JP2002156236A - 情報表示装置、経路設定装置及びナビゲーション装置 - Google Patents

情報表示装置、経路設定装置及びナビゲーション装置

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JP2002156236A
JP2002156236A JP2000352795A JP2000352795A JP2002156236A JP 2002156236 A JP2002156236 A JP 2002156236A JP 2000352795 A JP2000352795 A JP 2000352795A JP 2000352795 A JP2000352795 A JP 2000352795A JP 2002156236 A JP2002156236 A JP 2002156236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現時点では必要ないが将来的に通行を回避する
必要が予想され、またユーザ自身も認識していない地域
又は地点についても考慮した適切な経路設定ができるよ
うにする。 【解決手段】情報センタ10は、統計的な観点から、例
えば渋滞・冠水・路面凍結などが発生する可能性が高い
地域に関する情報を蓄積したり、あるいは紛争その他の
原因で治安が悪化している地域に関する情報を蓄積して
おき、それを回避エリア情報として提供する。ナビゲー
ション装置20は、情報センタ10から取得した回避エ
リア情報を加味した経路設定ができるため、初めて通行
する場所であっても、予め渋滞が発生する可能性の高い
地域や治安が悪化している地域などを回避した経路設定
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示装置、目
的地までの経路を設定する経路設定装置、及びその設定
された経路に対する走行案内を行うナビゲーション装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行に伴ってGPS等により現在
位置を検出し、その現在位置をディスプレイ上に道路地
図と共に表示したり、現在地から目的地までの適切な経
路を設定し、案内として利用するナビゲーション装置が
知られ、より円滑なドライブに寄与している。そして、
この経路設定に際しては、一般にダイクストラ法あるい
はそれに準じた手法が用いられる。具体的には、CD−
ROMやDVDといった静的情報源に記録されている地
図データを用いて、ノード間のリンクに対するリンク情
報を用いて現在地から各ノードに至るまでの経路計算コ
スト(経路に対する評価値)を算出し、目的地までの全
てのコスト計算が終了した段階で、総コストが最小とな
るリンクを接続して目的地までの経路を設定している。
【0003】また、このような静的情報源の情報のみで
経路計算した場合、動的に変化する交通状態を計算条件
に加味できないため、例えば静的情報としては記録され
ていない工事や事故などによる交通規制によって渋滞と
なっている道路を目的地経路中に含めてしまうこととな
る。そこで、例えばATISやVICS等のように、動
的情報源から交通規制情報を受信したり、あるいはその
交通規制情報を加味した推奨経路を受信するシステムが
考え出された。例えば渋滞が生じている部分を特定する
情報を受け取ったナビゲーション装置では、その渋滞が
生じている部分の経路コストを通常よりも大きくする。
これによって、その渋滞部分が経路中に含まれにくくす
ることができ、上述した工事や事故などによって渋滞と
なっている部分を回避した迂回経路を自動的に設定する
ことが可能となる。もちろん、迂回経路そのものを動的
情報源から受け取る場合も同様である。
【0004】但し、渋滞が生じていなくても、例えば路
面状態が悪いなどの理由で、ユーザがなるべく走行する
のを回避したい場合もある。つまり、このようなユーザ
の経験に基づく知見や好みに応じた回避はできなかっ
た。そこで、ユーザが自分の判断で回避地域を設定し、
それを回避するような経路を設定できるようにした技術
が開示されている(例えば特許第2679505号、特
開平8−105752号、特開平11−83529号参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにユーザが自ら設定する場合には、ユーザ自身がその
回避対象となる場所を設定する必要があり、設定作業が
繁雑となる。そしてなにより、ユーザ自身が回避対象の
場所について、回避したい理由を認識していない場合に
は、設定できないという問題がある。つまり、ユーザ自
身がよく利用する道路などでは設定できるが、例えば旅
行先などのユーザが不案内な場所を走行する場合には、
回避したい場所すら検討がつかない。また、回避理由は
種々考えられるが、単に自分の好みで「路面状況が不良
な道路は走行したくない」というような理由ではなく、
例えば紛争や事件などで治安が悪く、状況に応じて将来
さらに治安が悪化することによってその地域(地区)へ
の進入を回避した方がよいと予想されるような場合に
は、身の危険にもつながるため、ユーザ自身が「知らな
かった」というだけでは済まされない場合もある。
【0006】そこで本発明は、現時点では必要ないが将
来的に通行を回避する必要が予想され、またユーザ自身
も認識していない地域又は地点における情報表示ができ
るようにすることを第1の目的とし、またそのような地
域または地点についても考慮した適切な経路設定ができ
るようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記第1
の目的を達成するためになされた本発明の情報表示装置
によれば、情報センタから配信された回避エリア情報を
道路地図と共に表示できるが、この回避エリア情報は、
将来的に通行を回避する必要が予想される地域又は地点
に関する情報である。例えば渋滞を回避することを考え
ると、ある特定の地域である時間帯において渋滞が頻繁
に発生することをユーザが自分の経験から知っていれば
問題ないが、初めての場所ではそのようなことができな
い。そこで、例えば統計的に渋滞が発生する可能性が高
い地域及び時間帯の情報を蓄積しておき、それを回避エ
リアとして提供してもらえば、初めて通行する場所であ
っても、予め渋滞が発生する可能性の高い地域を知るこ
とができる。このように、本表示装置によれば、ユーザ
自身は認識していないが、将来的に通行を回避する必要
が予想される地域又は地点について知ることができるの
である。なお、地域又は地点としたのは、ある程度広い
地域を対象としてもよいし比較的狭い地点を対象として
もよい趣旨である。地点としては、例えば特定の交差点
や踏切などを対象とする場合が挙げられる。
【0008】また、請求項2のようにすれば、受信した
回避エリア情報を全て含む縮尺となるよう道路地図の縮
尺を変更するため、表示手段に道路地図及び全ての回避
エリア情報を表示でき、それらをユーザが確認できる。
回避エリア情報には、少なくとも回避対象となる地域又
は地点の情報が含まれているが、請求項3に示すよう
に、さらに「回避が必要な理由」、「回避の必要度合
い」、「回避が必要な時期」の内の少なくともいずれか
を含めることが考えられる。このような情報もユーザが
確認できれば、その後の判断(例えば実際に回避した方
がよいのか否か)の参考になる。
【0009】そして、回避エリア情報に関しては、情報
センタが持つ全ての情報を受信するのではなく、請求項
4に示すように、ユーザがその種類を指示できるように
することが考えられる。このようにすれば、ユーザが指
示した種類の回避エリア情報のみが情報センタから配信
されるため、ユーザが所望する情報のみを受信して、表
示することができる。
【0010】また、受信時点では選択せずに、請求項5
のように表示時点で選択するようにしてもよい。この場
合は、情報センタから受信した回避エリア情報の内、ユ
ーザによって指示された種類の回避エリア情報のみを表
示するため、やはりユーザが所望する情報のみを表示で
きる。
【0011】一方、上記第2の目的を達成するためにな
された本発明の経路設定装置によれば、情報センタから
配信された回避エリア情報を加味した経路設定ができる
が、この回避エリア情報は、将来的に通行を回避する必
要が予想される地域又は地点に関する情報である。例え
ば渋滞や事故が発生してしまった後は現行のVICSで
対応できるが、そのような事態が発生する前については
対応できていない。上述したようにある特定の地域であ
る時間帯において渋滞が頻繁に発生することをユーザが
自分の経験から知っている場合、従来技術であるユーザ
自身が回避エリアを設定できる手法を用いて設定すれば
よい。しかし、初めての場所ではそのようなことができ
ない。そこで、例えば統計的に渋滞が発生する可能性が
高い地域及び時間帯の情報を蓄積しておき、それを回避
エリアとして提供してもらえば、初めて通行する場所で
あっても、予め渋滞が発生する可能性の高い地域を回避
した経路設定が可能となる。このように、本経路設定装
置によれば、ユーザ自身は認識していないが、将来的に
通行を回避する必要が予想される地域又は地点について
も考慮した適切な経路設定ができるのである。
【0012】また、請求項7のように、回避エリア情報
を報知手段によって報知すれば、ユーザが回避エリア情
報を確認できる。なお、報知手法としては視覚を通じて
報知するものや聴覚を通じて報知するものがあるが、特
に地域や地点に関する情報であるため、表示手段に表示
することで報知することが望ましい。
【0013】回避エリア情報には、少なくとも回避対象
となる地域又は地点の情報が含まれているが、さらに、
請求項8に示すように「回避が必要な理由」も含めた
り、請求項9に示すように「回避の必要度合い」も含め
たり、請求項11に示すように「回避が必要な時期」を
含めることが考えられる。このようにすれば、回避が必
要な理由、必要度合い、必要な時期を考慮した経路設定
ができる。また、請求項7のように表示機能を持つ場合
には、それらをユーザが確認できる。
【0014】そして、「回避の必要度合い」が含まれて
いる場合には、請求項10に示すように、経路設定に際
して考慮すべき回避エリア情報の回避の必要度合いをユ
ーザが指示できるようにすることが好ましい。経路設定
手段が、その指示されたレベル以上の回避必要度合いを
有する回避エリア情報のみを考慮して経路設定でき、よ
りユーザの意図に沿ったものとなるからである。つま
り、全ての回避エリア情報を考慮することが不適切な場
合もあるため、その対策の1つとして、ユーザが指示し
たレベル以上の必要度合いを持つ回避エリア情報のみを
考慮するのである。例えば5段階の必要度合いが設定さ
れている場合、ユーザによっては、どのようなレベルで
あっても回避の必要があれば、回避することを望む場合
もあれば、例えば回避の必要度合いが上位2レベルであ
れば回避するような経路設定をしてもよいが、それ未満
であれば、回避しない経路設定をするという選択もでき
る。要は、最終的に考慮するか否かをユーザに委ねる。
【0015】また、「回避が必要な時期」が含まれてい
る場合は、請求項12に示すように、経路設定に際し
て、回避エリア情報に含まれる回避が必要な時期に回避
対象地域又は地点に移動体が存在する可能性がある場合
に限り、その回避エリア情報を考慮することが考えられ
る。つまり、将来的に回避の必要が予想されるといって
も、それが実際に自分の置かれている立場において真に
必要か否かは分からない。そこで、対策の1つとして、
回避が必要な時期が回避エリア情報中に含まれているの
であれば、その時期的な観点から判断ができる。例えば
予め経路が設定されている場合において、その経路上に
回避エリアが存在したとしても、その回避エリアに到達
する時点では、回避の必要性がないことが「回避が必要
な時期」についての情報から分かる場合もある。したが
って、その場合はとりあえず回避エリア情報を無視した
経路設定をすればよい。
【0016】同様に、全ての回避エリア情報を考慮する
ことが不適切な場合もあるため、必要な情報のみを考慮
するための対策の1つとして、請求項13に示すよう
に、ユーザが指示した地理的範囲内の回避エリア情報の
みを考慮することが考えられる。この場合、例えば現在
周辺のみ、現在地を中心とした所定範囲(例えば距離を
指定できるようにしてもよい)、経路が設定されている
場合には経路周辺、といった範囲が考えられる。
【0017】また、請求項14に示すように、ユーザが
指示した回避エリア情報のみを考慮することも考えられ
る。この場合は情報内容をユーザが個別に検討すること
で、真に必要なもののみが考慮され易くなる。ユーザが
検討する際には、上述した回避の理由や必要度合い、あ
るいは回避が必要な時期などが分かれば、より適切な判
断ができる。
【0018】ところで、回避エリア情報は、将来的に通
行を回避する必要が予想される地域又は地点に関する情
報であるため、何らかの推定が必要となる。例えば請求
項15に示すように、過去の交通状況を統計的に分析し
た結果として得ることができる。これは、例えば月〜金
は何時〜何時ぐらいまで渋滞の可能性が高い、といった
ことである。また、長期休暇などによる帰省ラッシュあ
るいは初詣でなどのように特別なイベントがある場合に
も、何時〜何時ぐらいまで渋滞の可能性が高い、といっ
たことも統計的に分かる。また、例えばイベント(要人
警護のためやマラソン開催のため等)による交通規制な
どの影響で、規制対象外の道路において渋滞が発生し易
くなる場合もある。これも統計的な観点から予想できる
ので、その情報を提供してもよい。もちろん、実際にそ
のようになるかどうかは分からないが、本発明は、その
ような将来的に予測される状況に着目したことを特徴と
しており、実際にそれを採用して、つまりそのエリアを
回避する経路を設定するかどうかはユーザ次第である。
【0019】また、請求項16に示すように、回避エリ
ア情報を気象条件に基づいて推定することも考えられ
る。降雨や降雪などによって渋滞が発生する場合もある
ので、気象条件を加味して渋滞が予想される場合には、
その情報を提供しても良い。さらに、単に渋滞ではな
く、大雨によって自動車が冠水する可能性が高い状況や
路面凍結によって追突事故などの可能性が高くなる状況
についても予想できるため、このような情報を提供して
も良い。なお、冠水に関して言えば、自分が乗っている
自動車が冠水し難い構造の場合には、そのような冠水予
想があっても通行すればよいし、普通の乗用車の場合に
は、回避した方が無難である。つまり、最終的な判断は
ユーザがすればよい。同様に、路面凍結の場合も、自車
がスパイクタイヤやスタッドレスタイヤ、あるいはタイ
ヤチェーンなどを装着している場合には通行すればよい
し、そうでなければ回避した方がよいと判定する。
【0020】なお、このような冠水や路面凍結に関して
は、ある程度広い地域が対象となる場合もあるし、狭い
局所的な地域(地点)が対象となる場合もある。例えば
交差点部分が周囲よりも低くなっており水がたまりやす
い場合には、その交差点が回避対象の地点となる。ま
た、道路の一部が陥没しているような場合には、その部
分が回避対象地点となる。道路の一部が陥没している場
合、例えば車高が低い車両の場合には車両底面を損傷す
る危険性があるので、回避した方がよい地点と考えられ
る。したがって、回避エリア情報は、相対的に広い範囲
を指す地域だけでなく、相対的に狭い範囲を指す地点に
ついても対象とする。
【0021】また、請求項17に示すように、回避エリ
ア情報を社会情勢に基づいて推定することも考えられ
る。例えば、治安上の観点から回避した方がよい地域の
情報を提供する。恒常的に比較的治安が安定していない
地域も存在するであろうし、犯罪事件や紛争などによっ
て一時的に治安が悪い状況になっていることも考えられ
る。この場合、状況に応じて将来さらに治安が悪化する
ことによってその地域(地区)への進入を回避した方が
よいと予想される際に、回避の必要度合いは最高にして
おくことが好ましい。特にユーザが外国に行ってそのよ
うな観点での地理感がない場合には、この種の情報提供
は有益であると考えられる。
【0022】また、請求項18に示すように、回避エリ
ア情報を自然災害の発生の可能性に基づいて推定するこ
とも考えられる。例えば、地震の発生する可能性が高い
場合などである。特に、余震に関しては「何日以内に発
生する可能性がある」という情報が地震研究をしている
所あるいは当局から情報として得られるので、対象地域
を特定して情報を提供することは有効である。また、火
山の爆発などについても同様の考え方ができる。台風
は、上記気象条件に基づくもので対処できる。
【0023】一方、回避エリア情報の取得タイミングに
ついては、請求項19に示すようにユーザの指示に応じ
て取得することが考えられる。この場合はユーザが必要
だと思った任意のタイミングで取得できるメリットがあ
る。但し、ユーザが必要性を感じない場合や、取得する
こと自体を忘れていると回避エリア情報が反映されな
い。回避エリア情報は、将来的に通行を回避する必要が
予想される地域又は地点に関する情報であり、基本的に
は時々刻々と変化するものである。つまりユーザが予測
できない可能性が高いので、請求項20に示すように、
予め設定された取得タイミングにおいて自動的に取得し
て、常に最新の情報を自動的に取得することが好ましい
と言える。このように自動で取得する場合には、所定時
間間隔で取得したり、所定の時刻に取得したり、所定距
離走行する毎に取得したり、国境その他の行政区の境を
超える毎に取得することなどが考えられる。なお、経路
設定に反映することが最終的な目的であるため、経路設
定時(経路計算時)に必ず取得するようにしてもよい。
【0024】また、この取得タイミングは、請求項21
に示すように、ユーザが変更設定可能であると、なおよ
い。つまり、常に最新の情報を自動的に取得することが
好ましいとはいえ、それを30分毎に取得するのか好ま
しいのか2〜3時間毎に取得するので十分なのか、ある
いは1日毎で十分なのか、は個別の状況による。例えば
上述した冠水などについては、比較的短時間で状況が変
化することも考えられるため、降雨状態においてはユー
ザの判断によって情報の取得間隔を短くする、といった
対処が可能となる。
【0025】なお、請求項22に示すように、上述した
経路設定装置と、その経路設定装置によって設定された
経路に対する走行案内を行う案内手段とを備えたナビゲ
ーション装置として実現することもできる。さらに、上
述した経路設定に関する処理をコンピュータシステムに
て実現する機能は、例えば、コンピュータシステム側で
起動するプログラムとして備えることができる。このよ
うなプログラムの場合、例えば、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハード
ディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記
録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして
起動することにより用いることができる。この他、RO
MやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な
記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このR
OMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステ
ムに組み込んで用いても良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
【0027】図1は一実施例としてのナビゲーション装
置20の全体構成を示すブロック図である。本ナビゲー
ション装置20は、位置検出器22、地図データ入力器
24、操作スイッチ群26、リモコンセンサ27、表示
装置28、スピーカ30、外部メモリ32、通信装置3
4、電子制御装置(ECU)36を備えている。
【0028】前記位置検出器22は、周知のジャイロス
コープ38、車速センサ40、および衛星からの電波に
基づいて車両の位置を検出するGPSのためのGPS受
信機42を有している。これらのセンサ等38,40,
42は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数
のセンサにより各々補間しながら使用するように構成さ
れている。なお、精度によっては上述した内の一部で構
成してもよく、さらに、地磁気センサ、ステアリングの
回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0029】前記地図データ入力器24は、記録媒体に
格納された地図データを入力する。なお、地図データに
は、道路の接続状況を示すデータ(道路ネットワークデ
ータ)や、位置検出精度向上のためのマップマッチング
用データ等が含まれる。地図データが格納される記録媒
体としては、そのデータ量からCD−ROMやDVDを
用いるのが一般的であるが、メモリカード等の他の媒体
を用いても良い。
【0030】ところで、この道路ネットワークデータの
フォーマットには、リンク情報とノード情報、及びリン
ク間接続情報がある。リンク情報としては、リンクを特
定するための固有の番号である「リンクID」や、例え
ば高速道路、有料道路、一般道あるいは取付道等を識別
するための「リンククラス」や、リンクの「始端座標」
および「終端座標」や、リンクの長さを示す「リンク
長」等のリンク自体に関する情報がある。一方、ノード
情報としては、リンクを結ぶノード固有の番号である
「ノードID」や、交差点での右左折禁止や、信号機有
無等の情報がある。また、リンク間接続情報には、例え
ば一方通行等の理由で通行が可か不可かを示すデータ等
が設定されている。なお、同じリンクであっても、例え
ば一方通行の場合には、あるリンクからは通行可である
が別のリンクからは通行不可ということとなる。したが
って、あくまでリンク間の接続態様によって通行可や通
行不可が決定される。
【0031】前記操作スイッチ群26は、ナビゲーショ
ン装置20を操作するための各種スイッチから構成さ
れ、具体的には、表示装置28に表示させる表示内容を
切り替えるためのスイッチや、利用者が目的地までのル
ート(目的地経路)を設定するためのスイッチ等を含
む。なお、操作スイッチ群26を構成する各種スイッチ
としては、表示装置28と一体に構成されたタッチスイ
ッチを用いてもよく、またメカニカルなスイッチを用い
ても良い。
【0032】リモコンセンサ27は、利用者が各種指令
を入力するためのスイッチ等が設けられたリモコン27
aからの信号を入力するためのものであり、上述した操
作スイッチ群26を用いた場合と同様の指令を入力でき
るようになっている。表示装置28の表示画面には、位
置検出器22から入力された車両現在位置マークと、地
図データ入力器24より入力された地図データと、さら
に地図上に表示する誘導経路や設定地点の目印等の付加
データとを重ねて表示することができる。さらに、後述
するように、迂回経路と対応する現在経路に関する情報
(所要時間や経路距離等)も表示できる。
【0033】スピーカ30からは、音声にて走行案内を
ドライバーに報知することができるよう構成されてお
り、本実施例では、表示装置28による表示とスピーカ
30からの音声出力との両方で、ドライバーに走行案内
することができる。外部メモリ32は、電子制御装置3
6の設定した経路を記憶し、その記憶内容は図示しない
電源によってバックアップされるようになっている。
【0034】通信装置34は、情報センタ10から提供
される情報を受信し、また外部へ情報を送信するための
装置である。この通信装置34を介して外部から受け取
った情報は、電子制御装置36にて処理する。また、通
信装置34として利用される機器としては、移動体通信
機器である自動車電話や携帯電話等を用いてもよいし、
専用の受信機を用いてもよい。なお、情報センタ10か
ら提供される情報は、VICS(Vehicle Information
and Communication System)用の情報や後述する回避エ
リア情報などである。
【0035】電子制御装置36は通常のコンピュータと
して構成されており、内部には、周知のCPU、RO
M、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバス
ラインが備えられている。そして、位置検出器22、地
図データ入力器24、操作スイッチ群26、リモコンセ
ンサ27からの入力に応じて、表示装置28、スピーカ
30、外部メモリ32、通信装置34を制御し、経路設
定及び案内処理その他の処理を実行する。
【0036】ここで、情報センタ10の構成について簡
単に説明しておく。情報センタ10は、回避エリア情報
記憶装置11と、道路付近に取り付けられた各種センサ
S等から道路状態等の外部事象を収集する外部事象収集
装置12と、センタエリア内の道路地図と共に、各種規
制や外部事象収集装置12により収集された外部事象に
基づいて作成された各種交通情報が格納された道路ネッ
トワークデータ記憶装置14と、自動車電話や携帯電話
等の無線回線を介してナビゲーション装置20との通信
を行う通信装置16と、ナビゲーション装置20から受
信した位置データ(現在地及び目的地)、及び道路ネッ
トワークデータ記憶装置14に記憶された各種情報に基
づいて推奨経路の計算を行ったり、交通規制や渋滞等に
関する情報や回避エリア情報記憶装置11に記憶されて
いる回避エリア情報を通信装置16を介して送信したり
する制御の主体となる制御装置18とを備えている。
【0037】なお、外部事象収集装置12が収集する外
部事象に基づいて作成される交通情報には、渋滞地点や
渋滞区間等を表す渋滞情報、事故・故障車・路上の障害
物・工事・作業等を表す交通障害情報、通行止め・速度
規制・車線規制等の臨時規制とその原因(例えばマラソ
ン等の開催)等を含む交通規制情報、駐車場・サービス
エリア・パーキングエリアの満空車状況を知らせる駐車
場情報等が含まれている。
【0038】また、回避エリア情報記憶装置11に記憶
されている回避エリア情報は、現時点では必要ないが将
来的に通行を回避する必要が予想される地域又は地点に
関する情報である。つまり、上述の渋滞情報は、実際に
渋滞が生じていることを示す情報であるが、この回避エ
リア情報は、現時点では生じていないが将来的に生じる
と予想される事態を考慮したものである。また、渋滞の
ような交通状況に関する場合のみならず、例えば車両の
故障や事故、あるいは治安が悪く将来の乗員に対する安
全という観点から通行を回避した方がよい場合も含まれ
る。
【0039】この回避エリア情報についてさらに説明す
る。回避エリア情報は、現時点では必要ないが将来的に
通行を回避する必要が予想される地域又は地点に関する
情報であるため、何らかの推定が必要となる。例えば、
過去の交通状況を統計的に分析した結果として得ること
ができる。これは、例えば月〜金は何時〜何時ぐらいま
で渋滞の可能性が高い、といったことである。また、長
期休暇などによる帰省ラッシュあるいは初詣でなどのよ
うに特別なイベントがある場合にも、何時〜何時ぐらい
まで渋滞の可能性が高い、といったことも統計的に分か
る。また、例えばイベント(要人警護のためやマラソン
開催のため等)による交通規制などの影響で、規制対象
外の道路において渋滞が発生し易くなる場合もある。こ
れも統計的な観点から予想できるので、その情報を提供
してもよい。なお、上述した外部事象収集装置12が収
集した外部事象に基づいて作成される交通情報において
は、例えばマラソン等の開催によって交通規制がなされ
ることについての情報は得られる。しかし、その情報は
規制対象となっている道路についてのみである。そのた
め、交通規制対象の道路の近くの道路に関して、統計的
な観点から渋滞の発生予想をし、回避エリア情報とする
のである。
【0040】また、回避エリア情報を気象条件に基づい
て推定することも考えられる。降雨や降雪などによって
渋滞が発生する場合もあるので、気象条件を加味して渋
滞が予想される場合には、その情報を提供しても良い。
さらに、単に渋滞ではなく、大雨によって自動車が冠水
する可能性が高い状況や路面凍結によって追突事故など
の可能性が高くなる状況についても予想できるため、こ
のような情報を提供しても良い。なお、冠水に関して言
えば、自分が乗っている自動車が冠水し難い構造の場合
には、そのような冠水予想があっても通行すればよい
し、普通の乗用車の場合には、回避した方が無難であ
る。つまり、最終的な判断はユーザがすればよい。同様
に、路面凍結の場合も、自車がスパイクタイヤやスタッ
ドレスタイヤ、あるいはタイヤチェーンなどを装着して
いる場合には通行すればよいし、そうでなければ回避し
た方がよいと判定する。
【0041】なお、このような冠水や路面凍結に関して
は、ある程度広い地域が対象となる場合もあるし、狭い
局所的な地域(地点)が対象となる場合もある。例えば
交差点部分が周囲よりも低くなっており、その部分に水
がたまりやすい場合には、その交差点が回避対象の地点
となる。また、道路の一部が陥没しているような場合に
は、その部分が回避対象地点となる。道路の一部が陥没
している場合、例えば車高が低い車両の場合には車両底
面を損傷する危険性があるので、回避した方がよい地点
と考えられる。また、部分的に冠水や陥没が発生してい
る場合、それにつながる道路を含む比較的広い範囲を回
避対象エリアとすることもできる。したがって、回避エ
リア情報は、相対的に広い範囲を指す地域だけでなく、
相対的に狭い範囲を指す地点についても対象とする。
【0042】また、回避エリア情報を社会情勢に基づい
て推定することも考えられる。例えば、上述したように
治安上の観点から回避した方がよい地域の情報を提供す
る。恒常的に比較的治安が安定していない地域も存在す
るであろうし、犯罪事件や紛争などによって一時的に治
安が悪い状況になっていることも考えられる。この場
合、状況に応じて将来さらに治安が悪化することによっ
てその地域(地区)への進入を回避した方がよいと予想
される際には、回避の必要度合いは最高にしておくこと
が好ましい。特に外国に行ってそのような観点での地理
感がない場合には、この種の情報提供は有益であると考
えられる。
【0043】また、回避エリア情報を自然災害の発生の
可能性に基づいて推定することも考えられる。例えば、
地震の発生する可能性が高い場合などである。特に、余
震に関しては「何日以内に発生する可能性がある」とい
う情報が地震研究をしている所あるいは当局から情報と
して得られるので、対象地域を特定して情報を提供する
ことは有効である。また、火山の爆発などについても同
様の考え方ができる。台風は、上記気象条件に基づくも
ので対処できる。
【0044】このような各種原因によって生じるため、
回避エリア情報には、回避対象となる地域又は地点の情
報に加えて、「回避が必要な理由」、「回避の必要度合
い」、「回避が必要な時期」を含めてある。ここで、回
避対象となる地域又は地点の定義方法について説明す
る。まず、地点については緯度xと経度yによる座標
(x,y)で特定すればよい。また、地域に関しては種
々考えられるので、図4にその例を示す。
【0045】図4(a)に示す場合は、正方形領域で規
定することとし、その正方形領域の中心座標(x,y)
と、中心座標から各辺までの距離Lを定める。これによ
って1辺2Lの正方形領域が規定される。また図4
(b)に示す場合は、2つの座標(x1,y1)、
(x2,y2)を対角頂点とする長方形領域として指定し
ている。また図4(c)に示す場合は、中心座標(x,
y)と半径Rで規定される円領域として指定している。
また、複数点の座標を指定し、複雑な形状を規定しても
よい。例えば図4(d)に示すように、それら複数点を
結ぶポリゴン図形領域として規定することが考えられ
る。それ以外にも、複数点を曲線で結んだ領域として規
定してもよい。
【0046】また、「回避が必要な理由」については、
例えば渋滞、冠水、路面凍結、治安悪化、悪路といった
理由が考えられる。なお、更に詳しい理由まで含めても
良い。例えば、ラッシュアワーによる渋滞、イベント開
催に伴う道路規制による渋滞と区別したり、紛争のため
治安悪化、事件発生のため治安悪化と区別することなど
が考えられる。また、悪路に関しては、降雨の後に生じ
るどろ道や、砂利道、起伏が激しい道路といった区別が
考えられる。
【0047】また、「回避の必要度合い」については、
渋滞の度合いに基づき、すなわち所要時間の観点から決
定する場合と、安全面重視の観点から決定する場合が考
えられる。前者の場合であれば、渋滞の程度を考慮し
て、大渋滞が予想される場合には必要度合いを高くし、
そうでもない場合は必要度合いを低くする。また、治安
悪化など安全面に関する理由による場合は、必要度合い
を高くしておいた方がよいと考えられる。
【0048】また、「回避が必要な時期」については、
開始時期だけ予想できる場合もあるし、開始及び終了時
期が予想できる場合もある。マラソンのようにイベント
の開催期間がある程度決まっている場合には、それに伴
う周辺道路の渋滞に関しても、発生期間が予想できるか
らである。もちろん、紛争による治安悪化などを理由と
する場合には、その終了時期は不定となることが多いと
考えられる。
【0049】ナビゲーション装置20は、このような回
避エリア情報などを、操作スイッチ群26あるいはリモ
コン17aによるユーザの操作指示に応じて又は自動的
に情報センタ10から取得する。そして、その情報を、
操作スイッチ群26あるいはリモコン17aによるユー
ザの操作指示に応じて又は受信する毎に自動的に表示装
置28に表示し、操作スイッチ群26あるいはリモコン
17aによるユーザの操作指示に応じて又は自動的に登
録する。そして、経路が設定されている場合には、登録
された回避エリア情報を考慮し、ユーザの操作に応じて
又は自動的に経路を再度計算したりする。
【0050】次に、ナビゲーション装置20の電子制御
装置36にて実行される回避エリア情報の取得・登録に
関する処理内容について、図2及び図3のフローチャー
トを参照して説明する。なお、本処理は、例えば表示装
置28にメニュー画面が表示されている状態で、ユーザ
が操作スイッチ群26あるいはリモコン17aを操作
し、回避エリア情報取得・登録モードが選択された場合
に実行する処理である。
【0051】本モードが選択されると、表示装置28に
設定画面を表示する(S10)。そして、ユーザによる
回避エリア情報取得スイッチの操作がなされたか否かを
判断し(S20)、その取得スイッチが操作されると
(S20:YES)、通信装置34を介して情報センタ
10と通信を行い、回避エリア情報を取得する(S3
0)。情報センタ10との通信が成功しなかった場合に
は(S40:NO)、その旨を示すエラーメッセージを
表示装置28に表示し(S60)、S10へ戻る。一
方、情報センタ10との通信が成功した場合であっても
(S40:YES)、回避エリア情報がない場合も考え
られるので、回避エリア情報がなければ(S50:N
O)、その旨を示すメッセージを表示装置28に表示し
(S70)、S10へ戻る。
【0052】そして、回避エリア情報があれば(S5
0:YES)、図3のS80の処理へ移行する。このS
80では、自動登録設定がオンとなっているか否かを判
断する。情報センタ10から取得した回避エリア情報に
関しては、自動的に登録する設定(自動登録設定オン)
にもできるし、また個別に登録する設定(自動登録設定
オフ)にもできる。この設定オン・オフはユーザが選択
できるようにされており、例えばS10に示した回避エ
リア情報取得・登録モードの設定画面が表示されている
状態で、本自動登録設定をオンするかオフするかを指示
できるようになっている。
【0053】自動登録設定がオンとなっている場合には
(S80:YES)、取得した回避エリア情報を表示す
る設定がオンとなっているか否かを判断する(S9
0)。これは、情報センタ10から取得した回避エリア
情報をユーザに対して確認させる意味で表示装置28に
表示してから自動登録する設定(表示設定オン)となっ
ているか、また表示装置28に表示せずに自動登録する
設定(表示設定オフ)となっているかを判断する。この
表示設定のオン・オフもユーザが選択できるようにされ
ており、その設定手法は、例えば上述の自動登録設定の
オン・オフと同様である。
【0054】取得した回避エリア情報を表示する設定が
オフとなっている場合には(S90:NO)、そのまま
回避エリア情報を登録する(S100)。なお、このよ
うに登録された回避エリア情報は、経路計算に際して考
慮されることとなる。一方、取得した回避エリア情報を
表示する設定がオンとなっている場合には(S90:Y
ES)、表示装置28を用いて、その回避エリアが含ま
れる範囲の縮尺に変更した地図画面上に、取得した回避
エリア情報を表示する(S110)。
【0055】なお、現在、地図表示を行っている場合、
縮尺を変えないで地図画面上に回避エリア情報を表示さ
せることも可能である。但し、取得した回避エリア情報
が現在の表示地図内には存在しない位置である場合に
は、その回避エリア情報が含まれる地域の地図を回避エ
リア情報と共に変更して表示すればよい。この場合、回
避エリアが広範囲であれば一部分の表示でも構わない。
もちろん回避エリア全体が入る広域の地図表示を行って
も良い。
【0056】この回避エリア情報の表示に関して、図5
を参照して説明する。上述したように、回避エリア情報
には、回避対象となる地域又は地点の情報、回避が必要
な理由、回避の必要度合い、回避が必要な時期が含めら
れているので、それらについて文字で表示する。また、
回避対象となる地域又は地点については、地図画面上で
該当地域又は地点が判別(識別)可能なように、例えば
破線で囲むあるいは点滅させるなどして表示する。こう
することでユーザが直感的に分かり易くなる。なお、回
避対象となる地域又は地点に関しては、例えば「愛知県
刈谷市昭和町付近」というように住所を基準にした表現
が考えられる。それ以外にも「……交差点付近」、「…
…橋付近」、「……ビル付近」などといった表現や「○
△道」という表現でもよい。また、回避が必要な理由に
ついては、上述した通り、例えば渋滞、冠水、路面凍
結、治安悪化、悪路と表現してもよいし、更に詳しい理
由まで含めて、ラッシュアワーによる渋滞、マラソン開
催に伴う渋滞、紛争のため治安悪化、事件発生のため治
安悪化などど表現してもよい。また、「回避の必要度合
い」については、例えば1〜5のように数値化した表現
でもよいし、高・中・低といった抽象的なレベル表現で
あってもよい。また、回避が必要な時期については、開
始及び終了時期の内、予想できるもののみ表示し、いず
れも予想できない場合は「不定」などと表現すればよ
い。
【0057】このように取得した回避エリア情報を表示
した後、例えば「登録します」というメッセージを画面
上に表示し、回避エリアを登録する(S120)。S1
00あるいはS120にて回避エリアが登録された後
は、S150へ移行する。上述のS90〜S120は、
自動登録設定がオンの場合の処理であったが、自動登録
設定がオフとなっている場合には(S80:NO)、S
110と同様、地図画面上に、取得した回避エリア情報
を表示すると共に、さらに図5に示すような「登録す
る」スイッチ及び「登録しない」スイッチを表示する
(S130)。したがって、ユーザは画面表示を見て回
避エリア情報の内容を確認し、個別に登録するかしない
かを判断して指示できる。「登録する」スイッチが操作
された場合には(S140:登録する)、S120へ移
行し、「登録します」というメッセージを画面上に表示
して回避エリアを登録してから、S150へ移行する。
一方、「登録しない」スイッチが操作された場合には
(S140:登録しない)、そのままS150へ移行す
る。
【0058】S150では、取得した回避エリア情報を
全て処理したか否かを判断し、処理していない場合には
(S150:NO)、S80へ戻る。一方、全て処理し
た場合には(S150:YES)、1件以上登録されて
いるか否かを判断する(S160)。個別に登録するか
しないかを判断する場合には、1件も登録されていない
可能性があるからである。1件も登録されていない場合
には(S160:NO)、S10へ戻る。一方、1件以
上登録されている場合には(S160:YES)、既に
設定されている経路が存在するか否かを判断する(S1
70)。
【0059】経路が存在する場合には(S170:YE
S)、回避エリア情報をその経路に反映させるため、登
録した回避エリア情報を考慮して経路を再計算する(S
180)。そして、その再計算した経路に基づく案内を
開始して(S190)、本処理を終了する。なお、経路
が存在していても、例えば経路が回避エリアを通らない
など、回避エリア情報が当該経路と無関係な状態であれ
ば、経路の再計算の必要はない。このような取得・登録
した回避エリア情報と設定されている経路との関係を判
断して再計算の要否を決定する機能を、電子制御装置3
6が備えるとよい。
【0060】一方、経路が存在しない場合には(S17
0:NO)、S10へ戻る。なお、図示していないが、
このように登録された回避エリア情報は、その後に経路
計算する際には当然ながら考慮されることとなる。ここ
で、S180での回避エリア情報の考慮の仕方について
説明する。
【0061】本実施例の場合には経路計算に際してダ
イクストラ法によるコスト計算を用いているので、該当
地域に含まれるリンクあるいは該当地点を含むリンクに
ついての経路コストを通常よりも大きくすることで、そ
のリンクが再設定する経路に含まれにくくする。どの程
度含まれにくくするかについては、例えば回避レベルに
応じ、回避の必要性が高いほど含まれにくくする。特
に、紛争あるいは事件発生のために治安の悪化が予想さ
れるエリアに対しては回避レベルを最も高く設定するこ
とが好ましいと考えられる。したがって、そのように最
も高い回避レベルが設定されている場合には、該当する
リンクが再設定する経路にほとんど含まれないようにす
ることが好ましい。
【0062】また、登録されている回避エリア情報に
ついて、その全てを考慮することが不適切な場合もある
ため、次のようにして、考慮する回避エリア情報を抽出
することも有効である。例えば、ユーザが指示したレベ
ル以上の必要度合いを持つ回避エリア情報のみを考慮す
る。例えばS10に示した回避エリア情報取得・登録モ
ードの設定画面が表示されている状態で、経路設定に際
して考慮すべき回避エリア情報の回避の必要度合いをユ
ーザが指示できるようにしておく。必要度合いが5段階
の設定されている場合、例えば回避の必要度合いが上位
2レベルであれば経路計算に際して、経路コストアップ
の処理をする、といった具合である。また、回避が必要
な時期については、その時期に回避対象地域又は地点に
車両が存在する可能性がある場合に限り、その回避エリ
ア情報を考慮するといった対処が考えられる。さらに、
ユーザが指示した地理的範囲内の回避エリア情報のみを
考慮することが考えられる。この場合、例えば現在周辺
のみ、現在地を中心とした所定範囲(例えば距離を指定
する。)、経路が設定されている場合には経路周辺、と
いった範囲が考えられる。これらの指示も操作スイッチ
群26及びリモコン27aを介して行う。
【0063】なお、本実施例では、位置検出器22及び
電子制御装置36が位置特定手段に相当し、通信装置3
4が通信手段に相当する。また、電子制御装置36が経
路設定手段及び縮尺変更手段に相当し、表示装置28が
表示手段及び報知手段に相当する。また、操作スイッチ
群26及びリモコン27aが登録指示手段、情報取得指
示手段、配信情報種類指示手段及び表示情報種類指示手
段に相当し、表示装置28、スピーカ30、電子制御装
置36が案内手段に相当する。また、上述した回避エリ
ア情報の考慮の仕方についてのの場合には、操作スイ
ッチ群26及びリモコン27aが回避レベル指示手段、
登録範囲指示手段に相当する。
【0064】このように本実施例のナビゲーション装置
20によれば、情報センタ10から取得した回避エリア
情報を加味した経路設定ができるため、ユーザ自身は認
識していないが、将来的に通行を回避する必要が予想さ
れる地域(地区)又は地点についても考慮した適切な経
路設定ができる。つまり、現時点で渋滞などが生じてい
る場合に対応するような従来技術では、渋滞が将来的に
発生すると予想される場合には対応できないが、本実施
例の場合には、情報センタ10において、統計的に渋滞
が発生する可能性が高い地域及び時間帯の情報を蓄積し
ておき、それを回避エリア情報として提供してもらえる
ため、初めて通行する場所であっても、予め渋滞が発生
する可能性の高い地域を回避した経路設定が可能とな
る。また、渋滞などの場合には所要時間が長くなるだけ
であるが、例えば紛争などにより治安が悪化すると予想
されるエリアに対しては、身体の安全面からも是非回避
すべきである。したがって、そのような原因の場合には
回避レベルを最高にした回避エリア情報を取得すること
で、経路中に該当するエリアが入らないようにすること
ができる。なお、このような紛争などに関しては、常時
生活している近辺で発生する場合はユーザ自身が知って
いることも多いと考えられるが、例えば外国に行って初
めて走行する場合には、そのような事態をユーザ自身が
知らないことも多い。したがって、このように情報セン
タ10から回避エリア情報を取得できることは非常に有
効である。
【0065】また、全ての回避エリア情報を一律に経路
計算に考慮することが不適切な場合もあるため、本実施
例の場合には、取得した回避エリア情報を登録するか否
かをユーザが個別に判断できるようにもされている。そ
の判断のために、回避対象の地域や地点以外に、回避が
必要な理由、回避の必要度合い、回避が必要な時期など
が表示装置28に表示されるので、ユーザはその内容を
見て判断できる。
【0066】[別実施例] (1)上記実施例では、S180にて経路再計算の際に
考慮する回避エリア情報を、ユーザが指示した条件にて
抽出できるようにしたが、例えば回避エリア情報を情報
センタ10から取得する際に抽出するようにしてもよ
い。その際の条件については、地域による選択や、回避
が必要な理由による選択、回避が必要な度合いによる選
択、回避が必要な時期による選択などが考えられる。つ
まり、予め自車位置を中心とした所定範囲の回避エリア
情報のみを取得するようにしたり、所定の理由による回
避エリア情報のみを取得するようにしたり、所定レベル
以上の回避必要度合いを持つ回避エリア情報のみを取得
するように設定したりする。また、指定した時期と回避
が必要な時期が重なるような回避エリア情報のみを取得
するような設定も考えられる。この場合の条件設定は、
操作スイッチ群26及びリモコン27aを用いて行えば
よい。このようにユーザが必要な情報に絞って通信でき
れば、通信に要する時間の短縮になり、コスト面(通信
費)でも有利である。
【0067】(2)上記実施例では、ユーザからの指示
があった場合に回避エリア情報を取得するようにした。
この手法の場合には、ユーザが必要だと思った任意のタ
イミングで取得できるメリットがあるが、ユーザが必要
性を感じない場合や、取得すること自体を忘れていると
回避エリア情報が反映されない。回避エリア情報は、将
来的に通行を回避する必要が予想される地域又は地点に
関する情報であり、基本的には時々刻々と変化するもの
であるため、ユーザが予測できない可能性が高い。そこ
で、予め設定された取得タイミングにおいて自動的に取
得して、常に最新の情報を自動的に取得するようにして
もよい。
【0068】この場合には、図2に示す処理に代えて図
6の処理を行えばよい。図2の場合には、回避エリア情
報取得・登録モードが選択されて択され、設定画面が表
示装置28に表示されている状態(S10)で、ユーザ
による回避エリア情報取得スイッチの操作がなされた場
合に(S20:YES)、回避エリア情報を取得した
(S30)。それに対して、本別実施例の場合には、ど
のようなモードが選択されていても(つまりどのような
画面表示であっても)、実行されるものであり、回避エ
リア情報の自動取得タイミングであるか否かを常時判断
している(S210)。そして、自動取得タイミングに
なった場合には(S210:YES)、S220以降の
処理を行う。なお、図6に示すS220〜S260の処
理は、それぞれ図2に示すS30〜S70の処理と同じ
なので説明は省略する。また、S240の処理後は、図
3のS80へ移行し、図3に示す各処理を実行する。つ
まり、その時点での画面表示を一時中断するか、あるい
はその画面上に別の窓(情報ウインドウ)として、回避
エリア情報を表示することとなる。
【0069】なお、S210での自動取得タイミング
は、例えば所定時間間隔で取得したり、所定の時刻に取
得したり、所定距離走行する毎に取得したり、国境その
他の行政区の境を超える毎に取得することなどが考えら
れる。この所定時間や所定時刻あるいは所定距離に関し
ては、ユーザが変更設定できるようにしておくことが好
ましい。また、取得した回避エリア情報は、最終的には
経路計算に際して考慮するため、経路計算が必要になる
場合には、必ず取得するようにしてもよい。
【0070】[その他] (a)上記実施例では、モード選択や取得した回避エリ
ア情報を登録する/しないについての指示を、ユーザが
操作スイッチ群26及びリモコン27aを操作すること
で行うようにしたが、例えば音声入力により選択できる
ようにしてもよい。もちろん、経路計算に考慮する対象
となる回避エリア情報を抽出するための条件や、取得す
る回避エリア情報の条件を設定する際にも、このような
音声入力を用いてもよい。
【0071】(b)また、上記実施例では、回避エリア
情報を表示装置28に表示していたが、例えばスピーカ
30を介して音声により報知してもよい。但し、図5に
例示したように、情報内容が多いことと、地域や地点に
関する情報であるため、視覚を通じた直感的な報知が効
果的であると考えられる。したがって、音声による報知
も併用しても良いが、表示装置28による表示は実行し
た方が好ましい。
【0072】また、情報を取得したタイミングでビープ
音などでユーザに知らせるようにしてもよい。こうする
ことでユーザに最新の情報の入手を遅滞なく報知するこ
とができる。 (c)上記実施例では、GPS受信機2,ジャイロスコ
ープ6,距離センサ8等からなる位置検出部10にて検
出されるデータに基づき、制御部30が、車両現在位置
の誤差を補間しながら車両現在位置を特定した。したが
って、上述したように、位置検出部10及び制御部30
が「位置特定手段」に相当するが、位置特定手段として
成立するためには、必ずしも位置検出部10が必要なわ
けではない。例えば、路側ビーコンなどから位置情報を
取得し、それに基づいて現在位置を特定するようにして
もよい。また、携帯電話やPHS等の位置特定ができる
機能によって現在地を特定するようにしてもよい。
【0073】(d)また、上記実施例では回避エリア情
報を主に自動車電話や携帯電話を用いて通信するように
しているが、これら以外に、道路に沿って設けられた情
報送受信機などを利用した通信手法も採用可能である。
その場合は、車両がこの情報送受信機付近若しくは直下
を走行した際に回避エリア情報を受信するようにすれば
よい。このようにすれば、より確実に通信可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのナビゲーション装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の電子制御装置が実行する回避エリア情
報の取得・登録に関する処理の前半を示すフローチャー
トである。
【図3】実施例の電子制御装置が実行する回避エリア情
報の取得・登録に関する処理の後半を示すフローチャー
トである。
【図4】回避対象となる地域又は地点の定義方法の説明
図である。
【図5】取得した回避エリア情報の表示装置への表示例
の説明図である。
【図6】回避エリア情報の取得・登録に関する別実施例
の処理の前半を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…情報センタ、11…回避エリア情報記憶装置、1
2…外部事象収集装置、14…道路ネットワークデータ
記憶装置、16…通信装置、18…制御装置、20…ナ
ビゲーション装置、22…位置検出器、24…地図デー
タ入力器、26…操作スイッチ群、27…音声認識ユニ
ット、28…表示装置、30…スピーカ、31…カレン
ダクロック、32…外部メモリ、34…通信装置、36
…電子制御装置、38…ジャイロスコープ、40…車速
センサ、42…GPS受信機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB22 HB25 HC08 HC14 HC15 HC24 HC27 HC31 HC38 HD03 HD04 HD16 HD23 HD30 2F029 AA02 AB07 AB09 AB13 AC02 AC14 5H180 AA01 BB04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF32

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路地図を表示する表示手段と、 将来的に通行を回避する必要が予想される地域又は地点
    に関する情報である回避エリア情報を配信する情報セン
    タとの間で、無線回線を介してデータ通信を行う通信手
    段と、 前記通信手段を介して前記情報センタから受信した前記
    回避エリア情報を、前記表示手段に前記道路地図と共に
    表示することを備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報表示装置において、 前記表示手段に表示する道路地図の縮尺を変更する縮尺
    変更手段を備え、 前記縮尺変更手段は、前記受信した前記回避エリア情報
    を全て含む縮尺となるよう前記道路地図の縮尺を変更
    し、前記表示手段に前記道路地図及び前記回避エリア情
    報を表示することを特徴とする情報表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の情報表示装置におい
    て、 前記回避エリア情報には、回避が必要な理由、回避の必
    要度合い、回避が必要な時期の内の少なくともいずれか
    が含まれていることを特徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか記載の情報表示装
    置において、 前記情報センタから自装置へ配信される前記回避エリア
    情報の種類を使用者が指示するための配信情報種類指示
    手段を備え、 前記通信手段は、前記配信情報種類指示手段によって指
    示された種類の前記回避エリア情報のみを配信するよう
    前記情報センタへ要求することを特徴とする情報表示装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか記載の情報表示装
    置において、 前記表示手段へ表示する回避エリア情報の種類を使用者
    が指示するための表示情報種類指示手段を備え、 前記通信手段を介して前記情報センタから受信した前記
    回避エリア情報の内、前記表示情報種類指示手段によっ
    て指示された種類の前記回避エリア情報のみを前記表示
    手段に表示することを特徴とする情報表示装置。
  6. 【請求項6】移動体の現在位置を特定する位置特定手段
    と、 将来的に通行を回避する必要が予想される地域又は地点
    に関する情報である回避エリア情報を配信する情報セン
    タとの間で、無線回線を介してデータ通信を行う通信手
    段と、 前記通信手段を介して前記情報センタから受信した前記
    回避エリア情報を考慮して、前記位置特定手段にて特定
    した現在位置から目的地までの経路を設定する経路設定
    手段とを備えることを特徴とする経路設定装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の経路設定装置において、 前記情報センタから受信した前記回避エリア情報を報知
    するための報知手段を備えていることを特徴とする経路
    設定装置。
  8. 【請求項8】請求項6又は7記載の経路設定装置におい
    て、 前記回避エリア情報には、回避が必要な理由も含まれて
    いることを特徴とする経路設定装置。
  9. 【請求項9】請求項6〜8のいずれか記載の経路設定装
    置において、 前記回避エリア情報には、回避の必要度合いも含まれて
    いることを特徴とする経路設定装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の経路設定装置において、 経路設定に際して考慮すべき前記回避エリア情報の回避
    の必要度合いを使用者が指示するための回避レベル指示
    手段を備え、 前記経路設定手段は、経路設定に際して、前記回避レベ
    ル指示手段によって指示されたレベル以上の回避必要度
    合いを有する回避エリア情報のみを考慮することを特徴
    とする経路設定装置。
  11. 【請求項11】請求項6〜10のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報には、回避が必要な時期も含まれて
    いることを特徴とする経路設定装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の経路設定装置におい
    て、 前記経路設定手段は、経路設定に際して、前記回避エリ
    ア情報に含まれる回避が必要な時期に回避対象地域又は
    地点に前記移動体が存在する可能性がある場合に限り、
    その回避エリア情報を考慮することを特徴とする経路設
    定装置。
  13. 【請求項13】請求項6〜12のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報を登録する地理的範囲を使用者が指
    示するための登録範囲指示手段を備え、 前記経路設定手段は、前記情報センタから受信した前記
    回避エリア情報の内、前記登録指示手段によって登録が
    指示された地理的範囲内の回避エリア情報のみを考慮す
    ることを特徴とする経路設定装置。
  14. 【請求項14】請求項6〜13のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報を登録するか否かを使用者が指示す
    るための登録指示手段を備え、 前記経路設定手段は、前記情報センタから受信した前記
    回避エリア情報の内、前記登録指示手段によって登録が
    指示された回避エリア情報のみを考慮することを特徴と
    する経路設定装置。
  15. 【請求項15】請求項6〜14のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報は、過去の交通状況を統計的に分析
    した結果として得たものであることを特徴とする経路設
    定装置。
  16. 【請求項16】請求項6〜14のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報は、気象条件に基づいて推定したも
    のであることを特徴とする経路設定装置。
  17. 【請求項17】請求項6〜14のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報は、社会情勢に基づいて推定したも
    のであることを特徴とする経路設定装置。
  18. 【請求項18】請求項6〜14のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報は、自然災害の発生の可能性に基づ
    いて推定したものであることを特徴とする経路設定装
    置。
  19. 【請求項19】請求項6〜18のいずれか記載の経路設
    定装置において、 前記回避エリア情報の前記情報センタからの取得を使用
    者が指示するための情報取得指示手段を備え、 その情報取得指示手段を介して取得指示がなされた場合
    に、前記情報センタから前記回避エリア情報を取得する
    ことを特徴とする経路設定装置。
  20. 【請求項20】請求項6〜19のいずれか記載の経路設
    定装置において、 予め設定された取得タイミングに、前記情報センタから
    前記回避エリア情報を取得することを特徴とする経路設
    定装置。
  21. 【請求項21】請求項20記載の経路設定装置におい
    て、 前記取得タイミングは、使用者が変更設定可能であるこ
    とを特徴とする経路設定装置。
  22. 【請求項22】請求項6〜21のいずれか記載の経路設
    定装置と、その経路設定装置によって設定された経路に
    対する走行案内を行う案内手段とを備えたことを特徴と
    するナビゲーション装置。
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