JP3512323B2 - ライブラリ装置 - Google Patents
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Description
し、特に、大型コンピュータシステムに接続されて使用
される大容量の記憶装置である磁気テープライブラリ装
置における、磁気テープカートリッジの認識装置に関す
る。近年、コンピュータシステムにおける情報量の大量
化に伴い、大容量の情報の保管手段として、オペレータ
を必要としない、完全自動化のライブラリ装置が多く出
現してきた。このライブラリ装置は、記憶媒体として、
コンパクトで高密度なシングルリール型カートリッジテ
ープを使用し、カートリッジのハンドリングを全て自動
化したものである。以後このカートリッジテープを単に
カートリッジと記載する。
ッジの運搬の自動化を図るため、カートリッジの運搬装
置としてアクセッサと呼ばれる媒体ハンドリングロボッ
トがライブラリ装置内部に移動可能に配置されている。
このアクセッサは、ライブラリ装置内を装置の長手方向
に設けられたレールの上を移動し、カートリッジの投入
/排出、又は、記憶再生装置へのマウント/デマウント
を自動的に行うものである。また、このように自動化さ
れたライブラリ装置にカートリッジを外部から新たに投
入したり排出する場合、各カートリッジが格納される棚
(以後セルとしいう)のアドレスと、格納されるカート
リッジとを関連付ける必要がある。カートリッジの識別
は、カートリッジに貼られているバーコードラベルを読
み取り、読み取ったデータを管理することで実現してい
る。
外観図である。ライブラリ装置2には、アクセッサユニ
ット9、ドラムユニット10、ドライブユニット12等
があり、これらは所定の配置規則に従って自由に配置で
きる。図2は図1のライブラリ装置2の内部構成を示す
透視図である。この例のライブラリ装置2には、2つの
カートリッジアクセスステーション(CAS)5がライ
ブラリ装置2の左アクセッサユニット7の前面側、及び
右アクセッサユニット9の前面側に設けられている。
は、カートリッジ投入口6とカートリッジ排出口8を有
している。カートリッジ投入口6とカートリッジ排出口
8は、それぞれ垂直軸線回りに180°回転可能であ
る。ドラムユニット10a、10bは、それぞれ複数の
セルを有するセルドラム15a,15bを有している。
セルドラム15a,15bは、各々7つのセルセグメン
ト17a〜17fから構成されている。各セルドラム1
5a,15bの各セルセグメント17a〜17fは、3
列n段のセルを有する。各セルは、磁気テープを収納す
るカートリッジを格納する。このカートリッジは、I3
480型磁気テープカートリッジである。カートリッジ
は、ドラムユニット10aの直接投入排出扉(ダイレク
ト・エントリ・エグジット、以後DEEという)64を
オペレータが開くことにより、セルセグメント17(D
EE扉64の前に位置するセルセグメント17a〜17
fのうちの何れか)に投入、或いはセルセグメント17
から排出される。
12c,12dは、それぞれカートリッジ内に収納され
た記憶媒体である磁気テープへの情報の記録/再生を行
なうものである。このライブラリ装置2の各ドライブユ
ニット12a,12b,12c,12dは、それぞれ複
数台のテープドライブユニットを有している。例えば、
4台のテープドライブユニットが各ドライブユニット1
2a,12b,12c,12d内に設けられている。こ
れらのテープドライブユニットは、カートリッジの投入
・排出口を有している。カートリッジの投入・排出口
は、X軸を含む平面であり且つY軸と垂直な平面に対し
て、5.5度傾斜している。
ステーション5、ドラムユニット10a、10b、ドラ
イブユニット12a,12b,12c,12d、2つの
アクセッサ14を制御するための制御プリント板が設け
られている。アクセッサ14は、レールベース32に突
設された垂直コラム18に沿って上下方向(図中、矢印
Y方向)に移動可能なハンドアセンブリ16を具備して
いる。アクセッサ14は、レースベース32によりガイ
ドレール(Xレール)20に沿って横方向(図中、矢印
X方向)に移動可能である。このように、アクセッサ1
4は、X−Y移動機構となっている。アクセッサ14の
レールベース32には、センサ163が設けられてい
る。このセンサ163は、アクセッサユニット9に設け
られた位置フラグ165を検出する。
ニット10aの内部構成を示す透視図である。ドラムユ
ニット10a内には図示しないモータにより回転するド
ラム3があり、このドラム3には7列のセルセグメント
17(図2における17a〜17f)がある。各列のセ
ルセグメント17には、3列7段のセル50を備えたD
EEマガジン30が複数個収容される。DEEマガジン
30はカートリッジ1を最大21個格納することができ
る。このDEEマガジン30の各セルセグメント17へ
の組み込みは、ドラムユニット10aのDEE扉64を
オペレータがDEEオペレーションパネル31を操作し
て開けて行うことができる。
DEEコントローラ33、パワシーケンス34、DE
E,LBR用の電源35、ドラム用電源36、AMCイ
ンタフェース37、ドライバユニット38、ドラムコン
トローラ39、ローカルバーコードリーダ(LBR)4
0、ローカルバーコードリーダ用のコントローラ41、
垂直コラムベース78、及び、カートリッジ1の背面1
Bに貼付されたバーコードを読み取るためのバーコード
リーダ68等が設けられている。更に、ドラムユニット
10aの表面には操作パネル43が設けられている。
であるドラムユニット10aのハウジングのドラム3の
回転方向の下流側のDEE扉に隣接するコーナーに配置
される。ドラムユニット10aは、回転する多面体のセ
ルドラム15aを用いるので、ハウジングのコーナーに
ローカルバーコードリーダ40を取り付け可能である。
アクセッサ14によるセルドラム15a上のセル50へ
のアクセスは、ドラムユニット10aの後面に設けられ
た開口を通して行なわれる。
は、オペレータによりカートリッジが投入/排出された
セルセグメント17がドラムユニット10aの後方に到
達する前の箇所で、投入されたカートリッジ1に貼付さ
れたバーコードラベルの読取動作を実行することができ
る。図4(a) ,(b) は図3のローカルバーコードリーダ
40のみを取り出して示すものである。ローカルバーコ
ードリーダ40に設けられたバーコードリーダ68はス
ライドガイド76に連結されており、スライドガイド7
6と共に移動する。このスライドガイド76は、スライ
ドレール74に沿って往復移動させられる。スライドレ
ール74は垂直コラムベース78に取り付けられてい
る。垂直コラムベース78は、バーコードリーダ68、
下プーリ72、上プーリ106、パルスモータ70、ス
ライドレール74等を支持する。下プーリ72と上プー
リ106との間には、タイミングベルト108が掛け渡
されている。タイミングベルト108は、バーコードリ
ーダ68のスライドガイド76に固定されている。タイ
ミングベルト108には、バーコードリーダ68の重量
のカウンタバランスとしてのバランサウエイト110が
取り付けられている。このバーコードリーダ68は、ス
ライドガイド76の軸回りに回動可能である。スライド
ガイド76上に搭載されたモータ82は、バーコードリ
ーダ68を回動するためのものである。
動する。下プーリ72の回転は、タイミングベルト10
8に伝達され、バーコードリーダ68を搭載するスライ
ドガイド76をスライドレール74に沿って往復移動す
る。スライドガイド76の垂直コラムベース78上の位
置は、スライドガイド76に固定されたセンサが位置フ
ラグバーのフラグを検出し、センサにより検出されたフ
ラグの数をカウントすることにより求められる。これら
センサと位置フラグバーによりバーコードリーダ68の
位置検出機構が構成される。
部78aは、ドラムユニット10aのベースにねじで固
定され、垂直コラムベース78の上端部のフランジ部7
8bは、ドラムユニット10aの天板にねじで固定され
るようになっている。従って、ローカルバーコードリー
ダ40は、フランジ部78a,78bに取り付けられた
ねじを外すことによって、ドラムユニット10aから取
り外し可能となっている。
御信号は、垂直コラムベース78に配置されたコントロ
ーラ41から送出される。バーコードリーダ68の制御
信号は、信号ケーブル42を介してコントローラ41か
らバーコードリーダ68に伝送される。バーコードリー
ダ68と信号ケーブル42は、図示されないコネクタに
より結合及び分離が可能に構成されている。コントロー
ラ41はまた、図示しないドラムモータを回転駆動する
ための駆動信号を、図示しない別の信号ケーブルを介し
てセルドラム15の図示しないドラムモータに伝達す
る。
ものである。アクセッサ14は、ライブラリ装置2の長
手方向に設けられたガイドレール(Xレール)20に沿
って移動するレールベース32、レールベース32に突
設された垂直コラム18、及び、垂直コラム18に沿っ
て移動するハンドアッセンブリ16とから構成されてい
る。アクセッサ14は、カートリッジをXレール20に
沿って運搬する機構である。
19Aと従動ローラ19Bが設けられており、それぞれ
Xレール20を挟持している。駆動ローラ19Aはレー
ルベース32の上に設けられたモータ25Xによって駆
動され、駆動ローラ19Aが回転すると、レールベース
32がXレース上を移動するようになっている。垂直コ
ラム18にはレールベース32への取付基部側と自由端
部側に、図示しないプーリが設けられており、2つのプ
ーリの間にベルトが掛け渡されている。このベルト21
は、垂直コラム18に取付けられたモータ25Yによっ
て駆動される。また、垂直コラム18にはハンドアッセ
ンブリ16の移動をガイドするガイドレール22が設け
られている。
の垂直コラム18に形成されたガイドレール22に沿っ
て上下方向に移動されるキャリッジ24上に搭載されて
いる。このキャリッジ24はモータ25Zを搭載してい
る。更に、キャリッジ24は、モータ25Zを制御する
ための制御回路を搭載するプリント板29を搭載してい
る。このキャリッジ24は、モータ25Z及びプリント
板29と一緒に、Y軸方向に沿ってガイドレール22に
案内されつつ移動する。
Zの出力軸に連結されたタイミングベルト26により、
ハンドアセンブリ16のマウントベース27が、垂直軸
(Y軸と平行な軸)線回りに旋回する。つまり、モータ
25Zによりマウントベース27は、カートリッジを移
動するθ方向に揺動することができる。更に、マウント
ベース27上にはカートリッジを把持するハンドユニッ
ト23と、このハンドユニット23を矢印Z方向に移動
させるモータ28A、及びハンドユニット23をマウン
トベース27に対して傾斜させるモータ28Bとが設け
られている。これら5つのモータ25X,25Y,25
Z,28A,及び28Bにより、ハンドアセンブリ16
のハンドユニット23は、3次元方向に自由に移動する
ことができる。
する記憶媒体であるカートリッジ1の構成を示すもので
ある。カートリッジ1は、テープ幅12・7mmの高記
録密度用の磁気テープを全長162m或いは330mほ
どリールに巻き、ケース1a内に収納したものである。
テープ1bの先端にはスレッディングのためのリーダブ
ロック1cが取り付けられている。このリーダブロック
1cは、カートリッジ1の排出時にはケース1a内に格
納されている。リールはロック機構等によって固定され
ており、輸送時の振動等による巻緩みを防止している。
き込めるラベルL0が貼付されており、カートリッジ1
の背面1Bと一方の側面1SにはバーコードラベルL
1,L2が貼付されている。カートリッジ1の背面1B
に貼付されるバーコードラベルL1の一例を図7(a)
に、カートリッジ1の側面1Sに貼付されるバーコード
ラベルL2の一例を図7(b) に示す。
構成の一例を示す図である。この例のライブラリ装置2
は、4台のホストコンピュータ301〜304に接続さ
れている。ホストコンピュータ301〜304は、それ
ぞれチャネルインタフェースバス311〜314を介し
てライブラリ装置2に接続されている。このチャネルイ
ンタフェースバス311〜314は、例えば、ブロック
・マルチプレクサ・チャネル・インタフェースやSCS
Iインタフェースが用いられる。ライブラリ装置2に
は、例えば4台のディレクタ321〜324が設置され
る。ディレクタ321,323は、チャネルA,B,
C,Dを有する。ディレクタ322,324は、チャネ
ルE,F,G,Hを有する。
は、ホストコンピュータ301からのチャネル・インタ
フェースバス311が接続され、チャネルBにはホスト
コンピュータ302からのチャネル・インタフェースバ
ス312が接続される。また、ディレクタ322,32
4のチャネルEには、ホストコンピュータ303からの
チャネル・インタフェースバス313が接続され、チャ
ネルFにはホストコンピュータ304からのチャネル・
インタフェースバス314が接続される。尚、ディレク
タ321,323のチャネルC,D及びディレクタ32
2,324のチャネルG,Hは、未使用である。
つのチャネルa,bが設けられる。チャネルaは記録再
生装置用であり、チャネルbはアクセッサ制御用であ
る。ディレクタ321,322は、チャネルaからのデ
バイスバス331,332を介して共通に接続される8
台の記録再生装置340を共有する。従って、ディレク
タ321,322は、チャネルaを介して記録再生装置
340に対してライト又はリードのアクセスを行なうこ
とができる。この8台の記録再生装置340は、ドライ
ブユニット12a,12cに配置されいてる。
からのデバイスバス333,334を介して共通に接続
される8台の記録再生装置(MTU)350を共有す
る。従って、ディレクタ323,324は、チャネルa
を介して記録再生装置350に対してライト又はリード
のアクセスを行なうことができる。この8台の記録再生
装置350は、ドライブユニット12b,12dに配置
されている。
接続されるデバイスインタフェースバス338は、アク
セッサコントローラ328のチャネルaに接続される。
また、ディレクタ323,324のチャネルbから引き
出されたデバイスインタフェースバス339は、アクセ
ッサコントローラ328のチャネルbに接続される。ア
クセッサコントローラ330は、予備機であり、ディレ
クタ321,322のチャネルbに接続されるデバイス
インタフェースバス338がチャネルaに接続され、デ
ィレクタ323,324のチャネルbに接続されるデバ
イスインタフェースバス339がチャネルbに接続され
ている。
は、ディレクタ321〜324のいずれかからの命令を
受信して処理を実行する。アクセッサコントローラ32
8の配下には、アクセッサユニット7のアクセッサ14
及びアクセッサユニット9のアクセッサ14を制御する
マシンコントローラ351,352が設けられている。
更に、アクセッサコントローラ328の配下には、各ド
ラムユニット10a,169等のセルドラム15a,1
5bを制御するドラムコントローラ361,362が設
けられている。アクセッサコントローラ328,33
0、マシンコントローラ351,352、及びドラムコ
ントローラ361,362はアクセッサユニット7,9
に設けられている。
め、セルドラムは、2台のセルドラム15a,15bと
している。マシンコントローラ351,352、及びド
ラムコントローラ361,362は、アクセッサコント
ローラ330に対しても共通に接続されている。ホスト
コンピュータ301〜304の各個は、ジョブの実行に
伴うライブラリ装置2に対する入出力要求の発生に基づ
き、論理機番アドレスを指定して、ディレクタ321,
322に対して自己の割当チャネルから入出力起動命令
として機能するムーブコマンドを発行する。このムーブ
コマンドに対してディレクタ側より正常受領応答が得ら
れると、ホストコンピュータは、媒体運搬情報としての
データバイト(コマンドパラメータ)を転送する。
元アドレスと移動先アドレスを含み、アクセッサコント
ローラ328のキューイングテーブルに格納される。ア
クセッサコントローラ328は、アクセッサユニット7
及び9のアクセッサ14の空き状態を認識すると、キュ
ーイングテーブルからムーブコマンドの移動元アドレス
及び移動先アドレスを取出し、マシンコントローラ35
1,352に対してアクセッサ14の移動を指示する。
また、必要に応じて、ドラムコントローラ361,36
2にセルドラム15a,15bの回転を指示する。
は、キューイングテーブルから取出した移動元と移動先
の各セルアドレスで変換テーブルを参照し、セルドラム
回転角θ、アクセッサ座標位置(X,Y)に変換し、回
転角θのセルドラム回転を指示し、また、座標位置
(X,Y)へのアクセッサ移動を指示する。図9(a) ,
(b) はセルドラム15の構成とローカルバーコードリー
ダ40の位置関係を示すものである。セルドラム15に
は図3で説明したように3列のDEEマガジン30が収
容されるので、正確にはセルドラム15は7面体であ
り、セルドラム1周には21個のカートリッジ1が収容
される。ローカルバーコードリーダ40はこのセルドラ
ム15の脇に設けられており、図4で説明したバーコー
ドリーダ68がスライドレール74にガイドされてセル
ドラム15の各セルのカートリッジ1の有無とカートリ
ッジ1の背面或いは側面に貼付されたバーコードから情
報を読み取る。
におけるカートリッジ1のバーコードラベルによる識別
管理について説明する。従来は、ホストコンピュータよ
りDEE(投入/排出)スタートコマンドが発行される
と、ドラムセル15全体が投入/排出専用セルとなり、
オペレータ操作により、列単位でカートリッジ1の投入
/排出が行われた。そして、オペレータによるカートリ
ッジ1の投入/排出操作が完了した時点で、オペレータ
がDEE終了スイッチを押してホストコンピュータにD
EE作業の終了を通知していた。
投入手順を示すものである。ステップ101では、オペ
レータがホストコンピュータよりDEEスタート指示を
確認する。続くステップ102ではオペレータによりD
EE扉が開かれ、ステップ103においてオペレータに
よりカートリッジ1が投入される。続くステップ104
ではオペレータによりDEE扉が閉じられ、次の3列に
セルドラムを回転させる。そして、ステップ105にお
いてセルドラムの全列に対してカートリッジ1の投入が
終了したか否かが判定され、全列に対するカートリッジ
1の投入が終了していなければステップ102から10
4の手順を繰り返す。一方、ステップ105でセルドラ
ムの全列に対してカートリッジ1の投入が終了したと判
定された時はステップ106に進み、オペレータにより
DEE終了スイッチが押され、ホストコンピュータにD
EE作業の終了を通知していた。
にDEE終了報告が行われると、ホストコンピュータよ
りリード・バーコード・コマンドが発行される。このリ
ード・バーコード・コマンドにより、ローカルバーコー
ドリーダ40が指示されたカートリッジ1の背面バーコ
ードラベルを読み取り、ホストコンピュータへ1巻単位
でバーコードラベルのデータを報告していた。ホストコ
ンピュータは1列全てのセル数分、リード・バーコード
・コマンドを発行していた。
カートリッジ1のバーコードを読み取って、カートリッ
ジ1の存在を確認する確認手順を示すものである。ステ
ップ201ではDEEスイッチが押されたか否かが判定
される。DEEスイッチが押されていない時はこのルー
チンを終了し、DEEスイッチが押された時はステップ
202に進む。ステップ202ではホストコンピュータ
からカートリッジ1のバーコードを1巻単位で読み取る
指示が発行される。続くステップ203ではバーコード
リーダ(BR)68が指示されたカートリッジ1の位置
まで移動し、レーザ光でカートリッジ1の背面に貼付さ
れたバーコードが読み取られる。
のバーコードが読めたか否かが判定され、読めた場合は
ステップ205に進む。ステップ205では読み取った
バーコードがセルドラムの各セルの奥に貼付されている
カートリッジ(CTG)無しラベルか否かが判定され
る。そして、読み取ったバーコードがカートリッジ無し
ラベルではなかった場合はステップ206に進んでカー
トリッジ1の背面のバーコードラベルのデータがホスト
コンピュータに報告されてこのルーチンを終了する。一
方、ステップ205で読み取ったバーコードがカートリ
ッジ無しラベルと判定された場合はステップ207に進
み、そのセルにはカートリッジが無いことがホストコン
ピュータに報告されてこのルーチンを終了する。
取れなかった場合はステップ208に進む。ステップ2
08ではバーコードリーダ68がマスタバーコドの貼付
位置まで移動し、マスタバーコードを読み取る。そし
て、ステップ209でマスタバーコードが読めたか否か
が判定され、読めた場合にはステップ210に進み、カ
ートリッジ1にバーコードが貼られていないことがホス
トコンピュータに報告されてこのルーチンを終了する。
一方、ステップ209でバーコードが読めなかった場合
にはステップ211に進み、バーコードリーダ68に障
害が発生したことをホストコンピュータに報告してこの
ルーチンを終了する。
は、カートリッジに貼られたバーコードラベルを正確に
読み取ることが可能なライブラリ装置を提供することで
ある。本発明の第2の目的は、ローカルバーコードリー
ダに障害が発生した時でもそのセルドラムからのカート
リッジの投入ができるライブラリ装置を提供することで
ある。
ドリーダでバーコードラベルが読めなかった場合でも、
バーコードの内容を識別することができるライブラリ装
置を提供することである。本発明の第4の目的は、オペ
レータのDEE作業終了後のバーコードラベル読み取り
時間を短縮することができるライブラリ装置を提供する
ことである。
から読み取ったデータのホストコンピュータへの報告時
間の短縮を図ることができるライブラリ装置を提供する
ことである。本発明の第6の目的は、バーコードラベル
が貼られていないカートリッジが存在した場合でもその
確認時間を短くすることができるライブラリ装置を提供
することである。
る第1の形態の本発明は、計算機システムに接続されて
使用される大容量記憶装置であって、カートリッジを記
憶媒体とし、このカートリッジへのデータの書き込み或
いはカートリッジからのデータの読み込みを行う記憶再
生装置と、カートリッジの投入/排出を行う投入排出装
置と、複数のカートリッジを格納するセル棚と、固定式
のセル棚と、記憶再生装置との間でカートリッジを運搬
する媒体運搬装置、及び、セルドラムに設けられてカー
トリッジに貼付されているバーコードラベルを読み取る
ラベル読み取り装置とを備えるライブラリ装置におい
て、セルドラムの各セルのカートリッジの側面に対向す
る壁側に、読み取り装置からのレーザ光を、カートリッ
ジの側面に貼付されたラベルに導く導光手段を設けたこ
とを特徴としている。この導光手段には鏡やプリズムを
用いることができる。また、ラベル読み取り装置には、
セルに格納されたカートリッジの背面に平行に、壁側に
移動可能な移動機構を設けても良い。
によりカートリッジの一方の側面に貼付されたラベルの
読み取りが可能となる。また、カートリッジの一方の側
面に貼付されたラベルの読み取りが可能になると、カー
トリッジの背面に貼付されているラベルから読み取った
データと、カートリッジの側面に貼付されているラベル
から読み取ったデータとを比較し、不一致の場合にカー
トリッジが異常である信号を出力することができる。更
に、カートリッジの背面に貼付されているラベルが読み
取れなかった場合に、カートリッジの側面に貼付されて
いるラベルからデータを読み取るように指示することも
できる。
発明は、計算機システムに接続されて使用される大容量
記憶装置であって、カートリッジを記憶媒体とし、この
カートリッジへのデータの書き込み或いはカートリッジ
からのデータの読み込みを行う記憶再生装置と、カート
リッジの投入/排出を行う投入排出装置と、複数のカー
トリッジを格納するセル棚と、固定式のセル棚と、記憶
再生装置との間でカートリッジを運搬する媒体運搬装
置、及び、セルドラムに設けられてカートリッジに貼付
されているバーコードラベルを読み取るラベル読み取り
装置とを備えるライブラリ装置において、ラベル読み取
り装置が、セルドラムの上下方向に突設されたレール
と、このレール上を移動可能な第1のバーコードリーダ
と第2のバーコードリーダ、及び、各バーコードリーダ
の動作を制御する制御回路とから構成されていることを
特徴としている。
ることにより、以下のような動作を実現することができ
る。 (1) 第1と第2のバーコードリーダの並列制御手段が設
けられている場合は、第1と第2のバーコードリーダに
同時にカートリッジに貼付されたラベルの読み取り動作
を行わせることができる。
付け障害の検出手段とリトライ手段が設けられている場
合は、第1と第2のバーコードリーダの少なくとも一方
が位置付け障害を起こした場合に、そのバーコードリー
ダをホーム位置に戻し、再度位置付け動作をさせるリト
ライ動作を行わせることができる。 (3) 第1と第2のバーコードリーダの動作障害検出手
段、退避指示手段、及び、継続読み取り指示手段が設け
られている場合には、第1と第2のバーコードリーダの
一方が動作障害を起こした場合に、他のバーコードリー
ダにより障害を起こしたバーコードリーダを退避位置に
退避させて読み取り動作を継続させることができる。
点検時期の記憶手段、移動指示手段、及び継続読み取り
指示手段が設けられている場合には、第1と第2のバー
コードリーダの何れかが保守点検時期になった時に、当
該バーコードリーダを保守点検位置に移動させ、残りの
バーコードリーダにより読み取り動作を継続させること
ができる。
取り障害の検出手段、退避指示手段、及び、代用読み取
り指示手段が設けられている場合には、第1と第2のバ
ーコードリーダの一方が読み取り障害を起こした場合
に、当該バーコードリーダをラベルの読み取り位置から
退避させて他のバーコードリーダにより代用読み取り動
作を実行させることができる。この場合、他のバーコー
ドリーダによる代用読み取り動作ができた場合に、読み
取り障害を起こしたバーコードリーダが異常と判定し、
代用読み取りができなかった場合に、カートリッジ、ま
たは2つのバーコードリーダの何れかの異常を通知する
ようにすることができる。前記第3の目的を達成する第
3の形態の本発明は、第1の形態の発明であって、媒体
運搬装置に、セルを把持する把持機構と、この把持機構
を取り囲むフレーム、及び、把持機構がカートリッジを
把持した時にカートリッジの背面に貼付されたラベルを
読み取るバーコードリーダがフレームに設けられている
ものにおいて、把持機構がセルを把持した時のカートリ
ッジの一方の側面に対向する媒体運搬装置のフレーム
に、カートリッジの一方の側面に貼付されたラベルを読
み取る別のバーコードリーダが設けられていることを特
徴としている。
搬装置によってもカートリッジの背面と側面に貼付され
た両方のラベルの読み取りが可能となる。この場合、ラ
ベル読み取り装置は、カートリッジにラベルの貼付がな
いと判定した時に、媒体運搬装置にラベルの貼付のない
カートリッジのラベルの有無の確認を指示する信号を出
力し、媒体運搬装置は、このラベル有無再確認指示手段
からの信号により当該カートリッジを把持して、2つの
バーコードリーダによって当該カートリッジの上のラベ
ルの貼付の有無を再検出することができる。
発明は、以上の形態の発明において、ラベル読み取り装
置が、セルドラムへのカートリッジの投入搬出を行う扉
に対して、セルドラムの回転下流側に位置して設置され
ていることを特徴としている。この結果、扉からのカー
トリッジの投入が終了して、セルドラムがカートリッジ
の新規投入位置まで回転した時に、ラベル読み取り装置
が前回投入されたカートリッジの読み出し動作を行え
る。この結果、オペレータのDEE作業終了後のバーコ
ードラベル読み取り時間を短縮することができる。
発明は、以上の形態の発明においてラベル読み取り装置
に、読み取ったデータを格納するためのメモリが設けら
れており、ラベル読み取り装置は、セルの一列を1ブロ
ックとしてカートリッジに貼付されたラベルの読み取り
を行って読み取ったデータを一旦メモリに格納してお
き、1ブロックの読み取り終了時に読み取ったデータを
一括してホストコンピュータにブロック転送することを
特徴としている。この結果、バーコードラベルから読み
取ったデータのホストコンピュータへの報告時間の短縮
を図ることができる。
発明は、第5の形態の発明においてラベル読み取り装置
のカートリッジに貼付されたラベルの読み取り時に、ラ
ベル読み取り装置がエラーを検出した際には、エラーの
検出があったことをメモリに記憶しておき、1ブロック
の読み取り終了時にマスタバーコードラベルの読み取り
を行い、バーコードラベルの有無の判断を行うようにし
たことを特徴としている。この結果、バーコードラベル
が貼られていないカートリッジが存在した場合でもその
確認時間を短くすることができる。
実施の形態を具体的な実施例に基づいて説明する。図1
2(a) は、図3のセルセグメント17の中の1つのセル
50(DEEマガジン30の1つのセル50)の本発明
における構成と、ローカルバーコードリーダ40の構成
を示すものである。各セル50は、略コ字状の棚板5
1、背面板52、右側壁53、及び左側壁54から構成
されており、上下の棚板51の間にカートリッジ1が格
納される。なお、セル50に格納されるカートリッジ1
は、背面板52側が前面であり、図6(a) で説明したリ
ーダブロック1cが設けられている側である。そして、
カートリッジ1の背面にはバーコードラベルL1が貼付
されており、一方の側面にはバーコードラベルL2が貼
付されている。
0の左側壁54側にオフセットされて格納されるように
なっており、カートリッジ1の側面に貼付されたバーコ
ードラベルL2と右側壁53との間に空間58が空くよ
うになっている。この実施例では、セル50の右側壁5
3とカートリッジ1のバーコードラベルL2との間の空
間58に、導光手段としての鏡55が設けられている。
この鏡55は、セル50の入口側から入射されたレーザ
光をバーコードラベルL2の方向に反射するように、バ
ーコードラベルL2のカートリッジ1への貼付位置より
セル50の入口側の右壁面53に傾斜状態で取り付けら
れている。
離れた位置に設けられるローカルバーコードリーダ(L
BR)40は、この実施例では、垂直コラムベース7
8、この垂直コラムベース78に設けられた図示しない
スライドレール上を上下方向に移動するバーコードリー
ダ68、及び、垂直コラムベース78を左右方向に移動
させるレール75とから構成されている。そして、垂直
コラムベース78には、このレール75上を移動するた
めの車輪77が設けられている。バーコードリーダ68
は、垂直コラムベース78上を上下方向に移動して所定
のカートリッジ1の前に位置付けされ、レーザ光をカー
トリッジ1に貼付されたバーコードラベルに照射してそ
の反射光を受入れ、バーコードラベルの情報を読み取る
ものである。
貼付されたバーコードラベルL1を読み取る場合、バー
コードリーダ68は図12(a) に示すように、背面バー
コードラベルL1の中心に位置付けられてレーザ光を照
射し、背面バーコードラベルを読み取る。一方、カート
リッジ1の側面に貼付されたバーコードラベルL2を読
み取る場合、図12(b) に示すように、垂直コラムベー
ス78がレール75上を移動して、バーコードリーダ6
8が鏡55の反射位置に位置づけられてレーザ光を照射
する。レーザ光は鏡55で反射して側面バーコードラベ
ルに達し、その反射光が再び鏡55で反射してバーコー
ドリーダ68に戻るので、バーコードリーダ68が、カ
ートリッジ1の側面に貼付されたバーコードラベルL2
を読み取ることができる。
他に、図12(c) に示すように、プリズム56を用いる
こともできる。この場合は、プリズム56の反射面が鏡
55と同じ位置になるように配置し、プリズム56の先
端部はステー57により右側壁53に支持すれば良い。
図13は図12(a) 〜(c) の構成において、ホストコン
ピュータがカートリッジ1のラベルを読み取る手順を示
すフローチャートであり、図11で説明した従来のホス
トコンピュータのカートリッジの確認手順に相当するも
のである。よって、従来の確認手順と同じ手順には同じ
ステップ番号を付して説明する。
れたか否かが判定される。DEEスイッチが押されてい
ない時はこのルーチンを終了し、DEEスイッチが押さ
れた時はステップ202に進む。ステップ202ではホ
ストコンピュータからカートリッジ1のバーコードを1
巻単位で読み取る指示が発行される。続くステップ20
3ではバーコードリーダ68が指示されたカートリッジ
1の位置まで移動し、レーザ光でカートリッジ1の背面
に貼付されたバーコードを読み取る。
のバーコードが読めたか否かが判定され、読めた場合は
ステップ205に進む。ステップ205では読み取った
バーコードがセルドラムの各セル50の背面板52に貼
付されているカートリッジ(CTG)無しラベルか否か
が判定される。そして、読み取ったバーコードがカート
リッジ無しラベルではなかった場合はステップ206に
進んでカートリッジ1の背面のバーコードラベルL1の
データがホストコンピュータに報告されてこのルーチン
を終了する。一方、読み取ったバーコードがカートリッ
ジ無しラベルの場合はステップ207に進み、そのセル
にはカートリッジが無いことがホストコンピュータに報
告されてこのルーチンを終了する。
取れなかった場合はステップ301に進む。ステップ3
01ではローカルバーコードリーダ(LBR)40を鏡
55の方向に移動し、バーコードリーダ68が鏡55の
中心に位置付けられる。そして、ステップ302におい
てレーザ光でカートリッジ1の側面のバーコードラベル
が読み取られる。そして、ステップ303でバーコード
が読めたか否かが判定され、読めた場合にはステップ3
04に進み、カートリッジ1の側面バーコードのデータ
がホストコンピュータに報告されてこのルーチンを終了
する。
なかった場合には208に進む。ステップ208ではバ
ーコードリーダ68がマスタバーコードの貼付位置まで
移動し、マスタバーコードを読み取る。そして、ステッ
プ209でマスタバーコードが読めたか否かが判定さ
れ、読めた場合にはステップ305に進み、カートリッ
ジ1にバーコードが貼られていないと判定されて、ホス
トコンピュータに当該カートリッジ1の投入の却下が報
告されてこのルーチンを終了する。また、ステップ20
9でバーコードが読めなかった場合にはステップ211
に進み、ローカルバーコードリーダ40に障害が発生し
たことがホストコンピュータに報告されてこのルーチン
を終了する。
手順では、ステップ303でバーコードが読めなかった
場合はマスタ・バーコードを読むことにより、ローカル
バーコードリーダ40が障害か否かを判定しているが、
ステップ208、ステップ209、及びステップ211
は省略しても良い。その場合は、バーコードが読めない
回数が多い時にのみ、マスタ・バーコードを読んでロー
カルバーコードリーダ40のバーコードリーダ68に障
害が発生しているか否かを確認するようにすれば良い。
みにバーコードラベルが貼付されていても、側面のみに
バーコードラベルが貼付されていても、また、背面と側
面の両方にバーコードラベルが貼付されていても、その
バーコードの読み取りが可能である。よって、この実施
例のライブラリ装置では、背面にバーコードラベルが貼
付されたカートリッジ1と側面にバーコードラベルが貼
付されたカートリッジ1を混在して使用することができ
る。
の実施例のセル50とローカルバーコードリーダ40の
構成の変形例を示すものである。図14(a) におけるセ
ル50の構成は図12(a) のセル50の構成と同じであ
る。この実施例が図12の実施例と異なるのは、ローカ
ルバーコードリーダ40側にレール75及び車輪77が
設けられていない点である。図12の実施例では、カー
トリッジ1の側面に貼付されたバーコードラベルL2を
読み取る時には、ローカルバーコードリーダ40がレー
ル75に沿って鏡55の位置まで移動したが、この実施
例では、図13(b) に示すように、セル50を格納した
セルドラムを回転させてセル50を移動させ、鏡55が
バーコードリーダ68の中心に向くようにしている。こ
の場合、バーコードリーダ68は鏡に向かって斜め方向
にレーザ光を照射するが、ローカルバーコードリーダ4
0に回転機構を設けてバーコードリーダ68を鏡55の
方向に回転させることもできる。
て、ホストコンピュータがカートリッジ1のラベルを読
み取る手順を示すフローチャートである。変形例のラベ
ルの読み取り手順は、図13で説明したホストコンピュ
ータのカートリッジのラベルの読み取り手順とステップ
301′を除いて全く同じであるので、図13の確認手
順と同じ手順には同じステップ番号を付してその説明を
省略する。
バーコードが読めなかった場合に、ステップ301でロ
ーカルバーコードリーダ40を鏡55の方向に移動させ
ることにより、カートリッジ1の側面に貼付されたバー
コードラベルを読み取っていた。これに対して、図15
の確認手順は図13の確認手順に比べて、ステップ20
4でバーコードが読めなかった場合に、ステップ30
1′でセルドラムを微小回転させ、ローカルバーコード
リーダ40の中心を鏡55の中心に位置付けることによ
り、カートリッジ1の側面に貼付されたバーコードラベ
ルを読み取っている点のみが異なる。
ストコンピュータがカートリッジ1のラベルを読み取っ
てカートリッジ1を確認する手順の第2の実施例を示す
フローチャートである。この実施例においても、ステッ
プ201からステップ203の手順は図13と全く同じ
であるので、その説明を省略する。また、図13と同じ
ステップには同じステップ番号を付して説明する。
貼付されているバーコードラベルが読み取れなかった場
合に、カートリッジ1の側面に貼付されているバーコー
ドラベルによってカートリッジ1の情報を読み取ろうと
するものである。第2の実施例では、ステップ204で
カートリッジ1の背面のバーコードが読めたか否かが判
定され、読めた場合はステップ205に進む。ステップ
205では読み取ったバーコードがセルドラムの各セル
50の背面板52に貼付されているカートリッジ(CT
G)無しラベルか否かが判定される。そして、読み取っ
たバーコードがカートリッジ無しラベルではなかった場
合はステップ401に進んでカートリッジ1の背面のバ
ーコードラベルのデータがホストコンピュータに報告さ
れてこのルーチンを終了する。
ードがカートリッジ無しラベルの場合はステップ207
に進み、そのセルにはカートリッジ1が無いことがホス
トコンピュータに報告されてこのルーチンを終了する。
一方、ステップ204でバーコードが読み取れなかった
場合はステップ208に進む。ステップ208ではバー
コードリーダ68がマスタバーコドの貼付位置まで移動
し、マスタバーコードを読み取る。そして、ステップ2
09でマスタバーコードが読めたか否かが判定され、読
めた場合にはステップ402に進み、カートリッジ1の
背面にバーコードが貼られていないことを記憶してステ
ップ403に進む。これに対して、ステップ209でバ
ーコードが読めなかった場合にはステップ211に進
み、ローカルバーコードリーダ40に障害が発生したこ
とがホストコンピュータに報告されてこのルーチンを終
了する。
ーダ40を鏡55の方向に移動し、バーコードリーダ6
8が鏡55の中心に位置付けられる。そして、ステップ
404においてレーザ光でカートリッジ1の側面のバー
コードラベルが読み取られる。続くステップ405では
バーコードが読めたか否かが判定され、読めた場合には
ステップ406に進み、カートリッジ1の側面バーコー
ドのデータがホストコンピュータに報告されてこのルー
チンを終了する。また、ステップ405でバーコードが
読めなかった場合にはステップ407に進み、カートリ
ッジ1の背面に加えて側面にもバーコードが無いので、
当該カートリッジ1の投入の却下がホストコンピュータ
に報告されてこのルーチンを終了する。
ッジ1の背面にバーコードラベルの貼付がなかった場合
でも、カートリッジ1の側面にバーコードラベルが貼付
されていれば、そのカートリッジ1のライブラリ装置2
への投入を却下することなく使用することができる。図
17は、図12(a) の構成において、ホストコンピュー
タがカートリッジ1のラベルを読み取ってカートリッジ
1を確認する手順の第3の実施例を示すフローチャート
である。この実施例においても、ステップ201からス
テップ203の手順は図13と全く同じであるので、そ
の説明を省略する。また、図13及び図16と同じステ
ップには同じステップ番号を付して説明する。
貼付されているバーコードラベルと側面に添付されてい
るバーコードラベルとの照合を行い、カートリッジ1の
バーコードラベルの読取精度の向上を図ると共に、バー
コードラベルがカートリッジ1の背面或いは側面の一方
にしか添付されていない場合や、バーコードラベルの添
付が全くない場合、更にはバーコードリーダの障害をも
検出しようとするものである。
トリッジ1の背面のバーコードが読めたか否かが判定さ
れ、読めた場合はステップ205に進む。ステップ20
5では読み取ったバーコードがセルドラムの各セル50
の背面板52に貼付されているカートリッジ(CTG)
無しラベルか否かが判定される。そして、読み取ったバ
ーコードがカートリッジ無しラベルではなかった場合は
ステップ501に進んでカートリッジ1の背面のバーコ
ードラベルのデータが記憶され、ステップ402に進
む。また、ステップ205で読み取ったバーコードがカ
ートリッジ無しラベルの場合はステップ207に進み、
そのセルにはカートリッジ1が無いことがホストコンピ
ュータに報告されてこのルーチンを終了する。
取れなかった場合はステップ208に進む。ステップ2
08ではバーコードリーダ68がマスタバーコドの貼付
位置まで移動され、マスタバーコードが読み取られる。
そして、ステップ209でマスタバーコードが読めたか
否かが判定され、読めた場合にはステップ402に進
み、カートリッジ1の背面にバーコードが貼られていな
いことが記憶されてステップ403に進む。これに対し
て、ステップ209でバーコードが読めなかった場合に
はステップ211に進み、ローカルバーコードリーダ4
0に障害が発生したことがホストコンピュータに報告さ
れてこのルーチンを終了する。
ーダ40が鏡55の方向に移動され、バーコードリーダ
68が鏡55の中心に位置付けられる。そして、ステッ
プ404においてレーザ光でカートリッジ1の側面のバ
ーコードラベルが読み取られる。続くステップ405で
はバーコードが読めたか否かが判定され、読めた場合に
はステップ502に進み、カートリッジ1の側面バーコ
ードのデータが記憶されてステップ503に進む。ま
た、ステップ405でバーコードが読めなかった場合に
はステップ503に進み、カートリッジ1の側面にバー
コードが無いことが記憶されてステップ503に進む。
テップ501で記憶されたカートリッジ1の背面のバー
コードラベルのデータと、ステップ502とステップ5
03で記憶されたカートリッジ1の側面のバーコードラ
ベルのデータが一致しているか否かが判定される。そし
て、データが一致した場合は、カートリッジ1の背面と
側面のバーコードラベルが一致している場合と、カート
リッジ1の背面と側面の両方にバーコードラベルが添付
されていない場合である。よって、ステップ503でカ
ートリッジ1の背面データと側面データとが一致した場
合はステップ504に進み、カートリッジ1の背面のバ
ーコードラベルのデータ、又は、カートリッジ1にバー
コードラベルが全く貼付されていないことがホストコン
ピュータに報告されてこのルーチンを終了する。
背面と側面のバーコードラベルが一致していない場合は
ステップ505に進み、データの不一致がカートリッジ
1の背面或いは側面にバーコードラベルの貼付がないこ
とによるものか否かが判定される。即ち、ステップ50
5ではカートリッジ1の背面と側面のバーコードラベル
のデータの一方がラベル無しか否かが判定される。そし
て、カートリッジ1の背面と側面のバーコードラベルの
データの一方がラベル無しの場合はステップ507に進
み、ラベルの貼付がある方のデータがホストコンピュー
タに報告されてこのルーチンを終了する。また、ステッ
プ505の判定が、カートリッジ1の背面と側面のバー
コードラベルのデータの一方がラベル無しでなく、デー
タの不一致である場合にはステップ506に進み、カー
トリッジ1の背面と側面に貼付されたバーコードラベル
のデータの不一致がホストコンピュータに報告されてこ
のルーチンを終了する。
ッジ1の背面と側面に貼付されたバーコードラベルの一
致、不一致の検出の報告、カートリッジ1の背面と側面
の一方にしか貼付のないバーコードラベルのデータの報
告、カートリッジ1にバーコードラベルの貼付が全く無
いことの報告、及びバーコードリーダの障害の報告を行
うことができる。この報告に基づき、ホストコンピュー
タはカートリッジ1の確認、或いはそのカートリッジ1
のライブラリ装置2への投入を却下を判定することがで
きる。
おけるローカルバーコードリーダ40の構成の一実施例
を示すものである。この実施例では、ローカルバーコー
ドリーダ40の垂直コラムベース78に設けられた同一
のスライドレール74上に、2台のバーコードリーダ6
8A,68Bが上下動可能に設けられている。上側のバ
ーコードリーダ68Aは上からセルドラム15の中心に
向かって移動でき、下側のバーコードリーダ68Bは下
からセルドラム15の中心に向かって移動できる。
ダ68A,68Bの制御回路を示すブロック図である。
制御プログラムは2台のバーコードリーダ68A,68
Bを同時に動作させるために、マルチタスク構造になっ
ている。このため、タスクモニタ44には、上側のバー
コードリーダ68Aの動作制御モジュール45Aと、下
側のバーコードリーダ68Bの動作制御モジュール45
Bとが接続されている。
68A,68Bは、独立にセルドラム15のセル50に
格納されているカートリッジ1のバーコードラベルを読
み取ることができる。図19は、図18のローカルバー
コードリーダ40における2台のバーコードリーダ68
A,68Bの制御例を説明するものである。この例で
は、上側のバーコードリーダ68Aの移動範囲を上から
セルドラム15の中心位置までとし、下側のバーコード
リーダ68Bの移動範囲を下からセルドラム15の中心
位置までとしている。このような制御により、バーコー
ドリーダ68A,68Bによるセルドラム15に格納さ
れたカートリッジ1のバーコードラベルのリード時間を
半分にすることができる。
バーコードリーダ40における2台のバーコードリーダ
68A,68Bの位置決め制御を説明するものである。
説明を簡単にするために、ここでは上側のバーコードリ
ーダ68Aのみの位置決めについてのみ説明する。下側
のバーコードリーダ68Bの位置決めは上側のバーコー
ドリーダ68Aと同様に行うことができる。
Aを垂直コラムベース78の最上部のホーム位置(セル
ドラムの高さの範囲外の位置)から、点線で示す位置に
位置決めしようとしてスライドレール74上を移動させ
た場合を考える。この時、(b) に示すように、移動途中
でバーコードリーダ68Aが停止し、動作エラーが発生
したとする。この場合は、(c) に示すように、バーコー
ドリーダ68Aを一旦上側のホーム位置に戻してイニシ
ャライズを行う。そして、この後に、(d) に示すよう
に、再度(a) に点線で示した位置に移動させる。このよ
うに、バーコードリーダ68Aに動作エラーが発生した
場合は、一度ホーム位置に戻し、イニシャライズを行う
と、動作エラーが回復する場合がある。
の位置決め制御の手順を示すフローチャートである。な
お、フローチャートではバーコードリーダはBRと略記
してある。ステップ601ではバーコードリーダ68A
の移動指示が有るか否かが判定される。移動指示がない
場合はこのルーチンを終了し、移動指示がある場合はス
テップ602に進む。ステップ602ではバーコードリ
ーダ68Aの同一位置への位置決めの実行回数(以後リ
トライ回数という)Nの初期値が0にされる。続くステ
ップ603では指示されたカートリッジ1の位置までバ
ーコードリーダ68Aが移動する。
Aが指示されたカートリッジ1の位置まで移動したか否
か、即ち、移動動作にエラーが有ったか否かが判定され
る。そして、移動動作にエラーが無かった場合はこのル
ーチンを終了し、エラーがあった場合はステップ605
に進んでリトライ回数Nに1を加算する。移動指示が有
ってから初めてステップ605に進んで来た時には、リ
トライ回数Nは1になる。
回数K以上となったか否かが判定される。N<Kの場合
はステップ607に進み、バーコードリーダ68Aがホ
ーム位置に戻される、いわゆるイニシャライズ動作が行
われる。そして、イニシャライズ動作が終了した後に、
ステップ603に戻ってバーコードリーダ68Aが指示
されたカートリッジ1の位置まで移動される。この時、
動作エラーがなければステップ604で動作エラー無し
と判定されるのでこのルーチンを終了するが、動作エラ
ーが継続して発生している場合にはステップ605→ス
テップ606→ステップ607→ステップ603→ステ
ップ604の動作を繰り返す。
ップ606においてN≧Kとなった場合はステップ60
8に進み、ステップ608においてバーコードリーダ6
8Aが異常であることがホストコンピュータに報告され
てこのルーチンを終了する。ここで、Kの値は3〜5と
すれば良い。このように、この実施例では、バーコード
リーダ68Aが指示されたカートリッジ1の位置まで移
動できない動作エラーが生じても、すぐにはバーコード
リーダ68Aが異常と判定されない。また、動作エラー
が発生した場合には一旦ホーム位置までバーコードリー
ダ68Aが戻され、バーコードリーダ68Aを再度位置
決めするリトライ動作が所定回数繰り返される。そし
て、このリトライ動作中に位置決めが実行できた場合
は、バーコードリーダ68Aによるカートリッジ1のバ
ーコードラベルの読み取り動作が繰り返される。この結
果、ローカルバーコードリーダ40の信頼性を向上させ
ることができる。
れたローカルバーコードリーダ40のバーコードリーダ
68の位置決め制御の別の実施例を説明するものであ
る。(a) に示すように、バーコードリーダ68Aを垂直
コラムベース78の最上部のホーム位置から、点線で示
す位置に位置決めしようとしてスライドレール74上を
移動させた場合を考える。この時、(b) に示すように、
移動途中でバーコードリーダ68Aが停止し、動作エラ
ーが発生したとする。この場合は、(c) に示すように、
もう一方のバーコードリーダ68Bを動かして、動作エ
ラーを起こしたバーコードリーダ68Aを押し上げ、セ
ルドラムの高さの範囲外の位置(ホーム位置)まで移動
させる。そして、この後に、(d) に示すように、もう一
方のバーコードリーダ68Bを読み出し位置に移動させ
る。このように、バーコードリーダ68Aに動作エラー
が発生した場合は、もう一方のバーコードリーダ68B
によってバーコードリーダ68Aを退避させ、もう一方
のバーコードリーダ68Bによって読み取り動作が継続
される。
A,68Bの位置決め制御の手順を示すフローチャート
である。なお、フローチャートではバーコードリーダ6
8AはBR1、バーコードリーダ68BはBR2と略記
してある。また、図21のフローチャートと同じ制御内
容のステップには同じステップ番号が付してある。ステ
ップ601ではバーコードリーダ68A(BR1)の移
動指示が有るか否かが判定され、移動指示がない場合は
このルーチンを終了し、移動指示がある場合はステップ
603に進む。ステップ603では指示されたカートリ
ッジ1の位置までバーコードリーダ68A(BR1)が
移動する。ステップ604ではバーコードリーダ68A
(BR1)の移動動作にエラーが有ったか否かが判定さ
れる。そして、移動動作にエラーが無かった場合はこの
ルーチンを終了し、エラーがあった場合はステップ70
1に進む。
B(BR2)によりバーコードリーダ68A(BR1)
が退避位置、即ちホーム位置に退避させられる。そし
て、ステップ702において、バーコードリーダ68B
(BR2)が指示されたカートリッジ1の位置まで移動
する。続くステップ703では、バーコードリーダ68
B(BR2)の移動動作にエラーが有ったか否かが判定
される。移動動作にエラーが無かった場合はこのルーチ
ンを終了し、バーコードリーダ68B(BR2)による
カートリッジ1のバーコードラベルの読み取り動作が実
行される。一方、ステップ703でバーコードリーダ6
8B(BR2)の移動動作にエラーが有ったと判定され
た時はステップ704に進み、バーコードリーダ68
A,68Bの両方に異常があることがホストコンピュー
タに報告されてこのルーチンを終了する。
に動作不良が発生した場合でも、他方のバーコードリー
ダにより読み取り動作がバックアップされる。よって、
ライブラリ装置の信頼性が向上する。図24(a) 〜(d)
は図18のように構成されたローカルバーコードリーダ
40によるカートリッジの読み取り制御、及び保守を説
明するものであり、図23(a) 〜(d) のバーコードリー
ダ68の位置決め制御の変形例を説明するものである。
の最上部をホーム位置とするバーコードリーダ68A
が、スライドレール74上を移動してカートリッジのバ
ーコードラベルの読み取りを行っている場合を考える。
このような状況において、(b)に示すように、バーコー
ドリーダ68Aが保守点検時期になった、或いは、図2
2の例と同様に、バーコードリーダ68Aに動作エラー
が発生したとする。この場合は、(c) に示すように、バ
ーコードリーダ68Aを自力でセルドラムの高さの範囲
外の位置(ホーム位置)まで移動させる。また、バーコ
ードリーダ68Aが動作エラーを起こした場合は、図2
2の例と同様に、もう一方のバーコードリーダ68Bに
より、動作エラーを起こしたバーコードリーダ68Aを
ホーム位置に押し上げる。
バーコードリーダ68Bでカートリッジ1のバーコード
ラベルの読み取り作業を継続する。そして、もう一方の
バーコードリーダ68Bがカートリッジ1のバーコード
ラベルの読み取り作業を実行している間に、ホーム位置
に位置させたバーコードリーダ68Aの保守点検を行
う。
0に2台のバーコードリーダ68A,68Bが設けられ
ている場合は、バーコードリーダ68A,68Bの保守
点検時期に、ローカルバーコードリーダ40によるカー
トリッジ1のバーコードラベルの読み取り作業を中断さ
せることなく、保守点検を行うことができる。図25
(a) 〜(c) は図18のように垂直コラムベース78のス
ライドレール74を2台のバーコードリーダ68A,6
8Bが移動できるように構成されたローカルバーコード
リーダ40を用いたカートリッジ1の読み取り制御の実
施例を説明するものである。
Aのみがカートリッジ1の読み取り動作を行っている時
に、あるカートリッジ1のバーコードラベルが読めなか
ったとする。この場合は、(b) に示すように、読み取り
エラーを起こしたバーコードリーダ68Aを読み取り位
置から退避させ、次いで、読み取り動作を行っていなか
ったもう一方のバーコードリーダ68Bを動かして、ラ
ベルが読み取れなかったカートリッジ1に位置付ける。
そして、この後に、(c) に示すように、もう一方のバー
コードリーダ68Bによって読み取り動作を行わせる。
Aによって読み取れなかったカートリッジ1のラベルが
もう一方のバーコードリーダ68Bによって読み取れた
場合は、バーコードリーダ68Aに障害が発生したこと
になる。図26は図25のバーコードリーダ68A,6
8Bの読み取り制御の手順を示すフローチャートであ
る。なお、フローチャートではバーコードリーダ68A
はBR1、バーコードリーダ68BはBR2、カートリ
ッジ1はCTGと略記してある。
A(BR1)の移動指示が有るか否かが判定され、移動
指示がない場合はこのルーチンを終了し、移動指示があ
る場合はステップ802に進む。ステップ802では指
示されたカートリッジ1の位置までバーコードリーダ6
8A(BR1)が移動し、バーコードラベルの読み取り
が行われる。ステップ803ではバーコードリーダ68
A(BR1)のラベルの読み取り動作にエラーが有った
か否かが判定される。そして、読み取り動作にエラーが
無かった場合はこのルーチンを終了し、エラーがあった
場合はステップ804に進む。
A(BR1)を読み取り指示位置から所定距離だけ退避
させられ、次いで、読み取り指示されたカートリッジ1
の位置にバーコードリーダ68B(BR2)が移動さ
れ、カートリッジ1のラベルの読み取りを実行させる。
続くステップ805では、バーコードリーダ68B(B
R2)の読み取り動作にエラーが有ったか否かが判定さ
れる。読み取り動作にエラーが無かった場合はステップ
806に進み、バーコードリーダ68A(BR1)に異
常があることがホストコンピュータに報告されてこのル
ーチンを終了する。一方、ステップ805でバーコード
リーダ68B(BR2)の読み取り動作にエラーが有っ
たと判定された時はステップ807に進み、カートリッ
ジ1、バーコードリーダ68A(BR1)、又は68B
(BR2)の何れかに異常があることがホストコンピュ
ータに報告されてこのルーチンを終了する。
に動作不良が発生した場合でも、他方のバーコードリー
ダにより読み取り動作がバックアップされる。よって、
ライブラリ装置の信頼性が向上する。図27(a) は本発
明におけるカートリッジのラベル読み取り機能を備えた
アクセッサのハンドユニット16の構成を示すものであ
る。この実施例は、ローカルバーコードリーダ40が動
作エラーを起こし、カートリッジ1のバーコードラベル
の読み取り動作を継続できなくなった場合に、図5で説
明したアクセッサ14のハンドアッセンブリ16に搭載
されているバーコードリーダにより、アクセッサ14で
カートリッジ1のラベルの読み取りを実行するものであ
る。図27(a) に示すように、各セル50の棚板51の
間に格納されたカートリッジ1には、その背面にバーコ
ードラベルL1が貼付されており、その側面にバーコー
ドラベルL2が貼付されている。よって、この実施例の
ハンドアッセンプリ16には、ハンドユニット23の基
部にカートリッジ1の背面のバーコードラベルL1を読
み取るためのバーコードリーダR1が設けられていると
共に、ハンドユニット23を移動させるマウントベース
27に、カートリッジ1の側面のバーコードラベルL2
を読み取るためのバーコードリーダR2が設けられてい
る。
ートリッジ1のバーコードラベルの読み取りができなか
った場合は、図27(a) に示すように、当該カートリッ
ジ1の位置までハンドアッセンブリ16を移動させ、そ
のハンドユニット23によって図27(b) に示すよう
に、カートリッジ1を把持する。この状態では、カート
リッジ1の背面のバーコードラベルL1がバーコードリ
ーダR1に対向し、側面のバーコードラベルL2がバー
コードリーダR2に対向する。よって、ハンドアッセン
ブリ16は、カートリッジ1を把持した状態で、その背
面と側面に貼付されたバーコードラベルL1,L2を、
バーコードリーダR1,R2によって読み取ることがで
きる。
ーコードリーダ40によってカートリッジ1に貼付され
たバーコードラベルが読み取れなかった場合でも、アク
セッサ14のハンドアッセンブリ16によってカートリ
ッジ1に貼付されたバーコードラベルを読み取ることが
可能になる。図28(a) は、ドラムユニット10内に、
セルドラム15が2つ並列に設置された時の従来のロー
カルバーコードリーダ40の配置を示すものである。従
来は、ローカルバーコードリーダ40はそれぞれのセル
ドラム15に対して1つずつ配置されていた。
に、セルドラム15が2つ並列に設置された時の本発明
の実施例におけるローカルバーコードリーダ40の配置
を示すものである。この実施例では、2台のセルドラム
15の間に、ローカルバーコードリーダ40が1台のみ
配置されており、ローカルバーコードリーダ40の基部
に回転機構46が設けられている。
ダ40は、バーコードラベルを読み取る側のセルドラム
15の方向に回転させられるので、1台のローカルバー
コードリーダ40で2台のセルドラム15のカートリッ
ジ1のラベルの読み取りが可能となる。この結果、ロー
カルバーコードリーダ40の設置台数を減らすことがで
き、ライブラリ装置のコストを下げることができる。
が、実際にライブラリ装置に組み込まれた状態を示すも
のである。この図から分かるように、アクセッサ14が
移動するガイドレール20を挟んで2台のドラムユニッ
ト10a,10bが配置されている場合は、4台のセル
ドラム15に対して、2台のローカルバーコードリーダ
40を設置すれば良いことになる。
ける、ローカルバーコードリーダ40とDEE扉64の
配置の一例を示す実施例である。この実施例は、オペレ
ータによりDEE扉64からセルドラム15の3列への
カートリッジ1の投入が完了し、セルドラム15が回転
されてオペレータによって次の3列にカートリッジ1の
投入が行われている時に、先に投入された3列分のカー
トリッジ1のバーコードラベルを先読みする構成を示す
ものである。
に、例えば、セルセグメント17aが対向する時に、セ
ルドラム15の回転方向の下流側に隣接するセルセグメ
ント17bの中央部に対向するように、ローカルバーコ
ードリーダ40がドラムユニット10内に設置されてい
る。この結果、オペレータによるセルセグメント17a
へのカートリッジ1の投入操作が継続中に、既に投入が
完了したセルセグメント17bの3列において、ローカ
ルバーコードリーダ40により、カートリッジ1のバー
コードラベルを先読みすることができる。
カートリッジ1の投入が完了し、DEE扉64が閉じら
れてDEE終了指示がオペレータからホストコンピュー
タに伝えられた後に、ホストコンピュータからリード指
示がローカルバーコードリーダ40に転送された場合、
ローカルバーコードリーダ40はセルセグメント17b
にあるカートリッジ1のバーコードラベルの読み取りは
既に終了しているので、このリード指示に対してはデー
タを転送するだけで済む。この結果、ライブラリ装置の
データ処理時間を短縮することができる。
ッジのラベルからの読み取りデータのホストコンピュー
タへの転送動作を示すタイムチャートである。従来は、
ホストコンピュータからのDEE処理の開始を示すコマ
ンドSTART DEEにより、オペレータがドラムユ
ニット10のDEE扉64を開け、カートリッジ1の投
入、排出(DEE処理)を行っていた。そして、全ての
DEE処理の終了時に、オペレータがDEE扉64を閉
じてホストコンピュータにDEE処理の終了を示すコマ
ンドDEE ENDを送っていた。このコマンドDEE
ENDにより、ホストコンピュータからローカルバー
コードリーダ40に対してカートリッジ1のバーコード
ラベルを読み取るコマンドRDBARが入力され、ロー
カルバーコードリーダ40は列単位でカートリッジ1の
バーコードラベルを読み取り、読み取ったデータを列毎
にホストコンピュータに転送していた。
にあるカートリッジ1のバーコードラベルの読み取りデ
ータを全てホストコンピュータに転送するまでにかなり
の時間がかかっていた。図31(b) は本発明の実施例に
おけるDEE処理とカートリッジ1のラベルからの読み
取りデータをホストコンピュータへの転送する動作を示
すタイムチャートである。この図から分かるように、本
発明の実施例では、ホストコンピュータからのDEE処
理の開始を示すコマンドSTART DEEにより、オ
ペレータがドラムユニット10のDEE扉64を開け、
カートリッジ1の投入、排出(DEE処理)を行い、全
てのDEE処理の終了時にDEE扉64を閉じてホスト
コンピュータにDEE処理の終了を示すコマンドDEE
ENDを送る動作をするところまでは同じである。と
ころが、この実施例では、ローカルバーコードリーダ4
0からホストコンピュータにDEE処理の終了を示すコ
マンドDEE ENDを送る前に、ローカルバーコード
リーダ40によってセルドラム15内のカートリッジ1
のバーコードラベルの一括読み取りを行う。読み取った
データは図3で説明したコントローラ41にメモリを設
けておき、このメモリに記憶すれば良い。そして、一括
読み取りが終了した時点で、ローカルバーコードリーダ
40からホストコンピュータにDEE処理の終了を示す
コマンドDEE ENDが送られる。
トコンピュータからローカルバーコードリーダ40に対
してはカートリッジ1のバーコードラベルを一括して読
み取るコマンドRDBAR BLLCKが入力される。
このコマンドRDBAR BLLCKに対して、ローカ
ルバーコードリーダ40は既に一括して読み取ってある
カートリッジ1のバーコードラベルのデータを一括して
ホストコンピュータに転送することができる。この手順
により、この実施例では、1つのセルドラム15にある
カートリッジ1のバーコードラベルの読み取りデータを
全てホストコンピュータに転送する時間を短縮すること
ができる。
ラベルの読み取りデータを一括してホストコンピュータ
に転送する手順は、図30の構成を用いれば、一層時間
の短縮を図ることができる。また、図31(a) に示した
従来のDEE処理とカートリッジのラベルからの読み取
りデータのホストコンピュータへの転送動作の手順にお
いては、図32に示すフローチャートに示すような手順
で、カートリッジ1のラベルの貼付の有無を判定してい
た。なお、このフローチャートではバーコードリーダ6
8はBR、カートリッジ1はCTGと略記してある。
移動指示があるか否かが判定され、移動指示がない場合
はこのルーチンを終了し、移動指示がある場合はステッ
プ902に進む。ステップ902では指示されたカート
リッジ1の位置までバーコードリーダが移動し、ラベル
のバーコードが読み取られる。続くステップ903では
バーコードの読み取りエラーがあるか否かが判定され、
読み取りエラーが無い場合にステップ904に進んでカ
ートリッジ1にラベルが有ると判定されていた。そし
て、続くステップ908ではバーコードリーダによるカ
ートリッジ1の1列分の読み取りが終了したか否かが判
定され、1列分終了していない場合はステップ901に
戻って同じ動作が繰り返され、1列分終了した時点でこ
のルーチンが終了されていた。
に読み取りエラーがあると判定された場合はステップ9
05に進み、バーコードリーダ68をマスタ・バーコー
ドの貼付位置まで移動し、マスタ・バーコードラベルを
読んでいた。そして、ステップ906で読み取りエラー
が有るか否かが判定され、読み取りエラーが無い場合に
カートリッジ1にバーコードラベルが無いと判定されて
ステップ908に戻っていた。また、ステップ906で
読み取りエラーがあると判定された場合はステップ90
9に進み、バーコードリーダ68に障害が発生したこと
がホストコンピュータに報告されていた。
1のラベルの読み取りエラーが発生した場合には、その
都度マスタバーコードの読み取りを行い、ラベル無し、
或いはローカルバーコードリーダ40の障害の報告を行
っていた。このため、ローカルバーコードリーダ40に
カートリッジ1のラベルの読み取り障害が発生した時の
処理時間が長くなっていた。
すフローチャートのような手順で、カートリッジ1のラ
ベルの貼付の有無を判定している。なお、このフローチ
ャートでは図32の手順と同じステップには同じステッ
プ番号を付し、バーコードリーダ68はBR、カートリ
ッジ1はCTGと略記してある。ステップ901では、
バーコードリーダ68の移動指示があるか否かが判定さ
れ、移動指示がない場合はこのルーチンを終了し、移動
指示がある場合はステップ902に進む。ステップ90
2では指示されたカートリッジ1の位置までバーコード
リーダ68が移動され、ラベルのバーコードが読み取ら
れる。続くステップ903ではバーコードの読み取りエ
ラーがあるか否かが判定され、読み取りエラーが無い場
合にステップ904に進んでカートリッジ1にラベルが
有ると判定されていた。そして、続くステップ908で
はバーコードリーダ68によるカートリッジ1の1列分
の読み取りが終了したか否かが判定され、1列分終了し
ていない場合はステップ901に戻って同じ動作が繰り
返される。
に読み取りエラーがあると判定された場合はステップ1
001に進み、読み取りエラーのあったカートリッジ1
の位置が記憶されてステップ908に戻る。このように
して、カートリッジ1の1列分の読み取りが終了すると
ステップ1002に進み、1列分の読み取りデータの中
にエラーカートリッジ1が有るか否かが判定され、無い
場合はこのままこのルーチンを終了し、有る場合はステ
ップ1003に進む。ステップ1003ではバーコード
リーダがマスタ・バーコードの貼付位置まで移動され、
マスタ・バーコードラベルが読まれる。そして、ステッ
プ1004で読み取りエラーが有るか否かが判定され、
読み取りエラーが無い場合にはステップ1005に進
み、読み取りエラーがある場合にはステップ1006に
進む。ステップ1005では、読み取りエラーのあるカ
ートリッジ1にはバーコードラベルが無いと判定されて
このルーチンを終了し、ステップ1006では、バーコ
ードリーダに障害が発生したことがホストコンピュータ
に報告されてこのルーチンを終了していた。
ートリッジ1のラベルの読み取りエラーが発生した場合
には、マスタバーコードの読み取りがセル1列分の読み
取りが終了した時点で行われるので、ローカルバーコー
ドリーダ40にカートリッジ1のラベルの読み取り障害
が発生した時の処理時間の短縮が図れる。以上の説明に
加えて更に以下の項を開示する。
る大容量記憶装置であって、磁気テープカートリッジを
記憶媒体とし、このカートリッジへのデータの書き込み
或いはカートリッジからのデータの読み込みを行う記憶
再生装置と、カートリッジの投入/排出を行う投入排出
装置と、カートリッジを格納する固定式のセルと、カー
トリッジを格納する複数のセルを備えた回転式のセルド
ラムと、前記固定式のセルまたはセルドラムと、前記記
憶再生装置または投入排出装置との間でカートリッジを
運搬する媒体運搬装置、及び、前記セルドラムに設けら
れて前記カートリッジの背面に貼付されているバーコー
ドラベルを読み取るラベル読み取り装置とを備えるライ
ブラリ装置において、前記ラベル読み取り装置が、前記
セルドラムの上下方向に突設されたレールと、このレー
ル上を移動可能な第1のバーコードリーダと第2のバー
コードリーダ、及び、各バーコードリーダの動作を制御
する制御回路とから構成されていることを特徴とするラ
イブラリ装置。
て、前記制御回路に、前記第1のバーコードリーダと第
2のバーコードリーダに同時に前記カートリッジに貼付
されたラベルの読み取り動作を行わせる並列制御手段が
設けられているもの。 (3) 第1項に記載のライブラリ装置であって、前記制御
回路に、前記第1のバーコードリーダと第2のバーコー
ドリーダの位置付け障害の検出手段、及び、前記第1の
バーコードリーダと第2のバーコードリーダの少なくと
も一方が位置付け障害を起こした場合に、そのバーコー
ドリーダをホーム位置に戻し、再度位置付け動作をさせ
るリトライ手段が設けられているもの。
て、前記制御回路に、前記第1のバーコードリーダと第
2のバーコードリーダの動作障害の検出手段と、前記第
1のバーコードリーダと第2のバーコードリーダの一方
が動作障害を起こした場合に、他のバーコードリーダに
より障害を起こしたバーコードリーダを退避位置に退避
させる障害物の退避指示手段、及び、前記他のバーコー
ドリーダにより読み取り動作を継続させる継続読み取り
指示手段が設けられているもの。
て、前記制御回路に、前記第1のバーコードリーダと第
2のバーコードリーダの保守点検時期の記憶手段と、前
記第1のバーコードリーダ又は第2のバーコードリーダ
が保守点検時期になった時に、当該バーコードリーダを
保守点検位置に移動させる移動指示手段、及び、残りの
バーコードリーダにより読み取り動作を継続させる継続
読み取り指示手段が設けられているもの。
て、前記制御回路に、前記第1のバーコードリーダと第
2のバーコードリーダの読み取り障害の検出手段と、前
記第1のバーコードリーダと第2のバーコードリーダの
一方が読み取り障害を起こした場合に、当該バーコード
リーダを前記ラベルの読み取り位置から退避させる退避
指示手段、及び、他のバーコードリーダにより読み取り
動作を実行させる代用読み取り指示手段が設けられてい
るもの。
て、前記制御回路に更に、前記他のバーコードリーダに
より前記カートリッジに貼付されたラベルの代用読み取
りができるか否かの判定手段と、代用読み取りができた
場合に、前記読み取り障害を起こしたバーコードリーダ
が異常と判定する異常判定手段、及び、前記代用読み取
りができなかった場合に、前記カートリッジ、または前
記2つのバーコードリーダの何れかの異常を通知する異
常通知手段とを備えるもの。
のライブラリ装置であって、前記ラベル読み取り装置
に、読み取ったデータを格納するためのメモリが設けら
れており、前記ラベル読み取り装置は、前記セルの一列
を1ブロックとしてカートリッジに貼付されたラベルの
読み取りを行って読み取ったデータを一旦前記メモリに
格納しておき、1ブロックの読み取り終了時に読み取っ
たデータを一括してホストコンピュータにブロック転送
するもの。
て、前記ラベル読み取り装置の前記カートリッジに貼付
されたラベルの読み取り時に、前記ラベル読み取り装置
がエラーを検出した際には、エラーの検出があったこと
を前記メモリに記憶しておき、1ブロックの読み取り終
了時にマスタバーコードラベルの読み取りを行い、バー
コードラベルの有無の判断を行うもの。
によるカートリッジの確認手順では、ローカルバーコー
ドリーダが読むことができるのは、カートリッジの背面
に貼られたバーコードラベルのみで、カートリッジの側
面に貼られたバーコードラベルは読むことができなかっ
たが、本発明ではこれが可能となる。
セルドラムにつき1台であったため、ローカルバーコー
ドリーダに障害が発生した時にはそのセルドラムからの
カートリッジの投入ができなかったが、本発明ではこれ
が可能となる。また、ローカルバーコードリーダとアク
セッサが連動できていなかったため、ローカルバーコー
ドリーダでバーコードラベルが読めなかった場合、アク
セッサのバーコードリーダーでリカバリーすることがで
きなかったが、本発明ではこれが可能となる。
カートリッジの場合、バーコードラベルが貼られていな
いのか、ローカルバーコードリーダの障害なのかを区別
するため、バーコードが読み取れなかった場合にマスタ
・バーコードラベルをその都度読み込み、確認・比較し
ていたので、読み取り時間が長かったが、本発明ではこ
れが短くなる。
ートリッジのバーコードラベル読み取りタイミングは、
オペレータのDEE作業終了後のホストコンピュータか
らの指示で行っていたため、バーコードラベル読み取り
に時間を必要としたが、本発明では時間がかからなくな
る。更にまた、バーコードラベルから読み取ったデータ
をホストコンピュータへ報告する場合、カートリッジを
1巻ずつ読み取っては報告を行っていたため、1列全て
のセル数分、ホストコンピュータはバーコードラベルの
読み取り指示をしなければならず、多くの時間がかかっ
ていたが、本発明ではこの短縮が可能となる。以上説明
したように、本発明のライブラリ装置によれば、次のよ
うな効果がある。
ードラベルの読み取りが可能なライブラリ装置を提供す
ることができる。 (2) ローカルバーコードリーダに障害が発生した時でも
そのセルドラムからのカートリッジの投入ができるライ
ブラリ装置を提供することができる。 (3) ローカルバーコードリーダとアクセッサを連動さ
せ、ローカルバーコードリーダでバーコードラベルが読
めなかった場合でも、アクセッサのバーコードリーダー
でリカバリすることができるライブラリ装置を提供する
ことができる。
コードラベル読み取り時間を短縮することができるライ
ブラリ装置を提供することができる。 (5) バーコードラベルから読み取ったデータのホストコ
ンピュータへの報告時間の短縮を図ることができるライ
ブラリ装置を提供することができる。 (6) バーコードラベルが貼られていないカートリッジが
存在した場合でもその確認時間を短くすることができる
ライブラリ装置を提供することができる。
である。
示す透視図である。
ーダの構成を示すものであり、(a) は正面側から見た斜
視図、(b) は背面側から見た斜視図である。
図である。
ジテープの構成を示す斜視図、(b) はバーコードラベル
の貼付位置を示すカートリッジテープの背面図、(c) は
バーコードラベルの貼付位置を示すカートリッジテープ
の側面図である。
す図、(b) は図6(b) のバーコードラベルの一例を示す
図である。
ック図である。
面図、(b) はセルドラムとLBRの位置関係を示す側面
図である。
投入手順を説明するフローチャートである。
カートリッジの有無の確認手順を示すフローチャートで
ある。
例の構成によるカートリッジの背面ラベルの読み取りを
説明する説明図、(b) は(a) の構成におけるLBRによ
るカートリッジの側面ラベルの読み取りを説明する説明
図、(c) は(a) の鏡をプリズムで置き換えた変形実施例
を説明する部分図である。
によるカートリッジの確認手順を示すものであり、図1
2の構成におけるホストコンピュータのカートリッジの
確認手順を示すフローチャートである。
施例の構成によるカートリッジの背面ラベルの読み取り
を説明する説明図、(b) は(a) の構成におけるLBRに
よるカートリッジの側面ラベルの読み取りを説明する説
明図である。
ピュータによるカートリッジの確認手順を示すものであ
り、図14の構成におけるホストコンピュータのカート
リッジの確認手順を示すフローチャートである。
によるカートリッジの確認手順を示すものであり、図1
2の構成におけるホストコンピュータのカートリッジの
確認手順を示すフローチャートである。
によるカートリッジの確認手順を示すものであり、図1
2の構成におけるホストコンピュータのカートリッジの
確認手順を示すフローチャートである。
Rの構成の一実施例を示すものであり、(b) は(a) のL
BRの制御回路を示すブロック図である。
ある。
決め制御を説明する説明図である。
フローチャートである。
御を説明する説明図である。
フローチャートである。
トリッジの読み取り制御、及び保守を説明する説明図で
ある。
トリッジの読み取り制御および異常診断を説明する説明
図である。
フローチャートである。
読み取り機能を備えたアクセッサの構成を示す説明図、
(b) は(a) のアクセッサによるカートリッジのラベル読
み取り動作を説明する図である。
の従来のLBRの配置を示す説明図、(b) はセルドラム
が2つ並列に設置された時の本発明のLBRの配置を示
す説明図である。
リ装置における実際の設置例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
ベルからの読み取りデータのホストコンピュータへの転
送動作を示すタイムチャート、(b) は図30の構成にお
けるDEE処理とカートリッジのラベルからの読み取り
データのホストコンピュータへの転送動作を示すタイム
チャートである。
らの読み取りデータのホストコンピュータへの転送動作
の手順を示すフローチャートである。
からの読み取りデータのホストコンピュータへの転送動
作の手順を示すフローチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 計算機システムに接続されて使用される
大容量記憶装置であって、カートリッジを記憶媒体と
し、このカートリッジへのデータの書き込み或いはカー
トリッジからのデータの読み込みを行う記憶再生装置
と、カートリッジの投入/排出を行う投入排出装置と、
複数のカートリッジを格納するセル棚と、前記セル棚と
前記記憶再生装置との間でカートリッジを運搬する媒体
運搬装置、及び、前記セルドラムに設けられて前記カー
トリッジに貼付されているバーコードラベルを読み取る
ラベル読み取り装置とを備えるライブラリ装置におい
て、 前記セルドラムの各セルの前記カートリッジの側面に対
向する壁側に、前記読み取り装置からのレーザ光を、前
記カートリッジの側面に貼付されたラベルに導く導光手
段を設け、前記ラベル読み取り装置により前記カートリ
ッジの側面に貼付されたラベルを読み取り可能にしたこ
とを特徴とするライブラリ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のライブラリ装置であっ
て、前記ラベル読み取り装置に、前記セルに格納された
カートリッジの背面に平行に、前記壁側に移動可能な移
動機構が設けられていることを特徴とするライブラリ装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のライブラリ装置であっ
て、前記ラベル読み取り装置に、 前記カートリッジの背面に貼付されているラベルから読
み取ったデータと、前記カートリッジの側面に貼付され
ているラベルから読み取ったデータとを比較する手段、
及び、 比較結果が不一致の場合に、前記カートリッジが異常で
ある信号を出力する異常判定手段とが設けられているこ
とを特徴とするライブラリ装置。 - 【請求項4】 請求項1または3に記載のライブラリ装
置であって、前記ラベル読み取り装置に、 前記カートリッジの背面に貼付されているラベルが読み
取れたか否かを判定する手段、及び、 前記背面ラベルが読み取れなかった場合に、前記カート
リッジの側面に貼付されているラベルからデータを読み
取るように指示する手段が設けられていることを特徴と
するライブラリ装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のライブラリ装置であっ
て、前記ラベル読み取り装置に、 前記カートリッジの背面に貼付されているラベルが読み
取れたか否かを判定する手段と、 前記背面ラベルが読み取れなかった場合に、前記ラベル
読み取り装置に設けられているマスタバーコードを読み
とるように指示する手段と、 このマスタバーコードが読み取れたか否かを判定する手
段、及び、 マスタバーコードが読み取れた場合にのみ、前記カート
リッジの側面に貼付されているラベルからデータを読み
取るように指示する手段が設けられていることを特徴と
するライブラリ装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載のライブラリ装置であっ
て、前記媒体運搬装置が、前記セルを把持する把持機構
と、この把持機構を取り囲むフレームとから構成され、
前記フレームには前記把持機構が前記カートリッジを把
持した時に、前記カートリッジの背面に貼付されたラベ
ルを読み取るバーコードリーダが設けられているものに
おいて、 前記把持機構が前記セルを把持した時の前記カートリッ
ジの一方の側面に対向する前記媒体運搬装置のフレーム
に、前記カートリッジの一方の側面に貼付されたラベル
を読み取る別のバーコードリーダが設けられており、前
記媒体運搬装置によっても前記カートリッジの背面と側
面に貼付された両方のラベルを読み取り可能にしたライ
ブラリ装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載のライブラリ装置であっ
て、前記ラベル読み取り装置は、前記カートリッジにラ
ベルの貼付がないと判定した時に、前記媒体運搬装置に
ラベルの貼付のないカートリッジのラベルの有無の確認
を指示する信号を出力するラベル有無再確認指示手段を
備えており、 前記媒体運搬装置は、このラベル有無再確認指示手段か
らの信号により当該カートリッジを把持し、前記2つの
バーコードリーダによって当該カートリッジ上のラベル
の貼付の有無を再検出することを特徴とするライブラリ
装置。 - 【請求項8】 請求項1から5の何れか1項に記載のラ
イブラリ装置であって、前記セルドラムが2台並列に設
置されているものにおいて、 前記ラベル読み取り装置が回転可能に構成されており、
前記2台のセルドラムから等しい距離だけ離れた位置に
1台だけ設置されていることを特徴とするライブラリ装
置。 - 【請求項9】 請求項1から7の何れか1項に記載のラ
イブラリ装置であって、 前記ラベル読み取り装置が、前記セルドラムへの前記カ
ートリッジの投入搬出を行う扉に対して、前記セルドラ
ムの回転下流側に位置して設置されており、前記扉から
の前記カートリッジの投入が終了して、前記セルドラム
が前記カートリッジの新規投入位置まで回転した時に、
前記ラベル読み取り装置が前回投入されたカートリッジ
の読み出し動作を行えることを特徴とするライブラリ装
置。
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