JP2012254773A - 折り畳み自転車の格納式補助輪 - Google Patents

Abstract

【課題】駐輪や移動用の補助輪がペダリング時足元に絡まない折り畳み自転車を供給する。
【解決手段】磁石を利用し、ワンタッチで格納出来る補助輪７をリアフレームに取り付ける。走行するときは、両手の平で挟むように補助輪７を押し込むと、磁石で作ったワッシャー１０が、キャッチャー１２に磁力で吸着し、補助輪７の格納状態を維持する。補助輪７が、ペダリングの邪魔をしないから、安定した駐輪や移動に必要な補助輪７の横幅を確保出来る。だからペダリングのとき補助輪が足元に絡まずに、駐輪や移動のときは安定した折り畳み自転車を供給できる。また、フレームを二分割式折り畳み自転車のフロントフレームとリアフレームを接続するフックとして、キャッチャー１２を利用すれば、組み立てや折り畳みが簡単で且つ確実なワンタッチロック機構にもなり、さらに利便性の高い折り畳み自転車を供給できる。
【選択図】図１

Description

本発明は、駐輪や移動用に折り畳み自転車に取り付ける補助輪を格納式にして、走行中に邪魔にならないように改良したものである。

従来は、格納式にした駐輪や移動用の補助輪を取り付けた、折り畳み自転車はなかった。

駐輪や移動用の補助輪の取り付け箇所はフレーム中央、すなわちクランク周辺に固定するのが一般的で自転車を安定するのに理にかなっていた。しかし、クランク周辺に取り付けると、ペダリングの邪魔になり、足元に絡まり転倒する危険性が高かった。そのため、なるべく足元に絡まないように、補助輪の横への突出を小さくするしかなかった。また、駐輪や移動のときは横への広がりが不足のため、横倒しになる事が多かった。この課題を解消するために成されたものである。

そこで、本発明にあっては、上記課題を解決するため、補助輪を左右に分割し内側端部に強力磁石を取り付け、走行中は内側に使用するときは外側に車軸ごと伸縮式にし、振動や傾斜でも勝手に伸縮しないように、磁石で固定できるように作成した。

折り畳み自転車などの駐輪や移動用の補助輪を単にフレームに固定せずに、左右分割式にして走行中は内側へ格納し、補助輪が、足元に絡まないから、転倒するなどの危険性が無くなり、使用するときは外側に必要なだけ引き出せ、バランスを保ち易いから、駐輪中に倒れる心配がなくなり、移動中も安定してるから、軽快に移動できる。そして、振動や傾斜により勝手に補助輪が、動かないように強力磁石で固定し、かつ、ワンタッチで伸縮出来るので、折り畳み自転車の組み立てや折り畳みの時間を短縮させることができる。

本発明の水平断面図である。 本考案の使用状態図である。

車軸８と補助輪７を固定し、リアフレーム２を挟んで車軸受９へ差し込み、反対側に突き出た端部に車軸ストッパー１１を取り付ける。車軸受９の内側端部に強力な磁石で作ったワッシャー１０を取り付ける。車軸ストッパー１１より少し大い穴１６をあけたキャッチャー１２を挟んで、もう一方の補助輪７を同じ様に取り付ける。車軸受９は、磁力に作用しない丈夫な筒状のガードカバー１５の中を円滑に移動出来る。また、補助輪７に超過荷重が掛かても車軸受９が坐窟しないようにワッシャー１０を十分に厚くしておく。
走行するときは、補助輪７を両手の平で挟むように押し込むと、キャッチャー１２にワッシャー１０が磁力で固定されるので補助輪７は格納状態を維持し、走行を妨げることはない。

駐輪や移動のときは、片方の補助輪７を手の平で軽く叩くと車軸受９よりも長めの車軸８が、車軸ストッパー１１と共にキャッチャー１２の穴１６をすり抜けて、もう一方の補助輪７を押し出す。その帰りの手で、先ほど叩いた補助輪７を握り、左右同時に引けば、ワッシャー１０がリアフレーム２に強力に接着するので、安定した駐輪や移動を可能にしたものである。

１．メインフレーム
２．リアフレーム
３．シートチューブ
４．シートポスト
５．サドル
６．ハンドル
７．補助輪
８．車軸
９．車軸受
１０．ワッシャー
１１．車軸ストッパー
１２．キャッチャー
１３．ヘッドチューブ
１４．フロントホイール
１５．車軸受ガードカバー
１６．穴

Claims (1)

1. 折り畳み自転車に取り付ける駐輪や移動専用の補助輪を格納式にしたて、走行中に邪魔にならないようにしたものである。

Images