JP2004189206A - 折り畳み自転車用補助輪及び該補助輪付折り畳み自転車 - Google Patents

折り畳み自転車用補助輪及び該補助輪付折り畳み自転車 Download PDF

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Abstract

【課題】工具等を用いなくても折り畳むことができ、走行時の安全性に優れた折り畳み自転車用補助輪及び補助輪付き折り畳み自転車を提供する。
【解決手段】固定手段4を嵌着するための嵌着孔3aを有し、補助車輪を有する補助輪ステー3と、固定手段4の嵌着部4−Iを挿通するための挿通孔6と、嵌着孔3aが穿設された補助輪ステー3の一端側を差し込むための開口部5とを有する補助輪ステー受け金具2と、補助輪ステー3の嵌着孔6に嵌着部4−Iを嵌着させることにより補助輪ステー受け金具2と前記補助輪ステー3とを固定するための固定手段4とからなり、補助輪ステー3は、走行時に、嵌着部4−Iを前記挿通孔6の一端に当接させた状態で補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に固定し、折り畳み時に、前記嵌着部3aを挿通孔6の一端から他端まで摺動させることにより補助輪ステー3を回動して自転車の後輪側に折り畳み可能にする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車を収納する場合などに折り畳むことのできる、折り畳み自転車用の補助輪に関する。さらに本発明は、この補助輪を含む折り畳み自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自転車を初めて習おうとする初心者、特に幼児は、バランスを取ることが容易でないため、頻繁に転んだりして怪我をすることが多い。このような問題を補完するため、従来、後輪の両側に補助輪が取り付けられた補助輪付き自転車が知られている。補助輪は、走行中に外れることがないよう、通常、自転車用フレーム後部においてボルトやナットにより強固に固定されている。
【0003】
自転車を保管、収納、運搬等する場合、補助輪付き自転車は、同サイズの補助輪なしの自転車と比べて、補助輪がある分だけ広い保管等のためのスペースを必要とする。このようなスペースが確保できない場合、従来は、やむを得ず、補助輪付き自転車から補助輪を取り外す作業が必要であった。しかしながら、補助輪を取り外す場合、素手では簡単に取り外すことができないため、工具等を使用しなければならなかった。このため、補助輪の取り外し作業が必要であり、工具等に慣れていない者にとっては煩わしく、かつ不便な作業であった。さらに、工具等を供えていない家庭では、自転車修理専門店などに補助輪の取り外しを依頼しなければならないという問題もあった。
【0004】
これらの問題を解決するために、従来、ドライバーを用いて比較的簡単に補助輪を取り外すことができる自転車の補助輪取り付け機構が開発されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、この機構を有する自転車から補助輪を取り外す場合、ドライバーを用いて補助輪の外側に取り付けられたカバー体を取り外す必要があった。このため、従来の補助輪付き自転車同様、補助輪を取り外す場合には工具等を使用する必要があり、なお不便であった。さらに、上記機構を有する自転車から補助輪を取り外した場合、補助輪を係止していたボルトやナット、さらには補助輪自体を紛失してしまうという問題があった。
【0005】
一方、自転車のフレームから補助輪を取り外すことなく、補助輪の取り付け角度を調整可能な自転車の安定化装置が開発されている(特許文献2参照)。この安定化装置は、自転車用フレームに取り付けられたネジを調節することにより補助輪の取り付け角度を調整できる。しかし、この安定化装置は、補助輪の取り付け角度を調整する場合、ドライバーなどの工具を用いてネジを緩める必要があり、依然として不便であった。さらに、この安定化装置では、補助輪がネジの押込力のみで固定されるため、走行中にネジが緩んで補助輪が上側や後側に移動し、自転車が転倒する危険性があった。このため、この安定化装置には走行時の安全性に大きな問題があった。
【0006】
また、ドライバー等の工具を使用しないで折り畳むことができる補助輪を有する自転車も開発されている(例えば、特許文献3及び4参照)。しかし、特許文献3に記載の補助輪は、スタンドとして機能するものであって、走行時における自転車の転倒防止のための補助輪として機能するものではない。また、特許文献4に記載の補助輪は、走行時における自転車の後方への転倒を防止するものであって、左右方向の転倒を防止するものではない。したがって、これらの補助輪は、いずれも走行時における左右方向の転倒を防止できないため、走行時の安全性を確保できないという問題があった。
【0007】
一方、自転車の保管等を行う際の省スペース化を図る観点から、最近では自転車用フレームの連結部を中心に2つに折り畳むことのできる折り畳み式自転車が開発されている。しかし、後輪の両側に補助輪を有する自転車を2つに折り畳む場合、補助輪と前輪とが衝突し、前輪と後輪とを重ね合わせた状態で2つに折り畳めずに嵩張るため、却って保存等のスペースが必要になってしまうという問題があった。さらに、折り畳む側とは反対側に取り付けられた補助輪は、折り畳んだ状態では外側に突出するため、使用者がその補助輪に躓いて転倒するおそれがある等、安全性についても問題があった。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−321739号公報(請求項1、第2頁段落[0004]〜[0006])
【特許文献2】
特表平6−503771号公報(請求の範囲、第8頁右上欄第5〜14行目、Fig13)
【特許文献3】
実公昭4−13141号公報(請求の範囲、第3図、第4図)
【特許文献4】
実開平4−3886号公報(請求の範囲第4項、第7図、第9図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、自転車を保管する場合などに折り畳み可能な、折り畳み自転車用補助輪を提供することを目的とする。さらに本発明は、走行時に補助輪が誤って折り畳まれることなく、優れた安全性を有し、折り畳み時に補助輪を取り外さずに、補助輪と前輪との衝突や補助輪の突出なく、前輪と後輪をほぼ重ね合わせた状態でコンパクトに折り畳むことができる補助輪付き折り畳み自転車を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、走行中における安全性を確保でき、自転車を折り畳む際に自転車から補助輪を取り外すことなく、コンパクトに折り畳んで収納等できる手段について鋭意検討した。その結果、保管、運搬、収納の際にワンタッチで簡単に補助輪を後輪側に折り畳むことができ、かつ自転車の走行時には誤って折り畳まれたり、高さが変動する(地面との距離が大きくなる)ことのない安全性にも優れた折り畳み機構を見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】
すなわち、本発明の目的は、以下の折り畳み自転車用補助輪により達成される。
(1)折り畳み可能な折り畳み自転車用補助輪であって、一端側に固定手段を嵌着するための嵌着孔を有し、かつ他端側に補助車輪を有する補助輪ステーと、固定手段の嵌着部を挿通させるための挿通孔と、嵌着孔が穿設された補助輪ステーの一端側を差し込むための開口部とを有する補助輪ステー受け金具と、前記補助輪ステーの嵌着孔に嵌着部を嵌着させることにより前記補助輪ステー受け金具と前記補助輪ステーとを固定するための固定手段とからなり、走行時に、前記補助輪ステーが後側及び上側に移動しないように、前記嵌着部を前記挿通孔の一端に当接させた状態で、前記補助輪ステーを前記固定手段により前記補助輪ステー受け金具に固定し、折り畳み時に、前記固定手段による固定を解除し、前記嵌着部を前記挿通孔の一端から他端まで摺動させることにより前記補助輪ステーを回動して自転車の後輪側に折り畳み可能である前記補助輪。
(2)前記挿通孔の他端が前記挿通孔の一端よりも前側及び/又は下側に配置されている(1)に記載の補助輪。
(3)前記挿通孔が略L字状又は略直線状である(2)に記載の補助輪。
(4)前記補助輪ステー受け金具の開口部側が筒状である(1)〜(3)のいずれかに記載の補助輪。
(5)前記固定手段が取手付きボルト又はワンタッチ締め付けレバー付きボルトである(1)〜(4)のいずれかに記載の補助輪。
(6)前記補助輪ステー受け金具の内部に、前記補助輪ステーに付勢力を与えるための付勢手段を有する(1)〜(5)のいずれかに記載の補助輪。
(7)前記付勢手段がコイル状スプリングである(6)に記載の補助輪。
【0013】
本発明の補助輪は、自転車の走行時に補助輪ステーが後側及び上側に移動しないように、前記嵌着部を挿通孔の一端に当接させた状態で、補助輪ステーが補助輪ステー受け金具の開口部において固定される。これにより、本発明の補助輪であれば、自転車の走行時に補助輪が後側及び上側に移動することがないため、走行中に誤って補助輪が折り畳まれることもなく、走行時の優れた安全性を確保できる。また、本発明の補助輪は、折り畳み時に、固定手段による固定を解除して嵌着部を挿通孔の一端から他端まで摺動させることにより、補助輪ステーを回動して自転車の後輪側に折り畳むことができる。これにより本発明の補助輪であれば、保管、収納、運搬の際などに自転車から補助輪を取り外す必要がなく便利であり、しかも補助輪を係止していたボルトやナット、さらには補助輪の紛失もない。
【0014】
さらに、本発明の目的は、以下の補助輪付き折り畳み自転車により達成される。
(1)前記補助輪を含む補助輪付き折り畳み自転車。
(2)自転車用フレームの連結部を中心に2つに折り畳み可能な(1)に記載の折り畳み自転車。
(3)前記補助輪が自転車用フレームの後端部及び/又は後輪の車軸と連結されている(1)又は(2)に記載の折り畳み自転車。
(4)支持用スタンドをさらに有する(1)〜(3)に記載の折り畳み自転車。
(5)前記支持用スタンドを自転車用フレームの下側であって前記フレーム中央より後方に有する(1)〜(4)のいずれかに記載の自転車。
(6)自転車用サドルがハンドルレバー式固定手段により昇降可能な(1)〜(5)のいずれかに記載の折り畳み自転車。
(7)自転車用ハンドルがハンドルポストの連結部を中心に2つに折り畳み可能な(1)〜(6)のいずれか一項に記載の折り畳み自転車。
(8)幼児のために用いられる(1)〜(7)のいずれかに記載の折り畳み自転車。
【0015】
本発明の補助輪付き折り畳み自転車は、前記折り畳み可能な補助輪を含む。このため、本発明の折り畳み自転車であれば、走行時に優れた安全性を確保できることはもちろん、自転車を保管、収納、運搬する場合などに、補助輪を取り外さずにワンタッチで簡単に補助輪を後輪側に折り畳むことができる。また、本発明の折り畳み自転車は、自転車用フレームの連結部で2つに折り畳む際に、補助輪と前輪とを衝突させることなく、前輪と後輪とをほぼ重ね合わせた状態で完全に2つに折り畳むことができ、さらに折り畳む側とは反対側の補助輪の突出もないため、省スペースで安全に保管、収納、運搬等が行える補助輪付き自転車(特に幼児用の自転車)を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の折り畳み自転車用補助輪及びこの補助輪を含む補助輪付き折り畳み自転車について図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本発明における補助輪とは、走行時に自転車が左右方向に転倒するのを防ぐために、自転車の後輪の両側に設けられた一組の補助輪を意味し、スタンドとして用いられる補助輪や、後方に転倒するのを防ぐため設けられる補助輪などは含まれない。また、本発明において前側、後側、上側及び下側とは、自転車本体に対するものであり、自転車本体からみて、上下左右の方向を意味し、また上側及び下側には斜め上側及び斜め下側も含まれる。
【0017】
図1は、本発明の補助輪の概略説明図である。図1に示されるように本発明の補助輪本体1は、補助輪ステー受け金具2と、補助輪ステー3と、固定手段4とを有している。
【0018】
補助輪ステー受け金具2は、例えば、図1に示されるように、その端部に補助輪ステー3を差し込むための開口部5を有しており、この開口部5に補助輪ステー3を差し込んで固定手段4で固定することにより、補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2内に固定することができる。開口部5の形状は、補助輪ステー3の形状に応じて適宜決定することができ、好ましくは筒状である。筒状の開口部5は、その断面は円形であることが好ましいが、補助輪ステー3が補助輪ステー受け金具2内で回動可能であれば、前記円形には多少変形した形状も含まれる。さらに、補助輪ステー受け金具2は、開口部5の近傍に挿通孔6を穿設することができる。挿通孔6は、固定手段4の嵌着部4−Iを挿通させるための孔であり、走行時には挿通孔6の一端(上端)に嵌着部4−Iが当接した状態で固定される。挿通孔6の形状は、略L字状、略直線状、曲線状等の種々の形状であることができるが、補助輪ステー受け金具2の耐久性、走行時の安全性等を考慮すれば、挿通孔6の他端(下端)がその一端(上端)よりも前側及び下側に配置されていることが好ましく、略L字状又は略直線状であることがさらに好ましい。特に、自転車の走行時に補助輪ステー3を後側及び上側へ移動しないようにするため、挿通孔6は、補助輪ステー3を走行方向(前輪側)に回動して後輪側に折り畳めるように形成された略L字状又は略直線状の挿通孔であることが好ましい。
【0019】
ここで、挿通孔6の形状について図2を参照しながら具体的に説明する。図2は、本発明における挿通孔6の好ましい形状を示す。図2(A)〜(C)には略直線状の挿通孔6が示され、図2(D)には略L字状の挿通孔6がそれぞれ示されている。
【0020】
図2(A)は、開口部5側において補助輪ステー3を差し込む方向に対して垂直方向に略直線状の挿通孔6を有する実施例を示す。以下、説明の便宜のため、前輪側を左側、後輪側を右側として説明する。図2(A)の挿通孔6の右端(一端:6a)は、固定手段4の嵌着部が当接された場合に、補助輪ステー3が後輪に対して垂直になるような位置に穿設されている。また、挿通孔6の左端(他端:6b)は、折り畳み時に固定手段4の嵌着部4−Iを摺動させて当接された場合に、補助輪ステー3が後輪側に実質的に並行になる位置に穿設される。
【0021】
図2(B)は、挿通孔幅よりもやや大きい径を有する段孔7、7’を有する略直線状の挿通孔6の実施例を示す。走行時には、固定手段4の段部4−IVを段孔7に当接させた状態で補助輪ステー3が固定される。一方、折り畳み時には、固定手段4の段部4−IVを段孔7’に当接させた状態で補助輪ステー3が後輪側に折り畳まれる。なお、図2(B)の挿通孔6の穿設位置については、図2(A)と同様である。
【0022】
図2(B)の態様の挿通孔では、固定手段4の段部4−IVを段孔7に嵌合させた状態で補助輪ステー3を固定でき、固定手段4が多少緩んだ状態であっても、段孔7内に段部4−IVが止まるため、補助輪ステー3を移動しにくくすることができる。また、段部4−IVを他端へ摺動させた後においても段孔7’内に段部4−IVが嵌合されているため、折り畳んだ後においても、補助輪ステー3の固定を容易かつ強化することができる。このように、挿通孔6に段孔7,7を穿設すれば、走行時の安全性と折り畳み後の固定をより向上させることができる。
【0023】
図2(C)は、開口部5側における補助輪ステー3の連結方向に対して斜め上方向に形成された略直線状の挿通孔6の実施例を示す。図2(C)に示される挿通孔6の両端には段孔7、7’が設けられ、走行時には、段孔7の位置に固定手段4の嵌着部が当接された状態で補助輪ステー3が固定手段4により固定される。一方、折り畳み時には、固定手段4の嵌着部4−Iを段孔7から下斜め方向に配置された段孔7’まで摺動させ、固定手段4の嵌着部4−Iを段孔7’に当接させた状態で補助輪ステー3を後輪側に折り畳むことができる。
図2(C)に示される態様の挿通孔6を有する場合、図2(B)で述べた段孔7、7’の走行時の安全性と折り畳み後の固定を向上させることができるほか、補助輪の折り畳み時に補助輪ステー3を下斜め方向(図2(C)では左下斜め方向)に摺動させながら補助輪ステー3を簡単に回動させて折り畳み可能である。
【0024】
図2(D)は、補助輪ステー受け金具2の開口部5の略中央から下方向に逆L字状の挿通孔6を形成した実施例を示す。図2(D)において、走行時には、挿通孔6の一端(6a)の位置に固定手段4の嵌着部4−Iを当接させた状態で補助輪ステー3が固定される。折り畳み時には、固定手段4の嵌着部4−Iを一端(6a)から下側の他端(6b)まで摺動させ、固定手段4の嵌着部4−Iを他端(6b)に当接させた状態で補助輪ステー3を後輪側に折り畳むことができる。本発明の挿通孔6は、図2(D)の形状とは逆方向の略L字状に形成することも可能である。例えば、図2(D)の右側を前輪方向、左側を後輪方向とすれば、自転車の前側に折り畳むことが可能になる。
【0025】
補助輪ステー受け金具2の自転車用フレームに取り付ける側の端部は、図2に示されるようにヘラ状(扁平筒状)の形状であることが好ましい。補助輪ステー受け金具2は、そのヘラ状端部に自転車用フレーム後端部に取り付けるための取付孔8を有している。補助輪ステー受け金具2は、取付孔8を介して補助輪取付部材9(図4参照)により自転車用フレーム後端部に取り付けられる。補助輪取付部材9は、補助輪を自転車用フレームの後部で固定できるものであれば特に限定はなく、例えば、ナットや樹脂付ナットであることができる。
【0026】
補助輪ステー3は、その一端側を補助輪ステー受け金具2の開口部5内に差し込まれた状態で補助輪ステー受け金具2内で固定手段4により固定される。図1に示されるように、補助輪ステー3は、開口部5に差し込まれる側のステーに固定手段4の嵌着部4−Iを嵌着するための嵌着孔3aを有し、その反対側の端部に補助車輪10(図4参照)を有する。本発明における補助輪ステー3の形状、長さ等は特に限定されるものではないが、自転車を安全に補助できる長さであり、かつ略L字状又は略直線状の形状を有していることが好ましい。補助輪ステー3は、開口部5に差し込まれる部分以外を、例えば伸縮自在な樹脂などで覆うことが安全性及び耐侯性の観点から好ましい。
【0027】
補助車輪10の大きさは、特に限定されるものではなく、補助輪ステー3が自転車用フレーム後端部に取り付けられた状態における補助輪ステー3の高さと地面までの距離に応じて適宜決定できる。補助車輪10は、補助輪ステー3の高さを適宜調整することにより公知の補助車輪を使用することもできる。
【0028】
図3は、補助輪ステー受け金具2の内部に付勢手段11を有する態様の一実施例を示す。図3に示されるように、補助輪ステー受け金具2の内部に付勢手段11を有する場合には、付勢手段11による付勢力(引張力又は歪力)により補助輪ステー受け金具2において補助輪ステー3と補助輪ステー受け金具2との距離を一定に維持することができる。また、補助輪を折り畳んだ場合、補助輪ステー3には付勢手段11による引張力が作用するため、補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に良好な状態で固定できる。付勢手段11の形状、材質等については、補助輪ステー受け金具の内部に収納できれば特に限定されないが、例えばスチール製のコイル状スプリングを好適に用いることができる。
【0029】
固定手段4は、挿通孔6に挿通可能であり、嵌着孔3aに嵌着させて嵌着するための嵌着部4−Iを有する。固定手段4は、嵌着部4−Iを嵌着孔3aに嵌着させることにより補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に差し込んだ状態で固定することができる。固定手段4は、補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に固定し得るものであれば特に限定されず、例えば、図1、図4〜9に示す態様を好適に用いることができる。
【0030】
図1、図4〜図7に示される固定手段4は、取手付きボルト4aの態様であり、嵌着部4−Iと嵌着孔3aとの嵌着は螺合により行われる。取手付きボルト4aは、例えば図1に示されるように、所定のピッチを有する嵌着部(螺子部)4−Iと頭部(螺子頭)4−IIとからなる。取手付きボルト4aにおいて、補助輪ステー3と補助輪ステー受け金具2との固定を容易にするための座金4−IIIを使用できる。
【0031】
取手付きボルト4aは、工具等を用いなくても素手で簡単に緩めたり締めたりできるよう、頭部4−IIの径を螺子部4−Iの径よりも大きくし、かつ頭部4−IIの外周に凹状溝などを形成することが好ましい。さらに、取手付きボルト4aは、嵌着部4−Iと頭部4−IIの間に段部4−IVを設けることもできる(図2(B)参照)。段部4−IVは、挿通孔6の段孔7に嵌入されることにより補助ステー受け金具2を固定可能とする。
【0032】
図8及び図9に固定手段4の別の態様を示す。図8及び図9は、本発明における固定手段4がワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bである態様を示す。ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bはカム機構を有し、図8に示されるように、ピンを寝かせた状態(後輪側へ倒されている状態)にすることにより、補助輪ステー受け金具2の外側から補助輪ステー受け金具2及び補助輪ステー3を押し込み、補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に連結した状態で固定できる。一方、自転車の補助輪を折り畳む場合、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bを立てた状態(後輪側から補助車輪側に引き起こした状態)で使用する。ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bを立てた状態にすると、カム機構によりワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bによる押込力が緩和され、補助輪ステー3と補助輪ステー受け金具2との固定が解除される。この状態で図9に示される方向、又は図9とは反対の方向に補助輪ステー3を回動させることにより補助輪ステー3を自転車の後輪側に折り畳むことができる。
【0033】
次に本発明の補助輪の折り畳み動作について図4〜図9を参照しながら説明する。
図4〜図7は、固定手段4が取手付きボルト4aである場合の折り畳み動作を説明するための説明図である。図4は、補助輪を折り畳む前の補助輪の状態図、図5は補助輪を折り畳む途中の状態図、並びに図6及び図7は補助輪を折り畳んだ後の状態図をそれぞれ示す。補助輪を折り畳む前の状態、すなわち、補助輪付き自転車を使用する場合、取手付きボルト4aは、挿通孔6の一端(6a)に嵌着部4−Iを当接させた状態で、きつく締められており、補助輪ステー3が補助輪ステー受け金具2内で強固に固定されている。補助輪を折り畳む場合、図4に示されるように取手付きボルト4aの頭部4−IIを、螺子が緩まる方向に回転させて取手付きボルト4aによる固定を解除する。取手付きボルト4aの固定を解除した後、図5に示されるように、取手付きボルト4aの嵌着部4−Iを挿通孔6に沿って一端(上側)から他端(下側)へ摺動させ、取手付きボルト4aの嵌着部4−Iが他端に当接させる。次いで、図6又は図7に示されるように、補助輪ステー3を自転車の後輪側に回動させた後、取手付きボルト4aの頭部4−IIを螺子が締まる方向に回転させて、補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に固定する。このような一連の動作により、補助輪が後輪側に折り畳まれる。
【0034】
図8及び図9は、固定手段4がワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bである場合の折り畳み動作を説明するための説明図である。図8は、補助輪を折り畳む前の補助輪の状態図であり、図9は補助輪を折り畳んだ後の補助輪の状態図をそれぞれ示す。
【0035】
図8に示されるように、補助輪を折り畳む前は、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bは横に寝かせた状態(ロックした状態)にしておく。補助輪を折り畳む場合、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bを立てた状態(ロックを解除した状態)にし、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bによる固定を解除する。次いで、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bは立てた状態のままで、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bの嵌着部を挿通孔6に沿って一端(上側)から他端(下側)へ摺動させる。次いで、補助輪ステー3を自転車の後輪側に回動させて補助輪を折り畳む。補助輪を折り畳んだ後は、図10に示されるように、ワンタッチ締め付けレバー付きボルト4bを元の状態(ロックした状態)に戻して補助輪ステー3を補助輪ステー受け金具2に固定する。なお、図10は補助輪ステー3を走行方向と反対側に回動させて折り畳んだ例であるが、本発明の補助輪は、さらに補助輪ステー3を進行方向に回動させて折り畳んだ状態で固定することもできる。
【0036】
次に、本発明の補助輪を含む自転車について詳細に説明する。
本発明の自転車は、上記本発明の補助輪を含む。図10に本発明の自転車の好適な一実施例を示す。図10において、本発明の自転車本体21は、補助輪22、フレーム23、ハンドル24、サドル25、前輪26、後輪27、ペダル28、かご33及びスタンド34を具備する。
【0037】
自転車本体21は、フレーム23の連結部29を中心に2つに折り畳めることが好ましい。図11及び図12は、自転車本体21をフレーム23の連結部29を中心に2つに折り畳んだ状態を説明するための説明図である。なお、図10〜図12において、補助輪22は自転車フレーム23の後端部に固定されているが、本発明の補助輪の取り付けられる位置は、この位置に限定されるものではなく、自転車を自転車用フレーム23の連結部を中心に折り畳んだ場合に、補助輪22が前輪26と衝突しない程度に自転車用フレーム23の後端部から前輪側に移動させて取り付けることもできる。好ましくは、補助輪を自転車用フレームの後端部及び/又は後輪の車軸と連結することができる。
【0038】
図11に示されるように、本発明の自転車本体21は、フレーム23を折り畳む前に補助輪22を上記の折り畳み動作により折り畳んで、補助輪22を後輪27側に引き寄せた状態にする。この状態でフレーム23を連結部29で2つに折り畳めば、補助輪22が前輪26と衝突することなく、前輪26と後輪27をほぼ重ねた状態で2つに折り畳むことができる。また、折り畳む方向とは反対側の補助輪22も突出しない状態で保存等ができるため、使用者が補助輪22に足を躓いて転倒するおそれもない。
【0039】
自転車本体21は、図11に示されるように、支持用スタンド34を有することができる。従来の補助輪付き自転車には補助輪があるため、支持用スタンド34を設ける必要ない。しかし、本発明の補助輪付き自転車は、補助輪22が折り畳み可能であるため、補助輪22を折り畳んだ状態で保管する場合等、立てた状態で安定した保管等が行えず、壁に寄り掛けるか、あるいは地面に倒す必要がある。一方、フレーム23の連結部29で自転車本体21を2つに折り畳む場合には、折り畳んだ状態で立てておくことは不安定である。そこで、補助輪22又は自転車本体21を折り畳む場合には、支持用スタンド34を取り付けることが好ましい。支持用スタンド34を用いれば、補助輪22を折り畳み、あるいは自転車本体23を折り畳んだ状態であっても壁等に寄りかけずに立てた状態で安定した保管等が行える。
【0040】
支持用スタンド34は、補助輪22の折り畳み動作及び自転車用フレーム23の折り畳み動作を干渉しない位置に設けられ、好ましくは自転車用フレーム23の下側であって、自転車用フレーム23中央の後方に設置される。支持用スタンド34は、自転車使用時には自転車用フレーム23の下側の自転車用フレーム23中央より後方の位置に寝かせて収納できる。このため、自転車本体21の使用時に支持スタンド34が邪魔になることはない。
【0041】
図11又は図12に示されるように、自転車本体21を自転車用フレーム23の連結部29を中心に2つに折り畳んで保管等する場合には、支持用スタンド34は自転車用フレーム23の略中央後下側から起こして地面に倒立させて使用される。このような状態であれば、自転車本体21を2つに折り畳んだ後も安定して保管等を行える。自転車本体21の折り畳みを解除して、元の状態の自転車本体21に戻す場合には、支持用スタンド34は、後方へ軽く倒せば、簡単に収納できる。
【0042】
自転車本体21において、自転車用サドル25は、使用者の体型に合わせてサドルの高さをワンタッチで調節できるようにするために、自転車用フレーム23の上端にハンドルレバー式固定手段30を取り付けて昇降自在にすることが好ましい。
【0043】
自転車用ハンドル24は、ハンドルポストの連結部31を中心に2つに折り畳めることが省スペース化の観点から好ましい。自転車用ハンドル24は、フレーム固定ポストにハンドルレバー式固定手段32により固定すれば、簡単にハンドルの角度の調整ができるため好ましい。また、自転車用ハンドル24は、折り畳み時にハンドルレバー式固定手段32を緩めて自転車用ハンドル24を横向きにするか、あるいは自転車用ハンドル24を自転車用フレーム23から引き抜くこともできる。自転車用ハンドル24を緩めたり、引き抜いたりすることにより補助輪自転車をコンパクトにできるため、専用収納袋にも簡単に入れられ、家庭の押し入れ等における保管に大変便利である。
【0044】
前輪26及び後輪27の大きさ、タイヤの太さ等については特に限定はなく、一般の補助輪付き自転車で用いられる車輪を用いることができる。また、前輪26及び後輪27のホイールについても特に限定はなく、種々の形状を有するホイールを用いることができる。自転車用ペダル28は、一般の折り畳み式自転車で使用される縦方向に折り畳み可能であることが好ましい。
【0045】
かご33は、自転車用ハンドル24に固定するものであってもよく、自転車用ハンドル24から取り外し可能なものであってもよい。自転車用ハンドル24にフック等によりかご33を引っ掛けておき、折り畳み時に自転車用ハンドル24からかご33を取り外すことによりさらにコンパクトな収納等が可能である。
【0046】
本発明の折り畳み式自転車における構成部品の材料については特に限定はなく、公知の自転車で用いられている材料を用いて自転車を作製できる。軽量化、持ち運びやすさ、耐腐食性の観点からは、自転車用フレーム23や車輪のスポーク部分の材料としてアルミニウム等の軽量素材を使用することが好ましい。
【0047】
本発明の補助輪は、上記のとおり工具等を使用せずに折り畳むことができる。このため、本発明の補助輪は、補助輪付き自転車に好適に用いることができる。特に、これまで自転車用フレームの連結部を中心にほぼ完全に2つに折り畳める補助輪付き折り畳み自転車は開発されていなかったため、本発明は、新規で省スペース化に資する画期的な折り畳み式の補助輪付き自転車としての用途に用いられる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の補助輪は、補助輪ステーが走行方向よりも後側又は上側に移動しないように、前記嵌着部を挿通孔の一端に当接させた状態で補助輪ステーが補助輪ステー受け金具内で固定手段により固定される。これにより、本発明の補助輪であれば、走行時に自転車の転倒を防止できると同時に、走行時に補助輪が後側や上側に移動することはないため、走行時の優れた安全性が確保できる。また、本発明の補助輪は、折り畳み時には、固定手段による固定を解除して嵌着部を挿通孔の一端から他端まで摺動させて、補助輪ステーを回動して自転車の後輪側に折り畳める。これにより本発明の補助輪であれば、保管、収納、運搬の際に折り畳み自転車から補助輪を取り外す必要がなく便利であり、しかも補助輪を係止していたボルトやナット、さらには補助輪の紛失を防止することができる。
【0049】
また、本発明の補助輪付き折り畳み自転車は、前記折り畳み可能な補助輪を含む。このため、本発明の折り畳み自転車であれば、自転車を折り畳んで保管、収納、運搬する場合であっても、工具等を使用して補助輪を取り外す作業は不要であり、ワンタッチで簡単に補助輪を折り畳むことができる。また、自転車の走行時に誤って補助輪が折り畳まることもなく、安全性に優れる。特に、自転車用フレームの連結部で2つに折り畳み可能な場合には、補助輪と前輪とを衝突させることなく、前輪と後輪とをほぼ重ね合わせた状態で完全に2つに折り畳むことができ、かつ補助輪の突出もないため、省スペースで安全に保管、収納、運搬等が可能な補助輪付き自転車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自転車の補助輪の概略説明図である。
【図2】本発明における補助輪ステー受け金具の孔を好適な態様を示す説明図である。
【図3】本発明における補助輪ステー受け金具の開口部内に弾性体を有する一実施例の説明図である。
【図4】本発明における補助輪を折り畳む前の補助輪の状態図である。
【図5】本発明における補助輪を折り畳む途中の補助輪の状態図である。
【図6】本発明における補助輪を折り畳んだ後の補助輪の状態図(その1)である。
【図7】本発明における補助輪を折り畳んだ後の補助輪の状態図(その2)である。
【図8】本発明における補助輪を折り畳む前の補助輪の状態図である。
【図9】本発明における補助輪を折り畳んだ後の補助輪の状態図である。
【図10】本発明の補助輪付き自転車の概略説明図である。
【図11】本発明の補助輪付き自転車の折り畳んだ状態を示す説明図(その1)である。
【図12】本発明の補助輪付き自転車の折り畳んだ状態を示す説明図(その2)である。
【符号の説明】
1 補助輪本体
2 補助輪ステー受け金具
3 補助輪ステー
4 固定手段
4a 取手付きボルト
4b ワンタッチ締め付けレバー付きボルト
5 開口部
6、6a、6b 挿通孔
7、7’ 段孔
8 取付孔
9 補助輪取付金具
10 補助車輪
11 付勢手段
21 自転車本体
22 補助輪
23 自転車用フレーム
24 自転車用ハンドル
25 自転車用サドル
26 前輪
27 後輪
28 自転車用ペダル
29 連結部
30 ハンドルレバー式固定手段
31 連結部
32 ハンドルレバー式固定手段
33 かご
34 支持用スタンド

Claims (14)

  1. 折り畳み自転車用の折り畳み可能な補助輪であって、
    一端側に固定手段を嵌着するための嵌着孔を有し、かつ他端側に補助車輪を有する補助輪ステーと、
    固定手段の嵌着部を挿通させるための挿通孔と、嵌着孔が穿設された補助輪ステーの一端側を差し込むための開口部とを有する補助輪ステー受け金具と、
    前記補助輪ステーの嵌着孔に嵌着部を嵌着させることにより前記補助輪ステー受け金具と前記補助輪ステーとを固定するための固定手段とからなり、
    走行時に、前記補助輪ステーが後側及び上側に移動しないように、前記嵌着部を前記挿通孔の一端に当接させた状態で、前記補助輪ステーを前記固定手段により前記補助輪ステー受け金具に固定し、
    折り畳み時に、前記固定手段による固定を解除し、前記嵌着部を前記挿通孔の一端から他端まで摺動させることにより前記補助輪ステーを回動して自転車の後輪側に折り畳み可能である前記補助輪。
  2. 前記挿通孔の他端が前記挿通孔の一端よりも前側及び/又は下側に配置されている請求項1に記載の補助輪。
  3. 前記挿通孔が略L字状又は略直線状である請求項2に記載の補助輪。
  4. 前記補助輪ステー受け金具の開口部側が筒状である請求項1〜3のいずれか一項に記載の補助輪。
  5. 前記固定手段が取手付きボルト又はワンタッチ締め付けレバー付きボルトである請求項1〜4のいずれか一項に記載の補助輪。
  6. 前記補助輪ステー受け金具の開口部に、前記補助輪ステーに付勢力を与えるための付勢手段を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の補助輪。
  7. 前記付勢手段がコイル状スプリングである請求項6に記載の補助輪。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の補助輪を含む補助輪付き折り畳み自転車。
  9. 自転車用フレームの連結部を中心に2つに折り畳み可能な請求項8に記載の折り畳み自転車。
  10. 支持用スタンドをさらに有する請求項8又は9に記載の折り畳み自転車。
  11. 前記支持用スタンドを自転車用フレームの下側であって前記自転車用フレーム中央より後方に有する請求項8〜10のいずれか一項に記載の自転車。
  12. 自転車用サドルがハンドルレバー式固定手段により昇降可能な請求項8〜11のいずれか一項に記載の折り畳み自転車。
  13. 自転車用ハンドルがハンドルポストの連結部を中心に2つに折り畳み可能な請求項8〜12のいずれか一項に記載の折り畳み自転車。
  14. 幼児のために用いられる請求項8〜13のいずれか一項に記載の折り畳み自転車。
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