JPH10169228A - ピット式立体駐車装置における前面ゲ−ト構造 - Google Patents

ピット式立体駐車装置における前面ゲ−ト構造

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JPH10169228A
JPH10169228A JP35217696A JP35217696A JPH10169228A JP H10169228 A JPH10169228 A JP H10169228A JP 35217696 A JP35217696 A JP 35217696A JP 35217696 A JP35217696 A JP 35217696A JP H10169228 A JPH10169228 A JP H10169228A
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修 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ピット式立体駐車装置の特徴で
ある景観の良さを損なうことなく、段状パレット体の昇
降作動時にはその前面を遮断して不測の事故を有効に防
止することが出来る、ピット式立体駐車装置における前
面ゲ−ト構造を提供するものである。 【解決手段】 ピット2内に段状パレット体3が昇降自
在に配設されたピット式立体駐車装置1の前面ゲ−ト構
造であって、上記ピット2内前部に所定間隔をおいて収
納状に立設された両側一対のガイド支柱5と、該両側の
ガイド支柱5間に巻上機構8を介して昇降自在に配設さ
れたゲ−ト体6とよりなり、段状パレット体3の昇降作
動時にゲ−ト体6を上昇せしめてその前面を遮断すべく
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピット式立体駐
車装置における前面ゲ−ト構造に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】一般
に、ピット式立体駐車装置としては、所要の深さを有す
る方形体状のピット内に段状パレット体が昇降自在に配
設されたものが知られている。そして、かかるピット式
立体駐車装置の特徴の一つとして、段状パレット体の下
死点時においては、段状パレット体を地表面レベル以上
に上方へ突出せしめることなくピット内に総て収納せし
めることが出来るものであって、平面駐車場と殆んど変
らない景観を呈する点にあるものである。
【0003】ところで、上記のピット式立体駐車装置
は、平面駐車場と殆んど変らない景観を呈する反面、段
状パレット体の昇降作動時においてはその前面が無防備
状態となって非常に危険であり、場合によってはピット
内に落下したり、あるいは段状パレット体に挾まれる等
の人身事故を惹起せしめるおそれがあるものである。こ
のため、従来より、かかるピット式立体駐車装置の前面
両端に所定間隔をおいて両側一対のポ−ルを立設すると
共に、該ポ−ル間にチエ−ンを昇降自在に張設せしめた
り、あるいは、前面両端に所定間隔をおいて両側一対の
ガイド支柱を立設すると共に、該ガイド支柱間にゲ−ト
体を昇降自在に取付けたものが提案されている。
【0004】しかしながら、上述の如く構成された従来
例は、段状パレット体の昇降作動に伴う不測の事故を有
効に防止することが出来る反面、両者共ピット式立体駐
車装置の前面に突出して設置するものとされているか
ら、段状パレット体をピット内に収納すべく下死点に位
置せしめたさいには非常に際立って目立つものとなり、
景観を著しく損なうのみならず、車両の出入庫の邪魔に
なりやすいものとなっていた。
【0005】この発明は、かかる従来の問題点を一挙に
解決しようとするもので、ピット式立体駐車装置の特徴
である景観の良さを損なうことなく、段状パレット体の
昇降作動時にはその前面を遮断して不測の事故を有効に
防止することが出来る、ピット式立体駐車装置における
前面ゲ−ト構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、ピッ
ト内に段状パレット体が昇降自在に配設されたピット式
立体駐車装置の前面ゲ−ト構造であって、上記ピット内
前部に所定間隔をおいて収納状に立設された両側一対の
ガイド支柱と、該両側のガイド支柱間に巻上機構を介し
て昇降自在に配設されたゲ−ト体とよりなり、段状パレ
ット体の昇降作動時にゲ−ト体を上昇せしめてその前面
を遮断すべく構成されてなることを特徴とする、ピット
式立体駐車装置における前面ゲ−ト構造を要旨とするも
のである。
【0007】そして、この発明にかかる前面ゲ−ト構造
は、平常時においてはピット式立体駐車装置の特徴であ
る景観を損うことなくピット内に隠匿状に収納せしめる
ことができ、また、車両の出入庫時における段状パレッ
ト体の昇降作動時には上昇してその前面を遮断せしめ、
不測の事故を有効に防止することが出来るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明を図面に示す一
実施例について説明する。1はピット式立体駐車装置、
2は該ピット式立体駐車装置1を構成する所要の幅と深
さを有する方形体状のピット、3は該ピット2内に固定
フレ−ム(図示略)を介して昇降自在に並列配設された
上下二段のパレット部材4よりなる所要数の段状パレッ
ト体で、該各段状パレット体3は吊下げ用チエ−ン伝動
機構(図示略)を介して昇降自在とされると共に、下死
点に位置するさいにはピット2内に収納保持されるべく
所要の高さに設定せしめられている。5は段状パレット
体3の前面に位置せしめるべくピット2内の前部に所定
間隔をもって対向状に立設された両側一対の断面コ字形
状ガイド支柱で、該両側一対のガイド支柱5は各段状パ
レット体3毎に設置されると共に、ピット2内に隠匿状
に収納せしめるべく所要の高さに設定されている。6は
各両側一対のガイド支柱5間にガイド片7を介して昇降
自在に収納された方形枠状のゲ−ト体、8は該ゲ−ト体
6をガイド支柱5に沿って昇降作動せしめる巻上機構、
9は該巻上機構8を構成するワイヤ−ロ−プで、該ワイ
ヤ−ロ−プ9の一端部は一方のガイド支柱5上端に止着
されると共に、同他端部は他方のガイド支柱5上端に配
設された巻胴10に巻回されている。11はワイヤ−ロ
−プ9をガイドせしめるべくゲ−ト体6の両側下端部に
各々取付けられた溝付きガイドロ−ラ、12は巻胴10
を正逆に回転作動せしめるモ−タである。その他、13
は車両を示す。
【0009】上述の如く構成された実施例は、ゲ−ト体
6を平常時においてはガイド支柱5間に収納保持せし
め、また、車両13の出入庫時においては段状パレット
体3の昇降作動に伴って適宜上昇してその前面を遮断せ
しめる。
【0010】即ち、平常時においては、各ゲ−ト体6が
下死点に位置せしめられ、上方に突出することなくガイ
ド支柱5内に収納保持せしめられている。このさい、ゲ
−ト体6のみならず、ガイド支柱5がピット2内に収納
せしめられているため、平面駐車場と殆んど変らず、景
観を損なうおそれは全くない。
【0011】逆に、車両13を出入庫せしめるべく所要
の段状パレット体3を昇降作動せしめるさいには、これ
に対応する前面のゲ−ト体6がモ−タ12の起動により
巻胴10・ワイヤ−ロ−プ9を介して吊上げられ、上昇
して段状パレット体3の前面を遮断し、段状パレット体
3の昇降作動に伴う人身事故など不測の事故を有効に防
止せしめる。そして、段状パレット体3の昇降作動が停
止すると、ゲ−ト体6がモ−タ12の起動により巻胴1
0・ワイヤ−ロ−プ9を介して吊下げられ、下降してガ
イド支柱5間に収納保持せしめられると共に、該収納ゲ
−ト体6の上方を通して車両の出入庫操作を行う。この
さい、ガイド支柱5と共にゲ−ト体6がピット2に収納
せしめられているため、車両13の出入庫を邪魔するお
それはないものである。車両13の出入庫操作が完了す
ると、再びゲ−ト体6がモ−タ12の起動により巻胴1
0・ワイヤ−ロ−プ9を介して吊上げられ、出入庫の完
了した段状パレット体3の前面を遮断して防護せしめつ
つ、段状パレット体3を昇降作動せしめて所定の位置に
復帰せしめると共に、復帰が完了した時点でゲ−ト体6
を下降作動せしめることによりガイド支柱5内に収納保
持せしめるものである。
【0012】なお、上記実施例において、段状パレット
体3は上下のパレット部材4により二段状に形成されて
いるが、ピット2の深さに応じて多段状に形成してもよ
いものである。また、ゲ−ト体6の昇降作動はワイヤ−
ロ−プ9よりなる巻上機構8を介して行うものとされて
いるが、これに限定されるものでなく、チエ−ンよりな
る巻上機構など他の公知の巻上機構を使用してもよいも
のである。
【0013】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
から、平常時にはガイド支柱と共にゲ−ト体をピット内
に収納保持せしめることが出来るものであって、平面駐
車場と殆んど変らず、従来例のように景観を損なうおそ
れは全くないものである。また、車両の出入庫時におい
ては、車両の出入庫を邪魔することなくゲ−ト体が段状
パレット体の昇降作動に伴って適宜上昇してその前面を
遮断せしめることが出来るものであって、不測の事故を
有効に防止することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ピット式立体駐車装置 2 ピット 3 段状パレット体 5 ガイド支柱 6 ゲ−ト体 8 巻上機構 9 ワイヤ−ロ−プ 10 巻胴 13 車両

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピット内に段状パレット体が昇降自在に配
    設されたピット式立体駐車装置の前面ゲ−ト構造であっ
    て、上記ピット内前部に所定間隔をおいて収納状に立設
    された両側一対のガイド支柱と、該両側のガイド支柱間
    に巻上機構を介して昇降自在に配設されたゲ−ト体とよ
    りなり、段状パレット体の昇降作動時にゲ−ト体を上昇
    せしめてその前面を遮断すべく構成されてなることを特
    徴とする、ピット式立体駐車装置における前面ゲ−ト構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119985A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社アプラス 機械式駐車設備
JP2020200686A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 新明和パークテック株式会社 開閉ゲートの収納構造及び開閉ゲートの収納方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119985A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社アプラス 機械式駐車設備
JP2020200686A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 新明和パークテック株式会社 開閉ゲートの収納構造及び開閉ゲートの収納方法

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