JPH1015266A - 屋外使用シートの吊り込み方法 - Google Patents

屋外使用シートの吊り込み方法

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JPH1015266A
JPH1015266A JP18823796A JP18823796A JPH1015266A JP H1015266 A JPH1015266 A JP H1015266A JP 18823796 A JP18823796 A JP 18823796A JP 18823796 A JP18823796 A JP 18823796A JP H1015266 A JPH1015266 A JP H1015266A
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skin
bottom plate
cushion pad
joined
hanging
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JP18823796A
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Kenichi Hasegawa
健一 長谷川
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TS Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は屋外で使用するシート
の吊り込みに、吊り込み糸やワイヤーを用いずに吊り込
みを行う方法を提供。 【解決手段】 屋外使用シートSは、ボトムプレート
10上にクッションパット20を載置して表皮30で被
覆して構成される。このときクッションパット20の溝
部21に第1表皮材31と第2表皮材32の接合部を配
置し、同時に第1表皮材31の表皮30の突部33をク
ッションパット20の貫通孔22とボトムプレート10
の貫通孔11から引いて、溝部21から構成されるクッ
ションパット20の吊り込みパターンに、各表皮材3
1,32の接合部を配置するように吊り込み、第1表皮
材31の突部33をクッションパット20と反対側のボ
トムプレート10面で接合する。接合は突部33とボト
ムプレート10とをステイプル40で接合処理する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋外で使用されるシ
ートに係り、特に屋外使用シートの吊り込み方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からシートの座面等には、意匠的な
効果を狙って表皮を吊り込んだシートが知られている。
屋外で使用するゴルフカート、トラクター、ゴーカー
ト、二輪車等の汎用車に用いられる屋外用のシートにお
いては、風雨に直接曝されるために、座面等をフラット
な形状とすることが一般的であったが、屋外用のシート
においても、意匠効果等を狙った吊り込みシートが提案
されている。
【0003】図12及び図14は従来例を示す吊り込み
部材の斜視図及び吊りり込んだ状態の部分断面図であ
り、この例では、二枚の表皮材101,102の合わせ
部分をウエルダー溶着にし、さらにはワイヤー103等
の挟持布104をループ状にしてウエルダー溶着や縫合
等により接合した接合部105とし、上記挟持布104
のループの中にワイヤー103を通し、このワイヤー1
03に吊り込み糸106を通してリング状にする。そし
て、このリング状の吊り込み糸106をシートの底板
(不図示)に係合させて吊り込んでいた。
【0004】また図14及び図15は、他の従来例を示
す吊り込み技術であり、図14は図15のZ−Zからみ
た概略図、図15は吊り込んだ状態の部分断面図であ
り、二枚の表皮材101,102の合わせ部分をウエル
ダー溶着等により接合し、これに挾持布等を取付けてル
ープ部110を形成し、このループ部110に吊り込み
糸106を通してリング状とする。一方、シートを構成
する底板120に、係合孔121等を、例えば2カ所に
形成しておき、この係合孔121に吊り込み糸106を
係合させて挾持布110を底板方向へ吊り込む技術であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、いずれも吊り込み糸を用いたり、ワイヤーを用いる
ために吊り込み糸の切れの問題があったり、線上の吊り
込みでは深い吊り込みが困難であるという不都合があっ
た。
【0006】本発明の目的は、屋外で使用するゴルフカ
ート、トラクター、ゴーカート、二輪車等の汎用車に用
いられるシートにおいて、防水性を有し、局部的又は線
上的な吊り込みをするときに、吊り込み糸やワイヤーを
用いずに吊り込みを行う屋外使用シートの吊り込み方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る屋外
使用シートの吊り込み方法は、ボトムプレートとクッシ
ョンパットと表皮とを備え、前記表皮の所定位置をボト
ムプレート側へ部分的に吊り込んだ屋外使用シートにお
いて、前記クッションパットには吊り込みパターンに沿
って凹溝が形成され、凹溝の所定位置にはクッションパ
ット及びボトムプレートを貫通する貫通孔が形成され、
前記表皮は少なくとも第1表皮材と第2表皮材の二つの
表皮材を接合して構成され、一方の表皮材には吊り込み
部としての突部が形成され、該突部を前記貫通孔へ貫通
させてクッションパットと反対側のボトムプレート面で
接合して吊り込んだことを特徴とする。
【0008】このとき表皮の接合部には、該接合部に沿
った溶着可能な長尺部材が前記接合される表皮材の間に
挾持したあと溶着して形成すると好適である。
【0009】本願請求項3に係る屋外使用シートの吊り
込み方法は、ボトムプレートと、該ボトムプレート上に
配置されるクッションパットと、クッションパットを被
覆する少なくとも2種類の表皮材からなる表皮とを備
え、前記表皮材の接合箇所の所定位置をボトムプレート
側へ部分的に吊り込んだ屋外使用シートにおいて、前記
クッションパットには吊り込みパターンに沿って凹溝が
形成され、凹溝の所定位置にはクッションパット及びボ
トムプレートを貫通する貫通孔が形成され、前記表皮材
の接合位置には所定幅のターポリーンが接合され、該タ
ーポリーンを前記貫通孔へ貫通させて表皮をボトムプレ
ート側へ引き込み、該ターポリーンをクッションパット
と反対側のボトムプレート面でステイプルにより接合し
て吊り込んだことを特徴とする。
【0010】このとき前記表皮材の接合部には、該接合
部に沿った溶着可能な長尺部材が表皮材に挾持されて配
置したあと溶着され、該溶着された接合部と吊り込み用
のターポリーンを縫合により接合すると好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】本例の屋外用シートSは、着座部
と背部とを備えており、ボトムプレート10上にクッシ
ョンパット20を配置し、このクッションパット20を
くるむように表皮30で被覆して構成されている。そし
て表皮30は少なくとも2種類の表皮材31,32から
構成されており、2種類の表皮材31,32を接合して
おり、この表皮材31,32の接合箇所の所定位置をボ
トムプレート10側へ部分的に吊り込んで構成されてい
る。
【0012】本例の表皮30は着座部の中央と、背部の
中央に色彩や材質の異なる第1表皮材31と、この第1
表皮材31の外周側に接合される第2表皮材32から構
成されており、上記第1表皮材31は吊り込み用の突部
33が形成されている。そして本例では、第1表皮材3
1と第2表皮材32とは突部33を除いた部分でウエル
ダー溶着により接合されている。
【0013】本例のボトムプレート10は、底面に上記
突部33を通す貫通用の孔11が形成されている。本例
のクッションパット20は、座面の表面側に吊り込みパ
ターンに沿った溝部(凹溝)21が形成されている。そ
して、この溝部(凹溝)21の所定位置にはクッション
パット20を貫通する貫通孔22が形成されている。こ
の貫通孔22は上記ボトムプレート10の底面に形成さ
れた孔(又は切り欠き)11と整合するように配設され
る。
【0014】次に、上記構成からなる屋外使用シートS
の吊り込みの手順について説明する。屋外使用シートS
は、基本的にはボトムプレート10上にクッションパッ
ト20を載置して表皮30で被覆して構成される。この
ときクッションパット20の溝部21に第1表皮材31
と第2表皮材32の接合部を配置し、同時に第1表皮材
31の表皮30の突部33をクッションパット20の貫
通孔22からボトムプレート10側へ引き出す。
【0015】このようにして第1表皮材31の突部33
をクッションパット20の貫通孔22とボトムプレート
10の貫通孔11から引いて、溝部21から構成される
クッションパット20の吊り込みパターンに、各表皮材
31,32の接合部を配置するように吊り込み、第1表
皮材31の突部33をクッションパット20と反対側の
ボトムプレート10面で接合する。接合は突部33とボ
トムプレート10とをステイプル40で接合処理する。
そして、表皮30の外周端末部をボトムプレート10の
裏側でステイプル40により接合処理する。
【0016】本例のように構成すると、第1表皮材を直
接吊り込むために、吊り込み用の糸やワイヤーを用いな
いので、糸切れの不都合を防止することができ、屋外で
使用するゴルフカート、トラクター、ゴーカート、二輪
車等の汎用車に用いられるシートにおいて、防水性を有
し、局部的又は線上的な吊り込みをすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0018】図1乃至図4は本発明に係る一実施例を示
すものであり、図1は屋外シートの斜視図、図2は図1
の屋外シートに使用されるパットの斜視図、図3は図1
のA−A部分断面図、図4は図1の屋外シートに使用さ
れる吊り込み部分を備えた表皮材の平面図である。
【0019】本例の屋外用シートSは、屋外で使用する
ゴルフカート、トラクター、ゴーカート、二輪車等の汎
用車に用いられるシートを対象とするものであり、ボト
ムプレート10と、クッションパット20と、表皮30
とを主要構成要素としている。
【0020】そして図3で示すように、本例の屋外用シ
ートSは、ボトムプレート10にクッションパット20
を配置し、このクッションパット20をくるむように表
皮30で被覆して構成されている。そして表皮30は少
なくとも2種類の表皮材31,32から構成されてお
り、この2種類の表皮材31,32を接合し、この表皮
材31,32の接合箇所の所定位置をボトムプレート1
0側へ部分的に吊り込んで構成されている。
【0021】本例の表皮30は着座部の中央と、背部の
中央に色彩や材質の異なる第1表皮材31と、この第1
表皮材31の外周側に接合される第2表皮材32から構
成されており、上記第1表皮材31は吊り込み用の突部
33が形成されている。そして本例では、第1表皮材3
1と第2表皮材32とは突部33を除いた部分でウエル
ダー溶着により接合されている。これにより第1表皮材
31と第2表皮材32からクッションパット20への水
の浸入を防止している。またウエルダー溶着部が着座等
により引っ張り方向に影響があるのを考慮して、ウエル
ダー溶着部の内側(つまり溶着部より端部側)で縫合処
理を行い、強度を保持させている。
【0022】本例のボトムプレート10は、底面に上記
突部33を通す貫通用の孔11(又は切り欠き)が形成
されている。また本例のクッションパット20は、座面
の表面側に吊り込みパターンに沿った溝部(凹溝)21
が形成されている。そして、この溝部21の所定位置に
はクッションパット20を貫通する貫通孔22が形成さ
れている。この貫通孔22は上記ボトムプレート10の
底面に形成された孔(又は切り欠き)11と整合するよ
うに配設される。
【0023】次に、上記構成からなる屋外使用シートS
の吊り込みの手順について説明する。屋外使用シートS
は、基本的にはボトムプレート10上にクッションパッ
ト20を載置して表皮30で被覆する。このときクッシ
ョンパット20の溝部21に第1表皮材31と第2表皮
材32の接合部を配置し、同時に第1表皮材31の表皮
の突部33をクッションパット20の貫通孔22からボ
トムプレート10側へ引き出す。
【0024】このようにして第1表皮材31の突部33
を、クッションパット20の貫通孔21とボトムプレー
ト10の貫通孔11から引いて、溝部21から構成され
たクッションパット20の吊り込みパターンと、各表皮
材31,32の接合部を配置するように吊り込み、吊り
込んだ第1表皮材31の突部33をクッションパット2
0と反対側のボトムプレート10面で接合する。接合は
突部33とボトムプレート10とをステイプル40で接
合処理する。そして、表皮30(第2表皮材32)の外
周端末部をボトムプレート10の裏側でステイプル40
により接合処理する。
【0025】なお上記例においては、上記第1表皮材3
1とボトムプレート10との接合と、第2表皮材32と
ボトムプレート10との接合の順序は、特に限定される
ものではない。また上記例では第1表皮材31を座面
(背面)内側として、吊り込み用の突部33を形成した
例を示しているが、第2表皮材32側に吊り込み用の突
部33を形成することもできる。
【0026】図5乃至図7は他の実施例を示すものであ
り、図5は図1のB−Bに相当する部分断面図、図6は
図5の部分拡大図、図7は他の例を示す図3に相当する
図1のA−A部分断面図である。なお以下の実施例にお
いて、前記図1乃至図4で示す実施例と同様部材・同様
配置等には同一符号等を付してその説明を省略する。
【0027】図5乃至図7で示す実施例は、第1表皮材
31と第2表皮材32の接合部にPVC等の材質からな
る長尺部材であるウエルト50を同時に溶着した例を示
すものである。すなわち、第1表皮材31と第2表皮材
32の接合部には、この接合部に沿ったPVC等の溶着
可能な材質からなる長尺部材(ウエルト50)を、第1
表皮材31と第2表皮材32の間に挾持したあと溶着し
て形成したものである。本例の長尺部材(ウエルト)は
頭部51と脚部52とから構成されており、脚部52を
第1表皮材31と第2表皮材32の間に挟持させて溶着
したものである。本例のように構成すると、各表皮材3
1,32の接合部がウエルト50の剛性によって、全体
的に深い吊り込み感を得ることができる。
【0028】図8は更に他の例を示す図3に相当する図
1のA−A部分断面図である。図5乃至図7で示す実施
例では、ウエルト50を第1表皮材31と第2表皮材3
2との間に挟持した例を示しているが、本例では第1表
皮材31と第2表皮材32との間ではなく、第1表皮材
31と第2表皮材32に重ねて接合した例を示すもので
ある。
【0029】これにより、好みによって、ウエルト50
部分による第1表皮材31と第2表皮材32との間に介
在するウエルト50により外観上線状のパターンが形成
されないように構成することができる。
【0030】図9は更に他の例を示す図3に相当する図
1のA−A部分断面図である。本例では、そしてウエル
ダー溶着の部分の内側(図9の下方位置)で、上記各表
皮材31,32の接合位置で縫合によりターポリーン
(帆布)60と接合している。本例のターポリーン60
は、所定の幅を有した帯状のものを用いている。本例の
ように構成すると吊り込み部の強度が向上し、歩留まり
を良好にすることができる。
【0031】図10及び図11は屋外シートの他の例を
示すもので、図10は斜視図、図11は図10の屋外シ
ートに使用されるパットの斜視図である。本例で示すよ
うに、上記実施例は屋外シートとして二輪車用のシート
にも適用することができる。
【0032】つまり、本例のボトムプレート10は、底
面にターポリーン60を通す貫通用の孔11(又は切り
欠き)が形成されている。クッションパット20は前記
実施例と同様に、座面の表面側に吊り込みパターンに沿
った溝部(凹溝)21が形成されている。そして、この
溝部(凹溝)21の所定位置にはクッションパット20
を貫通する貫通孔22が形成されている。この貫通孔2
2は上記ボトムプレート10の底面に形成された孔(又
は切り欠き)11と整合するように配設される。
【0033】そして、クッションパット20の溝部21
に第1表皮材31と第2表皮材32の接合部を配置し、
同時に表皮に接合されたターポリーン60をクッション
パット20の貫通孔22からボトムプレート10側へ引
き出す。
【00】次に、ターポリーン60をボトムプレート10
の貫通孔11から引いて、表皮30の吊り込みパターン
(溝部21)に各表皮材31,32の接合部を配置する
ように吊り込み、クッションパット20と反対側のボト
ムプレート10面で接合する。接合はターポリーン60
とボトムプレート10とをステイプル40で接合処理す
る。その他の構成や実施例の変形態様等は、前記各実施
例と同様な構成を応用することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吊り込み
糸やワイヤーを用いることなく、防水性を有し、局部的
又は線上的な吊り込みを行うことができる。また吊り込
み部の境界で、表皮の種類が変更でき、デザインの多様
化に対応できる。吊り込み糸を用いていないので、吊り
込み糸等による糸切れの心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋外シートの斜視図である。
【図2】図1の屋外シートに使用されるパットの斜視図
である。
【図3】図1のA−A部分断面図である。
【図4】図1の屋外シートに使用される吊り込み部分を
備えた表皮の平面図である。
【図5】図1のB−Bに相当する部分断面図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【図7】他の例を示す図3に相当する図1のA−A部分
断面図である。
【図8】他の例を示す図3に相当する図1のA−A部分
断面図である。
【図9】他の例を示す図3に相当する図1のA−A部分
断面図である。
【図10】屋外シートの他の例を示す斜視図である。
【図11】図10の屋外シートに使用されるパットの斜
視図である。
【図12】従来例を示す吊り込み部材の斜視図である。
【図13】吊り込んだ状態の部分断面図である。
【図14】図15のZ−Zからみた概略図ある。
【図15】図14の吊り込んだ状態の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ボトムプレート 11 貫通用の孔 20 クッションパット 21 溝部(凹溝) 22 貫通孔 30 表皮 31,32 表皮材 33 吊り込み用の突部 S 屋外用シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトムプレートとクッションパットと表
    皮とを備え、前記表皮の所定位置をボトムプレート側へ
    部分的に吊り込んだ屋外使用シートにおいて、前記クッ
    ションパットには吊り込みパターンに沿って凹溝が形成
    され、凹溝の所定位置にはクッションパット及びボトム
    プレートを貫通する貫通孔が形成され、前記表皮は少な
    くとも第1表皮材と第2表皮材の二つの表皮材を接合し
    て構成され、一方の表皮材には吊り込み部としての突部
    が形成され、該突部を前記貫通孔へ貫通させてクッショ
    ンパットと反対側のボトムプレート面で接合して吊り込
    んだことを特徴とする屋外使用シートの吊り込み方法。
  2. 【請求項2】 前記表皮の接合部には、該接合部に沿っ
    た溶着可能な長尺部材が前記接合される表皮材の間に挾
    持したあと溶着して形成したことを特徴とする請求項1
    記載の屋外使用シートの吊り込み方法。
  3. 【請求項3】 ボトムプレートと、該ボトムプレート上
    に配置されるクッションパットと、クッションパットを
    被覆する少なくとも2種類の表皮材からなる表皮とを備
    え、前記表皮材の接合箇所の所定位置をボトムプレート
    側へ部分的に吊り込んだ屋外使用シートにおいて、前記
    クッションパットには吊り込みパターンに沿って凹溝が
    形成され、凹溝の所定位置にはクッションパット及びボ
    トムプレートを貫通する貫通孔が形成され、前記表皮材
    の接合位置には所定幅のターポリーンが接合され、該タ
    ーポリーンを前記貫通孔へ貫通させて表皮をボトムプレ
    ート側へ引き込み、該ターポリーンをクッションパット
    と反対側のボトムプレート面でステイプルにより接合し
    て吊り込んだことを特徴とする屋外使用シートの吊り込
    み方法。
  4. 【請求項4】 前記表皮材の接合部には、該接合部に沿
    った溶着可能な長尺部材が表皮材に挾持されて配置した
    あと溶着され、該溶着された接合部と吊り込み用のター
    ポリーンを縫合により接合してなることを特徴とする請
    求項3記載の屋外使用シートの吊り込み方法。
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Cited By (4)

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