JPH06103677A - ドライバ移動型ライブラリ装置 - Google Patents

ドライバ移動型ライブラリ装置

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JPH06103677A
JPH06103677A JP4247883A JP24788392A JPH06103677A JP H06103677 A JPH06103677 A JP H06103677A JP 4247883 A JP4247883 A JP 4247883A JP 24788392 A JP24788392 A JP 24788392A JP H06103677 A JPH06103677 A JP H06103677A
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JP
Japan
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storage medium
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storage
library device
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Application number
JP4247883A
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English (en)
Inventor
Shigeru Motomura
茂 本村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はドライブ移動型ライブラリ装置に関
し、アクセッサの移動時間、即ち、記憶媒体の移動時間
を短縮化し、その結果ライブラリ装置におけるアクセス
時間を短縮化することを目的とする。 【構成】 複数の記憶媒体を格納する格納棚1と、上位
装置の要求に応じて前記記憶媒体を駆動するドライブ装
置2と、前記記憶媒体を棚からドライブ装置へ、若しく
はドライブ装置から棚へ運搬するアクセッサ3と備えた
ライブラリ装置において、前記ドライブ装置が次の記憶
媒体へのアクセスに際して対象となる格納棚へ移動する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格納棚に複数の記憶媒
体、例えば、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ等
を格納し、記憶媒体を適宜取り出して再生するライブラ
リ装置において、アクセッサによる記録媒体の搬入・搬
出等の移動時間を短縮化して記憶媒体の交換を効率的に
行うようにしたライブラリ装置に関する。
【0002】現在のコンピュータ使用環境において、ユ
ーザーから各種記憶装置に対する大容量・高速化の要求
が益々強まっている。一方、複数の記憶媒体を収納した
ライブラリ装置は、大きな記憶容量を持ちバックアップ
や2次記憶装置といった運用形態において広範囲に使用
されている。しかし、上述の要望に対処するために、記
憶媒体へのアクセス速度をさらに高速化する必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】一般に、ライブラリ装置は、磁気ディス
ク、光ディスク、磁気テープ等の数10乃至数万の記憶
媒体と、これを格納する格納棚と、取り出した記憶媒体
の駆動及びリード/ライトを行う1乃至数個のドライバ
と、記憶媒体をドライバと格納棚間で運搬し交換するア
クセッサとで構成される。ライブラリ装置における、記
憶媒体の装着/取り外し、データのリード/ライト、記
憶媒体の保管等は、通常、所定のプログラム制御のもと
で自動的に行われる。
【0004】図13は従来のライブラリ装置の模式図で
あり、アクセッサの動作を説明している。図中、1は記
憶媒体の格納棚であり、縦及び横に設けられた複数の棚
1aで構成される。2は図示の位置に固定されたドライ
バであり、装着された記憶媒体のリード/ライトを行う
ものである。3はドライブバ2と格納棚1との間を移動
して記憶媒体の運搬を行うアクセッサであり、記憶媒体
を把持するためのホルダ3aを備え、このホルダ3aは
垂直方向に上下して記憶媒体の搬入・搬出を行う。斜線
で示す部分A,Bは記憶媒体である。格納棚1は、例え
ば、縦方向に12段、横方向に6連で構成され、各棚1
aに記憶媒体が1個づつ保管されている。ドライバ2
は、例えば、図示の位置に固定されており、格納棚1へ
の記憶媒体の搬入及び格納棚からの搬出はアクセッサ3
により行われる。
【0005】このような構成において、今、ドライバ2
内でアクセスされている記憶媒体Aを格納棚1に保管さ
れている記憶媒体Bと交換する命令をライブラリ装置が
受けたとする。この場合、現在は記憶媒体Aはドライバ
2内にあるので格納棚1の記憶媒体Aの場所は空き状態
である。この場合の記憶媒体の交換ステップは以下のよ
うになる。
【0006】アクセッサ3は、まず、紙面の右方向に
移動して記憶媒体Aをドライバ2から取り出し、左方向
に元の場所まで運搬して記憶媒体Aの保管場所に格納す
る。この時間をで示す。 アクセッサ3は、次に右方向に記憶媒体Bの格納位置
まで移動し、記憶媒体Bを棚から取り出す。この時間を
で示す。
【0007】アクセッサ3は、最後にドライバ2まで
記憶媒体Bを運搬し、ドライブ装置内に装着する。この
時間をとする。このようなステップにより記憶媒体の
交換作業は終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ドライ
バが固定されているので、アクセッサが左右に移動して
記憶媒体の運搬を行っており、図示の例では、アクセッ
サは元の位置からドライバまで一往復し、さらにドライ
バまで戻る移動を行っている。即ち、最初のアクセッサ
によるドライバまでの移動時間を除いても、最低でも
〜の時間は必要である。
【0009】ところで、前述のように、コンピュータ使
用環境において、ライブラリ装置は2次記憶装置として
高速化が益々要望されている。従って、ライブラリ装置
の高速化を目的として、ドライバの複数化やアクセッサ
移動速度の高速化を図ってきている。しかし、さらに高
速化を推進するには、アクセッサの移動時間を短縮する
ことが必要である。
【0010】本発明の目的は、アクセッサの移動時間、
即ち、記憶媒体の移動時間を短縮化し、その結果ライブ
ラリ装置におけるアクセス時間を短縮化することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の記憶媒
体を格納する格納棚1と、上位装置の要求に応じて前記
記憶媒体を駆動するドライバ2と、前記記憶媒体を棚か
らドライバへ、若しくはドライバから棚へ運搬するアク
セッサ3と備えたライブラリ装置において、前記ドライ
バが次の記憶媒体へのアクセスに際して対象となる格納
棚へ移動するようにしたことを特徴とする。
【0012】そして、具体的には、前記ドライバは、最
初に、対象となる記憶媒体の直下まで移動し、前記アク
セッサは対象となる記憶媒体の運搬に際して、前記ドラ
イバの位置にて垂直方向にのみ上下して前記記憶媒体の
格納を行い、次に、ドライバとアクセッサは、目的の記
憶媒体の位置まで水平移動し、前記アクセッサはドライ
バの位置にて垂直方向にのみ上下して前記記憶媒体の取
り出しとドライバへの装着を行う。
【0013】他の具体例として、前記ドライバは格納棚
の中央部に移動し、前記アクセッサは対象となる記憶媒
体の運搬に際して、中央部の前記ドライブの位置に運搬
する。さらに、例えば、前記ドライバは格納棚に対して
上下2段で配置され、2つのドライバが停止していると
きに、上位装置からアクセス要求があったときは、対象
となる記憶媒体に近い方のドライバが前記アクセスに応
じて目的の記憶媒体へ移動する。
【0014】
【作用】本発明では、ライブラリ装置においてアクセッ
サの移動に加えて、従来は固定していたドライバを移動
させることにより、アクセッサによる記憶媒体の運搬距
離を最小にするように制御することにより、交換時間の
短縮化を図っている。具体的には、一例として、ドライ
バは、戻す記憶媒体Aの列まで移動し、アクセッサのホ
ルダーがその位置で垂直方向にのみ移動して記憶媒体A
を戻し、この間にドライバは次に取り出す記憶媒体Bの
列の真下まで移動し、アクセッサもその位置に移動し、
かつ垂直方向に移動して記憶媒体Bをドライバに装着す
る。また、他の例として、ドライバを格納棚の中央付近
に移動させ、アクセッサの移動距離を出来るだけ短縮化
している。
【0015】
【実施例】図1は本発明によるライブラリ装置の外観斜
視図である。図13と同様に、1は記憶媒体の格納棚で
あり、縦及び横に配列された複数の棚1aで構成されて
いる。2a及び2bは可動型のドライバであり、本例で
は上下2段に構成され、各々、後述するようにドライバ
用レール4a及び4b上を移動するためのモータと記憶
媒体のリード/ライトを行う回路を備え、レール4a及
び4b上を左右に移動する。本図ではドライバ2a,2
bの2個で示してあるが、これ以上の複数個を配置する
こともできる。3はアクセッサであり、アクセッサ用レ
ール5上を移動するためのモータとを備えてレール5上
を左右に移動することができ、かつ記憶媒体を把持する
ホルダ3aを垂直方向に上下させるモータを備え、ドラ
イバ2a及び2bからの記憶媒体の取り出しとドライバ
への挿入、及び棚への格納と棚からの取り出し等を行う
ことができる。本発明では、図13に示す従来のライブ
ラリ装置と異なり、図示のように、ドライバを移動させ
ることができ、その結果、アクセス時間の短縮化を図る
ことができる。
【0016】図2は図1の矢印方向から見た側面図であ
る。図1と同様に、1は格納棚、1aは棚、2aと2b
はドライバ、3はアクセッサ、3aはホルダ、4aと4
bはドライバ用レール、5はアクセッサ用レール、Aは
記憶媒体、21は記憶媒体の駆動部である。前述のよう
に、アクセッサ3は、例えば、ドライバ2aに移動し、
駆動部21内の記憶媒体Aを取り出し、棚1aの保管場
所に収納し、ドライバ2aの次の移動場所へ移動し、新
たな記憶媒体を棚1aから取り出し、駆動部21に装着
する。
【0017】図3は本発明におけるドライバの動作概要
の説明図である。図13に示す従来のドライバ2は固定
されていた。本発明ではドライバはレール上を移動する
ことができる。図示のドライバは図1,図2に示すドラ
イバの上段を示している。そして、現在ドライバ2a内
に記憶媒体Aが存在しリード/ライトしている状態で、
上位装置(図5参照)からライブラリ装置が記憶媒体A
と記憶媒体Bを交換しアクセスするように命令を受けた
とする。従って、この状態では格納棚1の記憶媒体Aの
位置は空いていることになる。
【0018】まず、ドライバ2aとアクセッサ3(図
1,2参照)は記憶媒体Aの列に移動し、次に、アクセ
ッサ3は記憶媒体Aをドライバ2から取り出し、ホルダ
3a(図1,2参照)を垂直方向に上下させて記憶媒体
Aの棚に収納する。この時間を’とする。次に、ドラ
イバ2aは取り出す記憶媒体Bの列まで水平移動し、か
つアクセッサ3も同様に移動する。この時間を’とす
る。
【0019】次に、アクセッサ3のホルダ3aは垂直方
向に上下して記憶媒体Bを把持しドライバ2a内に装着
する。このようにして、記憶媒体の交換作業を終了す
る。この時間を’とする。図示のように、最低の必要
時間は’と’と’である。図4は本発明における
ドライバの動作概要の他の例の説明図である。前述と同
様に、1は格納棚であり、2はドライバであり、3はア
クセッサであり、3aはホルダである。また、A,Bは
記憶媒体である。本例ではドライバは格納棚1の中央部
に移動配置され、アクセッサの移動時間の短縮化を図
る。この場合の最低必要時間は”と”と”であ
る。
【0020】前述の図13の構成では、まず、アクセッ
サ3は固定されたドライバの場所まで行き、記憶媒体A
を取り出して保管棚まで運搬する時間が必要であっ
た。本発明ではドライバ2aが記憶媒体Aの保管棚まで
行くと同時にアクセッサ3もその場所に行くので、従来
のアクセッサ3がドライバ2まで取りに行く時間を削減
することができる。
【0021】図5は本発明のライブラリ装置の制御系の
構成図である。制御系は上位装置10と制御装置20と
で構成され、制御装置20には、ライブラリ・コントロ
ーラ201を制御中心として、各ドライバの位置を制御
する。即ち、ドライバ2aの制御のためにドライバA位
置制御部202、ドライバAディスク制御部203、駆
動制御部204、及び位置センサー205で構成され
る。ドライバ2bも同様に、ドライバB位置制御部20
6、ドライバBディスク制御部207、駆動制御部20
8、及び位置センサー209で構成される。そして、ア
クセッサ3はアクセッサ位置制御部210、駆動制御部
211、位置センサー212で構成される。また、ライ
ブラリ管理情報データベース213には記憶媒体の格納
情報、ドライバ位置情報、アクセッサ位置情報、ドライ
バ使用状況、等の情報が格納されている。そして、ライ
ブラリ・コントローラ201はライブラリ管理情報デー
タベース213との間で各種情報の送受を行う。この制
御装置の動作を以下のフローチャートに沿って説明す
る。
【0022】図6及び図7は本発明の動作フローチャー
トの一例であって、2つのドライバとも現在アクセスし
ていない場合である。まず、上位装置10から制御装置
20に対して記憶媒体Aへのアクセス要求がくる(ステ
ップ1)。この要求を受けると、ライブラリ・コントロ
ーラ201は、ドライバAが空きか否か判定し(ステッ
プ2)、空いていれば(YES)ドライバBが空きか否
か判定し(ステップ3)、空いていれば、次にドライバ
Aの方がドライバBより記憶媒体Aに近いか否か判定す
る(ステップ5)。ステップ2で空いていなければ(N
O)ドライバBが空きか否か判定し(ステップ4)、空
いていればステップ12に移る。
【0023】ステップ5において、ドライバAが記憶媒
体Aに近い場合には(YES)、アクセッサ位置制御部
210は駆動制御部211を制御して、以下のアクセッ
サの動作を行わせる。まず、アクセッサのホルダを記憶
媒体Aの位置まで移動させ(ステップ6)、棚から記憶
媒体Aを取り出し(ステップ7)、ホルダを垂直に移動
させ(ステップ8)、記憶媒体Aをドライバに挿入し
(ステップ10)、ドライバAディスク制御部203の
制御のもとで、ドライバA内で記憶媒体Aのリード/ラ
イト動作を行う(ステップ11)。この場合、位置セン
サー212は上記のアクセッサの各動作の位置決めを行
うための信号を発生する。
【0024】一方、ドライバA位置制御部202は駆動
制御部204を制御して、上記のアクセッサの移動と同
時にドライバAを水平方向に移動させる(ステップ
9)。位置センサ205はドライバAの位置決めのため
の信号を発生する。次に、ステップ5においてドライバ
Bの方が近い場合には(NO)、前述と同様に、アクセ
ッサ位置制御部210は駆動制御部211を制御して、
以下のアクセッサの動作を行わせる。まず、アクセッサ
のホルダを記憶媒体Aの位置まで移動させ(ステップ1
2)、棚から記憶媒体Aを取り出し(ステップ13)、
ホルダを垂直に移動させ(ステップ14)、記憶媒体A
をドライバBに挿入し(ステップ16)、ドライバBデ
ィスク制御部207の制御のもとで、ドライバB内で記
憶媒体Aのリード/ライト動作を行う(ステップ1
7)。この場合、位置センサー212は上記のアクセッ
サの各動作の位置決めを行うための信号を発生する。
【0025】一方、ドライバB位置制御部206は駆動
制御部208を制御して、アクセッサの移動と同時にド
ライバBを水平方向に移動させる(ステップ15)。位
置センサ209はドライバBの位置決めのための信号を
発生する。図8は本発明の動作フローチャートの他の例
であり、ドライバAにて記憶媒体Aのリード/ライトが
終了し、かつ記憶媒体Bを使用するドライバがドライバ
Aとなった場合(即ち、ドライバBが長時間リード/ラ
イト中の時で、ドライバAについて記憶媒体の交換が連
続して行われる場合)のフローチャートである。従っ
て、1個のドライバが連続して使用される場合である。
【0026】先ず、ドライバAから記憶媒体Aを取り出
し(ステップ1)、ライブラリ・コントローラ201は
記憶媒体Bの格納されている列は記憶媒体Aの列と同じ
か否か判定する(ステップ2)。この時点で、ドライバ
Aは記憶媒体Aの列まで移動している。記憶媒体Bが同
じ列でなければ(NO)、アクセッサ位置制御部210
は駆動制御部211を制御して、以下のアクセッサ3の
動作を行わせる。まず、ホルダ3aを垂直に移動させ
(ステップ4)、記憶媒体Aの位置に記憶媒体Aを収納
し(ステップ6)、ホルダ3aの垂直移動とアクセッサ
3の水平移動を行い(ステップ6)、棚の他の列から記
憶媒体Bを取り出し(ステップ7)、記憶媒体Bを垂直
方向に運搬し(ステップ8)、記憶媒体BをドライバA
に挿入し(ステップ10)、ドライバAディスク制御部
203の制御のもとで、ドライバA内で記憶媒体Bのリ
ード/ライト動作を行う(ステップ11)。この場合、
位置センサー212は上記のアクセッサ3の各動作の位
置決めを行うための信号を発生する。
【0027】一方、ドライバA位置制御部202は駆動
制御部204を制御して、アクセッサの移動と同時にド
ライバAを水平方向に移動させる(ステップ9)。位置
センサ205はドライバAの位置決めのための信号を発
生する。次に、ステップ2において記憶媒体Bが同じ列
のときは、当然、上述のステップ10におけるドライバ
の水平移動は行われない。従って、アクセッサの動作と
して、アクセッサ位置制御部210の駆動制御部211
の制御のもとに、ホルダはドライバAから記憶媒体Aを
取り出し、これを垂直に運搬し(ステップ12)、記憶
媒体Aを所定の位置に格納し(ステップ13)、さらに
垂直方向の移動を行い(ステップ14)、記憶媒体Bを
取り出し(ステップ15)、これを垂直方向に運搬し
(ステップ16)、記憶媒体Bをドライバに挿入し(ス
テップ10)、ドライバAディスク制御部203の制御
のもとで、ドライバ内で記憶媒体Bのリード/ライト動
作を行う(ステップ11)。
【0028】図9〜12はドライバ移動機構の要部構成
図である。図9はリードスクリュウーの使用例であり、
図10はワイヤーの使用例であり、図11はラック及び
ピニオンギヤ式歯車の使用例であり、図12は内蔵モー
タによる移動用車輪の使用例である。全図を通して、2
a,2bはドライバ、7はモータ、8はドライバ用ガイ
ドレール、9は配線保持用のガイドレール、22は記憶
媒体挿入口、Wは各種の配線である。
【0029】図9において、ステッピング・モータ7を
回転させると、そのシャフト(図示せず)に結合された
リードスクリュウー6が回転し、ドライバ内部のスクリ
ュウー(図示せず)と噛み合ってドライバが移動する。
モータの回転方向に応じてガイドレール8上を矢印で示
すように左右に移動することができる。この移動に伴い
ワイヤWもガイドレール9上を移動する。
【0030】図10において、両端のスプロケット62
間にワイヤ61が張られているワイヤ61はドライバ内
でドライバに固定されている。そして、図示のように、
一方のスプロケット62に駆動用モータ7が取付けら
れ、スプロケット62を回転させる。これによりワイヤ
61が回転し、ドライバ2aがガイドレール8上を左右
に移動することができる。
【0031】図11において、ドライバ内に駆動用モー
タ7を設け、そのシャフトの先端にピニオン64を取付
け、モータ7が回転するとラック63上をドライバが移
動するようになっている。モータ7の回転方向に応じて
左右に移動することができる。図12において、ドライ
バには車輪66が設けられており、内蔵のモータ7が回
転すると歯車65を介して車輪が回転し、ドライバは左
右に移動することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドライバを可動とすることにより、常にアクセッサの媒
体運搬距離を最小にするように制御することができ、そ
の結果、ライブラリ装置のアクセス速度を著しく向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるライブラリ装置の外観斜視図であ
る。
【図2】図1の矢印方向の側面図である。
【図3】本発明におけるドライバの動作概要の説明図で
ある。
【図4】本発明におけるドライバの動作概要の他の例説
明図である。
【図5】本発明のライブラリ装置の制御系の構成図であ
る。
【図6】本発明の動作フローチャートの一例(その1)
である。
【図7】本発明の動作フローチャートの一例(その2)
である。
【図8】本発明の動作フローチャートの他の例である。
【図9】ドライバ移動機構にリードスクリュウーを使用
した例である。
【図10】ドライバ移動機構にワイヤーを使用した例で
ある。
【図11】ドライバ移動機構にラック及びピニオンギヤ
式歯車を使用した例である。
【図12】ドライバ移動機構に内蔵モータによる移動用
車輪を使用した例である。
【図13】従来のライブラリ装置の模式図である。
【符号の説明】
1…格納棚 2,2a,2b…ドライバ 3…アクセッサ 4a,4b…ドライブ用レール 5…アクセッサ用レール 6…リードスクリュウー 7…モータ 8,9…ガイドレール 10…上位装置 20…制御装置 201…ライブラリ・コントローラ 202…ドライバA位置制御部 203…ドライバAディスク制御部 204,208,211…駆動制御部 205,209,212…位置センサ 206…ドライバB位置制御部 207…ドライバBディスク制御部 210…アクセッサ位置制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記憶媒体を格納する格納棚(1)
    と、上位装置の要求に応じて前記記憶媒体をリード/ラ
    イトするドライバ(2)と、交換すべき前記記憶媒体を
    ドライバから取り出し前記記憶媒体の保管棚へ運搬し、
    新たに対象となる記憶媒体をその保管棚からドライバへ
    運搬するアクセッサ(3)と備えたライブラリ装置にお
    いて、 前記ドライバは、前記リード/ライト動作の終了後、次
    の記憶媒体へのアクセスに際して対象となる前記記憶媒
    体の保管棚へ移動するようにしたことを特徴とするドラ
    イバ移動型ライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライバは、交換すべき記憶媒体の
    保管棚の直下まで指導し、同時に前記アクセッサも前記
    ドライバの位置まで移動し、前記アクセッサのホルダは
    垂直方向にのみ上下して前記記憶媒体の取り出し及び格
    納を行い、次に、ドライバとアクセッサは、新たに対象
    となる記憶媒体の位置まで同時に水平移動し、前記ホル
    ダは垂直方向にのみ上下して前記対象となる記憶媒体を
    棚から取り出しドライバへ挿入するようにした請求項1
    に記載のドライバ移動型ライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 前記ドライバは前記リード/ライト動作
    の終了後、格納棚の中央部に移動し、前記アクセッサは
    同時に前記中央部に移動し、前記ドライバから交換すべ
    き記憶媒体を取り出し保管棚へ移動して保管し、次に新
    たな対象となる記憶媒体の保管棚へ移動して対象とする
    記憶媒体を取り出し前記ドライバの位置まで運搬して前
    記ドライバに挿入するようにした請求項1に記載のドラ
    イバ移動型ライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 前記ドライバは格納棚に対して少なくと
    も上下2段に配置され、前記上位装置からアクセス要求
    があったときは、前記アクセッサは、2つのドライバの
    内、一方が停止しているときは当該ドライバをアクセス
    し、2つとも停止しているときは対象となる記憶媒体に
    最寄りのドライバをアクセスし、2つとも同じ列にある
    ときは上下移動のみを行うように移動する請求項1に記
    載のドライバ移動型ライブラリ装置。
  5. 【請求項5】 前記ライブラリ装置は、前記ドライバ及
    びアクセッサの動作制御を行う制御装置(20)を備
    え、前記制御装置は、アクセッサ及び各ドライバ毎にド
    ライバの位置を検出する位置センサ(205,209.
    212)と、アクセッサ及びドライバの移動を制御する
    駆動制御部(204,208,211)と、アクセッサ
    及びドライバの位置を制御する位置制御部(202,2
    06,210)とを有し、また、前記格納棚(1)に保
    管された記憶媒体の番地情報、使用状態の情報等を格納
    するライブラリ管理情報データベース(213)を有
    し、さらに、前記上位装置(10)からのアクセス要求
    を受け、これらの制御部及び前記情報データベースから
    の情報に基づき、アクセッサ及び各ドライバの動作制御
    を行うライブラリ・コントローラ(201)を有する請
    求項1に記載のドライバ移動型ライブラリ装置。
  6. 【請求項6】 前記アクセッサは前記記憶媒体を把持し
    上下に移動可能なホルダを備える請求項1乃至5項に記
    載のドライバ移動型ライブラリ装置。
  7. 【請求項7】 前記ドライバはリードスクリュー(6)
    上に固定され、前記リードスクリューの先端に取付けら
    れたモータ(7)の回転により、前記リードスクリュー
    が回転し、前記ドライバが水平方向に左右に移動可能と
    した請求項1乃至5項に記載のドライバ移動型ライブラ
    リ装置。
  8. 【請求項8】 前記ドライバはワイヤー(61)上に固
    定され、前記ワイヤーは2個のスプロケット(62)の
    間に張られ、一方のスプロケットに取付けられたモータ
    (7)の回転により、前記ワイヤーが回転し、前記ドラ
    イバが水平方向に左右に移動可能とした請求項1乃至5
    項に記載のドライバ移動型ライブラリ装置。
  9. 【請求項9】 前記ドライバはモータ(7)を内蔵し、
    前記モータの先端にピニオンギヤ(64)を取付け、前
    記ドライバの移動方向に配置されたラック(63)上を
    噛み合って、モータ(7)の回転により、前記ドライバ
    が水平方向に左右に移動可能とした請求項1乃至5項に
    記載のドライバ移動型ライブラリ装置。
  10. 【請求項10】 前記ドライバはモータ(7)を内蔵
    し、かつ複数の車輪を有し、前記車輪は前記モータの回
    転により回転する記憶を有し、モータ(7)の回転によ
    り、前記ドライバが水平方向に左右に移動可能とした請
    求項1乃至5項に記載のドライバ移動型ライブラリ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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