JP3067548U - 一輪車積載構造を備えた二輪車の後部荷台 - Google Patents

一輪車積載構造を備えた二輪車の後部荷台

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JP3067548U JP1999007199U JP719999U JP3067548U JP 3067548 U JP3067548 U JP 3067548U JP 1999007199 U JP1999007199 U JP 1999007199U JP 719999 U JP719999 U JP 719999U JP 3067548 U JP3067548 U JP 3067548U
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誠一 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一輪車を運搬しうる一輪車積載構造を備えた
自転車等の二輪車の後部荷台を提供する。 【解決手段】 一輪車積載構造を備えた自転車の後部荷
台1は、既設の後部荷台1aと、この後部荷台1aに載
置して取り外し可能に固定する固定部2と、この固定部
2後端を上方に延長してなり、その後側に保持部材3を
設けた支持部4とからなり、前記保持部材3は、一輪車
5のフォーク肩5aを載置する載置具6と、一輪車5の
サドルポスト5bを緊締するようになした緊締部材7と
からなる。一輪車5を積載して自転車を運転できるの
で、その運搬が容易なうえ、荷台1の後側に一輪車55
を積載するので、自転車等の二輪車をほぼ通常どおり運
転できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一輪車積載構造を備えた二輪車の後部荷台に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一輪車は遊戯や競技の一つとして普及しており、各地で競技会等も開か れているが、一輪車に乗るには、自動車が往来する一般道では危険であり、それ に適した場所まで運搬する必要があった。そして、従来の一輪車の運搬は、自動 車に積んだり、手で持ったり、車輪を転がすようにして押していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように従来の一輪車の運搬は、自動車か人手で行うしかなく、自動車に よると、一輪車に乗るのに適した場所があっても近くに駐車場がない場合が多く 、また、人手によると時間がかかり過ぎるだけでなく多大な労力を必要とする、 という問題があった。
【0004】 本考案は、前述の問題を解消することを課題とし、自転車等の二輪車で一輪車 を運搬することによって該課題を解決すべく、一輪車を積載しうる自転車等の二 輪車の後部荷台を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載した本考案は、二輪車後輪の上方 に配置するもので、立設した支持部の後側に、一輪車を立てた状態で分離可能に 保持するための保持部材を設けてなるものである。
【0006】 また、請求項2に記載した本考案は、既設の後部荷台に載置して取り外し可能 に固定する固定部と、この固定部後端から立設した支持部の後側に、一輪車を立 てた状態で分離可能に保持するための保持部材を設けてなるものである。
【0007】 また、請求項3に記載した本考案は、二輪車後輪の上方に配置するもので、折 り畳み可能に立設した支持部の後側に、一輪車を立てた状態で分離可能に保持す るための保持部材を設けてなるものである。
【0008】 また、請求項4に記載した本考案は、既設の後部荷台に載置して取り外し可能 に固定する固定部と、この固定部に対して折り畳み可能に立設した支持部の後側 に、一輪車を立てた状態で分離可能に保持するための保持部材を設けてなるもの である。
【0009】 また、請求項5に記載した本考案は、既設の後部荷台に載置して取り外し可能 に固定する固定部と、この固定部後端を上方に延長してなり、その後側に保持部 材を設けた支持部とからなるとともに、前記保持部材は、一輪車のフォーク肩を 載置する載置具と、一輪車のサドルポストを緊締するようになした緊締部材から なることを特徴とするものである。
【0010】 また、請求項6に記載した本考案は、既設の後部荷台に載置して取り外し可能 に固定する固定部と、この固定部に下端を分離可能に連結するとともに、その後 側に保持部材を設けた支持部と、前記固定部と前記支持部にそれぞれ回転可能に 、かつ斜めに延びるように連結した、支持部の立設状態を維持するための補助部 とからなり、前記保持部材は、一輪車のフォーク肩を載置する載置具と、一輪車 のサドルポストを緊締するようになした緊締部材を設けてなることを特徴とする ものである。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案を自転車の後部荷台に適用した好適な第1実施形態を添付図面 の図1〜図5に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1は斜視図、図2は 側面図、図3は保持部材の載置具の斜視図、図4は保持部材の緊締具の正面図、 図5は同じく側面図である。
【0012】 図1〜図5に示すように、荷台1は、自転車後輪(図示せず)上に配置した既 設の後部荷台1aに載置して着脱可能に固定するようになした固定部2と、この 固定部2の後端を上方に延長してなり、その上部後側に自転車後輪の左右に配置 した一対の保持部材3を設けた支持部4とから構成する。前記保持部材3はそれ ぞれ、一輪車5のフォーク肩5aを載置する載置具6と、一輪車5のサドルポス ト5bを緊締するようになした緊締具7から構成するもので、本実施形態では2 台の一輪車5を保持することができる。
【0013】 図1および図2に示すように、固定部2と支持部4は、U字状に形成したパイ プ材の、長手方向に平行に延びる一対のパイプ材の各途中部位をほぼ直角に折曲 して一体形成したものを要部とする。固定部2は、前記パイプ材の、折曲部位と 閉じた一端間に位置する一対のパイプ2a,2aで構成される一方、支持部4は 、前記折曲部位と開放した他端間に位置する一対のパイプ4a,4aで構成され る。また、固定部2のパイプ2a,2aと支持部4のパイプ4a,4a間の前記 折曲部分の内側には、折曲角度を維持するための補強片8,8が設けてある。
【0014】 図1および図2に示すように、固定部2のパイプ2a,2a間には複数のビス 孔9aを有する補強を兼ねた固定板9が3枚掛け渡してある。これらの固定板9 は、別途設けた同様のビス孔10aを有する固定板10とにより、前記既設の後 部荷台1aに取り外し可能に固定するためのものである。この固定にあたっては 、各固定板9に対して、各固定板10を、後部荷台1aを上下から挟むようにそ の下側に位置させ、ビス11を各ビス孔9aと各ビス孔10aに通し、それぞれ ナット12を固定板10の下側に当てて順次緊締する。
【0015】 図1および図2に示すように、支持部4は、荷台1を既設の後部荷台1aに取 り付けたときにほぼ垂直に上方に延びる一対の前記パイプ4a,4aの中間部に 補強板13を掛け渡し、パイプ4a,4aの上部に前記各保持部材3を取り付け るための取付けパイプ14を設ける。この取付けパイプ14は、パイプ4a,4 a上端に二箇所を溶着するとともに、その両端をそれぞれ下側に2段にほぼ直角 に折曲し、各内側に向いた先端を前記パイプ4a,4aの途中部位にそれぞれ溶 着してある。また、この取付けパイプ14の前記両端の2段の折曲部分の後側( 自転車の後方側)には、前記保持部材3を取り付けるための縦方向に延びる取付 け補助板14a,14aを溶着し、該取付け補助板14a,14aの下部に前記 載置具6を、また、同じく上部に前記緊締具7をそれぞれ溶着してある。
【0016】 図3に示すように、保持部材3の載置具6は、四角枠の基部6aと、一輪車5 のフォーク肩5aが載る載置部6bと、この載置部6bからフォーク肩5aが外 れるのを阻止するために上方に突出形成した先端部6cとを一体形成するように 棒材を折曲形成して得るもので、前記基部6aを連結補助片20aを介して前記 取付け補助板14a,14aの後側(外側)に溶着して取り付けてある。
【0017】 図1〜図5、特に図4および図5に示すように、緊締具7は公知の構造を有す るもので、ほぼ半円状の外側に向いた空所18aを形成するように突出させた一 対の突部15,15の一方の先端に、レバー16を回転可能に軸支するとともに 、他端に、鉤状の引掛け17を設けた基部18と、前記レバー16に、四角枠形 の棒材をほぼ半円状に湾曲してなる止め金具19をその一端で回転可能に軸支し 、また、前記基部18の内端に前記取付け補助板14aに連結するための連結補 助片20bを設ける。この連結補助片20bと、基部18の空所18a奥部分に はそれぞれが連通するビス孔が設けてあり、これらビス孔と取付け補助板14a のビス孔(図示せず)にビス21を通して緊締具7を取付け板14aに取り付け るように構成してある。そして、図4に示すように、レバー16を緩めた一点鎖 線で示す状態において、前記基部18の空所18aに一輪車のサドルポスト5b を入れ、止め金具19の他端を引掛け17に係止した後、前記レバー16を回転 して実線で示す状態となすことによって、一輪車5のサドルポスト5bを横方向 にずれないように緊締する。
【0018】 以上のように構成した荷台1を、既設の後部荷台1aに固定するには、自転車 の既設の後部荷台1aに固定部2を載置するとともに、各固定板9に対して、別 途用意した固定板10を、後部荷台1aを挟むようにその下側に位置させ、ビス 11を各ビス孔9aと各ビス孔10aに通し、それぞれナット12を固定板10 の下側に当てて順次緊締する。
【0019】 このように既設の後部荷台1aに取り付けた荷台1に一輪車5を積載するには 、図2に示すように、一輪車5をほぼ垂直に立てた状態にして、先ずそのフォー ク肩5aとタイヤ間に載置具6の先端部6cを差し込むようにして、フォーク肩 5aの下側を載置具6の載置部6bに対応位置させ、一輪車5を保持部材3の載 置具6に載せた後、前記フォーク肩5aの上方に延びるサドルポスト5bを、保 持部材3の緊締具7のレバー16を緩めた状態において、前記基部18の空所1 8aに入れ、止め金具19をサドルポスト5bに被せるようにして、その他端を 引掛け17に引掛けた後、前記レバー16を回転することによって緊締するもの である。このように、保持部材3に保持された一輪車5は、載置具6の先端部6 cが上方に突出しているので、載置具5から後方に外れることなく、かつ、サド ルポスト5bが緊締具7によって起立状態を維持する。
【0020】 上記のようにして一輪車5を積載した自転車は、自由に走行することが可能で あるほか、図2に示すように、荷台1は、固定部2上にカゴ22等を積むことが でき、また、前記保持部材3には、傘、バットあるいは釣竿等の長尺物を積載す ることも可能である。例えば、傘を積載する場合(図示せず)は、畳んだ傘を載 置具6の載置部6bを上下に貫通するよう差し込んだ後、傘の中間部分を、保持 部材3の緊締具7のレバー16を緩めた状態において、前記基部18の空所18 aに入れ、止め金具19を傘の外側に被せるようにして、その他端を引掛け17 に係止した後、前記レバー16を基部18側に回転することによって緊締するも のである(図4の実線で示す状態)。
【0021】 次に、本考案の第2実施形態を添付図面の図6〜図12に基づいて説明する。 ここにおいて、図6は斜視図、図7は側面図、図8は保持部材の載置具の斜視図 、図9は保持部材の緊締具の正面図、図10は同じく側面図、図11は固定部お よび支持部と補助部の連結構造の斜視図、図12は折り畳んだ状態の側面図であ る。
【0022】 図6および図7に示すように、荷台51は、自転車後輪の上方に配置した既設 の後部荷台51aに載置して着脱可能に固定するようになした固定部52と、こ の固定部52に下端を分離可能に連結して立設し、その上部後側に左右一対の保 持部材53を設けた支持部54と、前記固定部52と前記支持部54にそれぞれ 回転可能に、かつ斜めに延びるように連結し、支持部54の起立状態を維持する ための補助部55とからなる。前記保持部材53は、前記第1実施形態における 保持部材3と同一の構成を有するものであって、一輪車56のフォーク肩56a が係止する載置具57と、一輪車56のサドルポスト56bを緊締するようにな した緊締具58とから構成する。したがって、本実施形態においても2台の一輪 車56を積載することができる。
【0023】 図6および図7に示すように、既設の後部荷台51aに載置し、固定する固定 部52は、ほぼU字状に折曲したパイプ材の、互いに平行に延びる一対のパイプ 52aの開放端に、両端に雌螺旋を内設した連結パイプ52bを溶着したほぼ四 角枠のパイプ枠体で構成する。前記の、互いに平行して延びる一対のパイプ52 a間には複数のビス孔59aを有する固定板59が3枚掛け渡してある。これら の固定板59は、別途設けた複数のビス孔60aを有する固定板60とで既設の 後部荷台51aを上下から挟んで、ビス61aを所定のビス孔59a,60aに 通しナット61bで締め付けることにより、前記既設の後部荷台51aに取り外 し可能に固定するためのものである。
【0024】 図6および図7に示すように、支持部4は、下端を前記連結パイプ52bに取 り外し可能に連結するように構成し、中間部に補強板62を掛け渡した、上方に 延びる一対のパイプ54aと、このパイプ54a,54aの上部に前記各保持部 材53を取り付けるための取付けパイプ63とからなる。この取付けパイプ63 は、各パイプ54a上端に二箇所を溶着するとともに、その両端をそれぞれ2段 にほぼ直角に折曲し、各内側に向いた先端を前記各パイプ54aの途中部位にそ れぞれ溶着してある。また、この取付けパイプ63の前記両端の2段の折曲部分 の後側には、前記保持部材53を取り付けるための縦方向に延びる一対の取付け 補助板64aを溶着し、それぞれの取付け補助板64aの下部に前記載置具57 を、また、同じく上部に前記緊締具58を溶着してある。
【0025】 図8に示すように、保持部材53の載置具57は、四角枠形状の基部57aと 、一輪車56のフォーク肩56aが載る載置部57bと、この載置部57bから フォーク肩56aが外れるのを阻止するために上方に突出形成した先端部57c とを一体形成するように棒材を折曲加工して得るもので、前記基部57aを前記 各取付け補助板64aの後側(外側)に取付け補助片65aを介して固定してあ る。
【0026】 図9、図10に示すように、緊締具58は公知の構造を有するもので、ほぼ半 円状の外側に向いた空所66aを形成するように突出させた一対の突部67の一 方の先端に、レバー68を回転可能に軸支するとともに、他端に、鉤状の引掛け 68を設けた基部66と、前記レバー68に、四角枠形状の棒材をほぼ半円状に 湾曲してなる止め金具70をその一端で回転可能に軸支し、また、前記基部66 の内端に前記取付け補助板64aに連結するための取付け補助片65bを設ける 。この取付け補助片65bと、基部66の空所66aの奥部分にはそれぞれが連 通するビス孔が設けてあり、これらビス孔と取付け補助板64aのビス孔(図示 せず)にビス71を通して緊締具58を取付け補助板64aに取り付けるように 構成してある。そして、レバー68を緩めた状態において、前記基部66の空所 66aに一輪車のサドルポスト56bを入れ、止め金具70の他端を引掛け69 に係止した後、図9に示すように、前記レバー68を回転することによって、一 輪車56のサドルポスト56bを横方向に振れないように緊締する。
【0027】 図6および図7に示すように、既設の後部荷台51aに荷台1を固定するには 、後部荷台51aに載置するとともに、各固定板59に対して別途設けた固定板 60を、後部荷台51bを挟むようにその下側に位置させ、ビス61を各ビス孔 59aと各ビス孔60aに通し、それぞれナット62を固定板60の下側に当て て順次緊締する。
【0028】 図6に示すように、固定部52の一対のパイプ54aの各下端には、固定部5 2の連結パイプ52bに対応位置するように鰐口状の連結片72が設けてある。 この連結片72は、前記連結パイプ52bの両端の雌螺旋に螺合する連結ビス7 3に嵌合させ、該連結ビス73を締めることによって支持部54を固定部52に 連結するように構成してある。なお図中、符号74は、連結ビス73に嵌めるワ ッシャーである。
【0029】 また、図6および図12に示すように、補助部55は、支持部54の起立状態 を維持するためのもので、パイプ材で構成し、固定部52と支持部54にそれぞ れ回転可能に、かつ斜めに延びるように連結する(図6参照)もので、その各両 端に、補助部55が延びる方向と直角方向に延びる回転筒75がそれぞれ設けて ある。また、固定部52の一対のパイプ52aおよび支持部54の一対のパイプ 54aの各外側には、雌螺旋を有する連結パイプ76をそれぞれ設け、ビス77 をワッシャー78を介して、前記回転筒75を通し、前記連結パイプ76の雌螺 旋に螺合して緊締することによって、前記固定部52と前記支持部54にそれぞ れ回転可能に連結してある(図11参照)。
【0030】 そして、荷台51に一輪車56を積載するには、図7に示すように、先ず、一 輪車56を立てた状態にして、そのフォーク肩56aとタイヤ間に載置具57の 先端部57cを差し込むようにして、フォーク肩56aを保持部材53の載置具 57に載せた後、前記フォーク肩56aの上方に延びるサドルポスト56bを、 保持部材53の緊締具58のレバー68を緩めた状態において、前記基部66の 空所66aに入れ、止め金具70をサドルポスト56bに外側から被せるように 回転して、その他端を引掛け69に引掛けた後、前記レバー68を回転すること によって緊締するものである。このように、保持部材53に保持された一輪車5 6は、載置具57の先端部57cが上方に突出しているので、載置具57から後 方に外れることなく、かつ、サドルポスト56bが緊締具58によって起立状態 を維持する。
【0031】 上記のようにして保持部材53で一輪車56を積載した自転車は、自由に走行 することが可能であるほか、図7に示すように、一輪車積載構造を備えた自転車 の後部荷台51は、固定部52上にカゴ79等を積むことができ、また、前記保 持部材53には、傘、バットあるいは釣竿等の長尺物を積載することも可能であ る。例えば、傘を積載する場合(図示せず)は、畳んだ傘を載置具57の積載部 57bの中を上下に貫通するよう差し込んだ後、傘の中間部分を、緊締具58の レバー68を緩めた状態において、前記基部66の空所66aに入れ、止め金具 70を傘の外側を回して被せ、その他端を引掛け69に掛けた後、前記レバー6 8を基部66側に回転することによって緊締するものである。
【0032】 そして、図12に示すように、荷台51は、一輪車56を積載しないとき等、 必要に応じて、連結ビス73を緩めて支持部54の一対のパイプ54a下端の連 結片72を外し、支持部54を畳むことが可能である。
【0033】 なお、本考案は、上記各実施形態になんら限定されるものではなく、例えば、 二輪車は上記のような自転車ではなく、バイクであってもよい。また、既設の後 部荷台1a,51aに取り外し可能に固定するのではなく、二輪車の後輪の上方 に直接設けるように構成してもよい。さらに、支持部4,54は、上記各実施形 態ではほぼ垂直に構成してあるが、前側に傾斜させるように構成してもよい。ま たさらに、固定部2,52をパイプ材とは異なる材料で構成してもよい。さらに また、保持部3,53の互いの高さ位置を変えて設けるほか、これら保持部材3 ,53は取付けパイプ14,63の中央に一つ設けてもよい。この場合、支持部 4,54を前側に傾斜させることによって、一輪車を前傾状態に立てて積載し、 一輪車のタイヤが二輪車のタイヤに当たらないように構成する。また、保持部材 3,53の取付け補助板14a,64aは、図13に示すように、載置具6,5 7を取り付ける部分を後側に突出させ、連結補助片20a,65aを用いないも のに変更してもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、請求項1に記載した本考案は、一輪車を積載できるので一輪車 を楽に運搬できるうえ、荷台の後側に一輪車を積載するので二輪車をほぼ通常ど おり運転できるという効果を奏する。
【0035】 また、請求項2に記載した本考案は、一輪車を積載できるので一輪車を楽に運 搬できるうえ、荷台の後側に一輪車を積載するので二輪車をほぼ通常どおり運転 でき、また、既設の後部荷台に分離可能に取り付けるように構成したので利用し やすいという効果を奏する。
【0036】 また、請求項3に記載した本考案は、一輪車を積載できるので一輪車を楽に運 搬できるうえ、荷台の後側に一輪車を積載するので二輪車をほぼ通常どおり運転 でき、また、支持部を折り畳めるので一輪車を積載しないときは従来の荷台とほ ぼ同様に使用できるという効果を奏する。
【0037】 また、請求項4に記載した本考案は、一輪車を積載できるので一輪車を楽に運 搬できるうえ、荷台の後側に一輪車を積載するので二輪車をほぼ通常どおり運転 でき、また、既設の後部荷台に分離可能に取り付けるように構成したので一般の 二輪車を利用できるほか、支持部を折り畳めるので一輪車を積載しないときは従 来の荷台とほぼ同様に使用できるという効果を奏する。
【0038】 また、請求項5に記載した本考案は、一輪車を積載できるので一輪車を楽に運 搬できるうえ、荷台の後側に一輪車を積載するので二輪車をほぼ通常どおり運転 でき、また、既設の後部荷台に分離可能に取り付けるように構成したので一般の 二輪車を利用できるという効果を奏する。
【0039】 また、請求項6に記載した本考案は、一輪車を積載できるので一輪車を楽に運 搬できるうえ、荷台の後側に一輪車を積載するので二輪車をほぼ通常どおり運転 でき、また、既設の後部荷台に分離可能に取り付けるように構成したので一般の 二輪車を利用できるほか、支持部を折り畳めるので一輪車を積載しないときは従 来の荷台とほぼ同様に使用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における斜視図。
【図2】第1実施形態における側面図。
【図3】第1実施形態における保持部材の載置具の斜視
図。
【図4】第1実施形態における保持部材の緊締具の正面
図。
【図5】第1実施形態における同じく緊締具の側面図。
【図6】第2実施形態における斜視図。
【図7】第2実施形態における側面図。
【図8】第2実施形態における保持部材の載置具の斜視
図。
【図9】第2実施形態における保持部材の緊締具の正面
図。
【図10】第2実施形態における同じく緊締具の側面
図。
【図11】第2実施形態における固定部および支持部と
補助部の連結構造の斜視図
【図12】第2実施形態における折り畳んだ状態の側面
図。
【図13】取付け補助板の他の実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 荷台 1a 既設の後部荷台 2 固定部 2a パイプ 3 保持部材 4 支持部 4a パイプ 5 一輪車 5a フォーク肩 5b サドルポスト 6 載置具 7 緊締具 8 補強片 9 固定板 10 固定板 11 ビス 12 ナット 13 補強板 14 取付けパイプ 14a 取付け補助板 15 突部 16 レバー 17 引掛け 18 基部 18a 空所 19 止め金具 20a 連結補助片 20b 連結補助片 21 ビス 22 カゴ 51 荷台 51a 既設の後部荷台 52 固定部 52a パイプ 52b 連結パイプ 53 保持部材 54 支持部 55 補助部 56 一輪車 56a フォーク肩 56b サドルポスト 57 載置具 57a 基部 57b 載置部 57c 先端部 58 緊締具 59 固定板 59a ビス孔 60 固定板 60a ビス孔 61a ビス 61b ナット 62 補強板 63 取付けパイプ 64a 取付け補助板 65a 連結補助片 66 基部 66a 空所 67 突部 68 レバー 69 引掛け 70 止め金具 71 ビス 72 連結片 73 連結ビス 74 ワッシャー 75 回転筒 76 連結パイプ 77 ビス 78 ワッシャー 79 カゴ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車後輪の上方に配置するもので、立
    設した支持部の後側に、一輪車を立てた状態で分離可能
    に保持するための保持部材を設けてなる一輪車積載構造
    を備えた二輪車の後部荷台。
  2. 【請求項2】 既設の後部荷台に載置して取り外し可能
    に固定する固定部と、この固定部後端から立設した支持
    部の後側に、一輪車を立てた状態で分離可能に保持する
    ための保持部材を設けてなる一輪車積載構造を備えた二
    輪車の後部荷台。
  3. 【請求項3】 自転車後輪の上方に配置するもので、折
    り畳み可能に立設した支持部の後側に、一輪車を立てた
    状態で分離可能に保持するための保持部材を設けてなる
    一輪車積載構造を備えた自転車の後部荷台。
  4. 【請求項4】 既設の後部荷台に載置して取り外し可能
    に固定する固定部と、この固定部に対して折り畳み可能
    に立設した支持部の後側に、一輪車を立てた状態で分離
    可能に保持するための保持部材を設けてなる一輪車積載
    構造を備えた二輪車の後部荷台。
  5. 【請求項5】 既設の後部荷台に載置して取り外し可能
    に固定する固定部と、この固定部後端を上方に延長して
    なるとともに、その後側に保持部材を設けた支持部とか
    らなり、前記保持部材は、一輪車のフォーク肩を載置す
    る載置具と、一輪車のサドルポストを緊締するようにな
    した緊締部材からなることを特徴とする一輪車積載構造
    を備えた二輪車の後部荷台。
  6. 【請求項6】 既設の後部荷台に載置して取り外し可能
    に固定する固定部と、この固定部に下端を分離可能に連
    結するとともに、その後側に保持部材を設けた支持部
    と、前記固定部と前記支持部にそれぞれ回転可能に、か
    つ斜めに延びるように連結した、支持部の立設状態を維
    持するための補助部とからなり、前記保持部材は、一輪
    車のフォーク肩を載置する載置具と、一輪車のサドルポ
    ストを緊締するようになした緊締部材を設けてなること
    を特徴とする一輪車積載構造を備えた二輪車の後部荷
    台。
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