JP2983806B2 - オートチェンジャ - Google Patents

オートチェンジャ

Info

Publication number
JP2983806B2
JP2983806B2 JP5211955A JP21195593A JP2983806B2 JP 2983806 B2 JP2983806 B2 JP 2983806B2 JP 5211955 A JP5211955 A JP 5211955A JP 21195593 A JP21195593 A JP 21195593A JP 2983806 B2 JP2983806 B2 JP 2983806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage rack
storage
carriage
unit
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5211955A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0765477A (ja
Inventor
宏一 早柏
文昭 田辺
一雄 中谷
宏 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEIATSUKU KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
TEIATSUKU KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEIATSUKU KK, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical TEIATSUKU KK
Priority to JP5211955A priority Critical patent/JP2983806B2/ja
Publication of JPH0765477A publication Critical patent/JPH0765477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983806B2 publication Critical patent/JP2983806B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオートチェンジャに係
り、特に収納ラックに収納された多数の記録媒体の中か
ら指定された一の記録媒体を選択して記録再生部に自動
的に装着するよう構成したオートチェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータなどの大量のデータ
を扱う情報処理システムでは、データを記憶させる外部
記憶手段として光磁気ディスク、光ディスク、磁気ディ
スク、テープカセット等の記録媒体を使用している。そ
して、情報量の増大とともに記録媒体のストック数も増
大して記録媒体の管理、検索、記録再生等にかなりの手
間がかかるようになり、これらの作業を自動的に行う装
置としてのオートチェンジャが種々開発されている。
【0003】この種のオートチェンジャとしては、例え
ば特開昭62−140266号公報に見られるような構
成の装置がある。この装置では、より多くの記録媒体を
収納できるようにするため、回転式の収納ラックの外周
面に収納室を設け、収納ラックを回転させて指定された
記録媒体のカートリッジを搬送用キャリッジにより取り
出すよう構成されている。そして、指定された記録媒体
を再生する場合、先ず回転式の収納ラックを回転させて
目的の記録媒体が収納された収納室の列が搬送用キャリ
ッジに対向する位置で停止させた後、搬送用キャリッジ
を昇降させて目的の記録媒体が収納された収納室に対向
する高さ位置に停止させるようになっている。
【0004】上記構成のオートチェンジャは、搬送用キ
ャリッジによるカートリッジの取り出し・返却動作が正
確に行われるようにするため、回転式収納ラックの停止
位置を検出して搬送用キャリッジが目的の記録媒体のカ
ートリッジが収納されている収納室に正確に昇降移動す
るように位置決め制御が行われている。
【0005】上記のような回転式収納ラックの位置決め
制御は、収納ラックを各収納室の列が搬送用キャリッジ
に対向する位置に停止させるための基準位置と、どの収
納室の列かを識別のための識別コードとをエンコーダ等
よりなるセンサで検出するようにしている。そして、識
別コードの検出と停止基準位置の検出とは、夫々独立に
行われており、回転式収納ラックの停止位置の位置決め
は基準位置に基づいて行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記オート
チェンジャでは、搬送用キャリッジに対する回転式の収
納ラックの停止位置の位置決めを行うには、まず停止基
準位置の検出を行った後、識別コードの検出を行うた
め、一定の速度で回転駆動される収納ラックの停止基準
位置を検出してからモータに制動をかけても収納ラック
は余分に回転してしまう。従って、目的の収納室の列が
搬送用キャリッジを行き過ぎてしまった場合、収納ラッ
クを逆回転させて戻したりする補正動作が必要になり、
収納ラックを正確な停止位置に移動させるまでに余計な
時間がかかり、目的の記録媒体が記録再生部に装着され
るまでの待ち時間が長いといった課題がある。
【0007】さらに、収納ラックが停止位置の手前まで
回転したときセンサが検出信号を出力し、収納ラックを
回転駆動するモータに制動をかけるように制御しても、
収納ラックを目的の停止位置で正確に停止させることは
難しく、必ず補正動作を行う必要が生ずる。従って、従
来は位置決めに時間がかかり、収納ラックの回転動作が
遅くなるといった課題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決したオー
トチェンジャを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
記録媒体を収納する収納室が所定間隔で多数配設された
回転式の収納ラックと、該記録媒体を装着されて記録又
は再生を行う記録再生部と、前記収納ラックの外周面に
対向する位置で昇降自在に設けられ、前記収納室に収納
された前記記録媒体を前記記録再生部に搬送する搬送手
段と、前記収納ラックを回転駆動する駆動手段と、前記
収納ラックに設けられた各収納室の縦方向の列に対応す
る位置に設けられた第1の被検出部と、該第1の被検出
部を中心にして回転方向にずらした位置に対称に設けら
れ、各収納室の縦方向の列毎に異なるパターンとなるよ
う形成された第2の被検出部と、前記第1の被検出部を
検出して前記収納室の縦方向の列が前記搬送手段に対向
する停止位置にあることを示す第1の検出信号を出力す
る第1のセンサと、前記第2の被検出部の端部を検出し
て前記停止位置の直前の位置にあることを示す第2の
出信号を出力すると共に、前記第2の被検出部のパター
ンを検出して前記搬送手段に対向する収納室の縦方向の
列を示す第3の検出信号を出力する第2のセンサと、前
記第2のセンサから出力された第2の検出信号に基づい
て前記収納ラックの回転を減速し、その後、前記第1の
センサから出力された第1の検出信号に基づいて前記収
納ラックを停止させるように前記駆動手段を駆動制御す
る第1の制御手段と、該第1の制御手段による前記駆動
手段の駆動制御の結果、前記第2のセンサにより前記第
2の被検出部のパターンを検出できず前記第3の検出信
号が出力されなかった場合に、前記収納ラックの停止位
置から、前記収納ラックを所定量回動させて前記第2の
センサが前記第2の被検出部のパターンを認識して前記
第3の検出信号を出力するまで前記駆動手段を駆動制御
する第2の制御手段と、よりなることを特徴とする。
【0010】又、請求項2の発明は、前記駆動手段がス
テッピングモータよりなることを特徴とする。
【0011】又、請求項3の発明は、前記第2の制御手
段が、前記第2の被検出部のパターンが設けられている
範囲に対応するパルス数を前記ステッピングモータに供
給することを特徴とする。又、請求項4の発明は、前記
第2の制御手段が、前記第1の制御手段による前記駆動
手段の駆動制御の結果、前記第2のセンサにより前記第
2の被検出部のパターンを検出できず前記第3の検出信
号が出力されなかった場合に、前記第2のセンサが前記
第2の被検出部のパターンを検出して認識するまで前記
駆動手段を駆動制御し、その後、前記収納ラックを前記
所定量逆方向に回動させて前記停止位置に戻し、再度、
前記収納室の縦方向の列を前記搬送手段に対向する位置
に位置決めすることを特徴とする
【0012】
【作用】上記請求項1によれば、第2のセンサから出力
された第2の検出信号に基づいて収納ラックの回転を減
速し、第1のセンサから出力された第1の検出信号に基
づいて収納ラックを停止させるように駆動手段を駆動制
御することにより、収納ラックの停止位置を正確に位置
決めすることが可能になり、補正動作の必要がなくなる
ため、より短時間で収納ラックを移動させて停止させら
れる。さらに、第1の制御手段による前記駆動手段の駆
動制御の結果、第2のセンサにより第2の被検出部のパ
ターンを検出できず第3の検出信号が出力されなかった
場合に、収納ラックの停止位置から、収納ラックを所定
量回動させて第2のセンサが第2の被検出部のパターン
を認識して第3の検出信号を出力するまで駆動手段を駆
動制御するため、何等かの理由により第2のセンサが第
2の被検出部のパターンを検出できなかった場合でも自
動的に第2の被検出部のパターンを再認識させることが
でき、これにより、第2のセンサが第2の被検出部のパ
ターンを検出することが可能になる。
【0013】又、請求項2によれば、駆動手段がステッ
ピングモータよりなるため、収納ラックをよりきめ細か
に回転駆動させることができるとともに、収納ラックの
回転制御が容易に行える。
【0014】又、請求項3によれば、第2の制御手段
が、第2の被検出部のパターンが設けられている範囲に
対応するパルス数をステッピングモータに供給するた
め、何等かの理由により第2のセンサが第2の被検出部
のパターンを検出できなかった場合でもステッピングモ
ータを第2の被検出部のパターンが設けられている範囲
に対応するパルス数分駆動して自動的に第2の被検出部
のパターンを再認識させることができ、これにより、第
2のセンサが第2の被検出部のパターンを検出すること
が可能になる。又、請求項4によれば、第2の制御手段
が、第1の制御手段による駆動手段の駆動制御の結果、
第2のセンサにより第2の被検出部のパターンを検出で
きず第3の検出信号が出力されなかった場合に、第2の
センサが第2の被検出部のパターンを検出して認識する
まで駆動手段を駆動制御し、その後、収納ラックを所定
量逆方向に回動させて前記停止位置に戻し、再度、収納
室の縦方向の列を搬送手段に対向する位置に位置決めす
るため、何等かの理由により第2のセンサが第2の被検
出部のパターンを検出できなかった場合でも所定の収納
室の縦方向の列を搬送手段に正確に対向させることがで
きる。
【0015】
【実施例】図1乃至図3に本発明になるオートチェンジ
ャの一実施例を示す。
【0016】各図中、オートチェンジャ1は、大略、回
転式収納部2と、固定式収納部3と、カートリッジ搬送
部(搬送手段)4と、カートリッジローディング部5
と、第1の記録再生部6と、第2の記録再生部7と、を
箱状の筐体8内に設けてなる。
【0017】オートチェンジャ1は、カートリッジ搬送
部4が回転式収納部2,固定式収納部3,カートリッジ
ローディング部5のいずれかより光磁気ディスク(記録
媒体)が収容されたカートリッジ(図示せず)を取り出
し、第1の記録再生部6又は第2の記録再生部7に装着
して記録・再生を行う。又、記録・再生が終了すると、
カートリッジ搬送部4は第1の記録再生部6又は第2の
記録再生部7に装着されたカートリッジを取り出し、元
の収納場所あるいはカートリッジローディング部5に返
却する。
【0018】筐体8の底部には、車輪9が取り付けられ
ており、オートチェンジャ1は容易に移動できる。又、
各機器が発生する熱による記録再生部6,7の誤動作を
防止するため、筐体8内には外気を導入するダクト8a
と、ダクト8aに空気流を発生させる冷却用ファン10
が設けられている。
【0019】次に、上記各ブロック毎の構成につき説明
する。
【0020】I 回転式収納部2の構成 回転式収納部2は、カートリッジが収納される回転式の
収納ラック11と、収納ラック11を回転駆動する収納
ラック駆動機構12と、収納ラック11の回転位置を検
出する位置検出機構13と、収納ラック11を係止する
収納ラックロック機構14と、収納ラック11からのカ
ートリッジはみ出しを検出するはみ出し検出機構15
と、よりなる。
【0021】収納ラック11は、ターンテーブル16に
載置固定されており、ターンテーブル16は筐体8底部
のベース17上に突出するように形成された支持台17
aに設けられた軸受18により回転自在に支承されてい
る。収納ラック11は例えば20枚のカートリッジが収
納できるメディアボックス19を縦に2段積み重ねたメ
ディアブロック19A〜19Dを90°毎に放射状に配
設してなる。
【0022】又、メディアボックス19は内部側壁の両
側にカートリッジの厚さ間隔毎に突出するリブ19aが
一体形成されており、このリブ19a(19a1 〜19
20)により各カートリッジが挿入される収納室19b
(19b1 〜19b20)が画成されている。そして、各
メディアボックス19はカートリッジの取り出し・返却
を容易に行えるようにするため、前面の開口部19cが
ターンテーブル16の外周面側に位置する向きで配置さ
れ、且つ後面がターンテーブル16の中心部に向くよう
にターンテーブル16の上面に起立した状態で固定され
たブラケット20により支持されている。
【0023】上記メディアボックス19を積み重ねてな
る収納ラック11の上面には、駆動用回転体21が取り
付けられている。この駆動用回転体21は、収納ラック
11と一体に回転駆動されるように外周にギヤ21aを
有するとともに、上面に位置検出機構13が設けられて
いる。
【0024】上記収納ラック11を回転駆動する収納ラ
ック駆動機構12は、上記駆動用回転体21と、駆動用
回転体21の上方に横架された固定ベース22の下面に
支持されたラック駆動用モータ(駆動手段)23と、こ
のラック駆動用モータ23に回転駆動され駆動用回転体
21のギヤ21aに噛合するモータギヤ24と、よりな
る。従って、収納ラック11は、ラック駆動用モータ2
3の回転駆動力がモータギヤ24及びギヤ21aを介し
て駆動用回転体21に伝達されると、時計方向あるいは
反時計方向に回転する。
【0025】上記ラック駆動用モータ23はステッピン
グモータよりなり、供給されたパルス数に応じた角度だ
け回転する。又、ギヤ24の歯数はギヤ21aの歯数に
比べて減速比が所定の比率となるように設定されてい
る。
【0026】上記位置検出機構13は、図4に示すよう
に、各メディアブロック19A〜19D毎の基準位置を
検出するための基準位置検出部(第1の被検出部)25
と、どのメディアブロック19A〜19Dかを識別する
ための識別用検出部(第2の被検出部)26と、基準位
置検出部25に設けられた基準位置用スリット25a〜
25dを検出するフォトインタラプタ(第1のセンサ)
27と、識別用検出部26に設けられた識別用スリット
26a〜26dを検出するフォトインタラプタ(第2の
センサ)28と、よりなる。
【0027】尚、識別用スリット26a〜26dは、各
メディアブロック19A〜19D毎に異なる数設けられ
ており、しかも時計方向及び反時計方向に対応できるよ
うに基準位置用スリット25a〜25dを中心に対称と
なるように偶数ずつ配設されている。本実施例では、第
1の識別用スリット26aは2個、第2の識別用スリッ
ト26bは4個、第3の識別用スリット26cは6個、
第4の識別用スリット26dは8個といった具合に配設
されている。
【0028】上記基準位置検出部25と識別用検出部2
6とは、駆動用回転体21の上面21bに同心円状に形
成されている。即ち、基準位置検出部25は外側に位置
し、識別用検出部26は内側に位置するように設けられ
ている。そして、フォトインタラプタ27,28は、メ
ディアブロック19A〜19Dがカートリッジ搬送部4
のキャリッジ46に対向する位置に移動したとき、上記
基準位置用スリット25a〜25d及び識別用スリット
26a〜26dを検出する位置に取り付けられている。
【0029】上記収納ラックロック機構14は、電源オ
フ時、ターンテーブル16を回転不可状態にロックする
ように筐体8底部のベース17に設けられている。即
ち、収納ラックロック機構14は、各メディアブロック
19A〜19D毎に対応してターンテーブル16に穿設
されたロック孔(図示せず)に嵌合するロッド30と、
ロッド30を支持するアーム31と、アーム31を回動
させるソレノイド32とよりなる。
【0030】このソレノイド32は、オートチェンジャ
1の電源をオンにした際に励磁されてロッド30を降下
させる。又、ソレノイド32はオートチェンジャ1の電
源をオフにした時に消磁され、ロッド30はコイルバネ
(図示せず)のバネ力により上動してターンテーブル1
6に穿設されたロック孔(図示せず)に嵌合する。これ
により、ターンテーブル16はベース17に対して固定
される。尚、ロッド30はロック孔(図示せず)に挿入
しやすいように、先端部分がテーパ状に形成されてい
る。
【0031】上記はみ出し検出機構15は、カートリッ
ジが収納ラック11からはみ出しているかどうかを光学
的に検出する。もし、カートリッジが収納ラック11か
らはみ出している状態のまま収納ラック11を回転させ
ると、カートリッジのはみ出した部分がカートリッジ搬
送部4に衝突するおそれがあり、カートリッジあるいは
カートリッジ搬送部4が損傷してしまうことになる。
【0032】はみ出し検出機構15は、収納ラック11
の下方に配設された4個の発光素子33a〜33dと、
収納ラック11の上方に配設され、発光素子33a〜3
3dから発光された光を受光する4個の受光素子34a
〜34dと、よりなる。各発光素子33a〜33dと各
受光素子34a〜34dとは対向して対をなすように設
けられ、夫々各メディアブロック19A〜19Dの停止
位置に対応するように設けられている。
【0033】従って、駆動機構12は、カートリッジ搬
送部4の返却動作によりカートリッジが返却された後、
各受光素子34a〜34dからの出力が全てオンのとき
収納ラック11の回転駆動が許可され、もし返却された
カートリッジが収納ラック11からはみ出ていて受光素
子34a〜34dの出力のいずれかがオフのときは収納
ラック11の回転駆動が禁止される。
【0034】II 固定式収納部3の構成 上記固定式収納部3は、収納ラック11に取り付けられ
たメディアボックス19と同様な構成とされたメディア
ボックス40,41を2段に重ねてなる。このメディア
ボックス40,41は筐体8の前面パネル8bに設けら
れたメディアボックス取り付け部43に装着され、カー
トリッジを取り出すための開口部40 c,41 cがカー
トリッジ搬送部4に対向するように係止される。又、メ
ディアボックス40,41は、筐体8の前面より装着脱
され夫々ボックス毎別のものと交換することができる。
【0035】又、メディアボックス40,41の開口部
40c,41cの上下部には、前述したはみ出し検出機
構15と同様に、メディアボックス40,41からカー
トリッジがはみ出しているかどうかを光学的に検出する
ための発光素子61,受光素子44が配設されている。
【0036】III カートリッジ搬送部4の構成 カートリッジ搬送部4は、ベース17上に垂立するリー
ドスクリュウ45と、リードスクリュウ45に沿って昇
降するキャリッジ46と、キャリッジ46を駆動するキ
ャリッジ昇降駆動部47と、よりなる。
【0037】リードスクリュウ45は、ボールネジより
なり、両端をベース17及びフレーム(図示せず)の上
部に設けられた軸受49,50により回転自在に支承さ
れている。キャリッジ昇降駆動部47は、昇降用モータ
51と、昇降用モータ51の回転を減速してリードスク
リュウ45に伝達する減速機構52とよりなる。
【0038】キャリッジ46には、リードスクリュウ4
5に螺合する螺合部(図示せず)が設けられており、昇
降用モータ51によりリードスクリュウ45が回転駆動
されると、その回転量及び回転方向に応じて昇降する。
尚、昇降用モータ51はステッピングモータよりなり、
供給されたパルス数に応じた角度回転駆動する。又、減
速機構52は大径プーリ52aと小径プーリ52bとの
間にベルト52cを張設してなり、キャリッジ46の昇
降速度は大径プーリ52aと小径プーリ52bとの減速
比により決まる。
【0039】キャリッジ46は内部にカートリッジを移
動させるカートリッジ移動機構(図示せず)を有し、上
記収納ラック11,固定式収納部3,カートリッジロー
ディング部5のいずれかから指定されたカートリッジを
取り出して内部に収納し、キャリッジ昇降駆動部47に
より上昇して前述した第1の記録再生部6又は第2の記
録再生部7の空いている方にカートリッジを挿入する。
【0040】又、キャリッジ46には昇降位置を検出す
る昇降位置検出機構53が設けられている。この昇降位
置検出機構53は、キャリッジ46に設けられた突出片
46aを各位置で検出するように設けられたロワーリミ
ットセンサ54、ホームポジション検出センサ55と、
アッパリミットセンサ56と、上記収納ラック11の収
納室19b(19b1 〜19b20)に収納されたカート
リッジとキャリッジ46との相対的位置決めをするキャ
リッジ位置決めセンサ57と、メディアボックス19,
40,41内のカートリッジの有無を検出するカートリ
ッジ検出センサ62と、よりなる。
【0041】上記各センサ54〜56はフォトインタラ
プタよりなり、キャリッジ位置決めセンサ57とカート
リッジ検出センサ62は反射式の光センサよりなる。従
って、各センサ54〜57からの検出信号を得ることに
よりキャリッジ46の昇降位置が判別されるとともに、
上記センサ62からの検出信号によりカートリッジの有
無が検出される。
【0042】又、筐体8内には、キャリッジ46がロワ
ー位置の停止位置にあることを検出されると、キャリッ
ジ46を係止するキャリッジロック機構58が設けられ
ている。このキャリッジロック機構58は、キャリッジ
46に横方向から嵌合する係止ロッド59と、係止ロッ
ド59を駆動させるソレノイド60とよりなる。
【0043】IV カートリッジローディング部5の構成 カートリッジローディング部5は筐体8の前面部に取り
付けられ、前面パネル8bにカートリッジ挿入口(図示
せず)を有し、後面側にカートリッジが通過する通路
(図示せず)が開口している。又、カートリッジローデ
ィング部5には、カートリッジ挿入口から挿入されたカ
ートリッジをキャリッジ46へ移送させ、あるいはキャ
リッジ46から返却されたカートリッジをカートリッジ
挿入口へ移送させるカートリッジ移送機構(図示せず)
が設けられている。
【0044】又、カートリッジローディング部5の下部
には、キャリッジ46を第1の記録再生部6又は第2の
記録再生部7に位置決めするための位置決めプレート6
3が配設されている。
【0045】V 第1,第2の記録再生部6,7の構成 上記第1,第2の記録再生部6,7には、上記キャリッ
ジ46により搬送されたカートリッジ内に収納されてい
る光磁気ディスクに記録されているデータを読み取りあ
るいは光磁気ディスクにデータを書き込むピックアップ
(図示せず)が設けられている。
【0046】又、記録再生部6,7は、夫々同一構成で
あり、カートリッジを選択してから記録再生を開始する
までの時間を短縮するため、一対設けられている。従っ
て、一対の記録再生部6,7は交互にカートリッジが挿
入され、一方が記録再生を行っている間に、他方が記録
再生済のカートリッジを返却する。
【0047】図5に示すように、オートチェンジャ1の
制御回路64は、上記カートリッジローディング部5、
第1,第2の記録再生部6,7、冷却用ファン10、収
納ラック駆動機構12のラック駆動用モータ23、位置
検出機構13のフォトインタラプタ27,28、収納ラ
ックロック機構14のソレノイド32、はみ出し検出機
構15の発光素子33a〜33d、受光素子34a〜3
4d、発光素子61、受光素子44、キャリッジ昇降駆
動部47の昇降用モータ51、ロワーリミットセンサ5
4、ホームポジション検出センサ55、アッパリミット
センサ56、キャリッジ位置決めセンサ57、キャリッ
ジロック機構58のソレノイド60,カートリッジ検出
センサ62、メモリ65と接続されている。
【0048】又、制御回路64は、収納ラック11のメ
ディアブロック19A〜19Dを選択して収納ラック駆
動機構12のラック駆動用モータ23を駆動制御する収
納ラック選択指示手段と、指示されたカートリッジの収
納位置に応じたキャリッジ46の昇降位置を選択してキ
ャリッジ昇降駆動部47の昇降用モータ51を駆動制御
するキャリッジ駆動指示手段とを有する。そして、制御
回路64は、後述するように上記収納ラック選択指示手
段とキャリッジ駆動指示手段とを同時に動作させるよう
に制御する。
【0049】次に、上記構成になるオートチェンジャ1
の制御回路64が実行する処理につき図6乃至図11を
併せ参照して説明する。
【0050】図6及び図7はオートチェンジャ1の主要
動作を説明するためのメインフローチャートである。同
図中、ステップS1(以下「ステップ」を省略する)に
おいて、電源スイッチ(図示せず)がオンに操作される
と、S2に進み各ロック機構14,58及びカートリッ
ジローディング部5のカートリッジ挿入防止機構(図示
せず)によるロックを解除する。
【0051】次のS3では、回転式収納部2及び固定式
収納部3からカートリッジがはみ出していないことを確
認する。S3において、上記受光素子34a〜34d、
受光素子44から検出信号が出力されず、回転式収納部
2及び固定式収納部3からカートリッジがはみ出してい
ないことが確認されると、S4に進みメモリ65の収納
位置データテーブルに各カートリッジの収納位置データ
が記憶されていることを確認する。
【0052】もしS3において、上記受光素子34a〜
34d、受光素子44から検出信号が出力されたとき
は、S5でアラーム警報を発して「カートリッジ挿入異
常」を知らせるとともに、一時的にオートチェンジャ1
を停止させる。そして、S6でカートリッジのはみ出し
が直されてアラーム解除操作されると、S4に進む。
【0053】しかし、S6において、アラーム解除操作
が行われないときは、S7に進みアラーム警報をアラー
ム表示に切り換えてS6,S7の処理を繰り返す。
【0054】S8において、メモリ65の収納位置デー
タテーブルに各カートリッジの収納位置データが記憶さ
れおらず初期状態にあるときは、S9でキャリッジ昇降
駆動部47の昇降用モータ51を駆動させる。従って、
キャリッジ46は、昇降用モータ51の駆動によりロワ
ーポジション(キャリッジ46の昇降範囲の最下位置)
からアッパリミットポジション(キャリッジ46の昇降
範囲の最上位置)へ上昇する。そして、昇降用モータ5
1が逆回転方向に駆動されることにより、キャリッジ4
6はホームポジション(キャリッジ46の昇降基準位
置)へ降下する。
【0055】次のS10では、キャリッジ46の昇降と
ともに、キャリッジ位置決めセンサ57により収納ラッ
ク11内に収納されているカートリッジの位置データ
(ステッピングモータへのパルス数)のサンプリングを
行い、且つ、カートリッジ検出センサ62により各収納
室19bのカートリッジの有無を一つずつチェックす
る。
【0056】即ち、キャリッジ位置決めセンサ57がリ
ブ19aの前端部又は位置決めプレート63の突出端6
3a,63bを検出したときの昇降用モータ51に供給
されたパルス数をカウントし、ホームポジションから各
カートリッジの収納位置まで移動したときのパルス数を
収納位置データとしてメモリ65に記憶させる。
【0057】次のS11では、上記S9,S11のカー
トリッジ確認動作及び位置データサンプリングが終了し
たかどうかをチェックしており、確認されるまでS9〜
S11の処理を繰り返す。
【0058】そして、S11で確認動作が終了した場
合、S12に進みキャリッジ46がホームポジションに
到着したかどうかをチェックする。尚、上記S9〜S1
2までの処理は、オートチェンジャ1が設置されて最初
に電源投入されたときのみ実行され、それ以降はメモリ
65のデータテーブルに全カートリッジの収納位置デー
タが記憶されているので、収納位置データテーブルが非
初期状態になりS8からS13に進む。
【0059】上記ホームポジション検出センサ55によ
りキャリッジ46がホームポジションに到着したことを
検出すると、S13に進み「初期設定状態」かどうかを
チェックする。即ち、上記S1で電源がオンになり、S
2でロック解除された後、初回の処理を行う場合に上記
S10でカートリッジの有無を確認しているので、今回
はS13からS18に進み、2回目以降は上記S9〜S
12までの処理が省略されるため、S13〜S18の処
理を実行する。
【0060】従って、S13では2回目以降の電源オン
の場合、必ず初期設定状態が設定されるため、それ以降
はS13からS18に進む。上記S13で初期設定状態
が設定されると、S14でキャリッジ昇降駆動部47の
昇降用モータ51を駆動させる。従って、キャリッジ4
6は、昇降用モータ51の駆動によりロワーポジション
からアッパリミットポジションへ上昇する。そして、昇
降用モータ51が逆回転方向に駆動されることにより、
キャリッジ46はホームポジションへ降下する。
【0061】次のS15では、キャリッジ46の昇降と
ともに、カートリッジ検出センサ62により収納ラック
11内に収納されているカートリッジを一つずつチェッ
クし、収納ラック11内に収納されたカートリッジを確
認する。
【0062】次のS16では、上記S15のカートリッ
ジ確認動作が終了したかどうかをチェックしており、確
認されるまでS15〜S16の処理を繰り返す。
【0063】そして、S16で確認動作が終了した場
合、S17に進みキャリッジ46がホームポジションに
到着したかどうかをチェックする。上記ホームポジショ
ン検出センサ55によりキャリッジ46がホームポジシ
ョンに到着したことを検出すると、S18に進み電源ス
イッチがオフに操作されたどうかをチェックする。
【0064】もし、S18で電源スイッチがオフに操作
されたときは、S19に進みオートチェンジャ1を停止
させる。しかし、電源スイッチがオフに操作されないと
きは、S20に進み「キャリッジ移動指示」があるかど
うかをチェックする。このS20において、「キャリッ
ジ移動指示」がないときはS18に戻り、「キャリッジ
移動指示」があるまでS18,S20の処理を繰り返
す。
【0065】尚、メモリ65には、予め収納ラック11
の各メディアブロック19A〜19D及び固定式収納部
3のメディアボックス40,41に収納された各カート
リッジのデータ内容が記憶されたデータファイルが格納
されている。従って、制御回路64は、あるデータの指
定が入力されると、このデータファイルに基づいて該当
するデータが記録されたカートリッジを検索し、「キャ
リッジ移動指示」を出力するとともにS21に進み、当
該カートリッジが収納されているメディアブロック19
A〜19D及び固定式収納部3のメディアボックス4
0,41を選択指示する。さらに、S22に進み、当該
カートリッジが収納されている収納室19b(あるいは
何番のリブ19a間)の目標値を指示する。
【0066】以下、選択指示されたカートリッジが収納
ラック11のメディアブロック19A〜19Dに収納さ
れているものとして説明する。
【0067】制御回路64は、S20において、「キャ
リッジ移動指示」が出力されると、これをトリガにして
収納ラック11の回動動作制御とキャリッジ46の昇降
動作制御とを同時に行う。即ち、「キャリッジ移動指
示」が出力された後、S21でメディアブロック19A
〜19Dのいずれかが選択指示されると、S22でラッ
ク駆動用モータ23が駆動されて収納ラック11の回動
動作制御を開始する。この回動動作制御を開始と同時
に、S23では、キャリッジ46が指示された収納室1
9b(あるいは何番のリブ19a間)の目標値へ昇降移
動するように昇降用モータ51の昇降動作制御を開始す
る。
【0068】このように、収納ラック11の回動動作制
御とキャリッジ46の昇降動作制御が同時に行われるた
め、収納ラック11の位置決め制御が終了するまでキャ
リッジ46の位置決め制御を遅らせる必要がなく、収納
ラック11の回動動作が終了するのを待ってキャリッジ
46を昇降させずに済む。そのため、キャリッジ46が
指定されたカートリッジの収納位置に移動するまでの時
間が短縮され、その分記録再生動作をより速く行うこと
ができる。
【0069】S25では、上記収納ラック11の回動動
作制御が終了したかどうかをチェックしており、まだ終
了していないときは上記S23に戻る。続いて、S26
では、キャリッジ46の昇降動作制御が終了したかどう
かをチェックしており、まだ終了していないときは上記
S24に戻る。
【0070】尚、収納ラック11の回動動作制御をキャ
リッジ46の昇降動作制御よりも先に開始しているの
で、キャリッジ46の昇降動作が終了する前に収納ラッ
ク11の回動動作が終了するようになっている。従っ
て、キャリッジ46が目標位置に到着しているのにまだ
収納ラック11が回動していることがなく、キャリッジ
46が目標位置に到着後すぐにカートリッジの取り出し
動作を行うことができる。よって、収納ラック11の回
動動作が終了するまでの待ち時間がゼロとなり、その分
記録再生開始の高速化が図られている。
【0071】上記キャリッジ46の昇降動作及び収納ラ
ック11の回動動作が終了すると、S27に進み、キャ
リッジ46の動作指示を行う。S70では、キャリッジ
動作モードの指示に従ってカートリッジの乗移を行う。
ここで、無事カートリッジの乗移が完了すればS72に
進み、位置データの更新処理を行う。
【0072】もし、S70において、カートリッジの乗
移ができないときは、キャリッジ46の位置がずれてい
てカートリッジが移動できないものと判断してS71に
進み、補正動作を行う(詳細は後述する)。
【0073】尚、S72で位置データの更新処理をした
後は再びS3に戻り、上記S3以降の処理を実行する。
その際、S3でカートリッジの飛び出しがないことを確
認した後、前回の処理によりカートリッジの位置データ
がメモリ65に記憶されているのでS8からS13に進
み、さらに初期設定状態が設定されていないときは、S
13からS18に進み、S18以降の処理を実行する。
【0074】又、上記S27で実行されるキャリッジ動
作指示には6種類の動作モード1〜6があり、何れか一
つが選択されて実行される。 動作モード1は、カートリッジローディング部5に
挿入されたカートリッジをキャリッジ46に移動させる
動作である。 動作モード2は、キャリッジ46に挿入されたカー
トリッジを回転式収納部2の収納ラック11又は固定式
収納部3に移動させる動作である。 動作モード3は、第1の記録再生部6又は第2の記
録再生部7に装着されたカートリッジをキャリッジ46
に戻す動作である。 動作モード4は、キャリッジ46に挿入されたカー
トリッジをカートリッジローディング部5に移動させる
動作である。 動作モード5は、回転式収納部2の収納ラック11
又は固定式収納部3に収納されているカートリッジをキ
ャリッジ46に戻す動作である。 動作モード6は、キャリッジ46に挿入されたカー
トリッジを第1の記録再生部6又は第2の記録再生部7
に移動させる動作である。
【0075】さらに、上記図25及び図26の処理中
は、常に受光素子34a〜34d、受光素子44から検
出信号を監視しており、動作中に受光素子34a〜34
d、受光素子44から検出信号が出力されたときは、割
り込み処理により直ちに動作を停止させ、カートリッジ
及びキャリッジ46が損傷することを防止する。
【0076】図8は上記S2のロック解除の処理を説明
するためのフローチャートである。同図中、S31で
は、ロワーリミットセンサ54がキャリッジ46の突出
片46aを検出してオン状態にあるかどうかをチェック
する。このロワーリミットセンサ54がオンであるとき
は、キャリッジ46がロワー位置の停止位置にあること
を確認してS32に進む。
【0077】次のS32において、ロワー位置にあるキ
ャリッジ46がキャリッジロック機構58によりロック
されているときは、S33に進みキャリッジロック機構
58のロック解除を行う。そして、キャリッジロック機
構58のロック解除後は、S34に進み収納ラックロッ
ク機構14により収納ラック11がロックされていると
きは、S35に進み収納ラックロック機構14のロック
解除を行う。
【0078】さらに、収納ラックロック機構14のロッ
ク解除後は、S36に進みカートリッジローディング部
5のカートリッジ挿入口に設けられたカートリッジ挿入
防止機構(図示せず)のロックが解除されていないとき
は、S37に進みカートリッジ挿入防止機構のロック解
除を行う。
【0079】図9は上記図7のS23で説明した収納ラ
ック11の回動位置制御の詳細なフローチャートであ
る。
【0080】図9中、上記S21でメディアブロック1
9A〜19Dの選択指示が与えられると、フォトインタ
ラプタ27がオンであるかどうかをチェックする(S4
1)。S41において、フォトインタラプタ27が基準
位置用スリット25a〜25dの何れかを検出していな
いときは、S52でラック駆動用モータ23を駆動さ
せ、上記S46以降の処理を実行してフォトインタラプ
タ27により基準位置用スリット25a〜25dを検出
する。
【0081】S41でフォトインタラプタ27が基準位
置用スリット25a〜25dの何れかを検出していると
きは、収納ラック11の絶対位置が検出されたと判断し
て収納ラック11の現在の位置に変更があるかどうかを
確認する(S42)。
【0082】S42において、収納ラック11の現在の
位置に変更がないときは前述したS24に進み、ラック
駆動用モータ23を停止させる。
【0083】又、S42において、もしメディアブロッ
ク19A〜19Dの選択指示が現在キャリッジ46に対
向しているメディアブロック19A〜19Dと異なる場
合には、収納ラック駆動機構12のラック駆動用モータ
23を駆動させる(S43)。
【0084】そして、指定されたメディアブロック19
A〜19Dがキャリッジ46に近づくと、メディアブロ
ック19A〜19Dの識別を開始する(S44)。即
ち、フォトインタラプタ28が識別用スリット26a〜
26dの端部(複数あるスリットのうち基準位置から最
も離れた最初のスリット)を検出すると、ラック駆動用
モータ23へ供給されるパルス間隔を長くして収納ラッ
ク11の回転動作を減速する(S45)。
【0085】続いて、収納ラック11の停止位置がOK
かどうかをチェックする(S46)。このS46におい
て、フォトインタラプタ27が指定されたメディアブロ
ック19A〜19Dの基準位置用スリット25a〜25
dを検出したときは、指定されたメディアブロック19
A〜19Dがキャリッジ46に対向する位置に回動した
ものと判断してラック駆動用モータ23へ出力されるパ
ルスを停止させる(S47)。
【0086】これにより、ラック駆動用モータ23が停
止状態となり、収納ラック11はその回動位置に停止す
る。上記のように収納ラック11が指定された位置(基
準位置用スリット25a〜25dが検出される位置)に
到着する直前位置に到着したことが識別用スリット26
a〜26dの検出により判断されるため、収納ラック1
1を停止位置に至る前に減速して収納ラック11を指定
された回動位置に正確且つ迅速に移動させることができ
る。
【0087】尚、S46において、収納ラック11の停
止位置が確認できないときは、S52でラック駆動用モ
ータ23を駆動させ、フォトインタラプタ27が指定さ
れたメディアブロック19A〜19Dの基準位置用スリ
ット25a〜25dを検出するまでラック駆動用モータ
23を駆動させる。
【0088】上記S47に続いてS48に進み、フォト
インタラプタ28が指定されたメディアブロック19A
〜19Dに対応する識別用スリット26a〜26dを検
出したかどうかをチェックする。このS48において、
フォトインタラプタ28が識別用スリット26a〜26
dを検出したそのスリット数により収納ラック11の回
動位置を識別する。
【0089】上記S48において、メディアブロック1
9A〜19Dの識別が確認されると、指定されたメディ
アブロック19A〜19Dはキャリッジ46に対向する
位置に回動したものと判断し、前述したS24に進み、
ラック駆動用モータ23を停止させる。
【0090】そして、フォトインタラプタ28が指定さ
れたメディアブロック19A〜19Dに対応する識別用
スリット26a〜26dを検出したときは、上記S24
に進みラック駆動用モータ23への通電を停止させる。
しかし、上記収納ラック11の回動位置を位置決めする
動作過程で誤って別のメディアブロック19A〜19D
がキャリッジ46に対向する位置で停止させてしまう可
能性がある。そのため、本実施例では、このような通常
おきないような事態にも対処することができるようにす
るため、S48において指定されたメディアブロック1
9A〜19Dに対応する識別用スリット26a〜26d
を検出できなかったときは、ラック駆動用モータ23に
300パルスを供給して駆動する(S49)。そして、
再度フォトインタラプタ28が識別用スリット26a〜
26dを検出してそのスリット数により収納ラック11
の回動位置を識別する(S50)。尚、上記S48〜S
50の処理は、請求項1の第2の制御手段に対応する処
理である。
【0091】そして、ラック駆動用モータ23を300
パルス分逆回転させて収納ラック11の回動位置を戻す
(S51)。その後、前述したS41に戻り、再びS4
1以降の処理を実行する。
【0092】尚、上記300パルスは識別用スリット2
6a〜26dが設けられている回動範囲に対応するパル
ス数である。従って、ラック駆動用モータ23が300
パルス分回動することにより識別用スリット26a〜2
6dを検出することができる。
【0093】図10は上記図7のS24で説明したキャ
リッジ46の昇降動作制御の詳細なフローチャートであ
る。
【0094】図10中、S61では、目的のカートリッ
ジが収納されている収納室19b(あるいは何番のリブ
19a間)の目標値が指示されると、この目標値に応じ
て昇降用モータ51を駆動させてキャリッジ46を移動
させるため、メモリ65に記憶された収納位置データテ
ーブルに基づいて現在に位置から目標値までの移動量を
設定する。例えば、各収納室19bがステッピングモー
タよりなる昇降モータ51の100パルスの移動量の間
隔で設けられているとした場合、キャリッジ46が下か
ら3番目の収納室19b(300パルス)にあり、目標
位置が7番目の収納室19b(700パルス)であると
き、キャリッジ46の移動量は700−300=400
パルスとなる。
【0095】S62では、上記S61で設定された移動
量に応じたパルス数が昇降モータ51に供給されてキャ
リッジ46を昇降移動させる。
【0096】続いて、キャリッジ46の位置データを計
測して移動値を検出する(S63)。本実施例では、昇
降モータ51がステッピングモータよりなるため、供給
されたパルス数を移動値としてカウントする。
【0097】次のS64では、上記移動値の近似処理を
行う。即ち、近似値は理論上の移動値からある定数α
(例えば10パルス)を減算した値が設定される。例え
ば、上記の例をとると、400−10=390パルスが
近似値となる。
【0098】そして、キャリッジ46が390パルス分
移動してキャリッジ位置決めセンサ57がリブ19aの
前端部又は位置決めプレート63の突出端63a,63
bを検出すると(S65)、キャリッジ46の移動を停
止させる(S66)。
【0099】上記キャリッジ46の移動速度は図11の
実線で示すようになるのが理想であるが、実際には目標
値近傍で減速するため破線又は1点鎖線で示すように変
化する。従って、カートリッジの収納位置が理論値とず
れていても、目標値の手前で減速するため、キャリッジ
46が目標位置を行き過ぎることがなく、略理想に近い
時間で目標位置へキャリッジ46を移動させることがで
きる。
【0100】次に、キャリッジ46が移動して停止する
までに計測された位置データ計測値と理論上の移動値と
を算出する(S67)。例えば、計測値が406パルス
だったとすると、その差は|400−406|=6とな
る。
【0101】次のS68において、この差が一定値以上
の場合は、誤差が大きすぎるとしてS69に進み、前述
したS9〜S12のようにカートリッジの位置データサ
ンプリングを再度やり直す。このとき、メモリ65に記
憶されたカートリッジの収納位置データは、すべてクリ
アされる。そして、S61に戻り、上記S61以降の処
理を実行する。
【0102】しかし、S68において、上記差が一定値
以下のときは、図7のS25〜S27の処理を行ってS
70に進み、カートリッジがキャリッジ46に乗り移っ
たかどうかをチェックする。
【0103】もし、カートリッジがキャリッジ46に乗
り移れないときは、キャリッジ46の位置がずれていて
カートリッジが移動できないものと判断してS71に進
み、補正動作を行う。この補正動作は、上記2値の差の
1/2の値を移動量として設定される。即ち、2値の差
が6パルスとした場合、補正移動量は3パルスとなる。
そして、S62に戻り、上記S62以降の処理を繰り返
す。
【0104】又、カートリッジがキャリッジ46に乗り
移れたときは、S72に進み、2値の平均値を算出して
メモリ65に記憶されているカートリッジ収納位置デー
タを更新する。S72で更新される更新データは理論上
の移動値と、実際の計測値の平均値から算出する。例え
ば、補正がなされなかった場合、理論上の移動値が40
0パルスで実際の計測値が406パルスであったとする
と、平均値は403パルスとなり、更新データはキャリ
ッジ46の移動前の位置データ300パルスに平均値4
03パルスを加算して703パルスとなる。
【0105】又、+に補正がされた場合、平均値は(4
00+409)/2=404.5≒404となり、更新
データはキャリッジ46の移動前の位置データ300パ
ルスに平均値404パルスを加算して704パルスとな
る。
【0106】又、−に補正がされた場合、平均値は(4
00+403)/2=401.5≒401となり、更新
データはキャリッジ46の移動前の位置データ300パ
ルスに平均値401パルスを加算して701パルスとな
る。
【0107】このように、キャリッジ46の移動位置に
ずれがあったときは、メモリ65のデータテーブルに記
憶された位置データを実際のカートリッジの位置データ
に更新されることにより、次回から補正動作を行う必要
がなく、短時間でキャリッジ46を目標位置に正確に移
動させることができる。
【0108】そして、S72で位置データの更新処理を
した後は再びS3に戻り、上記S3以降の処理を実行す
る。
【0109】このように、指定されたメディアブロック
19A〜19Dがカートリッジ搬送部4のキャリッジ4
6に対向する位置に移動したとき、フォトインタラプタ
28が指定されたメディアブロック19A〜19Dに対
応する識別用スリット26a〜26dの端部スリットを
検出した時点でラック駆動用モータ23を減速し、さら
にフォトインタラプタ27が基準位置用スリット25a
〜25dを検出した時点でラック駆動用モータ23を停
止させるため収納ラック11の停止位置を正確に位置決
めすることが可能になり、収納ラック11を停止させて
から補正動作の必要がなくなるため、より短時間で収納
ラック11を目的の回動位置に移動させて停止させるこ
とが可能になる。
【0110】又、記録再生終了後は、上記一連のカート
リッジ装着動作と逆の動作が行われて元の収納室へカー
トリッジを返却する。
【0111】尚、上記実施例では、光磁気ディスクがカ
ートリッジに収納されているものとして説明したが、こ
れに限らず、例えば光ディスク,磁気ディスク,テープ
カセット等の記録媒体を使用する装置にも適用すること
ができるのは勿論である。
【0112】又、上記実施例では、フォトインタラプタ
27が基準位置用スリット25a〜25dを検出し、フ
ォトインタラプタ28が識別用スリット26a〜26d
を検出する構成としたが、これに限らず、例えば駆動用
回転体21の上面21bに同心円状に形成された基準位
置検出部25,識別用検出部26に上記スリットの代わ
りに反射部を設けて、反射式の光センサで検出するよう
にしても良いし、あるいは基準位置検出部25,識別用
検出部26にマグネットを接着して磁気センサを用いて
検出するようにしても良い。
【0113】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、第2のセンサから出力された第2の検出信号に基づ
いて収納ラックの回転を減速し、第1のセンサから出力
された第1の検出信号に基づいて収納ラックを停止させ
るように駆動手段を駆動制御することにより、収納ラッ
クの停止位置を正確に位置決めすることが可能になり、
補正動作の必要がなくなるため、より短時間で収納ラッ
クを移動させて停止させることができ、特に収納ラック
に収納される記憶媒体が増大しても指定された記憶媒体
を高速で選択して記録再生手段に装着することができ
る。さらに、第1の制御手段による前記駆動手段の駆動
制御の結果、第2のセンサにより第2の被検出部のパタ
ーンを検出できず第3の検出信号が出力されなかった場
に、収納ラックの停止位置から、収納ラックを所定量
回動させて第2のセンサが第2の被検出部のパターンを
認識して第3の検出信号を出力するまで駆動手段を駆動
制御するため、何等かの理由により第2のセンサが第2
の被検出部のパターンを検出できなかった場合でも自動
的に第2の被検出部のパターンを再認識させることがで
き、これにより、第2のセンサが第2の被検出部のパタ
ーンを検出することが可能になる。
【0114】又、請求項2によれば、駆動手段がステッ
ピングモータよりなるため、収納ラックをよりきめ細か
に回転駆動させることができるとともに、収納ラックの
回転制御が容易となり高速で収納ラックの位置を決める
ことができる。
【0115】又、請求項3によれば、第2の制御手段
が、第2の被検出部のパターンが設けられている範囲に
対応するパルス数をステッピングモータに供給するた
め、何等かの理由により第2のセンサが第2の被検出部
のパターンを検出できなかった場合でもステッピングモ
ータを第2の被検出部のパターンが設けられている範囲
に対応するパルス数分駆動して自動的に第2の被検出部
のパターンを再認識させることができ、これにより、第
2のセンサが第2の被検出部のパターンを検出すること
が可能になる。又、請求項4によれば、第2の制御手段
が、第1の制御手段による駆動手段の駆動制御の結果、
第2のセンサにより第2の被検出部のパターンを検出で
きず第3の検出信号が出力されなかった場合に、第2の
センサが第2の被検出部のパターンを検出して認識する
まで駆動手段を駆動制御し、その後、収納ラックを所定
量逆方向に回動させて前記停止位置に戻し、再度、収納
室の縦方向の列を搬送手段に対向する位置に位置決めす
るため、何等かの理由により第2のセンサが第2の被検
出部のパターンを検出できなかった場合でも所定の収納
室の縦方向の列を搬送手段に正確に対向させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるオートチェンジャの一実施例の縦
断面図である。
【図2】オートチェンジャの側断面図である。
【図3】オートチェンジャの平面図である。
【図4】駆動用回転体を示す図である。
【図5】制御回路と各機器との接続を示すブロック図で
ある。
【図6】制御回路が実行する処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】上記図6の処理に続いて制御回路が実行する処
理を説明するためのフローチャートである。
【図8】制御回路が実行するロック解除処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】制御回路が実行する収納ラック回動位置制御処
理を説明するためのフローチャートである。
【図10】制御回路が実行するキャリッジ昇降動作制御
処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】キャリッジの昇降動作時の速度変化を示す線
図である。
【符号の説明】
1 オートチェンジャ 2 回転式収納部 3 固定式収納部 4 カートリッジ搬送部 5 カートリッジローディング部 6 第1の記録再生部 7 第2の記録再生部 11 収納ラック 12 収納ラック駆動機構 13 位置検出機構 14 収納ラックロック機構 15 はみ出し検出機構 16 ターンテーブル 19 メディアボックス 19A〜19D メディアブロック 19b(19b1 〜19b20) 収納室 21 駆動用回転体 23 駆動用モータ 25 基準位置検出部 25a〜25d 基準位置用スリット 26 識別用検出部 26a〜26d 識別用スリット 27,28 フォトインタラプタ 33a〜33d 発光素子 34a〜34d 受光素子 40,41 メディアボックス 40c,41c 開口部 43 メディアボックス取り付け部 46 キャリッジ 47 キャリッジ昇降駆動部 49,50 軸受 51 昇降用モータ 53 昇降位置検出機構 54 ロワーリミットセンサ 55 ホームポジション検出センサ 56 アッパリミットセンサ 57 キャリッジ位置決めセンサ 58 ロック機構 62 カートリッジ検出センサ 63 位置決めプレート 64 制御回路
フロントページの続き (72)発明者 中谷 一雄 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テ ィアック株式会社内 (72)発明者 宇佐美 宏 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テ ィアック株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−128693(JP,A) 特開 平3−88170(JP,A) 特開 昭62−262262(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/68 G11B 17/22 - 17/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納する収納室が所定間隔で
    多数配設された回転式の収納ラックと、 該記録媒体を装着されて記録又は再生を行う記録再生部
    と、 前記収納ラックの外周面に対向する位置で昇降自在に設
    けられ、前記収納室に収納された前記記録媒体を前記記
    録再生部に搬送する搬送手段と、 前記収納ラックを回転駆動する駆動手段と、 前記収納ラックに設けられた各収納室の縦方向の列に対
    応する位置に設けられた第1の被検出部と、 該第1の被検出部を中心にして回転方向にずらした位置
    に対称に設けられ、各収納室の縦方向の列毎に異なるパ
    ターンとなるよう形成された第2の被検出部と、 前記第1の被検出部を検出して前記収納室の縦方向の列
    が前記搬送手段に対向する停止位置にあることを示す
    1の検出信号を出力する第1のセンサと、 前記第2の被検出部の端部を検出して前記停止位置の直
    前の位置にあることを示す第2の検出信号を出力すると
    共に、前記第2の被検出部のパターンを検出して前記搬
    送手段に対向する収納室の縦方向の列を示す第3の検出
    信号を出力する第2のセンサと、 前記第2のセンサから出力された第2の検出信号に基づ
    いて前記収納ラックの回転を減速し、その後、前記第1
    のセンサから出力された第1の検出信号に基づいて前記
    収納ラックを停止させるように前記駆動手段を駆動制御
    する第1の制御手段と、該第1の制御手段による前記駆動手段の駆動制御の結
    果、 前記第2のセンサにより前記第2の被検出部のパタ
    ーンを検出できず前記第3の検出信号が出力されなかっ
    た場合に、前記収納ラックの停止位置から、前記収納ラ
    ックを所定量回動させて前記第2のセンサが前記第2の
    被検出部のパターンを認識して前記第3の検出信号を出
    力するまで前記駆動手段を駆動制御する第2の制御手段
    と、 よりなることを特徴とするオートチェンジャ。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、ステッピングモータよ
    りなることを特徴とする請求項1のオートチェンジャ。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記第2の被検
    出部のパターンが設けられている範囲に対応するパルス
    数を前記ステッピングモータに供給することを特徴とす
    る請求項2のオートチェンジャ。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御手段は、前記第1の制御
    手段による前記駆動手段の駆動制御の結果、前記第2の
    センサにより前記第2の被検出部のパターンを検出でき
    ず前記第3の検出信号が出力されなかった場合に、前記
    第2のセンサが前記第2の被検出部のパターンを検出し
    て認識するまで前記駆動手段を駆動制御し、その後、
    記収納ラックを前記所定量逆方向に回動させて前記停止
    位置に戻し、再度、前記収納室の縦方向の列を前記搬送
    手段に対向する位置に位置決めすることを特徴とする請
    求項1のオートチェンジャ。
JP5211955A 1993-08-26 1993-08-26 オートチェンジャ Expired - Lifetime JP2983806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5211955A JP2983806B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 オートチェンジャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5211955A JP2983806B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 オートチェンジャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0765477A JPH0765477A (ja) 1995-03-10
JP2983806B2 true JP2983806B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=16614472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5211955A Expired - Lifetime JP2983806B2 (ja) 1993-08-26 1993-08-26 オートチェンジャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983806B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0765477A (ja) 1995-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3096334B2 (ja) 位置検出装置
US4731682A (en) Signal recording and/or reproducing system having a cassette storing and transporting arrangement therein
EP0563927A2 (en) Disk changer player
EP0541208A1 (en) Disk player
WO2000017870A1 (fr) Dispositif d'enregistrement et/ou de reproduction pour support d'enregistrement du type disque
JP2983806B2 (ja) オートチェンジャ
US5671196A (en) Method for controlling a rotatable optical disk storing magazine
JPH0765479A (ja) オートチェンジャ
JPS63112859A (ja) ディスクライブラリ装置
EP0784320B1 (en) Apparatus for reproducing recording medium
EP0632444B1 (en) Device for playing back disks
KR100674172B1 (ko) 디스크 운반장치 및 디스크 운반방법
US20010055267A1 (en) Disk changer device and disk magazine
US6359853B1 (en) Disk player with a secure disk-securing mechanism
JPH07118127B2 (ja) 自動カセツト交換装置
US6111385A (en) Driving method using motor and its driving apparatus, exchanging apparatus of recording medium, and driving method of exchanging apparatus of recording medium
US20030107960A1 (en) Disk changer apparatus
JP2905371B2 (ja) 蓋開閉機構
JPS6280859A (ja) デイスク自動交換装置
JPS6316040Y2 (ja)
JPH033155A (ja) 情報記憶媒体のカセット自動交換装置
JP3441290B2 (ja) ディスクオートチェンジャ装置
JPH0753179Y2 (ja) ディスク搬送装置
JP3417637B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH0554511A (ja) デイスクプレーヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990824