JP H10169618A
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- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
とが可能であるが、不用意に移動することのない改良さ
れたチューブ開閉クランプを提供することにある。 【解決手段】 チューブ押え部材をチューブを把持する
位置に固定させる第1の掛止部と、チューブ押え部材を
圧迫してチューブの閉止を行う位置に固定させる第2の
掛止部とを設ける。
Description
用のチューブの開閉を行うためのクランプに関する。さ
らに詳しくは、前期チューブを狭窄して永続して閉止で
きるチューブクランプに関する。
めに、種々の構造のクランプが使用される。その中の一
つに、チューブに装着しておき、必要に応じてチューブ
を片手で容易に閉止し、その状態を維持できるようにし
たクランプがある。その構造を図面に基づいて説明す
る。図1は、従来のクランプの一例を示す正面図であ
る。クランプには、内側の対向する位置に2つの突起3
が設けられており、2つの突起の間の湾曲部4を支点と
して開閉し、これでチューブを両面から狭窄して閉止す
る。クランプの端部は、一方が他方に掛止できる構造に
なっており、チューブを閉止した状態で掛止されて閉止
状態が維持される。
おいては、チューブは、チューブの外径より大きな開口
部に挿通されるため、掛止部を解除した状態において
は、クランプをチューブ上を自在に動かすことが可能で
ある。そのため、チューブ上の同位置で繰り返し開閉を
おこなうことによって生じるチューブの劣化を防ぐこと
ができるといった利点があるが、その反面不用意にクラ
ンプがチューブ上を移動してしまい、チューブを閉止さ
せる際には好ましい位置にクランプを移動させなければ
ならないといった不都合があった。
させることが可能であり、且つ不用意に移動することの
ない改良されたチューブ開閉クランプを提供することに
ある
な従来の掛止部において、チューブにクランプを固定さ
せるための第1の掛止部と、チューブを閉止するための
第2の掛止部を設けることにより、上記の目的を達成し
た。即ち、本発明は、チューブを圧迫して閉止すること
ができるチューブ押え部材を少なくとも一方の内側に有
する1対の突出片、該突出片を連結する湾曲部、先端部
付近を相互に掛止可能な掛止部、およびチューブ挿通用
の開口部を有するチューブ開閉クランプにおいて、前記
掛止部が、チューブ押え部材をチューブを把持する位置
に固定させる第1の掛止部と、チューブ押え部材を圧迫
してチューブの閉止を行う位置に固定させる第2の掛止
部とを有することを特徴とするチューブ開閉クランプで
ある。
6に基づいて本発明のチューブ開閉クランプの構成およ
び動作について説明するがこれらに限定されるものでは
ない。
各構成部材が合成樹脂で一体的に形成されたものであ
り、本発明のチューブ開閉クランプとしては前記のよう
なものが好ましいが、本発明のチューブ開閉クランプは
必ずしも合成樹脂で一体的に形成されたものに限られる
ものではない。
を有する形状のものであればよく、例えばチューブ側を
凸にした三角形状あるいは弧状のものが挙げられる。
を有する小突起部3が設けられているが、小突起は必ず
しも設けなくても良い。また、前記チューブ押え部材6
および小突起部3は、突出片2と一体的に形成され設け
られたものが好ましい。
容易に行うことができる形状のものであれば特に制限さ
れるものではないが、例えば本図に示すように丸みを有
する形状のものが好ましい。さらに、小突起部3をチュ
ーブ押え部材6の上下に設け、該チューブ押え部材6に
よりチューブを閉止した場合に、小突起部3同志が前後
に噛み合って閉止するように小突起部3を配置するのが
好ましい。
開閉を行うことができるので弾性を有する材質および形
状のものであればよい。
は、湾曲部付近4、5付近に設けるのがよい。また、そ
のチューブ挿通用開口部8A、8Bは、チューブ挿通の
容易さ等の観点からできるだけ大きい開口部のものがよ
く、例えば、湾曲部に長円状の開口部を設けるのが好ま
しい。
も一方の突出片2が前端部分に立上がり部を有する突出
片2の先端部分付近に設けるのが好ましい。該掛止部9
は、一方の端部に凸部91を有した掛止端92が形成さ
れ、他方の端部に前記凸部91との第1の溝部93と、
掛止端92との第2の溝部94が形成されているおり、
凸部91との第1の溝部93との掛止によりチューブ押
え部材6をチューブを把持する位置にて固定させ、掛止
端92との第2の溝部94の掛止によりチューブ押え部
材6を圧迫してチューブの閉止を行う位置にて固定させ
るものである。第1の溝部93および第2の溝部94
は、他方の掛止部の先端から湾曲部5に向かって、順に
設けられている。
1は、凸部の基端から先端までの長さが、突出片2を指
で押えて第1の溝部93に容易に嵌入させることができ
る程度であるのが好ましく、凸部91の先端が他方の端
部へ架かる程度であるのが好ましい。
凸部91を第2の溝部94へ移動させる際にさまたげと
なるもの含むものでなければよく、図3に示すごとく開
口した溝であるのが好ましいが、これに限定されるもの
ではなく、開口しない溝や、あるいは他方の掛止部の先
端付近の内面に張出した軒状部のみからなるものであっ
ても良い。掛止は、凸部を第1の溝部93の始部95や
溝部の途中に設けられた凹部や分岐した溝、軒状部の軒
下等に当接されることで維持される。
且つ掛止端を受け入れるものであれば良く、図3に示す
ごとく凸部を受け入れる開口した溝を有し、尚且つ掛止
端を当接して掛止させるための軒状部を有するものであ
るのが好ましいがこれらに限定されるものではなく、掛
止端を受け入れる溝が、側壁を有する溝であってもよ
い。掛止は、前記軒上部の軒下や、側壁を有する溝の始
部や、溝部の途中に設けられた凹部、分岐した溝等に当
接することで維持される。
に示すようにチューブ挿通用開口部8A、8Bにチュー
ブ7を通して使用に供する。
クランプを両側から指で押えることにより、湾曲部5を
支点に、立上がり部5が後方に撓み、凸部91が他方の
端部先端より第1の溝部93に滑り込み、突出片2より
指を放すと凸部91が第1の溝部93の始部95に当接
し掛止される。それに伴って、チューブ押え部材6によ
りチューブ7がクランプにより把持される。
らに押えて、掛止端92を軒状部96の軒下に掛止され
る。それに伴って、小突起部3同志が前後に噛み合って
チューブ7が閉止される。
の掛止が行われる点で、従来のクランプと動作において
は若干の相違はあるが、操作自体は従来とほぼ同様に行
うことができる。
せ、本発明のクランプによってチューブ7を把持した状
態を示し、図8に第2の溝部94に掛止端92を掛止さ
せ、本発明のクランプによってチューブ7を閉止した状
態を示す。
ューブを把持する位置に固定させる第1の掛止部と、チ
ューブ押え部材を圧迫してチューブの閉止を行う位置に
固定させる第2の掛止部とを設けたことにより、掛止を
解除した際には、チューブ上を自在に移動させることが
可能であるが、第1の掛止部を掛止した際には、不用意
にクランプがチューブ上を移動することがない。
面図である。
る。
る。
る。
る。
凸部を掛止させた際の正面図である。
掛止端を掛止させた際の正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 チューブを圧迫して閉止することができ
るチューブ押え部材を少なくとも一方の内側に有する1
対の突出片、該突出片を連結する湾曲部、先端部付近を
相互に掛止可能な掛止部、およびチューブ挿通用の開口
部を有するチューブ開閉クランプにおいて、前記掛止部
が、チューブ押え部材をチューブを把持する位置に固定
させる第1の掛止部と、チューブ押さえ部材を圧迫して
チューブの閉止を行う位置に固定させる第2の掛止部と
を有することを特徴とするチューブ開閉クランプ。 - 【請求項2】 前記掛止部が、一方の端部に凸部を有し
た掛止端が形成され、他方の端部に前記凸部との第1の
溝部と、掛止端との第2の溝部が形成されていることを
特徴とする請求項1に記載のチューブ開閉クランプ。 - 【請求項3】 前記第1の溝部が、始部を有する開口し
た溝であり、前記第2の溝部が凸部を受け入れる溝と、
掛止端を掛止する軒状部とからなることを特徴とする請
求項2に記載のチューブ開閉クランプ。 - 【請求項4】 請求項1または3記載のチューブ開閉ク
ランプをチューブに装着してなる医療器具。 - 【請求項5】 請求項1または3記載のチューブ開閉ク
ランプを装着してなる血液透析用の血液回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34661696A JP3653904B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | チューブ開閉クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34661696A JP3653904B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | チューブ開閉クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10169618A true JPH10169618A (ja) | 1998-06-23 |
JP3653904B2 JP3653904B2 (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=18384648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34661696A Expired - Fee Related JP3653904B2 (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | チューブ開閉クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3653904B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353220A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Nikkiso Co Ltd | 医療用可撓性チューブのクランプ装置 |
JP2008289512A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Kawasumi Lab Inc | 針部材ロック式開閉クランプ及び採血器具 |
JP2012075520A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Nihon Covidien Kk | クランプの誤操作防止具 |
CN106581815A (zh) * | 2016-10-08 | 2017-04-26 | 谢世庚 | 留置针的正压止液盒 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH024384A (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-09 | Terumo Corp | クランプ |
JPH05329210A (ja) * | 1991-06-07 | 1993-12-14 | Joka Kathetertechnik Gmbh | 医療用の可撓管締付け装置 |
JPH08308923A (ja) * | 1995-05-18 | 1996-11-26 | Silver Medical:Kk | 血液の汚染防止部材 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP34661696A patent/JP3653904B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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CN106581815A (zh) * | 2016-10-08 | 2017-04-26 | 谢世庚 | 留置针的正压止液盒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3653904B2 (ja) | 2005-06-02 |
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