JPH0436684Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0436684Y2
JPH0436684Y2 JP1985073409U JP7340985U JPH0436684Y2 JP H0436684 Y2 JPH0436684 Y2 JP H0436684Y2 JP 1985073409 U JP1985073409 U JP 1985073409U JP 7340985 U JP7340985 U JP 7340985U JP H0436684 Y2 JPH0436684 Y2 JP H0436684Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
seat
cushion material
notch
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985073409U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61190257U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985073409U priority Critical patent/JPH0436684Y2/ja
Publication of JPS61190257U publication Critical patent/JPS61190257U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0436684Y2 publication Critical patent/JPH0436684Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車等乗物のシートに係り、特に
乗物用シートの座席の表皮部とクツシヨン材の間
に採暖のためのヒータを備えたシートにおいて、
ヒータのずれ、偏り等を生じないようにしたヒー
タを備えたシートに関する。
[従来の技術及び問題点] 従来から、自動車等の乗物のシートに採暖を目
的としたヒータを備えるシートにおいては、繊維
等から構成される可撓性支持体の間に電熱線を配
設してなるヒータを、表皮材とクツシヨン材との
間に吊り込み係止して構成するものであつた。こ
のシートとヒータとの吊り込みは、例えば第4図
乃至第6図で示す実開昭59−49389号公報に提案
されているように、シートヒータ24の略中央位
置に切り込みを入れ貫通孔27と舌片28を形成
する。そして、クツシヨン材20に設けられた吊
り溝21に係止される吊り帯22を用いて、舌片
28に縫いつけるとともにヒータ24に設けられ
た前記貫通孔27を貫通させて、座席の表皮部2
3に縫合した技術が提案されている。
しかし、このような吊り込み技術においては、
シートヒータ24に切り込んで設けられた舌片2
8とだけ吊り帯22が縫合等されるため、シート
Sの切り込み部と反対側の一側のみが固定され、
他側は、固定されていないことになる。このため
に、シートヒータ24は、舌片28と接合されて
いない側にずれが生じることになる。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものであり、表皮材とクツシヨン材の間に配設
されるシートヒータにジグザグの切り込み部を設
けて各片とし、トリムコードを前記切り込み部の
各片と交互に接合して吊り込んたので、吊り込み
部の前後のズレを防止できる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。但し、当然のことであるが、以下の説明例
に記載し、または図示している構成部品、その他
の部材および配置は、本考案を限定する趣旨では
なく、単なる説明例に過ぎない。
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示
し、第1図Aはヒータを備えたシートの一部を欠
切した平面図、第1図Bは第1図Aのヒータを吊
り込んだ部分断面図、第2図A,Bはトリムコー
ドとヒータシートのジグザグの切り込み部の接合
を示す説明図であり、第3図A,Bはジグザグの
切り込み部分の態様を示す平面図である。
第1図において、シートSはシート部材2とク
ツシヨン材3とシートヒータ5を有し、シート部
材2は表皮材6、ワデイング材7、ワデイングカ
バー8とから構成され、シートヒータ5は繊維製
布体を複数層貼り合わせて構成された可撓性支持
体の層間に電熱線9を配設して構成されいる。そ
してシートヒータ5の略中央部にはジグザグの切
り込み部10が設けられている。この切り込み部
10の各片10a,10bを交互にして、トリム
コード12を挟持して、クリツプ等の留め部材1
7で固定する。シートヒータ5に設けられたジグ
ザグの切り込み部10の形状は、第3図で示され
るような、四角に切り込みを入れた咬状あるいは
斜めに切り込みを入れた三角状の切り込み、その
他トリムコード12と接続が容易な形状であれば
良い。クツシヨン材3には、ヒータシート5及び
表皮部材2を吊り込むためのトリムコード12が
挿入される吊り込み溝13が設けられており、該
溝13の下部には、図示しない係止具と結合させ
るためのクリツプ15が設けられている。本例で
使用されるトリムコード12は、例えばPVC等
の長い帯状の強靱な材質から成り、且つ先端に、
鍵状の突起部16が設けられ、この突起部16と
クリツプ15が締結されて吊り込まれるように構
成されている。
なお、第1図Aの符号19は電熱線9に接続さ
れたリード線である。
[考案の効果] 本考案は、上述のように構成されているので、
次のような効果がある。
表皮材とクツシヨン材の間に配設されるシート
ヒータにジグザグの切り込み部を設けて各片と
し、トリムコードを前記切り込み部の各片と交互
に接合して吊り込んたので、吊り込み部の前後の
ズレを防止できる。また、左右の横ずれに対して
も効果的なものとなる。
なお、当然のことであるが本考案は図示の例に
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはヒータを備えたシートの一部を欠切
した平面図、第1図Bは第1図Aの部分断面図、
第2図A,Bはトリムコードとヒータシートのジ
グザグの切り込み部の接合を示す説明図、第3図
はジグザグの切り込み部分の態様を示す平面図、
第4図乃至第6図は従来例を示し、第4図は、シ
ータヒートに説明図、第5図はヒータシートをシ
ートに装着した吊り込み状態を示す部分断面図、
第6図はヒータシートの部分断面図である。 2……表皮部材、3……クツシヨン材、5……
シートヒータ、6……表皮材、7……ワデイング
材、8……ワデジングカバー、9……電熱線、1
0……切り込み部、10a,10b……切り込み
片、12……トリムコード、13……溝、15…
…係止部材、16……頭部、17……留め部材、
S……シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも表皮材とクツシヨン材を有するシー
    トにおいて、表皮材とクツシヨン材の間に配設さ
    れるシートヒータにジグザグの切り込み部を設
    け、トリムコードを前記切り込み部の各片と交互
    に接合し、該トリムコードの先端を前記クツシヨ
    ン材に設けられた溝に吊り込み係止具を用いて係
    止したことを特徴とするヒータを備えたシート。
JP1985073409U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0436684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985073409U JPH0436684Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985073409U JPH0436684Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61190257U JPS61190257U (ja) 1986-11-27
JPH0436684Y2 true JPH0436684Y2 (ja) 1992-08-28

Family

ID=30612746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985073409U Expired JPH0436684Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0436684Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017186012A (ja) * 2017-07-12 2017-10-12 テイ・エス テック株式会社 車両用シート
US10195971B2 (en) 2013-10-10 2019-02-05 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5500792B2 (ja) * 2008-06-20 2014-05-21 株式会社クラベ ヒータユニット、シートヒータ及びシート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10195971B2 (en) 2013-10-10 2019-02-05 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
JP2017186012A (ja) * 2017-07-12 2017-10-12 テイ・エス テック株式会社 車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61190257U (ja) 1986-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0436684Y2 (ja)
JPS6245430Y2 (ja)
JPS6318152Y2 (ja)
JP2004000337A (ja) シート表皮の吊込み構造
JPS61154692A (ja) 車輌用シ−ト
JPH0120958Y2 (ja)
JPH0731729Y2 (ja) シートヒータの取付構造
JPS62167739U (ja)
JPH0520239Y2 (ja)
JPH0522126Y2 (ja)
JPH1015266A (ja) 屋外使用シートの吊り込み方法
JPS6245431Y2 (ja)
JPH033276Y2 (ja)
JPH0453718Y2 (ja)
JPH0120957Y2 (ja)
JP2552616Y2 (ja) シートヒータの取付構造
JP3702020B2 (ja) 面状ファスナを用いたシートの吊り込み方法
JPH07303771A (ja) 車両用シートの表皮保持構造
JPH0340230Y2 (ja)
JPH0246798Y2 (ja)
JPH0737984Y2 (ja) シートヒータ
JPH0529459U (ja) 車両用シートの面状ヒータ取付構造
JPS5938960Y2 (ja) 自動車用シ−ト
JPH0737600Y2 (ja) 自動車用シートの吊込み構造
JPH03155Y2 (ja)