JPH0710005A - 折畳み式自転車兼用手押し車 - Google Patents
折畳み式自転車兼用手押し車Info
- Publication number
- JPH0710005A JPH0710005A JP5185601A JP18560193A JPH0710005A JP H0710005 A JPH0710005 A JP H0710005A JP 5185601 A JP5185601 A JP 5185601A JP 18560193 A JP18560193 A JP 18560193A JP H0710005 A JPH0710005 A JP H0710005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- folded
- frame
- wheelbarrow
- rear frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K15/00—Collapsible or foldable cycles
- B62K15/006—Collapsible or foldable cycles the frame being foldable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K15/00—Collapsible or foldable cycles
- B62K2015/005—Collapsible or foldable cycles having additional wheels for use when folded or collapsed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Handcart (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】折り畳み作業の簡易化が図れると共に手押し車
と同様な安定状態で電車内等に搬入できる折畳み式自転
車兼用手押し車を提供する。 【構成】前フレーム３及び後フレーム５を連結する横フ
レーム６に蝶番部２４の機構をもって該横フレーム６自
体が二つ折りにされて自転車の前後部分を二つ折り可能
な構成を施し、後フレーム５の下端に自転車の車体の前
後部分を二つ折りに折り畳んだ際に自転車全体を手押し
車と同じような状態で電車内等に搬入して持ち運ぶこと
を可能にした補助車部１４を装着自在とし、ハンドル２
に自転車を折り畳む際にハンドル自体が内方に入り込ん
だ状態で締着され固定するような構成を施し、左右のペ
タル８、９に該各ペタルが夫々のペタル支持杆２８、２
９に対して上方に９０度の範囲に自在に回動するような
構成を施し、サドル４は取り外し自在としたものであ
る。
と同様な安定状態で電車内等に搬入できる折畳み式自転
車兼用手押し車を提供する。 【構成】前フレーム３及び後フレーム５を連結する横フ
レーム６に蝶番部２４の機構をもって該横フレーム６自
体が二つ折りにされて自転車の前後部分を二つ折り可能
な構成を施し、後フレーム５の下端に自転車の車体の前
後部分を二つ折りに折り畳んだ際に自転車全体を手押し
車と同じような状態で電車内等に搬入して持ち運ぶこと
を可能にした補助車部１４を装着自在とし、ハンドル２
に自転車を折り畳む際にハンドル自体が内方に入り込ん
だ状態で締着され固定するような構成を施し、左右のペ
タル８、９に該各ペタルが夫々のペタル支持杆２８、２
９に対して上方に９０度の範囲に自在に回動するような
構成を施し、サドル４は取り外し自在としたものであ
る。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、折畳み式自転車兼用手
押し車に関し、詳しくは、折畳み前の状態においては通
常一般の自転車として使用できると共に、これを簡易に
折り畳んで手押し車と同じような状態で電車内等に搬入
して持ち運ぶことができる折畳み式自転車兼用手押し車
に関する。
押し車に関し、詳しくは、折畳み前の状態においては通
常一般の自転車として使用できると共に、これを簡易に
折り畳んで手押し車と同じような状態で電車内等に搬入
して持ち運ぶことができる折畳み式自転車兼用手押し車
に関する。
【従来の技術】従来、この種の折畳み式自転車として
は、折り畳んだ自転車を手押し車と同じような状態で持
ち運ぶというような種類のものではなく、自動車のトラ
ンク等に簡易に収納できるようにするために自転車を単
にコンパクトに折り畳むようにした構造のものが一般的
であった。一方、折り畳んだ後の自転車の持ち運びの際
の省力化を図るために、折り畳んだ自転車を手押し車と
同じような状態で持ち運ぶというような種類のものとし
ては、本発明者の出願に係る実開平４−５６５７４号公
報に記載された組立式自転車がある。実開平４−５６５
７４号公報のものは、折り畳んだ自転車の下部に補助車
を着脱自在とし、折り畳んだ後の自転車の移動の際には
上記補助車がころの役割を果すような構成としている。
は、折り畳んだ自転車を手押し車と同じような状態で持
ち運ぶというような種類のものではなく、自動車のトラ
ンク等に簡易に収納できるようにするために自転車を単
にコンパクトに折り畳むようにした構造のものが一般的
であった。一方、折り畳んだ後の自転車の持ち運びの際
の省力化を図るために、折り畳んだ自転車を手押し車と
同じような状態で持ち運ぶというような種類のものとし
ては、本発明者の出願に係る実開平４−５６５７４号公
報に記載された組立式自転車がある。実開平４−５６５
７４号公報のものは、折り畳んだ自転車の下部に補助車
を着脱自在とし、折り畳んだ後の自転車の移動の際には
上記補助車がころの役割を果すような構成としている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記一
般的な構造に係る折畳み式自転車は、コンパクトに折り
畳めるので自動車のトランク等収納するには場所を取ら
ないものであったが、折り畳まれた後の自転車自体の重
量が重いということもあり持ち運びには相当な力を必要
とするために、これを携帯し電車等に持ち込むには不便
であるという問題があった。また、上述した実開平４−
５６５７４号公報の組立式自転車は、折り畳んだ後は小
型のカート状になるように創作されたもので、混雑した
電車内等において当該カート状に折り畳んだ自転車を両
足の間に置けることから、比較的短時間の通勤時等には
適しているが、長時間の旅行時等には適しないような種
類のものであり、しかも、自転車の折り畳み又は拡開時
に時間と手間がかかるという問題があった。そこで、本
発明は、折り畳み作業においての簡易化が図れると共に
折り畳んで手押し車と同じような安定状態で電車内等に
搬入して持ち運ぶことができ、旅行時等の電車内におい
て折り畳んで手押し車の状態とした上に手荷物等を載置
することができ、しかも、電車内における列車の横揺れ
にも耐えることができる折畳み式自転車兼用手押し車を
提供することにある。
般的な構造に係る折畳み式自転車は、コンパクトに折り
畳めるので自動車のトランク等収納するには場所を取ら
ないものであったが、折り畳まれた後の自転車自体の重
量が重いということもあり持ち運びには相当な力を必要
とするために、これを携帯し電車等に持ち込むには不便
であるという問題があった。また、上述した実開平４−
５６５７４号公報の組立式自転車は、折り畳んだ後は小
型のカート状になるように創作されたもので、混雑した
電車内等において当該カート状に折り畳んだ自転車を両
足の間に置けることから、比較的短時間の通勤時等には
適しているが、長時間の旅行時等には適しないような種
類のものであり、しかも、自転車の折り畳み又は拡開時
に時間と手間がかかるという問題があった。そこで、本
発明は、折り畳み作業においての簡易化が図れると共に
折り畳んで手押し車と同じような安定状態で電車内等に
搬入して持ち運ぶことができ、旅行時等の電車内におい
て折り畳んで手押し車の状態とした上に手荷物等を載置
することができ、しかも、電車内における列車の横揺れ
にも耐えることができる折畳み式自転車兼用手押し車を
提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明の折畳み式自転車
兼用手押し車は、上方にハンドルを具備する前フレーム
と、上方にサドルを具備する後フレームと、前フレーム
及び後フレームを連結する横フレームと、左右のペタル
をもって後輪を駆動するチェーンとを有し、前記前フレ
ームの下方には該前フレームの下端に縦状に連結された
支持杆等にて支持した前輪が配備されているとともに、
前記後フレームの下方には左右の各ペタルが配備され、
該後フレームの後方には後フレームの下端に横状に連結
された支持杆等にて支持した後輪が配備されている自転
車であって、前記横フレームには蝶番部の機構をもって
該横フレーム自体が二つ折りにされて自転車の前後部分
を二つ折り可能な構成を施し、前記後フレームの下端に
は自転車の車体の前後部分を二つ折りに折り畳んだ際に
自転車全体を手押し車と同じような状態で電車内等に搬
入して持ち運ぶことを可能にした補助車部を装着自在と
し、前記ハンドルには自転車の走行時においては左右の
ハンドルが外方を向いた通常の状態に締着され固定する
と共に自転車を折り畳む際にはハンドル自体が内方に入
り込んだ状態で締着され固定するような構成を施し、前
記左右のペタルには該各ペタルが夫々のペタル支持杆に
対して上方に９０度の範囲に自在に回動するような構成
を施し、前記サドルはボルトとナットの機構を有する適
宜の締着具をもって後フレームから取り外し自在とし、
自転車全体を折り畳んで手押し車と同じような状態で如
何なる場所へでも手軽に持ち運ぶことができるようにし
たものである。
兼用手押し車は、上方にハンドルを具備する前フレーム
と、上方にサドルを具備する後フレームと、前フレーム
及び後フレームを連結する横フレームと、左右のペタル
をもって後輪を駆動するチェーンとを有し、前記前フレ
ームの下方には該前フレームの下端に縦状に連結された
支持杆等にて支持した前輪が配備されているとともに、
前記後フレームの下方には左右の各ペタルが配備され、
該後フレームの後方には後フレームの下端に横状に連結
された支持杆等にて支持した後輪が配備されている自転
車であって、前記横フレームには蝶番部の機構をもって
該横フレーム自体が二つ折りにされて自転車の前後部分
を二つ折り可能な構成を施し、前記後フレームの下端に
は自転車の車体の前後部分を二つ折りに折り畳んだ際に
自転車全体を手押し車と同じような状態で電車内等に搬
入して持ち運ぶことを可能にした補助車部を装着自在と
し、前記ハンドルには自転車の走行時においては左右の
ハンドルが外方を向いた通常の状態に締着され固定する
と共に自転車を折り畳む際にはハンドル自体が内方に入
り込んだ状態で締着され固定するような構成を施し、前
記左右のペタルには該各ペタルが夫々のペタル支持杆に
対して上方に９０度の範囲に自在に回動するような構成
を施し、前記サドルはボルトとナットの機構を有する適
宜の締着具をもって後フレームから取り外し自在とし、
自転車全体を折り畳んで手押し車と同じような状態で如
何なる場所へでも手軽に持ち運ぶことができるようにし
たものである。
【作用】以下に上述した構成に係る折畳み式自転車兼用
手押し車の作用を説明する。横フレームに設けた蝶番部
の機構をもって前輪と後輪とを平行状態に合わせるよう
にして横フレーム自体を二つ折りにしつつ後輪を地面よ
り若干浮上させる状態にして自転車の前後部分を二つ折
りにした後、補助車を後フレームの下端に装着し、左右
の各ペタルを上方に９０度回動して停止させ、更にハン
ドル自体を内方に入り込んだ状態で締着し、サドルを後
フレームから取り外すと、自転車全体を手押し車と同じ
ような状態に折り畳むことができる。
手押し車の作用を説明する。横フレームに設けた蝶番部
の機構をもって前輪と後輪とを平行状態に合わせるよう
にして横フレーム自体を二つ折りにしつつ後輪を地面よ
り若干浮上させる状態にして自転車の前後部分を二つ折
りにした後、補助車を後フレームの下端に装着し、左右
の各ペタルを上方に９０度回動して停止させ、更にハン
ドル自体を内方に入り込んだ状態で締着し、サドルを後
フレームから取り外すと、自転車全体を手押し車と同じ
ような状態に折り畳むことができる。
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明に係る折
畳み式自転車兼用手押し車の実施例を詳細に説明する。
図１に示すように、この実施例の折畳み式自転車兼用手
押し車１は、上方にハンドル２を具備する前フレーム３
と、上方にサドル４を具備する後フレーム５と、前フレ
ーム３及び後フレーム５を連結する横フレーム６とから
なる。前記前フレーム３の下方には該前フレーム３の下
端に縦状に連結された支持杆１１等にて支持した前輪７
が配備されていると共に、前記後フレーム５の下方には
左右の各ペタル８、９が配備されている。また、後フレ
ーム５の後方には該後フレーム５の下端に横状に連結さ
れた支持杆１２等にて支持した後輪１０が配備されてい
る。図１中の符号１３は、ペタル８、９をもって後輪１
０を駆動するチェーンである。前記後フレーム５の下端
には、図２、図３に示すように、この折畳み式自転車兼
用手押し車１の前後部分を二つ折りに折り畳んだ際に、
自転車全体を手押し車と同じような状態で電車内等に搬
入して持ち運ぶことを可能にした補助車部１４を装着自
在としている。補助車部１４は、水平杆１５と、この水
平杆１５の左右端に固着した各小輪１６、１７と、水平
杆１５の中心部に配設した垂直軸１８とからなる。該垂
直軸１８の上方には、後記するピン２２を差し込むため
の小孔１９が形成されてる。前記補助車部１４は、垂直
軸１８を後フレーム５の下端に固着した軸受け部２０の
穴２１内に挿入した後、この穴２１の上方に表出した垂
直軸１８の上方の小孔１９内にピン２２を差し込んで後
フレーム５の下端に装着するようになっている。尚、図
２中の符号２３は、上記補助車部１４の装着の後、この
補助車部１４が左右に横揺れしないようにするための支
持杆であり、その下端は補助車部１４に固着されている
と共に、その上端は後輪１０の支持杆１２に図外のボル
ト及びナット等をもって締着するようになっている。前
記横フレーム６は、図２、図３に示すように、蝶番部２
４をもって横フレーム６自体が二つ折りにでき、この折
畳み式自転車兼用手押し車１の前後部分を二つ折り可能
なようになっている。図２中の符号２５、２６は夫々二
つ折りにされる部分の各横フレーム６の端部に固着した
金具板であり、当該両金具板２５と２６が蝶番部２４を
もって連結されている。一方の金具板２５には、両金具
板２５、２６を接合して横フレーム６を水平状態にした
際のがたつき防止用の締着ハンドル２７が具備されてい
る。締着ハンドル２７は、ボルトとナットの構造を有し
ていて、該締着ハンドル２７を締め付けることにより前
記金具板２５、２６が強く締着されるようになってい
る。前記後フレーム５の下方において左右の各ペタル支
持杆２８、２９に配設されている左右の各ペタル８、９
は、図４の（Ａ）乃至（Ｂ）に示すように、夫々のペタ
ル支持杆２８、２９に対して９０度の範囲に自在に回動
するようになっている。即ち、上記各ペタル支持杆２
８、２９は、夫々二つに分岐された各部分が蝶番部３０
をもって連結且つ回動自在とされていて、自転車の走行
時においては各ペタル８、９が水平状態を維持するよう
になっていると共に、この折畳み式自転車兼用手押し車
１を折り畳む際には、各ペタル支持杆２８、２９の夫々
二つに分岐された各部分に設けた穴部３１からスプリン
グ３２の作用により該穴部３１の方向に付勢力を有する
ように配設した支持棒部３３の先端を図示する矢印の如
く引き抜くと、各ペタル８、９は図示するように上方に
９０度回動して停止するようになっている。前記ハンド
ル２は、図５に示すように、該ハンドル２自体が適当な
位置で二つのパイプ部３４、３５に分割されていて、径
の異なる二段肉厚に形成した一方のパイプ部３４の小径
の肉厚部分を他方のパイプ部３５内に挿入して、相互の
各パイプ部を回動自在としていると共に、下段のパイプ
部３５の周囲には２個の小片３６、３７を設け、上段の
パイプ部３４には上記下段のパイプ部３５に設けた各小
片３６、３７に接合し嵌合する小片３８を設けている。
前記上下の各パイプ部３４、３５に設けた各小片３６、
３７、３８には、夫々小穴が形成されていて、ボルトと
ナットにて上下の各小片は夫々締着されるようになって
いる。尚、この場合、ナットは各小片３６、３７、３８
に予め固着されている。また、各小片３６、３７、３８
はパイプ部３４、３５の垂直軸に対して約１０度傾斜し
て設けてあるので、パイプ部３４、３５がボルトとナッ
トにて締着された際には遊びが生じないようになってい
る。そして、自転車の走行時においては左右のハンドル
が外方を向いた状態に小片３６と小片３８とが締着さ
れ、この折畳み式自転車兼用手押し車１を折り畳む際に
は、小片３７と小片３８とが締着されてハンドル自体が
図６中の矢印の如く内方に入り込んだ状態で締着される
ようになっている。尚、前記サドル４は、ボルトとナッ
トの機構を有する適宜の締着具３９をもって後フレーム
５上に装着されている。従って、締着具３９を緩めるこ
とによりサドル４は後フレーム５から取り外しできるよ
うになっている。以下、上述した本実施例に係る折畳み
式自転車兼用手押し車１の折畳み状態について説明す
る。先ず、図２、図３に示すように、前記横フレーム６
に設けた締着ハンドル２７を緩めた後、前輪７と後輪１
０とを平行状態に合わせるようにして横フレーム６自体
を二つ折りにしつつ後輪を地面より若干浮上させる状態
にして自転車１の前後部分を二つ折りにして、自転車全
体を手押し車と同じような状態にする。次に、図１乃至
図３に示すように、前記補助車部１４の垂直軸１８を後
フレーム５の下端に固着した軸受け部２０の穴２１内に
挿入した後、この穴２１の上方に表出した垂直軸１８の
上方の小孔１９内にピン２２を差し込んむと共に、支持
杆２３の上端を後輪１０の支持杆１２に図外のボルト及
びナット等をもって締着し、補助車１４を後フレーム５
の下端に装着する。そして、図４に示すように、各ペタ
ル支持杆２８、２９の夫々二つに分岐された各部分に設
けた穴部３１からスプリング３２の作用により該穴部３
１の方向に付勢力を有するように配設した支持棒部３３
の先端を引き抜き、各ペタル８、９を上方に９０度回動
して停止させる。更に、図５に示すように、前記ハンド
ル２を構成する上下の各パイプ部３４及び３５に設けた
小片３６と小片３８との締着を解除して、上下の各パイ
プ部３４、３５に設けた小片３７と小片３８とを締着し
て、図６中の矢印の如くハンドル自体を内方に入り込ん
だ状態で締着する。最後に、前記サドル４を締着具３９
を緩めて後フレーム５から取り外す。尚、上述した折畳
みの手順は、特にその順序を上記の如く行う必要はな
く、如何なる手順で行っても良いことは勿論である。こ
のようにして全体を折り畳んだ折畳み式自転車兼用手押
し車１は、自転車全体を手押し車と同じような状態で如
何なる場所（電車内等）へでも持ち運ぶことができる。
従って、例えば、行楽地に電車等でこの折畳み式自転車
兼用手押し車１を折り畳んで持ち運び、現地では折畳み
状態を復帰してサイクリング等を楽しみ、帰る時には再
び折り畳んで電車等でこれを持ち運びできる。全体を折
り畳んだ折畳み式自転車兼用手押し車１は、図６に示す
ように、ハンドル２の部分以外の部分を適当なカバー体
４０をもって包覆すると好都合である。また、後フレー
ム５から取り外したサドル４は上記カバー体４０に設け
た適宜の収納部内に収納するようにすると至便である。
尚、この折畳み式自転車兼用手押し車１を通常の自転車
として走行する場合には、前記折畳み状態から各部をも
との状態に戻せば良いことは勿論である。本発明は上述
した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲
内で種々の変形実施が可能である
畳み式自転車兼用手押し車の実施例を詳細に説明する。
図１に示すように、この実施例の折畳み式自転車兼用手
押し車１は、上方にハンドル２を具備する前フレーム３
と、上方にサドル４を具備する後フレーム５と、前フレ
ーム３及び後フレーム５を連結する横フレーム６とから
なる。前記前フレーム３の下方には該前フレーム３の下
端に縦状に連結された支持杆１１等にて支持した前輪７
が配備されていると共に、前記後フレーム５の下方には
左右の各ペタル８、９が配備されている。また、後フレ
ーム５の後方には該後フレーム５の下端に横状に連結さ
れた支持杆１２等にて支持した後輪１０が配備されてい
る。図１中の符号１３は、ペタル８、９をもって後輪１
０を駆動するチェーンである。前記後フレーム５の下端
には、図２、図３に示すように、この折畳み式自転車兼
用手押し車１の前後部分を二つ折りに折り畳んだ際に、
自転車全体を手押し車と同じような状態で電車内等に搬
入して持ち運ぶことを可能にした補助車部１４を装着自
在としている。補助車部１４は、水平杆１５と、この水
平杆１５の左右端に固着した各小輪１６、１７と、水平
杆１５の中心部に配設した垂直軸１８とからなる。該垂
直軸１８の上方には、後記するピン２２を差し込むため
の小孔１９が形成されてる。前記補助車部１４は、垂直
軸１８を後フレーム５の下端に固着した軸受け部２０の
穴２１内に挿入した後、この穴２１の上方に表出した垂
直軸１８の上方の小孔１９内にピン２２を差し込んで後
フレーム５の下端に装着するようになっている。尚、図
２中の符号２３は、上記補助車部１４の装着の後、この
補助車部１４が左右に横揺れしないようにするための支
持杆であり、その下端は補助車部１４に固着されている
と共に、その上端は後輪１０の支持杆１２に図外のボル
ト及びナット等をもって締着するようになっている。前
記横フレーム６は、図２、図３に示すように、蝶番部２
４をもって横フレーム６自体が二つ折りにでき、この折
畳み式自転車兼用手押し車１の前後部分を二つ折り可能
なようになっている。図２中の符号２５、２６は夫々二
つ折りにされる部分の各横フレーム６の端部に固着した
金具板であり、当該両金具板２５と２６が蝶番部２４を
もって連結されている。一方の金具板２５には、両金具
板２５、２６を接合して横フレーム６を水平状態にした
際のがたつき防止用の締着ハンドル２７が具備されてい
る。締着ハンドル２７は、ボルトとナットの構造を有し
ていて、該締着ハンドル２７を締め付けることにより前
記金具板２５、２６が強く締着されるようになってい
る。前記後フレーム５の下方において左右の各ペタル支
持杆２８、２９に配設されている左右の各ペタル８、９
は、図４の（Ａ）乃至（Ｂ）に示すように、夫々のペタ
ル支持杆２８、２９に対して９０度の範囲に自在に回動
するようになっている。即ち、上記各ペタル支持杆２
８、２９は、夫々二つに分岐された各部分が蝶番部３０
をもって連結且つ回動自在とされていて、自転車の走行
時においては各ペタル８、９が水平状態を維持するよう
になっていると共に、この折畳み式自転車兼用手押し車
１を折り畳む際には、各ペタル支持杆２８、２９の夫々
二つに分岐された各部分に設けた穴部３１からスプリン
グ３２の作用により該穴部３１の方向に付勢力を有する
ように配設した支持棒部３３の先端を図示する矢印の如
く引き抜くと、各ペタル８、９は図示するように上方に
９０度回動して停止するようになっている。前記ハンド
ル２は、図５に示すように、該ハンドル２自体が適当な
位置で二つのパイプ部３４、３５に分割されていて、径
の異なる二段肉厚に形成した一方のパイプ部３４の小径
の肉厚部分を他方のパイプ部３５内に挿入して、相互の
各パイプ部を回動自在としていると共に、下段のパイプ
部３５の周囲には２個の小片３６、３７を設け、上段の
パイプ部３４には上記下段のパイプ部３５に設けた各小
片３６、３７に接合し嵌合する小片３８を設けている。
前記上下の各パイプ部３４、３５に設けた各小片３６、
３７、３８には、夫々小穴が形成されていて、ボルトと
ナットにて上下の各小片は夫々締着されるようになって
いる。尚、この場合、ナットは各小片３６、３７、３８
に予め固着されている。また、各小片３６、３７、３８
はパイプ部３４、３５の垂直軸に対して約１０度傾斜し
て設けてあるので、パイプ部３４、３５がボルトとナッ
トにて締着された際には遊びが生じないようになってい
る。そして、自転車の走行時においては左右のハンドル
が外方を向いた状態に小片３６と小片３８とが締着さ
れ、この折畳み式自転車兼用手押し車１を折り畳む際に
は、小片３７と小片３８とが締着されてハンドル自体が
図６中の矢印の如く内方に入り込んだ状態で締着される
ようになっている。尚、前記サドル４は、ボルトとナッ
トの機構を有する適宜の締着具３９をもって後フレーム
５上に装着されている。従って、締着具３９を緩めるこ
とによりサドル４は後フレーム５から取り外しできるよ
うになっている。以下、上述した本実施例に係る折畳み
式自転車兼用手押し車１の折畳み状態について説明す
る。先ず、図２、図３に示すように、前記横フレーム６
に設けた締着ハンドル２７を緩めた後、前輪７と後輪１
０とを平行状態に合わせるようにして横フレーム６自体
を二つ折りにしつつ後輪を地面より若干浮上させる状態
にして自転車１の前後部分を二つ折りにして、自転車全
体を手押し車と同じような状態にする。次に、図１乃至
図３に示すように、前記補助車部１４の垂直軸１８を後
フレーム５の下端に固着した軸受け部２０の穴２１内に
挿入した後、この穴２１の上方に表出した垂直軸１８の
上方の小孔１９内にピン２２を差し込んむと共に、支持
杆２３の上端を後輪１０の支持杆１２に図外のボルト及
びナット等をもって締着し、補助車１４を後フレーム５
の下端に装着する。そして、図４に示すように、各ペタ
ル支持杆２８、２９の夫々二つに分岐された各部分に設
けた穴部３１からスプリング３２の作用により該穴部３
１の方向に付勢力を有するように配設した支持棒部３３
の先端を引き抜き、各ペタル８、９を上方に９０度回動
して停止させる。更に、図５に示すように、前記ハンド
ル２を構成する上下の各パイプ部３４及び３５に設けた
小片３６と小片３８との締着を解除して、上下の各パイ
プ部３４、３５に設けた小片３７と小片３８とを締着し
て、図６中の矢印の如くハンドル自体を内方に入り込ん
だ状態で締着する。最後に、前記サドル４を締着具３９
を緩めて後フレーム５から取り外す。尚、上述した折畳
みの手順は、特にその順序を上記の如く行う必要はな
く、如何なる手順で行っても良いことは勿論である。こ
のようにして全体を折り畳んだ折畳み式自転車兼用手押
し車１は、自転車全体を手押し車と同じような状態で如
何なる場所（電車内等）へでも持ち運ぶことができる。
従って、例えば、行楽地に電車等でこの折畳み式自転車
兼用手押し車１を折り畳んで持ち運び、現地では折畳み
状態を復帰してサイクリング等を楽しみ、帰る時には再
び折り畳んで電車等でこれを持ち運びできる。全体を折
り畳んだ折畳み式自転車兼用手押し車１は、図６に示す
ように、ハンドル２の部分以外の部分を適当なカバー体
４０をもって包覆すると好都合である。また、後フレー
ム５から取り外したサドル４は上記カバー体４０に設け
た適宜の収納部内に収納するようにすると至便である。
尚、この折畳み式自転車兼用手押し車１を通常の自転車
として走行する場合には、前記折畳み状態から各部をも
との状態に戻せば良いことは勿論である。本発明は上述
した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲
内で種々の変形実施が可能である
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、自転車を
上述した構成としたので、折り畳み寸法の縮小化、折り
畳んだ状態での移動に際しての省力化が図れ、また、折
り畳み作業においての簡易化が図れると共に、折り畳ん
で手押し車と同じような状態で電車内等に搬入して持ち
運ぶことができる折畳み式自転車兼用手押し車を実現で
きる。
上述した構成としたので、折り畳み寸法の縮小化、折り
畳んだ状態での移動に際しての省力化が図れ、また、折
り畳み作業においての簡易化が図れると共に、折り畳ん
で手押し車と同じような状態で電車内等に搬入して持ち
運ぶことができる折畳み式自転車兼用手押し車を実現で
きる。
【図１】本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車の斜
視図
視図
【図２】本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車を二
つ折りにして自転車の後方から見た状態の斜視図
つ折りにして自転車の後方から見た状態の斜視図
【図３】本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車を二
つ折りにして自転車の前方から見た状態の斜視図
つ折りにして自転車の前方から見た状態の斜視図
【図４】(A)本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車
のペタル部分の部分拡大図 (B)本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車のペタル
部分の折り畳み状態を示す部分拡大図
のペタル部分の部分拡大図 (B)本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車のペタル
部分の折り畳み状態を示す部分拡大図
【図５】本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車のハ
ンドル部分の部分拡大図
ンドル部分の部分拡大図
【図６】本発明に係る折畳み式自転車兼用手押し車の全
体を折り畳んでカバー体をかけた状態の斜視図
体を折り畳んでカバー体をかけた状態の斜視図
１ 折畳み式自転車兼用手押し車 ２ ハンドル ３ 前フレーム ４ サドル ５ 後フレーム ６ 横フレーム ７ 前輪 ８ ペタル ９ ペタル １０ 後輪 １１ 支持杆 １２ 支持杆 １３ チェーン １４ 補助車部 １５ 水平杆 １６ 小輪 １７ 小輪 １８ 垂直軸 １９ 小孔 ２０ 軸受け部 ２１ 穴 ２２ ピン ２３ 支持杆 ２４ 蝶番部 ２５ 金具板 ２６ 金具板 ２７ 締着ハンドル ２８ ペタル支持杆 ２９ ペタル支持杆 ３０ 蝶番部 ３１ 穴部 ３２ スプリング ３３ 支持棒部 ３４ パイプ部 ３５ パイプ部 ３６ 小片 ３７ 小片 ３８ 小片 ３９ 締着具 ４０ カバー体
Claims (1)
- 【請求項１】上方にハンドル２を具備する前フレーム３
と、上方にサドル４を具備する後フレーム５と、前フレ
ーム３及び後フレーム５を連結する横フレーム６と、左
右のペタル８、９をもって後輪１０を駆動するチェーン
１３とを有し、前記前フレーム３の下方には該前フレー
ム３の下端に縦状に連結された支持杆１１等にて支持し
た前輪７が配備されていると共に、前記後フレーム５の
下方には左右の各ペタル８、９が配備され、該後フレー
ム５の後方には後フレーム５の下端に横状に連結された
支持杆１２等にて支持した後輪１０が配備されている自
転車であって、前記横フレーム６には蝶番部２４の機構
をもって該横フレーム６自体が二つ折りにされて自転車
の前後部分を二つ折り可能な構成を施し、前記後フレー
ム５の下端には自転車の車体の前後部分を二つ折りに折
り畳んだ際に自転車全体を手押し車と同じような状態で
電車内等に搬入して持ち運ぶことを可能にした補助車部
１４を装着自在とし、前記ハンドル２には自転車の走行
時においては左右のハンドルが外方を向いた通常の状態
に締着され固定すると共に自転車を折り畳む際にはハン
ドル自体が内方に入り込んだ状態で締着され固定するよ
うな構成を施し、前記左右のペタル８、９には該各ペタ
ルが夫々のペタル支持杆２８、２９に対して上方に９０
度の範囲に自在に回動するような構成を施し、前記サド
ル４はボルトとナットの機構を有する適宜の締着具３９
をもって後フレーム５から取り外し自在とし、自転車全
体を折り畳んで手押し車と同じような状態で如何なる場
所へでも手軽に持ち運ぶことができるようにしたことを
特徴とする折畳み式自転車兼用手押し車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185601A JPH0710005A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 折畳み式自転車兼用手押し車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185601A JPH0710005A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 折畳み式自転車兼用手押し車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710005A true JPH0710005A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16173661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5185601A Pending JPH0710005A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 折畳み式自転車兼用手押し車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710005A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178976A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Honda Motor Co Ltd | 電動補助自転車 |
| JP2002225718A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 多機能型電動車両 |
| WO2009135355A1 (zh) * | 2008-05-07 | 2009-11-12 | Lu I-Shyong | 折叠式购物自行车 |
| KR100965546B1 (ko) * | 2008-01-18 | 2010-06-23 | 이상옥 | 접이식 자전거 |
| WO2015139210A1 (zh) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 朱荣辉 | 一种折叠便携式自行车 |
| KR101652765B1 (ko) | 2015-05-20 | 2016-09-09 | 이승재 | 카트 겸용 접이식 자전거 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5185601A patent/JPH0710005A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178976A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Honda Motor Co Ltd | 電動補助自転車 |
| JP2002225718A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 多機能型電動車両 |
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| KR101652765B1 (ko) | 2015-05-20 | 2016-09-09 | 이승재 | 카트 겸용 접이식 자전거 |
| WO2016186309A1 (ko) * | 2015-05-20 | 2016-11-24 | 이승재 | 카트 겸용 접이식 자전거 |
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