JPH10153157A - 内燃機関の高圧燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の高圧燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH10153157A JPH10153157A JP8313705A JP31370596A JPH10153157A JP H10153157 A JPH10153157 A JP H10153157A JP 8313705 A JP8313705 A JP 8313705A JP 31370596 A JP31370596 A JP 31370596A JP H10153157 A JPH10153157 A JP H10153157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pressure
- passage
- spill
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
- F02M63/02—Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively
- F02M63/0225—Fuel-injection apparatus having a common rail feeding several injectors ; Means for varying pressure in common rails; Pumps feeding common rails
- F02M63/023—Means for varying pressure in common rails
- F02M63/0235—Means for varying pressure in common rails by bleeding fuel pressure
- F02M63/0245—Means for varying pressure in common rails by bleeding fuel pressure between the high pressure pump and the common rail
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
給能力の向上を図る。 【解決手段】 燃料供給装置10の高圧ポンプ11は、
シリンダ20とシリンダ20内を往復動するプランジャ
と、シリンダ20及びプランジャ21により区画形成さ
れる加圧室20とを備える。加圧室22を流入通路30
により燃料タンク13と接続する。流入通路30に低圧
フィードポンプ14及び逆止弁31を設ける。加圧室2
2と燃料リザーバ55とを供給通路35により接続す
る。プランジャ21の往復動に伴い加圧室22から燃料
リザーバ55に圧送された燃料は、インジェクタ56か
らエンジンEの各気筒に噴射供給される。加圧室22を
スピル通路39により燃料タンク14に接続する。スピ
ル通路39にはスピル弁41及び圧力調整弁40を設け
る。スピル弁41の開閉時期をECU60により変更す
ることにより、加圧室22から燃料リザーバ55への燃
料圧送量を調節する。
Description
の燃料を供給するための装置に係り、詳しくは、燃料ス
ピル弁により同機関に供給される燃料の量を調節するよ
うにした装置に関する。
しては、同機関に供給する燃料を加圧するための加圧室
と、加圧室から溢流(スピル)する燃料の量を変更する
ことにより同機関への燃料供給量を調節するスピル弁と
を備えたものが一般的である(例えば、特開平2−14
6256号公報に記載された「可変吐出量高圧ポン
プ」)。
図7に示す。同図に示すように、この装置100は、シ
リンダ101と、同シリンダ101内に往復動可能に設
けられたプランジャ102と、シリンダ101及びプラ
ンジャ102によって区画形成されたプランジャ室10
3とを備えている。このプランジャ102は、内燃機関
115のクランクシャフト(図示略)の回転に伴って上
下動するようになっている。
に開口するスピル通路104が形成されており、このス
ピル通路104の開口104aはシリンダ101の上部
(同図の上部)に設けられた電磁弁105の弁体105
aにより開閉される。この電磁弁105は内燃機関11
5の図示しない電子制御装置により通電制御されるよう
になっている。
107及び供給ポンプ108を介して燃料タンク109
に接続されている。供給ポンプ108は、燃料タンク1
09内の燃料を吸入してプランジャ室103側に向けて
圧送する。また、プランジャ室103は、逆止弁111
が設けられた高圧燃料通路110によりコモンレール1
12に接続されている。コモンレール112には内燃機
関115の各気筒に対応して複数のインジェクタ113
が設けられており、同レール112内の燃料はインジェ
クタ113から各気筒の燃焼室内に噴射される。
燃料タンク109に接続されている。このリリーフ通路
116には圧力調整弁117が設けられており、燃料溜
107内の燃料圧力が所定値以上に上昇した際には、同
弁117が開弁して燃料溜107内の燃料が燃料タンク
109に戻される。
弁時にプランジャ102がシリンダ101内を下動する
ことにより、プランジャ室103内には供給ポンプ10
8から圧送された燃料がスピル通路104等を通じて導
入される。ここで、電磁弁105がそのまま開弁状態を
維持している場合には、プランジャ102の上動に伴っ
てプランジャ室103内の燃料は同室103内から溢流
(スピル)し、再びスピル通路104等を通じて燃料溜
107に戻される。即ち、プランジャ室103内の燃料
は加圧されない。
5が閉弁すると、プランジャ室103内の燃料はプラン
ジャ102の上動に伴って加圧される。そして、プラン
ジャ室103内の燃料圧力が逆止弁111の開弁圧以上
にまで上昇すると、同弁111が開弁して燃料が高圧燃
料通路110を通じてコモンレール112内に圧送され
るようになる。
時期を変更することにより、プランジャ室103からコ
モンレール112内に圧送される燃料の量を調節するこ
とができる。例えば、プランジャ102の上動と同時に
電磁弁105を閉弁した場合、プランジャ室103内に
導入された全ての燃料が加圧されて吐出される。従っ
て、装置からコモンレール112への燃料の吐出量は最
大吐出量となる。また、プランジャ102の上動が開始
されても電磁弁105を開弁状態に保持した場合、プラ
ンジャ室103内に導入された燃料の一部がスピル通路
104へ溢流して燃料タンク109に戻される。そし
て、プランジャ102が上動している途中に電磁弁10
5を閉じることにより、プランジャ室103内に残った
燃料が加圧されて吐出される。即ち、プランジャ102
の上動が開始されたときから電磁弁105を閉弁させる
までの時間により、燃料の吐出量が調節されるわけであ
る。
例えば、プランジャ102の上動と同時に電磁弁105
を閉じるとともに、同プランジャ102が上動している
途中に同弁105を開弁させるようにし、この開弁時期
を変更することによって燃料の圧送量を変更することも
可能である。
磁弁105の開閉時期を変更して燃料の吐出量を変更す
ることにより、コモンレール112内の燃料圧力を所定
値に保持することができる。
置100においてプランジャ室103内の燃料を加圧す
る場合、電磁弁105は電子制御装置からの閉弁信号に
応じて閉弁状態になっている必要がある。ところが、電
子制御装置100から閉弁信号が出力されてから電磁弁
105が実際に閉弁状態になるまでには応答遅れ時間が
存在する。このため、上記の装置100において最大吐
出量を確保する場合にあっては、この応答遅れ時間を見
越して電磁弁105に対し早めに閉弁信号を出力するこ
とにより、プランジャ102の上動が開始される際に同
弁105を確実に閉弁させておかなければならない。プ
ランジャ102が下死点から上動する際に、電磁弁10
5が閉弁していないとプランジャ室103内の燃料がス
ピル通路104を通じて溢流してしまうからである。
下死点に達する前に電磁弁105を閉弁させるようにし
た場合、スピル通路104を通じてプランジャ室103
内にまだ燃料が導入されているにも関わらず、スピル通
路104が閉鎖され始めることになる。このため、従来
の装置100にあっては、最大吐出量を得ようとする場
合に、プランジャ室103に十分な燃料を導入すること
ができず、その燃料吐出能力が低下してしまうという問
題があった。
ては、その吐出量を最大にしてコモンレール112内の
燃料圧力を所定値にまで速やかに増加させる必要がある
機関始動時において、コモンレール112内の燃料圧力
を早急に増加させることが困難であった。
っては、プランジャ102の往復速度が増加することか
ら燃料の導入時間及び加圧時間に占める前記応答遅れ時
間の割合が相対的に大きくなる。その結果、従来の装置
100では、インジェクタ113からの燃料噴射量の増
大に見合うだけの十分な吐出量が確保できなくなり、コ
モンレール112内の燃料を所定圧力に保持できなくな
るおそれもあった。
たものであり、その目的は、内燃機関の高圧燃料供給装
置における燃料供給能力の向上を図ることにある。
めに、請求項1記載の発明は、燃料を高圧に加圧して内
燃機関に供給する高圧燃料供給装置であって、シリンダ
と当該シリンダ内に往復動可能に設けられたプランジャ
とにより区画形成される燃料加圧室と、燃料タンク内の
燃料をポンプにより吸引し、当該ポンプから吐出される
燃料を燃料加圧室へ移送する燃料流入通路と、燃料流入
通路に設けられて燃料加圧室への燃料流入のみを許容す
る逆止弁と、燃料加圧室と内燃機関とを接続し、プラン
ジャの往復動により加圧される燃料加圧室内の燃料を内
燃機関に圧送する燃料供給通路と、燃料加圧室と燃料タ
ンクとを接続する燃料スピル通路と、燃料スピル通路に
設けられ、同スピル通路を通じて燃料加圧室から燃料タ
ンクに戻される燃料スピル量をその開閉動作によって変
更することにより、燃料加圧室から内燃機関に圧送され
る燃料量を調節する燃料スピル弁とを備えたことをその
趣旨とする。
ンジャの下動に伴い、ポンプから吐出された燃料タンク
内の燃料が燃料流入通路を通じて燃料加圧室に導入され
る。燃料スピル弁が閉弁状態で燃料スピル通路が閉鎖さ
れている場合、燃料加圧室に導入された燃料はプランジ
ャの上動に伴って加圧される。この際、燃料加圧室から
燃料流入通路への燃料の逆流は逆止弁により規制され
る。そして、加圧された燃料は燃料供給通路を通じて内
燃機関に圧送供給される。
ル通路が開放されている場合、燃料加圧室内の燃料は、
プランジャが上動に伴い燃料スピル通路に溢流して燃料
タンクに戻される。従って、加圧室から内燃機関への燃
料供給が停止される。内燃機関へ供給される燃料量は燃
料スピル弁の開閉時期を変更することにより調節され
る。
置にあっては、燃料加圧室へ燃料を導入するための燃料
流入通路と、同燃料加圧室から燃料タンクへ燃料を溢流
させるための燃料スピル通路とが別に設けられている。
このため、燃料スピル弁の開閉状態に関わらず、燃料加
圧室にはプランジャの下動に伴い燃料流入通路を通じて
燃料が導入される。また、燃料スピル弁は、その開閉動
作により燃料加圧室内への燃料の導入を阻害してしまう
ことがないため、応答遅れ時間を十分に見越して同弁の
開閉時期を設定することができる。
記載した発明は、請求項1に記載した内燃機関の高圧燃
料供給装置において、燃料スピル通路に設けられて同燃
料スピル通路の燃料圧力を所定圧力に保持する燃圧保持
部材と、燃料スピル弁は、同燃料スピル弁と燃圧保持部
材との間の燃料スピル通路に生じる負圧によりその弁体
が弁座に着座するように付勢される構造を有したもので
あることと、燃料流入通路において逆止弁より上流側部
分と燃料スピル通路において燃料スピル弁及び燃圧保持
部材間の部分とを接続する連通路とを更に備えたことを
その趣旨とする。
ことにより、燃料スピル弁と燃圧保持部材との間の燃料
スピル通路内が負圧のまま保持されることがある。この
場合、燃料スピル弁が開弁し難くなってその作動応答性
が低下したり、或いは次の工程でも閉じた状態に保持さ
れて吐出量制御が不能になることが懸念される。
料流入通路において逆止弁より上流側部分と燃料スピル
通路において燃料スピル弁及び燃圧保持部材間の部分と
が連通路により接続されているため、ポンプの吐出圧に
より燃料流入通路から連通路を通じて燃料スピル通路に
燃料が供給され、同通路内における負圧の発生が抑制さ
れる。
載の発明は、請求項2に記載した内燃機関の高圧燃料供
給装置において、連通路に流通燃料量を制限する絞りを
設けたことをその趣旨とする。
料の量が絞りにより制限され、同通路を通じて燃料流入
通路から燃料スピル通路内に供給される燃料の量が減少
する。
載の発明は、請求項1に記載した内燃機関の高圧燃料供
給装置において、燃料スピル通路に設けられて同燃料ス
ピル通路の燃料圧力を所定圧力に保持する燃圧保持部材
と、燃料スピル弁は、同弁と燃圧保持部材との間の燃料
スピル通路に生じる負圧によりその弁体が弁座に着座す
るように付勢される構造を有したものであることと、シ
リンダ内周壁においてプランジャが常に接触する部分に
形成されて燃料加圧室から漏出した燃料を溜める貯留空
間と、貯留空間と燃料スピル通路において燃料スピル弁
及び燃圧保持部材間の部分とを接続する連通路とを更に
備えたことをその趣旨とする。
とは異なり、シリンダ内周壁に形成された貯留空間と燃
料スピル通路において燃料スピル弁及び燃圧保持部材間
の部分とが連通路により接続されている。従って、貯留
空間に漏出した燃料加圧室の加圧燃料が連通路を通じて
燃料スピル通路に燃料が供給されるため、同通路内にお
ける負圧の発生が抑制される。
ジンの燃料供給装置に具体化した第1の実施形態につい
て説明する。
10の概略構成を示している。この燃料供給装置10
は、高圧ポンプ11、スピル弁41、燃料タンク13、
及び低圧フィードポンプ14等を備えている。高圧ポン
プ11は燃料を高圧に加圧するためのものであり、シリ
ンダ20と、同シリンダ20内で往復動するプランジャ
21と、シリンダ20の内周壁面及びプランジャ21の
上端面により区画形成された加圧室22とを備えてい
る。
り付けられたタペット23は、スプリング(図示略)の
付勢力によりエンジンEのクランクシャフト24に設け
られたカム25に圧接されている。クランクシャフト2
4の回転に伴ってカム25が回転することにより、プラ
ンジャ21がシリンダ20内を往復動して加圧室22内
の容積が変化する。
タンク13に接続されている。この流入通路30には低
圧フィードポンプ14が設けられており、同ポンプ14
により燃料タンク13の燃料は吸入され吐出される。吐
出された燃料は流入通路30を通じて流通し、プランジ
ャ21がシリンダ20内で下動する際に加圧室22内に
導入される。また、低圧フィードポンプ14と加圧室2
2との間の流入通路30には逆止弁31が設けられてい
る。この逆止弁31は流入通路30内において低圧フィ
ードポンプ14から加圧室22へ向かう燃料の流通のみ
を許容する。
14と逆止弁31との間の部分(以下、この部分を「吐
出側流入通路32」という)はリリーフ通路33により
燃料タンク13に接続されている。リリーフ通路33の
途中にはリリーフ弁34が設けられており、同弁34は
吐出側流入通路32内の燃料圧力が所定値以上になった
場合に開弁する。このリリーフ弁34の開弁により、吐
出側流入通路32内の燃料はリリーフ通路33を通じて
燃料タンク13に戻される。その結果、低圧フィードポ
ンプ14から加圧室22に移送される燃料の圧力が略一
定に維持されるようになっている。
ンEに設けられた燃料リザーバ55に接続されている。
この燃料リザーバ55は燃料を高圧の状態に保持すると
ともに、その燃料を後述するインジェクタ56に分配す
るためのものである。
数のインジェクタ56が設けられている。各インジェク
タ56は燃料リザーバ55にそれぞれ接続されており、
同リザーバ55内の高圧燃料がインジェクタ56に分配
供給されるようになっている。また、供給通路35には
加圧室22から燃料リザーバ55に向かう燃料の流通の
みを許容する逆止弁36が設けられており、同弁36に
よって燃料リザーバ55から加圧室22への燃料の逆流
が規制されている。
フ弁37が設けられたリリーフ通路38により燃料タン
ク13に接続されている。燃料リザーバ55の燃料圧力
が所定値以上にまで上昇したときにリリーフ弁34が開
弁することにより、同リザーバ55内の燃料がリリーフ
通路38を通じて燃料タンク13に戻される。これによ
り、燃料リザーバ55内の燃料圧力が過大になることが
防止される。
装置(以下、「ECU」という)60からの信号に基づ
いて開閉することにより、エンジンEの各気筒に対して
所定量の燃料を噴射供給する。燃料リザーバ55には燃
圧センサ61が取り付けられている。燃圧センサ61は
燃料リザーバ55内の燃料圧力を検出して、その圧力に
応じた信号をECU60に対して出力する。
が供給通路35と共通になったスピル通路39により燃
料タンク13に接続されている。このスピル通路39の
途中にはスピル弁41が設けられている。スピル弁41
は常開式の電磁弁であり、ECU60により通電制御さ
れるようになっている。スピル弁41よりも下流側のス
ピル通路39には、燃料タンク13からスピル弁41側
への燃料の逆流を規制するとともに、同通路内の燃料圧
力が所定圧力以上となった際に開弁する圧力調整弁40
が設けられている。
(尚、図1ではスピル弁41の構造を概略的に示してい
る。)。図2に示すように、スピル弁41のハウジング
42は、高圧ポンプ11のポンプボディ12に固定され
ている。ハウジング42内には略円筒状のスリーブ43
が固定され、同スリーブ43にはステータ44が固定さ
れている。本実施形態では、弾性率の大きい樹脂材料に
よりスリーブ43を形成するようにしている。
周を覆うようにして円環状のソレノイドコイル45が設
けられている。ソレノイドコイル45はリード線45a
を介してECU60に接続されている。ステータ44は
ソレノイドコイル45がECU60により通電されるこ
とにより励磁されるようになっている。
分)には円筒状をなすガイド46が挿入支持されてい
る。このガイド46の内部には先端側部分が拡径された
貫通孔46aが形成されており、この貫通孔46a内に
略円柱状をなす弁軸47が移動可能に挿入支持されてい
る。弁軸47の先端部分は拡径されており、この拡径さ
れた部分により弁体47aが構成されている。貫通孔4
6aの先端側開口における周縁部分はスピル弁41の弁
座46bに相当し、この弁座46bには弁軸47の往復
動に伴って弁体47aが接触離間するようになってい
る。また、貫通孔46aの先端側内周面と弁軸47の外
周面とにより環状の内部スピル空間48が区画形成され
ている。
は略円板状のアーマチャ53が一体形成されている。こ
のアーマチャ53はハウジング42及びスリーブ43に
よって移動可能に支持され、その基端面がステータ44
の先端面と近接するように対向配置されている。また、
ステータ44の先端部分には挿通孔44aが形成され、
この挿通孔44a内にはスプリング49が挿通支持され
ている。アーマチャ53は、このスプリング49によっ
て弁体47aが弁座46bから離間する方向に付勢され
ている。
励磁されていない場合、スプリング49の付勢力によっ
て弁体47aが弁座46bから離座するため、同弁41
は常に開弁状態になっている。これに対して、ソレノイ
ドコイル45によってステータ44が励磁されることに
より、アーマチャ53はステータ44に吸引される。そ
の結果、スプリング49の付勢力に抗してアーマチャ5
3はステータ44側に移動し、この移動により弁体47
aが弁座46bに着座してスピル弁41が閉弁状態にな
る。
端面に対向する部分には、導入空間50が形成されてい
る。この導入空間50はスピル通路39により加圧室2
2と連通されており、加圧室22にて加圧された燃料が
導入される。
外周面、及びハウジング42の先端面とにより環状の外
部スピル空間51が区画形成されている。この外部スピ
ル空間51と前記内部スピル空間48とはガイド46に
形成されたスピル孔52により連通されている。更に、
外部スピル空間51は、スピル通路39により前記圧力
調整弁40を介して燃料タンク13に連通されている。
ーマチャ53に形成された通路46c,53a等によ
り、アーマチャ53の基端面とステータ44の先端面と
の間に形成された間隙54に通じている。
置10の作用について説明する。エンジンEの運転が開
始されると、クランクシャフト24に伴ってカム25が
回転することにより、プランジャ21はシリンダ20内
で上下方向に往復動する。そして、低圧フィードポンプ
14から流入通路30内に圧送された燃料タンク13内
の燃料は、プランジャ21が上死点から下動し始めると
同時に、逆止弁31を介して加圧室22に導入される。
この際、スピル弁41のソレノイドコイル45はECU
60により通電されておらず、同弁41は開弁状態にな
っている。
9とは別に設けられた流入通路30を通じて加圧室22
に燃料を導入するようにしている。従って、スピル弁4
1の弁体47aにより燃料の導入が阻害されるようなこ
とがなく、プランジャ21が上死点から下死点まで下動
する間は同弁41の開閉状態に関わらず、常に加圧室2
2に燃料が導入される。このため、本実施形態によれ
ば、加圧室22内に十分な燃料を確実に導入させること
ができる。
始める。このとき、スピル弁41が開弁している場合に
は、加圧室22の燃料がスピル通路39に溢流して燃料
タンク13に戻される。従って、燃料の加圧は行われ
ず、燃料リザーバ55内に燃料は圧送されない。これに
対して、スピル弁41が閉弁されることにより、加圧室
22内の燃料が加圧される。そして、加圧された燃料
は、逆止弁36の開弁に伴い供給通路35を通じて燃料
リザーバ55に圧送される。本実施形態における燃料供
給装置10では、ECU60がスピル弁41の閉弁時
期、即ち、ソレノイドコイル45への通電を開始する時
期を調節することによって燃料の圧送量が調節される。
そして、ECU60は、燃圧センサ61により検出され
る燃料リザーバ55内の燃料圧力が所定圧力になるよう
に制御する。
を最大吐出量に設定して燃料を圧送する場合、プランジ
ャ21の上動と同時にスピル弁41が確実に閉弁状態と
なっている必要がある。この点、本実施形態では、加圧
室22への燃料導入に対してスピル弁41の閉弁動作が
影響を及ぼすことがないため、プランジャ21が上死点
から下死点に向かって下動している間であれば、同弁4
1をどのようなタイミングで閉弁させてもよいことにな
る。
41の応答遅れを十分に見越して、より早いタイミング
でソレノイドコイル45への通電を開始することによ
り、プランジャ21の上動が開始される際に確実に同弁
41を閉弁させておくことができる。このため、スピル
弁41の開弁状態から閉弁状態への移行が遅れて加圧室
22の燃料がスピル通路39に溢流してしまい、燃料リ
ザーバ55内に供給される燃料量が減少するといった不
具合を回避することができる。
出量に設定する場合においては、スピル弁41の通電制
御における制御誤差が比較的大きくても、これを許容す
ることができる。即ち、スピル弁41の閉弁時期が多少
変化した場合でも、プランジャ21の上動が開始される
際に閉弁状態になっていれば、その変化は加圧室22へ
の燃料の導入及び加圧に対して殆ど影響を及ぼさないか
らである。このため、個体差、環境温度、或いは燃料温
度等によって、仮にスピル弁41の応答性にバラツキが
生じた場合でも、燃料リザーバ55内へ燃料を安定して
供給することができる。
たように加圧室22内に十分に導入された燃料を溢流さ
せることなく、燃料リザーバ55に内に供給することが
可能になることから、燃料供給装置10の燃料供給能力
を向上させることができる。
Eの始動時のように燃料リザーバ55内の燃料圧力を早
急に増大させる必要がある場合、スピル弁41を閉弁状
態のまま保持しておくことにより容易に吐出量を最大吐
出量に設定して、燃料リザーバ55内の燃圧を速やかに
増加させることができる。また、エンジンEが高負荷運
転状態となり、インジェクタ56からの燃料噴射量が増
大した場合も同様に、その増大に見合うだけの十分な吐
出量を確保することができ、燃料リザーバ55内の燃料
を所定圧力に保持することができる。
のスピル通路39に圧力調整弁40を設けているため、
同弁40が閉弁した際には内部スピル空間48、スピル
孔52、及び外部スピル空間51等のにおける燃料圧力
が所定値に保持される。通常、この所定値は正圧であ
り、再びスピル弁41を開弁させる際にはこの正圧が弁
体47aを弁座46bから離間するように作用すること
から、同弁41を速やかに開弁させることができる。
内の燃料には、高圧ポンプ11の作動やインジェクタ5
6の燃料噴射に伴って圧力脈動が生じる。この圧力脈動
によりスピル通路39内の燃料圧力が一時的に増大する
と、圧力調整弁40の開度が大きくなり、同弁40を通
過する燃料の流量が増大する。その結果、スピル弁41
と圧力調整弁40との間のスピル通路39内における燃
料圧力が急激に低下する。そして、このように燃料圧力
が低下したときにスピル弁41が閉弁することにより、
スピル通路39において同弁と圧力調整弁40との間の
部分における燃料圧力が負圧の状態で保持されることが
ある。このような場合には、この負圧によって弁体47
aが弁座46bに着座するように付勢されるため、再び
スピル弁41を開弁させる際にその作動応答性が低下し
てしまうことが懸念される。
脈動を緩和することにより、開弁時における作動応答性
の低下を抑制することができる。即ち、本実施形態の構
成では、内部スピル空間48及び外部スピル空間51内
の燃料の一部はガイド46及びアーマチャ53に形成さ
れた通路46c,53a等を通過して、アーマチャ53
の基端面とステータ44の先端面との間に形成された間
隙54に導入される。そして、ステータ44の先端面に
は間隙54内に導入された燃料の圧力が作用する。
により形成されているため、ステータ44の先端面に燃
料圧力が作用した場合、このスリーブ43が弾性変形す
るため、スピル弁41の軸方向(図2の左右方向)にお
けるステータ44の位置変化が許容される。その結果、
前記間隙の54の大きさが変化し、これにより圧力脈動
が緩和される。従って、本実施形態によれば、圧力脈動
による作動応答性の低下を小さく抑えることができ、作
動応答性低下に起因した種々の不具合を回避することが
できる。
の間のスピル通路39における容積、即ち、スピル通路
39において内圧が負圧に保持される部分(内部スピル
空間48、スピル孔52、外部スピル空間51等)の容
積を「V」、ステータ44の位置変化による容積Vの変
化量を「△V」とした場合、吸収できる圧力脈動の大き
さ△P1は次式(1)により表すことができる。
る。スピル通路39に発生する圧力脈動の大きさは最大
でも1気圧に満たないため、容積変化率(△V/V)×
100は約0.015%以上であれば圧力脈動を吸収で
きることが、上式(1)に所定値を代入することにより
確認できる。本実施形態によれば、上記のような容積変
化率を得られるように、スリーブ43を形成する樹脂材
料を選択することによって圧力脈動を確実に減少させる
ことができる。
7aと弁座46bとが固着してスピル弁41が閉弁状態
のままになる異常が生じた場合であっても、吐出量の調
節は不能となるものの、加圧室22内に燃料を導入した
後、その燃料を燃料リザーバ55へ圧送することは可能
である。
と同室22からの燃料の溢流とを同じ通路によって行う
ようにした構成では、上記のようにスピル弁41が閉弁
状態のままになった場合、加圧室22に燃料が導入され
なくなるため、エンジンEは停止して車輌は走行不能と
なる。
な異常がスピル弁41に発生した場合であっても、燃料
リザーバ55内へ燃料が圧送されるため、車輌を退避走
行させることができる。尚、上記のような異常がスピル
弁41に発生した場合、加圧室22から燃料リザーバ5
5内へ圧送される燃料は最大となるため、同リザーバ5
5内の燃料圧力が急激に上昇する。しかしながら、燃料
圧力が所定値以上に上昇した際には、前記リリーフ弁3
7の開弁によりリリーフ通路38を通じて燃料が燃料タ
ンク13に戻されるため、燃料リザーバ55内の燃料圧
力が過大になることはない。
は、燃料に混入した空気、或いは燃料の温度上昇に伴っ
て発生したベーパ(燃料蒸気)等の気体(以下、単に
「空気」という)が混入する場合がある。また、特に燃
料が高温になった状態でエンジンEを停止させたような
場合には、加圧室22に混入する空気量が増大する傾向
にある。
は、スピル通路104の開口はその開口面積が狭められ
た絞り形状になっているため、プランジャ室103(加
圧室22に相当する)に混入した空気が同通路104を
通じて同室103から排出され難い。加えて、従来の装
置100において燃料溜107の燃料圧力が上昇した場
合、供給ポンプ108から圧送された燃料はプランジャ
室側に導入されることなく、リリーフ通路116を介し
て燃料タンク109に戻されてしまう。
更に排出され難くなり、同室103内に残留するような
る。このようにプランジャ室103に空気が混入されて
いると、同室103内に導入される燃料の量が減少する
とともに、燃料圧力を所定の圧力にまで加圧することが
困難になる。
路39を通じて燃料タンク13に戻される燃料は、常に
加圧室22を通過する。従って、加圧室22内にある空
気の大部分は燃料とともに燃料タンク13に戻される。
その結果、本実施形態によれば、加圧室22内に混入し
た空気により、同室22への燃料の導入量や高圧ポンプ
11の加圧効率が低下してしまうことを抑制することが
できる。
び第3の実施形態について上記第1の実施形態との相違
点を中心に説明する。各実施形態の説明において、第1
の実施形態と同様の構成については同一の符号を付すこ
とにより説明を省略する。
おける燃料供給装置10の概略構成を示している。本実
施形態は前述した吐出側流入通路32と、外部スピル空
間51及び逆止弁31の間のスピル通路39とを圧力通
路57により接続した点が上記第1の実施形態と異なっ
ている。この圧力通路57は、スピル通路39において
スピル弁41と圧力調整弁40との間の部分に発生する
負圧を正圧にまで上昇させるために設けられている。ま
た、この圧力通路57にはその流通断面積を狭めた絞り
58が形成されている。
(3)により決定される。まず、式(2)に基づいて、
前述した負圧を正圧にまで増加させるのに必要な圧力通
路57の流量Qが算出される。
圧が発生した場合における、スピル通路39の圧力調整
弁40より上流側(スピル弁41側)の部分と下流側
(燃料タンク13側)の部分との圧力差である。
「V」、「K」は、前述したように、スピル弁41と圧
力調整弁40との間のスピル通路39における容積、燃
料の体積弾性率である。また、「t1 」は負圧が正圧に
まで増加するのに要する時間であり、本実施形態では
「5msec」に設定されている。
を次式(3)に代入することにより、絞り58の半径r
が算出される。
形状によって決まる流量定数、「g」は重力加速度、
「γ」は燃料の液体比重である。以上説明したように、
本実施形態では第1の実施形態における構成に加えて、
圧力通路57を設けるようにした。従って、仮に外部ス
ピル空間51及び逆止弁31の間のスピル通路39に負
圧が発生した場合でも、この圧力通路57を通じてスピ
ル通路39内に燃料が流入するため、同通路39内おけ
る負圧を消滅させることができる。その結果、前述した
ようなスピル通路39内が負圧に保持されることに起因
した作動応答性の低下を回避することができる。
(3)に基づいて絞り58半径rを設定するようにして
いるため、同半径rを設計上必要十分な値に設定するこ
とができる。即ち、上記のように絞り58の半径rを設
定することにより、圧力通路57を流れる燃料の量をス
ピル通路39の負圧を解消するのに十分な量に設定する
ことができるとともに、過剰な燃料がスピル通路39に
導入されてしまうを回避することができる。その結果、
本実施形態によれば、負圧の発生を確実に防止できるこ
とに加え、不必要な燃料をスピル通路39側に送ること
による低圧フィードポンプ14の負荷増大を抑制するこ
とができる。
圧力通路57を通じてスピル通路39内に燃料が導入さ
れることにより、圧力調整弁40が開弁状態になってい
る場合が多くなる。このため、本実施形態によれば、圧
力調整弁40におけるシール性を厳密に管理する必要が
少なくなることから設計上好ましいものとなる。
おける燃料供給装置10の概略構成を示している。シリ
ンダ20の内周壁において、プランジャ21の下死点よ
りも下側に位置する部分、即ち、プランジャ21が常に
接触する部分には、同プランジャ21を囲むようにして
環状溝70が形成されている。加圧室22内での燃料の
加圧に伴い、シリンダ20の内周壁とプランジャ21の
外周壁との間の微少なクリアランス(図示略)に漏出し
た燃料の一部は、この環状溝70に導入される。環状溝
70内は、スピル弁41と圧力調整弁40との間のスピ
ル通路39とリーク通路71により接続されている。従
って、本実施形態では、環状溝70内に漏出した燃料が
リーク通路71を通じてスピル通路39内に導入される
ことにより、同通路39において発生する負圧が解消さ
れる。
漏出する燃料の量q(t)は次式(4)により算出する
ことができる。
21の直径、「h」はシリンダ20の内周壁とプランジ
ャ21の外周壁との間のクリアランス量、「μ」は燃料
の粘度である。また、「L(t)」は環状溝70からプ
ランジャ21の上端部分までの距離、「P(t)」は加
圧室22における燃料圧力であり、距離L(t)及び燃
料圧力P(t)はいずれもプランジャ21の往復動に応
じて時間とともに変化する。
(t)をプランジャ21の一行程に要する時間で積分す
ることにより、環状溝70からリーク通路71を通じて
スピル通路39内に導入可能な燃料の総量△Vが算出さ
れる。更に、次式(5)にこの燃料量△Vを代入するこ
とにより、スピル通路39内の圧力上昇量△pを得るこ
とができる。
得られた圧力上昇量△pが、前述した圧力差△Pよりも
大きく、スピル通路39内における負圧を解消するのに
十分な大きさになるように、距離L(t)の大きさ、換
言すれば、シリンダ20の内周壁において環状溝70が
形成される位置を決定している。
実施形態と同様に、負圧を確実に解消することができ、
スピル通路39内が負圧に保持されることに起因したス
ピル弁41の作動応答性の低下を回避することができ
る。
態のようにその構成を変更して具体化することもでき
る。これら別の実施形態においても上記各実施形態と略
同様の作用効果を奏することができる。
入通路32と、外部スピル空間51及び逆止弁31の間
のスピル通路39とを圧力通路57により接続し、その
圧力通路57に絞り58を設けるようにした。
おいてスピル弁41と圧力調整弁40との間の部分は正
圧となり、同圧力調整弁40は殆ど開弁した状態を維持
するようになる。このため、図5に示すように、この圧
力調整弁40を絞り72に変更することが可能となる。
このように、圧力調整弁40を絞り72に変更すること
により、高圧燃料供給装置10の低コスト化を図ること
ができる。
41のスリーブ43を樹脂材料により形成することによ
り、燃料の圧力脈動を減少させるようにした。これに対
して、例えば図6に示すような構成を採用することによ
り、この圧力脈動を減少させることもできる。
端部分に挿通孔44bが形成されており、この挿通孔4
4b内には、同孔44bの内周面に密接した状態で移動
する可動部材73が設けられている。また、この挿通孔
44bの基端側開口はキャップ74により閉塞されてお
り、同キャップ74と可動部材73との間には同部材7
3をステータ44の先端側へと付勢するスプリング75
が設けられている。挿通孔44b内において、可動部材
73より先端側の内部空間により圧力減衰室76が形成
されている。この圧力減衰室76は連通孔77によりス
テータ44の先端側部分に形成された前記挿通孔44a
の内部に連通されている。
の基端面とステータ44の先端面との間に形成された間
隙54に導入された燃料は、更に、挿通孔44a及び連
通孔を通過して圧力減衰室76に導入される。圧力減衰
室76に燃料が導入されることにより、可動部材73は
その燃料圧力から作用する力とスプリング75の付勢力
とが釣り合う位置まで移動する。即ち、圧力減衰室76
の容積が燃料圧力に応じて変化する。従って、上記の構
成によっても高圧燃料供給装置10の配管系に発生する
燃料の圧力脈動を減少させることができる。
えば、高圧燃料供給装置10の配管系にパルセーション
ダンパを別途設けることにより、圧力脈動を減少させる
ようにしてもよい。
も車輌用ガソリンエンジンEの高圧燃料供給装置10と
して具体化するものであったが、例えば、ディーゼルエ
ンジンにも適用することができ、また、車輌用に限定さ
れず定置動力用エンジンに適用することもできる。
及びスピル通路39において加圧室22に接続される部
分を共通にしているが、各通路35,39を加圧室22
に対して別々に接続するようにしてもよい。
57に絞り58を設けるようにした。これに対して、こ
の絞り58を省略したり、或いは低圧フィードポンプ1
4からスピル通路39側への燃料の流通のみを許容する
逆止弁に変更することも可能である。
として常開式の電磁弁を用いるようにしたが、常閉式の
電磁弁を採用することもできる。上記各実施形態から把
握できる技術的思想について以下にその効果とともに記
載する。
の閉弁時期を変更することにより、加圧室22から圧送
される燃料量を調節するようにした。これに対して、プ
ランジャ21の上動が開始される時には、常時、スピル
弁41を閉弁状態とし、同弁41が開弁する時期を変更
することにより燃料圧送量を調節することもできる。。
燃料供給装置において、前記燃料スピル通路に設けられ
て同燃料スピル通路の燃料圧力を所定圧力に保持する燃
圧保持部材と、前記燃料スピル弁は、同燃料スピル弁と
前記燃圧保持部材との間の前記燃料スピル通路に生じる
負圧によりその弁体が弁座に着座するように付勢される
構造を有したものであることと、前記燃料スピル通路に
おける前記燃料スピル弁及び前記燃圧保持部材間の部分
での圧力脈動を抑制する圧力脈動減衰機構を備えたこと
を特徴とする。
より燃料スピル弁及び燃圧保持部材間の燃料スピル通路
における圧力脈動を抑え、同通路の内圧が負圧に保持さ
れることを抑制することにより、その負圧によって燃料
スピル弁の作動応答性が低下することを回避することが
できる。
供給装置において、燃料加圧室へ燃料を導入するための
燃料流入通路と、同加圧室から燃料タンクへ燃料を溢流
させるための燃料スピル通路とをそれぞれ別に設けるよ
うにしている。従って、燃料スピル弁の開閉状態に関わ
らず、燃料加圧室にはプランジャの下動に伴い燃料流入
通路を通じて燃料が導入され、また、応答遅れ時間を十
分に見越して燃料スピル弁の開閉時期を設定することが
できる。その結果、燃料加圧室に所定量の燃料を確実に
導入して、その燃料の加圧を行うことができるようにな
り、高圧燃料供給装置における燃料供給能力の向上を図
ることができる。
路において逆止弁より上流側部分と燃料スピル通路にお
いて燃料スピル弁及び燃圧保持部材間の部分とを連通路
により接続するようにしている。従って、この連通路を
通じて低圧ポンプから吐出された燃料が燃料スピル通路
に燃料が供給されることにより、同燃料スピル通路内に
おける負圧の発生が抑制される。その結果、本発明によ
れば、請求項1に記載した発明の効果に加えて、燃料ス
ピル弁の開弁時における作動応答性の低下を回避するこ
とができる。
した発明の構成において、連通路に流通燃料量を制限す
る絞りを設けるようにしている。従って、連通路を通じ
て燃料流入通路から燃料スピル通路内に供給される燃料
の量が減少する。その結果、本発明によれば、請求項2
に記載した発明の効果に加えて、燃料流入通路から連通
路を通じて燃料スピル通路に過剰な燃料が供給されてし
まうことを抑制することができ、例えば、低圧ポンプの
負荷増大といった不具合を防止することができる。
壁に形成された貯留空間と燃料スピル通路において燃料
スピル弁及び燃圧保持部材間の部分とを連通路により接
続するようにしている。従って、貯留空間に漏出した燃
料加圧室の加圧燃料が連通路を通じて燃料スピル通路に
燃料が供給されるため、同通路内における負圧の発生が
抑制される。その結果、本発明によれば、請求項1に記
載した発明の効果に加えて、燃料スピル弁の開弁時にお
ける作動応答性の低下を回避することができる。
す概略構成図。
す概略構成図。
す概略構成図。
概略構成図。
成図。
シリンダ、21…プランジャ、22…加圧室、30…流
入通路、31…逆止弁、35…供給通路、40…圧力調
整弁、39…スピル通路、46b…弁座、47a…弁
体、57…圧力通路、58…絞り、70…環状溝、71
…リーク通路、E…エンジン。
として常開式の電磁弁を用いるようにしたが、常閉式の
電磁弁を採用することもできる。
の閉弁時期を変更することにより、加圧室22から圧送
される燃料量を調節するようにした。これに対して、プ
ランジャ21の上動が開始される時には、常時、スピル
弁41を閉弁状態とし、同弁41が開弁する時期を変更
することにより燃料圧送量を調節することもできる。上
記各実施形態から把握できる技術的思想について以下に
その効果とともに記載する。
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料を高圧に加圧して内燃機関に供給す
る高圧燃料供給装置であって、 シリンダと当該シリンダ内に往復動可能に設けられたプ
ランジャとにより区画形成される燃料加圧室と、 燃料タンク内の燃料をポンプにより吸引し、当該ポンプ
から吐出される燃料を前記燃料加圧室へ移送する燃料流
入通路と、 前記燃料流入通路に設けられて前記燃料加圧室への燃料
流入のみを許容する逆止弁と、 前記燃料加圧室と前記内燃機関とを接続し、前記プラン
ジャの往復動により加圧される前記燃料加圧室内の燃料
を前記内燃機関に圧送する燃料供給通路と、 前記燃料加圧室と前記燃料タンクとを接続する燃料スピ
ル通路と、 前記燃料スピル通路に設けられ、同スピル通路を通じて
前記燃料加圧室から前記燃料タンクに戻される燃料スピ
ル量をその開閉動作によって変更することにより、前記
燃料加圧室から前記内燃機関に圧送される燃料量を調節
する燃料スピル弁とを備えた内燃機関の高圧燃料供給装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した内燃機関の高圧燃料
供給装置において、 前記燃料スピル通路に設けられて同燃料スピル通路の燃
料圧力を所定圧力に保持する燃圧保持部材と、 前記燃料スピル弁は、同燃料スピル弁と前記燃圧保持部
材との間の前記燃料スピル通路に生じる負圧によりその
弁体が弁座に着座するように付勢される構造を有したも
のであることと、 前記燃料流入通路において前記逆止弁より上流側部分と
前記燃料スピル通路において前記燃料スピル弁及び前記
燃圧保持部材間の部分とを接続する連通路とを更に備え
たことを特徴とする内燃機関の高圧燃料供給装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載した内燃機関の高圧燃料
供給装置において、 前記連通路に流通燃料量を制限するための絞りを設けた
ことを特徴とする内燃機関の高圧燃料供給装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載した内燃機関の高圧燃料
供給装置において、 前記燃料スピル通路に設けられて同燃料スピル通路の燃
料圧力を所定圧力に保持する燃圧保持部材と、 前記燃料スピル弁は、同弁と前記燃圧保持部材との間の
前記燃料スピル通路に生じる負圧によりその弁体が弁座
に着座するように付勢される構造を有したものであるこ
とと、 前記シリンダ内周壁において前記プランジャが常に接触
する部分に形成されて前記燃料加圧室から漏出した燃料
を溜める貯留空間と、 前記貯留空間と前記燃料スピル通路において前記燃料ス
ピル弁及び前記燃圧保持部材間の部分とを接続する連通
路とを更に備えたことを特徴とする内燃機関の高圧燃料
供給装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31370596A JP3237549B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 内燃機関の高圧燃料供給装置 |
US08/951,487 US5911208A (en) | 1996-11-25 | 1997-10-16 | High-pressure fuel supply device for internal combustion engine |
DE19752013A DE19752013B4 (de) | 1996-11-25 | 1997-11-24 | Hochdruckkraftstoffzufuhrvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31370596A JP3237549B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 内燃機関の高圧燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153157A true JPH10153157A (ja) | 1998-06-09 |
JP3237549B2 JP3237549B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=18044534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31370596A Expired - Lifetime JP3237549B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 内燃機関の高圧燃料供給装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5911208A (ja) |
JP (1) | JP3237549B2 (ja) |
DE (1) | DE19752013B4 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000205436A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Toyota Motor Corp | 電磁弁 |
DE10064055B4 (de) * | 1999-12-24 | 2008-06-19 | Hitachi, Ltd. | Steuervorrichtung für Hochdruck-Kraftstoffpumpe und für Motor mit Direkteinspritzung |
EP1950411A1 (en) | 1999-02-09 | 2008-07-30 | Hitachi, Ltd. | High pressure fuel supply pump for internal combustion engine |
JP2013108509A (ja) * | 2013-03-13 | 2013-06-06 | Yanmar Co Ltd | 燃料噴射ポンプ |
US9243597B2 (en) | 2010-02-26 | 2016-01-26 | Yanmar Co., Ltd. | Fuel injection pump |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3471587B2 (ja) * | 1997-10-27 | 2003-12-02 | 三菱電機株式会社 | 筒内噴射用高圧燃料ポンプ |
JPH11200990A (ja) * | 1998-01-07 | 1999-07-27 | Unisia Jecs Corp | 燃料噴射制御装置 |
DE19818385A1 (de) * | 1998-04-24 | 1999-10-28 | Bosch Gmbh Robert | Zuschaltventil in einem Kraftstoffeinspritzsystem für Brennkraftmaschinen |
JP3389863B2 (ja) * | 1998-08-11 | 2003-03-24 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP2000291509A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | 直噴式ガソリンエンジン用燃料供給装置 |
JP2001041128A (ja) † | 1999-07-28 | 2001-02-13 | Toyota Motor Corp | 高圧燃料ポンプ |
ATE526501T1 (de) * | 2000-07-10 | 2011-10-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Brennstoffeinspritzvorrichtung |
DE10052629A1 (de) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffhochdruckpumpe mit veränderlicher Fördermenge |
DE10061987B4 (de) * | 2000-12-13 | 2005-06-16 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen einer Kraftstoffeinspritzanlage |
ITTO20001227A1 (it) * | 2000-12-29 | 2002-06-29 | Fiat Ricerche | Impianto di iniezione a collettore comune per un motore a combustioneinterna, avente un dispositivo di predosaggio del combustibile. |
ITTO20001228A1 (it) | 2000-12-29 | 2002-06-29 | Fiat Ricerche | Impianto di iniezione del combustibile per un motore a combustione interna. |
JP2002317669A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP2003120457A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-04-23 | Hyundai Motor Co Ltd | 燃料噴射圧力制御システム及びその方法 |
DE10215021A1 (de) * | 2002-04-05 | 2003-10-23 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
GB0210753D0 (en) * | 2002-05-10 | 2002-06-19 | Delphi Tech Inc | Fuel pump |
DE102004013248A1 (de) * | 2004-03-18 | 2005-10-06 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
JP4165572B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2008-10-15 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
US7527043B2 (en) * | 2007-07-05 | 2009-05-05 | Caterpillar Inc. | Liquid fuel system with anti-drainback valve and engine using same |
JP4353288B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2009-10-28 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料ポンプ |
JP4701227B2 (ja) * | 2007-10-29 | 2011-06-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | プランジャ式高圧燃料ポンプ |
DE102008059117B4 (de) * | 2008-11-26 | 2011-07-28 | Continental Automotive GmbH, 30165 | Hochdruckpumpenanordnung |
DE102010027745A1 (de) * | 2010-04-14 | 2011-10-20 | Robert Bosch Gmbh | Hochdruckpumpe |
EP2593660A4 (en) * | 2010-07-14 | 2014-01-29 | Volvo Lastvagnar Ab | FUEL INJECTION SYSTEM WITH PRESSURE-CONTROLLED OUTDOOR FUNCTION |
DE102011089478B3 (de) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | Continental Automotive Gmbh | Einspritzsystem |
DE102014206432B4 (de) | 2014-04-03 | 2023-04-20 | Ford Global Technologies, Llc | Kraftstoffleitungsanordnung für ein Kraftstoffeinspritzsystem |
CN104863767B (zh) * | 2014-12-18 | 2017-09-15 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 一种可快速泄压的高压喷油系统以及快速泄压方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3212448A (en) * | 1963-04-22 | 1965-10-19 | Clevite Corp | Fluid apparatus |
US3742822A (en) * | 1971-08-03 | 1973-07-03 | Union Carbide Corp | Close clearance viscous fluid seal system |
US4776260A (en) * | 1980-11-07 | 1988-10-11 | Vincze Alexander L | Constant pressure pump |
DE3211877A1 (de) * | 1982-03-31 | 1983-10-06 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe |
JP2690734B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1997-12-17 | 株式会社デンソー | 可変吐出量高圧ポンプ |
JP2639017B2 (ja) * | 1988-11-24 | 1997-08-06 | 株式会社デンソー | 可変吐出量高圧ポンプ及びその制御方法 |
DE3910793C2 (de) * | 1989-04-04 | 1996-05-23 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Brennstoffeinspritzvorrichtung |
US5230613A (en) * | 1990-07-16 | 1993-07-27 | Diesel Technology Company | Common rail fuel injection system |
DE4032279A1 (de) * | 1990-10-11 | 1992-04-16 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
JP3350997B2 (ja) * | 1993-03-01 | 2002-11-25 | 株式会社デンソー | 蓄圧式燃料噴射装置 |
US5313924A (en) * | 1993-03-08 | 1994-05-24 | Chrysler Corporation | Fuel injection system and method for a diesel or stratified charge engine |
GB2284024B (en) * | 1993-05-06 | 1997-04-02 | Cummins Engine Co Inc | Variable displacement high pressure pump for common rail fuel injection systems |
JP3435770B2 (ja) * | 1993-12-03 | 2003-08-11 | 株式会社デンソー | 高圧燃料噴射装置 |
CA2171361C (en) * | 1995-03-29 | 1999-03-30 | Christian Wimmar Schmitz | Calender roller |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP31370596A patent/JP3237549B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-10-16 US US08/951,487 patent/US5911208A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-24 DE DE19752013A patent/DE19752013B4/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000205436A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Toyota Motor Corp | 電磁弁 |
EP1950411A1 (en) | 1999-02-09 | 2008-07-30 | Hitachi, Ltd. | High pressure fuel supply pump for internal combustion engine |
JP2014148981A (ja) * | 1999-02-09 | 2014-08-21 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関の高圧燃料供給ポンプ |
DE10064055B4 (de) * | 1999-12-24 | 2008-06-19 | Hitachi, Ltd. | Steuervorrichtung für Hochdruck-Kraftstoffpumpe und für Motor mit Direkteinspritzung |
US9243597B2 (en) | 2010-02-26 | 2016-01-26 | Yanmar Co., Ltd. | Fuel injection pump |
JP2013108509A (ja) * | 2013-03-13 | 2013-06-06 | Yanmar Co Ltd | 燃料噴射ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5911208A (en) | 1999-06-15 |
DE19752013B4 (de) | 2004-05-27 |
JP3237549B2 (ja) | 2001-12-10 |
DE19752013A1 (de) | 1998-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3237549B2 (ja) | 内燃機関の高圧燃料供給装置 | |
US7044110B2 (en) | Fuel injection device for a combustion engine | |
US6895936B2 (en) | Common rail type fuel injection system | |
JP3598610B2 (ja) | 電磁弁およびこれを用いた燃料ポンプ | |
JPH06323220A (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
JP4556881B2 (ja) | コモンレール式燃料噴射装置 | |
US20090199820A1 (en) | Pressure control valve with limp-home and ventilation function | |
JP2004218547A (ja) | 高圧燃料ポンプ | |
US6581573B2 (en) | Compound electromagnetic valve, high pressure pump and apparatus for controlling high pressure pump | |
US6113361A (en) | Intensified high-pressure common-rail supply pump | |
JP4211733B2 (ja) | コモンレール式燃料噴射装置 | |
JP2010156298A (ja) | 燃料供給装置及びそれに用いる高圧ポンプ | |
JP2001304067A (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
CN111373140A (zh) | 高压燃料供给泵 | |
JP2010156254A (ja) | 高圧ポンプ | |
JPH10176619A (ja) | 内燃機関の高圧燃料噴射装置 | |
JP3693463B2 (ja) | 可変吐出量高圧ポンプ | |
JP2004360675A (ja) | 燃料噴射ポンプ用逆止弁 | |
JPH1073064A (ja) | 高圧供給ポンプ | |
JP4306159B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
CN111989481B (zh) | 燃料供给泵以及燃料供给泵的制造方法 | |
EP4394219A1 (en) | Electromagnetic suction valve and fuel supply pump | |
US20240151198A1 (en) | Fuel Pump | |
JPS60147544A (ja) | 分配型燃料噴射ポンプ | |
JP2002266726A (ja) | 燃料供給ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |