JP3056759B2 - 折畳み式タンデム自転車 - Google Patents

折畳み式タンデム自転車

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JP3056759B2
JP3056759B2 JP2004647A JP464790A JP3056759B2 JP 3056759 B2 JP3056759 B2 JP 3056759B2 JP 2004647 A JP2004647 A JP 2004647A JP 464790 A JP464790 A JP 464790A JP 3056759 B2 JP3056759 B2 JP 3056759B2
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は折畳み可能なタンデム自転車に関するもので
ある。特に、本発明は、それぞれ所要の剛性を有する別
体の前部、中央および後部フレーム部材を、2本のシー
トチューブを形成する同心部材により結合することによ
り、フレーム部材をシートチューブを中心として折畳み
可能としたタンデム自転車に関するものである。
〔背景技術〕
折畳み可能なタンデム自転車に関する公知技術は、実
質的には依存していない。言うまでもなく、タンデム自
転車においては、その寸法を考慮すると収納時または携
行時によりコンパクトに折畳み可能とすべき必要性は通
常の自転車の場合と対比して遥かに高い。折畳み可能な
自転車に関する従来技術は、例えば米国特許第579,982
号および同第3,688,879号各明細書に開示されている。
前者は単にボルト結合を解除するものであって、一般的
には実用性を欠如するものであることが認識されてい
る。後者は、各種のタンデム自転車に発展させる余地の
ある折畳み式自転車を提案するものである。
しかし、コンパクトな形態に折畳むことのできる実用
的なタンデム自転車は、ほとんど提案されておらず、そ
の理由はかかる構成を実現するための具体的手段が入手
し得なかった点にある。米国特許第4,448,437号明細書
により同心的なシートチューブによる結合概念が確立す
るに至り、実用性を確保しつつ折畳み可能とした標準寸
法の自転車の製造技術が利用可能となった。この米国特
許第4,448,437号以前には、米国特許第3,015,498号明細
書に例示されるように種々の折畳み概念が提案されてい
たが、いずれも成功を収めるには至らなかった。この同
心的シートチューブ技術は、ヒンジ継手がシートチュー
ブに配置されている場合には、同ヒンジ継手を通過する
水平面を中心とする完全な剛性の得られるフレームを実
現可能とするものである。この原理は1個のヒンジ継手
を設ける場合に有効であり、この技術による折畳み式自
転車は現に商業的成功を見るに至っている。しかるに、
かかる公知技術の存在下においてもそのタンデム自転車
への応用は今日まで全く試みられていない。
米国特許第4,448,437号の変形は、米国特許第3,015,4
98号明細書に例示されるようにヒンジ継手をシートチュ
ーブ以外の箇所に配置することである。この原理は、い
わゆるZ折りによる折畳み技術として使用することがで
きる。しかし、その結果として得られる構成は、同心的
なシートチューブにヒンジを配置する場合とは異なり、
十分な強度を有する簡潔な構造を達成するものではな
い。
〔発明の開示〕
実用的な従来技術が知られていなかった実情に鑑み、
本発明の主たる目的は、軽量で十分な強度を有し、しか
も通常の固定式タンデム設計による場合と同等の走行性
能の得られる折畳み式タンデム自転車を提案することに
ある。
本発明の他の目的は、携行により、または一組の支持
車輪上で転動させることにより容易に運搬し得るよう折
畳み状態における寸法を大幅に減少可能とした折畳み式
タンデム自転車を提案することにある。
本発明の他の目的は、十分な安全性を確保することが
でき、経済的に製造・販売可能であり、しかも標準部品
を広範に使用することのできる折畳み式タンデム自転車
を提案することにある。
このような目的を達成するため、本発明によるタンデ
ム自転車は、剛性フレーム素子を、シートチューブ以外
の構造的には無関係の位置ではなく、同心素子から構成
されるシートチューブ自体を中心として折畳み可能とす
るタンデム設計理念に立脚するものである。本発明によ
れば、梁としてのフレームやヒンジに作用する応力はシ
ートチューブ自体に負担させることができる。
本発明によるタンデム自転車用のフレームは、相互に
結合される3個1組のフレーム部材から構成する。前部
フレーム部材はヘッドチューブ、フロントトップチュー
ブ、フロントダウンチューブおよびフロントシートチュ
ーブにより形成する。中央フレーム部材はフロントシー
トチューブ、傾斜中央ブレースチューブを有する中央ト
ップチューブおよび中央ボトムチューブ、並びにリヤシ
ートチューブにより形成する。後部フレーム部材はシー
トステー、チェーンステーおよびリヤシートチューブに
より形成する。各フレーム素子は、中央フレーム部材に
おける傾斜ブレースチューブを結合すべきフロントシー
トチューブを除いては、自己完結的な構成を有するもの
とする。すなわち、傾斜ブレースチューブに接合用のカ
ラーを設け、このカラーをフロントシートチューブにお
ける着脱可能な上側および下側素子の間に収めるからで
ある。カラーの取付け状態で前部フレーム部材は一体構
造を有するものとなる。リヤシートチューブは、2本の
全長チューブと、その全長チューブにカラー接続される
1本の部分長チューブとにより構成する。シートポスト
は他の2本のチューブ内に嵌合させ得る寸法に形成する
ことができる。
後述する所から明らかなように、本発明は、大別すれ
ば二通りの態様をもって実施することができる。第1実
施例では、前後の乗車位置は、それぞれ水平なトップチ
ューブを具えるユニセックス用とする。第2実施例は、
前方の乗車位置をユニセックス用とし、後方の乗車位置
は下向きに傾斜したトップチューブを具える非ユニセッ
クス用とする。いずれの構成も、折畳み式でない通常の
タンデム自転車では現に採用されている。前者は強靭な
構成を有する普及形式のものとして、また後者は後部の
乗員の乗降を容易とするために強度をある程度は犠牲に
したものとして、それぞれ既知である。本発明の第2実
施例においては、中央フレームにX字形状をなすブレー
スチューブを設けて補強構造とする。その結果、支点間
で体重を効果的に分散することが可能となる。既知の単
一の傾斜チューブまたは二重傾斜チューブは強度的に不
十分であるか、折畳みに際して後輪との干渉を防止する
ことができない。
本発明によれば、多数の工具を使用することなく、ま
たはタンデム自転車の分解を必要とせずに折畳み操作を
迅速に遂行することができる。本発明は、前輪並びに後
部ハンドルバーの支持に供する前側シートポストの取外
しを必要とする従来の分解操作と対比して、ほとんど全
ての折畳み操作を通常のクイックレリーズ装置により行
うものである。折畳み操作を続行するためにはリヤシー
トポストにおける安全キャッチを押込むと共に、3個の
結合用クイックレリーズ装置を解除し、後部フレーム部
材を折畳み移動させて中央フレーム部材と重合わせる。
同様に、前部フレーム部材における安全キャッチを押込
んでクイックレリーズ装置を解除し、前部フレーム部材
を折畳み移動させて後部フレーム部材の反対側で中央フ
レーム部材と重合わせる。折畳み状態におけるタンデム
自転車の寸法は、高さ方向では車輪とほぼ同サイズであ
り、長さ方向では車輪の寸法にチェーンホイールの寸法
を加えたものにほぼ相当する。
すなわち、通常は嵩ばって収納にも不便である約2.5m
もの長さを有するタンデム自転車を折畳むことにより、
数1m×1mの寸法のコンパクトな梱包体とすることが可能
となるものである。このような折畳み状態において、タ
ンデム自転車は、小型乗用車のトランクスペース内に容
易に収納することができ、航空機内への持込み荷物の制
約条件にも適うものであり、所要に応じてエレベータ内
に容易に搬入し、またはスーツケースと同様にコースタ
ーホイールを使用して転動させることも可能である。
さらに、本発明によれば、通常のディレーラ機構、タ
ンデム自転車の後輪用のデュアルリヤブレーキを含む通
常のブレーキ、並びに偏心クランクチェーン緊張装置を
含む通常のタンデム自転車用駆動機構をそのまま使用す
ることができる。関連するクイックレリーズ装置および
安全キャッチを含む同心シートチューブを増設する以外
には、標準的なタンデム自転車の構成を完全に踏襲する
ものである。
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図および第2A図は、本発明の第1実施例による折
畳み式タンデム自転車を示す。第2A図および第2B図は、
本発明において使用することのできる剛性フレームの二
種類の代替的基本形態を示す。いずれの実施例にも共通
する重要な特徴は、同心的構成のシートチューブを使用
して3個のフレーム部材を接合させることにある。第1
図、第2A図および第2C図に示すように、前部フレーム部
材5は、ヘッドチューブ22,トップチューブ32,ダウンチ
ューブ34およびシートチューブ部品50を含むものとす
る。これらの素子は、当業界における慣用技術に従い、
管状素材を溶接して剛性構造体を形成することにより構
成されるものである。第2B図および第2C図に示す実施例
では、シートチューブ部品50,44には、これらを完全な
連続部品として接合するためのカラー素子45を設ける。
これらのカラー素子45は、部分的フレーム素子を連続フ
レーム上における垂直位置にロックするためのストッパ
ーとして機能させる。中央フレーム部材7は、前後のシ
ートチューブ44および76,ボトムチューブ70,傾斜チュー
ブ68およびボトムブラケット60の外に、第1図および第
2A図の実施例ではトップチューブ66を含み、第2B図およ
び第2C図に示す実施例ではXブラケット部材68,69を含
むものとする。後部フレーム部材9は、一対のシートス
テー94,96,一対のチェーンステー100,102,並びにボトム
ブラケット86を有するシートチューブ80を含むものとす
る。第2B図に示す実施例において、シートチューブ80は
下部を切除すると共に連続シートチューブ76にカラー接
続する構成とすることもできる。しかし、フロントディ
レーラーをシートチューブ80の半ば上側に配置する必要
があるため、上述の構成によって得られる利点は特に存
在しない。最後に、本発明によるタンデム自転車は、直
線位置を基準として前部フレーム部材が一方向のみに折
畳まれ、後部フレーム部材が逆方向に折畳まれる構成と
したものである。メタルブロック58,92により上部の折
畳みモードを許容する構成とし、これらのメタルブロッ
クには整列ピンを設けて、各フレーム部材を正確な整列
位置まで復元させるための所要の調整を可能とする。
第1図はタンデム自転車の全体構成を示すものであ
り、この自転車は、二重のフレーム部材を除いては完全
に通常の構造の部品使用するものである。第1図の実施
例は、第2A図に示すフレーム組立体に対応している。す
なわち、第1図は、ヘッドチューブ22,トップチューブ3
2,ダウンチューブ34およびシーチチューブ50を含む同一
の前部フレーム部材5を示すものである。従来の標準的
なタンデム自転車におけると同様、ヘッドチューブ22は
ハンドルバーステム24を収めるものである。ハンドルバ
ー28には、ブレーキ操作レバー26およびディレーラー操
作レバー30を取付ける。図示は省略するが、これらの操
作レバーにはそれぞれ前後輪のブレーキおよびディレー
ラーに至るケーブルワイヤが接続されている。前輪ブレ
ーキ18は、同ブレーキを十分に開放させて前輪2を取外
し可能とするクイックレリーズレバー20を有している。
前輪ブレーキ18はフロントフォーク16上に配置されてい
る。前輪クイックレリーズ装置は安全ピンを解除すべく
反転させる必要があり、その時点でレバー14は前輪を取
外すに先立って解除されるものである。フロントシート
チューブは同心的に配置された2本の管状部材、すなわ
ち前部フレーム5に属する外側管状部材50と、中央フレ
ーム7に属する内側管状部材44とにより構成する。外側
管状部材50は、3個のクイックレリーズ装置51,52,53に
より内側管状部材44上に緊密に締付け可能とする。これ
らのクイックレリーズ装置は、両管状部材の長手方向に
離間した各部位に所要のクランプ力を作用させることに
より、両管状部材を一体化する機能を発揮するものであ
る。フロントシートチューブ44にシートポスト38を嵌合
させる。シートポスト38にサドル36を固定すると共に、
通常の一文字型とすることのできるハンドルバー42のス
テム40を取付ける。シートポスト38は、ラッチ48の下方
に配置されているクイックレリーズ装置46を解除するこ
とにより取外し可能とする。フロントシートチューブ44
の下端には、前側乗員用のチェーンホイール62と、中間
チェーン90を緊張させるための通常の楕円型ペダルハウ
ジング60とを配置する。フロントシートチューブ44に
は、さらに、フレームのアライメントストッパー58と、
引込み可能なコースターホイール64とを設ける。コース
ターホイール64はタンデム自転車を折畳み状態で転動さ
せるために用いるものである。
中央フレーム7は、第2A図および第2B図に示すよう
に、第1実施例ではトップチューブ66,傾斜ブレースチ
ューブ68,ボトムチューブ70およびシートチューブ44,76
により構成し、第2実施例ではX字形状に組合わされた
傾斜ブレースチューブ68,69,ボトムチューブ70およびシ
ートチューブ44,76により構成する。傾斜ブレースチュ
ーブ68,69は、折畳みに際しての後輪との干渉を防止す
るために、長軸を垂直方向に向けた楕円断面形状のもの
とする必要がある。
リアシートチューブは、フロントシートチューブと同
様、内側管状部材76上および外側管状部材80を含み、外
側管状部材80を内側管状部材76上に3個のクイックレリ
ーズ装置82,83,84により締付け可能とした構成とする。
後部のペダルハウジング86は外周の一部を削除してシー
トチューブ80に固定する。このハウジング86により主チ
ェーンホイール90と、後部接続チェーンホイール88とを
両側に保持する。ペダルハウジングおよびチェーンホイ
ールはボトムチューブ70の上方で傾斜ブレースチューブ
68から離間した位置に配置し、後部フレームの折畳みに
際してこれらフレーム部材とチェーンホイールとの干渉
を防止する。2個のチェーンホイールの間にアライメン
トストッパー92を配置すると共に、リアシートチューブ
の下端にも引込み可能なコースターホイール64を配置す
る。本発明によるタンデム自転車における後部駆動機構
は、折畳み不能なタンデム自転車におけると同様の通常
の標準部品により構成する。すなわち、大径のチェーン
ホイール90に掛けられたチェーン104はフロントディレ
ーラ98により制御して異なるチェーンホイールにおける
所望のスプロケットまで移動させる。チェーンホイール
90をチェーン104により後部のスプロケット組立体108に
連結し、この組立体における特定のスプロケットに対す
るチェーンの移動はリヤディレーラ112により制御す
る。なお、変速機構のいずれの構成部品もタンデム自転
車の折畳みの間に折畳み操作を阻害する位置に配置すべ
きでないことは言うまでもない。前側の乗員が駆動する
前側のチェーン90は、折畳み操作に際してチェーンホイ
ールから離脱させて取外す。
後部フレーム9は、リヤブレーキを取付けた通常のシ
ートステー94,96と、チェーンステー100,102とで構成さ
れ、いずれもシートチューブ80に連結するものである。
必要に応じてタンデム用のドラムブレーキを設けること
もできる。後輪10は、通常のクイックレリーズ装置110
により着脱可能とする。図示は省略するが、いずれのク
ランクハウジングにもクランクおよびペダルが配置さ
れ、フレーム部材上にはブレーキおよびディレーラの制
御ワイヤが配置されている。
以下、第1図に想像線で示す部分を参照して本発明に
よるタンデム自転車の折畳み操作を説明する。折畳みに
際しては、先ず、クイックレリーズ装置46,78を解除し
て2個のサドルを取外す。次に、クイックレリーズ装置
14を解除して前輪を取外す。タンデム自転車をフロント
フォーク16上に支持した状態で、使用者は、リヤシート
チューブ上まで後方に移動する。クイックレリーズ装置
82,83,84を解除すると共に後部のラッチ48を押込み、さ
らに、中央フレームを持上げて後輪から荷重を除荷す
る。この状態で、後部フレーム部分を傾斜チューブ68と
当接するまで折畳み旋回させる。後部フレーム部分を折
畳み位置に固定するために、いずれかのクイックレリー
ズ装置82,83,84を締付ける。チェーン90を取上げて収納
する。次に使用者はフロントシートチューブ上まで移動
し、タンデム自転車の前端を持上げつつ前側のコースタ
ーホイール64を引出す。クイックレリーズ装置51,52,53
を解除すると共に前側のラッチ48を押込み、前部フレー
ムを持上げてフロントフォークから荷重を除荷した状態
で、前部フレームを、ハンドルバーがリヤシートチュー
ブ80と当接するまで折畳み旋回させる。後部フレームの
折畳み時と同様、いずれかのクイックレリーズ装置51,5
2,53を締付けて前部フレームを折畳み位置に固定する。
次に、後部コースターホイール64を折畳み位置にあるフ
ロントフォーク底部の下方まで引出すことにより、タン
デム自転車を折畳み状態で転動可能とする。ハンドルバ
ーステムにはクイックレリーズ装置31を設けることがで
き、この場合にはハンドルバーおよびステムをヘッドセ
ットから取外すと取外すと共にトップチューブ66にクリ
ップで固定することにより、携行に適した折畳み梱包体
とすることが可能である。
最後に、本発明によるタンデム自転車には通常のアク
セサリーを装着すると共に、例示的に図示したボス加工
を施すことができる。これらのうち、ボス54は水筒の取
付け用であり、ボス109はリヤキャリアの取付け用であ
る。本発明は図示の第1および第2実施例のみに限定さ
れるものでなく、その範囲内において多くの態様をもっ
て実施し得ることは勿論である。例えば、前後共に男女
兼用とした折畳み不能なタンデム自転車も既知である。
このようなタンデム自転車は、それ自体は強度が不足し
て重量も大きいとされているが、本発明の折畳み構造を
適用し得るものである。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の第1実施例によるタンデム自転車を
示す側面図、第2A図および第2B図は本発明によるタンデ
ム自転車におけるフレームの実施例を示す分解斜視図、 第2C図はシートチューブ部分の分解斜視図である。
2…前輪 5…前部フレーム部材 7…中央フレーム部材 9…後部フレーム部材 10…後輪 16…フロントフォーク 18…前輪ブレーキ 20…クイックレリーズレバー 22…ヘッドチューブ 24…ハンドルバーステム 26…ブレーキ操作レバー 28…ハンドルバー 30…ディレーラー操作レバー 32…トップチューブ 34…ダウンチューブ 36…サドル 38…シートポスト 40…ステム 42…ハンドルバー 44,50…シートチューブ部品 45…カラー素子 46…クイックレリーズ装置 48…ラッチ 51,52,53…クイックレリーズ装置 54,109…ボス 58,92…アライメントストッパー 60…ペダルハウジング 62…チェーンホイール 64…コースターホイール 66…トップチューブ 68,69…傾斜ブレースチューブ 70…ボトムチューブ 76…リヤシートチューブ 80…シートチューブの外側管状部材 82,83,84…クイックレリーズ装置 86…ペダルハウジング 88…チェーンホイール 90…中間チェーン 94,96…シートステー 98…フロントディレーラ 100,102…チェーンステー 104…チェーン 108…スプロケット組立体 110…クイックレリーズ装置 112…リヤディレーラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−72351(JP,A) 実開 昭60−5986(JP,U) 実開 昭62−112684(JP,U) 実開 昭52−59353(JP,U) 特公 昭48−30299(JP,B1) 米国特許4417745(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 15/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折畳み式タンデム自転車用フレームにおい
    て、 フロントシートチューブ(44)、リヤシートチューブ
    (76)、これらシートチューブ(44,76)の各下側端部
    を相互に連結するボトムチューブ(70)、フロントシー
    トチューブおよびリヤシートチューブのうちの一方のシ
    ートチューブの上側端部と他方のシートチューブの下側
    端部以外の部分とを相互連結し、フロントシートチュー
    ブ(44)、リヤシートチューブ(76)とともに閉じたフ
    レームを形成するトップチューブ(66;69)、フロント
    シートチューブおよびリヤシートチューブのうちのいず
    れか一方のシートチューブとボトムチューブ(70)とを
    連結する傾斜チューブ(68)とにより構成した中央フレ
    ーム部材(7)と、 前記中央フレーム部材(7)のフロントシートチューブ
    (44)に同心状の部分(50)を設け、前記フロントシー
    トチューブを中心として折畳み可能とした前部フレーム
    部材(5)と、 前記中央フレーム部材(7)のリヤシートチューブ(7
    6)に同心状の部分(80)を設け、前記リヤシートチュ
    ーブを中心として折畳み可能とした後部フレーム部材
    (9)と を具えたことを特徴とする折畳み式タンデム自転車用フ
    レーム。
  2. 【請求項2】前記トップチューブ(66)はリヤシートチ
    ューブ(76)の上方端部とフロントシートチューブ(4
    4)の上方端部とを相互連結するよう設けた請求項1記
    載の折畳み式タンデム自転車用フレーム。
  3. 【請求項3】前記トップチューブ(69)はリヤシートチ
    ューブ(76)の上方端部とフロントシートチューブ(4
    4)の下側端部の上方の部分とを相互連結し、前記傾斜
    チューブ(68)に交差させた請求項1記載の折畳み式タ
    ンデム自転車用フレーム。
  4. 【請求項4】前記フレーム部材には、前記フロントシー
    トチューブに同心状の部分として、カラーが施された一
    対のシートチューブ部品(50)を設け、これらシートチ
    ューブ部品(50)は中央フレーム部材における傾斜チュ
    ーブ(68)によりフロントシートチューブ(44)上で相
    互に離間させて配置させた請求項1乃至3のうちのいず
    れか一項に記載の折畳み式タンデム自転車用フレーム。
  5. 【請求項5】中央フレーム部材の下側隅部に配置された
    第1ペダルハウジングと、後部フレーム部材の下側隅部
    に配置された第2ペダルハウジングとを更に具えた請求
    項1記載の折畳み式タンデム自転車用フレーム。
  6. 【請求項6】前部フレーム部材(5)および中央フレー
    ム部材(7)を、所要の剛性と維持し得る展開形態に鎖
    錠するクイックレリーズ装置を更に具えた請求項1記載
    の折畳み式タンデム自転車用フレーム。
  7. 【請求項7】中央フレーム部材および後部フレーム部材
    を、所要の剛性を維持し得る展開形態に鎖錠するクイッ
    クレリーズ装置を更に具えた請求項1記載の折畳み式タ
    ンデム自転車用フレーム。
  8. 【請求項8】折畳み式タンデム式自転車において、 第1サドルを固定するフロントシートチューブ(44)、
    第2サドルを固定するリヤシートチューブ(76)、これ
    らシートチューブ(44,76)の各下側端部を相互に連結
    するボトムチューブ(70)、フロントシートチューブお
    よびリヤシートチューブのうちの一方のシートチューブ
    の上側端部と他方のシートチューブの下側端部以外の部
    分とを相互連結し、フロントシートチューブ(44)、リ
    ヤシートチューブ(76)とともに閉じたフレームを形成
    するトップチューブ(66;69)、フロントシートチュー
    ブおよびリヤシートチューブのうちのいずれか一方のシ
    ートチューブとボトムチューブ(70)とを連結する傾斜
    チューブ(68)とにより構成した中央フレーム部材
    (7)と、 ヘッドセット、前輪を有するフロントフォークの取付け
    手段および第1ハンドルバーを有し、また前記中央フレ
    ーム部材(7)のフロントシートチューブ(44)に同心
    状の部分を設け、前記フロントシートチューブを中心と
    して折畳み可能にした前部フレーム部材(5)と、 後輪を取付けるステーを有し、更に前記中央フレーム部
    材(7)のリヤシートチューブ(76)に同心状の部分を
    設け、前記リヤシートチューブを中心として折畳み可能
    とした後部フレーム部材(9)と、 前記中央フレーム部材(7)のフロントシートチューブ
    (44)に固定する前記第1サドルのシートポストに取付
    けた第2ハンドルバーと を具えたことを特徴とする折畳み式タンデム自転車。
  9. 【請求項9】前記トップチューブ(66)はリヤシートチ
    ューブ(76)の上方端部とフロントシートチューブ(4
    4)の上方端部とを相互連結するよう設けた請求項8記
    載の折畳み式タンデム自転車。
  10. 【請求項10】前記トップチューブ(69)はリヤシート
    チューブ(76)の上方端部とフロントシートチューブ
    (44)の下側端部の上方の部分とを相互連結し、前記傾
    斜チューブ(68)に交差させた請求項8記載の折畳み式
    タンデム自転車。
  11. 【請求項11】前記フレーム部材には、前記フロントシ
    ートチューブに同心状の部分として、カラーが施された
    一対のシートチューブ部品(50)を設け、これらシート
    チューブ部品(50)は中央フレーム部材における傾斜チ
    ューブ(68)によりフロントシートチューブ(44)上で
    相互に離間させて配置させた請求項8乃至10のうちのい
    ずれか一項に記載の折畳み式タンデム自転車。
  12. 【請求項12】中央フレーム部材の下側隅部に配置され
    た第1ペダルハウジングと、後部フレーム部材の下側隅
    部に配置された第2ペダルハウジングとを更に具えた請
    求項8記載の折畳み式タンデム自転車。
  13. 【請求項13】前部フレーム部材(5)および中央フレ
    ーム部材(7)を、所要の剛性を維持し得る展開形態に
    鎖錠するクイックレリーズ装置を更に具えた請求項8記
    載の折畳み式タンデム自転車。
  14. 【請求項14】中央フレーム部材および後部フレーム部
    材を、所要の剛性を維持し得る展開形態に鎖錠するクイ
    ックレリーズ装置を更に具えた請求項8記載の折畳み式
    タンデム自転車。
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