JPH10160498A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH10160498A
JPH10160498A JP31793596A JP31793596A JPH10160498A JP H10160498 A JPH10160498 A JP H10160498A JP 31793596 A JP31793596 A JP 31793596A JP 31793596 A JP31793596 A JP 31793596A JP H10160498 A JPH10160498 A JP H10160498A
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Wataru Sugiura
亘 杉浦
Hisamori Taniguchi
久衛 谷口
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に最新の渋滞情報が反映された動的経路に
て、走行案内を行うことが可能なナビゲーション装置を
提供する。 【解決手段】 経路案内すべき設定経路がある場合(S46
0-Y)、ドライバが動的経路の更新を要求するための「D
R情報」キーが操作された場合(S470)に動的経路の更新
(S480)を行う。この他、目的地等の設定がされ静的経路
の設定が行われたことを示すフラグFBがセットされた
場合(S490)、所定時間の経過を表すタイマがタイムアウ
トした場合(S500)、車両の現在位置が経路から離脱する
ことにより静的経路が再設定された場合(S510〜S530)、
車両がセンタエリアに進入した場合(S540)、予め設定さ
れた通過点を車両が通過した場合(S550)には、オートモ
ードが‘ON’モードに設定されている場合(S560)に動
的経路の更新を行う。その結果、動的経路は、ドライバ
が必要とするタイミングで自動的に更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通情報を収集す
る情報センタとの通信により得られる情報に基づいて、
現在の交通状態を考慮した走行案内を行うナビゲーショ
ン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公平7−21417号に開
示されているように、所定のセンタエリア内の交通情報
を収集する情報センタに、無線回線を介して現在地及び
目的地を表す位置情報を送信し、情報センターから渋滞
情報や各種規制等を考慮して設定されたセンター推奨最
適経路(動的経路)を受信し、その動的経路をナビゲー
ション用の地図上に表示する等して経路案内を行うナビ
ゲーション装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、道路状態は刻
々と変化するものであるため、使用者(ドライバー)
は、必要に応じて、適宜スイッチ操作等を行うことによ
り、動的経路のデータ更新を要求しなければならない。
特に、情報センタとの回線状況が悪い時等は、この様な
操作を通信に成功するまで繰り返し行わなければならな
いため、操作が煩わしいだけでなく、車両走行時の安全
性が妨げられてしまうという問題があった。また、せっ
かく動的経路による経路案内を行っていても、データ更
新の操作を忘れていると、交通状態の変化を認識できず
に、結局、渋滞に巻き込まれてしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、常
に最新の渋滞情報が反映された動的経路にて、走行案内
を行うことが可能なナビゲーション装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明のナビゲーション装置では、各種交通
情報を収集する情報センタとの間で無線回線を介してデ
ータ通信を行う通信手段を用いて、動的経路設定手段
が、予め設定された出発地点情報及び目的地点情報を送
信し、情報センタから現在の交通状態を考慮した現在位
置から目的地までの経路情報を受信して、該経路情報に
基づいて経路設定を行い、この動的経路設定手段にて設
定された動的経路及び位置検出手段にて検出された車両
位置に基づいて走行案内を行う。
【0006】そして、所定のデータ更新条件が成立する
と、自動更新手段が、位置検出手段にて検出される車両
位置を出発地点情報として動的経路設定手段を起動する
ことにより、動的経路を自動的に更新する。従って、本
発明のナビゲーション装置によれば、ドライバがデータ
更新を要求する操作を行わなくても自動的に動的経路等
が更新されるため、安全な車両走行を確保できると共
に、常に、最新の交通状態を反映した動的経路に基づい
て走行案内を行うことができる。
【0007】なお、データ更新条件として、例えば、一
定時間の経過或は一定距離の走行の少なくともいずれか
一方を用いれば、定期的にデータ更新が行われるため、
最新の交通状態を反映した動的経路を確実に設定するこ
とができる。また、データ更新条件として、情報センタ
との間で行うデータ通信において通信エラーが発生した
場合を用いれば、回線状態が悪い場合にも、ドライバは
何等特別な操作を行うことなく、確実に動的経路を更新
することができる。
【0008】ところで、動的経路の自動更新を必要とし
ない場合に、無駄に動的経路の再設定が行われないよう
にするために、自動更新手段の動作を許可する許可モー
ド、あるいは該動作を禁止する禁止する禁止モードに切
り換えるモード切換手段を設けることができる。この場
合、モード切換手段による禁止モードから許可モードへ
の切換を、データ更新条件の一つとすることが効果的で
ある。
【0009】即ち、禁止モードから許可モードへ切り換
えるということは、ドライバは動的経路の更新を要求し
ているということであり、従って、これをデータ更新条
件とすることにより、ドライバの要求に応じて、応答性
よく、最新の情報を反映した動的経路を設定できるから
である。
【0010】次に、本発明のナビゲーション装置は、外
部から出発地点及び目的地点を入力し、該入力された出
発地点から目的地点までの経路コストが最小となるよう
に経路設定する静的経路設定手段を設けることにより、
この静的経路設定手段により設定された静的経路に基づ
いて、動的経路設定手段にて用いる上記出発地点情報及
び目的地点情報を設定すると共に、動的経路設定手段に
より動的経路が設定されていない時には、静的経路設定
手段にて設定された静的経路に従って走行案内を行うよ
うに構成してもよい。
【0011】また、このような静的経路設定手段を設け
た場合、更に、位置検出手段にて検出される車両位置が
動的経路から離脱した時に、上記静的経路設定手段を起
動して静的経路を再設定する静的経路再設定手段や、目
的地点に到着する前に通過すべき通過地点の情報を設定
する通過点設定手段を設けてもよい。
【0012】そして、データ更新条件として、静的経路
設定手段による経路設定の終了を用いれば、静的経路を
設定すると自動的に動的経路が設定され、しかも、車両
位置が動的経路から離脱した時でも、静的経路及び動的
経路が自動的に再設定される。即ち、本発明によれば、
動的経路の設定/更新を、それが必要な時に、使用者に
何等操作を行わせることなく自動的に行うことができ
る。
【0013】また、データ更新条件として、位置検出手
段にて検出される車両位置が、通過点設定手段により設
定された通過地点を通過したことを用いれば、設定され
た通過地点を通過する毎に、動的経路が更新されるた
め、現在、走行案内に必要な区間(通過点から通過点ま
で、通過点から目的値まで)の動的経路を、その必要に
応じてタイミングよく設定/更新することができる。
【0014】なお、情報センタが、所定のセンタエリア
内についてのみ、当該装置からの要求に従って、現在の
交通状態に応じた経路情報を提供できるよう構成されて
いる場合には、位置検出手段により検出される車両位置
がセンタエリアの外側から内側へ進入したことを、デー
タ更新条件の一つとして用いるのが効果的である。即
ち、動的経路の設定が可能なセンタエリア内に進入する
と、直ちに動的経路による走行案内を開始できるからで
ある。
【0015】このように、本発明によれば、ドライバが
必要とするタイミングで動的経路を自動的に更新するこ
とができ、その結果、ドライバを煩わせることなく、最
新の情報が反映された動的経路に基づいて走行案内を行
うことができると共に、ドライバを煩わしいデータ更新
操作から解放し運転に集中させることができるため、走
行の安全性を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は、本発明のナビゲーション装置が適
用されたナビゲーションシステムの概略構成を表すブロ
ック図である。
【0017】図1に示すように、ナビゲーションシステ
ムは、車両に搭載される本実施例のナビゲーション装置
20と、所定のセンタエリア内の各種交通情報を収集
し、無線回線を介してナビゲーション装置20に提供す
る情報センタ10とにより構成されている。
【0018】このうち、情報センタ10は、道路付近に
取り付けられた各種センサSから道路状態等の外部事象
を収集する外部事象収集装置12と、センタエリア内の
道路地図と共に、各種規制情報や、外部事象収集装置1
2により収集された外部事象に基づいて作成される各種
交通情報が格納された道路ネットワークデータ記憶装置
14と、自動車電話,携帯電話等の無線回線を介して車
両に搭載されたナビゲーション装置20との通信を行う
通信装置16と、ナビゲーション装置20から受信した
位置情報(現在地及び目的地)、及び道路ネットワーク
データ記憶装置14に記憶された各種情報に基づいて、
推奨ルート(動的経路)の計算等を行う制御装置18と
を備えている。
【0019】なお、外部事象収集装置12が収集する外
部事象に基づいて作成される交通情報には、渋滞地点や
渋滞区間等を表す渋滞情報、事故・故障車・路上の障害
物・工事・作業等を表す交通障害情報、通行止め・速度
規制・車線規制・オンランプ規制・チェーン規制等の臨
時規制とその原因等を含む交通規制情報、駐車場・サー
ビスエリア・パーキングエリアの満空車状況を知らせる
駐車場情報等が含まれる。
【0020】一方、車両に搭載されたナビゲーション装
置20は、車両の現在位置を検出する位置検出器22
と、CD−ROM等に格納された地図データを入力する
ための地図データ入力器24と、当該装置への各種指令
を入力するための操作スイッチ群26と、地図や車両の
現在位置等を表示する表示装置28と、経路案内の音声
を出力するスピーカ30と、図示しない電源によりバッ
クアップされた外部メモリ32と、無線回線を介して情
報センタ10とのデータ通信を行う通信装置34と、位
置検出器22,地図データ入力器24,操作スイッチ群
26等からの入力に応じて、表示装置28,スピーカ3
0,外部メモリ32,通信装置34等を制御し、上記入
力により設定された経路に従って経路案内処理等を行う
電子制御装置(以下、ナビECUとよぶ)36とを備え
ている。
【0021】ここで、位置検出器22は、ジャイロスコ
ープ38、車速センサ40、及びGPS(Global Posit
ioning System) 用の人工衛星からの送信電波をGPS
アンテナを介して受信するGPS受信機42を備えてい
る。なお、これらのセンサ等38,40,42は、各々
が性質の異なる誤差を有しているため、複数のセンサ等
により、各々補完しながら使用するように構成されてい
る。なお、精度によっては、上述したセンサ等38,4
0,42の内の一部のみで構成してもよく、また、地磁
気によるものや、左右操舵輪の回転差などから得られる
車両のステアリング角を累積して方向を求めるもの等を
用いてもよい。
【0022】また、地図データ入力器24は、道路の接
続を表した地図データの他、位置検出精度向上のための
所謂マップマッチング用データ等を含む各種データを入
力するための装置であり、媒体としては、そのデータ量
からCD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリ
カード等の他の媒体を用いてもよい。
【0023】次に、操作スイッチ群26は、表示装置2
8に表示させる表示内容の切換や、使用者が目的地まで
のルート(案内経路)の設定等を行うためのものであ
り、表示装置28と一体に構成されたタッチスイッチも
しくはメカニカルなスイッチ等が用いられる。具体的に
は、図2に示すように、表示画面Dの上側及び下側に夫
々4つずつ列設されたソフトキーSK1〜SK8の他、
表示画面Dに表示されるカーソルのスクロールを操作す
るロールキーRK、ナビゲーションに関する各種機能を
呼び出すためのナビゲーション基本画面を表示画面Dに
表示させるための基本キーFK等を備えている。
【0024】次に、ナビECU36は、CPU,RO
M,RAMからなる周知のマイクロコンピュータを中心
に構成されており、位置検出器22からの各検出信号に
基づき車両の現在位置を検出する処理、通信装置34を
用いて情報センタ10と双方向のデータ通信を行うこと
により各種交通情報を獲得する処理の他、操作スイッチ
群26の操作に応じて、表示装置28の表示画面Dを切
り換える処理等を実行する。
【0025】即ち、基本キーFKの操作により呼び出さ
れ、ナビゲーションに関する各種画面を呼び出すための
ナビゲーション基本画面(図2参照)の他、各ソフトキ
ーSK1〜SK8の操作に応じて、車両の現在位置付近
の地図を表示する現在地画面(図7参照)、経路設定を
行うための経路設定画面(図8参照)、後述する動的経
路に関する設定を行うための動的経路サービス設定画面
(図9,図10参照)等、様々な画面を表示する。そし
て、各ソフトキーSK1〜SK8の機能は各画面毎に定
義されており、その定義された機能は表示画面D内の上
端部及び下端部の機能表示エリアKEに、各ソフトキー
SK1〜SK8に対応して表示される。
【0026】また、ナビECU36は、上述の経路設定
画面により設定される目的地及び通過点等に基づいて、
案内すべき経路の設定を行い、この設定経路に従って、
表示装置28を介した視覚的、またスピーカ30を介し
た聴覚的な経路案内を行う。ところで、ナビECU36
が設定する経路には、周知のダイクストラ法によりコス
ト計算して、現在地から目的地までの(通過点が設定さ
れている場合には、現在地から通過点、通過点から通過
点、通過点から目的地の夫々の区間毎に)最もコストが
最小となるような経路を選ぶことにより求められる静的
経路と、情報センタ10との間で通信を行うことによ
り、情報センタ10が現在の道路交通状態を反映して求
めた推奨ルートに基づいて設定する動的経路とがあり、
ナビECU36は、通常、動的経路に従って経路案内を
行うが、動的経路が設定されていない場合には、静的経
路に従って経路案内を行う。
【0027】なお、動的経路は、静的経路の算出の結果
に基づいて設定され、しかも通過点が設定されている場
合には、現在位置から通過点までについてのみ設定が行
われる。ここで動的経路設定処理の概要について説明す
る。即ち、まず、予め設定された静的経路上にて、現在
地より目的地(通過点)側にある地図中のリンクの中か
ら、現在地より一定距離以上離れ、しかも情報センタ1
0が提供するリンクと一致するリンクを検索し、最初に
得られたリンクを「進入リンク」とし、目的地(通過
点)に到達する直前のリンクを「退出リンク」として、
これら「進入リンク」「退出リンク」の位置情報、及び
該リンクが含まれる道路の道路種別等を情報センタ10
に送信する。
【0028】その後、情報センタ10から、現在の交通
状態を反映した「進入リンク」から「退出リンク」まで
の動的経路の計算結果を受信すると、ナビECU36
は、既に設定されている「進入リンク」から「退出リン
ク」までの静的経路を、情報センタ10から取得した動
的経路に置き換えるのである。なお、この時、情報セン
タ10からは各種交通情報も同時に受信し、案内処理に
用いられる。
【0029】ところで、ナビECU36は、設定した静
的経路及び動的経路を外部メモリ32に記憶し、また目
的地に到達して経路案内の必要がなくなると外部メモリ
32から消去する。このため、経路案内中に、休憩等の
ため車両が停車され、イグニッションキーがOFFされ
る等して、当該ナビゲーション装置20への電源供給が
断たれたとしても、案内中の経路は保持される。
【0030】ここで、ナビECU36にて実行される一
連の処理について、図3〜図6に示すフローチャート、
及び表示画面Dの表示内容を表す図2,図7〜図10を
用いて説明する。なお、図5は、本発明の主要部分とな
る経路監視処理のフローチャートであり、図3,4,6
は、夫々該経路監視処理と関係の深い、現在地画面処
理、動的経路サービス設定画面処理、動的経路設定処理
を表すフローチャートである。
【0031】まず、基本キーFKを操作することによ
り、表示画面Dには、図2に示すようなナビゲーション
基本画面が表示される。そして、このナビゲーション基
本画面において、「現在地」キー(ソフトキーSK1)
が操作されると、図7に示す現在地画面が表示され、
「ルート案内」キー(ソフトキーSK8)が操作される
と、図8に示す経路設定画面が表示され、「ITGS設
定」キー(ソフトキーSK4)が操作されると、図9に
示す動的経路サービス設定画面が表示される。なお、そ
の他のキーが操作された場合の動作については、本発明
の主要部分とは直接的な関係がないので、ここでは説明
を省略する。以後他の画面の説明でも同様である。
【0032】まず、ナビゲーション基本画面において、
「現在地」キー(ソフトキーSK1)が操作され、現在
地画面が表示されると、ナビECU36は、図3に示す
現在地画面処理を実行する。即ち、図3に示すように、
本処理が起動されると、まずステップ(以下、単に
「S」と記す)110にて、位置検出器22からの検出
信号に基づいて求められた車両の現在位置や、情報セン
タ10との通信により獲得した各種情報を読み込んで表
示データを作成し、続くS120では、この表示データ
を表示装置28に転送することで、表示装置28の表示
画面D上に地図と共に、車両の現在位置を表示する。
【0033】この時、情報センタ10から獲得した交通
情報がある場合には、それについても道路地図上に表示
する。また、案内すべき経路が設定されている場合に
は、道路の表示太さや表示色を変える等することによ
り、その案内経路を地図上で識別可能に表示して、使用
者に目的地へ到るまでの経路を案内すると共に、現在位
置が所定の案内ポイントに到達しているのであれば、次
の交差点での右左折方向や目的地までの距離といった案
内情報を作成し、その作成した案内情報に基づいて、ス
ピーカ30を介した音声による案内も行う。
【0034】続くS130では、「DR情報」キー(ソ
フトキーSK3)が操作されたか否かを判断し、操作さ
れていなければS140に移行して、「DRオート」キ
ー(ソフトキーSK6)が操作されたか否かを判断す
る。ここでも操作されていないと判断されると、S15
0に移行して、その他のソフトキーが操作されたか否か
を判断し、操作されていなければS110に戻る。
【0035】即ち、いずれかのソフトキーSK1〜SK
8を監視して、いずれも操作されていなければ、表示デ
ータの作成と表示画面Dへの表示を繰り返し実行する。
そして、S130にて、「DR情報」キーが操作された
と判断された場合には、S160に移行して、後述する
動的経路設定処理を起動させるためのフラグFAをセッ
トしてS110に戻る。
【0036】また、先のS140にて、「DRオート」
キーが操作されたと判断された場合には、S170に移
行して、オートモードが‘ON’モードに設定されてい
るか否かを判断し、‘ON’モードに設定されていなけ
れば、即ち、オートモードが‘OFF’モードに設定さ
れた状態で「DRオート」キーが操作されたのであれ
ば、S180に移行して、オートモードを‘ON’モー
ドに設定後、S160に移行する。
【0037】一方、S170にて、オートモードが‘O
N’モードに設定されていると判断された場合には、S
190に移行して、オートモードを‘OFF’モードに
設定後、S110に戻る。また、先のS150にて、そ
の他のソフトキーが操作されていると判断された場合に
は、S200に移行して、操作されたソフトキーに対応
した処理を実行後、S110に戻る。
【0038】ここで、オートモードとは、情報センタ1
0から動的経路のデータ更新を自動的に行うか否かを決
めるための設定であり、所定のデータ更新条件が成立す
ると動的経路を自動的に更新する‘ON’モード、動的
経路の自動的な更新を行わない‘OFF’モード、及び
‘行わない’モードが用意されている。
【0039】そして、‘ON’モードと‘OFF’モー
ドとは、「DRオート」キーを操作することにより、現
在地画面上で交互にモードを切り換えることが可能であ
るが、‘行わない’モードに設定されている場合は、現
在地画面(図7参照)上にてソフトキーSK6に対応し
た機能表示エリアKEには何も表示されず、処理におい
てはソフトキーSK6の操作が無視されることにより、
現在地画面上で‘ON’モードに切り換えることが不可
能となる。
【0040】尚、前記の如く、‘行わない’モードを設
定した場合のソフトキーSK6に対応した機能表示エリ
アKEに、設定のタイミングで例えば迂回路案内等の他
の機能を実行するための機能表示を行うようにしてもよ
い。即ち、現在地画面の表示中には、「DR情報」キー
を操作することにより、いつでも動的経路の更新を要求
でき、また、「DRオート」キーを操作することによ
り、オートモードを‘ON’モードと‘OFF’モード
とで任意に切り換えることができる。しかもオートモー
ドを‘OFF’モードから‘ON’モードに切り換えた
時には、自動的に動的経路の更新が要求されるようにさ
れている。
【0041】次に、図2に示すナビゲーション基本画面
において、「ルート案内」キー(ソフトキーSK8)が
操作されると、図8に示す経路設定画面が表示される。
この経路設定画面では、「ルート登録」キー(ソフトキ
ーSK2)及び「地点登録」キー(ソフトキーSK
5)、カーソルを操作するロールキーRK等を操作する
ことにより、案内すべき経路の目的地,通過点等を設定
することができる。
【0042】また、この経路設定画面において「案内開
始」キー(ソフトキーSK8)が操作されると、図9に
示す動的経路サービス設定画面が表示される。即ち、こ
れは、経路設定画面にて設定された目的地,通過点等に
基づいて、静的経路の設定を開始する前に、動的経路を
どのように行うかを予め設定しておくためである。
【0043】そして、上述のように、ナビゲーション基
本画面において、「ITGS設定」キー(ソフトキーS
K4)が操作されるか、経路設定画面において「案内開
始」キー(ソフトキーSK8)が操作され、図9に示す
動的経路サービス設定画面が表示されると、ナビECU
36は、図4に示す動的経路サービス設定画面処理を実
行する。
【0044】なお、図9(a)〜(c)は、カーソルが
「動的案内−DR」の位置にある場合の表示画面Dを表
したものであり、図10(a),(b)は、カーソルが
「オート更新時間」の位置にある場合の表示画面Dを表
したものである。本処理が起動されると、まずS210
では、カーソル位置が図9(a)に示すように、「動的
案内−DR」の位置にあるか否かを判断し、その位置に
あればS230に移行し、一方、その位置になければ、
S220に移行して、カーソル位置に対応した処理を実
行後、S210に戻る。
【0045】S230では、「オートON」キー(ソフ
トキーSK5)が操作されたか否か、S240では、
「オートOFF」キー(ソフトキーSK6)が操作され
たか否か、S250では、「行わない」キー(ソフトキ
ーSK7)が操作されたか否か、S260では、「設
定」キー(ソフトキーSK8)が操作されたか否か、S
270では、その他のソフトキーが操作されたか否かを
判断し、いずれも操作されていなければ、そのままS2
10に戻る。
【0046】そして、S230にて、「オートON」キ
ーが操作されたと判断された場合には、S280に移行
して、オートモードが‘ON’モードに設定されている
か否かを判断し、‘ON’モードに設定されていればそ
のままS300に移行し、‘ON’モードに設定されて
いなければ、即ち、オートモードが‘OFF’モードま
たは‘行わない’モードに設定されている状態から「オ
ートON」キーが操作されたのであれば、S290に移
行して、動的経路の設定を要求するフラグFAをセット
した後、S300に進む。
【0047】S300では、オートモードを‘ON’モ
ードに設定後、S210に戻る。先のS240にて、
「オートOFF」キーが操作されたと判断された場合に
は、S310に移行してオートモードを‘OFF’モー
ドに設定後、S210に戻り、また、先のS250に
て、「行わない」キーが操作されたと判断された場合に
は、S320に移行してオートモードを‘行わない’モ
ードに設定後、S210に戻る。
【0048】更に、先のS260にて、「設定」キーが
操作されたと判断された場合には、S330に移行し
て、目的地の設定があり且つ案内すべき経路が設定され
てないか否かを判断し、肯定判断された場合には、S3
40に移行して、静的経路設定処理を行い、続くS35
0にて静的経路の設定を行ったことを示すフラグFBを
セットした後、S210に戻り、一方、S330にて否
定判定、即ち、目的地が設定されていないか、或は案内
すべき経路が既に設定されている場合には、そのままS
210に戻る。
【0049】また、先のS270にて、その他のソフト
キーが操作されたと判断された場合には、S360に移
行して、操作されたソフトキーに対応する処理を実行
後、S210に戻る。なお、先のS220にて実行され
るカーソル位置対応処理では、例えばカーソルが「オー
ト更新時間」の位置にある時には、機能表示エリアKE
の表示内容が図10に示すように変化し、「更新時間
+」キー(ソフトキーSK6)を操作すると、「オート
更新時間」の表示値が5分単位で増加し、一方、「更新
時間−」キー(ソフトキーSK7)を操作すると、「オ
ート更新時間」の表示値が5分単位で減少する。つま
り、図10(a)の状態から「更新時間+」キーを5回
操作すると図10(b)の表示となり、逆にその状態か
ら「更新時間−」キーを5回操作すると、図10(a)
の表示となる。
【0050】即ち、動的経路サービス設定画面の表示中
には、ロールキーRK及び各ソフトキーを操作すること
により、動的経路を自動更新するか否かを決めるオート
モードや、自動更新する場合にその更新周期を決めるオ
ート更新時間を設定することができ、また、経路設定画
面にて目的地等の設定が行われた後に当該画面が呼び出
された場合には、「設定」キーを操作することにより、
静的経路の設定を開始させることができる。
【0051】次に、静的経路及び動的経路を各種データ
更新条件に基づいて更新する経路監視処理を図5に沿っ
て説明する。図5に示すように、本処理が起動される
と、まずS410では、イグニッションスイッチが操作
されて、アクセサリ(ACC)位置にあるか否かを判断
し、ACC位置になければ同S410を繰り返し実行す
ることで待機し、ACC位置に操作されたと判断される
と、S420に移行する。
【0052】S420では、オートモードが‘ON’モ
ードであるか否かを判断し、‘ON’モードであれば、
S430に移行して、案内すべき経路(以下、設定経路
という)が外部メモリ32に記憶されているか否かを判
断する。そして外部メモリ32に設定経路が記憶されて
いれば、S440に移行して、情報センタ10との通信
により動的経路を設定する動的経路設定処理を実行した
後、S450に進む。
【0053】一方、先のS420にて、オートモードが
‘ON’モードではないと判断されるか、又は先のS4
30にて外部メモリ32に設定経路が記憶されていない
と判断された場合には、動的経路設定処理を行うことな
く、S450に移行する。S450では、先のS160
又はS290にてセットされるフラグFA、先のS35
0にてセットされるフラグFB、及び本処理にて使用さ
れるタイマをリセットし、続くS460では、設定経路
があるか否か、即ち経路を案内中であるか否かを判断す
る。そして、設定経路がなければ、同S460を繰り返
し実行することで待機し、その間に上述した経路設定画
面や動的経路モード設定画面での経路設定処理が行われ
ることにより、設定経路があると判断されると、S47
0に移行する。
【0054】S470では、フラグFAがセットされて
いるか否かを判断し、セットされていれば、即ち現在地
画面にて「DR情報」キーが操作されたのであれば、S
480に移行して、動的経路設定処理を実行後、S45
0に戻る。一方、S470にて、フラグFAがセットさ
れていないと判断された場合には、S490に移行し、
フラグFBがセットされているか否かを判断し、セット
されていれば、即ち経路設定画面にて目的地等の設定が
行われた後、動的経路サービス画面にて「設定」キーが
操作され、静的経路設定処理が行われたのであれば、S
560に移行し、一方、フラグFBがセットされていな
いと判断された場合には、S500に移行する。
【0055】S500では、先のS450にてリセット
されたタイマがタイムアウトしたか否かを判断し、タイ
ムアウトしたのであれば、S560に移行し、タイムア
ウトしていなければ、S510に移行する。なお、この
タイマは、オートモードが‘ON’モードに設定されて
いる場合のみ動作し、しかも動的経路サービス設定画面
にて設定される「オート更新時間」の設定時間が経過す
るとタイムアウトするようにされている。
【0056】S510では、本処理とは別途実行される
位置検出処理により位置検出器22の検出信号に基づい
て求められる車両の現在位置を取得し、続くS520で
は、その現在位置が設定経路から離脱しているか否かを
判断する。そして、経路離脱していると判断された場合
には、S530に移行して、現在位置を起点とした静的
経路設定処理を実行後、S560に移行し、一方、経路
離脱していないと判断された場合には、S540に移行
する。
【0057】S540では、先のS510にて取得した
現在位置に基づいて、車両が情報センタ10のセンタエ
リアの外側から内側に進入したか否かを判断し、進入し
たのであれば、S560に移行し、一方、既にセンタエ
リア内にいるか、センタエリア外にいると判断された場
合には、S550に移行する。
【0058】S550では、先のS510にて取得した
現在位置に基づいて、経路設定画面にて設定された通過
点を車両が通過したか否かを判断し、通過していればS
560に移行し、通過していなければS460に戻る。
そしてS560では、オートモードが‘ON’モードに
設定されているか否かを判断し、‘ON’モードに設定
されていれば、S480に移行して、動的経路設定処理
を実行後S450に戻り、‘ON’モードに設定されて
いなければ、そのままS450に戻る。
【0059】即ち、本処理では、設定経路があり(経路
案内中)且つ「DR情報」キーが操作された場合には、
オートモードの設定状態に関わらず、必ず動的経路設定
処理を起動し、また設定経路があり且つ各種データ更新
条件(フラグFBセット、タイムアウト、経路離脱、セ
ンタエリアに進入、通過点通過)が成立している時に
は、オートモードが‘ON’モードに設定されている場
合に限り、動的経路設定処理を起動し、更に当該ナビゲ
ーション装置20の起動時に、案内途中の設定経路が外
部メモリ32に残されており、しかもオートモードが
‘ON’モードに設定されている場合にも、動的経路設
定処理を起動するようにされている。
【0060】次に、先のS440及びS480にて実行
される動的経路設定処理を、図6に示すフローチャート
に沿って説明する。本処理が起動されると、まずS61
0にて、先のS510と同様に車両の現在位置を取得
し、この取得した現在位置に基づいて車両がセンタエリ
ア内にあるか否かを判断する。そして、車両がセンタエ
リア内にないと判断された場合には、そのまま本処理を
終了し、一方、車両がセンタエリア内にあると判断され
た場合には、S620に移行する。
【0061】S620では、既に説明したように、情報
センタ10から動的経路を取得するために情報センタ1
0との通信を行い、続くS630では、情報センタ10
との通信に成功したか否かを判断する。そして、通信に
成功し動的経路等の情報を獲得できたのであれば、S6
40に移行して、その獲得した情報に基づいて設定経路
を案内処理が可能なものに加工後、本処理を終了する。
【0062】一方、S630にて、通信に失敗したと判
断された場合には、S650に移行して、オートモード
が‘ON’モードであるか否かを判断し、‘ON’モー
ドでなければ、そのまま本処理を終了し、‘ON’モー
ドであればS660に移行する。
【0063】S660では、所定時間(本実施例では1
分)待機後、S610に戻って、本処理を繰り返し実行
する。即ち、動的経路設定処理は、車両がセンタエリア
内にいる場合にのみ、情報センタ10との通信を行い、
そして、オートモードが‘ON’モードに設定されてい
る場合には、情報センタ10との通信に失敗すると、成
功するまで繰り返し情報センタ10との通信をリトライ
するようにされている。なお、ここではリトライする時
間間隔を1分としているが、例えば30秒や2分等でも
よく、システムの動作条件等に応じて適宜設定すればよ
い。
【0064】上記のように構成されたナビゲーション装
置20では、例えば、車両の現在位置がセンタエリア外
にあり、目的地までの静的経路が設定され、しかもオー
トモードが‘ON’モードに設定されている場合には、
まず、センタエリアの外側から内側に進入した時点で、
動的経路の設定が行われ、その後、所定時間が経過する
毎、及び通過点が設定されている場合には該通過点を通
過する毎に、動的経路の更新が行われる。そして、車両
の現在位置が設定経路から離脱した場合には、現在位置
を起点とする静的経路の再設定が行われた後、引続き動
的経路の設定が行われることになる。
【0065】一方、オートモードが‘OFF’又は‘行
わない’モードに設定されている場合には、経路離脱し
た場合に静的経路の再設定が行われるのみで、動的経路
の自動的な設定/更新は行われない。但し、「DRオー
ト」キー又は「オートON」キーの操作により、オート
モードが‘ON’モードに切り換えられ、しかも車両が
センタエリア内にある場合には、そのモード切換直後
に、動的経路の設定/更新が行われ、以後、上述したそ
の他のデータ更新条件が成立するタイミングにて自動的
に更新が行われることになる。
【0066】また、動的経路を設定する際に、無線回線
の状態が悪くて情報センタ10との間で行う通信に失敗
したとしても、車両がセンタエリア内にいる限り、成功
するまで何度でも通信をリトライするので、動的経路は
確実に設定/更新される。以上説明したように、本実施
例のナビゲーション装置20においては、経路コストが
最小となる静的経路、及び現在の交通状態を反映した動
的経路を設定し、基本的には動的経路に従って経路案内
を行い、動的経路が設定されていない時、例えば情報セ
ンタ10からの回答を待っている間や、車両がセンタエ
リア外にいる場合、何等かの原因で情報センタ10との
通信ができない場合等には、静的経路に従って経路案内
を行うようにされている。
【0067】そして、オートモードが‘ON’モードに
設定されている場合には、所定のデータ更新条件(フラ
グFAセット(静的経路の設定終了)、タイムアウト
(所定時間経過)、経路離脱、センタエリアに進入、通
過点通過)が成立すると、動的経路を自動的に更新する
と共に、情報センタ10との通信に失敗すると、成功す
るまで繰り返し情報センタ10との通信をリトライする
ようにされている。
【0068】従って、本実施例のナビゲーション装置2
0によれば、オートモードが‘ON’モードに設定され
ると、以後、ドライバによる操作を何等要することな
く、必要に応じて動的経路の更新が自動的に行われるた
め、常に最新の交通状態を反映した動的経路による経路
案内を行うことができ、快適な走行を確保できると共
に、ドライバは煩わしいデータ更新操作から解放されて
運転に集中できるため、走行の安全性を向上させること
ができる。
【0069】更に、本実施例によれば、当該ナビゲーシ
ョン装置20の起動時に、案内途中の設定経路が外部メ
モリ32に残されている場合には、オートモードが‘O
N’モードに設定されていれば、その案内途中の設定経
路に基づいて、動的経路を自動的に設定するようにされ
ているので、例えば、目的地に行く途中で休憩等するこ
とにより、当該ナビゲーション装置20の動作が一旦停
止されたとしても、再出発する時には、直ちに最新の道
路情報が反映された動的経路によって案内を再開するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のナビゲーション装置が適用されたナ
ビゲーションシステムの概略構成を表すブロック図であ
る。
【図2】 表示装置の表示画面と操作スイッチの構成、
及びナビゲーション基本画面の画面構成を表す説明図で
ある。
【図3】 ナビECUが実行する現在地画面処理を表す
フローチャートである。
【図4】 ナビECUが実行する動的経路サービス設定
画面処理を表すフローチャートである。
【図5】 ナビECUが実行する経路監視処理を表すフ
ローチャートである。
【図6】 ナビECUが実行する動的経路設定処理を表
すフローチャートである。
【図7】 現在地画面の画面構成を表す説明図である。
【図8】 経路設定画面の画面構成を表す説明図であ
る。
【図9】 動的経路サービス設定画面の画面構成を表す
説明図である。
【図10】 動的経路サービス設定画面の画面構成を表
す説明図である。
【符号の説明】
10…情報センタ 12…外部事象収集装置 14…道路ネットワークデータ記憶装置 16…通信
装置 18…制御装置 20…ナビゲーション装置 22
…位置検出器 24…地図データ入力器 26…操作スイッチ群
28…表示装置 30…スピーカ 32…外部メモリ 34…通信装
置 36…ナビECU 38…ジャイロスコープ 40
…車速センサ 42…GPS受信機 SK1〜SK8…ソフトキー
RK…ロールキー FK…基本キー D…表示画面 KE…機能表示エ
リア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の現在位置を検出する位置検出手段
    と、 各種交通情報を収集する情報センタとの間で、無線回線
    を介してデータ通信を行う通信手段と、 該通信手段により、予め設定された出発地点情報及び目
    的地点情報を送信して、上記情報センタから現在の交通
    状態を考慮した現在位置から目的地までの経路情報を受
    信し、該経路情報に基づいて経路設定する動的経路設定
    手段と、 を備え、上記動的経路設定手段にて設定された動的経路
    及び上記位置検出手段にて検出された車両位置に基づい
    て走行案内を行うナビゲーション装置において、 所定のデータ更新条件が成立すると、上記位置検出手段
    にて検出される車両位置を上記出発地点情報として上記
    動的経路設定手段を起動することにより、上記動的経路
    を更新する自動更新手段を備えたことを特徴とするナビ
    ゲーション装置。
  2. 【請求項2】 上記自動更新手段は、一定時間の経過あ
    るいは一定距離の走行の少なくともいずれか一方を、上
    記データ更新条件とすることを特徴とする請求項1に記
    載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 上記自動更新手段は、上記通信手段での
    通信エラーの発生を、上記データ更新条件の一つとする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナビ
    ゲーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のナビゲーション装置において、 上記自動更新手段の動作を許可する許可モード、あるい
    は該動作を禁止する禁止する禁止モードに切り換えるモ
    ード切換手段を設け、 上記データ自動更新手段は、該モード切換手段による禁
    止モードから許可モードへの切換を、上記データ更新条
    件の一つとすることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のナビゲーション装置において、 外部から出発地点及び目的地点を入力し、該入力された
    出発地点から目的地点までの経路コストが最小となるよ
    うに経路設定する静的経路設定手段を備え、該静的経路
    設定手段により設定された静的経路に基づいて、上記動
    的経路設定手段にて用いる上記出発地点情報及び目的地
    点情報を設定すると共に、上記動的経路設定手段により
    動的経路が設定されていない時には、上記静的経路設定
    手段にて設定された静的経路に従って走行案内を行うこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 上記自動更新手段は、上記静的経路設定
    手段による経路設定の終了を、上記データ更新条件の一
    つとすることを特徴とする請求項5に記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載のナビゲ
    ーション装置において、 上記位置検出手段にて検出される車両位置が上記動的経
    路から離脱した時に、上記静的経路設定手段を起動して
    静的経路を再設定する静的経路再設定手段を備えたこと
    を特徴とするナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7のいずれかに記
    載のナビゲーション装置において、 上記静的経路設定手段に、目的地点に到着する前に通過
    すべき通過地点の情報を設定する通過点設定手段を設
    け、 上記自動更新手段は、上記位置検出手段にて検出される
    車両位置が、上記通過点設定手段により設定された通過
    地点を通過したことを、上記データ更新条件の一つとす
    ることを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載のナビゲーション装置において、 上記情報センタは、所定のセンタエリア内についての
    み、当該装置からの要求に従って、現在の交通状態に応
    じた経路情報を作成するよう構成され、 上記自動更新手段は、上記位置検出手段により検出され
    る車両位置が上記センタエリアの外側から内側へ進入し
    たことを、上記データ更新条件の一つとすることを特徴
    とするナビゲーション装置。
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