JP3653904B2 - チューブ開閉クランプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チューブ特に医療用のチューブの開閉を行うためのクランプに関する。さらに詳しくは、前期チューブを狭窄して永続して閉止できるチューブクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用具には、チューブの開閉を行うために、種々の構造のクランプが使用される。その中の一つに、チューブに装着しておき、必要に応じてチューブを片手で容易に閉止し、その状態を維持できるようにしたクランプがある。その構造を図面に基づいて説明する。図1は、従来のクランプの一例を示す正面図である。クランプには、内側の対向する位置に2つの突起3が設けられており、2つの突起の間の湾曲部4を支点として開閉し、これでチューブを両面から狭窄して閉止する。クランプの端部は、一方が他方に掛止できる構造になっており、チューブを閉止した状態で掛止されて閉止状態が維持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなクランプにおいては、チューブは、チューブの外径より大きな開口部に挿通されるため、掛止部を解除した状態においては、クランプをチューブ上を自在に動かすことが可能である。そのため、チューブ上の同位置で繰り返し開閉をおこなうことによって生じるチューブの劣化を防ぐことができるといった利点があるが、その反面不用意にクランプがチューブ上を移動してしまい、チューブを閉止させる際には好ましい位置にクランプを移動させなければならないといった不都合があった。
【0004】
本発明の目的は、チューブ上を自在に移動させることが可能であり、且つ不用意に移動することのない改良されたチューブ開閉クランプを提供することにある
【0005】

【課題を解決するための手段】
本発明は図1に示すような従来の掛止部において、チューブにクランプを固定させるための第1の掛止部と、チューブを閉止するための第2の掛止部を設けることにより、上記の目的を達成した。即ち、本発明は、チューブを圧迫して閉止することができるチューブ押え部材を少なくとも一方の内側に有する1対の突出片、該突出片を連結する湾曲部、先端部付近を相互に掛止可能な掛止部、およびチューブ挿通用の開口部を有するチューブ開閉クランプにおいて、前記掛止部が、チューブ押え部材をチューブを把持する位置に固定させる第1の掛止部と、チューブ押え部材を圧迫してチューブの閉止を行う位置に固定させる第2の掛止部とを有することを特徴とするチューブ開閉クランプである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図2、および図3ないし図6に基づいて本発明のチューブ開閉クランプの構成および動作について説明するがこれらに限定されるものではない。
【0007】
図2に示すチューブ開閉クランプは、前記各構成部材が合成樹脂で一体的に形成されたものであり、本発明のチューブ開閉クランプとしては前記のようなものが好ましいが、本発明のチューブ開閉クランプは必ずしも合成樹脂で一体的に形成されたものに限られるものではない。
【0008】
チューブ押え部材6は、チューブ閉止機能を有する形状のものであればよく、例えばチューブ側を凸にした三角形状あるいは弧状のものが挙げられる。
【0009】
チューブ押え部材6の先端部には、丸みをを有する小突起部3が設けられているが、小突起は必ずしも設けなくても良い。また、前記チューブ押え部材6および小突起部3は、突出片2と一体的に形成され設けられたものが好ましい。
【0010】
また小突起部3はチューブの確実な閉止を容易に行うことができる形状のものであれば特に制限されるものではないが、例えば本図に示すように丸みを有する形状のものが好ましい。さらに、小突起部3をチューブ押え部材6の上下に設け、該チューブ押え部材6によりチューブを閉止した場合に、小突起部3同志が前後に噛み合って閉止するように小突起部3を配置するのが好ましい。
【0011】
湾曲部4は、ここを支点としてチューブの開閉を行うことができるので弾性を有する材質および形状のものであればよい。
【0012】
また、チューブ挿通用開口部8A、8Bは、湾曲部付近4、5付近に設けるのがよい。また、そのチューブ挿通用開口部8A、8Bは、チューブ挿通の容易さ等の観点からできるだけ大きい開口部のものがよく、例えば、湾曲部に長円状の開口部を設けるのが好ましい。
【0013】
本発明の特徴である掛止部9は、少なくとも一方の突出片2が前端部分に立上がり部を有する突出片2の先端部分付近に設けるのが好ましい。該掛止部9は、一方の端部に凸部91を有した掛止端92が形成され、他方の端部に前記凸部91との第1の溝部93と、掛止端92との第2の溝部94が形成されているおり、凸部91との第1の溝部93との掛止によりチューブ押え部材6をチューブを把持する位置にて固定させ、掛止端92との第2の溝部94の掛止によりチューブ押え部材6を圧迫してチューブの閉止を行う位置にて固定させるものである。第1の溝部93および第2の溝部94は、他方の掛止部の先端から湾曲部5に向かって、順に設けられている。
【0014】
掛止部9の一方の端部に設けられた凸部91は、凸部の基端から先端までの長さが、突出片2を指で押えて第1の溝部93に容易に嵌入させることができる程度であるのが好ましく、凸部91の先端が他方の端部へ架かる程度であるのが好ましい。
【0015】
第1の溝部93は、凸部91を受け入れ、凸部91を第2の溝部94へ移動させる際にさまたげとなるもの含むものでなければよく、図3に示すごとく開口した溝であるのが好ましいが、これに限定されるものではなく、開口しない溝や、あるいは他方の掛止部の先端付近の内面に張出した軒状部のみからなるものであっても良い。掛止は、凸部を第1の溝部93の始部95や溝部の途中に設けられた凹部や分岐した溝、軒状部の軒下等に当接されることで維持される。
【0016】
第2の溝部94は、凸部91を受け入れ、且つ掛止端を受け入れるものであれば良く、図3に示すごとく凸部を受け入れる開口した溝を有し、尚且つ掛止端を当接して掛止させるための軒状部を有するものであるのが好ましいがこれらに限定されるものではなく、掛止端を受け入れる溝が、側壁を有する溝であってもよい。掛止は、前記軒上部の軒下や、側壁を有する溝の始部や、溝部の途中に設けられた凹部、分岐した溝等に当接することで維持される。
【0017】
【実施例】
本発明のクランプは、図2、図7および図8に示すようにチューブ挿通用開口部8A、8Bにチューブ7を通して使用に供する。
【0018】
クランプにチューブを把持させる際には、クランプを両側から指で押えることにより、湾曲部5を支点に、立上がり部5が後方に撓み、凸部91が他方の端部先端より第1の溝部93に滑り込み、突出片2より指を放すと凸部91が第1の溝部93の始部95に当接し掛止される。それに伴って、チューブ押え部材6によりチューブ7がクランプにより把持される。
【0019】
チューブを閉止する際には、クランプをさらに押えて、掛止端92を軒状部96の軒下に掛止される。それに伴って、小突起部3同志が前後に噛み合ってチューブ7が閉止される。
【0020】
本発明のチューブ開閉クランプは、2段階の掛止が行われる点で、従来のクランプと動作においては若干の相違はあるが、操作自体は従来とほぼ同様に行うことができる。
【0021】
図7に第1の溝部93に凸部91を掛止させ、本発明のクランプによってチューブ7を把持した状態を示し、図8に第2の溝部94に掛止端92を掛止させ、本発明のクランプによってチューブ7を閉止した状態を示す。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、チューブ押え部材をチューブを把持する位置に固定させる第1の掛止部と、チューブ押え部材を圧迫してチューブの閉止を行う位置に固定させる第2の掛止部とを設けたことにより、掛止を解除した際には、チューブ上を自在に移動させることが可能であるが、第1の掛止部を掛止した際には、不用意にクランプがチューブ上を移動することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチューブ開閉クランプの一例の正面図。
【図2】本発明のチューブ開閉クランプの一例を示す正面図である。
【図3】図2示すチューブ開閉クランプの左側面図である。
【図4】図2示すチューブ開閉クランプの右側面図である。
【図5】図2示すチューブ開閉クランプの平面図である。
【図6】図2示すチューブ開閉クランプの底面図である。
【図7】図2示すチューブ開閉クランプの第1の溝部に凸部を掛止させた際の正面図である。
【図8】図2示すチューブ開閉クランプの第2の溝部に掛止端を掛止させた際の正面図である。
【符号の説明】
2. 突出片
3. 小突起部
4. 湾曲部
5. 湾曲部
6. チューブ押え部材
7. チューブ
8A. チューブ挿通用開口部
8B. チューブ挿通用開口部
9. 掛止部
91. 凸部
92. 掛止端
93. 第1の溝部
94. 第2の溝部
95. 第1の溝部の始部
96. 第2の溝部の軒状部

Claims (3)

  1. チューブを圧迫して閉止することができるチューブ押さえ部材を少なくとも一方の内側に有する1対の突出片、該突出片を連結する湾曲部、先端部付近を相互に掛止可能な掛止部、およびチューブ挿通用の開口部を有するチューブ開閉クランプにおいて、チューブ押さえ部材をチューブを把持する位置に固定させる第1の掛止部と、チューブ押さえ部材を圧迫してチューブの閉止を行う位置に固定させる第2の掛止部とを有する掛止部であり、前記掛止部が一方の端部に凸部を有した掛止端が形成され、他方の端部に前記凸部との第 1 の溝部と、掛止端との第2の溝部が形成されており、前記第1の溝部が始部を有する溝であり、前記第2の溝部が凸部を受け入れる溝と、掛止端を掛止する軒状部とからなることを特徴とするチューブ開閉クランプ。
  2. 請求項1記載のチューブ開閉クランプをチューブに装着してなる医療器具。
  3. 請求項1記載のチューブ開閉クランプを装着してなる血液透析用の血液回路。
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