JP2978686B2 - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JP2978686B2
JP2978686B2 JP5233200A JP23320093A JP2978686B2 JP 2978686 B2 JP2978686 B2 JP 2978686B2 JP 5233200 A JP5233200 A JP 5233200A JP 23320093 A JP23320093 A JP 23320093A JP 2978686 B2 JP2978686 B2 JP 2978686B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジ式記録媒
体の装着、取り外し、保管、記録/再生等を自動的に行
う光ディスクライブラリ装置、或いは磁気テープライブ
ラリ装置等のライブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は従来の光ディスクライブラリ装
置の構成図であり、図20中、1はカートリッジ収納
庫、2はセル(収納棚)、3はカートリッジ収納庫駆動
用モータ、5は光ディスクドライブユニット、6はドラ
イブ取り付けベース、7は水平回転用モータ、9はアク
セッサ、10はアクセッサハンド部、11は上昇/下降
用モータ、12は水平回転用モータ、13は制御部、1
4は電源部、15はガイドシャフトを示す。
【0003】従来、ライブラリ装置として、例えば図2
0に示したような光ディスクライブラリ装置が知られて
いた。この光ディスクライブラリ装置は、カートリッジ
投入排出機構(CAS)(図示してない)、カートリッ
ジ収納庫1、光ディスクドライブユニット5、アクセッ
サ9、制御部13、電源部14等で構成されており、光
ディスクカートリッジの装着、取り外し、保管、記録/
再生等を自動的に行うものである。
【0004】図示のように、光ディスクドライブユニッ
ト5は、ドライブ取り付けベース6上に複数台(この例
では6台)設置されており、水平回転用モータ7により
水平方向に回転できるようになっている。
【0005】アクセッサ9は、カートリッジ収納庫1、
及び光ディスクドライブユニット5に隣接して設置され
ている。また、アクセッサ9の近くには、制御部13、
及び電源部14が設置されている。
【0006】前記アクセッサ9は、カートリッジ収納庫
1、光ディスクドライブユニット5等の間で、光ディス
クカートリッジを運搬するため、アクセッサベース上の
機構部が、水平方向で任意の位置に回転できるように構
成されている。このため、水平回転用モータ12が設け
てある。
【0007】そして、アクセッサベース上には、ガイド
シャフト15に沿って上昇/下降(図示矢印方向)する
アクセッサハンド部10が設けてあり、アクセッサハン
ド部10の上昇/下降用に上昇/下降用モータ11が設
けてある。
【0008】前記カートリッジ収納庫1には多数のセル
2が設けてあり、このセル2には、それぞれ光ディスク
カートリッジが収納できるように構成されている。ま
た、この例では、カートリッジ収納庫1は、円筒形(ド
ラム形)に構成されており、カートリッジ収納庫駆動用
モータ3によって水平方向の任意の方向に回転駆動され
るように構成されている。
【0009】前記光ディスクライブラリ装置における動
作の概要は次の通りである。オペレータがカートリッジ
投入排出機構(CAS)の投入口から光ディスクカート
リッジを投入すると、カートリッジ投入排出機構では、
投入された光ディスクカートリッジを所定の位置まで搬
送し、アクセッサ9に受け渡す。
【0010】アクセッサ9は、光ディスクカートリッジ
を受け取ると、該光ディスクカートリッジを運搬して、
カートリッジ収納庫1のセルに挿入する。また、光ディ
スクカートリッジに対し、データの記録、或いは再生を
行う場合には、アクセッサ9が、カートリッジ収納庫1
の指定されたセル2から光ディスクカートリッジを取り
出して運搬し、指定された光ディスクドライブユニット
5に装着する。
【0011】その後、光ディスクカートリッジの媒体に
対する記録、或いは再生の処理が終了すると、アクセッ
サ9では、光ディスクドライブユニット5から光ディス
クカートリッジを取り出して運搬し、カートリッジ収納
庫1の指定されたセル2に挿入する。
【0012】更に、使用済みの光ディスクカートリッジ
を外部に排出する場合、アクセッサ9では、例えば、カ
ートリッジ収納庫1の指定されたセル2から光ディスク
カートリッジを取り出して運搬し、カートリッジ投入排
出機構に受け渡す。
【0013】その後、カートリッジ投入排出機構では、
受け取った光ディスクカートリッジを所定の位置まで搬
送し、排出口から外部に排出する。以上のようにして、
光ディスクカートリッジの装着、取り外し、保管、記録
/再生等を自動的に行う。
【0014】なお、前記のようなライブラリ装置におい
て、アクセッサハンド部を、目標とするセル等に対し、
高精度で位置決めできるようにした方法が提案されてい
る(例えば、特開平2−94156号公報、特開平2−
94157号公報参照)。
【0015】前記方法として、特開平2−94156号
公報には、セル個々に設けた反射フラグを、アクセッサ
ハンド部に設けた反射型光センサにより相対的に検出
し、その幅の中心位置を、対向するセル位置として、ア
クセッサの回転検出器出力への補正値とする方法が述べ
られている。
【0016】また、特開平2−94157号公報には、
検出値の補正手段として、移動量テーブル値に補正値を
印加する方法が述べられている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :光ディスクライブラリ装置においては、アクセッサ
ハンド部を、カートリッジ収納庫、或いは光ディスクド
ライブユニットに対向させる場合、アクセッサの下部に
設けた回転検出器(機構部駆動用モータの回転を検出す
るもの)の出力信号を用いて移動制御を行っている。
【0018】この場合、アクセッサハンド部の移動量
は、カートリッジ収納庫を構成するセルの列、或いはセ
ルの段毎に決定され、セル個々の列方向、段方向の配置
ズレは、移動量として反映されない。このため、セルへ
の光ディスクカートリッジの収納、取り出し等が高精度
で出来ない。
【0019】:前記カートリッジ収納庫の各セルと、
アクセッサハンド部とは、機構的に独立した構成となっ
ているため、互いの組み立て基準点から離れた位置で対
向している。
【0020】従って、光ディスクカートリッジの収納、
及び取り出しを精度良く行うためには、アクセッサの組
み立て、アクセッサハンド部の組み立て、及びセルの組
み立てを高精度で行ったり、逆に精度の限界から、対向
位置への停止位置許容量を厳しくする必要があった。
【0021】また、セル間隔を緩やかにするなどして、
セルの列、或いは段毎に決定される移動量への配置ズレ
の影響を少なくする等の処置が必要となり、高密度にセ
ルを構成することが困難になっている。
【0022】:より高密度な構成を意図する場合は、
アクセッサハンド部とセルとにアクセッサの回転検出器
とは異なる別の位置検出手段を設けて個々のセル位置を
計測し、この計測値で回転検出器の移動量を個々のセル
毎に補正する等の工夫が考えられる(例えば、特開平2
−94156号公報、特開平2−94157号公報参
照)。
【0023】これらの検出、補正方法には、反射光によ
り検出された反射フラグ位置は、反射光センサと反射フ
ラグの取り付け角度の影響を受け、実際の位置を正しく
表さないこと、反射光センサの発光量や、反射フラグの
材料等による反射量の差が検出誤差をもたらすこと等に
ついては考慮されていない。従って、実際の装置に適用
することは困難である。
【0024】本発明は、このような従来の課題を解決
し、従来、反射型センサと反射フラグからなる相対位置
検出機構による補正では不可能であった、センサの取り
付け角度等による誤差を補正可能にして、高精度の位置
付け制御ができるようにすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図20と同じものは、同一符号で示
してある。また、17は回転検出器、31は反射型光セ
ンサ、46はライブラリ制御部、52は不揮発性メモリ
(例えば、EEPROM)を示す。
【0026】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) :複数のセル2を有し、各セルにカートリッジ式記
録媒体を収納して保管するカートリッジ収納庫1と、カ
ートリッジ式記録媒体に対し、データの記録/再生を行
う記録/再生装置と、カートリッジ式記録媒体を運搬
し、カートリッジ収納庫、及び記録/再生装置等へのア
クセスを行うアクセッサ9と、前記アクセッサに設けら
れ、上下方向、及び水平方向に移動してカートリッジ式
記録媒体をハンドリングするアクセッサハンド部10
と、各機構部駆動用モータの回転を検出する回転検出器
17と、アクセッサに設けた回転検出器の出力を用いて
移動量を決定し、その移動量を基に、アクセッサハンド
部を、各セル、及び記録/再生装置と自動的に対向させ
るように位置付け制御を行うライブラリ制御部46と、
前記セル、記録/再生装置等の個々の相対位置を検出す
る相対位置検出機構を設け、前記移動量を、相対位置検
出機構の検出値で補正して、位置付け制御を行うライブ
ラリ装置において、前記相対位置検出機構の検出範囲を
規制する範囲検出機構を設け、該範囲検出機構の規制す
る規制範囲内で検出した相対位置検出機構の検出値のみ
を有効な検出値として採用し、この検出値を、前記回転
検出器の出力補正値として用いるライブラリ装置。
【0027】(2) :構成(1) において、範囲検出機構
を、光の透過/非透過のミッドパターンを有するフラグ
と、該ミッドパターンに対し、光の透過から非透過、或
いは非透過から透過に移る2つの遷移位置を検出する透
過型範囲センサとで構成し、前記範囲検出機構を構成す
る一対のフラグ、及び透過型範囲センサの内、いずれか
一方を装置固定支持部に固定し、他方を装置可動部に固
定したライブラリ装置。
【0028】(3) :構成(1) において、カートリッジ収
納庫1を回転移動可能に構成し、該カートリッジ収納庫
1の回転移動と、それに続く停止動作の基準位置を決め
るための範囲検出機構を設けたライブラリ装置。
【0029】(4) :構成(1) において、治具カートリッ
ジを備え、該治具カートリッジを用いて、任意の1つの
セルに対し、アクセッサハンド部により、正確にカート
リッジ式記録媒体の収納、及び取り出しができる位置を
確認し、この位置を、アクセッサ9に設けた回転検出器
出力から計測し、前記相対位置検出器による検出値との
差を求めて、回転検出器の出力に対する第2の補正値と
し、この第2の補正値を、他のセル、及び記録/再生装
置の補正値として使用するライブラリ装置。
【0030】(5) :構成(2) において、不揮発性メモリ
52を設け、前記透過型範囲センサにより検出した2つ
の遷移位置を、前記回転検出器17の出力により計測し
て、前記規制範囲を作成し、この規制範囲を基準位置と
して、前記相対位置検出機構で検出した検出値を、前記
回転検出器出力に対する第1の補正値として求め、この
第1の補正値を、前記不揮発性メモリ52に記憶させる
ライブラリ装置。
【0031】(6) :構成(4) において、求めた第2の補
正値を、対象となる全てのセル2、及び記録/再生装置
に対し、一律に適用するライブラリ装置。 (7) :構成(4) において、求めた第2の補正値を、対象
となるセル2、及び記録/再生装置の分割された範囲に
対して適用するライブラリ装置。
【0032】(8) :構成(4) において、第2の補正値、
或いは第2の補正値により補正した新たな補正値を記憶
しておく不揮発性メモリ52を設け、実運用時には、前
記不揮発性メモリ52の補正値を用いて補正した移動量
に基づき、アクセッサハンド部10の移動制御を行うラ
イブラリ装置。
【0033】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。 :補正値決定時には、次のように処理を行う。
【0034】先ず、カートリッジ収納庫1を低速で回転
させ、カートリッジ収納庫側に設けた範囲検出機構の透
過型範囲センサを用いて遷移位置を計測する。そして、
計測したデータより停止動作の基準位置を求める。次
に、カートリッジ収納庫1を回転させ、前記基準位置に
合わせて目標位置で停止させる。
【0035】その後、アクセッサハンド部10を、ホー
ムポジションから低速で移動させ、アクセッサ9に設け
た透過型範囲センサを用いて遷移位置を計測する。そし
て、アクセッサハンド部10を目標セルの対向位置まで
移動させ、アクセッサハンド部10に設けた反射型光セ
ンサ31により、セル2の反射フラグを走査して、第1
の補正値を求め、不揮発性メモリ52に記憶する。な
お、第1の補正値の採取のための反射フラグの走査は、
他のセルを含め、連続して低速で走査しても良い。
【0036】次に、確認セルを指定して、治具カートリ
ッジによる停止位置確認と、回転検出器出力の計測を行
う。そして、確認セルでの計測値から、第2の補正値を
求める。また、例えば、第1の補正値、第2の補正値よ
り、第3の補正値を求め、不揮発性メモリ52に記憶す
る。
【0037】:実運用時には、次のようにして制御を
行う。実運用時には、ホストからのアクセス要求を受領
したライブラリ制御部46では、アクセス要求の内容を
解析して、目標とする搬送媒体と搬送位置を求める。そ
して、前記搬送位置をアクセッサハンド部10の移動量
に変換する。
【0038】次に、不揮発性メモリ52の第3の補正値
を参照し、前記移動量に第3の補正値を追加して補正を
行い、新たな移動量とする。この移動量を用いて、ライ
ブラリ制御部46は、アクセッサハンド部10を移動さ
せ、媒体の運搬を行う。
【0039】以上のようにして、従来、反射型センサと
反射フラグからなる相対位置検出機構による補正では不
可能であった、センサの取り付け角度等による誤差を補
正可能にして、高精度の位置付け制御ができるようにな
る。
【0040】
【実施例】本実施例は、光ディスクライブラリ装置に適
用した例であり、以下、図面に基づいて説明する。
【0041】図2〜図19は、本発明の実施例を示した
図であり、図2〜図19中、図1、図20と同じもの
は、同一符号で示してある。また、19は筐体、20は
光ディスクカートリッジ、21は反射フラグ、22はア
クセッサベース、23は第1の透過型範囲センサ、2
4、29、36はフラグ、25、26はベルト、28は
第2の透過型範囲センサ、31は反射型光センサ、33
は光、35は第3の透過型範囲センサ、37はアクセッ
サ柱、38は相対センサスポット、40はミッドパター
ンの角穴、41は第1の治具カートリッジ、42は第2
の治具カートリッジ、43は基準突起、44は基準線、
45はホスト、47は上位コントローラ、48はインタ
ーフェース制御部、49はアクセッサ制御部、50はサ
ーボ制御部、51はモータ駆動部、53はRAMを示
す。
【0042】§1:光ディスクライブラリ装置全体構成
の説明・・・図2参照 図2は光ディスクライブラリ装置の全体図である。以
下、図2に基づいて、光ディスクライブラリ装置の全体
構成について説明する。
【0043】図示のように、光ディスクライブラリ装置
の筐体19内には、カートリッジ収納庫1、光ディスク
ドライブユニット5(この例では6台)、アクセッサ9
等が設けてある。また、図示してないが、この他にカー
トリッジ投入排出機構(CAS)、制御部、電源部等が
設けてある。
【0044】前記アクセッサ9には、アクセッサハンド
部10が設けてあり、上昇/下降用モータ11の駆動に
より、アクセッサハンド部10の上昇、及び下降動作を
行うように構成されている。なお、これらの構成は前記
従来例と同じなので、説明は省略する。
【0045】また、カートリッジ収納庫1には多数のセ
ル2が設けてあり、各セル2には、それぞれ1巻ずつの
光ディスクカートリッジ20が収納できるように構成さ
れている。そして、各セル2のカートリッジ挿入口の両
側には、反射フラグ21が設けてある。
【0046】この反射フラグ21は、目標とするセル
に、アクセッサハンド部10を位置付けするためのフラ
グ(ターゲットフラグ)であり、アクセッサハンド部1
0に設けた反射型光センサ(後述する)により検出され
るものである。
【0047】なお、光ディスクドライブユニット5、及
びカートリッド投入排出機構にも、その光ディスクカー
トリッジ挿入口の両側に、前記反射フラグ21と同じも
のが設けてあり、アクセッサハンド部10の反射型光セ
ンサ31により、検出できるようになっている。
【0048】§2:アクセッサ駆動部と、範囲検出機構
(第1の透過型範囲センサ+フラグ)の説明・・・図
3、図4参照 図3はアクセッサの一部構成図1、図4はアクセッサの
一部構成図2である。以下、図3、図4に基づき、アク
セッサ駆動部と範囲検出機構(第1の透過型範囲センサ
+フラグ)について説明する。
【0049】:構成の説明 図3、図4では、アクセッサ9の下側部分に設けたアク
セッサ駆動部を図示している。図示のように、アクセッ
サ9には、アクセッサベース22が設けてあり、このア
クセッサベース22上に、アクセッサ柱37、ガイドシ
ャフト15等が設置されている。
【0050】そして、アクセッサ柱37、及びガイドシ
ャフト15には、アクセッサハンド部10が上昇/下降
自在に設けてあり、このアクセッサハンド部10は、上
昇/下降用モータ11(図2参照)により、ベルト26
を介して上昇/下降駆動されるように構成されている。
【0051】また、アクセッサベース22の下側には、
アクセッサ9を駆動するための上昇/下降用モータ1
1、水平回転用モータ12、ベルト25、第1の透過型
範囲センサ23等が設けてある。更に、アクセッサベー
ス22には、フラグ24が設けてある。なお、前記第1
の透過型範囲センサ23と、フラグ24で範囲検出機構
を構成している。
【0052】ところで、前記上昇/下降用モータ11、
及び水平回転用モータ12には、それぞれ回転検出器
(例えば、タコメータ)が内蔵されており、該モータの
回転数に応じた数のパルス(タコパルス)を出力するよ
うに構成されている。
【0053】従って、前記回転検出器から出力されるパ
ルスの数をカウントすることにより、アクセッサハンド
部10の移動量等が計測可能である。また、前記フラグ
24には、多数の角穴からなるミッドパターンが形成さ
れており、第1の透過型範囲センサ23により、カート
リッジ収納庫や、光ディスクドライブユニット等に設け
た反射フラグの存在する水平方向の範囲を検出(この点
は後述する)するものである。
【0054】この場合、第1の透過型範囲センサ23
は、発光部と受光部を対向配置した光センサであり、前
記フラグ24に設けたミッドパターンの位置に光を照射
するように構成されている。
【0055】従って、ミッドパターンの各角穴の位置で
は発光部からの光が受光部に入射し、他の位置では受光
部に光が入射しない。そして、第1の透過型範囲センサ
23の出力は、発光部からの光が受光部に入射するとハ
イレベルになり、発光部からの光が受光部に入射しない
とローレベルになる。
【0056】:動作の概要 前記上昇/下降用モータ11を回転駆動すると、ベルト
26を介してアクセッサハンド部10が駆動され、該ア
クセッサハンド部10は、ガイドシャフト15に沿って
上昇、或いは下降する。
【0057】また、水平回転用モータ12を回転駆動す
ると、ベルト25を介してアクセッサベース22が水平
方向に回転駆動される。アクセッサベース22が回転す
ると、アクセッサ柱37やガイドシャフト15等も一緒
に回転する。このため、アクセッサハンド部10も水平
方向に回転(スイブル)する。
【0058】すなわち、前記上昇/下降用モータ11
と、水平回転用モータ12を回転させることにより、ア
クセッサハンド部10を、カートリッジ収納庫1を構成
する各セル2の対向位置、光ディスクドライブユニット
5の挿入口の対向位置、及びカートリッジ投入排出機構
の対向位置等に位置付けすることができる。
【0059】§3:カートリッジ収納庫回転機構部と、
範囲検出機構(第2の透過型範囲センサ+フラグ)の説
明・・・図5参照 図5はカートリッジ収納庫の一部構成図である。以下、
図5に基づき、カートリッジ収納庫回転機構部と、範囲
検出機構(第2の透過型範囲センサ+フラグ)について
説明する。
【0060】カートリッジ収納庫1は、多数のセルをド
ラム型に構成したものであり、回転できるように構成さ
れている。そして、アクセッサハンド部10により、目
標セルに光ディスクカートリッジを挿入したり、或いは
目標セルから光ディスクカートリッジを取り出したりす
る場合には、このカートリッジ収納庫1を回転させて、
目標セルをアクセッサハンド部10と対向する位置に位
置付ける。
【0061】このため、カートリッジ収納庫1には、該
カートリッジ収納庫を回転させるためのカートリッジ収
納庫駆動用モータ3が設けてある。また、カートリッジ
収納庫1には、フラグ29(カートリッジ収納庫と一緒
に回転する)が設けてあり、このフラグ29の検出を行
うために、カートリッジ収納庫1の取り付けフレーム
(固定部分)には第2の透過型範囲センサ28が設けて
ある。なお前記第2の透過型範囲センサ28と、フラグ
29で範囲検出機構を構成している。
【0062】ところで、前記カートリッジ収納庫駆動用
モータ3には、それぞれ回転検出器(例えば、タコメー
タ)が内蔵されており、該モータの回転数に応じた数の
パルス(タコパルス)を出力するように構成されてい
る。従って、前記回転検出器から出力されるパルスの数
をカウントすることにより、カートリッジ収納庫1の移
動量(回転角)等が計測可能である。
【0063】また、前記フラグ29には、多数の角穴か
らなるミッドパターンが形成されており、第2の透過型
範囲センサ28により、回転角の範囲が検出されるもの
である。
【0064】この場合、第2の透過型範囲センサ28
は、発光部と受光部を対向配置した光センサであり、前
記フラグ29に設けたミッドパターンの位置に光を照射
するように構成されている。
【0065】従って、ミッドパターンの各角穴の位置で
は発光部からの光が受光部に入射し、他の位置では受光
部に光が入射しない。そして、第2の透過型範囲センサ
28の出力は、発光部からの光が受光部に入射するとハ
イレベルになり、発光部からの光が受光部に入射しない
とローレベルになる。
【0066】§4:反射型センサと反射フラグの説明・
・・図6参照 図6はアクセッサハンド部とカートリッジ収納庫の一部
構成図である。以下、図6に基づいて、アクセッサハン
ド部に設けた反射型センサと、カートリッジ収納庫に設
けた反射フラグについて説明する。
【0067】図示のように、アクセッサハンド部10に
は、セルの相対位置を検出するための反射型光センサ3
1(相対位置検出用センサ)を設ける。この反射型光セ
ンサ31は、セル2の反射フラグ21と向かい合った位
置で、アクセッサハンド部10の両側に設ける。
【0068】前記反射型光センサ31は、発光部と受光
部で構成され、発光部から出た光33を、セル側に設け
た反射フラグ21に照射する。そして、前記光33が反
射フラグ21で反射されると、その反射光が受光部に入
射する。
【0069】この場合、反射型光センサ31の発光部か
ら出た光33が、反射フラグ21で反射した後、受光部
に入射(反射光が入射)すると、反射型光センサ31の
出力がハイレベルとなり、発光部からの光が受光部に入
射しない場合には、センサ出力がローレベルとなるよう
に構成されている。
【0070】従って、反射型光センサ31の出力信号を
ライブラリ制御部(後述する)に取り込めば、反射フラ
グの位置を検出することができる。 §5:アクセッサに設けた範囲検出機構(第3の透過型
範囲センサ+フラグ)の説明・・・図7、図8参照 図7はアクセッサハンド部の構成図、図8はアクセッサ
の一部構成図3である。以下、図7、図8に基づき、範
囲検出機構(第3の透過型範囲センサ+フラグ)につい
て説明する。
【0071】図示のように、アクセッサハンド部10に
は、第3の透過型範囲センサ35を設ける。また、アク
セッサのアクセッサ柱37と並行して、アクセッサベー
ス上には、フラグ36を設置する。なお、前記第3の透
過型範囲センサ35とフラグ36で範囲検出機構を構成
する。
【0072】前記フラグ36には、多数の角穴からなる
ミッドパターンが形成されており、第3の透過型範囲セ
ンサ35により検出される。この場合、第3の透過型範
囲センサ35は、発光部と受光部を対向配置した光セン
サであり、前記フラグ36に設けたミッドパターンの位
置に光を照射するように構成されている。
【0073】従って、ミッドパターンの各角穴の位置で
は発光部からの光が受光部に入射し、他の位置では受光
部に光が入射しない。そして、第3の透過型範囲センサ
35の出力は、発光部からの光が受光部に入射するとハ
イレベルになり、発光部からの光が受光部に入射しない
とローレベルになる。
【0074】§6:アクセッサによる走査(スキャン)
の説明・・・図9参照 図9はアクセッサによる走査の説明図である。以下、図
9に基づいて、アクセッサによる走査を説明する。
【0075】図は、アクセッサハンド部10を移動させ
て、カートリッジ収納庫1の各セル2毎に設けた反射フ
ラグ21を走査(スキャン)する場合の例である。この
場合、フラグ36のミッドパターンと、反射フラグ21
と、セル2に挿入された光ディスクカートリッジ20の
関係を図示してある。
【0076】アクセッサハンド部10の走査方向として
は、上昇/下降用モータ11を回転した時の上下方向
(Yスキャン方向)の走査と、水平回転用モータ12を
回転させた時の水平方向(スイブルスキャン方向)の走
査とがある。
【0077】例えば、前記Yスキャン方向では、第3の
透過型範囲センサ35によりフラグ36のミッドパター
ンを検出し、反射型光センサ31により、反射フラグ2
1を検出する。
【0078】この場合、前記ミッドパターンの幅(Yス
キャン方向の幅)をY1、反射フラグ21の幅(Yスキ
ャン方向の幅)をY2とすると、この例では、Y1>Y
2の関係に設定してある。すなわち、反射フラグ21の
幅Y2を含むように、ミッドパターンの幅Y1を設定し
てある。
【0079】また、反射型光センサ31からの光(相対
センサスポット38)は、図示のように、反射フラグ2
1に照射する。 §7:反射型光センサと反射フラグの説明・・・図10
参照 図10は反射型光センサと反射フラグの説明図であり、
図10Aは反射型光センサと反射フラグの関係、図10
Bは反射フラグの形状とスキャン域との関係を示した図
である。
【0080】:反射フラグの幅と中心位置の説明・・
・図10A参照 アクセッサハンド部10に設けた反射型光センサ31に
より、例えば、カートリッジ収納庫1の各セル2毎に設
けた反射フラグ21を走査(Yスキャン方向、及びスイ
ブル方向にスキャン)して、反射フラグ21の幅を捉
え、アクセッサに設けた回転検出器(上昇/下降用モー
タ11、水平回転用モータ12に設けたタコメータ)
で、反射のオン/オフ位置(境界位置)を検出する。
【0081】そして、検出した反射フラグ21の幅か
ら、反射フラグ21の中心位置の値を求め、この中心位
置の値を、アクセッサハンド部10の対向位置とする。
すなわち、前記回転検出器の検出位置(タコメータのタ
コパルスから検出した位置)をX1、X2とすると、反
射フラグ21の幅W1はW1=|X1−X2|であり、
反射フラグ21の中心位置(中心値)Pcは、Pc=
(X1+X2)/2となる。
【0082】:反射フラグの形状とスキャン域の説明
・・・図10B参照 前記カートリッジ収納庫1の各セル2毎に設けた反射フ
ラグ21は、光の反射体で構成されている。この反射フ
ラグ21は、長方形、又は走査方向に対して、反射フラ
グ21のエッジが出来るだけ、垂直となるような形状に
する。
【0083】例えば、図示のように角形の反射フラグ2
1を使用して、Q1−Q2方向に走査した場合と、Q3
−Q4方向に走査した場合とで、回転検出器(タコメー
タ)の検出位置は同じである。
【0084】しかし、円形の反射フラグを用いた場合、
例えば、Q5−Q6方向に走査した場合と、Q7−Q8
方向に走査した場合とで、回転検出器の検出位置が異な
ってしまう。
【0085】すなわち、反射フラグ21を円形にして
も、反射フラグ21の幅の検出は可能であるが、円形の
縁に近い所を走査(Q5−Q6)した場合には、幅を精
度良く検出することは困難になり、走査域に制限を設け
ることになる。
【0086】従って、反射フラグ21を長方形にした場
合は、少なくとも、反射フラグの大きさまでは走査域を
ずらしても精度良く幅を検出することが可能となる。 §8:範囲検出機構の説明・・・図11参照 図11は範囲検出機構の説明図であり、図11Aは透過
型範囲センサとフラグの一部拡大図、図11Bは検出デ
ータの説明図である。以下、図11に基づき、アクセッ
サに設けた範囲検出機構である、第3の透過型範囲セン
サ35と、フラグ36を例として説明する。
【0087】図示のように、アクセッサ9に設けたフラ
グ36(図8参照)には、多数の角穴40で構成された
ミッドパターンが設けてあり、このミッドパターンの角
穴40を、第3の透過型範囲センサ35からの光が透過
するように構成されている。
【0088】また、第3の透過型範囲センサ35は、発
光部と受光部を対向配置した光センサであり、前記フラ
グ36に設けたミッドパターンの角穴40の位置に光を
照射するように構成されている。
【0089】従って、ミッドパターンの各角穴40の位
置では、発光部からの光が受光部に入射し、他の位置で
は受光部に光が入射しない。そして、第3の透過型範囲
センサ35の出力は、発光部からの光が受光部に入射す
るとハイレベルになり、発光部からの光が受光部に入射
しないとローレベルになる。このようなフラグと透過型
範囲センサを使用する理由は、次の通りである。
【0090】前記カートリッジ収納庫1に設けた反射フ
ラグ21は、セル2毎に設けてあり、場合によっては、
反射フラグ21の存在しない領域(例えば、背景領域)
からの反射等が発生する。このような反射は、本来検出
すべき反射ではない。従って、このような反射光は採用
しないようにする必要がある。
【0091】そこで、反射フラグ21の存在する領域を
検出するために、前記第3の透過型範囲センサ35を設
けた。そして、第3の透過型範囲センサ35で検出した
規制域内で発生した反射光のみを検出値として採用す
る。
【0092】なお、前記規制域は、例えば、背景からの
反射光を拾わないように設ければ良く、第3の透過型範
囲センサ35の検出領域と同等でも良いし、前記検出領
域を基準として、内、又は外に、適当な大きさで広げて
も良い。
【0093】また、採用された検出値から求めた反射フ
ラグ21の中心位置Pcは、アクセッサに設けた回転検
出器(タコメータ)の出力では、Pc=(X1+X2)
/2となるが、この中心値Pcについては、第3の透過
型範囲センサ35の検出領域内であることで規制する。
【0094】なお、第1の透過型範囲センサ、第2の透
過型範囲センサ等についても、前記第3の透過型範囲セ
ンサと同様である。 §9:第1の補正値の説明 反射フラグ21の幅を計測して求めた中心位置(中心
値)Pc=(X1+X2)/2の値は、アクセッサ9に
設けた回転検出器(タコメータ)が検出する「絶対位
置」として求められるが、この検出のままでは使用した
場合の機構的な経時変化による誤差が発生する。
【0095】そこで、経時変化による誤差の発生を避け
るため、この値は、第3の透過型範囲センサ35の領域
の境界からの「相対位置」としてメモリに記憶してお
き、補正値として使用する。この補正値を「第1の補正
値」と呼ぶ。
【0096】すなわち、第3の透過型範囲センサ35の
領域の境界を、図11Bに示したように、X3、X4
(X3<X4)とすれば、X3を越えて移動停止する場
合の「第1の補正値」は、{(X1+X2)/2}−X
3である。
【0097】この場合、X4からX3方向に移動停止す
る場合の「第1の補正値」は、X4−(X1+X2)/
2である。また、補正動作は、前記第3の透過型範囲セ
ンサ35の境界を基準位置として行われる。
【0098】前記第3の透過型範囲センサ35による領
域の決定は、この境界位置を補正動作の基準とするため
に、精度良く検出する必要がある。このため、実稼働時
とは異なる低い速度で、アクセッサハンド部10を移動
させることにより、遷移点検出を行い、検出結果のデー
タをメモリ内のテーブルに設定しておく(詳細は後述す
る)。
【0099】なお、第1の透過型範囲センサ、第2の透
過型範囲センサ等についても、前記第3の透過型範囲セ
ンサと同様である。 §10:反射型光センサによる反射フラグの検出処理
と、第2の補正値の説明・・・図12参照 図12は相対位置検出機構の説明図である。以下、図1
2に基づき、反射型光センサによる反射フラグの検出処
理と、第2の補正値について説明する。
【0100】図12において、A側は反射型光センサの
取り付け位置が適切な場合、B側は反射型光センサの取
り付け角度が適当でない場合の例である。また、図の
、は反射型光センサの出力(図10A参照)、は
第1、第3の透過型範囲センサの出力(図11B参照)
を示す。
【0101】前記中心位置(中心値)Pc=(X1+X
2)/2は、反射型光センサ31のアクセッサハンド部
10への取り付け角度が適当でない場合(A側参照)、
反射フラグ21の位置は、Δのオフセット(A側とB側
との差)を持った値として計測されてしまい、真の値を
表さない。
【0102】一方、前記オフセットΔを0とする検出が
できるように、反射型光センサ31の光軸と、反射フラ
グ21の位置を調整することは、不可能である。本実施
例ではこの点につき、前記相対位置検出機構(反射型光
センサ31+反射フラグ21)とは別の手段(例えば、
次に説明する治具カートリッジ)で、正確な光ディスク
カートリッジの挿入、及び取り出しができるような位置
を決定する。
【0103】そして、決定した位置への回転検出器の出
力値を計測しておくことにより、前記Δの値を求め、補
正量を与えるようにする。このΔの値を「第2の補正
値」と呼ぶ。
【0104】§11:治具カートリッジと、第3の補正
値の説明・・・図13参照 図13は治具カートリッジの説明図である。以下、図1
3に基づいて、治具カートリッジと、その使用方法につ
いて説明する。
【0105】前記「第2の補正値」を求める手段とし
て、図13に示した治具カートリッジを使用する。この
治具カートリッジは、鋭利な基準突起43を設けた第1
の治具カートリッジ41と、縦横方向の中心となる基準
線44を前面に設けた第2の治具カートリッジ42とか
ら構成される。
【0106】「第2の補正値」を求める際には、次のよ
うにする。先ず、オペレータ等が、カートリッジ収納庫
1のいずれかのセル2を指定し、このセル2に第2の治
具カートリッジ42を挿入する。また、アクセッサハン
ド部10には、第1の治具カートリッジ41を把持させ
る。
【0107】そして、アクセッサ9に設けた上昇/下降
用モータ11、及び水平回転用モータ12を低速度で回
転させることにより、アクセッサハンド部10を、上下
方向、及び水平方向に少しずつ移動させながら、基準突
起43が基準線44に一致するように調整する。
【0108】この場合、縦横方向の基準線44が交差す
る点に、基準突起43の先端部分を一致させ、上下方向
と水平方向の位置合わせを一度に行う。この時、アクセ
ッサ9に設けた上昇/下降用モータ11に設けた回転検
出器、及び水平回転用モータ12に設けた回転検出器
(タコメータ)の出力移動量をそれぞれ計測する。
【0109】前記の一致した位置での回転検出器の出力
移動量から求められた値(反射フラグ21の中心位置)
が、例えば「X5」であったとすると、相対位置検出機
構(反射型光センサ+反射フラグ)で計測した中心位置
Pc=(X1+X2)/2の値は、この値(X5)と一
致する(Pc=(X1+X2)/2=X5)ことが必要
である。
【0110】そのため、前記第2の補正値Δは、Δ=
(X1+X2)/2−X5で求められる。また、他のセ
ルで計測された相対位置をPc´=(X1´+X2´)
/2とした場合、このPc´=(X1´+X2´)/2
に、(X1´+X2´)/2−Δの補正を付加し、前記
第1の補正値をこれで置き換えた「第3の補正値」を作
成する。
【0111】この「第3の補正値」を真の補正値とし
て、例えば、不揮発性メモリに記憶しておき、実運用時
に補正値として使用する。前記「第3の補正値」として
は、例えば、{(X1´+X2´)/2−Δ−X3
´}、或いは{X4´−(X1´+X2´)/2−Δ}
である。但し、X3´、及びX4´は、前記他のセル2
に対して計測したX3、X4(図11参照)の値であ
る。
【0112】§12:「第3の補正値」の求め方の補足
説明 :セル個々に設けた反射フラグ21が、全て同一の反
射膜を持っており、反射特性の差が僅少と認められる場
合には、前記オフセットΔの値は、反射型光センサ31
と、反射フラグ21の組み合わせによる取り付け角度を
含む特性差を全て取り除くことができる。
【0113】従って、前記Δの測定は、任意の1つのセ
ルを選定して実施し、他のセルに同様の補正量を付加す
れば、十分な精度を得ることが可能である。 :セル個々に設けた反射フラグの反射特性が、一部異
なる場合には、前記Δの計測と、その補正を、同一特性
のグループに対して複数実施し、それぞれのグループに
対して「第3の補正値」を作成する。
【0114】§13:カートリッジ収納庫側に設けた範
囲検出機構(第2の透過型範囲センサ+フラグ)の使用
時の説明・・・図5参照 以下、前記図5に示した範囲検出機構(第2の透過型範
囲センサ+フラグ)の使用時について説明する。
【0115】カートリッジ収納庫1の各セルに設けた反
射フラグ21は、回転移動後の停止状態で、アクセッサ
から走査検出することになるが、反射フラグ21の幅を
正確に検出するためには、カートリッジ収納庫1の停止
精度も高精度に維持する必要がある。
【0116】そのため、カートリッジ収納庫1にも前記
範囲検出機構(第2の透過型範囲センサ28+フラグ2
9)を設けて、センサ域の境界位置を、回転移動制御時
の移動量の基準位置として用いる。
【0117】この場合、停止目標位置は、第2の透過型
範囲センサ28の中心に選ばれる。この中心を求めるた
めに、前記第1、第2の透過型範囲センサ23、28の
場合と同じようにして計測を行う(図11参照)。
【0118】なお、第2の透過型範囲センサ28、及び
フラグ29からなる範囲検出機構は、第1の透過型範囲
センサ23、及びフラグ24からなる範囲検出機構と同
じ構成である。
【0119】§14:ライブラリ制御部の説明・・・図
14参照 図14は制御系のブロック図である。以下図14に基づ
いて光ディスクライブラリ装置の制御系について説明す
る。
【0120】図示のように、光ディスクライブラリ装置
の制御系には、ライブラリ制御部46が設けてある。こ
のライブラリ制御部46には、インターフェース制御部
48、上位コントローラ47、アクセッサ制御部49、
サーボ制御部50、モータ駆動部51等が設けてあり、
前記アクセッサ制御部49には、不揮発性メモリ(EE
PROM)52、RAM53等が設けてある。前記各部
の機能等は次の通りである。
【0121】:インターフェース制御部48は、ホス
ト45との間でコマンドのやりとりを行ったり、各種イ
ンターフェース制御等(データ転送、コマンドの解析
等)を行うものである。
【0122】:上位コントローラ47は、インターフ
ェース制御部48からのコマンド解析結果を受け取り、
例えば、搬送媒体と搬送位置の解析を行ったり、アクセ
ッサ制御部49に対して、搬送指令を行ったりするもの
である。
【0123】:アクセッサ制御部49は、アクセッ
サ、カートリッジ収納庫、カートリッジ投入排出機構等
の各種制御を行うものである。また、このアクセッサ制
御部49では、透過型範囲センサ(第1、第2、第3の
透過型範囲センサ等)、反射型光センサ等からの信号を
入力して、各種制御等を行う。
【0124】:サーボ制御部50は、アクセッサ制御
部49からの指示により、モータ駆動部51に対し、サ
ーボ制御を行うものである。 :モータ駆動部51は、サーボ制御部50の制御によ
り、モータ(アクセッサ9、カートリッジ収納庫1等の
各種モータ)を駆動するものである。
【0125】:不揮発性メモリ52は、書き込み可能
な不揮発性のメモリ、例えば、EEPROMで構成され
る。この不揮発性メモリ52には、例えば、「第1の補
正値テーブル」、「第3の補正値テーブル」等を記憶す
る。
【0126】:RAM53は、アクセッサ制御部49
がワーク用として使用するメモリである。 §15:テーブルデータの説明・・・図15、図16参
照 図15は不揮発性メモリの説明図、図16はテーブルデ
ータ例を示した図である。以下、図15、図16に基づ
き、テーブルデータについて説明する。
【0127】:不揮発性メモリ52に記憶するテーブ
ルデータ例の説明 前記不揮発性メモリ52には、第1の補正値テーブル1
(セル上下方向)、第1の補正値テーブル2(セル水平
方向)、第1の補正値テーブル3(ドライブ上下方
向)、第1の補正値テーブル4(ドライブ水平方向)、
第3の補正値テーブル1(セル上下方向)、第3の補正
値テーブル2(セル水平方向)、第3の補正値テーブル
3(ドライブ上下方向)、第3の補正値テーブル4(ド
ライブ水平方向)・・・等を記憶する。
【0128】:補正値テーブル例の説明 前記不揮発性メモリに記憶される各補正値テーブル例と
しては、例えば図16Aに示したようなデータである。
図示のように、この補正値テーブルは、「セル番号」
(例えば、セルのアドレス)の項目と、この「セル番
号」に対する各補正値(K0 、K1 、・・・Kx ・・・
n )で構成される。
【0129】:移動量テーブルの説明 移動量テーブルは、アクセッサ制御部49内のメモリに
記憶したデータであり、目標位置までのアクセッサの移
動量(目標位置までの移動量)を示している。この移動
量は、各モータ(上昇/下降用モータ11、水平回転用
モータ12等)に設けた回転検出器の出力パルスを基に
決定されるデータである。
【0130】例えば、セル0〜セル1はM0 、セル1〜
セル2はM1 、・・・のようにデータが作成されてい
る。また、各ドライブ(光ディスクドライブユニット)
についても、セルと同様に目標位置と移動量が作成され
ている。
【0131】§16:補正値決定処理の説明・・・図1
7、図18参照 図17は補正値決定処理フローチャート1、図18は補
正値決定処理フローチャート2である。以下、図17、
図18に基づいて、補正値決定処理を説明する。なお、
S1〜S13は各処理番号を示す。
【0132】以下に示す補正値決定処理は、例えば、製
品の工場出荷時、ユーザ先でのシステム拡張時、システ
ム変更時等に行う処理である。 S1:先ず、アクセッサ制御部49の制御により、カー
トリッジ収納庫1を通常運用時よりも低速で回転させ、
第2の透過型範囲センサ28により、遷移位置を計測す
る。
【0133】S2:そして、アクセッサ制御部49で
は、計測した遷移位置のデータより、中心位置を求め、
これをカートリッジ収納庫1の停止動作の基準位置とし
て、RAM53に記憶する。
【0134】S3:次に、アクセッサ制御部49では、
前記RAM53の基準位置データを用いて、カートリッ
ジ収納庫1を回転させ、目標位置に停止させる(基準位
置に合わせて停止させる)。
【0135】S4:続いて、アクセッサ制御部49の制
御により、アクセッサハンド部10を、ホームポジショ
ンから低速で上昇させ(Yスキャン方向)、第3の透過
型範囲センサ35により、遷移位置を計測する。
【0136】S5:そして、アクセッサハンド部10を
目標セル2の対向位置まで移動させる。 S6:この時、アクセッサハンド部10に設けた反射型
光センサ31により、セル2の反射フラグ21を上下方
向に走査し、前記アクセッサ制御部49により、上下方
向の第1の補正値を求め、不揮発性メモリ52に第1の
補正値テーブルを作成する。
【0137】なお、第1の補正値を採取する為の反射フ
ラグの走査は、他セルも含め、低速で走査しても良い。 S7:次に、アクセッサ制御部49の制御により、アク
セッサハンド部10を低速でホームポジションから水平
方向に回転させ(スイブルスキャン方向)、第1の透過
型範囲センサ23により、遷移位置を計測する。
【0138】S8:そして、アクセッサハンド部10
を、目標セル2の対向位置まで移動させる。 S9:この時、アクセッサハンド部10に設けた反射型
光センサ31により、セル2の反射フラグ21を水平方
向に走査して(スイブルスキャン)し、アクセッサ制御
部49により、水平方向の第1の補正値を求め、不揮発
性メモリ52に第1の補正値テーブルを作成する。
【0139】S10:光ディスクドライブユニット5側
についても同様にして、遷移位置を計測し、第1の補正
値を求め、不揮発性メモリ52に第1の補正値テーブル
を作成する。
【0140】S11:その後、オペレータ等が、確認セ
ルを指定して、第1、第2の治具カートリッジ41、4
2による停止位置確認と、回転検出器出力の計測を行
う。 S12:アクセッサ制御部49では、確認セルでの計測
値から、第2の補正値を求め、RAM53に記憶する。
【0141】S13:アクセッサ制御部49では、第1
の補正値、第2の補正値より、第3の補正値を求め、不
揮発性メモリ52に第3の補正値テーブルを作成する。
なお、前記補正値決定処理において、反射型光センサ3
1による反射フラグ21の走査時(相対位置検出動作
時)には、走査速度による誤差を僅少にするため、実稼
働時の走査速度より低速で走査する必要がある。
【0142】例えば、本実施例では、実稼働時の走査速
度は1m/sであり、前記反射フラグ21の走査時は、
約1/20の50mm/sに設定する。 §17:実運用時の処理の説明・・・図19参照 図19は実運用時の処理フローチャートである。以下、
図19に基づいて、実運用時の処理を説明する。なお、
S21〜S24は処理番号を示す。
【0143】S21:先ず、実運用時には、ホストから
のアクセス要求を受領したライブラリ制御部46では、
インターフェース制御部48がアクセス要求の内容を解
析して、上位コントローラ47に送る。上位コントロー
ラ47では、目標とする搬送媒体と搬送位置を解析し、
アクセッサ制御部49に搬送指令を出す。
【0144】S22:そして、この指令を受けたアクセ
ッサ制御部49では、内部のメモリに記憶している移動
量テーブルを参照して、前記搬送位置をアクセッサハン
ド部10の移動量に変換する。
【0145】S23:次に、アクセッサ制御部49で
は、不揮発性メモリ52の第3の補正値テーブルを参照
し、前記変換した移動量に第3の補正値を追加して補正
を行い、新たな移動量とする。この移動量を用いて、ア
クセッサ制御部49は、サーボ制御部50に対し、移動
量の指示を出す。
【0146】S24:サーボ制御部50は、前記指示さ
れた移動量に従って、アクセッサハンド部10を移動さ
せ、媒体(光ディスクカートリッジ)の運搬を行う。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0147】:前記実施例では、第1の補正値と第2
の補正値より第3の補正値を求め、この第3の補正値を
不揮発性メモリに記憶しているが、このような例に限ら
ず、例えば、第1の補正値と第2の補正値のみを不揮発
性メモリに記憶しておき、実運用時に、前記補正値をR
AM等に展開し、個々に補正を行って移動制御を行って
も良い。この場合、補正値の変更が容易に行えて便利で
ある。
【0148】:光ディスクライブラリ装置に限らず、
例えば、磁気テープライブラリ装置等にも同様に適用可
能である。 :不揮発性メモリは、EEPROMに限らず、他の書
き込み可能な不揮発性メモリでも使用可能である。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :従来、反射型光センサと反射フラグからなる相対位
置検出機構による補正では不可能であった、センサの取
り付け角度等による誤差を補正可能にして、アクセッサ
による高精度の位置付け制御ができるようになる。
【0150】:カートリッジ収納庫のセルを高密度に
構成しても、アクセッサハンド部の高精度な位置付け制
御が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における光ディスクライブラリ装置の全
体図である。
【図3】実施例におけるアクセッサの一部構成図1であ
る。
【図4】実施例におけるアクセッサの一部構成図2であ
る。
【図5】実施例におけるカートリッジ収納庫の一部構成
図である。
【図6】実施例におけるアクセッサハンド部とカートリ
ッジ収納庫の一部構成図である。
【図7】実施例におけるアクセッサハンド部の構成図で
ある。
【図8】実施例におけるアクセッサの一部構成図3であ
る。
【図9】実施例におけるアクセッサによる走査の説明図
である。
【図10】実施例における反射型光センサと反射フラグ
の説明図である。
【図11】実施例における範囲検出機構の説明図であ
る。
【図12】実施例における相対位置検出機構の説明図で
ある。
【図13】実施例における治具カートリッジの説明図で
ある。
【図14】実施例における制御系のブロック図である。
【図15】実施例における不揮発性メモリの説明図であ
る。
【図16】実施例におけるテーブルデータ例である。
【図17】実施例における補正値決定処理フローチャー
ト1である。
【図18】実施例における補正値決定処理フローチャー
ト2である。
【図19】実施例における実運用時の処理フローチャー
トである。
【図20】従来の光ディスクライブラリ装置の構成図で
ある。
【符号の説明】 1 カートリッジ収納庫 2 セル 9 アクセッサ 10 アクセッサハンド部 17 回転検出器 31 反射型光センサ 46 ライブラリ制御部 52 不揮発性メモリ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセル(2)を有し、各セルにカー
    トリッジ式記録媒体(20)を収納して保管するカート
    リッジ収納庫(1)と、 カートリッジ式記録媒体に対し、データの記録/再生を
    行う記録/再生装置(5)と、 カートリッジ式記録媒体を運搬し、カートリッジ収納
    庫、及び記録/再生装置等へのアクセスを行うアクセッ
    サ(9)と、 前記アクセッサに設けられ、上下方向、及び水平方向に
    移動してカートリッジ式記録媒体をハンドリングするア
    クセッサハンド部(10)と、 各機構部駆動用モータ(11、12等)の回転を検出す
    る回転検出器(17)と、 アクセッサに設けた回転検出器の出力を用いて移動量を
    決定し、その移動量を基に、アクセッサハンド部を、各
    セル、及び記録/再生装置と自動的に対向させるように
    位置付け制御を行うライブラリ制御部(46)と、 前記セル、記録/再生装置等の個々の相対位置を検出す
    る相対位置検出機構(21、31)を設け、 前記移動量を、相対位置検出機構の検出値で補正して、
    位置付け制御を行うライブラリ装置において、 前記相対位置検出機構(21、31)の検出範囲を規制
    する範囲検出機構(23、24、35、36等)を設
    け、 該範囲検出機構の規制する規制範囲内で検出した相対位
    置検出機構の検出値のみを有効な検出値として採用し、
    この検出値を、前記回転検出器の出力補正値として用い
    ることを特徴としたライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のライブラリ装置におい
    て、 範囲検出機構を、光の透過/非透過のミッドパターンを
    有するフラグ(24、36)と、該ミッドパターンに対
    し、光の透過から非透過、或いは非透過から透過に移る
    2つの遷移位置を検出する透過型範囲センサ(23、3
    5)とで構成し、 前記範囲検出機構を構成する一対のフラグ、及び透過型
    範囲センサの内、いずれか一方を装置固定支持部に固定
    し、他方を装置可動部に固定したことを特徴とするライ
    ブラリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のライブラリ装置におい
    て、 カートリッジ収納庫(1)を回転移動可能に構成し、 該カートリッジ収納庫(1)の回転移動と、それに続く
    停止動作の基準位置を決めるための範囲検出機構(2
    8、29)を設けたことを特徴とするライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のライブラリ装置におい
    て、 治具カートリッジ(41、42)を備え、 該治具カートリッジ(41、42)を用いて、任意の1
    つのセルに対し、アクセッサハンド部により、正確にカ
    ートリッジ式記録媒体の収納、及び取り出しができる位
    置を確認し、 この位置を、アクセッサ(9)に設けた回転検出器出力
    から計測し、前記相対位置検出器による検出値との差を
    求めて、回転検出器の出力に対する第2の補正値とし、 この第2の補正値を、他のセル、及び記録/再生装置の
    補正値として使用することを特徴としたライブラリ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のライブラリ装置におい
    て、 不揮発性メモリ(52)を設け、 前記透過型範囲センサ(23、35)により検出した2
    つの遷移位置を、前記回転検出器(17)の出力により
    計測して、前記規制範囲を作成し、 この規制範囲を基準位置として、前記相対位置検出機構
    (21、31)で検出した検出値を、前記回転検出器出
    力に対する第1の補正値として求め、 この第1の補正値を、前記不揮発性メモリ(52)に記
    憶させることを特徴としたライブラリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のライブラリ装置におい
    て、 求めた第2の補正値を、対象となる全てのセル(2)、
    及び記録/再生装置(5)に対し、一律に適用すること
    を特徴としたライブラリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のライブラリ装置におい
    て、 求めた第2の補正値を、対象となるセル(2)、及び記
    録/再生装置(5)の分割された範囲に対して適用する
    ことを特徴としたライブラリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載のライブラリ装置におい
    て、 第2の補正値、或いは第2の補正値により補正した新た
    な補正値を記憶しておく不揮発性メモリ(52)を設
    け、 実運用時には、前記不揮発性メモリ(52)の補正値を
    用いて補正した移動量に基づき、アクセッサハンド部
    (10)の移動制御を行うことを特徴としたライブラリ
    装置。
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