JPH10154799A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10154799A
JPH10154799A JP8310354A JP31035496A JPH10154799A JP H10154799 A JPH10154799 A JP H10154799A JP 8310354 A JP8310354 A JP 8310354A JP 31035496 A JP31035496 A JP 31035496A JP H10154799 A JPH10154799 A JP H10154799A
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silicon
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gate
layer
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直記 笠井
Hiromitsu Namita
博光 波田
Hidemitsu Mori
秀光 森
Toru Tatsumi
徹 辰巳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストレージノードコンタクトやビット線コン
タクトの座となるシリコン成長層をゲート電極上に乗り
上げるように形成しても、シリコン成長層同志が素子分
離絶縁上で短絡することのないようにする。 【構成】 主面が(100)面のシリコン基板101に
溝型の素子分離絶縁膜102を形成し、ゲート上絶縁膜
106付きのゲート電極105を形成し、ゲート側壁絶
縁膜107を形成する。(100)面上にのみ成長する
条件で第1のシリコン成長層109を形成し、等方性の
成長条件で第2のシリコン成長層110を形成する。第
1層間絶縁膜112を形成し、ストレージノードコンタ
クト113を開口する。その後、蓄積電極、容量絶縁
膜、プレート電極を形成する。更に第2層間絶縁膜を形
成し、ビット線コンタクトを開口し、ビット線を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、半導体基板表面に形成された拡散層と、絶
縁膜を介して形成された導電体層とを接続するための接
続導体層を形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化による集積密度の向
上によって、たとえばダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(DRAM)は、3年に4倍の記憶容量の増
加が実現されている。素子寸法が微細化されることによ
ってメモリセル面積が縮小されてきたが、縮小されたセ
ル面積に情報(電荷)を蓄積するためのキャパシタの蓄
積容量値を十分な大きさに確保することで、上述の集積
度の向上が達成されてきた。集積度が向上できるメモリ
セルの構造として、スイッチングトランジスタの上部に
キャパシタが形成される積層型メモリセルが広く用いら
れている。積層型メモリセルの占有面積を更に縮小する
際に、スイッチングトランジスタのソース・ドレインと
なる拡散層とビット線あるいはキャパシタの一方の電極
であるストレージノード電極とを接続する微細なコンタ
クトをトランジスタのゲート電極でもあるワード線とシ
ョートすることなく形成することが問題となる。
【0003】このような微細なコンタクトに関する課題
を解決する従来例として、例えば特開平3−49259
号公報の「半導体記憶装置およびその製造方法」によ
り、接続導体層としてソース・ドレイン領域上に選択エ
ピタキシャル成長層を用いることが提案されている。図
28は、同公報にて提案された半導体記憶装置の構造お
よび製造方法を説明するための図であって、図28
(a)は平面図、図28(b)、(c)および(d)は
それぞれ図28(a)のA−A′線、B−B′線および
C−C′線での断面図である。図28に示すように、比
抵抗5Ω・cmのp型シリコン基板301内に通常のL
OCOS(シリコン選択酸化)法により素子分離絶縁膜
302およびパンチスルーストッパ用のp- 型拡散層3
03を形成する。
【0004】次に、900℃、10分の熱酸化を行うこ
とにより膜厚10nmの酸化シリコン層からなるゲート
絶縁膜304を形成した後、700℃のSiH2 Cl2
雰囲気でのCVD法により膜厚300nmの多結晶シリ
コン層を堆積し、900℃で5分のリン拡散を行う。さ
らにCVD法により50〜300nmの酸化シリコン膜
を堆積し、フォトリソグラフィ技術および反応性イオン
エッチングにより酸化シリコン膜および多結晶シリコン
層をパターニングしてゲート上絶縁膜306およびゲー
ト電極305を形成する。
【0005】そして、このゲート電極305をマスクと
してリンまたはヒ素のイオン注入を40keV、1×1
14/cm2 の条件で行い、n- 拡散層308を形成す
る。この後、CVD法により50〜150nm程度の酸
化シリコン膜を堆積した後、反応性イオンエッチングに
より、このゲート電極305およびゲート上絶縁膜30
6の側壁のみに残留せしめ、ゲート側壁絶縁膜307と
する。そして、選択エピタキシャル成長法によりシリコ
ン基板上にシリコンを成長させて、シリコン成長層30
9をゲート上絶縁膜306の上に乗り上げるように形成
した後、ゲート電極305をマスクとしてたとえばリン
またはヒ素のイオン注入(50keV、1×1015/c
2 )を行い、ソース・ドレイン領域としてのn+ 拡散
層310を形成する。そして、基板表面全体に膜厚30
0nm程度の酸化シリコン膜からなる第1層間絶縁膜3
11を形成する。
【0006】このようにしてMOSFETを形成した
後、フォトリソグラフィ技術および反応性イオンエッチ
ングにより、ストレージノードコンタクト312を開口
する。ここで、シリコン成長層309はゲート上絶縁膜
306の上に乗り上げるように形成されているため、ス
トレージノードコンタクト312の開口においてゲート
電極との目合わせ余裕が大きくなり、ゲート電極305
に達するようにエッチングされることはない。この後、
700℃のSiH2 Cl2 雰囲を用いたCVD法によ
り、基板表面全体に膜厚50〜400nmの多結晶シリ
コン膜を堆積し、900℃で50分のリン拡散を行った
後、フォトリソグラフィ技術および反応性イオンエッチ
ングによりストレージノード電極313を形成する。
【0007】次に、CVD法により、基板表面全体に膜
厚10nmの窒化シリコン膜を堆積し、950℃の水蒸
気雰囲気中で30分程度酸化することにより酸化シリコ
ン膜と窒化シリコン膜との2層構造のキャパシタ絶縁膜
314を形成し、さらに全面に多結晶シリコン膜を堆積
しドーピングをした後、フォトリソグラフィ技術および
反応性イオンエッチングにより、パターニングしてプレ
ート電極315を形成する。次に、全面に酸化シリコン
膜およびBPSG膜を600nm堆積し、900℃80
分のBPSGメルト工程を行って第2層間絶縁膜316
を形成し、ビット線コンタクト317をフォトリソグラ
フィ技術および反応性イオンエッチングにより開口す
る。
【0008】そして最後に、多結晶シリコン層またはポ
リサイドあるいはアルミニウム層を全面に堆積し、さら
にフォトリソグラフィ技術および反応性イオンエッチン
グ法あるいは等方性エッチング法(CDE法など)によ
り、パターニングしてビット線318を形成した後、第
3層間絶縁膜319としての酸化シリコン膜を形成し
て、図28に示すメモリセル部の基本構造が完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】通常、選択エピタキシ
ャル成長法によるシリコン成長層は高さ方向にのみ成長
するだけでなく、横方向にも成長し広がる。上述のよう
に、シリコン成長層309をゲート上絶縁膜306上に
乗り上げるように形成するとき、図28(b)の断面図
では、ゲート上絶縁膜306の高さまではゲート電極3
05およびその側面に形成されたゲート側面絶縁膜30
7によってシリコン成長層309の横方向への成長は防
がれ、ゲート上絶縁膜306の高さまで成長した後に横
方向にも成長して乗り上げることができる。一方、図2
8(d)の断面図では、横方向にゲート電極306がな
いため、シリコン成長層309の成長初期から素子分離
絶縁膜302上へ横方向成長する。すなわち、シリコン
成長層309の膜厚が素子分離絶縁膜302によって画
定された素子分離幅の1/2を越えると、シリコン成長
層309どうしがショートしてしまうことが考えられ
る。即ち、ショートを防ぐためには、素子分離絶縁膜の
幅を広くするか、あるいはシリコン成長層309の成長
膜厚を制限しなければならず、その結果、素子分離領域
の微細化が妨げられたり、あるいは素子が微細化される
とシリコン成長層をゲート上絶縁膜306の上に乗り上
げることができないという問題を生じる。
【0010】上記公報には、「シリコン成長層をゲート
上絶縁膜上に乗り上げるように形成した場合ショートす
ることが考えられるが、この場合、A−A′方向のスト
ライプ状パターンで容易に成長層どうしのショートをエ
ッチングすることにより防ぐことができる。」とある。
しかし、ショートをエッチングするには素子分離絶縁膜
上で行わなければならないところ、素子が微細化される
とショートをエッチングするためのストライプパターン
と素子分離領域との合わせ余裕は少なくなるため、スト
ライプパターンの目合わせズレによって拡散層上の成長
層までエッチングしてしまう可能性が高くなる。また、
ショートをエッチングする工程を設けることは、本来選
択成長によって自己整合的にシリコン成長層を形成する
という一つの利点の放棄し、新たなマスクパターンの形
成とエッチング工程を必要とすることを意味しており、
製造工程数の増加をもたらすという欠点もある。而し
て、近年では、微細化のためにおよび段差を軽減するた
めに素子分離絶縁膜をシリコン基板内に埋め込む溝型分
離方式が採用されることが多くなってきているがこの場
合には、シリコン成長層のショートは一層起こりやすく
なる。
【0011】したがって、本発明の解決すべき課題は、
素子が微細化された半導体装置の製造方法において、シ
リコン成長層をゲート上絶縁膜上に乗り上げて形成して
も、そして素子分離絶縁膜を半導体基板内に埋め込んで
形成しても、素子分離領域上でのシリコン成長層のショ
ートを防ぐことができるようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題
は、 素子分離絶縁膜によって画定された素子領域上に、
ゲート絶縁膜を介してゲート上絶縁膜を有するゲート電
極を形成し、 ゲート電極およびゲート上絶縁膜の側面に、ゲート
側壁絶縁膜を形成し、 素子領域上に、シリコン基板に垂直な方向にのみシ
リコンがエピタキシャル成長する条件により、第1のシ
リコン成長層を形成し、 前記第1のシリコン成長層上に、等方的にシリコン
がエピタキシャル成長する条件により、第2のシリコン
成長層を形成、することにより解決することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置の製造方法
は、(1)第1の結晶面方位を主面とする第1導電型シ
リコン基板の主表面の所望の領域に、素子分離絶縁膜
を、素子分離領域を画定する素子分離パターンを構成す
る各辺を含む前記主面に垂直な面が前記第1の結晶面方
位とは異なる第2の結晶面方位となるパターンに形成す
る工程と、(2)前記素子分離絶縁膜によって画定され
た前記第1導電型シリコン基板の表面にゲート絶縁膜を
形成し、その上に第1の導電体層と第1の絶縁膜を堆積
した後、前記第1の絶縁膜と前記第1の導電体層をパタ
ーニングして、ゲート上絶縁膜付きのゲート電極を形成
する工程と、(3)全面に第2の絶縁膜を堆積し、これ
をエッチバックしさらに前記素子分離絶縁膜を所定の深
さまでエッチングして前記ゲート上絶縁膜および前記ゲ
ート電極の側面にゲート側壁絶縁膜を形成するとともに
前記第1導電型シリコン基板の前記主面および側面を露
出させる工程と、(4)前記第1の結晶面方位の面での
成長速度が前記第2の結晶面方位の面での成長速度より
十分大きな選択エピタキシャル成長条件を用いて露出し
たシリコン基板上に該シリコン基板の主面と垂直な方向
にシリコンを成長させ、前記ゲート上絶縁膜の表面の高
さと同程度の高さの、第2導電型の不純物を含む第1の
シリコン成長層を形成する工程と、(5)等方性の選択
エピタキシャル成長条件を用いて前記第1のシリコン成
長層上にシリコンを等方的に成長させ、一部が前記ゲー
ト上絶縁膜上および前記素子分離絶縁膜上に乗り上げ
た、第2導電型不純物を含む第2のシリコン成長層を形
成する工程と、(6)表面に第1の層間絶縁膜を堆積
し、該第1の層間絶縁膜を選択的にエッチング除去して
ゲート電極を挟む前記第2のシリコン成長層の内一方の
側の第2のシリコン成長層の表面を露出させる第1のコ
ンタクト孔を開口する工程と、(7)前記第1の層間絶
縁膜上に、前記第1のコンタクト孔を介して前記第2の
シリコン成長層に接続された第2の導電体層を形成し、
これをパターニングして下層導電体層を形成する工程
と、(8)全面に第2の層間絶縁膜を堆積し、該第2の
層間絶縁膜を選択的にエッチング除去してゲート電極を
挟む第2のシリコン成長層の内他方の側の第2のシリコ
ン成長層の表面を露出させる第2のコンタクト孔を開口
する工程と、(9)前記第2の層間絶縁膜上に、前記第
2のコンタクト孔を介して前記第2のシリコン成長層に
接続された第3の導電体層を形成し、これをパターニン
グして上層導電体層を形成する工程と、を有することを
特徴とする。
【0014】DRAMの製造方法の場合には、下層導電
体層をセルキャパシタのストレージノード電極とし、上
層導電体層をビット線とすることが、あるいは、下層導
電体層をビット線とし、上層導電体層をセルキャパシタ
のストレージノード電極とすることができる。下層導電
体層をストレージノード電極とする場合には、第(7)
の工程の後に、また上層導電体層をストレージノード電
極とする場合には、第(9)の工程の後に、キャパシタ
絶縁膜とプレート電極を形成することが必要となる。ま
た、前記第1の結晶面方位を(100)面とし、前記第
2の結晶面方位を(110)面とすることができる。
【0015】[作用]上記製造方法によれば、第1回目
の選択エピタキシャル成長において、Siの結晶面方位
によって成長速度の異なる条件を利用して、素子分離領
域とゲート側壁絶縁膜によって画定されて露出するシリ
コン基板の表面に垂直方向にのみシリコンを選択エピタ
キシャル成長させることが可能になる。さらに、第2の
選択エピタキシャル成長を、結晶面方位の違いによる成
長速度に差があまりない等方性のエピタキシャル成長と
することにより、基板主面に水平な方向への第2のシリ
コン成長層がゲート上絶縁膜に乗り上げて成長し、かつ
隣り合うシリコン成長層がゲート上絶縁膜上および素子
分離絶縁膜上において接触することのない程度に成長す
るように、第2のシリコン成長層の成長厚さを決定でき
る。即ち、従来例ではシリコン成長層の基板主面に対し
て垂直な方向と水平な方向との成長厚さを独立して制御
することができなかった欠点を本発明の製造方法では解
決し、基板主面に対して水平方向と独立に垂直方向への
シリコン成長層の成長を確定することができる。よっ
て、本発明によれば、ゲート上絶縁膜の表面より高くか
つコンタクトのために十分の広さを有するシリコン成長
層をショートの恐れなく形成することが可能になる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1〜図9は、本発明による半導体装
置の製造方法の第1の実施例の主な製造工程を順に示し
た図であって、各図において、(a)は平面パターン
図、(b)、(c)および(d)は、それぞれ(a)図
のA−A′線、B−B′線、およびC−C′線での断面
図である。なお、この第1の実施例は、0.25μm設
計ルールのDRAMの製造工程に適用されたものであ
る。比抵抗10Ω・cmで面方位(100)のp型シリ
コン基板101の表面の所望の領域にnウェルとpウェ
ル(図示せず)を形成した後、表面の所望の領域にリソ
グラフィ技術によって形成された、素子領域パターン1
02aのレジストマスクを用いて深さ350nm程度の
溝を形成し、形成された溝の底面と側面とにホウ素を斜
め回転イオン注入を、20keV、5×1012/cm2
の条件で行う。ここで、素子領域パターン102aの各
辺の方向は、シリコン基板101の結晶方位の<110
>の方向となされている。次に、全面にCVD法により
酸化シリコン膜を堆積し、CMP(化学的機械的研磨)
法により溝にのみ酸化シリコン膜を残存させた後、85
0℃で30分の熱処理を行って、イオン注入されたホウ
素を活性化すると、図1に示すように、p型シリコン基
板101の表面の高さと表面の高さがほぼ等しい素子分
離絶縁膜102および素子分離絶縁膜102の側面およ
び底面に接触したパンチスルーストッパ用のp- 型拡散
層103が形成される。この溝型素子分離分離は、設計
ルールが縮小されたことにより、従来のLOCOS法で
は素子の分離が十分に行われないという問題を回避する
ために用いたものである。
【0017】次に、850℃で熱酸化を行うことにより
露出したp型シリコン基板101の表面に膜厚8.5n
mの酸化シリコン層からなるゲート絶縁膜104を形成
した後、700℃のCVD法により膜厚50nmのリン
ドープ多結晶シリコン層を堆積し、その上にスパッタ法
により膜厚100nmのタングステンシリサイド膜を堆
積して、リンドープ多結晶シリコン膜とタングステンシ
リサイド膜の積層膜からなるゲート電極105を形成す
るための導体膜を形成する。さらにゲート上絶縁膜10
6となる酸化シリコン膜をCVD法により150nmの
膜厚に堆積した後、リソグラフィ技術により形成された
ゲート電極パターン105aのマスクを用いて反応性イ
オンエッチングにより上記酸化シリコン膜および積層導
電膜をパターニングしてゲート上絶縁膜106およびゲ
ート電極105を形成する。
【0018】そして、このゲート電極105および素子
分離絶縁膜102をマスクとしてリンまたはヒ素のイオ
ン注入を30keV、2×1013cm-2の条件で行い、
-拡散層108を形成する。この後、CVD法により
50nm程度の酸化シリコン膜を堆積した後、反応性イ
オンエッチングにより、酸化シリコン膜とゲート絶縁膜
104をエツチバックして側壁のみに残留せしめ、ゲー
ト側壁絶縁膜107とすると図2に示す構造が得られ
る。このエツチバックにおいてゲート上絶縁膜106の
膜厚は100nm程度となり、素子分離絶縁膜は50n
m程度エッチングされ、ゲート電極104の形成されて
いない領域の素子分離絶縁膜の表面の高さは露出したp
型シリコン基板101の表面の高さより50nm程度低
くなる。このとき、素子分離絶縁膜102の表面より出
っ張ったp型シリコン基板101の側面の面方位は(1
10)面となる。
【0019】次に、基板温度700℃、圧力1×10-2
Pa、Si26 のガス流量1sccm、PH3 (1%
2 希釈)のガス流量0.1sccmの第1の選択エピ
タキシャル成長条件により、第1のシリコン成長層10
9をゲート上絶縁膜106の表面の高さと同程度の高さ
になるように250nm程度の膜厚に形成すると図3に
示す構造となる。この第1の選択エピタキシャル成長条
件では、(100)面の成長速度は(110)面の成長
速度の100倍以上であるために、露出したp型シリコ
ン基板101の上面に垂直な方向に前記第1のシリコン
成長層109は成長するが、側面方向にはほとんど成長
しない。また、第1のシリコン成長層109にはリンが
1×1019cm-3程度含まれている。なお、第1の選択
エピタキシャル成長に用いた条件は用いる装置によって
変化するため、この条件に限定されず、異方性成長が可
能な条件であればよい。
【0020】次に、基板温度700℃、圧力1×10-2
Pa、Si26 のガス流量10sccm、PH3 (1
%H2 希釈)のガス流0.1sccmの第2の選択エピ
タキシャル成長条件により、第2のシリコン成長層11
0を膜厚100nm程度に成長させると図4に示す構造
が得られる。この第2の選択エピタキシャル成長条件で
は、(100)面の成長速度は(110)面の成長速度
と同程度であるため、前記第1のシリコン成長層109
の上面方向とおよび側面方向とも等方成長する。その結
果、図4(b)に示すように、第2のシリコン成長層1
10はゲート上絶縁膜106上まで張り出して成長され
るが、ゲート電極の線幅が0.25μm程度であり、ゲ
ート側壁絶縁膜107の膜厚50nmであるために、隣
り合う第2のシリコン成長層110の間隔は150nm
程度となり、ゲート上絶縁膜106上では第2のシリコ
ン成長層110は接触することがない。また、図4
(d)に示すように、素子分離絶縁膜106上にも第2
のシリコン成長層110は張り出して成長するが、素子
分離絶縁膜106の幅は300nmであり、隣り合う第
2のシリコン成長層110の間隔は100nm程度確保
できるため、隣り合う第2のシリコン成長層110は素
子分離絶縁膜102上においても接触することはない。
【0021】仮に、従来例と同様に、第1のシリコンエ
ピタキシャル成長条件による第1のシリコン成長層10
9の堆積を行わずに、第2の選択エピタキシャル成長条
件を用いてシリコン成長層をゲート上絶縁膜上にまで張
り出すように形成するために膜厚350nm程度堆積す
ると、ゲート上絶縁膜106上では本第1の実施例と同
様に隣り合うシリコン成長層の間隔は150nm程度と
することができるが、素子分離絶縁膜102上では、シ
リコン成長層は完全に接触することになる。なお、第2
のシリコン成長層110にもリンが1×1019/cm3
程度含まれている。また、第2の選択エピタキシャル成
長も実施例での条件に限定されるものではなく、等方成
長が行われる条件であればよい。
【0022】次に、基板表面全体に膜厚100nm程度
の酸化シリコン膜と膜厚300nm程度のBPSG膜を
堆積し、800℃で10分の熱処理を行った後、BPS
Gを200nm程度エツチバックして、酸化シリコン膜
およびBPSG膜からなる第1層間絶縁膜112を形成
する。前記熱処理によって、第1のシリコン成長層10
9からn- 拡散層108へリンが拡散してn+ 拡散層1
11が形成される。次に、リソグラフィ技術によって形
成されたストレージノードコンタクトパターン113a
の開口を有するレジストマスクを用いて、第1層間絶縁
膜112を選択的にエッチングして、第2のシリコン成
長層110に到達するストレージノードコンタクト11
3を開口すると図5に示す構造となる。
【0023】ここで、第2のシリコン成長層110はゲ
ート上絶縁膜106の上に50nm張り出して形成さ
れ、また、素子分離絶縁膜102の上に100nm張り
出して形成されているために、ストレージノードコンタ
クト113を開口するに際してゲートとの目合わせ余裕
は50nm大きくなり、素子分離絶縁膜との目合わせ余
裕は100nm大きくなる。次に、700℃のCVD法
により、基板表面全体に膜厚800nmのリンドープ多
結晶シリコン膜を堆積し、リソグラフィ技術により形成
されたストレージノード電極パターン114aのレジス
トマスクを用いてリンドープ多結晶シリコン膜を反応性
イオンエッチングによりパターニングしてストレージノ
ード電極114を形成すると図6に示す構造が得られ
る。
【0024】次に、CVD法により、基板表面全体に酸
化シリコン膜に換算した膜厚が2.5nmとなるように
酸化タンタル膜を堆積し、800℃の酸素雰囲気中で1
分程度酸化することによりキャパシタ絶縁膜115を形
成する。さらにスパッタ法により全面に窒化チタン膜を
堆積した後、リソグラフィ技術により形成されたプレー
ト電極パターン116aのレジストマスクを用いて反応
性イオンエッチングにより窒化チタン膜をパターニング
してプレート電極116を形成すると、図7に示す構造
が得られる。次に、全面に酸化シリコン膜およびBPS
G膜を300nm堆積し、800℃10分の熱処理を行
い第2層間絶縁膜117を形成した後、リソグラフィ技
術により形成されたビット線コンタクトパターン118
aのマスクを用いて反応性イオンエッチングにより第2
のシリコン成長層に達するビット線コンタクト118を
開口すると図8に示す構造となる。
【0025】そして最後に、多結晶シリコン層、シリサ
イド膜、ポリサイド膜またはアルミニウム層を全面に堆
積し、さらにリソグラフィ技術を用いて形成されたビッ
ト線パターンのマスクを用いて反応性イオンエッチング
法によりパターニングしてビット線119を形成した
後、第3層間絶縁膜120としての酸化シリコン膜を形
成すると、図9に示すメモリセル部の基本構造が完成す
る。
【0026】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例について図面を参照して説明する。図10〜図27
は、本発明による半導体装置の製造方法の第2の実施例
の主な製造工程を順に示した図であって、図10、1
2、14、16、18、20、22、24、26は、平
面パターン図、図11、13、15、17、19、2
1、23、25、27の(a)、(b)、(c)および
(d)は、それぞれ1つ前の図番の図のA−A′線、B
−B′線、C−C′線およびD−D′線での断面図であ
る。なお、本実施例は、0.20μm設計ルールのDR
AMの製造工程に本発明を適用したものである。
【0027】比抵抗10Ω・cmで面方位(100)の
p型シリコン基板201の表面の所望の領域にnウェル
とpウェル(図示せず)を形成した後、表面の所望の領
域にリソグラフィ技術により形成された素子領域パター
ン202aのレジストマスクを用いて反応性イオンエッ
チングによりシリコン基板をエッチングして深さ300
nm程度の溝を形成し、形成された溝の底面と側面とに
ホウ素の斜め回転イオン注入を、20keV、5×10
12/cm2 の条件で行なう。ここで、素子領域パターン
202aの各辺の方向は、シリコン基板201の結晶方
位の<110>の方向となされている。次に、全面にC
VD法により酸化シリコン膜を堆積した後、CMP法に
より溝にのみ酸化シリコン膜を残存させ、続いて、85
0℃で30分の熱処理を行って、イオン注入されたホウ
素を活性化すると、表面の高さがp型シリコン基板20
1の表面の高さとほぼ等しい素子分離絶縁膜202およ
び素子分離絶縁膜の側面および底面に接触するパンチス
ルーストッパ用のp- 拡散層203が形成される〔図1
0、図11〕。
【0028】次に、850℃で熱酸化を行うことにより
露出したp型シリコン基板201の表面に膜厚7.5n
mの酸化シリコン層からなるゲート絶縁膜204を形成
した後、700℃のCVD法により膜厚50nmのリン
ドープ多結晶シリコン層を堆積し、その上にスパッタ法
により膜厚100nmのタングステンシリサイド膜を堆
積し、リンドープ多結晶シリコン膜/タングステンシリ
サイド膜の積層膜からなるゲート電極205を形成する
ための導体膜を形成する。さらにゲート上絶縁膜206
となる窒化シリコン膜をCVD法により150nmの膜
厚に堆積し、リソグラフィ技術により形成されたゲート
電極パターン205aのレジストマスクを用いた反応性
イオンエツチングにより上記窒化シリコン膜および積層
導体膜をパターニングしてゲート上絶縁膜206および
ゲート電極205とを形成する。
【0029】そして、このゲート電極205および素子
分離絶縁膜202をマスクとしてリンまたはヒ素のイオ
ン注入を30keV、2×1013cm-2の条件で行い、
-拡散層208を形成する。この後、CVD法により
50nm程度の酸化シリコン膜を堆積した後、反応性イ
オンエッチングにより、酸化シリコン膜、素子分離絶縁
膜202およびゲート絶縁膜204をエツチバックして
堆積された酸化シリコン膜を側壁のみに残留させてゲー
ト側壁絶縁膜207を形成する(図12、図13)。こ
のエツチバックにより、ゲート上絶縁膜206の膜厚は
100nm程度となり、素子分離絶縁膜は50nm程度
エッチングされ、ゲート電極204の形成されていない
領域の素子分離絶縁膜202の表面の高さは露出したp
型シリコン基板201の表面の高さより50nm程度低
くなる。なお、素子分離絶縁膜202の表面より出っ張
ったp型シリコン基板201の側面の面方位は(11
0)面となる。
【0030】次に、基板温度700℃、圧力1×10-2
Pa、Si26 のガス流量1sccm、PH3 (1%
2 希釈)のガス流0.1sccmの第1の選択エピタ
キシャル成長条件により、第1のシリコン成長層209
をゲート上絶縁膜206の表面の高さと同程度の高さに
なるように250nm程度の膜厚に堆積すると図14、
図15に示す構造となる。前記第1の選択エピタキシャ
ル成長条件では、(100)面の成長速度は(110)
面の成長速度の100倍以上であるために、露出したp
型シリコン基板201の上面方向に第1のシリコン成長
層209は成長するが、側面方向にはほとんど成長しな
い。また、第1のシリコン成長層209にはリンが1×
1019cm-3程度含まれている。
【0031】次に、基板温度700℃、圧力1×10-2
Pa、Si26 のガス流量10sccm、PH3 (1
%H2 希釈)のガス流0.1sccmの第2の選択エピ
タキシャル成長条件により、第2のシリコン成長層21
0を膜厚80nm程度形成すると図16、図17に示す
構造が得られる。この第2の選択エピタキシャル成長条
件では、(100)面の成長速度は(110)面の成長
速度と同程度であるため、第1のシリコン成長層209
の上面方向および側面方向の両方向に成長する。その結
果、図17(a)、(b)に示すように、第2のシリコ
ン成長層210はゲート上絶縁膜206上に30nm張
り出して形成される。ゲート電極の線幅が0.20μm
程度であり、ゲート側壁絶縁膜207の膜厚が50nm
であるために、隣り合う第2のシリコン成長層の間隔は
140nm程度となり、ゲート上絶縁膜206上では第
2のシリコン成長層210は接触することがない。ま
た、図17(e)に示すように、素子分離絶縁膜202
上にも第2のシリコン成長層210は張り出して形成さ
れるが、素子分離絶縁膜202の幅は250nmであ
り、隣り合う第2のシリコン成長層210の間隔は90
nm程度であるために、隣り合う第2のシリコン成長層
210は素子分離絶縁膜202上においても接触するこ
とはない。
【0032】仮に、従来例と同様に、第1のシリコンエ
ピタキシャル成長条件による第1のシリコン成長層20
9の堆積を行わずに、第2の選択エピタキシャル成長条
件によってシリコン成長層をゲート上絶縁膜上にまで張
り出すように成長させるために膜厚330nm程度堆積
すると、ゲート上絶縁膜206上では本実施例と同様に
隣り合うシリコン成長層の間隔は140nm程度確保で
きるが、素子分離絶縁膜202上では、シリコン成長層
は完全に接触することになる。なお、第2のシリコン成
長層210にもリンが1×1019cm-3程度含まれてい
る。
【0033】次に、表面全体に膜厚100nm程度の酸
化シリコン膜と膜厚300nm程度のBPSG膜を堆積
し、800℃で10分の熱処理を行った後、BPSGを
200nm程度エツチバックして、酸化シリコン膜およ
びBPSG膜からなる第1層間絶縁膜212を形成す
る。前記熱処理によって、第1のシリコン成長層209
からn- 拡散層208にリンが拡散してn+ 拡散層21
1が形成される。次に、リソグラフィ技術によってビッ
ト線コンタクトパターン213aが開口されたレジスト
マスクを形成し、これを用いて第1層間絶縁膜212を
CF4 とCH2 2 の混合ガスを用いた反応性イオンエ
ッチングにより選択的に除去して、第2のシリコン成長
層210の表面に到達するビット線コンタクト213を
開口すると図18、図19に示す構造が得られる。
【0034】ここで、第2のシリコン成長層210は窒
化シリコン膜からなるゲート上絶縁膜206の上に30
nm張り出して形成されている。また、エッチングガス
としてCF4 とCH22 の混合ガスを用いたことによ
り、酸化シリコン膜およびBPSG膜はエッチングされ
るが、窒化シリコン膜はあまりエッチングされないため
に、仮にビット線コンタクト213が第2のシリコン成
長層210からはずれてゲート上絶縁膜206へはみ出
したとしてもビット線コンタクト213はゲート電極2
05に達することはない。第1の実施例では素子分離領
域に対する目合わせ余裕が100nmであったのに対し
て、ゲートに対する目合わせ余裕は50nmと小さかっ
たが、第2の実施例ではゲートに対する目合わせ余裕
は、隣の第2のシリコン成長層210と接触しない範囲
で、ビット線コンタクト213の少なくとも半分が第2
のシリコン成長層210上に開口される範囲である13
0nmにまで拡大する。
【0035】次に、700℃のCVD法により、基板表
面全体に膜厚150nmのリンドープ多結晶シリコン膜
を堆積し、エツチバックしてビット線コンタクト孔内に
のみリンドープ多結晶シリコンを埋め込んだ後、膜厚1
00nmのタングステンシリサイド膜をスパッタ法によ
り堆積し、リソグラフィ技術を用いて形成されたビット
線電極パターン214aのマスクを用いてタングステン
シリサイド膜を反応性イオンエッチングにより選択的に
除去してビット線214を形成すると、図20、図21
に示す構造が得られる。次に、全面に酸化シリコン膜お
よびBPSG膜を300nm堆積し、800℃10分の
熱処理を行い第2層間絶縁膜215を形成し、リソグラ
フィ技術により形成されたストレージノードコンタクト
パターン216aのマスクを用いて反応性イオンエッチ
ングにより第2層間絶縁膜215および第1層間絶縁膜
212を選択的に除去して第2のシリコン成長層210
に達するストレージノードコンタクト216を開口する
と図22、図23に示す構造が得られる。
【0036】次に、700℃のCVD法により、基板表
面全体に膜厚800nmのリンドープ多結晶シリコン膜
を堆積し、リソグラフィ技術を用いて形成されたストレ
ージノード電極パターン217aのマスクを用いてリン
ドープ多結晶シリコン膜を反応性イオンエッチングによ
りパターンニングしてストレージノード電極217を形
成すると図24、図25に示す構造が得られる。次に、
CVD法により、基板表面全体に酸化シリコン膜に換算
した膜厚2.5nmの酸化タンタル膜を堆積し、800
℃の酸素雰囲気中で1分程度酸化することによりキャパ
シタ絶縁膜218を形成する。さらにスパッタ法により
全面に窒化チタン膜を堆積した後、これをリソグラフィ
技術により形成されたプレート電極パターン(メモリセ
ル全体をカバーしているために図示せず)のマスクを用
いて反応性イオンエッチングによりパターニングして、
プレート電極219を形成した後、第3層間絶縁膜22
0としての酸化シリコン膜をCVD法により形成する
と、図26、図27に示されるメモリセル部の基本構造
が完成する。
【0037】第2の実施例で示したメモリセルでは、ス
トレージノード電極217がビット線214上に形成さ
れているために、メモリセル領域を覆うようにプレート
電極パターンを形成すればよく、また、個々のストレー
ジノード電極217が接触しない最大の大きさに形成で
きるために、メモリセルの設計ルールが0.2μmと小
さくなっても、ストレージノード電極の高さを高くする
ことなく第1の実施例と同じ蓄積容量を得ることができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体記憶装置の製造方法は、基板垂直方向にのみ成長する
成長条件にてゲート上絶縁膜の上表面まで到達する第1
のシリコン成長層を形成し、その上に等方性のエピタキ
シャル成長条件にて第2のシリコン成長層を形成するも
のであるので、シリコン成長層をゲート上絶縁膜上に乗
り上げるように形成しても、素子分離絶縁膜上で隣接シ
リコン成長層同志が接触することがなくなる。したがっ
て、本発明によれば、層間絶縁膜に形成するコンタクト
ホールの目合わせ余裕を大きく確保しつつ、素子分離領
域上でのショートを防止することができ、ショートを除
去するためのエッチング処理工程を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を説明するための一製
造工程段階でのレイアウト図と断面図。
【図2】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
1の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図3】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
2の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図4】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
3の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図5】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
4の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図6】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
5の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図7】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
6の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図8】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
7の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図9】 本発明の第1の実施例を説明するための、図
8の工程に続く工程でのレイアウト図と断面図。
【図10】 本発明の第2の実施例を説明するための一
製造工程段階でのレイアウト図。
【図11】 本発明の第2の実施例を説明するための一
製造工程段階での断面図(図10の断面図)。
【図12】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図10の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図13】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図11の工程に続く工程での断面図。
【図14】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図12の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図15】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図13の工程に続く工程での断面図。
【図16】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図14の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図17】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図15の工程に続く工程での断面図。
【図18】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図16の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図19】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図17の工程に続く工程での断面図。
【図20】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図18の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図21】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図19の工程に続く工程での断面図。
【図22】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図20の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図23】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図21の工程に続く工程での断面図。
【図24】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図22の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図25】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図23の工程に続く工程での断面図。
【図26】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図24の工程に続く工程でのレイアウト図。
【図27】 本発明の第2の実施例を説明するための、
図25の工程に続く工程での断面図。
【図28】 従来の半導体装置の平面図と断面図。
【符号の説明】 101、201、301 p型シリコン基板 102、202、302 素子分離絶縁膜 102a、202a 素子領域パターン 103、203、303 p- 拡散層 104、204、304 ゲート絶縁膜 105、205、305 ゲート電極 105a、205a、 ゲート電極パターン 106、206、306 ゲート上絶縁膜 107、207、307 ゲート側壁絶縁膜 108、208、308 n- 拡散層 109、209 第1のシリコン成長層 110、210 第2のシリコン成長層 111、211、310 n+ 拡散層 112、212、311 第1層間絶縁膜 113、216、312 ストレージノードコンタクト 113a、216a ストレージノードコンタクトパタ
ーン 114、217、313 ストレージノード電極 114a、217a ストレージノード電極パターン 115、218、314 キャパシタ絶縁膜 116、219、315 プレート電極 116a プレート電極パターン 117、215、316 第2層間絶縁膜 118、213、317 ビット線コンタクト 118a、213a ビット線コンタクトパターン 119、214、318 ビット線 119a、214a ビット線パターン 120、220、319 第3層間絶縁膜 309 シリコン成長層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辰巳 徹 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)第1の結晶面方位を主面とする第
    1導電型シリコン基板の主表面の所望の領域に、素子分
    離絶縁膜を、素子分離領域を画定する素子分離パターン
    を構成する各辺を含む前記主面に垂直な面が前記第1の
    結晶面方位とは異なる第2の結晶面方位となるパターン
    に形成する工程と、 (2)前記素子分離絶縁膜によって画定された前記第1
    導電型シリコン基板の表面にゲート絶縁膜を形成し、そ
    の上に第1の導電体層と第1の絶縁膜を堆積した後、前
    記第1の絶縁膜と前記第1の導電体層をパターニングし
    て、ゲート上絶縁膜付きのゲート電極を形成する工程
    と、 (3)全面に第2の絶縁膜を堆積し、これをエッチバッ
    クしさらに前記素子分離絶縁膜を所定の深さまでエッチ
    ングして前記ゲート上絶縁膜および前記ゲート電極の側
    面にゲート側壁絶縁膜を形成するとともに前記第1導電
    型シリコン基板の前記主面および側面を露出させる工程
    と、 (4)前記第1の結晶面方位の面での成長速度が前記第
    2の結晶面方位の面での成長速度より十分大きな選択エ
    ピタキシャル成長条件を用いて露出したシリコン基板上
    に該シリコン基板の主面と垂直な方向にシリコンを成長
    させ、前記ゲート上絶縁膜の表面の高さと同程度の高さ
    の、第2導電型の不純物を含む第1のシリコン成長層を
    形成する工程と、 (5)等方性の選択エピタキシャル成長条件を用いて前
    記第1のシリコン成長層上にシリコンを等方的に成長さ
    せ、一部が前記ゲート上絶縁膜上および前記素子分離絶
    縁膜上に乗り上げた、第2導電型不純物を含む第2のシ
    リコン成長層を形成する工程と、 (6)表面に第1の層間絶縁膜を堆積し、該第1の層間
    絶縁膜を選択的にエッチング除去してゲート電極を挟む
    前記第2のシリコン成長層の内一方の側の第2のシリコ
    ン成長層の表面を露出させる第1のコンタクト孔を開口
    する工程と、 (7)前記第1の層間絶縁膜上に、前記第1のコンタク
    ト孔を介して前記第2のシリコン成長層に接続された第
    2の導電体層を形成し、これをパターニングして下層導
    電体層を形成する工程と、 (8)全面に第2の層間絶縁膜を堆積し、該第2の層間
    絶縁膜および前記第1の層間絶縁膜を選択的にエッチン
    グ除去してゲート電極を挟む前記第2のシリコン成長層
    の内他方の側の第2のシリコン成長層の表面を露出させ
    る第2のコンタクト孔を開口する工程と、 (9)前記第2の層間絶縁膜上に、前記第2のコンタク
    ト孔を介して前記第2のシリコン成長層に接続された第
    3の導電体層を形成し、これをパターニングして上層導
    電体層を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 (1)第1の結晶面方位を主面とする第
    1導電型シリコン基板の主表面の所望の領域に、素子分
    離絶縁膜を、素子分離領域を画定する素子分離パターン
    を構成する各辺を含む前記主面に垂直な面が前記第1の
    結晶面方位とは異なる第2の結晶面方位となるパターン
    に形成する工程と、 (2)前記素子分離絶縁膜によって画定された前記第1
    導電型シリコン基板の表面にゲート絶縁膜を形成し、そ
    の上に第1の導電体層と第1の絶縁膜を堆積した後、前
    記第1の絶縁膜と前記第1の導電体層をパターニングし
    て、ゲート上絶縁膜付きのゲート電極を形成する工程
    と、 (3)全面に第2の絶縁膜を堆積し、これをエッチバッ
    クしさらに前記素子分離絶縁膜を所定の深さまでエッチ
    ングして前記ゲート上絶縁膜および前記ゲート電極の側
    面にゲート側壁絶縁膜を形成するとともに前記第1導電
    型シリコン基板の前記主面および側面を露出させる工程
    と、 (4)前記第1の結晶面方位の面での成長速度が前記第
    2の結晶面方位の面での成長速度より十分大きな選択エ
    ピタキシャル成長条件を用いて露出したシリコン基板上
    に該シリコン基板の主面と垂直な方向にシリコンを成長
    させ、前記ゲート上絶縁膜の表面の高さと同程度の高さ
    の、第2導電型の不純物を含む第1のシリコン成長層を
    形成する工程と、 (5)等方性の選択エピタキシャル成長条件を用いて前
    記第1のシリコン成長層上にシリコンを等方的に成長さ
    せ、一部が前記ゲート上絶縁膜上および前記素子分離絶
    縁膜上に乗り上げた、第2導電型不純物を含む第2のシ
    リコン成長層を形成する工程と、 (6)表面に第1の層間絶縁膜を堆積し、該第1の層間
    絶縁膜を選択的にエッチング除去してゲート電極を挟む
    前記第2のシリコン成長層の内一方の側の第2のシリコ
    ン成長層の表面を露出させる第1のコンタクト孔を開口
    する工程と、 (7)前記第1の層間絶縁膜上に、前記第1のコンタク
    ト孔を介して前記第2のシリコン成長層に接続された第
    2の導電体層を形成し、これをパターニングしてストレ
    ージノード電極を形成する工程と、 (8)前記ストレージノード電極上にキャパシタ絶縁膜
    を形成し、その上に第3の導電体層を形成した後これを
    パターニングしてプレート電極を形成する工程と、 (9)全面に第2の層間絶縁膜を堆積し、該第2の層間
    絶縁膜および前記第1の層間絶縁膜を選択的にエッチン
    グ除去してゲート電極を挟む前記第2のシリコン成長層
    の内他方の側の第2のシリコン成長層の表面を露出させ
    る第2のコンタクト孔を開口する工程と、 (10)前記第2の層間絶縁膜上に、前記第2のコンタ
    クト孔を介して前記第2のシリコン成長層に接続された
    第4の導電体層を形成し、これをパターニングしてビッ
    ト線を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 (1)第1の結晶面方位を主面とする第
    1導電型シリコン基板の主表面の所望の領域に、素子分
    離絶縁膜を、素子分離領域を画定する素子分離パターン
    を構成する各辺を含む前記主面に垂直な面が前記第1の
    結晶面方位とは異なる第2の結晶面方位となるパターン
    に形成する工程と、 (2)前記素子分離絶縁膜によって画定された前記第1
    導電型シリコン基板の表面にゲート絶縁膜を形成し、そ
    の上に第1の導電体層と第1の絶縁膜を堆積した後、前
    記第1の絶縁膜と前記第1の導電体層をパターニングし
    て、ゲート上絶縁膜付きのゲート電極を形成する工程
    と、 (3)全面に第2の絶縁膜を堆積し、これをエッチバッ
    クしさらに前記素子分離絶縁膜を所定の深さまでエッチ
    ングして前記ゲート上絶縁膜および前記ゲート電極の側
    面にゲート側壁絶縁膜を形成するとともに前記第1導電
    型シリコン基板の前記主面および側面を露出させる工程
    と、 (4)前記第1の結晶面方位の面での成長速度が前記第
    2の結晶面方位の面での成長速度より十分大きな選択エ
    ピタキシャル成長条件を用いて露出したシリコン基板上
    に該シリコン基板の主面と垂直な方向にシリコンを成長
    させ、前記ゲート上絶縁膜の表面の高さと同程度の高さ
    の、第2導電型の不純物を含む第1のシリコン成長層を
    形成する工程と、 (5)等方性の選択エピタキシャル成長条件を用いて前
    記第1のシリコン成長層上にシリコンを等方的に成長さ
    せ、一部が前記ゲート上絶縁膜上および前記素子分離絶
    縁膜上に乗り上げた、第2導電型不純物を含む第2のシ
    リコン成長層を形成する工程と、 (6)表面に第1の層間絶縁膜を堆積し、該第1の層間
    絶縁膜を選択的にエッチング除去してゲート電極を挟む
    前記第2のシリコン成長層の内一方の側の第2のシリコ
    ン成長層の表面を露出させる第1のコンタクト孔を開口
    する工程と、 (7)前記第1の層間絶縁膜上に、前記第1のコンタク
    ト孔を介して前記第2のシリコン成長層に接続された第
    2の導電体層を形成し、これをパターニングしてビット
    線を形成する工程と、 (8)全面に第2の層間絶縁膜を堆積し、該第2の層間
    絶縁膜および前記第1の層間絶縁膜を選択的にエッチン
    グ除去してゲート電極を挟む前記第2のシリコン成長層
    の内他方の側の第2のシリコン成長層の表面を露出させ
    る第2のコンタクト孔を開口する工程と、 (9)前記第2の層間絶縁膜上に、前記第2のコンタク
    ト孔を介して前記第2のシリコン成長層に接続された第
    3の導電体層を形成し、これをパターニングしてストレ
    ージノード電極を形成する工程と、 (10)前記ストレージノード電極上にキャパシタ絶縁
    膜を形成し、その上に第4の導電体層を形成した後これ
    をパターニングしてプレート電極を形成する工程と、を
    有する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の結晶面方位が(100)面で
    あり、前記第2の結晶面方位が(110)面であること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第(1)の工程で形成される前記素
    子分離領域の表面の高さが前記第1導電型シリコン基板
    の表面の高さとほぼ等しいことを特徴とする請求項1、
    2または3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第(2)の工程の後前記第(3)の
    工程に先立って、前記素子分離絶縁膜および前記ゲート
    電極をマスクとして前記シリコン基板の表面領域内に第
    2導電型不純物を導入する工程が付加されることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第(4)および前記第(5)の工程
    においては、第2導電型不純物をドープしつつ選択エピ
    タキシャル成長を行うことを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の半導体装置の製造方法。
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