JP3845582B2 - ライブラリ装置およびその記録媒体の標識読取り方法 - Google Patents

ライブラリ装置およびその記録媒体の標識読取り方法 Download PDF

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Description

技術分野
この発明は、複数種類の記録媒体を収納するライブラリ装置に関し、より詳しくは、高速に記録媒体の標識を読み取る構成を有したライブラリ装置とその標識読取り方法に関する。
背景技術
ライブラリ装置は大容量のデータを記憶でき、大量のデータを扱う各種の情報処理システムには無くてはならない装置である。この大容量のデータは、ライブラリ装置に収納された多数の磁気テープなどの記録媒体に記憶されている。
この磁気テープはカートリッジに収納して使用されるので、以下の説明では、磁気テープを収納したカートリッジを単にカートリッジと称する。このカートリッジは、ライブラリ装置内のセルと称する収納棚に個別に収納されている。上位装置からのデータの読取り、または書込み命令にもとづいて、多数の内から該当する磁気テープカートリッジに対するデータの書込または読取りが実行される。
具体的には、上位装置からの命令にもとづき、ライブラリ装置で該当するカートリッジが収納されているセルが特定される。そして、このセルに収納されているカートリッジは、カートリッジを掴み、保持する把持機能と、搬送機能とを有したアクセッサと称する搬送装置によって、ライブラリ装置内の記録/再生装置に搬送され、装填され、磁気テープに対してデータの読取りまたは書込みがなされる。
ここで、ライブラリ装置に収納されている個々のカートリッジと、このカートリッジが収納されているセルの位置が対応付けられているので、読取り/書込みに際して、該当するカートリッジを毎回、検索する必要はない。
このカートリッジとセルの対応付けは、以下の様に実行される。各カートリッジには、シリアル番号などのボリュームラベル情報が記録されたバーコードラベルが貼り付けられている。各カートリッジがライブラリ装置に収納される際に、このバーコードラベルが、アクセッサに搭載されている読取り装置によって読み取られる。この読取りは、ラベルに対して、読取り装置から読取り光を照射、走査して、バーコードによって変調を受けた反射光を受光し、電気信号に変換して信号処理することによって行われる。
この読取りは、読取り装置の移動を停止した状態で実行される。バーコードの読取りが誤りの場合は、読取り光の走査位置を変更するために読取り装置は再度移動し、バーコードの読取りを行う。このようにして、読取りを繰り返し、正しいバーコードデータを得た後に、空きセルにカートリッジが収納され、このセルとボリュームラベルとが対応付けられ、この対応関係が上位装置に送られる。以降は、上位装置からアクセスするセルの情報を含む命令がライブラリ装置に送られて来て、そのセル内のカートリッジがアクセッサによってアクセスされる。
このように、ライブラリ装置にカートリッジが収納される際に(以下、カートリッジがライブラリ装置に収納されることをカートリッジが投入される、と称し、カートリッジをライブラリ装置から取り出すことを、カートリッジを排出する、と称する)、このカートリッジのボリュームラベルが読み取られる。多数個のカートリッジが一時に投入される際にも、各々のカートリッジのボリュームラベルを好ましくは短時間に正確に読み取らなければない。
一方、情報処理装置で扱うデータ量が益々多くなって来ており、種々の記録媒体の記憶容量が大容量化されてきている。磁気テープにおいても、記憶容量を増やすために、従来の36トラック用の磁気テープに対して、ほぼ同じ形状のカートリッジに収納された128トラック用の磁気テープが使用される様になって来ている。
この128トラック磁気テープを使用すればライブラリ装置の記憶容量の大容量化が図れるが、従来から使用している36トラックの磁気テープのデータを128トラック磁気テープに置き換えるには、コストや作業時間が掛かる。
そこで、36トラックの磁気テープはそのままで使用でき、且つ128トラックの磁気テープも36トラックの磁気テープと混在して使用できるライブラリ装置が要望されている。
一方、磁気テープの種類が増えると、単にボリュームラベルだけでなく、種類を区別するための情報も必要になるので、カートリッジのラベルに記録される識別情報も増える。この識別情報が増える程、読取り誤りなどの発生が多くなることが予測される。そこで、読取り誤りが生じても、読取りの処理時間を長くしないために、従来の読取り方法よりも、高速に読取りが可能な方法が要望されている。
発明の開示
本発明は、上記の異なる仕様の磁気テープを混在して使用可能なライブラリ装置を提供することを目的とする。さらに、この異なる仕様の磁気テープの標識を読み取る方法であって、磁気テープの種別とボリュームラベルを読み取る方法を提供することを目的とする。
読取り処理で時間が掛かるのは、読取り誤りの際に再読取りする時や、次のカートリッジのバーコードラベルを読み取るために、読取装置を停止状態から起動して移動させるためである。そこで、本発明では、磁気テープカートリッジなどの記録媒体に付された各種のラベルなどの標識を、読取装置を移動させつつ読取り、読取りデータ中に全ての種類の標識のデータが含まれている場合には、標識が正しく読めた場合とし、もし、このデータ中に全ての種類の標識データが含まれていない場合には、さらに読取りを行うようにした。この様にしたので、再度読取装置を停止状態から起動して移動させる必要がなくなり、リトライ処理を実行できる。
また、本発明では、記録媒体をライブラリ装置に収納する場合に上記の読取りを行うようにした。この様にしたので、大量に記録媒体を収納する場合でも、短時間で標識の読取りを実行できる。
また、本発明では、記録媒体をライブラリ装置に収納する際の収納部に記録媒体の種別を設定する手段を設けた。この様にしたので、予め記録媒体の標識を読み取る際に、記録媒体の種別が分かっているので、各記録媒体に好適なリトライ処理を実行でき、標識の読取りを短時間で実行出来る。
発明を実施するための最良の形態
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1と図2を参照して、本実施例で使用するカートリッジを説明する。図1は従来から使用されている記録トラック数が36トラックの36トラック磁気テープを収納した36トラックカートリッジ10である。この36トラックカートリッジ10の側面には、この36トラックカートリッジ10を識別するためのシリアル番号などのボリュームラベルをバーコードで記録した通常バーコードラベル12が貼り付けられている。
図2は、本発明に係る実施例で使用する128トラックカートリッジ20である。この128トラックカートリッジ20の側面には、36トラックカートリッジ10と同様に、シリアル番号などのボリュームラベルをバーコードで記録した通常バーコードラベル12が貼り付けられている。さらに、36トラックカートリッジ10と区別するために、カートリッジの種類を示す拡張バーコードラベル22が通常バーコードラベル12と同じ側面に貼り付けられている。この拡張バーコードラベル22は、128トラックカートリッジ20のみを使用するライブラリ装置では、貼りつける必要のないラベルであり、本発明に係る本実施例に特有のラベルである。
本実施例では、この2種類のカートリッジを使用する場合を説明するが、この工夫によって、カートリッジの種別が可能になっている。ここで、36トラックと128トラックのカートリッジ10、20を混在して使用する場合の問題を以下に説明する。
すなわち、36トラックカートリッジ10の通常バーコードラベル12をエラー無く読み取った場合と、128トラックカートリッジ20の拡張バーコードラベル22を読み落とし、通常バーコードラベル12のみを読み取った場合との違いが判定できない問題である。
ここで、36トラックカートリッジ10のバーコードラベルを正しく読み取った場合にも、128トラックカートリッジ20の拡張バーコードラベル22を読み落とした場合に、従来技術と同様のリトライ処理、すなわちバーコードリーダを上下方向に移動して、再読取りを行なったのでは、読取り操作に時間が掛かる。さらに、このリトライ処理は、36トラックカートリッジ10を多く使用すればする程、回数が多くなり、益々読取り操作時間が長くなる不都合が生じる事になる。
そこで、この問題に対処するために、以下の対策を行っている。
(1)異なる種類の磁気テープカートリッジを使用する場合には、リトリトライ回数が増えるので、読取り方法自体を高速化する。
(2)混在して使用する場合であっても、ラベル以外の手段でカートリッジを識別できるようにし、リトライ回数を増やさない構成とする。
以下に詳細に説明する第1の実施例は、上記(1)の考えに基づくものであり、第2の実施例以降は、上記(2)の考えに基づくものである。
〔第1の実施例〕
先にのべた36トラックカートリッジ10、128トラックカートリッジ20を混在して格納し、使用できる本発明の実施例に係るライブラリ装置の概略外観を図3に示す。ライブラリ装置50は、大きくは3種類のフレームで構成されている。
第1のフレームは、DEEドラムフレーム52とドラムフレーム54である。これらの各フレーム内には、本実施例では7角柱の回転型ドラムが配置されており、ドラムの各面に多数のセルが設けられている。
DEEドラムフレーム52には、各々扉62とDEEオペレータパネル63が設けられており、この扉を開けて装置外から直接、後述するドラムにカートリッジを投入し、またはドラムからカートリッジを取り出すことができる。すなわち、このDEEドラムフレーム52は、ダイレクト・エントリ・イグジット(以下、DEEと称する。DEEは、Direct Entry Exitの略。)の機能を有しており、カートリッジを大量にライブラリ装置50に投入したり、または排出する場合に使用できる。
一方のドラムフレーム54は、DEEドラムフレーム52と同様に回転型ドラムを有しているが、カートリッジを直接投入、排出するのが目的ではなく、多数のカートリッジを収納することが主目的である。
第2のフレームは、DEEドラムフレーム52、ドラムフレーム54の間に配置されたMTUフレーム56(MTUはMagnetic Tape Unitの略)である。このMTUフレーム56には、複数の磁気テープ記録装置が配置されており、装填された磁気テープに対してデータの書込み、読取りがなされる。
第3のフレームは、ライブラリ装置50の両端部に配置したガレージフレーム58、60である。このガレージフレーム58、60は、壁面に多数のセルを有するとともに、カートリッジを搬送する搬送ロボットであるアクッセサを退避させておくスペースを有したフレームである。さらに、ガレージフレーム60には、少数のカートリッジを投入するための投入口であるCASエントリ61、排出口であるCASイグジット66が設けられている。このCASは、Cartridge Access Stationの略である。
これらの3種類のフレームに加え、ライブラリ装置50には、オペレータがこのライブラリ装置50に各種の操作するためのコンソール68が配置されている。このコンソール68から、カートリッジの投入/排出の指示をライブラリ装置50に出すことが可能となっている。
つぎに、図4を参照してライブラリ装置50の内部構成をさらに詳細に説明する。図4は、図2と同じ方向からライブラリ装置50の内部を見た図であり、コンソール68は図示されていない。
ドラムフレーム54、DEEドラムフレーム52には各々ドラム80が配置されている。このドラム80は、ドラム80の所望の面が図示の様に正面を向く様に電動モータによって回転制御される。ドラム80は、本実施例の場合には7面を有しており、各面に多数のセル82が配置されている。
この2個のドラムフレーム54の間に配置されたMTUフレーム56には、複数の磁気テープ記録装置84が設置されている。本実施例では、この磁気テープ記録装置84が8台設置されている。
各ガレージフレーム58、60には、図4では各々アクセッサ110が移動、停止して収納されている。このガレージフレーム58、60の壁面には多数のセル86が配置されている。
これらセル82、86に収納されたカートリッジをライブラリ装置50内で搬送するアクセッサ110は、本実施例では2台使用する構成としている。この理由は、2台のアクセッサ110で搬送することで搬送効率を向上させるためと、1台が故障しても他の1台でカートリッジを搬送でき、ライブラリ装置50の信頼性を向上させるためである。
このアクセッサ110は、下端部にベース100を有し、ベースの側端面に設けたローラ102を回転させることによって、ライブラリ装置50の底部に敷設したレール90上を指定された距離だけ移動するように制御される。このベース100には支柱103が設けられ、支柱103内にはエレベータ機構が配置されており、バーコードリーダ106、把持機構108を搭載したキャリッジ104を上下方向に昇降させることが可能となっている。この把持機構108は、カートリッジを掴み、保持するための機構である。
このアクセッサ110やキャリッジ104の位置は、図4に示した座標系XYZによって指定される。X方向はレール90に沿う方向で、Y方向は上下方向である。Z方向は、レール90に直交する方向であり、特に、ガレージフレーム58の図示したセルが配置された面を0側、対向する面側を1側と名付けている。
つぎに、図5を参照して、このライブラリ装置50の制御系の概略を説明する。ライブラリ装置50の制御系は、大きくは4つの部分からなる。
1つ目は、アクセッサ110の移動やキャリッジ104の動作の制御である。
2つ目は、ドラムフレーム54、DEEドラムフレーム52の制御である。
3つ目は、上位装置300とコンソール68間のデータの遣り取りである。
4つ目は、上位装置300とカートリッジ間のデータの遣り取りである。
以下、順次詳細に説明する。
1つ目の、アクセッサ110の移動やキャリッジ104の動作の制御に関して説明する。上位装置300からインタフェース部200を介して、制御部210に所定のセル位置へのアクセス命令が来ると、制御部210は、データ記憶部220に記憶されている、各セルのX、Y、Zの各方向の位置情報を読み取る。このXYZ方向の位置情報と、データ記憶部220に記憶されている現在のアクセッサ110及びバーコードリーダ106の位置とから、制御部210で所定のセルにアクセスするために必要なアクセッサ110のX方向、バーコードリーダ106のY方向の移動量が計算される。この計算された移動量にもとづいて、制御部210はX方向駆動部150を制御し、モータ152はローラ102をX方向に所定距離分だけ回転駆動する。Y方向についても同じく、制御部210はY方向駆動部154を制御し、モータ156はキャリッジ104をY方向に所定距離分だけ昇降する。Z方向についても同様に、制御部210はZ方向駆動部158を制御し、モータ160はZ方向にバーコードリーダ106、把持機構108を所定距離分だけ移動させる。また、このZ方向駆動部158は、バーコードリーダ106、把持機構108を0側または1側に方向転換させるためのモータ161も駆動制御する。
これらのX方向駆動部150、Y方向駆動部154、Z方向駆動部158によって、バーコードリーダ106は所定のセル位置に位置決めされる。なお、図5には、2台のアクセッサ110の内、1台分のみ示している。
また、制御部210はバーコードリーダ106の制御を行う。この制御には、バーコード読取りのための読取り光のオン・オフ制御や走査の制御が含まれる。また、制御部210は、把持機構108の制御も行う。この制御には、セル内のカートリッジ10または20を掴むための把持機構の移動、把持動作、保持動作の制御を含む。さらに、制御部210には、バーコードリーダ106で読み取ったデータが通常バーコードラベル12か拡張バーコードラベル22のデータかの判定を行う判定部を有している。この判定は、読み取ったデータの長さで容易に判定可能である。
つぎに、2つ目のドラムフレーム54、DEEドラムフレーム52の制御を説明する。この各ドラムフレーム52、54の制御は、扉62(図3参照)の開閉や、回転ドラム80の所定面の選択、カートリッジ投入終了後に、回転ドラム80の所定面をアクセッサ110に対面させるための回転ドラム80の回転制御などである。DEEオペレータパネル63から、カートリッジ投入指示の命令が入力されると、扉62のロックが開放され、ドラム駆動部166を介してモータ168によって回転ドラム80の所定の面が、扉62側に対面位置に回転移動する。投入終了の指示する命令を入力すると、この所定の面は、アクセッサ110に対面する様に回転制御される。この、回転ドラム80の回転制御情報は、ドラム制御部64から制御部210にも入力され、アクセッサ110の制御情報となる。ここで図5を分かり易くするため、各フレーム52、54を各々1つのみ図示した。
つぎに3つ目の上位装置300とコンソール68間のデータの遣り取りについて説明する。本実施例では、コンソール68は、上位装置300に直接、接続された構成としている。上位装置300からの命令などのステータス状態がコンソール68のディスプレイに表示され、また、ライブラリ装置50側での異常処理などがコンソール68から上位装置300に通知される。
つぎに、4つ目の上位装置300とカートリッジ間のデータの遣り取りについて説明する。磁気テープ記録装置84は、記録装置制御部310によって制御される。アクセッサ110によって磁気テープ記録装置84に装填されたカートリッジに対して、上位装置300からの書込みデータが書き込まれ、また、カートリッジから読み取られたデータが上位装置300に伝送される。ここで、図5を分かりやすくするために、磁気テープ記録装置84は1つのみ図示した。
以上で本発明の実施例のライブラリ装置50の概要を説明した。
次に、DEEドラムフレーム52を介してカートリッジ10、20を投入する際のバーコードの読取り処理を図6と図7を参照して詳細に説明する。
図6は、DEEドラムフレーム52内のドラム80を装置内部から扉62に向かう方向に見て、アクセッサ110とドラム80を表した図である。図7は、この投入処理のフローチャートである。以下の括弧内の数字は図7の各ステップを示す。
ライブラリ装置50が投入処理可能状態になるとオペレータからの投入処理の操作指示待ちとなる(図7の400、410)。オペレータは、図3のDEEドラムフレーム52の扉62の左隣にあるDEEオペレータパネル63から、カートリッジ10、20の一括投入作業に入ることをライブラリ装置50に通知する(図7の420)。この通知によって、ドラム80の1面が、扉62(図3参照)面に対向する様に回転する(図7の430)。その後、オペレータは、図6に示した投入方向から、ドラム80の多数のセルにカートリッジ10、20を装填する。装填を終えると、オペレータはDEEオペレータパネル63から、投入操作を終えたことをライブラリ装置50に通知する(図7の440)。この投入操作が終了すると、カートリッジ10、20が装填されたA面が、アクセッサ110に対向する様にドラム80が回転し(図7の442)、またアクセッサ110はX方向に移動し、キャリッジ104がY方向に移動して、バーコードリーダ106は読取り開始位置に位置決めされ(図7の444)、バーコードの読取りが開始される(図7の450)。
バーコードリーダ106がバーコードを読み取ると、制御部210(図5参照)では、そのカートリッジ10または20を収納する空きセル情報をデータ記憶部220(図5)から読取り、カートリッジ10または20の識別情報とセル情報とを上位装置300に送り、上位装置300に登録する(図7の460)。つぎに、投入した全てのカートリッジ10、20の登録を終えると(図7の470)、各カートリッジ10、20を、対応付けた各セルに搬送する(図7の475)し、投入処理を終了する(図7の480)。
つぎに、上記したバーコードの読取り(図7の450)処理について説明する。このバーコードの読取り処理は主に、バーコードリーダ106の読取り動作と読み取ったデータからカートリッジ10または20の標識のデータの確定から成る。
このバーコードリーダ106の読取り動作について、図8から図10を参照して以下に詳細に説明する。
図8は、図6に示したドラム80のA面のセルに収納されたカートリッジ10、20に対向して、バーコードリーダ106が下方向に移動している状態を示している。ドラム80のセル中に、図示の如く、36トラックカートリッジ10や128トラックカートリッジ20が混在して収納され、一部のセルは空き状態となっている。
図9は、このバーコード読取り動作のフローチャートを示す。このフローチャートに従って、動作を示す。以下の括弧内の数字は図9の各ステップを示す。
カートリッジの投入が終了すると読取り可能になり(500)、制御部210(図5参照)からのバーコードリーダ106の移動命令待ちとなり、移動命令がくると(505)、キャリッジ104は初期位置から図8では下方向に移動し、バーコードリーダ106も移動する(510)。このキャリッジ104は、Y方向駆動部154およびモータ156(図5参照)によって移動され、移動量は制御部210に送られる。制御部210では、送られてきた移動量と初期位置とから、バーコードリーダ106がカートリッジ10または20のバーコードを読み取れる位置に到達したか否かを判定する(515)。バーコードリーダ106が読取り可能位置に到達した際に、バーコードリーダ106は、移動しつつ、読取り光をカートリッジに向け照射し、反射光を受光する(520、525)。ここで、データ取り込みが完了していない場合、たとえば図8で、読取り光の走査位置が、バーコードリーダラベル位置外である様な場合には、再度読取り光を走査する。
つぎに、読取りデータが正常な場合(530)、キャリッジ104が移動終了位置まで移動したか否か判定する(532)。キャリッジ104が移動終了位置に達していれば、キャリッジ104の移動を停止し(535)、正常終了の判定をコンソール68等に通知し(540)、読取り処理を終了する(550)。
キャリッジ104が移動終了位置に達していない場合には(532)、再度、図9の515のステップに戻る。
一方、読取りデータが正常でない場合(530)、キャリッジ104の位置が移動終了位置か否か判定し(560)、移動終了位置でない場合には再度データの取り込みを行う(525)。図9の560で、移動終了位置に達していれば、キャリッジ104の移動を停止し(565)、バーコードが読めなかったので、コンソール68等へ異常処理の通知を行い(570)、読取り処理を終了する(550)。
尚、ドラム80のA面には縦にセルが3列配列されているので、1列の読取りを終了すると、アクセッサ110はX方向に移動する。つぎに、今度の列の読取りの際には、先の列の読取りと逆の方向にキャリッジ104は移動する。この様に、A面のカートリッジを読み取る際には、アクセッサ110全体の移動には時間が掛かるので、最小限の移動、移動回数に抑えている。また、キャリッジ104についても各列の読取りに際して、Y方向の同じ原点に復帰しても良いが、最小限の移動に抑え、処理時間を短くすることが好ましい。
ここで、キャリッジ104の速度制御について、図10を参照して説明する。図10は、横軸はキャリッジ104の位置を縦軸はキャリッジ104の移動速度を示す。キャリッジ104の速度制御は、移動速度を加速させる加速領域、一定速度で移動させる定速領域、減速させる減速領域からなる。ここで、減速領域で読取り光を放射して読取りを行うように実施している。この低速領域で読取りを行うようにしているので、キャリッジ104の移動に伴う振動の影響が少なくバーコードリーダ106からの読取り光のふらつきが少なくなり、読取り誤りなどが少なく安定した読取りが実施できる。
つぎに、図11から図20を参照して、読み取ったデータからカートリッジの標識を判別する方法について説明する。
図11から図17は、バーコードラベルを貼りつけたカートリッジの面を図示したものであり、バーコードラベル位置と読取り用の読取り光の走査位置との位置関係に応じて、読取られたデータに含まれるバーコード情報が変ることを説明するためのものである。ここで、図13から図17は、いずれかのラベルを読み取れなかった場合を例示したものである。
また、図18から図20は、読取りを最大3回まで行う場合に得られる読取りデータと、そのカートリッジの確定標識との対応付けを示す図である。
図11と図12は、カートリッジ10、20の各々のバーコードラベルのバーコード上を正しく読取り光が走査した場合を示す図である。
図13は、36トラックカートリッジ10の通常バーコードラベル12を読み取れなかった場合の読取り光の走査位置を示す図である。
図14から図17は、128トラックカートリッジ20のいずれかのラベルを読み取れなかった場合の各々のラベル12、22の位置と読取り光の走査位置を示す図である。図14と図15は、拡張バーコードラベル22のみが読み取られる場合で、図14は拡張バーコードラベル22が基準の位置より下方向に貼られた場合であり、図15は通常バーコードラベル12が基準の位置より上方向に貼られた場合である。
図16は、通常バーコードラベル12のみが読み取られた場合で、拡張バーコードラベル22が基準位置より下方向に貼られている場合である。
図17は、いずれのバーコードラベルも読み取れなかった場合である。
たとえば、図14の様に拡張バーコードラベル22のみを読み取った場合には、従来ではバーコードリーダ(例えば、図8に示す本発明のバーコードリーダ106と同様のバーコードリーダ)を上方向に移動させて、読取りをリトライしていた。また、図16に示す様に通常バーコードラベル12のみを読み取った場合には、バーコードリーダを下方向に移動させて、読取りをリトライしていた。すなわち、いずれかのラベルを読取りできなかった場合には、他のラベルの位置を推定して上または下方向にバーコードリーダを移動させて、読取りをリトライしている。
したがって、一旦バーコードリーダを停止させる必要があったために、再読取りを行う場合には、停止から起動して移動するために時間が掛かかる。したがって、異なる種類のカートリッジを混在させて使用するライブラリ装置には、不都合であった。
一方、本発明の読取り方法では、バーコードリーダ106を一旦停止することなく、一方のラベルを読み取れない場合には再度読取りを行うので(図9参照)、バーコードリーダ106を再起動して移動させる必要が無く、短時間でバーコードラベルを読み取ることが可能となる。
つぎに、本実施例で採用しているカートリッジ10または20のラベルの読取りデータと、そのカートリッジ10または20のバーコードラベルの確定データとの対応付けを図18から図20を参照して説明する。
本発明に係る本実施例では、カートリッジのラベル読取りの回数をリトライを含めて3回までとしている。
図18から図20の図中の用語を説明する。“データなし”は、バーコードが読み取れなかった場合を示し、“通常データ”は通常バーコードラベルのデータを示し、“拡張データ”は拡張バーコードラベルのデータを指し、“拡張+通常データ”は両方のバーコードラベルのデータを指す。また、“通常ラベル”は通常バーコードラベルを、“拡張ラベル”は拡張バーコードラベルを指し、“拡張+通常ラベル”は拡張バーコードラベルと通常バーコードラベルとを指す。斜線は、その回の読取りを行わないことを示す。
つぎに、読み取られたデータを場合分けすると、データが読み取れず“データなし”の場合、“通常データのみ”の場合、“拡張データのみ”の場合、“拡張データと通常データの両方”の場合の4通りになる。
この対応付けの仕方を以下に列挙する。
ここで、いずれかの読取りで、通常データと拡張データが読み取れた場合は、以降の読取りは行わず、その読取りデータは、128トラックカートリッジとボリュームラベルであると確定する。
1回目の読取りで、データを読み取れなかった場合を図18に、通常バーコードラベルのデータのみを読み取れた場合を図19に、そして拡張バーコードラベルのデータのみを読み取った場合を図20に各々示す。そして、上記した様に、読取りデータが“拡張データと通常データ”であれば、データを確定させ、以降の読取りは行わない。
図18を参照して、1回目の読取りで、データが読み取れなかった場合を説明する。この場合は、1回目の読取りでデータが読み取れなかったので、図9のステップ530からステップ560を経由して、ステップ525に戻り再度読取りを行う。この時に、バーコードリーダ106は一旦停止せずに、同一方向に移動しつつ、再度読取りを行う。
この2回目の読取りデータも4つの場合がある。
(1)2回目の読取りでデータなしの場合
3回目の読取りをバーコードリーダ106を移動させつつ行う。
この3回目の読取り結果を場合分けして説明する。
・データなしの場合: ラベルなしとの判定する。
・通常データのみ読み取れた場合: 通常ラベルのみと判定し、カートリッジは36トラックカートリッジ10であって、その読取りデータが通常バーコードラベル12のボリュームラベルであると確定させる。
・拡張データのみ読み取れた場合: 拡張ラベルのみと判定し、カートリッジは128トラックカートリッジ20ではあるが通常バーコードラベル12が読み取れなかったと判定する。
・拡張データと通常データの両方が読み取れた場合には、そのカートリッジには拡張ラベルと通常ラベルは貼られていると判定し、そのカートリッジは128トラックカートリッジ20であって、通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
(2)2回目の読取りで通常データのみ読み取った場合
この場合は、そのカートリッジは36トラックカートリッジ10か128トラックカートリッジ20かを確定出来ないので、3回目の読取りをバーコードリーダ106を移動させつつ読み取る。
以下にこの3回目の読取り結果を場合分けして説明する。
・データなしの場合: そのカートリッジには通常ラベルのみが貼られていると判定し、36トラックカートリッジ10で通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
・通常データのみの場合: そのカートリッジには通常ラベルのみが貼られていると判定し、36トラックカートリッジ10で通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
・拡張データのみの場合: この場合は、2枚のバーコードラベルが、たとえば図16に示す様な位置関係に貼り付けられて、バーコードリーダ106を下方向に移動させて読み取る場合である。2回目の読取りで図示の矢印方向に読取り光を走査し、3回目の読取りで拡張バーコードラベル22のみを走査することになる。したがって、この場合は、カートリッジは128トラックカートリッジ20であり、通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
・拡張データと通常データの場合: 拡張データと通常データの両方が読み取れた場合には、そのカートリッジには拡張ラベルと通常ラベルは貼られていると判定し、そのカートリッジは128トラックカートリッジ20であって、通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
(3)2回目の読取りで拡張データのみ読み取った場合
この場合には、カートリッジは128トラックカートリッジ20であることは判定出来るが、ボリュームラベルが確定できないので、3回目の読取りをバーコードリーダ106を移動させつつ読み取る。
以下にこの3回目の読取り結果を場合分けして説明する。
・データなしの場合: この場合は、拡張ラベルのみがカートリッジに貼られていると判定する。
・通常データのみの場合: 2回目の読取りした拡張データと3回目のこの通常データとを合わせて判定し、このカートリッジは128トラックカートリッジ20であり、通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
・拡張データのみの場合: この場合は、拡張データのみがカートリッジに貼られていると確定する。
・拡張データと通常データの場合: 拡張データと通常データの両方が読み取れた場合には、そのカートリッジには拡張ラベルと通常ラベルは貼られていると判定し、そのカートリッジは128トラックカートリッジ20であって、通常バーコードラベル12の情報をボリュームラベルと確定させる。
以上で1回目の読取りがデータなしの場合を説明した。
同様に、1回目の読取りデータが通常データのみの場合や拡張データの場合にも3回目の読取りまでで各々図19および図20に示す様に読取りデータに対して確定データを対応させる。
この図18から図20の中で、最終的に36トラックカートリッジ10であると確定するのは、610から670の7つの場合であり、その内で、640、650、660、670の4つは最初の読取りで正しく通常バーコードラベル12が読み取られており、620、630の2つは2回目の読取りで正しく通常バーコードラベル12が読み取られており、それ以降の読取りは混在でカートリッジを使用していない場合には、不要な読取りである。
このように、36トラックカートリッジ10と128トラックカートリッジ20を混在させた場合には、読取り回数が増え、混在させない場合に比べて、バーコードの読取りに時間が掛かることになる。しかし、本実施例ではバーコードリーダ106を停止すること無く、バーコードラベルを読む様にしたので、この読取り時間を短くすることが可能となる。
以上の第1の実施例では、読取り回数を最大3回とした。この回数を増減することは確定データの信憑性と読取りに掛かる時間とのトレードオフであり、この最大読取り回数を4回以上または2回以下にしてもよい。
また、第1の実施例では、ドラム80のセルに収納されたカートリッジを読み取る場合のみを説明したが、ライブラリ装置50に収納されたカートリッジやCASエントリ61に投入されたカートリッジのバーコードラベルを読み取る際にも使用できる。
また、第1の実施例では、バーコードリーダとしてレーザ方式のものを使用した。すなわち、光源である半導体レーザからのレーザ光をスキャニングミラーで往復走査させる方式のバーコードリーダである。バーコードリーダとしては、LEDアレイまたは白色ランプを光源に使用し、バーコードラベルからの散乱反射光をCCDアレイで受光するCCD方式のものを使用しても良い。
また、第1の実施例では、バーコードラベルにバーコードと文字を2段に記録したラベルを使用したが、バーコードと文字を一列に配置したバーコードラベルであっても良い。また、コードには文字種が数字だけのものであっても(たとえばコード名JAN,Japanese Article Numberやコード名ITF,Interleav−ed Two of Five)、英数字と記号(たとえばCODE 39)、数字と記号(たとえば、CODEBAR(NM−7))などのものであっても良い。
また、第1の実施例では、アクセッサ110に搭載したバーコードリーダ106でドラム80のセルに収納されたカートリッジのバーコードラベルを読み取る構成と方法としたが、DEEドラムフレームにドラム80のセルに収納されたカートリッジを専用に読取るバーコードリーダを設けても良い。
また、第1の実施例では、キャリッジ104の速度制御を加速領域、定速領域、減速領域に分けて制御し、この減速領域で読取りを行っているが、加速領域と減速領域に分けて制御して、この減速領域で読取りを行う様にしても良い。
また、キャリッジ104の位置と各セルの位置は、データ記憶部220に記憶されており、またバーコードリーダ106の移動も定められた制御で行われ移動速度が既知である。したがって、バーコードリーダ106がセルのバーコードを読み取れる位置に到達するまでの時間を制御部210で予測可能であり、この予測された時間にもとづいて、バーコードリーダ106の読取り開始、終了を各セル毎に行っても良い。
また、第1の実施例では、記録媒体として36トラックカートリッジ10、128トラックカートリッジ20を混在させた場合を説明したが、ビデオテープや光ディスクなど他の記録媒体を使用することも可能である。この他の記録媒体を使用する場合には、磁気テープ記録装置84に相当する記録再生装置をライブラリ装置50内に配置すれば良い。
また、ラベルの種類を増やして、さらに他種類の記録媒体を混在させても良い。
以上の第1の実施例によって、(1)異なる種類の磁気テープカートリッジを使用する場合には、リトライ回数が増えるので、短時間で読取りを可能とする読取り方法について詳細を説明した。
つぎに、(2)混在して使用する場合であっても、ラベル以外の手段でカートリッジを識別できるようにする構成についての実施例を第2の実施例として図21、図22および図23を参照して、以下に詳述する。
この第2の実施例は第1の実施例に加えて、図21に示す様に、カートリッジを投入する投入部であるドラム80に識別用手段を設ける構成としたものである。図21はライブラリ装置50のドラム80の各面に、縦方向の列に対応させその列のセルに収納するカートリッジの種別を表示する表示器700、710、720等を配置した構成を示す図である。この表示器の構成を表示器700を例に説明する。表示器700は、3接点スイッチ703と表示ランプ702と704とで構成され(図22も参照)、表示ランプ702が点灯時に“128”の表示がなされ、表示ランプ704が点灯時に“36”の表示がなされる。また表示ランプ702、704と3接点スイッチ703が連動し、表示ランプのいずれかを押下すると、3接点の中立接点が選択され更に押下されると押下された一方のランプのみが点灯する。
他の表示器710、720等も同様であり、ドラム80の他の面の各列にも同様の表示器が配置されている。
図21では、表示器700の表示ランプ702が点灯し“128”が表示されており、表示器710の表示ランプ714が点灯し“36”が表示されている。表示器720は、中立接点が選択されており、表示ランプ722、724のいずれもが点灯していない。
この表示によって、オペレータは、表示器700の列のセルには128トラックカートリッジ20を、表示器710の列のセルには36トラックカートリッジ10を、表示器720の列のセルには混在して、それぞれカートリッジを収納することが可能となる。
つぎに、各列について、カートリッジのバーコードラベルの読取りを順に説明する。
(1)“128”が表示された列の読取り動作。
この列のセルには、128トラックカートリッジ20のみが収納されている。図22に示す様に、表示ランプ702に連動した3接点スイッチ703の情報が制御部210を経由してデータ記憶部220に入力され、ドラム80の該当面のこの表示器700の列の位置とカートリッジの種別(すなわち、128トラックカートリッジ20)が記憶される。
図7に示したステップ440の投入処理の終了が、制御部210に通知されると、読取り処理が開始される。
アクセッサ110がこの表示ランプ700の位置に移動し、バーコードの読取りが開始される(図9のステップ520)。
以降、図18から図20に示した読取りデータと確定データの対応付けによってカートリッジの識別がなされる。
(2)“36”が表示された列の読取り動作。
この列のセルには、36トラックカートリッジ10のみが収納されている。図22に示す様に、表示ランプ714に連動した3接点スイッチ713の情報が制御部210を経由してデータ記憶部220に入力され、ドラム80の該当面のこの表示器710の列の位置とカートリッジの種別(すなわち、36トラックカートリッジ10)が記憶される。
(1)の“128”が表示された列の読取り動作と同様にバーコードラベルの読取りがなされるが、この列には128トラックカートリッジ20が混在して収納されていないので、図18から図20に示した読取りデータと確定データの対応付けのうち、拡張バーコードラベルのデータは出現しない。この場合の読取りデータと確定データの対応付けは図23に示す様に、通常データが読み取れた際にデータは通常ラベルと確定され、読み取ったデータがそのカートリッジのボリュームラベルとなる。
(3)“128”も“36”も表示されていない列の読取り動作。
この列の読取りは、第1の実施例と同様の読取り操作を行う。
この第2の実施例では、第1の実施例に比べて、36トラックカートリッジ10の読取りが簡単になり、読取り動作の高速化が可能となる。
この第2の実施例では、ドラム80の各列に対して、表示ランプを配置したが、図24に示す様に、1面に対して表示ランプ700を1個配置する様に構成しても良い。
また、図21の様に各列に表示ランプを設けた面、図24の様に1個の表示ランプを設けた面をドラム80に混在させても良い。
また、ドラム80の列の途中に表示ランプを設けて、収納するカートリッジの種類の区別する様にしても良い。
つぎに、図25を参照して、第3の実施例を示す。
この第3の実施例も、収納するカートリッジの種類を区別するための構成に関する。第1の実施例ではドラム80の各セルはドラム80に固定された構成であった。この第3の実施例のドラム750は、取扱を容易にするために、多数のセルを有した取り外し可能なマガジン760と称する収納体、すなわちカートリッジを投入する投入部が装填出来る構成となっている。
このマガジン760に収納するカートリッジの種類に応じて、フラグの位置を変更できる様に構成してある。図25のフラグ780はこのマガジン760に128トラックカートリッジ20を収納する場合の取り付け状態を示し、点線で示したフラグ785の取り付け状態は、このマガジン760に36トラックカートリッジ10を収納する場合を示す。これらのフラグ780、785の位置に応じて、ドラム750側にスイッチに連動した検出ピン765、770が配置されており、マガジン760が128トラックカートリッジ20か36トラックカートリッジ10のいずれが収納されているかが検出できる様になっている。なお、前述のスイッチのON/OFFの信号は制御部210に通知される。
この第3の実施例では、マガジン760に収納されるカートリッジの種類をフラグ780または785の位置で表示して、オペレータが種類別にカートリッジを装填にし、その種類をライブラリ装置50に通知できる様に構成した。したがって、第2の実施例と同様に、36トラックカートリッジ10の読取り動作の高速化が可能となる。
産業上の利用可能性
以上、説明した様に、本発明に係るライブラリ装置およびこのライブラリ装置に収納する記録媒体の標識の読取り方法は、種類の異なる記録媒体を混在させても、読取り処理に掛かる処理時間を増加させることなく読取り処理を行える。したがって、本発明は、複数種類の記録媒体を収納して使用するライブラリ装置およびその記録媒体の標識の読取り方法への適用に適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係るライブラリ装置に収納される36トラック磁気テープカートリッジの外観概略を示す図である。
図2は、本発明に係るライブラリ装置に収納される128トラック磁気テープカートリッジの外観概略を示す図である。
図3は、本発明に係るライブラリ装置の外観の概略図である。
図4は、図3に示したライブラリ装置の内部を示す概略図である。
図5は、図3に示した本発明に係るライブラリ装置の制御系を示すブロック図である。
図6は、図3に示したライブラリ装置の回転ドラムのセルに収納されたカートリッジの標識をバーコードリーダで読み取る動作を説明する図である。
図7は、図6に示したバーコードリーダの読取り動作のフローチャートである。
図8は、図6の1部を拡大して、混在して収納されたカートリッジのバーコードラベルをバーコードリーダが読み取る場合を説明する図である。
図9は、図8に示した読取りの動作のフローチャートを示す図である。
図10は、図8に示したバーコードリーダを搭載したキャリッジの移動を示す図である。
図11は、36トラック磁気テープカートリッジのバーコードラベルを正しく読み取る際の読取り光の走査位置を示す図である。
図12は、128トラック磁気テープカートリッジのバーコードラベルを正しく読み取る際の読取り光の走査位置を示す図である。
図13は、36トラック磁気テープカートリッジのバーコードラベルの読取りに失敗した際の読取り光の走査位置の例を示す図である。
図14は、128トラック磁気テープカートリッジの拡張バーコードラベルのみを読み取った際の読取り光の走査位置の例を示す図である。
図15は、128トラック磁気テープカートリッジの拡張バーコードラベルのみを読み取った際の読取り光の走査位置の例を示す図である。
図16は、128トラック磁気テープカートリッジの通常バーコードラベルのみを読み取った際の読取り光の走査位置の例を示す図である。
図17は、128トラック磁気テープカートリッジの拡張および通常バーコードラベルの両方の読取りに失敗した際の読取り光の走査位置の例を示す図である。
図18は、本発明に係るライブラリ装置でバーコードラベルの読取りデータと確定データとの対応を示す図で、第1回目の読取りでデータがない場合を示す図である。
図19は、バーコードラベルの読取りデータと確定データとの対応を示す図で、第1回目の読取りで通常バーコードラベルのデータのみが読み取れた場合を示す図である。
図20は、バーコードラベルの読取りデータと確定データとの対応を示す図で、第1回目の読取りで拡張バーコードラベルのデータのみが読み取れた場合を示す図である。
図21は、カートリッジを収納する回転型ドラムの収納棚に収納すべきカートリッジの種類を表示する様に構成した本発明に係る回転型ドラムの要部を示す図である。
図22は、図21に示す回転型ドラムを使用した場合のライブラリ装置の制御系の要部を示す図である。
図23は、図21に示す回転型ドラムを使用した場合に、36トラック磁気テープカートリッジを収納した回転型ドラムの列を読む際の読取りデータと確定データの対応を示す図である。
図24は、回転型ドラムの1面に収納するカートリッジの種類を表示する様に構成した本発明に係る回転型ドラムの要部を示す図である。
図25は、マガジン型のカートリッジ収納容器にこのマガジンに収納するカートリッジの種類を指定し、その種類を検出する構成を示した本発明に係るマガジンと回転型ドラムの要部を示す図である。

Claims (7)

  1. 第1の標識または前記第1の標識と第2の標識とを有した記録媒体を収納可能であって、前記標識を読み取る読取装置を有するライブラリ装置の記録媒体標識の読取り方法において、
    前記読取装置が移動しつつ前記記録媒体の標識を読取り、読取ったデータに前記第1の標識と前記第2の標識のデータが含まれる場合には、前記記録媒体の標識読取りを終了し、前記読み取ったデータに前記第1または前記第2の標識のいずれか一方のデータのみ含まれる場合には、さらに前記記録媒体の標識を読み取ることを特徴とするライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法。
  2. 請求項1に記載のライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法において、
    前記読取装置の移動の速さを減速した後に、前記記録媒体の標識の読取りを行うライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法。
  3. 請求項1に記載のライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法において、
    前記読取装置が前記記録媒体の標識を読み取れる位置に移動するまでの時間を算定し、前記算定した時間が経過した際に前記読取装置で前記記録媒体の標識を読み取ることを特徴とするライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法。
  4. 請求項1に記載のライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法において、前記第1の標識が記録媒体のボリュームラベルを示す標識であって、前記読み取ったデータが前記第1または前記第2の標識のいずれかのデータであった場合に、さらに行う前記記録媒体の標識の所定回数の読取りで、前記第1の標識のデータのみ読み取れた場合に、前記第1の標識が示すボリュームラベルが前記記録媒体のボリュームラベルであると判定することを特徴とするライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法。
  5. 請求項1に記載のライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法によって、前記記録媒体を前記ライブラリ装置に装填する際に、前記記録媒体の標識を読み取ることを特徴とするライブラリ装置の記録媒体標識読取り方法。
  6. 記録媒体のボリュームラベルを示す第1のバーコードラベルまたは前記第1のバーコードラベルと記録媒体の種別を示す第2のバーコードラベルとを有した記録媒体を収納可能なライブラリ装置において、
    前記バーコードラベルを読み取る光学式読取装置と、
    前記読取装置を搭載して移動するアクセッサと、
    前記光学式読取装置が読み取ったデータが前記第1または第2のバーコードラベルのいずれのデータであるかを判別する判定部とを有し、
    前記光学式読取装置を前記アクセッサが移動させつつ前記記録媒体のバーコードラベルを読取り、読み取ったデータが第1または第2のバーコードラベルのデータかを前記判定部で判定し、
    前記データが第1および第2のバーコードラベルのデータを含む場合に前記記録媒体のバーコードラベルの読取りを終了し、
    前記データが前記第1および第2の両方のデータを含まない場合には、前記記録媒体のバーコードラベルの読取りを再度行うことを特徴とするライブラリ装置。
  7. 複数の記録媒体を収納可能なライブラリ装置において、
    前記ライブラリ装置は、該ライブラリ装置に前記記録媒体を収納するための投入部に前記記録媒体の種別に応じて設定が可能な記録媒体の種別設定手段を有したことを特徴とするライブラリ装置。
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