JPH10162473A - 集合型光ディスク装置 - Google Patents

集合型光ディスク装置

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Publication number
JPH10162473A
JPH10162473A JP32382296A JP32382296A JPH10162473A JP H10162473 A JPH10162473 A JP H10162473A JP 32382296 A JP32382296 A JP 32382296A JP 32382296 A JP32382296 A JP 32382296A JP H10162473 A JPH10162473 A JP H10162473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
position error
error information
accessor
error
Prior art date
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Pending
Application number
JP32382296A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yoshida
透 吉田
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NEC Yonezawa Ltd
Original Assignee
NEC Yonezawa Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yonezawa Ltd filed Critical NEC Yonezawa Ltd
Priority to JP32382296A priority Critical patent/JPH10162473A/ja
Publication of JPH10162473A publication Critical patent/JPH10162473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集合型光ディスク装置での誤差補正動作にお
いて、誤差補正動作における時間短縮により、装置の保
守性の向上をはかる。 【解決手段】 集合型光ディスク装置において、アクセ
ッサ制御部11は、収納庫3および光ディスクドライブ
の個別に割り振られたアドレスを昇順にすべての位置誤
差を測定する位置誤差測定手段と、個別のアドレスを指
定するアドレス指定手段と、測定した個別の位置誤差情
報を格納する不揮発性メモリ12と、格納された前記個
別の位置誤差情報を更新する誤差情報更新手段とを備え
ている。これにより、交換した収納庫3のブロックのみ
の誤差補正動作を行えば、すべてのブロックの誤差補正
動作を行う必要がなく、位置誤差測定が短時間で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク媒体を
アクセッサ機構を用いて目的の収納棚間で移動させる集
合型光ディスク装置に関し、特に指定ブロック誤差補正
機能を有する集合型光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合型光ディスク装置は、アクセ
ッサによる光ディスク媒体(以下、媒体という)を収納
する収納棚(以下、セルという)への位置決めの際に、
アクセッサ機構(以下、アクセッサという)がセルの理
論上の位置を知るための基準フラグ(エッジフラグ)を
有しており、アクセッサが基準フラグを有するセンサで
検出した後、予め定められた距離だけ離れた場所まで移
動し、減速・停止を行っている。
【0003】実際の装置では、この基準フラグとセルの
取り付け位置は寸法誤差を含んでおり、アクセッサに
は、実際にセルから媒体を取り出すための機構上に取り
付けられたセル、もしくはセルに対する取り付け寸法誤
差を十分小さく抑えた目標物を検出するセンサ(補正セ
ンサ)を備えている。そして、セルに対する媒体の出し
入れに先立って、基準フラグを検出した後に補正センサ
を検出するまでの距離を測定し、理論値との差を計算す
る。そして、セルに対する媒体の出し入れを行う際に、
基準フラグを検出してから減速・停止する距離を補正す
ることにより、部品の寸法や取り付け精度による誤差を
排除する。
【0004】この一連の動作を補正値の測定と呼んでお
り、補正値を測定する際には、保守用の特殊なコマンド
(通常はテスタから発行される)によって起動され、ま
ず、装置内の最若番のセルアドレスについて行われる。
その後、セルアドレスを順次インクリメントしていき、
すべてのセルの補正値の測定を行い、続いて、最若番の
デッキアドレスから全デッキについて行う。すなわち、
セルアドレスおよびデッキアドレスの補正値の測定はそ
れぞれ昇順に行われる。
【0005】この補正値の測定は、工場での装置立ち上
げ時や、ユーザー先での現地組立時に行われ、また、ア
クセッサ機構,セル,デッキ等が交換された場合や、試
験時にも行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の集合型
光ディスク装置は、装置立ち上げや、アクセッサ機構,
セル,デッキ等の交換の際に、アクセッサの停止位置に
対するセル,デッキの取り付け誤差を測定する必要があ
る。また、セルを1ブロック,デッキを1デッキ交換す
るような場合、交換セルブロック,デッキ部のみの誤差
を測定すればよいにもかかわらず、指定デッキのみ誤差
を測定する機能がなく、全セルブロックの誤差測定動作
を行うために長時間を要するという欠点があった。
【0007】発明の目的は、集合型光ディスク装置にお
ける誤差補正動作において、誤差補正動作に要する時間
を短縮することにより、保守性の向上をはかった指定ブ
ロック誤差補正機能を有する集合型光ディスク装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の集合型光ディス
ク装置は、目的の光ディスク媒体を収納棚から取り出し
て読み書きを行う集合型光ディスク装置において、前記
収納棚の交換に伴う誤差測定の際に指定の収納棚もしく
は指定のみの位置誤差を測定するとともに、その位置誤
差情報を格納しかつ更新し、指定された収納棚の位置誤
差を補正するようにしたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、光ディスク媒体を複数個
収納する収納棚と、前記光ディスク媒体に対し情報の記
録・再生を行う光ディスクドライブと、前記収納棚およ
び前記光ディスクドライブの相互で位置決めを行い前記
光ディスク媒体を移動させるアクセッサ機構であって、
このアクセッサ機構が位置決めの規準となるフラグを検
出するフラグ検出手段と、前記フラグからのアクセッサ
移動距離を計測する計測手段と、アクセッサの媒体を保
持する部分にあり収納棚の一部または全部をアクセッサ
の媒体を保持する部分との位置誤差を検出する位置誤差
検出手段とを有する集合型光ディスク装置において、前
記収納棚および前記光ディスクドライブの個別に割り振
られたアドレスを昇順にすべての位置誤差を測定する位
置誤差測定手段と、個別のアドレスを指定するアドレス
指定手段と、測定した個別の位置誤差情報を格納する位
置誤差情報格納手段と、格納された前記個別の位置誤差
情報を更新する誤差情報更新手段とを備えてい。そし
て、前記位置誤差情報格納手段が、不揮発性メモリから
なることを特徴とする。
【0010】これにより、指定のセルブロック、または
指定のデッキのみの誤差補正動作を行うことができるた
め、セルを1ブロック、デッキを1デッキ交換した場
合、交換により誤差の測定が必要となったセルブロッ
ク、デッキに対して、指定セルブロック、または、指定
デッキのみ、誤差補正動作を行うことにより、全セルブ
ロックの誤差補正動作を行わずして、誤差の測定を完了
することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態を示す集合
型光ディスク装置の構成図である。図1を参照すると、
本発明の集合型光ディスク装置のアクセッサ2は、収納
庫の左右方向を移動する台車と、台車上で上下方向に移
動できる媒体保持部(以下、ハンドという)1とからな
り、ハンド1上には位置検出手段である反射型センサ5
を有し、媒体4を収納する収納庫3の壁の有無を検出す
る。
【0013】アクセッサ2が位置決め動作を行う際の規
準となるエッジフラグは、上下用と左右用とからなり、
左右用エッジフラグ10は、筐体に固定されており、収
納庫3は所定の範囲内の寸法精度で取り付けられてい
る。また、上下用エッジフラグ9はアクセッサ2上に設
けられている。アクセッサ2の台車には、左右用エッジ
フラグ10を検出するエッジセンサ6を備え、ハンド1
には、上下用エッジフラグ9を検出するエッジセンサ6
を備えている。さらに、アクセッサ2上に設けられてい
る上下動作用モータ7と左右動作用モータ8は、それぞ
台車の左右方向への駆動とハンド1の上下方向への駆動
とを行う。
【0014】そして、各々のモータには回転角度に応じ
たタコパルスを発生するタコエンコーダを備え、モータ
の回転角度、すなわち台車の左右方向の移動距離とハン
ド1の上下方向の移動距離とを知ることができる。アク
セッサ2の位置決めの際には、エッジセンサ6がエッジ
フラグの切りかきを検出した場所を規準とし、モータが
所定のタコパルスを発生した所で停止している。
【0015】ここで、補正値を測定する場合は、まず、
テスタ13から補正値測定を行うコマンドが発行され
る。このコマンドには、パラメータとして全セルの測定
を行うことを示す記号か、もしくは測定したいセルの左
右方向と上下方向のアドレスを示す数値のいずれかが与
えられる。そして、パラメータが全セルを示す記号であ
るとき、まず、アクセッサ制御部11は、アクセッサ2
を最若番の左右アドレス,上下アドレスに粗い位置決め
を行い。続いて、その位置から、まず、左右方向に1セ
ル分の移動を行い、何カウントでセルの横方向の壁が反
射センサで検出できるかをカウントする。
【0016】その後、上下方向でも同様の測定を行い、
計算上のセルの壁が検出されるまでの予定カウントと比
較され、その差が左右方向,上下方向それぞれの補正値
となる。そして、アドレスを1づつ変化させて全セルの
測定を行い、アクセッサ制御部11内の不揮発性メモリ
12にその数値を格納する。
【0017】その際に、パラメータが特定のセルを示す
数値であった場合、アクセッサ制御部11は、アクセッ
サ2をその指定されたアドレスの1つのみの位置に位置
決めし、同様の測定を行い、その結果に基づいて不揮発
性メモリ12の内容を更新する。また、運用時には、あ
るセルへの位置決めを行う際に、まず、そのセルに対応
する補正値が不揮発性メモリ12から読み出され、予め
エッジを検出した後に、アクセッサ2を停止させるまで
のカウント数を補正して位置決めを行う。
【0018】これにより、本発明の集合型光ディスク装
置では、例えば、従来、セルを1ブロック交換した場合
に、図3に示すように、全セルブロックの誤差測定動作
(図中、セルフ゛ ロック番号[01]〜[40])を行
い、誤差測定動作において膨大な時間を要していたもの
が、図2に示すように、指定のセルブロックの誤差測定
動作(図中、セルフ゛ ロック番号[01]と[12])
のみでよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集合型光
ディスク装置は、指定セルブロック,指定デッキのみの
誤差を測定する機能を備えたことにより、交換を行った
セルブロックを指定した誤差補正動作を行うのみで、全
セルブロックの誤差補正動作を行わずに済むため、誤差
測定が短時間で済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合型光ディスク装置の一実施の形態
を示す構成図である。
【図2】図1の誤差補正動作順を説明する図である。
【図3】従来の誤差補正動作順を説明する図である。
【符号の説明】
1 ハンド(媒体保持部) 2 アクセッサ 3 収納庫 4 媒体 5 反射型センサ(位置検出手段) 6 エッジセンサ 7 上下動作モータ 8 左右動作モータ 9 上下用エッジフラグ 10 左右用エッジフラグ 11 アクセッサ制御部 12 不揮発性メモリ 13 テスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的の光ディスク媒体を収納棚から取り
    出して読み書きを行う集合型光ディスク装置において、
    前記収納棚の交換に伴う誤差測定の際に指定の収納棚も
    しくは指定のみの位置誤差を測定するとともに、その位
    置誤差情報を格納しかつ更新し、指定された収納棚の位
    置誤差を補正するようにしたことを特徴とする集合型光
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスク媒体を複数個収納する収納棚
    と、前記光ディスク媒体に対し情報の記録・再生を行う
    光ディスクドライブと、 前記収納棚および前記光ディスクドライブの相互で位置
    決めを行い前記光ディスク媒体を移動させるアクセッサ
    機構であって、このアクセッサ機構が位置決めの規準と
    なるフラグを検出するフラグ検出手段と、前記フラグか
    らのアクセッサ移動距離を計測する計測手段と、アクセ
    ッサの媒体を保持する部分にあり収納棚の一部または全
    部をアクセッサの媒体を保持する部分との位置誤差を検
    出する位置誤差検出手段とを有する集合型光ディスク装
    置において、 前記収納棚および前記光ディスクドライブの個別に割り
    振られたアドレスを昇順にすべての位置誤差を測定する
    位置誤差測定手段と、個別のアドレスを指定するアドレ
    ス指定手段と、測定した個別の位置誤差情報を格納する
    位置誤差情報格納手段と、格納された前記個別の位置誤
    差情報を更新する誤差情報更新手段とを備えることを特
    徴とする集合型光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記位置誤差情報格納手段が、不揮発性
    メモリからなることを特徴とする請求項2記載の集合型
    光ディスク装置。
JP32382296A 1996-12-04 1996-12-04 集合型光ディスク装置 Pending JPH10162473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32382296A JPH10162473A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 集合型光ディスク装置

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JP32382296A JPH10162473A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 集合型光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10162473A true JPH10162473A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18158995

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32382296A Pending JPH10162473A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 集合型光ディスク装置

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JP (1) JPH10162473A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202960A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社ダイフク 物品搬送設備
KR20220004294A (ko) * 2020-07-03 2022-01-11 세메스 주식회사 물품 보관 장치 및 그 제어 방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990615