JPH10152078A - 自転車の盗難防止装置 - Google Patents

自転車の盗難防止装置

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JPH10152078A
JPH10152078A JP31491896A JP31491896A JPH10152078A JP H10152078 A JPH10152078 A JP H10152078A JP 31491896 A JP31491896 A JP 31491896A JP 31491896 A JP31491896 A JP 31491896A JP H10152078 A JPH10152078 A JP H10152078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
locking means
handle member
handle bar
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP31491896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Harada
崇 原田
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I I C KK
IIC KK
Original Assignee
I I C KK
IIC KK
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Publication date
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Publication of JPH10152078A publication Critical patent/JPH10152078A/ja
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 独立した別個のロック手段が不要であり、そ
のロック手段の収納も考慮する必要がない自転車の盗難
防止装置を提供すること。 【構成】 サドルの高さ調整用ボルト(自転車の構成部
材螺着用ネジ部材)7に挿脱可能に装着されるハンドル
部材8と、後輪(車輪)13を跨ぐ左右一対のシートス
テー(車体フレーム)11の一方に設けられた挿通部材
(ハンドル部材挿通部)14と、同シートステー11の
他方に設けられた鍵部材(ロック機構)15とで盗難防
止装置を構成し、前記ハンドル部材8を前記挿通部材1
4及び後輪13に挿通せしめ、その端部を前記鍵部材1
5にて固定することによって後輪13の回転をロックす
るようにする。本発明によれば、自転車の構成部品の1
つである既設のハンドル部材8自体をロック手段として
利用するため、Uロックやチェーン等の独立した別個の
ロック手段が不要となり、ユーザーはそのロック手段の
収納について考慮する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車時に車輪の回
転をロックして自転車の盗難を防ぐための盗難防止装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車時の自転車の盗難を防ぐ手段とし
て、車輪の回転をロックするUロックやチェーン等のロ
ック手段が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、Uロックや
チェーン等のロック手段は自転車本体とは独立した部品
であるため、ユーザーはその収納に苦慮しているのが実
情である。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、独立した別個のロック手段が
不要であり、そのロック手段の収納も考慮する必要がな
い自転車の盗難防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、自転車の構成部材螺着用ネ
ジ部材に挿脱可能に装着されるハンドル部材と、車輪を
跨ぐ左右一対の車体フレームの一方に設けられたハンド
ル部材挿通部と、同車体フレームの他方に設けられたロ
ック機構とで自転車の盗難防止装置を構成し、前記ハン
ドル部材を前記ハンドル部材挿通部及び車輪に挿通せし
め、その端部を前記ロック機構にて固定することによっ
て車輪の回転をロックするようにしたことを特徴とす
る。
【0006】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、前記ハンドル部材をL字状に折曲され
たバーの一端にグリップを結着して構成したことを特徴
とする。
【0007】従って、本発明によれば、自転車の構成部
品の1つである既設のハンドル部材自体をロック手段と
して利用するため、Uロックやチェーン等の独立した別
個のロック手段が不要となり、ユーザーはそのロック手
段の収納について考慮する必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明に係る盗難防止装置を備える
自転車要部の側面図、図2は図1のA−A線断面図であ
る。
【0010】図1に示す自転車1において、2は車体の
前後方向(図1の左右方向)に略水平に延びるメインパ
イプ、3は車体後方(図1の左方)に向かって斜め上方
に延びるシートチューブであり、メインパイプ2とシー
トチューブ3とはパイプ状のラグ4によって連結されて
いる。そして、ラグ4とシートチューブ3内にはサドル
パイプ5が上下動自在に嵌合保持されており、サドルパ
イプ5の上端にはサドル6が取り付けられている。
【0011】ところで、図2に示すように、前記ラグ4
の後面には縦方向のスリ割り部4aが形成されるととも
に、左右一対のブラケット4bがスリ割り部4aを両側
から挟み込むようにして突設されている。そして、ラグ
4の左右のブラケット4bにはサドル6の高さ調整用ボ
ルト7が挿通螺合しており、該ボルト7の一方(右側)
の頭部7aに穿設された円孔7a−1内にはハンドル部
材8が挿通保持されている。
【0012】上記ハンドル部材8は高さ調整用ボルト7
に対して挿脱可能であって、これはL字状に折曲成形さ
れた丸棒状のバー8aの短尺部8a−1にグリップ8b
を結着して構成されており、バー8aの長尺部8a−2
がボルト7の前記円孔7a−1に挿通されている。
【0013】一方、前記シートチューブ3の下端に結着
されたクランク部9から車体後方へは左右一対のチェー
ンステー10が略水平に延設され、前記ラグ4からは同
じく左右一対のシートステー11が車体後方に向かって
斜め下方に延設されている。そして、チェーンステー1
0とシートステー11との左右の連結部間には後車軸1
2が横架されており、該後車軸12には後輪13が回転
自在に支承されている。
【0014】ところで、本実施の形態においては、後輪
13を跨ぐ前記左右一対のシートステー11の一方(左
側)には、図2に示すように、挿通部材14が固設され
ており、該挿通部材14には他方(右側)のシートステ
ー11に向かって若干上方に傾斜した挿通孔14aが貫
設されている。
【0015】他方、右側のシートステー11にはロック
機構を構成する鍵部材15がボルト16によって結着さ
れており、図1に示すように、該鍵部材15の外側端面
には不図示のキーを差し込むべきキー孔15aが開口し
ている。
【0016】而して、自転車1の走行時には、ハンドル
部材8は図1に示すように高さ調整用ボルト7に差し込
まれて保持されており、これが自転車1の走行を妨げる
ことはない。
【0017】そして、サドル6の高さを調整する場合に
は、ハンドル部材8のグリップ8bを掴んで該ハンドル
部材8を回して高さ調整用ボルト7を緩めれば、サドル
パイプ5が上下に摺動可能となるため、該サドルパイプ
5の上端に取り付けられたサドル6の高さが自由に調整
される。
【0018】ところで、自転車1を駐車する場合には、
ハンドル部材8を高さ調整用ボルト7から引き抜き、図
2に示すように、該ハンドル部材8のバー8aの長尺部
8a−2をその先端から前記挿通部材14の挿通孔14
aに差し込み、該長尺部8a−2を後輪13の隣接する
スポーク13aの間を通して鍵部材15側に延ばし、そ
の先端部を鍵部材15に差し込んでこれを固定ロックす
れば、ハンドル部材8はその長尺部8a−2が左右のシ
ートステー11間に架設され、後輪13の回転がハンド
ル部材8によってロックされるため、駐車中の自転車1
の盗難が確実に防がれる。そして、この場合、ハンドル
部材8は高さ調整用ボルト7から抜かれてボルト7には
取り付けられていないため、ボルト7を緩めてサドル6
を取り外すことができず、該サドル6の盗難も同時に防
がれる。
【0019】以上のように、本実施例においては、自転
車1の構成部品の1つである既設のサドル高さ調整用の
ハンドル部材8自体をロック手段として利用するため、
Uロックやチェーン等の独立した別個のロック手段が不
要となり、ユーザーはそのロック手段の収納について考
慮する必要がなくなる。
【0020】尚、ハンドル部材8は、図1に鎖線にて示
すように、後車軸12の一端に穿設された円孔12aに
通して該後車軸12を回す工具としても利用することが
できる。
【0021】ところで、本実施の形態では、挿通部材1
4と鍵部材15を左右のシートステー11にそれぞれ設
ける例について述べたが、挿通部材14と鍵部材15は
左右チェーンステー10、或は不図示の左右のフロント
フォーク等に設けても良く、ハンドル部材8によって不
図示の前輪の回転をロックすることによって自転車1の
盗難を防ぐようにしても良いことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、自転車の構成部材螺着用ネジ部材に挿脱可能に
装着されるハンドル部材と、車輪を跨ぐ左右一対の車体
フレームの一方に設けられたハンドル部材挿通部と、同
車体フレームの他方に設けられたロック機構とで自転車
の盗難防止装置を構成し、前記ハンドル部材を前記ハン
ドル部材挿通部及び車輪に挿通せしめ、その端部を前記
ロック機構にて固定することによって車輪の回転をロッ
クするようにし、自転車の構成部品の1つである既設の
ハンドル部材自体をロック手段として利用するため、U
ロックやチェーン等の独立した別個のロック手段が不要
となり、ユーザーはそのロック手段の収納について考慮
する必要がなくなるという効果が得られる。
【0023】又、本発明によれば、自転車の駐車時には
ハンドル部材が構成部材螺着用ネジ部材から抜かれてロ
ック手段として使用されるため、構成部材螺着用ネジ部
材を回すことができず、該ネジ部材によって螺着された
サドル等の部品自体の盗難も同時に防がれるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る盗難防止装置を備える自転車要部
の側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 自転車 6 サドル 7 高さ調整用ボルト 8 ハンドル部材 8a バー 8b グリップ 11 シートステー(車体フレーム) 13 後輪(車輪) 14 挿通部材(ハンドル部材挿通部) 15 鍵部材(ロック機構)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の構成部材螺着用ネジ部材に挿脱
    可能に装着されるハンドル部材と、車輪を跨ぐ左右一対
    の車体フレームの一方に設けられたハンドル部材挿通部
    と、同車体フレームの他方に設けられたロック機構とを
    有し、前記ハンドル部材を前記ハンドル部材挿通部及び
    車輪に挿通せしめ、その端部を前記ロック機構にて固定
    することによって車輪の回転をロックするようにしたこ
    とを特徴とする自転車の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル部材は、L字状に折曲され
    たバーの一端にグリップを結着して構成されることを特
    徴とする請求項1記載の自転車の盗難防止装置。
JP31491896A 1996-11-26 1996-11-26 自転車の盗難防止装置 Pending JPH10152078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31491896A JPH10152078A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 自転車の盗難防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31491896A JPH10152078A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 自転車の盗難防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10152078A true JPH10152078A (ja) 1998-06-09

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ID=18059220

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31491896A Pending JPH10152078A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 自転車の盗難防止装置

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