JPH10148244A - トロイダル型無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

トロイダル型無段変速機の油圧制御装置

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JPH10148244A
JPH10148244A JP8308331A JP30833196A JPH10148244A JP H10148244 A JPH10148244 A JP H10148244A JP 8308331 A JP8308331 A JP 8308331A JP 30833196 A JP30833196 A JP 30833196A JP H10148244 A JPH10148244 A JP H10148244A
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hydraulic
control device
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Atsushi Sugihara
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    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
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    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/664Friction gearings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータを大形化しながらも変速機の
全高の増大を低減して車体地上高を確保する。 【解決手段】 入力ディスク及び出力ディスクに挟持さ
れて傾転自在なパワーローラと、パワーローラを軸支す
る偏心軸を備えて回動可能かつ軸方向へ変位可能なトラ
ニオン軸5Aと、トラニオン軸5Aを駆動する油圧サー
ボシリンダへの油圧を制御する変速制御弁41と、変速
制御弁41を駆動するサーボモータ50トラニオン軸5
Aに配設されて回転運動を往復運動に変換するプリセス
カム2及びフィードバックリンク54と、一端でこのフ
ィードバックリンク54と連結する一方、他端でステッ
プモータ50と連結した変速リンク9とを備え、この変
速リンク9の途中で変速制御弁41と連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るトロイダル型無段変速機の油圧制御装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に採用されるトロイダ
ル型無段変速機では、変速制御を油圧によって行ってお
り、このような油圧制御装置としては、特開平6−25
7661号公報に開示されるものが知られている。
【0003】これについて説明すると、図6〜図9に示
すように、トロイド状の溝を対向面に形成した一対の入
出力ディスク(図示せず)で挟持される一対のパワーロ
ーラ18c、18dは、入出力ディスクの回転軸を挟む
変速機の幅方向(図中X方向、以下同様)で所定の間隔
に立設された一対のトラニオン4、4に基端を支持され
た偏心軸6、6によって回転自在に軸支される。なお、
入出力ディスクの回転軸が幅方向のほぼ中心に配設さ
れ、左右のトラニオン4、4は上下のリンク111、1
13の両端に連結されて相反するZ軸方向へ変位可能と
なる。
【0004】パワーローラ18c、18dは、トラニオ
ン4、4の軸方向(変速機の高さ方向で、図中Z方向。
以下同様)の変位に応じてZ軸まわりの傾転角を変更す
ることで、任意の変速比を無段階に設定するものであ
る。
【0005】トラニオン4、4の下端はトラニオン軸5
A、5Bに結合され、これらトラニオン軸5A、5B
は、Z軸方向へ伸縮可能、かつ軸回りに回転可能な油圧
サーボシリンダ1A、1Bに駆動される。
【0006】油圧サーボシリンダ1A、1Bに収装され
たピストン31、32がトラニオン軸5A、5Bにそれ
ぞれ結合しており、ピストン31、32の上下の油室3
3L、33H及び34L、34Hの差圧に応じてトラニ
オン軸5A、5Bは図中上下方向へ変位するとともに、
パワーローラ18c、18dの傾転に応じて回動する。
【0007】これら油室への作動油の吸排はケーシング
10の下部を構成するバルブボディ11に収装された前
進用の変速制御弁41’によって行われ、変速制御弁4
1’はステップモータ50’によって軸方向へ駆動され
るスプール43’と、スプール43’の外周で軸方向へ
相対変位可能なスリーブ42から構成され、スリーブ4
2は複数のパワーローラの内の一つの傾転角を変速制御
弁41’へフィードバックする。
【0008】パワーローラ18cを支持したトラニオン
軸5Aの下端は、変速制御弁43’を収装したバルブボ
ディ11を貫通して、ケーシング10の下面を封止する
オイルパン10A側へ向けて突出し、このトラニオン軸
5Aの下端には、所定の角度で傾斜した案内溝21を備
えたプリセスカム2が取り付けられる。
【0009】ここで、パワーローラ18c、18dの傾
転による変速は、パワーローラ18c、18dを傾転さ
せることにより、入出力ディスクの接触点での半径比を
変化させることで行われ、この変速比の制御は、トラニ
オン4と結合したトラニオン軸5Aを軸方向へ駆動する
油圧サーボシリンダ1Aと、油圧サーボシリンダ1Aへ
圧油を供給する変速制御弁41’と、この変速制御弁4
1’へトラニオン軸5Aの軸方向変位及び軸まわり変位
をフィードバックする変速リンク9’及びプリセスカム
2によって行われる。なお、変速リンク9’、プリセス
カム2及び変速制御弁41’のスリーブ42からフィー
ドバック機構が構成される。
【0010】ここで、トラニオン軸5Aを駆動する油圧
サーボシリンダ1Aのピストン31の図中上下には、油
室33H、33Lが画成され、これら油室への供給油圧
を制御する変速制御弁41’は、軸方向へ相対変位可能
なスリーブ42とスプール43を備え、スプール43’
がステップモータ50’によって軸方向へ駆動される一
方、スリーブ42が軸5Aの下端に設けたプリセスカム
2を介して駆動される。なお、ステップモータ50’は
図示しない制御装置によって制御される。
【0011】スリーブ42の基端は変速制御弁41’を
収装したバルブボディから図中左側へ突出し、この基端
にはL字状に形成されて揺動自在な変速リンク9’の上
端部15が係合して、スリーブ42は図示しないスプリ
ングによって図中左側へ付勢されるため、基端は変速リ
ンク9’の上端部15と常時当接する。
【0012】変速リンク9’は、その途中をバルブボデ
ィ側で支持された揺動軸16によって揺動自在に支持さ
れており、図中水平方向の端部には、プリセスカム2の
案内溝21に案内されるピン14が突設され、変速リン
ク9’はスリーブ42を付勢するスプリングによって、
端部のピン14をプリセスカム2と常時当接させてい
る。
【0013】スプール43’は図示しない制御装置変速
が決定した目標変速比に応じてステップモータ50’と
ラック51’及び図示しないピニオンにより軸方向へ駆
動される一方、スリーブ42はプリセスカム2の案内溝
21の傾斜に応じて、パワーローラ18cの傾転角度
(実変速比)と、トラニオン軸5Aの軸方向の変位量に
応じて変速制御弁41’の軸方向へ駆動される。
【0014】プリセスカム2は案内溝21の傾斜に応じ
てスリーブ42へパワーローラ18cの傾転方向の変位
をフィードバックする事ができ、そして、スリーブ42
とスプール43’の相対位置関係がずれた場合には、ス
リーブ42に形成された弁室から圧油の給排が行われ
て、実変速比を目標変速比に一致させるよう、油圧サー
ボシリンダ1Aと油圧供給源及びタンクとの間で圧油の
給排が行われ、トラニオン軸5Aにはピストン31の上
下の油室の差圧に応じた力が加わって、パワーローラ1
8cの傾転角度(図中軸5A回りの角度)を調整する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようなトロイダル型無段変速機の油圧制御装置で
は、変速速度を高めるためには、より大きなステップモ
ータ50’が必要となるが、ステップモータ50’は油
圧サーボシリンダ1Bと対向するバルブボディ11の下
面で、車体上下方向(図中Z軸)に沿って配設され、さ
らに、ステップモータ50’と油圧サーボシリンダ1B
の間には変速制御弁41’が介装されるため、ステップ
モータ50’の軸方向の寸法が増大するとオイルパン1
0Aの深さを増大させる必要が生じ、無段変速機の全高
が増大して車両の最低地上高が減少するのに加えて、オ
イルパン内に配設されるストレーナの面積も各部品との
干渉を避けるために減少するという問題があった。
【0016】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、トロイダル型無段変速機の全高の増大を抑
制して車両の最低地上高を確保するとともに、アクチュ
エータと各部品との干渉を避けてストレーナの面積を確
保することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、相互に対
向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的
に対向配置された複数組の入力ディスク及び出力ディス
クと、これら各入力ディスク及び出力ディスクとの対向
面に挟持されて傾転自在な一対のパワーローラと、各入
力及び出力ディスクの軸に直交する回転軸部を形成する
とともに、前記パワーローラを軸支する偏心軸を支持し
て、回動可能かつ回転軸部の軸方向へ変位可能な一対の
ローラ支持部材と、これらローラ支持部材を前記回転軸
部の軸方向へそれぞれ駆動可能な油圧シリンダと、これ
ら各油圧シリンダへの油圧を制御する変速制御弁と、前
記変速制御弁を駆動するアクチュエータと、前記入力デ
ィスクと出力ディスクの変速比が目標値となるように、
ローラ支持部材のうちのひとつの回転量を前記変速制御
弁へ伝えて変速比のフィードバックを行うフィードバッ
ク手段と、前記変速制御弁を収装するバルブボディとを
備えたトロイダル型無段変速機の油圧制御装置におい
て、前記フィードバック手段は、ローラ支部材に形成さ
れて回転運動を往復運動に変換するカム及び第1のリン
クと、一端でこの第1リンクと連結する一方、他端で前
記アクチュエータと連結した変速リンクとを備え、この
変速リンクの途中で前記変速制御弁と連結する。
【0018】また第2の発明は、相互に対向する面にト
ロイド状の溝を形成するとともに、同軸的に対向配置さ
れた複数組の入力ディスク及び出力ディスクと、これら
各入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持され
て傾転自在な一対のパワーローラと、各入力及び出力デ
ィスクの軸に直交する回転軸部を形成するとともに、前
記パワーローラを軸支する偏心軸を支持して、回動可能
かつ回転軸部の軸方向へ変位可能な一対のローラ支持部
材と、これらローラ支持部材を前記回転軸部の軸方向へ
それぞれ駆動可能な油圧シリンダと、これら各油圧シリ
ンダへの油圧を制御する変速制御弁と、前記変速制御弁
を駆動するアクチュエータと、前記入力ディスクと出力
ディスクの変速比が目標値となるように、ローラ支持部
材のうちのひとつの回転量を前記変速制御弁へ伝えて変
速比のフィードバックを行うフィードバック手段と、前
記変速制御弁を収装するバルブボディとを備えたトロイ
ダル型無段変速機の油圧制御装置において、前記フィー
ドバック手段は、ローラ支部材に形成されて回転運動を
往復運動に変換するカム及び第1のリンクと、一端で前
記変速制御弁と連結する一方、他端で前記アクチュエー
タと連結した変速リンクとを備え、この変速リンクの途
中で前記第1リンクと連結する。
【0019】また第3の発明は、前記第1または第2の
発明において、アクチュエータは、前記複数の出力ディ
スクと結合した出力ギアを支持するとともに、入出力デ
ィスクを支持するケーシングに形成された中間壁よりも
車体後方側に配置され、前記変速制御弁及び第1リンク
並びにカムをこの中間壁よりも車体前方側に配置する。
【0020】また第4の発明は、前記第1または第2の
発明において、前記変速制御弁は、前記変速リンクに連
結されて軸方向へ変位可能なスプール弁で構成される。
【0021】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、複数のロー
ラ支持部材の内の一つにカムが形成されて、このカムと
係合する第1リンクが変速リンクの一端と連結する一
方、変速リンクの他端はアクチュエータと連結し、変速
リンクの途中で各油圧シリンダを制御する変速制御弁
が、アクチュエータの駆動量とローラ支持部材の回転運
動に応じて相対的に駆動され、まず、アクチュエータの
駆動量=目標値に応じて変速制御弁が駆動され、各油圧
シリンダによってローラ支持部材は軸方向に変位して各
パワーローラを傾転させて変速が開始される。この傾転
に応じてカム及び第1リンクは、変速リンクを駆動して
実際の変速比が目標値に達すると変速制御弁からの圧油
の給排を停止させる。この変速動作はローラ支持部材の
傾転を伝達する第1リンク、変速制御弁及びアクチュエ
ータの順に連結した変速リンクによって行われ、第1リ
ンクから変速制御弁及びアクチュエータの間隔を大きく
設定することにより、変速リンクの全長を、前記従来例
の変速リンク9’の揺動半径に比して大きく設定でき、
フィードバック手段等の各部品の寸法公差の積み重ねに
よる制御誤差を低減することが可能となって、変速制御
の精度を向上させることができ、さらに、アクチュエー
タを変速制御弁から離れた位置に配置することで、前記
従来例のようにバルブボディの肉厚を必要とする変速制
御弁の車体下方側にアクチュエータを配置するのを回避
し、アクチュエータの大形化によって変速速度を向上さ
せながらも、オイルパンの深さの増大を防いで無段変速
機の全高の増大を抑制でき、車両の最低地上高の確保が
可能となり、さらに、前記従来例のように、変速制御弁
の下方からオイルパン内へアクチュエータが突出するこ
とがなくなって、ストレーナ等との干渉を容易に回避で
き、前記従来例のようなストレーナ面積の減少を防いで
設計の自由度を向上させることができる。
【0022】また第2の発明は、変速リンクの一端に変
速制御弁を連結するとともに、変速リンクの途中で第1
リンクと連結するようにしたため、変速制御弁のストロ
ークを大きく設定することができ、変速制御弁の加工精
度の影響を抑制して正確な変速制御を行うことが可能と
なって、前記従来例に比して、制御精度の向上を図るこ
とができ、また、アクチュエータを変速制御弁から離れ
た位置に配置することで、前記従来例のようにバルブボ
ディの肉厚を必要とする変速制御弁の車体下方側にアク
チュエータが配置されるのを回避し、アクチュエータの
大形化によって変速速度を向上させながらも、オイルパ
ン深さの増大を防いで車両の最低地上高を確保すること
が可能となる。
【0023】また第3の発明は、アクチュエータをケー
シングの中間壁より車体後方側へ、変速制御弁及び第1
リンク並びにカムを中間壁よりも車体前方側に配置する
ことで、前記従来例のように、変速制御弁の下方からオ
イルパン内へアクチュエータが突出することがなくなっ
て、アクチュエータの大形化による変速速度の向上を図
りながら、ストレーナ等との干渉を容易に回避して、車
両の最低地上高の確保と設計の自由度を向上させて、搭
載性に優れたトロイダル型無段変速機を提供することが
できる。
【0024】また第4の発明は、変速リンクに連結され
て軸方向へ変位可能なスプール弁で変速制御弁を構成し
たため、前記従来例のように高精度の中ぐり加工を必要
とするスリーブ42が不要となり、第1リンク及び変速
リンク等を追加しながらも製造コストの増大を抑制し、
かつ、変速制御弁のリーク流量は、スリーブ42の廃止
によってバルブボディとスプール間のみとなって減少
し、前記従来例に比して、精度の高い油圧制御を行うこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0026】図1〜図5は、本発明をダブルキャビティ
のトロイダル型無段変速機の油圧制御装置へ適用した例
を示し、図1に示すように、エンジンからの駆動力はト
ルクコンバータ及び前後進切換装置7を介装して、無段
変速機の入力軸17へ入力される。
【0027】無段変速機は第1トロイダル変速部18と
第2トロイダル変速部20から構成されて2組の入出力
ディスク18a、18b及び20a、20bを備え、第
1トロイダル変速部18の入力ディスク18aと出力デ
ィスク18bとの間に挟持される一対のパワーローラ1
8c、18dは前記従来例の図9に示したように、オフ
セットされた偏心軸6で軸支され、同一のものに同一の
図番を付して重複説明を省略する。
【0028】出力ディスク18b、20bは出力ギア2
9を介して結合されて、出力ギア29はケーシング10
に形成された中間壁10Bで軸支されて、入力軸17に
対して相対回転自在となる。
【0029】そして、出力ギア29は出力軸30のギア
と歯合して、駆動力を出力軸30へ伝達する。
【0030】図2は、無段変速機のオイルパン10Aを
取り外した状態の底面図で、バルブボディ11の下面に
はトラニオン軸5A〜5Dが露出し、このうちパワーロ
ーラ18cを支持するトラニオン軸5Aがバルブボディ
1からオイルパン10A側へ突出し、この端部に前進用
のプリセスカム2と後進用のプリセスカム2Rが取り付
けられる。なお、トラニオン軸5Bはパワーローラ18
dを、トラニオン軸5Cはパワーローラ20cを、トラ
ニオン軸5Dはパワーローラ20dをそれぞれ支持す
る。
【0031】これら、トラニオン軸5A、5Bと5C、
5Dの間には、図1の出力ギア29を覆うギアカバー2
9aが車幅方向(図中X軸方向)に配設され、このギア
カバー29aの位置がケーシング10の中間壁10Bに
相当する。
【0032】図2、図3において、前進側での変速比を
制御する変速制御弁41は、ギアカバー29aよりも車
体前方側に配設されており、すなわち、ケーシング10
の中間壁10Bとトラニオン軸5Aの間で車幅方向に沿
って配置され、変速制御弁41の内部にはステップモー
タ50とプリセスカム2の相対位置関係に応じて駆動さ
れるスプール43が収装される。
【0033】一方、ステップモータ50は前記従来例の
ステップモータ59’とは異なり、図2に示すように、
出力ギア29のギアカバー29aとトラニオン5C、5
Dの間、すなわち、中間壁10Bよりも車体後方側で、
車幅方向(図中X軸方向)に沿ってボディ11の下面
(図3、図4の上方)に固設され、ステップモータ50
の回転運動は、リードスクリュー機構51によって往復
直線運動に変換されてスライダ52を車幅方向へ駆動す
る。
【0034】そして、このスライダ52は水平面内(図
中X−Y平面内)で揺動自在な変速リンク9を介して変
速制御弁41のスプール43及びプリセスカム2に駆動
されるフィードバックリンク54に連結される。
【0035】図4〜図6にも示すように、変速リンク9
はほぼ中央で連結部材53を介してスプール43と連結
しており、Z軸方向に配設された揺動軸53aを軸にし
て揺動可能に支持され、両端の係合部90、91を介し
てフィードバックリンク54とスライダ52とX軸方向
で係合する。
【0036】フィードバックリンク54は、図4、図5
にも示すように、プリセスカム2を介してトラニオン軸
5AのZ軸まわり及びZ軸方向の変位をX軸方向の往復
直線運動に変換するもので、X軸方向に配設されたアー
ム55は、プリセスカム2の側面に形成した案内溝21
に係合する凸部55aを一端に備え、基端はY軸方向に
配設された揺動軸57の車体後方側の一端に結合する。
なお、図示はしないが、この揺動軸57はバルブボディ
側で揺動自在に支持される。
【0037】揺動軸57の車体前方側の端部には、Z軸
方向に延びたアーム56の基端が結合され、アーム56
の端部には、ほぼコの字状に形成された変速リンク9の
係合部90内と係合するボール58が形成される。
【0038】一方、変速リンク9の車体後方側の端部の
係合部91もほぼコの字状に形成され、スライダ52の
端部でZ軸方向に配設されたピン52aが係合部91の
内周と係合する。
【0039】なお、上記プリセスカム2、フィードバッ
クリンク54からパワーローラ18cの傾転を変速制御
弁41へ伝達するフィードバック機構が構成される。
【0040】また、図2、図3にも示すように、後進用
のプリセスカム2Rに駆動される後進用フィードバック
リンク154は、上記と同様に構成されて後進用変速制
御弁141と連結され、前進用の変速制御弁41と同様
に動作するため、後進用変速制御弁141の説明は省略
する。
【0041】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0042】図示しない制御装置からの指令に応じて、
ステップモータ50が駆動され、例えば、Hi側への変
速指令が送られると、ステップモータ50は、図6に示
すように、スライダ52を伸長駆動する。
【0043】このとき、プリセスカム2は変位していな
いため、スライダ52の伸長に応じてスプール43が図
中下方へ変位し、バルブボディ11に形成された供給圧
ポートとポートPHiを連通させるとともに、ドレンポー
トとポートPLOを連通させて、各トラニオン軸5A〜5
Dの油圧サーボシリンダに圧油の給排を行って、各パワ
ーローラ18c、18d、20c、20dをZ軸方向へ
変位させるとともに、傾転させる。
【0044】なお、各ポートと油圧サーボシリンダの関
係は、トラニオン軸5A、5Bを駆動する油圧サーボシ
リンダ1A、1Bについて説明すると、前記従来例の図
9に示したように、油圧サーボシリンダ1A、1Bの油
室33H、34HがポートPHiと、同じく油室33L、
34LがポートPLOとそれぞれ連通し、ドレンポートと
供給圧ポートは図示しないタンクとポンプにそれぞれ連
通する。トラニオン軸5C、5Dの油圧サーボシリンダ
についても図示はしないが同様に構成される。
【0045】4つのパワーローラのうち、パワーローラ
18cのトラニオン軸5Aに設けたプリセスカム2は、
傾転及び軸方向変位に応じて所定の傾斜の案内溝21が
フィードバックリンク54を駆動し、パワーローラ18
cのHi側への傾転に伴って、アーム56の端部に設け
たボール58を図6の上方へ駆動する。
【0046】そして、このフィードバックリンク54の
変位に応じて変速制御弁41のスプール43は変速リン
ク9を介して、今度は図6の上方へ変位し、ポート
Hi、ポートPLOが封止される位置で停止して、ステッ
プモータ50に指令された目標変速比と、パワーローラ
18cの傾転角に応じた実変速比を一致させることがで
きる。なお、LO側への変速指令の場合には上記とは逆
の動きとなる。
【0047】ここで、図2、図3に示したように、ステ
ップモータ50は中間壁10Bより車体後方側で、プリ
セスカム2を持たないトラニオン軸5C、5D側のバル
ブボディ11に固設される一方、変速制御弁41は中間
壁10Bより車体前方側で、プリセスカム2を備えたト
ラニオン軸5A、5B側のバルブボディ11に収装され
るが、パワーローラ18cの傾転を変速制御弁41へ伝
達するフィードバック機構とスプール43及びステップ
モータ50は変速リンク9で連結されるため、前記従来
例のようにバルブボディ11の肉厚を必要とする変速制
御弁41の車体下方側にステップモータ50を配置する
必要がなくなり、またステップモータ50を車幅方向
(X軸方向)に沿って配置したため、ステップモータ5
0を大形化して変速速度を向上させる場合にも、図3に
示すように、オイルパン10Aとステップモータ50の
下面(図中上方)の間隙Hを容易に確保でき、前記従来
例のようなオイルパン10Aの深さの増大を防いで無段
変速機の全高の増大を抑制でき、車両の最低地上高の確
保が可能となって、さらに、前記従来例のように、変速
制御弁41の下方からオイルパン10A内へステップモ
ータ50’が突出することがなくなって、ストレーナ1
3との干渉を容易に回避でき、前記従来例のようなスト
レーナ面積の減少を防いで設計の自由度を向上させるこ
とができるのである。
【0048】そして、変速制御弁41のスプール43を
駆動する変速リンク9の全長は、前記従来例の変速リン
ク9’の揺動半径に比して全長を大きく設定でき、フィ
ードバック機構の各部品の寸法公差の積み重ねによる制
御誤差を低減することも可能となって、変速制御の精度
を向上させることができる。
【0049】また、変速リンク9の全長は、図6のよう
に、フィードバックリンク54及びスプール43と連結
した区間の変速リンク9の長さをL1、スプール43及
びステップモータ50と連結した区間のリンク9の長さ
をL2とすると、レバー比(図6のL1/L2)がステ
ップモータ50とフィードバックリンク54及びスプー
ル43のストロークに応じた値となるよう適宜設定すれ
ばよい。
【0050】また、パワーローラ18cの傾転のフィー
ドバック機構は、プリセスカム2、フィードバックリン
ク54と変速リンク9だけで構成することができ、前記
従来例のように、高精度の中ぐり加工を必要とするスリ
ーブ42を必要としないため、フィードバックリンク5
4等を追加しながらも製造コストの増大を抑制すること
ができ、また、変速制御弁41のリーク流量は、スリー
ブ42の廃止によってバルブボディ11とスプール43
間のみとなって減少し、前記従来例に比して、精度の高
い油圧制御を行うことができるのである。
【0051】また、ステップモータ50の回転運動をス
ライダ52の往復直線運動へ変換する機構を、リードス
クリュー機構51により構成したが、図示はしないがラ
ックアンドピニオン機構などで構成しても良い。
【0052】図7、図8は第2の実施形態を示し、前記
第1実施形態のプリセスカム2と変速制御弁41の配設
位置を逆にしたもので、その他は前記第1実施形態と同
様である。
【0053】変速リンク9の一端は前記第1実施形態と
同様に係合部91を介してステップモータ50側と連結
する一方、他端は連結部材53を介してスプール43と
連結しており、Z軸方向に配設された揺動軸53aを軸
にして揺動可能に支持される。
【0054】そして、フィードバックリンク54’はほ
ぼL字状に形成されるとともに、途中に設けた揺動軸5
7’を介してY軸まわりに揺動可能に支持されて、プリ
セスカム2を介してトラニオン軸5AのZ軸まわり及び
Z軸方向の変位をX軸方向の往復直線運動に変換する。
なお、揺動軸57’はバルブボディ11側で支持され
る。
【0055】図7に示すように、X軸方向に延設された
フィードバックリンク54’の端部には、プリセスカム
2の側面に形成した案内溝21に係合する凸部55a’
が形成され、車体上方となるZ軸方向(図中下方)に延
びた他端には、変速リンク9のほぼ中央では、「ロ」の
字状に開口した係合部90’の内周とX軸方向で係合す
るボール58が形成される。
【0056】変速動作は、フィードバックリンク54’
による変速リンク9の駆動方向がHi、Lo側で前記従
来例と逆転する以外は同様に行われ、ステップモータ5
0に指令された目標変速比と、パワーローラ18cの傾
転角に応じた実変速比を一致させることができる。
【0057】なお、変速リンク9のレバー比(図8のL
1/L2)はステップモータ50とフィードバックリン
ク54’及びスプール43のストロークに応じて適宜設
定すればよい。
【0058】この場合では、変速制御弁41がトラニオ
ン5Aよりも車体前方側に配設され、ステップモータ5
0を前記第1実施形態と同様に、中間壁10Bよりも車
体後方側へ配置することができ、プリセスカム2を持た
ないトラニオン軸5C、5D側のバルブボディ11でス
テップモータ50を支持することで、前記第1実施形態
と同様に、バルブボディ11の肉厚を必要とする変速制
御弁41の車体下方にステップモータ50を配置するこ
とがなくなり、またステップモータ50を車幅方向(X
軸方向)に沿って配置したため、ステップモータ50を
大形化して変速速度を向上させる場合にも、図3に示し
たように、オイルパン10Aとステップモータ50の下
面(図中上方)の間隙Hを容易に確保でき、前記従来例
のようなオイルパン10Aの深さの増大を防いで無段変
速機の全高の増大を抑制でき、車両の最低地上高を確保
することが可能となり、ざらに前記従来例のように、変
速制御弁41の下方からオイルパン10A内へステップ
モータ50’が突出することがなくなって、ストレーナ
13との干渉を容易に回避でき、前記従来例のようなス
トレーナ面積の減少を防いで設計の自由度を向上させる
ことができるのである。
【0059】そして、変速リンク9の一端に変速制御弁
41のスプール43を連結するとともに、変速リンク9
の途中でフィードバックリンク54’と連結するように
したため、スプール43のストロークを大きく設定する
ことができ、変速制御弁41の加工精度の影響を抑制し
て正確な変速制御を行うことが可能となって、前記従来
例に比して、制御精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトロイダル型無段変
速機の概略平面図。
【図2】オイルパンを外した状態の無段変速機の底面図
で、油圧制御装置を示す。
【図3】図2のA−A矢視断面図。
【図4】図2のB−B矢視断面図。
【図5】オイルパン側から見た変速リンクの概略斜視
図。
【図6】同じく油圧制御装置の概念図。
【図7】第2実施形態を示し、オイルパン側から見た変
速リンクの概略斜視図。
【図8】同じく油圧制御装置の概念図。
【図9】従来例を示し、無段変速機の断面図。
【符号の説明】
1A、1B 油圧サーボシリンダ 2 プリセスカム 3 無段変速機 4 トラニオン 5A、5B、5C、5D トラニオン軸 6 偏心軸 7 前後進切替装置 9 変速リンク 10 ケーシング 10A オイルパン 10B 中間壁 11 バルブボディ 13 ストレーナ 14 突起部 15 バルブ駆動部 16 揺動軸 17 入力軸 18c、18d パワーローラ 18a、20a 入力ディスク 18b、20b 出力ディスク 20c、20d パワーローラ 21 案内溝 29 出力ギア 29a 出力ギアカバー 30 出力軸 31、32 ピストン 33H、33L 油室 34H、34L 油室 41 変速制御弁 42 スリーブ 43 スプール 50 ステップモータ 51 リードスクリュー機構 52 スライダ 53 連結部材 53a ピン 54 フィードバックリンク 55、56 アーム 57 揺動軸 58 ボール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する面にトロイド状の溝を形
    成するとともに、同軸的に対向配置された複数組の入力
    ディスク及び出力ディスクと、これら各入力ディスク及
    び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾転自在な一対
    のパワーローラと、各入力及び出力ディスクの軸に直交
    する回転軸部を形成するとともに、前記パワーローラを
    軸支する偏心軸を支持して、回動可能かつ回転軸部の軸
    方向へ変位可能な一対のローラ支持部材と、これらロー
    ラ支持部材を前記回転軸部の軸方向へそれぞれ駆動可能
    な油圧シリンダと、これら各油圧シリンダへの油圧を制
    御する変速制御弁と、前記変速制御弁を駆動するアクチ
    ュエータと、前記入力ディスクと出力ディスクの変速比
    が目標値となるように、ローラ支持部材のうちのひとつ
    の回転量を前記変速制御弁へ伝えて変速比のフィードバ
    ックを行うフィードバック手段と、前記変速制御弁を収
    装するバルブボディとを備えたトロイダル型無段変速機
    の油圧制御装置において、前記フィードバック手段は、
    ローラ支部材に形成されて回転運動を往復運動に変換す
    るカム及び第1のリンクと、一端でこの第1リンクと連
    結する一方、他端で前記アクチュエータと連結した変速
    リンクとを備え、この変速リンクの途中で前記変速制御
    弁と連結したことを特徴とするトロイダル型無段変速機
    の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 相互に対向する面にトロイド状の溝を形
    成するとともに、同軸的に対向配置された複数組の入力
    ディスク及び出力ディスクと、これら各入力ディスク及
    び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾転自在な一対
    のパワーローラと、各入力及び出力ディスクの軸に直交
    する回転軸部を形成するとともに、前記パワーローラを
    軸支する偏心軸を支持して、回動可能かつ回転軸部の軸
    方向へ変位可能な一対のローラ支持部材と、これらロー
    ラ支持部材を前記回転軸部の軸方向へそれぞれ駆動可能
    な油圧シリンダと、これら各油圧シリンダへの油圧を制
    御する変速制御弁と、前記変速制御弁を駆動するアクチ
    ュエータと、前記入力ディスクと出力ディスクの変速比
    が目標値となるように、ローラ支持部材のうちのひとつ
    の回転量を前記変速制御弁へ伝えて変速比のフィードバ
    ックを行うフィードバック手段と、前記変速制御弁を収
    装するバルブボディとを備えたトロイダル型無段変速機
    の油圧制御装置において、前記フィードバック手段は、
    ローラ支部材に形成されて回転運動を往復運動に変換す
    るカム及び第1のリンクと、一端で前記変速制御弁と連
    結する一方、他端で前記アクチュエータと連結した変速
    リンクとを備え、この変速リンクの途中で前記第1リン
    クと連結したことを特徴とするトロイダル型無段変速機
    の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータは、前記複数の出力
    ディスクと結合した出力ギアを支持するとともに、入出
    力ディスクを支持するケーシングに形成された中間壁よ
    りも車体後方側に配置され、前記変速制御弁及び第1リ
    ンク並びにカムをこの中間壁よりも車体前方側に配置し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のト
    ロイダル型無段変速機の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変速制御弁は、前記変速リンクに連
    結されて軸方向へ変位可能なスプール弁で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトロイ
    ダル型無段変速機の油圧制御装置。
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