JPH10163381A - 半導体チップの封止構造 - Google Patents

半導体チップの封止構造

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JPH10163381A
JPH10163381A JP31816196A JP31816196A JPH10163381A JP H10163381 A JPH10163381 A JP H10163381A JP 31816196 A JP31816196 A JP 31816196A JP 31816196 A JP31816196 A JP 31816196A JP H10163381 A JPH10163381 A JP H10163381A
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JP
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semiconductor chip
substrate
resin
sealing
sealing structure
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Toshimasa Akamatsu
敏正 赤松
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体の樹脂封止範囲を容易に規制でき所定の
封止形状を得る半導体チップの封止構造を提供すること
を目的とする。 【解決手段】基板上に半導体チップが載置され、該半導
体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの封
止構造において、該基板はその外周部にエッジを有し、
該樹脂封止範囲に相当する大きさの段差部が形成され、
該段差部上に該半導体チップが載置されてなることを特
徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体チップの樹脂
封止構造に係り、詳細には樹脂封止範囲を規制する樹脂
の流れ防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体チップの樹脂封止を図8を
用いて説明する。図8は従来の半導体チップの樹脂封止
状態を示す断面図である。80は基板で、半導体チップ
90との接続パターン81をはじめ電子回路が形成され
ており、SMD部品(図示省略)等が実装され、はんだ
付けされた後に半導体チップ90が接着剤85により固
定されている。実装された半導体チップ90は、半導体
チップ90の端子部と基板80の接続パターン81とが
細線(例えば金線)でワイヤボンディングされ接続され
ている。そして、半導体チップ90は外気から隔離する
ために樹脂系の封止用接着剤95(例えば、エポキシ樹
脂やフェノール樹脂等)により固め、半導体チップ90
全体を樹脂封止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の半導体
の樹脂封止では、封止用接着剤95が所望する範囲(e
−e間)を越えて流れ、流れた封止用接着剤95(eよ
り外周部)が他の電子部品に被さり部品の発生熱等によ
り、封止用接着剤95が融ける不具合や部品破損を発生
させるおそれがある。また、所定の封止形状を得ること
が難しいので品質上の問題が発生するおそれがある。
【0004】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、半導体の樹脂封止範囲を容易に規制でき所定の封
止形状を得る半導体チップの封止構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、基板上に半導体チップが載置され、該半
導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
封止構造において、前記基板はその外周部にエッジを有
し、前記樹脂封止範囲に相当する大きさの段差部が形成
され、該段差部上に前記半導体チップが載置されてなる
ことを特徴とするものである。
【0006】また、基板上に半導体チップが載置され、
該半導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チッ
プの封止構造において、その外周部にエッジを有し、前
記樹脂封止範囲に相当する大きさの半導体チップ載置基
板と、前記半導体チップ以外の電子部品が実装される本
体基板とからなり、前記半導体チップを載置した前記半
導体チップ載置基板が、前記本体基板上に重ね固定され
てなることを特徴とするものである。
【0007】また、基板上に半導体チップが載置され、
該半導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チッ
プの封止構造において、前記基板上にはその外周部にエ
ッジを有し、前記樹脂封止範囲に相当する大きさのTA
Bテープが貼付けられ、該TABテープ上に前記半導体
チップが載置されてなることを特徴とするものである。
【0008】また、基板上に半導体チップが載置され、
該半導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チッ
プの封止構造において、前記基板上には前記樹脂封止範
囲に相当する外周部の位置に、その外周部にエッジを有
する環状のTABテープが貼付けられ、該TABテープ
で囲まれた場所に前記半導体チップが載置されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、基板上に半導体チップが載置され、
該半導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チッ
プの封止構造において、前記基板にはその外周部にエッ
ジを有し、前記樹脂封止範囲に相当する大きさにレジス
トが印刷され、該レジスト上に前記半導体チップが載置
されてなることを特徴とするものである。また、基板上
に半導体チップが載置され、該半導体チップ周辺が樹脂
で封止されてなる半導体チップの封止構造において、前
記基板上には前記樹脂封止範囲に相当する外周部の位置
に、その外周部にエッジを有するレジストが環状に印刷
され、該レジストで囲まれた場所に前記半導体チップが
載置されてなることを特徴とするものである。
【0010】また、基板上に半導体チップが載置され、
該半導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チッ
プの封止構造において、前記基板に前記樹脂封止範囲に
相当する外周部にエッジを有する長孔が形成されてなる
ことを特徴とするものである。また、基板上に半導体チ
ップが載置され、該半導体チップ周辺が樹脂で封止され
てなる半導体チップの封止構造において、前記基板に前
記樹脂封止範囲に相当する外周部にエッジを有する小径
孔がミシン目状に形成されてなることを特徴とするもの
である。
【0011】また、基板上に半導体チップが載置され、
該半導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チッ
プの封止構造において、前記基板上には前記樹脂封止範
囲に相当する外周部に面粗度の異なる部分が形成されて
なることを特徴とするものである。
【0012】
【実施例】本発明の第1実施例を図1を用いて説明す
る。図1は本発明の第1実施例の半導体チップの封止構
造を示す断面図である。20は基板で、樹脂封止範囲に
略等しい凸部21が形成されており凸部21には、半導
体チップ15との接続パターン22をはじめ電子回路が
形成されており下部基板23の電子回路とはスルーホー
ル等により接続されている。下部基板23にSMD部品
(図示省略)等が実装されはんだ付けされた後に、半導
体チップ15が凸部21に接着剤25により固定され
る。固定された半導体チップ15は、半導体チップ15
の端子部と基板20の接続パターン22とが細線(例え
ば金線)でワイヤボンディングされ接続されている。そ
して、半導体チップ15は外気から隔離するために樹脂
系の封止用接着剤10(例えば、エポキシ樹脂やフェノ
ール樹脂等)により固め半導体チップ15全体を樹脂封
止する。
【0013】以上説明したように本実施例によれば、基
板20の凸部21に半導体チップ15を実装し封止用接
着剤10を充填した際に、封止用接着剤10が凸部21
の外周部のエッジ部で表面張力が働き封止用接着剤10
の流出が阻止されるので、所望する形状に半導体チップ
15全体を樹脂封止することができる。次に、本発明の
第2実施例を図2を用いて説明する。
【0014】図2は本発明の第2実施例の半導体チップ
の封止構造を示す断面図である。尚、第2実施例は第1
実施例の一部を変更したもので、その他については第1
実施例と略同じであるので、同じ構成については同じ符
号を付し説明を省略する。35は半導体チップ実装基板
で、樹脂封止範囲に略等しい大きさをしており半導体チ
ップ実装基板35には、半導体チップ15との接続パタ
ーン36をはじめ電子回路が形成されており基板30に
接着固定されている。尚、基板30の電子回路とはスル
ーホール等により接続されている。基板30にSMD部
品(図示省略)等が実装されはんだ付けされた後に、半
導体チップ実装基板35に半導体チップ15が接着剤2
5により固定される。固定された半導体チップ15は、
半導体チップ15の端子部と基板35の接続パターン3
6とが細線でワイヤボンディングされ接続されている。
そして、半導体チップ15は外気から隔離するために樹
脂系の封止用接着剤10により固め半導体チップ15全
体を樹脂封止する。
【0015】以上説明したように本実施例においても、
第1実施例と同じように半導体チップ実装基板35に半
導体チップ15を実装し封止用接着剤10を充填した際
に、封止用接着剤10が半導体チップ実装基板35の外
周部のエッジ部で表面張力が働き封止用接着剤10の流
出が阻止されるので、所望する形状に半導体チップ15
全体を樹脂封止することができる。
【0016】次に、本発明の第3実施例を図3を用いて
説明する。図3は本発明の第3実施例の半導体チップの
封止構造を示す図で、(a)はTABテープ貼付面の平
面図、(b)は封止後のA−A断面図である。尚、第3
実施例は第1実施例と共通する構成については第1実施
例と同じ符号を付し説明を省略する。
【0017】40は基板で、基板40には、半導体チッ
プ15との接続パターン41をはじめ電子回路が形成さ
れており基板40には樹脂封止範囲に略等しい大きさの
方形環状のTABテープ45(フレキシブル基板等に用
いられるポリイミド樹脂材のシートを所望する形状に形
成し所定の場所に接着剤により貼付けられるもの)が貼
付けられている。基板40にSMD部品(図示省略)等
が実装されはんだ付けされた後に、半導体チップ実装位
置42半導体チップ15が接着剤25により固定され
る。固定された半導体チップ15は、半導体チップ15
の端子部と基板40の接続パターン41とが細線でワイ
ヤボンディングされ接続されている。そして、半導体チ
ップ15は外気から隔離するために樹脂系の封止用接着
剤10により固め半導体チップ15全体を樹脂封止す
る。
【0018】以上説明したように本実施例においても、
第1実施例と同じように基板40に半導体チップ15を
実装し封止用接着剤10を充填した際に、封止用接着剤
10がTABテープ45の外周部のエッジ部で表面張力
が働き、封止用接着剤10の流出が阻止されるので、所
望する形状に半導体チップ15全体を樹脂封止すること
ができる。尚、本実施例ではTABテープ45を方形環
状に形成して用いたが、その他に樹脂封止範囲に略等し
い大きさの方形TABテープに半導体チップ15との接
続パターン41部の開口孔抜きしたものを所定の場所に
接着剤により貼付け、その上に半導体チップ15を接着
剤25により固定し、半導体チップ15の端子部と接続
パターン41とを細線でワイヤボンディングして接続す
ることもできる。または、樹脂封止範囲に略等しい大き
さの方形TABテープに、半導体チップ15との接続パ
ターン41等の電子回路が形成されたものを、所定の場
所に接着剤により貼付けその上に半導体チップ15を接
着剤25により固定し、半導体チップ15の端子部と接
続パターン41とを細線でワイヤボンディングして接続
することもできる。
【0019】次に、本発明の第4実施例を図4を用いて
説明する。図4は本発明の第4実施例の半導体チップの
封止構造を示す図で、(a)はレジスト印刷面の平面
図、(b)は封止後のB−B断面図である。尚、第4実
施例は第3実施例の一部を変更したものであり、その他
については第3実施例と略同じであるので同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0020】46はレジスト印刷部で、第3実施例のT
ABテープ45の替わりに基板40にレジストを印刷し
たものであり、レジスト印刷部46は樹脂封止範囲に略
等しい大きさの方形環状に印刷されている。その他につ
いては第3実施例と略同じである。以上説明したように
本実施例においても、第3実施例と同じように基板40
に半導体チップ15を実装し封止用接着剤10を充填し
た際に、封止用接着剤10がレジスト印刷部46の外周
部のエッジ部で表面張力が働き、封止用接着剤10の流
出が阻止されるので、所望する形状に半導体チップ15
全体を樹脂封止することができる。尚、本実施例ではレ
ジストを方形環状に印刷したが、基板40の他の部分に
レジスト印刷が用いられる場合には、樹脂封止範囲に略
等しい大きさのレジスト無部を形成するように樹脂封止
範囲の外側をレジスト印刷してもよい。または、樹脂封
止範囲に略等しい大きさの方形状に、レジストを印刷し
て凸部を形成(半導体チップ15との接続パターン41
部をレジスト抜きし開口する)し、該凸部に半導体チッ
プ15を接着剤25により固定し、半導体チップ15の
端子部と接続パターン41とを細線でワイヤボンディン
グして接続することもできる。
【0021】次に、本発明の第5実施例を図5を用いて
説明する。図5は本発明の第5実施例の半導体チップの
封止構造を示す図で、(a)は基板の平面図、(b)は
封止後のC−C断面図である。尚、第5実施例は第3実
施例の一部を変更したものであり、その他については第
3実施例と略同じであるので同じ構成については同じ符
号を付し説明を省略する。
【0022】50は基板で、基板50には半導体チップ
15との接続パターン52をはじめ電子回路が形成され
ており、基板50には樹脂封止範囲の外側に長孔51が
形成されている。基板50にSMD部品(図示省略)等
が実装されはんだ付けされた後に、半導体チップ実装位
置53に半導体チップ15が接着剤25により固定され
る。固定された半導体チップ15は、半導体チップ15
の端子部と基板50の接続パターン52とが細線でワイ
ヤボンディングされ接続されている。そして、半導体チ
ップ15は外気から隔離するために樹脂系の封止用接着
剤10により固め半導体チップ15全体を樹脂封止す
る。
【0023】以上説明したように本実施例では、基板5
0に半導体チップ15を実装し封止用接着剤10を充填
した際に、封止用接着剤10が長孔51のエッジ部で表
面張力が働き、封止用接着剤10の流出が阻止されるの
で、所望する形状に半導体チップ15全体を樹脂封止す
ることができる。次に、本発明の第6実施例を図6を用
いて説明する。
【0024】図6は本発明の第6実施例の半導体チップ
の封止構造を示す図で、(a)は基板の平面図、(b)
は封止後のD−D断面図である。尚、第6実施例は第5
実施例の一部を変更したものであり、その他については
第5実施例と略同じであるので同じ構成については同じ
符号を付し説明を省略する。60は基板で、基板60に
は半導体チップ15との接続パターン62をはじめ電子
回路が形成されており、基板60には樹脂封止範囲の外
側に丸孔61がミシン目状に形成されている。基板60
にSMD部品(図示省略)等が実装されはんだ付けされ
た後に、半導体チップ実装位置63に半導体チップ15
が接着剤25により固定される。固定された半導体チッ
プ15は、半導体チップ15の端子部と基板60の接続
パターン62とが細線でワイヤボンディングされ接続さ
れている。そして、半導体チップ15は外気から隔離す
るために樹脂系の封止用接着剤10により固め半導体チ
ップ15全体を樹脂封止する。
【0025】以上説明したように本実施例においても、
第5実施例と同じように基板60に半導体チップ15を
実装し封止用接着剤10を充填した際に、封止用接着剤
10が丸孔61のエッジ部で表面張力が働き、封止用接
着剤10の流出が阻止されるので、所望する形状に半導
体チップ15全体を樹脂封止することができる。尚、丸
孔61の大きさ及び数量は封止用接着剤10の粘度等に
より決めればよい。
【0026】次に、本発明の第7実施例を図7を用いて
説明する。図7は本発明の第7実施例の半導体チップの
封止構造を示す図で、(a)は基板の平面図、(b)は
封止後のE−E断面図である。尚、第7実施例は第1実
施例と共通する構成については第1実施例と同じ符号を
付し説明を省略する。70は基板で、基板70には半導
体チップ15との接続パターン72をはじめ電子回路が
形成されており、基板70には樹脂封止範囲と略同じ位
置に粗面部(梨地)71が形成されている。基板70に
SMD部品(図示省略)等が実装されはんだ付けされた
後に、半導体チップ実装位置73に半導体チップ15が
接着剤25により固定される。固定された半導体チップ
15は、半導体チップ15の端子部と基板70の接続パ
ターン72とが細線でワイヤボンディングされ接続され
ている。そして、半導体チップ15は外気から隔離する
ために樹脂系の封止用接着剤10により固め半導体チッ
プ15全体を樹脂封止する。
【0027】以上説明したように本実施例においては、
基板70に半導体チップ15を実装し封止用接着剤10
を充填した際に、封止用接着剤10が粗面部71で流動
抵抗と表面張力が働き、封止用接着剤10の流出が阻止
されるので、所望する形状に半導体チップ15全体を樹
脂封止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板面に樹脂封止範囲と略同じ位置に形成された段差部
(凸部、半導体チップ実装基板、TABテープ、レジス
ト等)や孔(長孔、丸孔)のエッジ部により、封止用接
着剤に表面張力が働き封止用接着剤の流出が阻止され
る。また、前記基板の同じ位置に粗面部を形成すること
により、封止用接着剤に流動抵抗と表面張力が働き封止
用接着剤の流出が阻止される。従って、所望する半導体
チップの封止形状を容易に得ることができるので、実装
された電子部品に被さり部品を発熱させ封止用接着剤を
融かす不具合や部品破損の発生を防止することができる
ので品質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の半導体チップの封止構造
を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の半導体チップの封止構造
を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の半導体チップの封止構造
を示す図で、(a)はTABテープ貼付面の平面図、
(b)は封止後のA−A断面図である。
【図4】本発明の第4実施例の半導体チップの封止構造
を示す図で、(a)はレジスト印刷面の平面図、(b)
は封止後のB−B断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の半導体チップの封止構造
を示す図で、(a)は基板の平面図、(b)は封止後の
C−C断面図である。
【図6】本発明の第6実施例の半導体チップの封止構造
を示す図で、(a)は基板の平面図、(b)は封止後の
D−D断面図である。
【図7】本発明の第7実施例の半導体チップの封止構造
を示す図で、(a)は基板の平面図、(b)は封止後の
E−E断面図である。
【図8】従来の半導体チップの封止状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10・・・・・封止用接着剤 15・・・・・半導体チップ 16・・・・・細線 20、30、40、50、60、70・・基板 21・・・・・凸部 22、36、41、52、62、72・・接続パターン 23・・・・・下部基板 25・・・・・接着剤 35・・・・・半導体チップ実装基板 42、53、63、73・・半導体チップ実装位置 45・・・・・TABテープ 46・・・・・レジスト 51・・・・・長孔 61・・・・・丸孔 71・・・・・粗面部(梨地)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板はその外周部にエッジを有し、前記樹脂封止範
    囲に相当する大きさの段差部が形成され、該段差部上に
    前記半導体チップが載置されてなることを特徴とする半
    導体チップの封止構造。
  2. 【請求項2】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 その外周部にエッジを有し、前記樹脂封止範囲に相当す
    る大きさの半導体チップ載置基板と、 前記半導体チップ以外の電子部品が実装される本体基板
    とからなり、 前記半導体チップを載置した前記半導体チップ載置基板
    が、前記本体基板上に重ね固定されてなることを特徴と
    する半導体チップの封止構造。
  3. 【請求項3】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板上にはその外周部にエッジを有し、前記樹脂封
    止範囲に相当する大きさのTABテープが貼付けられ、
    該TABテープ上に前記半導体チップが載置されてなる
    ことを特徴とする半導体チップの封止構造。
  4. 【請求項4】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板上には前記樹脂封止範囲に相当する外周部の位
    置に、その外周部にエッジを有する環状のTABテープ
    が貼付けられ、該TABテープで囲まれた場所に前記半
    導体チップが載置されてなることを特徴とする半導体チ
    ップの封止構造。
  5. 【請求項5】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板にはその外周部にエッジを有し、前記樹脂封止
    範囲に相当する大きさにレジストが印刷され、該レジス
    ト上に前記半導体チップが載置されてなることを特徴と
    する半導体チップの封止構造。
  6. 【請求項6】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板上には前記樹脂封止範囲に相当する外周部の位
    置に、その外周部にエッジを有するレジストが環状に印
    刷され、該レジストで囲まれた場所に前記半導体チップ
    が載置されてなることを特徴とする半導体チップの封止
    構造。
  7. 【請求項7】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板に前記樹脂封止範囲に相当する外周部にエッジ
    を有する長孔が形成されてなることを特徴とする半導体
    チップの封止構造。
  8. 【請求項8】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板に前記樹脂封止範囲に相当する外周部にエッジ
    を有する小径孔がミシン目状に形成されてなることを特
    徴とする半導体チップの封止構造。
  9. 【請求項9】 基板上に半導体チップが載置され、該半
    導体チップ周辺が樹脂で封止されてなる半導体チップの
    封止構造において、 前記基板上には前記樹脂封止範囲に相当する外周部に面
    粗度の異なる部分が形成されてなることを特徴とする半
    導体チップの封止構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005944A (ja) * 1999-05-06 2001-01-12 Oberthur Card Systems Sas マイクロ回路を含むカードの製造方法
JP2007189182A (ja) * 2005-03-09 2007-07-26 Pioneer Electronic Corp 光検出半導体装置及びその製造方法
CN100336207C (zh) * 2003-05-07 2007-09-05 三洋电机株式会社 半导体装置及其制造方法
JP2015227870A (ja) * 2014-05-09 2015-12-17 株式会社フジクラ 半導体実装構造体

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