JP3254101B2 - ライブラリ装置 - Google Patents
ライブラリ装置Info
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- JP3254101B2 JP3254101B2 JP06711495A JP6711495A JP3254101B2 JP 3254101 B2 JP3254101 B2 JP 3254101B2 JP 06711495 A JP06711495 A JP 06711495A JP 6711495 A JP6711495 A JP 6711495A JP 3254101 B2 JP3254101 B2 JP 3254101B2
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Description
ートリッジを格納するためのセルを複数個有するライブ
ラリ装置に関する。ライブラリ装置は、磁気テープカー
トリッジ又は光ディスクカートリッジ等の情報記録媒体
を収容するカートリッジを格納するための複数個のセル
を有する。複数のセルの内から選択されたセルに格納さ
れたカートリッジは、ライブラリ装置内部のドライブユ
ニットにロードされる。カートリッジ内部に収容された
媒体にドライブユニットにより情報が記録/再生され
る。
ータのような大容量を必要とするデータの検索にライブ
ラリ装置の需要が増えている。ライブラリ装置は、設置
スペースが小さく、より多くのカートリッジを収容でき
るように、大容量であることが望まれる。また、ライブ
ラリ装置は、操作者によるカートリッジの投入操作が容
易であることが望まれる。
リ装置は、記録媒体を収容するカートリッジの投入及び
排出を行うカートリッジアクセスステーション(CA
S)と、各々カートリッジを収容する複数のセルを有す
るセルドラムと、カートリッジ内の記録媒体に対してデ
ータの記録再生を行うドライブユニットと、カートリッ
ジアクセスステーション、セルドラム及びドライブユニ
ットの間でカートリッジを搬送するアクセッサとを含ん
で構成される。
めの把持機構や把持機構を往復移動させる移動機構を搭
載している。また、把持機構や往復移動機構を制御する
ための多数の制御用プリント板を搭載している。新規カ
ートリッジのライブラリ装置へのエントリ操作は、操作
者がカートリッジアクセスステーションに設けられたカ
ートリッジ投入口にカートリッジを挿入することにより
行なわれる。カートリッジ投入口にカートリッジが挿入
されると、アクセッサがこのカートリッジを把持し、セ
ルドラムの中の特定のセルに搬送する。カートリッジが
格納されるべきセルのアドレスは、カートリッジに付与
されたバーコードラベルを、アクセッサに設けられたバ
ーコードリーダが読むことにより、得られる。
は、カートリッジアクセスステーションのカートリッジ
投入口にカートリッジを一個づつ投入する必要がある。
それ故、多量のカートリッジをライブラリ装置に投入す
る際には、その投入操作のための長い時間を必要とす
る。更には、バーコードラベルがアクセッサ上に設けら
れたバーコードリーダに読み込まれた後でなければ、投
入されたカートリッジの移動先セルアドレスが判らない
ので、アクセッサがカートリッジを所定のセルに移動す
る迄に長い時間を要する。また、ライブラリ装置に投入
されたカートリッジは、カートリッジ投入口からライブ
ラリ装置内のカートリッジを収容するための収容棚の中
のセルに搬送されなければならない。
へ多量のカートリッジを投入するための作業時間を短縮
し得るライブラリ装置を提供することである。本発明の
目的は、ライブラリ装置に一括投入された多量のカート
リッジをカートリッジを収納するセルを有する収容棚へ
搬送する必要のないライブラリ装置を提供することであ
る。
れた多量のカートリッジに取り付けられたバーコードラ
ベルを短時間で読み取ることが可能なライブラリ装置を
提供することである。
ための手段は、特許請求の範囲に記載された、記憶媒体
を収容するカートリッジを収容するセルを複数個備えた
収容棚と、記憶媒体を収容するカートリッジを収容する
セルを複数個備えた持ち運び可能なマガジンと、前記マ
ガジンの取り付け/取り外しが可能な搭載部を有するマ
ガジン棚と、前記記憶媒体を処理する処理部と、前記カ
ートリッジを、前記マガジン棚に取り付けられた前記マ
ガジンに備えられたセル又は前記収容棚に備えられたセ
ルと前記処理部との間で移送する移送機構と、を備えた
ライブラリ装置であって、前記搭載部は、マガジンが取
り付けられた場合に当該マガジンを底部から支持する搭
載プレートと、マガジンを横部から支持するガイドプレ
ートと、マガジンの背面部に当接する奥行き位置決め部
と、マガジンの背面部に備えられた高さ位置合わせ部に
係合する高さ位置決め部と、を有して成り、更に、前記
ガイドプレートはドラムユニットの筐体に設けられた位
置基準点からの横方向の位置が所定の関係となる位置に
取り付けられており、前記奥行き位置決め部はドラムユ
ニットの筐体に設けられた位置基準点からの奥方向の位
置が所定の関係となる位置に取り付けられており、前記
高さ位置決め部はドラムユニットの筐体に設けられた位
置基準点からの高さ方向の位置が所定の関係となる位置
に取り付けられていること、を特徴とするライブラリ装
置である。
媒体を収容するカートリッジを収容するセルを複数個備
えた収容棚と、前記記憶媒体を処理する処理部と、前記
カートリッジを、前記セルと前記処理部との間で移送す
る移送機構と、前記収容棚と前記移送機構とを囲む筺体
と、前記カートリッジに取り付けられたバーコードラベ
ルと、前記カートリッジに取り付けられたバーコードラ
ベルを読み取るためのバーコードリーダと、前記バーコ
ードリーダを前記収容棚の前記セルの配置方向に沿って
移動するための移動手段と、前記バーコードラベルの読
取り基準位置を示す前記筺体に備えられ基準バーコード
と、前記基準バーコードの位置を検出する手段と、前記
検出手段の検出出力に応じて前記移動手段を制御する手
段と、を備えるライブラリ装置である。
セルを有し、特許請求の範囲に記載のライブラリ装置に
搭載される際に、当該ライブラリ装置のマガジン棚の搭
載部に備えられた搭載プレートとガイドプレートとに支
持され、奥行き位置決め部に当接し、高さ位置決め部に
係合するマガジンであって、前記マガジンが前記ライブ
ラリ装置に搭載された際における、当該マガジンに備え
られたセルと前記ライブラリ装置のドラムユニットに設
けられた位置基準点との位置関係が、ドラムユニットに
直接備えられた取り外しできないセルと前記位置基準点
との位置関係と同一となること、を特徴とする持ち運び
可能なマガジンである。
ラリ装置の収容棚へ多量のカートリッジを投入するため
の作業時間を短縮することができる。マガジン棚を他の
収容棚の一部と見做すことができるので、カートリッジ
の投入後に、アクセッサがカートリッジを移送する必要
性を低減することができる。
ドラベルを読み取るためのバーコードリーダを備えてい
るので、カートリッジの移送時間を短縮することができ
る。多量のカートリッジをライブラリ装置に一括して投
入可能で且つ投入後のカートリッジの移送を不要にでき
るマガジンを提供することができる。
図面と共に説明する。 (1) ライブラリ装置の構成の説明 図1は、ライブラリ装置の概略的透視図である。図にお
いて、2つのカートリッジアクセスステーション(CA
S)5がライブラリ装置2の左アクセッサハウジング7
の前面側及び右アクセッサハウジング9の前面側に設け
られている。
は、カートリッジ投入口6とカートリッジ排出口8を有
している。カートリッジ投入口6とカートリッジ排出口
8は、それぞれ垂直軸線回りに180°回転可能であ
る。ドラムユニット10a、10bは、夫々複数のセル
を有するセルドラム15a,15bを有している。セル
ドラム15a,15bは、各々7つのセルセグメント1
7a〜17fから構成されている。各セルドラム15
a,15bの各セルセグメント17a〜17fは、3列
n段のセルを有する。各セルは、磁気テープを収容する
カートリッジを格納する。このカートリッジは、I34
80型磁気テープカートリッジである。4つのドライブ
ユニット12a,12b,12c,12dは、夫々カー
トリッジ内に収容された記憶媒体である磁気テープへの
情報の記録/再生を行なう。このライブラリ装置2の各
ドライブユニット12a,12b,12c,12dは、
それぞれ複数台のテープドライブユニットを有してい
る。例えば、4台のテープドライブユニットが各ドライ
ブユニット12a,12b,12c,12d内に設けら
れている。これらののテープドライブユニットは、カー
トリッジの投入・排出口を有している。カートリッジの
投入・排出口は、X軸を含む平面であり且つY軸と垂直
な平面に対して、5.5度傾斜している。
テーション5、ドラムユニット10a、10b、ドライ
ブユニット12a,12b,12c,12d、2つのア
クセッサ14を制御するための制御プリント板が設けら
れている。アクセッサ14は、垂直コラム18に沿って
上下方向(図中、矢印Y方向)に移動可能なアクセッサ
ハンド機構16を具備している。アクセッサ14は、ガ
イドレール20に沿って横方向(図中、矢印X方向)に
移動可能である。このように、アクセッサ14は、X−
Y移動機構となっている。
おいて、アクセッサハンド機構16は、アクセッサ14
の垂直コラム18に形成されたガイドレール22に沿っ
て上下方向に移動される支持ベース24上に搭載されて
いる。この支持ベース24は、モータ25を搭載してい
る。更に、支持ベース24は、モータ25を制御するた
めの制御回路を搭載するプリント板29を搭載してい
る。この支持ベース24は、モータ25及びプリント板
29と一緒に、Y軸方向に沿ってガイドレール22に案
内されつつ移動する。
出力軸に連結されたタイミングベルト26により、アク
セッサハンド機構16のマウントベース27が、垂直軸
(Y軸と平行な軸)線回りに旋回する。つまり、モータ
25及びアクセッサハンド機構16及びマウントベース
27は、カートリッジを移動するθ方向移動機構を構成
する。
ハンド機構16及びこのアクセッサハンド機構16に組
み込まれたモータやセンサの制御を行なうための制御回
路を搭載するプリント板29と一緒に移動する。このプ
リント板29は、アクセッサハンド機構16をベース2
7の軸60回りに回動するためのモータを制御する制御
回路を搭載している。
明図である。図3において、垂直コラム18は、支持ベ
ース24をガイドレール22に沿って往復移動させるた
めのY軸モータ46を支持している。この垂直コラム1
8は、レールベース32に支持されている。レールベー
ス32は、ローラ34aと34b、及びローラ36aと
36b、をそれぞれ回転可能に支持している。ローラ3
4aと34bは、レールベース32の一端で、Xレール
20を挟持している。ローラ36aと36bは、レール
ベース32の他端で、Xレール20を挟持している。ロ
ーラ38は、Xレール20と当接するように、レールベ
ース32に支持されている。ローラ38は、摩擦力調整
機構を構成している。
レール20に沿って移動するためのものである。X軸モ
ータ42は、レールベース32上に固定されている。X
軸モータ42の出力軸には、ピニオン41が固定されて
いる。このピニオン41は、Xレール20が固定される
ハウジングに取り付けられた図示されないラックと係合
している。
固定されている。プリント板40は、Xケーブル44を
介して、ハウジング4内に設けられた図示しない制御装
置に接続されている。プリント板40は、Y軸モータ4
6及びX軸モータ42を制御するための制御回路を搭載
している。レールベース32のローラ34a、34bを
支持するベース先端部32bの位置は、ベース中央部3
2aから距離Lだけ離れた位置となっている。つまり、
ベース先端部32bは、ハンドアセンブリ機構16の回
転中心Oを中心とする回転半径Rの外側に位置付けられ
ている。ベース先端部32b及びローラ34aは、ハン
ドアセンブリ機構16の移動領域に干渉しない位置に設
けられている。レールベース32は、ロングホイールベ
ースとなっている。ハンドアセンブリ機構16のY軸方
向の移動範囲は、ベース先端部32bがハンドアセンブ
リ機構16の移動領域内に設けられる場合に比較して、
拡大されている。従って、セルドラム10a,10bの
セルセグメント中のセルの段数を増すことができるの
で、その結果としてライブラリ装置2は、カートリッジ
収容巻数を増やせる。
明 図4及び図5は、直接投入排出用(DEE)扉を有する
ドラムユニット10aの構成説明図である。図4は、ド
ラムユニットの上面図である。図5は、ドラムユニット
の側断面図である。図において、ドラムユニット10a
は、その前面に、回転支軸66回りに回動可能な扉64
を有する。扉64aは、ドラムユニット10aに対して
閉じられている状態である。扉64bは、ドラムユニッ
ト10aに対して開放されている状態である。この扉6
4は、ドラムユニット10aの前面化粧板に備えられた
DEE窓部62に設置される。
転駆動される。セルドラム15aは、7枚の平板が結合
されている。図4においては、7枚の平板のうちの2枚
の平板54、58を示す。セルドラム15aは、7面体
である。図4は、ドラムユニット10aのセルドラム1
5aの7面の内の2面を示している。セルドラム15a
の1面が1セルセグメントに対応する。平板54、58
は、3列n段のセルを備えている。平板53上に設けら
れた各セルは、カートリッジ52L,52C,52Rを
収容する。平板58上に設けられた各セルは、カートリ
ッジ53L,53C,53Rを収容する。セルドラム1
5aのセルは、後述する図20に示されるセルの右ユニ
ット244、中央ユニット242a、242b、及び左
ユニット240が多数組合せられて、且つセルドラム1
5aの各平板に取り付けられて、3列n段のセルを構成
している。また、セルドラム15aの各セルは、水平面
から12度上向きに傾斜した状態で平板に取り付けられ
ている。この傾斜角度は、地震等の振動がライブラリ装
置2に加わった場合に、セルからカートリッジが飛び出
すことが無いようにするために設定された角度である。
には、ドラムユニット10aのDEE扉64を開放す
る。そして、セルドラム15aの各セルに、カートリッ
ジを一個ずつ投入する。尚、DEE扉64により開放さ
れるDEE窓部62よりも上方位置に配置されるカート
リッジ52a,52bは、カートリッジアクセスステー
ション5のカートリッジ投入口6から投入されたカート
リッジである。DEE窓部62よりも上方位置に配置さ
れるセルは、オプレータによりカートリッジを投入され
ることができない。
投入排出(ダイレクト・エントリ・エグジット)動作を
実行することが可能なセルの段数は、n段のセルの内の
m段だけである。残りのセルに格納されるこれらのカー
トリッジ52a,52bは、アクセッサ14がカートリ
ッジ投入口6の位置からセルユニット10aのセルドラ
ム15a上のセルに搬送することにより、これらのセル
に収容される。
れたカートリッジ52L,52C,52R,53L,5
3C,53Rは、その前面にバーコードラベルが取り付
けられている。また、7枚の各平板54、58は、DE
E窓部62に対向するセルが設けられる部分に、カート
リッジの収容位置対応して、バーコード56b,56
d,56e等が取り付けられている。このバーコード5
6b,56d,56eは、上記セルの各ユニット24
0、242、244を平板54に取り付ける前に、平板
54に取り付けられる。セルドラム15aの各セルセグ
メント17a〜17fの平板に取り付けられるバーコー
ドラベル56b,56d,56eの番号体系は、カート
リッジ52,53に貼付されるバーコードラベルの番号
体系とは異なっている。
板上のバーコードは、バーコードリーダ68により読み
取られる。バーコードリーダ68は、スライドガイド7
6に連結されており、スライドガイド76と共に移動す
る。このスライドガイド76は、スライドレール74に
沿って往復移動させられる。スライドレール74は、垂
直コラムベース78に取り付けられている。垂直コラム
ベース78は、バーコードリーダ68、下プーリ72、
上プーリ106、パルスモータ70、位置フラグバー1
12、スライドレール74等を支持する。下プーリ72
と上プーリ106との間には、タイミングベルト108
が掛け渡されている。タイミングベルト108は、バー
コードリーダ68のスライドガイド76に固定されてい
る。タイミングベルト108は、バーコードリーダ68
の重量のカウンタバランスとしてのバランサウエイト1
10が取り付けられている。このバーコードリーダ68
は、スライドガイド76の軸回りに回動可能である。ス
ライドガイド76上に搭載されたモータ82は、バーコ
ードリーダ68を回動するためのものである。バーコー
ドリーダ68の後端側には、センサフラグ84が設けら
れている。スライドガイド76は、センサフラグ84を
検出するセンサ86が設けられている。センサ86は、
第1のバーコードリーダ位置センサ86aと第2のバー
コードリーダ位置センサ86bとを含んで構成される。
駆動する。下プーリ72の回転は、タイミングベルト1
08に伝達され、バーコードリーダ68を搭載するスラ
イドガイド76をスライドレール74に沿って往復移動
する。スライドガイド76の垂直コラムベース78上の
位置は、スライドガイド76に固定されたセンサ80が
位置フラグバー112のフラグを検出し、センサ80に
より検出されたフラグの数をカウントすることにより求
められる。これらセンサ80と位置フラグバー112が
バーコードリーダ68の位置検出機構を構成する。
68を往復移動する機構であるモータ70、下プーリ7
2、上プーリ106、スライドガイド76、スライドレ
ール74、及びタイミングベルト108は、垂直コラム
ベース78に搭載される。この垂直コラムベース78、
バーコードリーダ68、位置検出機構、及び往復移動機
構は、一体に構成されている。従って、これらは、バー
コードリーダユニット101を構成している。
部78aは、ドラムユニット10aのベース100に、
螺子77a,77bで固定され、垂直コラムベース78
の上端部のフランジ部78bは、ドラムユニット10a
の天板104に、螺子79a,79bで固定されてい
る。尚、ベース100は、台足102を備えている。従
って、バーコードリーダユニット101は、螺子77
a、77bと螺子79a、79bを外すことにより、ド
ラムユニット10aから取り外し可能となっている。垂
直コラムベース78のフランジ部78a、フランジ部7
8b、螺子77a、77b、及び螺子79a、79b
は、バーコードリーダユニット101をドラムユニット
10aに対して、取り付け/取り外しするための手段を
構成している。また、ドラムユニット10aのベース1
00は、螺子77a,77bと螺合するナットを備えて
いる。更に、天板104は、螺子79a、79bと螺合
するナットを備えている。更には、ベース100及び天
板104は、バーコードリーダユニット101のフラン
ジ部78a、78bを位置決めするための位置決め板又
はスリットを夫々備えている。
るための制御信号は、ドラムユニット10aのコーナー
に配置された制御プリント板上に搭載された制御回路9
0から送出される。バーコードリーダユニット101の
制御信号は、信号ケーブル94を介して制御回路90か
らバーコードリーダユニット101に伝送される。バー
コードリーダユニット101と信号ケーブル94は、図
示されないコネクタにより結合及び分離が可能に構成さ
れている。制御回路90は、ドラムモータ50を回転駆
動するための駆動信号を、信号ケーブル92aを介して
セルドラム15aのドラムモータ50に伝達する。この
ドラムモータ50がセルドラム15aと共にドラムユニ
ットを構成する場合は、この信号ケーブル92aは、図
示されないコネクタによりドラムモータ50と結合及び
分離が可能に構成されている。また、制御回路90を搭
載するプリント板は、ドラムユニット10aの右後方の
コーナーに配置される。
柱であるドラムユニット10aのハウジングの右前方の
コーナーに配置される。ドラムユニット10aは、回転
するセルドラム15aを用いるので、ハウジングのコー
ナーにバーコードリーダユニット101を取り付け可能
である。アクセッサ14によるセルドラム15a上のセ
ルへのアクセスは、ドラムユニット10aの後面に設け
られた開口を通して行なわれる。
は、オペレータによりカートリッジが投入排出されたセ
ルセグメントがドラムユニット10aの後方に到達する
前の箇所で、投入されたカートリッジに貼付されたバー
コードラベルの読取動作を実行することができる。この
ようなバーコードリーダユニット101は、螺子により
ドラムユニッ10aに対して後付けが可能であり、オプ
ションユニットとすることが可能である。同様に、ドラ
ムユニット10aの前面の化粧板は、DEE扉64を有
する化粧板から、DEE扉64を有しない化粧板に取り
替え可能である。この取り替えは、螺子等の締結手段を
用いることにより簡単に行なうことができる。
bは、DEE機能を有しておらず、内部にセルドラムユ
ニットと制御回路のみを有するドラムユニットである。
このドラムユニット10bは、その化粧板を、DEE扉
62を有する化粧板に交換し、且つバーコードリーダユ
ニット101が取り付けられることにより、DEE機能
を有するドラムユニット10bに変更することができ
る。
リッジ52に取り付けられたバーコードの読取方法につ
いて説明する。図6は、バーコードリーダ68の走査線
とカートリッジ上のバーコードラベル貼付面との関係を
説明する図である。前述したように、セルドラム15a
は、7枚の平板から構成される7角形の回転ドラムであ
る。この回転ドラムの各面は、3列のセルが形成されて
いる。図4に示されるように、平板54上のセルに支持
される中央の列のカートリッジ52Cのバーコードラベ
ルが貼付される先端面52xの軌跡(図6中(C))
は、カートリッジ52Lの先端部の左コーナー及びカー
トリッジ52Rの先端部の右コーナーが描く回転軌跡
(図6中(R))の内側に存在する。バーコードリーダ
68の走査線は、中央の列のカートリッジ52Cがバー
コードリーダ68と正対したときに、カートリッジ52
C上のバーコードラベル(カートリッジ52Cの先端面
52x)の上下方向の中央部と一致する走査線となり、
図6中に示される走査線116aとなる。
列のカートリッジ52Rがバーコードリーダ68と正対
したときには、カートリッジ52R及びバーコードリー
ダ68が水平面に対して12度傾けて取り付けられてい
るので、バーコードリーダ68の走査線は、カートリッ
ジ52Rの先端面52xの中央線116aから傾斜した
走査線116bとなる。尚、図示していないが、左列の
カートリッジ56Lの場合は、走査線の傾斜方向がカー
トリッジ52Rとは逆方向となる。
リッジ52が収容されるセルの列の位置に応じて補正す
る必要がある。図7及び図8は、バーコードリーダ68
の走査線の傾き調整機構の説明図であり、図7は、バー
コードリーダ68の傾き調整機構の正面図、図8は、バ
ーコードリーダ68の傾き調整機構の下面図である。
ルダ131に支持されている。ホルダ131は、軸13
0の回りに回動可能に支持されている。軸130は、ス
ライドガイド76に固定して取り付けられるベース13
6に回動可能に取り付けられている。ホルダ131は、
先端にローラ128を有するシャフト129が取り付け
られている。ローラ128は、ベース136に回動可能
に支持された軸124に固定されたカム126の表面と
当接する。このシャフト129は、図示しないスプリン
グにより常に矢印P方向の付勢力が付与されている。こ
の付勢力は、ローラ128をカム126の表面に押圧す
る力としてシャフト129に作用する。軸124は、プ
ーリ122を備えている。このプーリ122は、ベルト
120を介して駆動プーリ118に接続されている。駆
動プーリ118は、ベース136に支持されたモータ8
2の出力軸に固定されている。モータの82の出力軸
は、エンコーダ132が固定されている。エンコーダ1
32のスリットは、ベース136に固定されたモータ停
止タイミングセンサ134により検出される。
6の表面の(a)点、(b)点、及び(C)点がローラ
128と当接する位置を検出可能となるように形成され
ている。カム126の表面の(b)点がローラ128と
当接している時は、中央位置である。バーコードリーダ
68が中央列のカートリッジ52Cのバーコードラベル
を読む時の位置が(b)点である。この時のバーコード
リーダ68の走査線は、116aである。カム126の
表面の(a)点がローラ128と当接している時は、バ
ーコードリーダ68が右列のカートリッジ52Rのバー
コードラベルを読む時の位置である。この時のバーコー
ドリーダ68の走査線は、116dである。カム126
の表面の(c)点がローラ128と当接している時は、
バーコードリーダ68が左列のカートリッジ52Lのバ
ーコードラベルを読む時の位置である。この時のバーコ
ードリーダ68の走査線は、116cである。
御回路のブロック図である。図において、バーコードリ
ーダ制御部は、スライドガイド76上に搭載されている
プリント板上に搭載される回路の内部に設けられる。ド
ラム制御部は、制御回路90の内部に設けられている。
バーコードリーダ制御部は、マイクロコンピュータ等で
構成されるCPU140を備える。また、バーコードリ
ーダ制御部は、以下に述べる構成を有する。
納された格納されたプログラムに従って、バーコードリ
ーダ68等の制御を実行する。パルスモータ駆動回路1
42は、バーコードリーダ68をスライドレール74に
沿って往復移動するためのパルスモータ70を駆動す
る。Y軸センサ80aは、スライドガイド76上に搭載
され、位置フラグバー112のフラグ112aを検出す
る検出手段である。原点センサ80bは、スライドガイ
ド76上に搭載され、位置フラグバー112の最下端部
に設けられた原点フラグを検出する検出手段である。こ
の原点フラグは、位置フラグバー112の位置フラグ1
12aの長さよりも長くすることで、位置フラグ112
aと区別可能に設けられている。
リーダ68を軸130回りに回転駆動するためのDCモ
ータ82を駆動する。モータ停止タイミングセンサ13
4は、発光素子と受光素子とから構成され、モータ82
の出力軸に固定されたエンコーダ132に設けられたス
リットを検出する。センサ134は、エンコーダ132
のスリットの検出に対応して停止タイミング信号を出力
する。
に示されるように、バーコードリーダ68の後側に設け
られている。バーコードリーダ位置センサ86aは、バ
ーコードリーダ68が軸130回りに時計方向に回転
し、右に傾斜している状態を検出する。センサ86a
は、バーコードリーダ68の左後方に設けられる。バー
コードリーダ位置センサ86aは、図示しない発光素子
と受光素子とを備え、バーコードリーダ68に設けられ
たフラグ84が発光素子と受光素子との間に位置付けら
れた時に、検出信号を出力する。バーコードリーダ位置
センサ86bは、バーコードリーダ68が軸130回り
に反時計方向に回転し、左に傾斜している状態を検出す
る。センサ86bは、バーコードリーダ68の右後方に
設けられる。バーコードリーダ位置センサ86bは、図
示しない発光素子と受光素子とを備え、バーコードリー
ダ68に設けられたフラグ84が発光素子と受光素子と
の間に位置付けられた時に、検出信号を出力する。
インタフェース回路148を介してドラム制御部のCP
U150との間で情報の通信を行なう。このドラム制御
部は、マイクロコンピュータ等で構成されるCPU15
0を備える。また、ドラム制御部は、以下に述べる構成
を有する。まず、CPU150は、ROM152に格納
された格納されたプログラムに従って、ドラムモータ5
0等の制御を実行する。ドラムモータ駆動回路152
は、セルドラムを回転駆動するためのドラムモータ50
を駆動する。ドラム位置センサ158は、セルドラムの
回転位置を検出する。このドラム位置センサ158の出
力に基づいて、CPU50は、セルドラム上の各列のカ
ートリッジ52C,52R,52Lをバーコードリーダ
68に正対するように、ドラムモータ50を駆動するよ
うにドラムモータ駆動回路154に対して制御信号を出
力する。インタフェース回路156は、上位装置との情
報の通信を行なうためのものである。
明 以上説明した構成において、バーコードリーダ68によ
るバーコードラベルの読取動作を説明する。 (a)バーコードリーダの読取位置の調整 図10は、バーコードリーダの読取位置の調整動作の説
明図である。
したように、ドラムユニット10aのベース100に対
して後付けされる。また、セルドラム15aは、ドラム
ニット10aのベース100に取り付けられる。バーコ
ードリーダユニット101の製造上の誤差、ユニット1
01のベース100への取り付け誤差等から位置フラグ
バー112の位置フラグ112aとセルドラム15aの
各セルとの相対的位置関係にずれが生じている。
140が位置フラグバー112の位置フラグ112aを
検出するY軸センサ80aの検出出力に基づいて、バー
コードリーダ68を所望のセルのカートリッジ、例えば
セル52eの前面に位置付けたとしても、この相対的位
置関係のずれのために、実際には、バーコードリーダ6
8の走査線は、カートリッジ52eのバーコードラベル
上とは異なる位置に位置付けられる。
コードリーダ68によるカートリッジ上のバーコードラ
ベルの読取りに先立って、バーコードリーダ68の読取
位置の調整動作を実行する。この読取位置の調整動作
は、以下のようにして行なわれる。まず、ライブラリ装
置2のオペレータは、ハウジング4に設けられたオペレ
ータパネルからバーコードリーダの読取位置調整動作の
実行を指示する。ハウジング4に設けられた制御部は、
この調整動作の実行の指示に基づいて、ドラムユニット
10aの制御回路90と接続された信号ケーブルを介し
て、制御回路90に調整動作の実行の指示を伝達する。
制御回路90は、ドラム制御部のインタフェース156
を介してCPU150に調整動作の実行の指示を伝達す
る。CPU150は、この実行の指示をドラムインタフ
ェース部148を介してCPU140に伝達する。CP
U140は、この指示を受取ると、以下の処理を実行す
る。
るように、CPU140は、ドラムインタフェース部1
48を介して、ドラム制御部のCPU150に対して、
セルドラム15aのセルセグメント17aの中央列のカ
ートリッジのバーコードラベルをバーコードリーダ68
と正対する位置に位置付けるように指示する。CPU1
50は、ドラムモータ駆動制御回路154を介してドラ
ムモータ50を回転駆動し、セルドラム15aのセルセ
グメント17aの中央列のカートリッジのバーコードラ
ベルをバーコードリーダ68と正対する位置に位置付け
る。CPU150は、位置付けが終了したことをドラム
位置センサ158の出力に基づいて判断すると、位置付
け終了をドラムインタフェース部148を介してCPU
140に通知する。
は、ドラム面の位置付けの終了が通知されると、バーコ
ードリーダ68が垂直コラムベース78の原点位置に位
置付けられているか否かを、原点センサ80bの出力か
ら判断する。CPU140は、原点センサ80bの出力
がオンであると、ステップS104を実行する。つま
り、CPU140は、バーコードリーダ68が原点位置
に位置付けられていると判断すると、ステップS104
の処理へジャンプする。
の出力がオフである場合は、ステップS103を実行す
る。 (3)ステップS103:CPU140は、バーコード
リーダ68を原点位置に移動する処理を実行する。つま
り、CPU140は、パルスモータ駆動回路142を介
してパルスモータ70を駆動し、バーコードリーダ68
を下方に向けて移動させる。そして、CPU140は、
原点センサ80bがオンになると、パルスモータ駆動回
路142を介してパルスモータ70の駆動を停止し、バ
ーコードリーダ68を原点位置に位置付ける。
は、バーコードリーダ68の走査線をマスタラベル16
0a,160b,160cの取り付け位置へ位置付ける
処理を実行する。マスタラベル160a,160b,1
60cは、図11に示されるように、セルドラム15a
のセルセグメント17aの平板54上に取り付けられた
金具114の前面に貼り付けられている。この金具11
4は、スリット162a,162bを備えている。この
スリット162a,162bの上端部は、マスタラベル
160bの下端部と一直線状に配置されるように金具1
14に形成されている。バーコードリーダ68をこのマ
スタラベル160の位置に位置付ける際に、まず、CP
U140は、パルスモータ駆動回路142を介してパル
スモータ70を駆動し、バーコードリーダ68を上方向
に移動する。CPU140は、Y軸センサ80aが検出
するフラグ112aの検出個数が金具114の位置に到
達するのに必要な数と一致したら、パルスモータ70の
駆動を停止する。DEE可能なセルの段数は、36段で
ある。金具114の位置は、37段目の位置に相当する
位置である。計数されるフラグ数は、「37」である。
は、バーコードリーダ68をマスタラベル160と対面
する位置に位置付けた後、バーコードリーダ68から走
査線を出射させる。 (6)ステップS108:バーコードリーダ68から出
射された走査線の164の下端部が、マスタラベル16
0a,160b,160cの下端部と一致し、且つスリ
ット162a,162bの上端部と一致しているか否か
が、オペレータにより目視確認される。オペレータが一
致していないと判断した場合は、ステップS110に移
る。
走査線164の下端部と、マスタラベル160a,16
0b,160cの下端部又はスリット162a,162
bの上端部とのずれ量を把握する。オペレータは、この
ずれ量に相当する値を、バーコードリーダユニット10
1に設けられたディップスイッチ(図示しない)を介し
て、CPU140に対して入力する。オペレータが入力
する値は、ずれ量に相当するパルスモータ70のパルス
数である。CPU140は、この入力値を図示しない内
部レジスタに格納する。そして、オペレータが位置調整
動作の実行を再度指示することで、CPU140は、ス
テップS101からS106の動作を実行する。
04の実行時に以下の追加の処理を実行する。つまり、
CPU140は、金具114の位置に相当する位置フラ
グ112aを検出した後、ディップスイッチの値を確認
する。ディップスイッチの値が零ならば、追加の処理は
実行されない。前述したように、ディップスイッチが零
以外の値に設定されているので、このディップスイッチ
が指定している値に相当する数のパルスをパルスモータ
駆動回路142に与えてパルスモータ70を駆動すると
いう処理を実行する。
とにより、バーコードリーダ68による読取位置の調整
が行なわれる。そして、オペレータがバーコードリーダ
68から出射された走査線の164の下端部が、マスタ
ラベル160a,160b,160cの下端部と一致
し、且つスリット162a,162bの上端部と一致し
ているか否かを判断する。オペレータが一致していない
と判断した場合は、再度前述の処理を繰り返し実行す
る。
た場合は、がオペレータは、ハウジング4上のオペレー
タパネルを介して位置調整動作の終了を入力し、位置調
整動作の実行開始の指示の伝達と同様にして、制御回路
を介してCPU140に位置調整動作の終了を伝達す
る。そして、CPU140は、位置調整動作を終了し、
バーコードリーダ68を原点に位置付ける。
て設定されたディップスイッチを参照して、バーコード
リーダ68の位置付け動作を行なう。次に、ドラムユニ
ット10aのDEE扉64からセルドラム15aのセル
に投入されたカートリッジ52,53に貼付されたバー
コードラベルの読取動作について説明する。
トである。まず、セルドラム10aのDEE扉64が開
放されたことを図示しないセンサで検出すると、CPU
140は、ドラム制御部のCPU150に対して、ドラ
ムモータ50の回転停止及び位置保持を指示する。CP
U150は、この指示を受けると、ドラムモータ50の
駆動を停止する。更に、CPU150は、DEE扉64
に対面しているセルセグメントが7つのセルセグメント
17a〜17fのいずれであるかを、ドラム位置センサ
158の検出出力に基づいて判断する。ここでは、CP
U150は、セルセグメント17aがDEE扉64に対
面していると判断したものと仮定する。
る間中に、セルセグメント17aの3列n段のセルに対
してカートリッジの直接投入・排出(DEE)操作を実
行する。オペレータは、DEE操作が終了すると、DE
E扉を閉じる。そして、DEE操作終了がハジング4又
はドラムユニット10aに設けられたオペレータパネル
から入力される。
のDEE扉64が閉じられたことを図示しないセンサで
検出した後、オペレータからのDEE終了の入力があっ
た場合に、図12に示されるバーコードリーダの読取動
作を実行する。 (1)ステップS112:CPU140は、原点センサ
80bがオンか否かを判断する。原点センサ80bがオ
ンならば、ステップS116を実行する。原点センサ8
0bがオフならば、ステップS114を実行する。
は、パルスモータ70を駆動し、バーコードリーダ68
を原点位置に位置付ける。原点センサ80bがオンにな
ると、CPU140は、パルスモータ70の駆動を停止
し、次のステップS116を実行する。 (3)ステップS116:CPU140は、CPU15
0に対して、セルセグメント17aの右列、中央列、又
は左列のうちの特定の列のカートリッジをバーコードリ
ーダ68に対面させるように指示する。例えば、CPU
140は、右列を指示する。ドラム制御部のCPU15
0は、セルセグメント17aの右列のカートリッジ52
Rをバーコードリーダ68に対面させるように、ドラム
モータ50を駆動して、セルドラム15aを回転駆動す
る。
40は、CPU150へ指示した列とバーコードリーダ
68の傾き位置とが一致しているかを確認する。この確
認動作は、バーコードリーダ位置センサ86a,86b
の出力に基づいて、CPU140が行なう。ステップS
116においては、CPU140は、右列を指示したの
で、バーコードリーダ位置センサ86a,86bの出力
の組合せは、センサ86aがオンでセンサ86bがオフ
(フラグ84により遮蔽されている状態)となっている
必要がある。CPU140は、センサ出力の組合せがN
Gの場合は、ステップS120に移行する。CPU14
0は、センサ出力の組合せがOKの場合には、ステップ
S122の処理に移行する。
は、ステップS116で指定した列に応じた傾き処理動
作を実行する。指定列が中央列の場合は、図14に示さ
れる処理が実行される。指定列が右列の場合は、図15
に示される処理が実行される。指定列が左列の場合は、
図16に示される処理が実行される。これらの処理の動
作の説明は、後述される。
は、DEE扉64を介してDEE可能なm段のセルの全
段に対してバーコードラベルの読取動作を実行する。つ
まり、CPU140は、パルスモータ駆動回路142に
対してパルスモータ70の駆動指示を発する。バーコー
ドリーダ68は、原点位置から上方に向けて移動を開始
する。Y軸センサ80aが位置フラグバー112の最初
の位置フラグ112aを検出すると、CPU140は、
パルスモータ70の駆動を停止する。すなわち、図13
に示されるように、Y軸センサ80aの検出出力が”
0”の間中は、駆動パルスがパルスモータ駆動回路14
2を介してパルスモータ70に対して与えられる。CP
U140は、Y軸センサ80aの検出出力が”1”にな
ると、ディップスイッチにより指定された数に相当する
パルス数が補正パルスとしてパルスモータ70に与えた
後、駆動パルスの出力を停止する。従って、バーコード
リーダ68は、位置補正された状態で、カートリッジ5
2cと対面する位置に位置付けられる。この補正パルス
の供給動作は、各段毎に実行される。
位置付け動作が終了すると、バーコードリーダ68から
走査線を出射させ、バーコードラベルの読取動作を実行
させる。そして、CPU140は、このバーコードリー
ダ68の位置付け動作とバーコードラベルの読取動作
を、セルの段数分実行する。つまり、CPU140は、
これらの動作を36回実行する。尚、これらの動作は、
セルにカートリッジが格納されているか否かに拘わらず
実行される。そして、バーコードリーダ68による読取
結果は、CPU140が各セル毎にメモリ147に格納
する。CPU140は、セルの位置を示すセルアドレス
とバーコードラベルのラベル番号との対応関係のテーブ
ルをメモリ147に作成し、格納する。CPU140
は、バーコードラベルの読取り行なえなかったセルにつ
いては、セルアドレスとオールゼロの値を格納する。更
に、CPU140は、セルにカートリッジが格納されて
いない場合、平板54上に貼付されたバーコードラベル
がバーコードリーダ68により読取られるので、このバ
ーコードラベルの値をセルアドレスと共にメモリ147
へ格納する。例えば、平板54上のバーコードラベル5
6bの値、例えば、セルアドレスがメモリ147へ格納
される。
は、メモリ147に格納されたテーブルの内容からオー
ルゼロの値が格納されたセルアドレスの有無を判別し、
無応答段の有無の確認を行なう。そのようなセルアドレ
スが無ければ、ステップS132に移行する。そのよう
なセルアドレスが存在すれば、ステップS126に移行
する。
は、バーコードリーダ68をマスタラベル160に位置
付ける。そして、CPU140は、バーコードリーダ6
8によるマスタラベル160の読取動作を実行する(ス
テップS128)。CPU140は、マスタラベル16
0を正常に読み取れない場合は、バーコードリーダ68
の故障であるとして、ステップS130に移行する。C
PU140は、ステップS130において、バーコード
ラベルの読取動作を停止し、インタフェース部148等
を介してハウジング4内のライブラリ全体制御回路へ、
エラー発生を通知する。ライブラリ全体制御回路は、オ
ペレータに対してアラーム通知を行なう。
れた場合は、ステップS132へ移行する。 (9)ステップS132:CPU140は、カートリッ
ジが格納されていないセルの有無の確認動作を実行す
る。前述したように、セルにカートリッジが格納されて
いない場合は、CPU140は、バーコードリーダ68
により読み取ったバーコードラベルの値がセルアドレス
を示している。従って、CPU140は、メモリ147
内のテーブルの内容をチェックし、セルアドレスの値と
バーコードラベルの読取結果の値が一致している場合
は、そのセルは、カートリッジが存在していないと判断
する。CPU140は、カートリッジが存在していない
セルが無いと判断した場合は、バーコードリーダ68に
よるバーコードラベルの正常読取が行なわれたと判断す
る(ステップS134)。
場合は、CPU140は、メモリ147に作成したテー
ブルの対応するセルアドレスのフラグをオンとする。そ
して、CPU140は、パルスモータ70を駆動し、バ
ーコードリーダ68を原点位置に位置付ける(ステップ
S138)。 (10)ステップS140:CPU140は、フラグが
オンのセルアドレスを除いて、メモリ147に形成され
たテーブルの内容を、インタフェース148等を介し
て、ハウジング4に設けられたライブラリ全体制御回路
を構成するアクセッサメカコントローラAMCへ送信す
る。
17aの一列分に対する処理が終了したと判断し(ステ
ップS142)、全ての列のバーコードラベルの読取処
理が終了したか否かを判断する(ステップS144)。
処理すべき列が残っている場合は、CPU140は、再
度ステップS116〜ステップS144の処理を実行す
る。全ての列の処理が終了したら、CPU140は、待
機状態に戻る。
テップS120で行なわれる傾き動作処理について、図
14〜図15を用いて説明する。図14は、中央列のカ
ートリッジの読取位置にバーコードリーダ68を位置付
ける動作のフローチャートである。 (1)ステップS150:CPU140は、ドラム制御
部のCPU150に中央列を指示したと判断する。CP
U140は、バーコードリーダ位置センサ86aの出力
を確認する(ステップS152)。CPU140は、ス
テップS152でセンサ86aがオンの場合は、カム1
26が左回転(図8)するようにDCモータ駆動回路1
44を介してDCモータ82を駆動する(ステップS1
54)。
は、継続回転しいる。CPU140は、センサ86aが
オフとなったら、センサ86bの出力を確認する。セン
サ86bがオフの場合は、ステップS158に移行す
る。尚、センサ86bがオンとなった場合は、ステップ
S154に移行し、カム126を更に左回転するように
DCモータ82を駆動する。
は、センサ86bの出力がオフになった後、カム126
の表面の(b)点がローラ128と当接する位置に来た
ことを示すモータ停止タイミングセンサ134の検出出
力が得られる迄、DCモータ70の回転駆動を継続す
る。そして、CPU140は、センサ134の検出出力
が得られたら、DCモータ70の駆動を停止し、バーコ
ードリーダ68の中央列の読取位置への位置付け動作を
終了する。
にバーコードリーダ68を位置付ける動作のフローチャ
ートである。 (1)ステップS162:CPU140は、ドラム制御
部のCPU150に右列を指示したと判断する。CPU
140は、バーコードリーダ位置センサ86aの出力を
確認する(ステップS164)。CPU140は、ステ
ップS164でセンサ86aがオフの場合は、カム12
6が左回転(図8)するようにDCモータ駆動回路14
4を介してDCモータ82を駆動する(ステップS16
6)。
は、センサ86aがオンとなったら、センサ86bの出
力を確認する。センサ86bがオフの場合は、ステップ
S170に移行する。尚、センサ86bがオンとなって
しまった場合は、ステップS166に移行し、カム12
6を更に左回転するようにDCモータ82を駆動する。
(3)ステップS170:CPU140は、カム126
の表面の(a)点がローラ128と当接する位置に来た
ことを示すモータ停止タイミングセンサ134の検出出
力が得られる迄、DCモータ82の回転駆動を継続す
る。そして、CPU140は、センサ86aがオンとな
った後で且つセンサ86bがオフとなった後に、センサ
134の検出出力が得られたら、DCモータ70の駆動
を停止し(ステップS172)、右列の読取位置への位
置付けを終了する。
にバーコードリーダ68を位置付ける動作のフローチャ
ートである。 (1)ステップS174:CPU140は、ドラム制御
部のCPU150に左列を指示したと判断する。CPU
140は、センサ86aの出力を確認する(ステップS
176)。CPU140は、ステップS176でセンサ
86aがオンの場合は、カム126が左回転するように
DCモータ82を駆動する(ステップS178)。
は、センサ86aがオフとなったら、センサ86bの出
力を確認する。センサ86bがオンの場合は、ステップ
S182へ移行する。センサ86bがオフとなってしま
った場合は、ステップS178に移行し、カム126を
更に左回転するようにDCモータ82を駆動する。 (3)ステップS182:CPU140は、カム126
の表面(c)点がローラ128と当接する位置に来たこ
とを示すセンサ134の検出出力が得られる迄、DCモ
ータ70の回転駆動を継続する。CPU140は、セン
サ86aがオフとなった後で且つセンサ86bがオンと
なった後に、センサ134の検出出力が得られたら、D
Cモータの駆動を停止し(ステップS184)、左列の
読取位置への位置付けを完了する。
作により投入されたカートリッジのバーコードラベルの
読取動作は、バーコードリーダ68の往復移動を実行す
ることにより一括して読み取ることが可能となる。そし
て、DEE操作の行なわれたセルセグメント17aがド
ラムユニット10aの後方に位置付けられる前に、バー
コードラベルの読取りが行なわれるので、アクセッサに
よる移送時間の短縮を図ることができる。
ットの構成の説明 図17は、DEEマガジンを用いるドラムユニットの構
成の説明図である。図17において、ドラムユニット1
69は、下ユニット171と上ユニット176を含んで
構成される。下ユニット171は、台足172a,17
2bに支えられたベース170と天板174との間にマ
ガジンドラム175が回転可能に設けられている。上ユ
ニット176は、マガジンドラム175と一体的に回転
可能なセルユニットを備えている。
を備えている。フランジ178がドラムモータ172に
より回転されることで、マガジンドラム175が回転駆
動される。マガジンドラム175は、図4及び図5を用
いて説明したセルドラム15aと同様に、7角柱であ
る。マガジンドラム175は、7枚の平板が組合せられ
て7角柱が形成される。図17は、ドラムユニット16
9の正面図を示しているので、マガジンドラム175
は、1面のみが示される。
ム板180,182が取り付けられている。フレーム板
180,182の間には、4段のマガジン搭載棚184
a〜184dが形成されている。各マガジン搭載棚18
4a〜184dは、マガジンの投入ガイドとなるガイド
プレート186a,187a,188a,189aを備
えている。ガイドプレート186a,188aは、それ
ぞれ位置補正用マーカ190a,192aが形成されて
いる。
図4に示されるドラムユニット10aと同様に、DEE
扉64を有する化粧板が設けられている。そして、この
DEE扉64を開放した状態で、マガジン200がオペ
レータによりマガジン搭載棚184a〜184dに搭載
される。図18は、マガジンとマガジン搭載棚の構成を
示す概略斜視図である。図19は、ドラムユニットのマ
ガジン搭載棚にマガジンを搭載する動作を説明するため
の図である。
のセルを備えている。マガジン200は、合計18個の
カートリッジ202を同時にドラムユニット169に投
入することができる。マガジン200は、上面に把手2
04を備えている。また、マガジン200は、背面に位
置決め用の孔201a,201bを備えている。マガジ
ン200は、フレーム板180,182に設けられたマ
ガジン搭載棚184aに、ガイドプレート186a,1
87a,188a,189aに沿って投入される。これ
らガイドプレート186a,187a,188a,18
9aは、ドラムユニット169の位置決め基準点170
aに対して横方向(X方向)の位置が所定の位置関係と
なるように、正確にフレーム板180,182に取付け
られている。
aの棚板218上に設けられたマガジン搭載プレート2
06,208上に載置される。この時、図19(a)に
示されるように、マガジン200の下部に設けられたガ
イド突起220a,220bがマガジン搭載プレート2
06,208のガイド溝206a,208aと係合す
る。マガジン200は、このガイド溝206a,208
aに沿って挿入される。マガジン200がマガジン搭載
棚184aの最奥部迄挿入されると、マガジン200の
下部のガイド突起220a,220bとガイド溝206
a,208aとの係合が外れ、図19(b)に示される
状態となる。
1a,201bがマガジンドラム175を構成する背面
板216に設けられた突起210,212と係合する。
これらの突起210,212の凹み部210a,212
aは、ドラムユニット169の右下端部の位置基準点1
70aに対して高さ方向(Y方向)の位置が所定の位置
関係となるように、背面板216に取り付けられてい
る。
がマガジンドラム175の背面板216に設けられた位
置決め用突起214a〜214dと当接することによ
り、奥行き方向の位置決めが成される。これらの突起2
14a〜214dは、ドラムユニット169の右下端部
の位置基準点170aに対して奥行き方向(Z方向)の
位置が所定の位置関係となるように、背面板216に取
り付けられている。
ラム175のマガジン搭載棚184aの所定の位置に正
確に位置決めされる。尚、このマガジン200の搭載棚
184aの位置決め位置は、マガジン200のセルの中
に収納されるカートリッジの回転軌跡が図4に示される
ドラムユニットのセルに格納されるカートリッジの回転
軌跡と同一となる位置である。つまり、マガジン200
内の各セルは、マガジン200の背面部の位置決め孔2
01a,201bを基準とした位置で、マガジン200
に形成されている。
ータ172により回転駆動されて、アクセッサ14と対
面する位置に位置決めされた際に、マガジン200のセ
ル内のカートリッジ202a,202bは、ドラムユニ
ット10aのセルに格納されたカートリッジ52,53
と同様に、アクセッサ14が把持することが可能とな
る。
ある。図20(a)は、平面図、図20(b)は、正面
図、図20(c)は、背面図である。図において、マガ
ジン200は、金属性のハウジング203の上部に持ち
運び用の把手20を有する。ハウジング203の前面の
上部と下部には、マガジン200をマガジン搭載棚18
4aに挿入する際に把持される把手222,232が取
り付けられている。把手222,232は、ステンレス
スティール等の金属板224,234を介してハウジン
グ203に固定されている。ハウジング203は、把手
222を把持するための開口部226を備えている。ま
た、ハウジング203は、カートリッジ有無検出用光セ
ンサの光を通過するための孔228a,228cが設け
られている。中央列のカートリッジの有無検出用の孔2
28bは、ハウジング203に把持用開口226が形成
されているので、設ける必要がない。金属板224の表
面は、マガジン有無検出位置230として使用される。
るための3列6段のセル254a〜254f,254g
〜254l,254m〜254rを有する。これらのセ
ルは、ABS樹脂のモールド部品で構成される左ユニッ
ト240,二つの中央ユニット242a,242b,及
び右ユニット244から形成される。これら各ユニット
240,242a,242b,244は、ハウジング2
03の背面板203cとは異なる位置で取り付けられた
金属板203aに螺子止めされる。
6bにより金属板203aに固定される。中央ユニット
242aは、ねじ248a〜248dにより金属板20
3aに固定される。中央ユニット242bは、ねじ25
0a〜250dにより金属板203aに固定される。右
ユニット244は、ねじ252a,252bにより金属
板203aに固定される。
ル256a〜256f,256g〜256l,256m
〜256rが貼付されている。これらのバーコードラベ
ル256a〜256f,256g〜256l,256m
〜256rは、各セル254a〜254f,254g〜
254l,254m〜254rに一対一に対応付けて設
けられている。
ガジン200は、ドラムユニット169が図4及び図5
等を用いて説明したバーコードリーダユニット101が
取り付けられた場合でも、カートリッジ有無検出動作を
保証している。また、このマガジン200を用いること
により多量のカートリッジが一括してライブラリ装置2
に投入可能となる。更には、DEEマガジン200を用
いるドラムユニット169は、DEEマガジン200が
マガジン搭載棚184に搭載された後は、他のドラムユ
ニットと同様に取扱うことが可能となるので、マガジン
搭載棚184に搭載されたDEEマガジン200内のカ
ートリッジ202を他のドラムユニット内のセルへの移
送を必ずしも実行する必要はない。更には、他のドラム
ユニット内のセルへカートリッジの投入が終了した後
は、このDEEマガジン200を搭載するマガジン搭載
棚184を有するドラムユニットは、他のドラムユニッ
トと同様に取扱うことができ、カートリッジの収容巻数
を増大に寄与し得る。
示されるライブラリ装置2のドラムユニット10bに代
えて設置されても良い。更には、図1に示されるライブ
ラリ装置2は、セルドラム15bのみを有するドラムユ
ニット10bを4台と、図4に示されるドラムユニット
10aを1台と、ドラムユニット169を1台という構
成にしても良い。ドラムユニットの拡張は、更に種々可
能である。
に割当られた論理的なアドレス配置の説明図である。ア
クセッサ14の移動方向に沿って配置された各ユニット
に対して、フレーム番号(Frame=1,2,・・・
n)が割当てられる。また、アクセッサ14の移動方向
の左右を分割して、一方に面番号(Z=0,1)が割当
てられる。
リ装置2が、セルドラム15bのみを有するドラムユニ
ット10bを4台と、図4に示されるドラムユニット1
0aを1台と、ドラムユニット169を1台という構成
の場合は、以下のようにアドレスが割り当てられる。
尚、ここでは、図1に示されるドラムユニット10bが
DEEマガジンを有するドラムユニット169である。
アクセッサユニット9は、フレーム番号が1であり、面
番号は割当てられない。ドラムユニットは、フレーム番
号が2で、面番号が1である。ドラムユニット169
は、フレーム番号が2で、面番号が0である。ドライブ
ユニット12bは、フレーム番号が3で、面番号が1で
ある。ドライブユニット12cは、フレーム番号が3
で、面番号が0である。ドライブユニット12aは、フ
レーム番号が4で、面番号が1である。ドライブユニッ
ト12bは、フレーム番号が4で、面番号が0である。
4台のドラムユニットは、夫々フレーム番号が5で、面
番号が1、フレーム番号が5で、面番号が0、フレーム
番号が6で、面番号が1、フレーム番号が6で、面番号
が0となる。最後に、アクセッサユニット7は、フレー
ム番号が7であり、面番号は割当てられない。
られるアドレスを示す図である。X方向のアドレスは、
アドレス「01」〜アドレス「0A」が割当てられてお
り、Y方向のアドレスは、アドレス「01」〜「35」
が割当てられている。図23は、ライブラリ装置2のハ
ードウェア構成の一例を示す図である。図23におい
て、ライブラリ装置2は、4台のホストコンピュータ2
20−1〜220−4が接続される例を示している。ホ
ストコンピュータ220−1〜220−4は、夫々チャ
ネルインタフェースバス222−1〜222−4を介し
てライブラリ装置2に接続されている。
1〜222−4は、例えば、ブロック・マルチプレクサ
・チャネル・インタフェースやSCSIインタフェース
が用いられる。ライブラリ装置2は、例えば4台のディ
レクタ226−1〜226−4が設置される。ディレク
タ226−1,226−3は、チャネルA,B,C,D
を有する。ディレクタ226−2,226−4は、チャ
ネルE,F,G,Hを有する。
ネルAには、ホストコンピュータ220−1からのチャ
ネル・インタフェースバス222−1が接続され、チャ
ネルBにはホストコンピュータ220−2からのチャネ
ル・インタフェースバス222−2が接続される。ま
た、ディレクタ226−2,226−4のチャネルEに
は、ホストコンピュータ220−3からのチャネル・イ
ンタフェースバス222−3が接続され、チャネルFに
はホストコンピュータ220−4からのチャネル・イン
タフェースバス222−4が接続される。尚、ディレク
タ226−1,226−3のチャネルC,D及びディレ
クタ226−2,226−4のチャネルG,Hは、未使
用である。
側には、2つのチャネルa,bが設けられる。チャネル
aは、記録再生装置用である。チャネルbは、アクセッ
サ制御用である。ディレクタ226−1,226−2
は、チャネルaからのデバイスバス236−1,236
−2を介して共通に接続される8台の記録再生装置23
4−1〜234−8を共有する。従って、ディレクタ2
26−1,226−2は、チャネルaを介して記録再生
装置234−1〜234−8に対してライト又はリード
のアクセスを行なうことができる。この8台の記録再生
装置234−1〜234−8は、ドライブユニット12
a,12cに配置されいてる。
ャネルaからのデバイスバス236−1,236−2を
介して共通に接続される8台の記録再生装置234−9
〜234−16を共有する。従って、ディレクタ226
−3,226−4は、チャネルaを介して記録再生装置
234−9〜234−16に対してライト又はリードの
アクセスを行なうことができる。この8台の記録再生装
置234−9〜234−16は、ドライブユニット12
b,12dに配置されいてる。
ネルbに接続されるデバイスインタフェースバス238
−1は、アクセッサコントローラ228のチャネルaに
接続される。また、ディレクタ226−3,226−4
のチャネルbから引き出されたデバイスインタフェース
バス238−2は、アクセッサコントローラ228のチ
ャネルbに接続される。
であり、ディレクタ226−1,226−2のチャネル
bに接続されるデバイスインタフェースバス238−1
がチャネルaに接続され、ディレクタ226−3,22
6−4のチャネルbに接続されるデバイスインタフェー
スバス238−2がチャネルbに接続されている。アク
セッサコントローラ228,230は、ディレクタ22
6−1〜226−4のいずれかからの命令を受信して処
理を実行する。アクセッサコントローラ228の配下に
は、アクセッサユニット7のアクセッサ14及びアクセ
ッサユニット9のアクセッサ14を制御するマシンコン
トローラ232−1,232−2が設けられている。更
には、アクセッサコントローラ228の配下には、各ド
ラムユニット10a,169等のセルドラム15a,1
5bを制御するドラムコントローラ235−1,235
−2を設けている。尚、図23においては、説明の簡略
化のため、セルドラムは、2台のセルドラム15a,1
5bとしている。
2及びドラムコントローラ232−1,235−2は、
アクセッサコントローラ230に対しても共通に接続さ
れている。ホストコンピュータ220−1〜220−4
の夫々は、ジョブの実行に伴うライブラリ装置2に対す
る入出力装置要求の発生に基づき、論理機番アドレスを
指定して、ディレクタ226−1,226−2に対して
自己の割当チャネルから入出力起動命令として機能する
ムーブコマンドを発行する。このムーブコマンドに対し
てディレクタ側より正常受領応答が得られると、ホスト
コンピュータは、媒体運搬情報としてのデータバイト
(コマンドパラメータ)を転送する。
元アドレスと移動先アドレスを含み、アクセッサコント
ローラ228のキューイングテーブルに格納される。ア
クセッサコントローラ228は、アクセッサユニット7
及び9のアクセッサ14の空き状態を認識すると、キュ
ーイングテーブルからムーブコマンドの移動元アドレス
及び移動先アドレスを取出し、マシンコントローラ23
2−1,232−2に対してアクセッサ14の移動を指
示する。また、必要に応じて、ドラムコントローラ23
5−1,235−2にセルドラム15a,15bの回転
を指示する。
は、キューイングテーブルから取出した移動元と移動先
の各セルアドレスで変換テーブルを参照し、セルドラム
回転角θ、アクセッサ座標位置(X,Y)に変換し、回
転角θのセルドラム回転を指示し、また、座標位置
(X,Y)へのアクセッサ移動を指示する。図24は、
アクセッサコントローラ228のハードウェア構成の一
例を示す図である。
を介して、ROM276,DRAM278,上位インタ
フェース制御部284,マシンコントローラインタフェ
ース制御部288,ドラムインタフェース制御部29
2,デバイスインタフェース制御部294,2102が
接続されている。CPU270は、ROM276に格納
されたプログラムに基づいて制御を実行する。DRAM
278は、キューイングテーブルと280とセルアドレ
ス変換テーブル282が設けられる。キューイングテー
ブル280は、ディレクタを経由してホストコンピュー
タから受領したムーブコマンドを格納する。セルアドレ
ス変換テーブル82は、セルアドレスをエントリとし
て、ドラム回転角度θ、アクセッサの移動先の座標
(X,Y)が格納される。
ク選択スイッチ2100を有するCEパネル96とフロ
ッピィディスク装置2104がインタフェース制御部2
94と2102を介してCPU270に接続されてい
る。図25は、ハンドアセンブリの概略斜視図である。
図25において、ハンドアセンブリ16は、ベース28
を備えている。このベース28は、上ハンド346と下
ハンド348を有するハンドユニット330が、前進位
置と後退位置の間で移動可能に搭載されている。
転軸360回りに回動可能に設けられている。ベース2
7は、図示されないモータを搭載しており、ベース28
を回転軸360回りに回動する。つまり、ハンドユニッ
ト330を搭載したベース28は、ベース27に対し
て、5.5度傾斜した第1傾斜位置と、12度傾斜した
第2傾斜位置の間で軸360を中心に回動される。
330を移動するためのモータ332が搭載されてい
る。モータ332の出力軸には、図示されないプーリが
固定されている。ベース28の前端部には、プーリ33
4が回転可能に取り付けられている。モータ332の出
力時に固定されたプーリとプーリ334との間に渡って
タイミングベルト336が掛け回されている。タイミン
グベルト336はハンドユニット330に連結されてい
る。
動力はタイミングベルト336を介してハンドユニット
330に伝達され、ハンドユニット330が動かされ
る。ハンドユニット330は、ベース28に設けられた
ガイドレール338に沿って前進位置と後退位置の間で
スライド運動をする。タイミングベルト336がハンド
ユニット330に連結されているため、モータ332が
回転するとハンドユニット330が矢印Aで示すように
前進位置と後退位置の間でレール338に案内されて移
動させられる。
には、センサ362が設けられている。このセンサ36
2は、セル内のカートリッジ有無等の検出を行なうため
に用いられる。また、アクセッサ14のレールベース3
2は、センサ363が設けられている。このセンサ36
3は、アクセッサユニット9に設けられた位置フラグ3
65を検出する。
ェア構成の一例を示す図である。図26において、CP
U400は、コモンバス401を介してプログラム格納
エリア424とワークエリア426を有するRAM41
6,不揮発性メモリ420に接続されている。RAM4
16は、バス切り換え回路418を通して、アクセッサ
コントローラ228に共通接続される。RAM416の
プログラム格納エリアは、バス切り換え回路418を介
して、アクセッサコントローラ228のフロッピィディ
スク装置2104から動作制御プログラムがインストー
ルされる。アクセッサコントローラ228は、バス切り
換え回路418にバス切り換え信号を出力する信号線
と、データ及びアドレスを出力する信号線とをバス切り
換え回路418に接続している。
を介して、ドラム制御部のインタフェス部156と接続
されている。CPU400は、これらインタフェース部
422及び156を介してCPU150と情報の通信を
行なう。また、インタフェース部422は、アクセッサ
コントローラ228のマシンコントローラインタフェー
ス制御部288のポート290−1と接続されている。
先端に設けられた反射型光電センサ362の検出出力が
入力される。CPU400は、アクセッサ14のX軸モ
ータ42,Y軸モータ46,θ回転モータ25を駆動す
るための駆動回路402,406,414に接続されて
いる。CPU400は、X軸モータ42に取り付けられ
たエンコーダ404の出力をカウントするハードカウン
タ410,及びY軸モータ46に取り付けられたエンコ
ーダ408の出力をカウントするハードカウンタ412
の値を読取可能で且つリセット可能にハードカウンタ4
10,412に接続される。
ある。セルアドレスマップ432は、図22に示される
アドレスマップとそのアドレスマップで指定されるアド
レスの座標値を格納するものである。このアドレスの座
標値は、ドラムユニットの基準点O(基準原点Fso)
からの寸法(X座標値,Y座標値)である。セル位置標
準値テーブル434は、図30に示される測定開始点の
座標値(X,Y)である。この座標値(X,Y)は、ア
クセッサ14の移動開始原点(位置フラグ365)の座
標値(X,Y)からの距離に相当する値である。この測
定開始点の座標値は、後述する期待値からの差分値とし
て格納されている。アクセッサ14の移動開始原点の座
標値は、アクセッサユニット7のアクセッサ14の場合
は、アクセッサユニット7内に固定された原点位置フラ
グ365により設定される。これらのセルアドレスマッ
プ432及びセル位置標準値テーブル434は、プログ
ラムのインストール時に、RAM416のプログラムエ
リア424に格納されている。また、前述したライブラ
リ装置2の各ユニットと、各ユニット毎のフレーム番号
と面番号との対応関係は、セルアドレスマップ432の
一部に格納される。更に、各ユニットのX方向の設置間
隔の値は、同一に設定されており、この寸法値は、同様
にセルアドレスマップ432の一部に格納される。
サ14のハンドユニット330の上ハンド346と下ハ
ンド348の開閉中心を位置付けるべき値を格納する。
フレーム位置は、図21を用いて説明したフレーム番号
である。Xアドレス及びYアドレスは、図22を用いて
説明したドラムユニット内のセルの座標値である。Zア
ドレスは、図21を用いて説明した面番号である。目標
値テーブル438は、アクセッサ14上のハンドユニッ
ト330の開閉中心を位置付けるべき目標値を格納す
る。X目標値,Y目標値,及びZ目標値は、セルアドレ
スマップ432,セル位置標準値テーブル434,指示
アドレステーブル436の値から求められる。X目標
値,Y目標値,及びZ目標値は、各モータ42,46,
25の回転パルス数として算出される。期待値テーブル
440は、X方向の期待値とY方向の期待値を格納する
ものである。期待値テーブル440は、アクセッサの位
置測定動作を実行する際に用いられる。現在値テーブル
442は、アクセッサ14のX方向の現在位置とY方向
の現在位置を保持する。X現在値とY現在値は、ハード
カウンタ410,412の値である。位置保存テーブル
444は、特定時点のX現在値とY現在値を保存する。
位置保存テーブル444に保存されたX位置とY位置
は、アクセッサの位置測定動作を実行する際に用いられ
る。補正値テーブル446は、現在値テーブル442の
格納値と位置保存値テーブル444の格納値との差分値
を補正値として格納する。これらの各テーブル436,
438,440,442,444,446は、RAM4
16のワークエリア426に格納される。
全フラグに対するX位置補正値,Y位置補正値を格納す
る。このテーブル448が格納する値は、不揮発性メモ
リ420に保持されている。図28、図29、及び図3
1は、アクセッサの位置測定動作を説明するための図で
ある。
ムユニットの基準セルの座標系を説明するための図であ
る。図28において、ドラムユニット169におけるマ
ガジンドラム175の7つのセグメントのうちの1つの
セグメントを例にして基準セルの座標系が説明される。
ドラムユニット169は、マガジンドラム175の各マ
ガジン搭載棚184a〜184dの夫々にマガジン20
0s〜200vを搭載する。各マガジン200s〜20
0vの右下のセル254mが基準セルである。ドラムユ
ニット169の右下端部170aがフレーム基準原点F
soである。このドラムユニット169の右下端部17
0aは、他のユニットとの結合の基準点として利用され
る。そして、ドラムユニット169の基準セル254m
の座標は、フレーム基準原点Fsoを原点とする直交座
標系で表される。この基準セル254mの座標値は、基
準セル254mの中心位置の座標値(Xs,Ys)で表
される。各マガジン200s〜200vの基準セル25
4mの中心位置の座標値(Xs,Ys)は、フレーム基
準原点Fsoを原点とする直交座標系の座標値で表され
る。前述したように、マガジン200s〜200vは、
ガイドプレート186a,187a,188a,189
aと、突起210,212と、位置決め用突起214a
〜214dと、及びマガジン200の位置決め孔201
a,201bとにより、ドラムユニット169のフレー
ム基準原点170aに対して略正確に位置決めされてい
る。
mの実位置中心点の座標値(Xp,Yp)は、位置決め
基準点であるフレーム基準原点Fsoを基準とする座標
値である。図29は、基準セルの実位置中心と標準位置
中心との関係を示す図である。図29において、基準セ
ル254mの実位置中心点Ppの座標値(Xp,Yp)
は、位置補正用マーク190aの基準点Pmの座標値
(Xm,Ym)からX方向に距離Lx,Y方向に距離L
yだけ離れた位置である。これらの寸法Lx,Lyは、
前述したセルアドレスマップ432の一部に格納されて
いる。つまり、位置補正用マーク190aは、フレーム
180に正確に取付けられているので、位置補正用マー
ク190aの基準点Pmの座標値(Xm,Ym)は、フ
レーム基準原点Fsoを基準とした座標値である。基準
セル254mの実位置中心点Ppは、フレームの基準原
点Fsoを原点としたときの基準セル254mの標準位
置中心点PhからX方向及びY方向に夫々オフセットし
ている。基準セル254mの標準位置中心点Phの座標
は、座標値(Xh,Yh)で表わされる。この基準セル
254mの標準位置中心点Phは、アクセッサユニット
9の位置フラグ365を原点とする標準直交座標系にお
ける基準セル254mの中心点が存在すべき点である。
ライブラリ装置2は、複数のユニット7,9,10a,
10bとが結合されて組立てられているので、基準セル
254mの実位置中心点Ppと標準位置中心点Phとの
間にオフセットを生じている。このオフセットの値は、
位置補正用マーク190aを用いて測定される。
との関係を示す図である。図30において、位置補正用
マーク190aは、黒色部450と、Y方向の白色部4
52と、X方向の白色部454とから構成される。位置
補正用マーク190aの基準点Pmの座標は、座標値
(Xm,Ym)で表される。この位置補正用マーク19
0aの基準点Pmは、実測された座標値(Xm,Ym)
である。アクセッサ14の位置測定の開始点(センサ3
62の光軸)は、位置補正用マーク190aの測定開始
点Piの座標値(Xi,Yi)に設定される。この測定
開始点Piの座標値(Xi,Yi)は、アクセッサユニ
ット9の位置フラグ365を原点とする標準直交座標系
における座標値である。期待点Peは、測定開始点Pi
を基準として、センサ362の光軸をX方向及びY方向
に移動させた時に、位置補正用マークの基準点Pmが存
在すべきである点である。尚、測定開始点Piの座標値
(Xi,Yi)は、期待点Peの座標値(Xp,Yp)
との差分値としてセル位置標準値テーブル434に格納
されている。
で表わされる。ライブラリ装置2の組立時の誤差が存在
するので、位置補正用マーク190aの実際の基準点P
mの座標値(Xm,Ym)は、期待点Peの座標値(X
e,Ye)からオフセットを生じている。この基準点P
mの座標値(Xm,Ym)と期待点Peの座標値(X
e,Ye)との差分が、補正値となる。このX補正値と
Y補正値が基準セル254mの実位置中心点Ppと標準
位置中心点Phとの間のオフセットを補正するための補
正値である。
の動作を説明するフローである。図において、まず、C
PU400は、電源投入後、ステップS200で、初期
化動作を実行する。この初期化動作時、CPU400
は、駆動回路402,406,412を介してモータ4
2,46,25を駆動して、アクセッサユニット7内に
設定された基準位置にアクセッサ14を位置付ける。C
PU400は、センサ363が位置フラグ365を検出
し、且つハンドアセンブリ16のセンサ362がこの位
置フラグ365を検出する位置に、アクセッサ14の各
モータ42,46,25を駆動する。
0で、不揮発性メモリ420内のX位置,Y位置補正値
テーブル448内に、位置補正値が格納されているか否
かをチェックする。CPU400は、位置補正値が格納
されていない場合は、位置補正値の測定動作を実行する
ステップS220に移行する。CPU400は、ステッ
プS220の処理が終了すると、ステップS212へ移
行する。
されている場合は、動作コマンドの有無を確認するステ
ップS212へ移行する。CPU400は、ステップS
212でインタフェース部422を介して動作コマンド
が受信されたならば、ステップ214へ移行する。CP
U400は、ステップS214で動作コマンドの種類が
マガジン有無チェック動作指示コマンドか否かを判別す
る。CPU400は、マガジン有無チェック動作指示コ
マンドならば、ステップS216へ移行し、マガジン有
無チェック動作を実行する。CPU400は、ステップ
S214で、それ以外のコマンドを受信した場合は、ス
テップS218でそのコマンドの処理を実行する。マガ
ジン有無チェック動作コマンド又はその他のコマンドの
処理終了後は、ステップS212に戻る。
作の処理フローチャートを示す図である。 ステップS240〜S244:CPU400は、ス
テップS240で、位置補正値の測定を行うべきである
ドラムユニット169のユニットのアドレス(フレーム
番号及び面番号)を、指示アドレステーブル436に取
り込む。このドラムユニット169が図21に示される
ドラムユニット10bと仮定すると、このドラムユニッ
ト169のアドレスは、フレーム番号がFrame=2
で、面番号がZ=0となる。次に、CPU400は、ス
テップS242で、基準セル254mのアドレスを取り
込む。この基準セル254mのアドレスは、図22に示
されるドラムユニット内のセルの座標値が設定される。
基準セル254mは、各マガジン200s〜200vの
右下である。マガジン200sの基準セル254mのX
アドレスは、「04」であり、そのYアドレスは、「0
4」である。
レスは、マジガン200sの基準セル254mのXアド
レスと同一であり、全て「04」である。一方、マガジ
ン200tのYアドレスは、「0D」であり、マガジン
200uのYアドレスは、「16」であり、マガジン2
00vのYアドレスは、「1F」である。これらのXア
ドレス及びYアドレスは、16進数で表わされている。
S244で、相対位置フラグポインタRPFを「N=
1」に設定する。ポインタRPFの値は、マガジン20
0t〜200vを順番に指定する。 ステップS24
6〜S252:次に、CPU400は、ポインタRPF
で指定されたマガジン200sの基準セル254mのX
アドレス「04」に基づいて、セルアドレスマップ43
2を参照する。CPU400は、フレーム基準原点Fs
oからのX座標値(Xs)と、ドラムユニットの幅寸法
と、及び原点位置フラグ365の位置からドラムユニッ
トのフレーム基準原点170a迄のX方向の寸法差(原
点位置フラグ365からフレーム基準原点170a迄の
X方向の距離)とから、基準セル254mの標準位置中
心PhのX座標値Xhを獲得する。そして、CPU40
0は、このX座標値Xhをエンコーダ(タコメータ)4
04のカウント数に変換して、内部レジスタに保存す
る。更に、CPU400は、期待点PeのX座標値と標
準位置中心点PhのX座標値の差分値に相当する寸法L
xをセルアドレスマップ432から読み出し、X座標値
Xhから減算する。更にCPU400は、ハンドユニッ
ト330の中心線とセンサ362の光軸との間のX方向
の差分値をX座標値Xhから減算する。このハンドユニ
ット330のハンド中心線とセンサ362の光軸との間
のX方向の差分値は、前述したセルアドレスマップ43
2に格納されている。CPU400は、計算結果を期待
点PeのX座標値として、期待値テーブル440に格納
する。
CPU400は、ポインタRPFで指定されたマガジン
200sの基準セル254mのYアドレス「04」に基
づいて、セルアドレスマップ432を参照する。CPU
400は、フレーム基準原点FsoからのY座標値(Y
s)と、原点位置フラグ365の位置からドラムユニッ
トのフレーム基準原点170a迄のY方向の寸法差(原
点位置フラグ365からドラムユニットのフレーム基準
原点170a迄のY方向距離)とから、基準セル254
mの標準位置中心PhのY座標値Yhを獲得する。そし
て、CPU400は、このY座標値Yhをエンコーダ
(タコメータ)408のカウント数に変換して、内部レ
ジスタに保存する。更に、CPU400は、期待点Pe
のY座標値と標準位置中心点PhのY座標値の差分値に
相当する寸法Lyをセルアドレスマップ432から読み
出し、Y座標値Yhから減算する。更にCPU400
は、ハンドユニット330の中心線とセンサ362の光
軸との間のY方向の差分値をY座標値Yhから減算す
る。このハンドユニット330のハンド中心線とセンサ
362の光軸との間のY方向の差分値は、前述のセルア
ドレスマップ432に格納されている。CPU400
は、計算結果を期待点PeのY座標値として、期待値テ
ーブル440に格納する。
400は、期待値テーブル440に格納されたX期待値
に、セル位置標準値テーブル434に格納された測定開
始点Piと期待点PeのX方向の差分値を加算して、セ
ンサ362を位置付けるための目標値のX座標を算出す
る。次に、CPU400は、期待値テーブル440に格
納されたY期待値に、セル位置標準値テーブル434に
格納された測定開始点Piと期待点PeのY方向の差分
値を加算して、センサ362を位置付けるための目標値
のY座標を算出する。尚、Z目標値は、ハンドアセンブ
リ16がセルと対面する位置に位置付けるためのモータ
25の回転角である。この値は、指示アドレステーブル
436に格納されたZアドレス(Z=1又は0)から、
CPU400が算出する。CPU400は、目標値テー
ブル438に格納された目標位置へセンサ362を移送
するキャリッジであるアクセッサ14を位置付ける。つ
まり、CPU400は、モータ42,46,25を駆動
して、センサ362を測定開始点Piへ位置付ける。
尚、CPU400は、ハードカウンタ410,412の
内容を、センサ362の移動開始前にリセットする。
362が測定開始点Piへ位置付けられた後、CPU4
00は、モータ46及びモータ25の駆動を停止した状
態で、レールベース32をXレール20に沿って移動す
るために、モータ42のみを駆動する。つまり、センサ
362がX測定方向に沿って、測定開始点Piから位置
測定用マーク190aの白色部454に向けて移動させ
られる。そして、CPU400は、センサ362の移動
中に、センサ362の検出出力がオンとなる時点を検出
する。センサ362が白色部454に到達した時点が検
出される。CPU400は、センサ362の検出出力が
オンとなった時点で、エンコーダ404の出力をカウン
トするハードカウンタ410の値を読み取る。このハー
ドカウンタ410の値は、X実測値(Xm)である。X
実測値Xmは、X位置保存値として、位置保存値テーブ
ル444に格納される。尚、位置測定動作の間中、CP
U400は、ハードカウンタ410,412に基づい
て、センサ362の現在位置を現在値テーブル442に
更新して保持している。センサ362の出力がオンとな
った後、CPU400は、モータ42の駆動を停止す
る。次いで、CPU400は、期待値テーブル440の
X期待値と位置保存値テーブル444に格納されたX実
測値との差分を求める。この差分値は、X補正値とし
て、補正値テーブル446に格納される。CPU400
は、モータ42を逆方向に駆動して、センサ362をX
実測値Xmの位置に位置付けて、白色部454からの反
射があることを確認する。
400は、センサ362を測定開始点Piへ位置付け
る。センサ362が測定開始点Piへ位置付けられた
後、CPU400は、モータ42及びモータ25の駆動
を停止した状態で、ベース27をレールガイド22に沿
って移動するために、モータ46のみを駆動する。つま
り、センサ362がY測定方向に沿って、測定開始点P
iから位置測定用マーク190aの白色部452に向け
て移動させられる。
移動中に、センサ362の検出出力がオンとなる時点を
検出する。センサ362が白色部452に到達した時点
が検出される。CPU400は、センサ362の検出出
力がオンとなった時点で、エンコーダ408の出力をカ
ウントするハードカウンタ412の値を読み取る。この
ハードカウンタ412の値は、Y実測値(Ym)であ
る。Y実測値Ymは、Y位置保存値として、位置保存値
テーブル444に格納される。センサ362の出力がオ
ンとなった後、CPU400は、モータ46の駆動を停
止する。
440のY期待値と位置保存値テーブル444に格納さ
れたY実測値との差分を求める。この差分値は、Y補正
値として、補正値テーブル446に格納される。CPU
400は、モータ46を逆方向に駆動して、センサ36
2をY実測値Ymの位置に位置付けて、白色部452か
らの反射があることを確認する。
400は、ステップS292の処理終了後、相対位置フ
ラグポインタRPFの値が最大値か否かを判定する。つ
まり、CPU400は、マガジン200vの位置補正用
マーク190dに対する位置測定処理が終了したか否か
を判定する。ドラムユニット169のマガジンドラム1
75に搭載される搭載棚184a〜184dの個数は、
4個である。従って、CPU400は、ポインタRPF
の値が「N=4」となったか否かを確認する。ポインタ
RPFの値が最大値で無いならば、ポインタRPFの値
に1を加算する。そして、CPU400は、ステップS
246に戻り、次の位置補正用マークに対する位置測定
動作を実行する。
るならば、補正値テーブル446に格納されている各位
置補正用マーク190a〜190d毎の補正値を、不揮
発性メモリ内のX位置・Y位置補正テーブル448に格
納する。CPU400は、位置測定動作を終了し、図3
1に示されるステップS212の動作コマンド受信待ち
状態に戻る。
ク動作の処理フローチャートを示す図である。 ステップS400〜S406:CPU400は、マ
ガジンの有無をチェックすべきであるドラムユニット1
69のユニットのアドレス(フレーム番号及び面番号)
を、指示アドレステーブル436に取り込む。このドラ
ムユニット169のアドレスは、位置測定動作時と同様
に、フレーム番号がFrame=2で、面番号がZ=0
と仮定する。次に、CPU400は、基準セル254m
のアドレスを取り込む。この基準セル254mのアドレ
スは、図22に示されるドラムユニット内のセルの座標
値が設定される。基準セル254mは、各マガジン20
0s〜200vの右下である。マガジン200sの基準
セル254mのXアドレスは、「04」であり、そのY
アドレスは、「04」である。
ーブルである不揮発性メモリ420内のX位置・Y位置
補正値テーブル448を参照し、X補正値及びY補正値
を内部レジスタに読み出す。そして、CPU400は、
マガジンフラグポインタMZPを「N=1」に設定す
る。ポインタMZPの値は、マガジン200t〜200
vを順番に指定する。
CPU400は、ポインタMZPで指定されたマガジン
200sの基準セル254mのXアドレス「04」に基
づいて、セルアドレスマップ432を参照する。CPU
400は、フレーム基準原点FsoからのX座標値(X
s)と、ドラムユニットの幅寸法と、及び原点位置フラ
グ365の位置からドラムユニットのフレーム基準原点
170a迄のX方向の寸法差(原点位置フラグ365か
らフレーム基準原点170a迄のX方向の距離)とか
ら、基準セル254mの標準位置中心PhのX座標値X
hを獲得する。
hをエンコーダ(タコメータ)404のカウント数に変
換して、内部レジスタに保存する。更に、CPU400
は、テーブル448から読み出したX補正値を加算す
る。更に、CPU400は、マガジン有無検出位置23
0迄の移動量を加算する。更に、CPU400は、ハン
ドユニット330のハンドの開閉中心とセンサ362の
光軸との間のX方向の差分値を加算する。そして、CP
U400は、この計算結果を、X目標値として目標値テ
ーブル438に格納する。
は、図20に示されるマガジン200の把手22の取付
け金具224の表面である。この金具224がステンレ
ススティール等の金属であり、その表面がセンサ362
から出射される光を充分に反射する面である。このマガ
ジン有無検出位置迄の加算値は、セル位置標準値テーブ
ル434に格納されている。
等の金属で作成されている。この格納された加算値と実
際のマガジンにおける距離の値とは正確に一致してい
る。マガジンが樹脂モールド成形で製造された場合にマ
ガジン毎にこの値が異なるのに比べて、マガジンの有無
を誤って検出する可能性を低減することができる。次
に、CPU400は、ポインタMZPで指定されるマガ
ジン200sの基準セル254mのYアドレス「04」
に基づいて、セルアドレスマップ432を参照する。C
PU400は、フレーム基準原点FsoからのY座標値
(Ys)と、原点位置フラグ365の位置からドラムユ
ニットのフレーム基準原点170a迄のY方向の寸法差
(原点位置フラグ365からドラムユニットのフレーム
基準原点170a迄のY方向距離)とから、基準セル2
54mの標準位置中心PhのY座標値Yhを獲得する。
hをエンコーダ408のカウント数に変換して、内部レ
ジスタに保存する。更に、CPU400は、Y補正値を
読み出してY座標値Yhに加算する。更に、CPU40
0は、マガジン有無検出位置230までの移動量を加算
する。更に、CPU400は、ハンドユニット330の
中心線とセンサ362の光軸との間のY方向の差分値を
Y座標値Yhに加算する。そして、CPU400は、こ
の計算結果を、Y目標値として目標値テーブル438に
格納する。
無のチェックのための座標値を算出する際に、予め求め
た位置補正値を加算している。それ故、CPU400
は、マガジンの有無を正確に検出することが可能とな
る。 ステップS422〜S424:CPU400は、こ
の目標値テーブル438に格納された目標値にへセンサ
362を位置付ける。モータ42,46,25がCPU
400により駆動されて、センサ362が検出位置23
0へ位置付けられる。CPU400は、ハードカウンタ
410,412の値に基づいて、センサ362がマガジ
ン有無検出位置230への位置付けらたか否かを判断す
る。
置230への位置付け動作の終了後に、CPU400
は、センサ362の出力を観測する。センサ362から
の検出出力が無反射であるならば、CPU200は、不
揮発性メモリ420内のマガジン200sの存在フラグ
をリセット状態に設定する。一方、センサ362からの
反射反応が有りならば、存在フラグをセット状態(値を
「1」とする)に設定する。
の値が最大マガジン搭載可能数「4」に一致したか否か
を判断する。ポインタMZPの値が「4」でなければ、
ポインタMZPに「1」を加算した後、CPU400
は、ステップS408の処理に戻る。ポインタMZPの
値が「4」であれば、CPU400は、検出動作を終了
し、インタフェース制御部422を介して、コントロー
ラ288へ通知する。
ユニット169のマガジンドラム175の他のセルセグ
メントに対するDEEマガジン200の交換が行なわれ
ている場合、次の処理を行う。アクセッサコントローラ
288は、ドラムコントローラ235−1に対してセル
ドラム15aの次のセルセグメント17bをアクセッサ
14と対面する位置に位置つける動作を指示する。一
方、コントローラ288は、インタフェース制御部42
2を介してCPU400へマガジン有無チェック動作コ
マンドを発行し、図35〜図37に示される処理を行な
わせる。
マガジン200の交換が行なわれたか否かの情報をドラ
ムユニット169内のCPU150を介して入手する。
すなわち、ドラムユニット内に設けられた制御回路90
内のCPU150がDEE扉64の開放を検出する。C
PU150は、同時にDEE扉64と対面しているセル
ドラム15aのセルセグメントを検出する。そして、C
PU150は、セルセグメントの番号を、インタフェー
ス制御部156を介してアクセッサコントローラ288
へ通知する。
マガジンが搭載されているマガジン搭載棚と搭載されて
いないマガジン搭載棚とを、マガジン存在フラグから確
認することができる。アクセッサコントローラ288
は、カートリッジのドラムユニット169の格納時に、
マガジン200を搭載していないマガジン搭載棚にカー
トリッジを格納する動作を行うことがない。また、コン
トローラ288は、マガジン200を搭載していないマ
ガジン搭載棚に対してカートリッジ獲得処理を実行する
ことも防止し得る。
カートリッジとして、I3480磁気テープカートリッ
ジの例についてのみ説明したが、本発明は、これに限ら
れるものではない。本発明は、他のタイプの磁気テープ
カートリッジや光ディスクカートリッジを収納するセル
を有するライブラリ装置であっても適用することができ
るものである。
X−Y移動機構であるが、種々の変形が可能である。例
えば、アクセッサがY−θ移動機構であっても良い。こ
の場合は、Y−θ移動機構であるアクセッサは、円筒形
状のセルドラムの内側に配置される。
で、ライブラリ装置へ大量のカートリッジを一括して投
入・排出することが可能となるライブラリ装置を提供す
ることができる。更に、大量のカートリッジを投入・排
出する作業時間を短縮することが可能となるライブラリ
装置を提供することができる。
収容棚へ移送する必要がなく、カートリッジの直接投入
・排出作業後、ホストコンピュータが直ちにアクセス可
能なライブラリ装置を提供することができる。更に、大
量投入されたカートリッジのバーコードラベルを短時間
で読取・処理可能なライブラリ装置を提供することが可
能となる。それ故、カートリッジの直接投入・排出作業
後に、ホストコンピュータからのアクセス開始迄の時間
を短縮可能なライブラリ装置を提供することができる。
バーコードリーダラベル貼付面との関係を説明する図
る。
る。
ック図である。
明図である。
トである。
ある。
ドリーダを位置付ける動作を説明するためのフローチャ
ートである。
リーダを位置付ける動作を説明するためのフローチャー
トである。
リーダを位置付ける動作を説明するためのフローチャー
トである。
成の説明図である。
斜視図である。
を搭載する動作を説明するための図である。
に割当られた論理的なアドレス配置の説明図である。
スを示す図である。
を示す図である。
ア構成の一例を示す図である。
例を示す図である。
ある。
基準セルの座標系を説明するための図である。
係を示す図である。
す図である。
するフローチャートである。
(その1)を示す図である。
(その2)を示す図である。
(その3)を示す図である。
ート(その1)を示す図である。
ート(その2)を示す図である。
ート(その3)を示す図である。
装置 10a,10b,169 ドラムユニ
ット 14 アクセッサ 101 バーコード
リーダユニット 175 マガジンド
ラム 184a〜184d マガジン搭
載棚 200 DEEマガ
ジン
Claims (10)
- 【請求項1】記憶媒体を収容するカートリッジを収容す
るセルを複数個備えた収容棚と、 記憶媒体を収容するカートリッジを収容するセルを複数
個備えた持ち運び可能なマガジンと、 前記マガジンの取り付け/取り外しが可能な搭載部を有
するマガジン棚と、 前記記憶媒体を処理する処理部と、 前記カートリッジを、前記マガジン棚に取り付けられた
前記マガジンに備えられたセル又は前記収容棚に備えら
れたセルと前記処理部との間で移送する移送機構と、 を備えたライブラリ装置であって、 前記搭載部は、 マガジンが取り付けられた場合に当該マガジンを底部か
ら支持する搭載プレートと、 マガジンを横部から支持するガイドプレートと、 マガジンの背面部に当接する奥行き位置決め部と、 マガジンの背面部に備えられた高さ位置合わせ部に係合
する高さ位置決め部と、を有して成り、 更に、前記ガイドプレートはドラムユニットの筐体に設
けられた位置基準点からの横方向の位置が所定の関係と
なる位置に取り付けられており、 前記奥行き位置決め部はドラムユニットの筐体に設けら
れた位置基準点からの奥方向の位置が所定の関係となる
位置に取り付けられており、 前記高さ位置決め部はドラムユニットの筐体に設けられ
た位置基準点からの高さ方向の位置が所定の関係となる
位置に取り付けられていること、 を特徴とするライブラリ装置。 - 【請求項2】前記マガジン棚の前記搭載部に前記マガジ
ンが搭載されているか否かを判別するための判別手段、 を備えてなることを特徴とする請求項第1項記載のライ
ブラリ装置。 - 【請求項3】前記マガジン棚を囲むドラムユニットの筺
体と、 前記マガジンを前記マガジン棚の前記搭載部に搭載する
ために、前記筺体に設けられた開閉扉と、 を備えてなることを特徴とする請求項第1項記載のライ
ブラリ装置。 - 【請求項4】前記マガジン棚の前記搭載部に搭載された
前記マガジンの前記セル内のカートリッジの有無を判別
するための判別手段、 を備えてなることを特徴とする請求項第1項記載のライ
ブラリ装置。 - 【請求項5】前記カートリッジは、バーコードラベルが
取り付けられてなり、 マガジン棚の長手方向に移動可能な、前記マガジン棚の
前記搭載部に搭載された前記マガジンの前記セルに収容
されたカートリッジのバーコードラベルを読取るための
バーコードリーダと、 を備えてなることを特徴とする請求項第1項記載のライ
ブラリ装置。 - 【請求項6】前記筺体に対して、前記バーコードリーダ
を取り付け/取り外しするための手段を備えてなるこ
と、 を特徴とする請求項第5項記載のライブラリ装置。 - 【請求項7】記憶媒体を収容するカートリッジを収容す
るセルを複数個備えた収容棚と、 前記記憶媒体を処理する処理部と、 前記カートリッジを、前記セルと前記処理部との間で移
送する移送機構と、 前記収容棚と前記移送機構とを囲む筺体と、 前記カートリッジに取り付けられたバーコードラベル
と、 前記カートリッジに取り付けられたバーコードラベルを
読み取るためのバーコードリーダと、前記筺体に取り付けられバーコードラベルの読取り基準
位置を示す基準バーコードと、 を備えてなるライブラリ
装置であって、 前記バーコードリーダを前記収容棚の前記セルの配置方
向に沿って移動するための移動手段と、前記 基準バーコードの位置を検出する手段と、 前記検出手段の検出出力に応じて前記移動手段を制御す
る手段と、 を備えてなることを特徴とするライブラリ装置。 - 【請求項8】前記バーコードリーダの出力から前記収容
棚の前記セル内のカートリッジの有無を検出する検出手
段と、 を備えてなることを特徴とする請求項第7項記載のライ
ブラリ装置。 - 【請求項9】記憶媒体を収容するカートリッジを収容す
るセルを複数段複数列同一面に備えた持ち運び可能なマ
ガジンと、 前記マガジンの取り付け/取り外しが可能な搭載部と、
前記マガジンが該搭載部に搭載された際に、前記マガジ
ンのセルを移送機構により取扱可能となる位置に位置付
けするための位置付け手段と、を有するマガジン棚と、前記マガジン棚が複数設けられ、軸回りに回転可能な回
転ドラムであって、前記マガジン棚に前記マガジンを複
数搭載した場合に当該各マガジンのセル面が前記軸に並
行な面を複数構成する回転ドラムと、 前記記憶媒体を処理する処理部と、 前記カートリッジを、前記マガジン棚に取り付けられた
前記マガジンの前記セルと前記処理部との間で移送する
移送機構と、 前記マガジン棚を囲むドラムユニットの筺体と、 マガジン棚の長手方向に移動可能な、前記マガジン棚の
搭載部に搭載された前記マガジンのセルに収容されたカ
ートリッジに取り付けられたバーコードラベルを読取る
ためのバーコードリーダと、 前記筺体から前記バーコードリーダを取り付け/取り外
しするための手段と、 前記バーコードリーダを前記軸と平行な方向に沿って移
動するための移動手段と、 前記セルに収容されたカートリッジのバーコードを前記
バーコードリーダの読取位置に対向させるべく、前記回
転ドラムの回転位置を制御する手段と、 前記バーコードリーダの読取位置に対向させられた前記
セルの前記面上の配置位置に応じて前記バーコードリー
ダの傾きを変更する手段と、を 備えてなることを特徴とするライブラリ装置。 - 【請求項10】カートリッジを収容する複数個のセルを
有し、 請求項1に記載のライブラリ装置に搭載される際に、当
該ライブラリ装置のマガジン棚の搭載部に備えられた搭
載プレートとガイドプレートとに支持され、奥行き位置
決め部に当接し、高さ位置決め部に係合するマガジンで
あって、前記マガジンが 前記ライブラリ装置に搭載された際にお
ける、当該マガジンに備えられたセルと前記ライブラリ
装置のドラムユニットに設けられた位置基準点との位置
関係が、前記収容棚に備えられたセルと前記位置基準点
との位置関係と同一となること、 を特徴とする持ち運び可能なマガジン。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Families Citing this family (2)
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JP5585110B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2014-09-10 | 日本電気株式会社 | ラック搭載位置管理システム及びラック搭載位置管理方法 |
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1995
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