JP3187959B2 - トロイダル型無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

トロイダル型無段変速機の油圧制御装置

Info

Publication number
JP3187959B2
JP3187959B2 JP21380192A JP21380192A JP3187959B2 JP 3187959 B2 JP3187959 B2 JP 3187959B2 JP 21380192 A JP21380192 A JP 21380192A JP 21380192 A JP21380192 A JP 21380192A JP 3187959 B2 JP3187959 B2 JP 3187959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hydraulic
valve
continuously variable
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21380192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0634030A (ja
Inventor
政治 寺内
敏彦 大住
民司 坂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP21380192A priority Critical patent/JP3187959B2/ja
Publication of JPH0634030A publication Critical patent/JPH0634030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3187959B2 publication Critical patent/JP3187959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトロイダル型無段変速機
の油圧制御装置、特に、相対向する一対の入出力ディス
ク間に配置されたローラを傾動させ、その傾動角度に応
じて上記両ディスク間の変速比を無段階に変化させるト
ロイダル型無段変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載される変速機として、エン
ジンの回転を無段階に変速して出力軸に伝達可能なトロ
イダル型無段変速機が知られており、例えば特開昭62
−171557号公報によれば、相対向する一対の入出
力ディスク間に配置されて両ディスクに接して回転し、
且つ傾動可能とさた複数のパワーローラと、これらのパ
ワーローラをローラ支持部材(トラニオン)を介して傾
動させる油圧作動室とを有するトロイダル型無段変速機
において、上記油圧作動室に、油圧回路に設けられたレ
ギュレータバルブにより生成されたライン圧を変速制御
バルブを介して供給することにより、上記各パワーロー
ラを傾動させてその傾動角度に応じて入力ディスクの回
転を無段階に変速して出力ディスクに伝達するようにし
たトロイダル型無段変速機の油圧制御装置が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においてレギュレータバルブで生成されるライン圧
は、パワーローラを支持するローラ支持部材の末端に付
設された油圧作動室の圧力(背圧)を制御圧として調整
されるようになっている。このため、例えばキックダウ
ン時のような急激にエンジン側から無段変速機側への入
力トルクが変化するような場合には、上記のようなライ
ン圧の制御方法では、無段変速機側で要求される作動圧
としてのライン圧の生成に応答遅れが生じたり、あるい
は安定性の悪化を生じる問題がある。
【0004】そこで、ライン圧制御を電磁弁の電子制御
によって行う方法が考えられる。つまり、レデューシン
グバルブ(減圧弁)によって、ライン圧を減圧して一定
圧経路をつくり、該経路に電磁弁を接続してそのデュー
ティ制御によりライン圧を調整する方法である。ところ
が、このライン圧は、図8に実線で示すように、無段変
速機への入力トルク(T)に応じて設定されることにな
るので、該入力トルク(T)が所定値Tn以下の領域で
は、ライン圧(P)を調整する電磁弁に供給する2次圧
(減圧弁を経て生成される一定圧)が極端に低下した
り、あるいはその生成が困難となって、ライン圧制御が
不可能になったり、または無段変速機の構成部材や他の
部材に対する潤滑性が低下することになる。このような
不具合を解消するために、図8に点線で示すように、無
段変速機への入力トルク(T)が所定値Tnより低い領
域での作動油圧としてのライン圧(P)の下限値Pmin
を高めると、実線で示す無段変速機側で必要とする作動
油圧と、点線で示す実際のライン圧(P)との差が著し
くなり、必要以上に高い作動圧が無段変速の油圧室に供
給されることになって、変速ショック等が発生し、制御
性の安定性が損なわれることになる。
【0005】そこで本発明は、相対向する一対の入出力
ディスク間に配置されたローラの傾動角度に応じてエン
ジンの出力トルクを無段階に変速するトロイダル型無段
変速機の油圧制御装置において、特に、上記ローラを傾
動させる油圧室にライン圧を作動圧として供給し、該ロ
ーラを傾動させて変速制御する場合に、その制御の応答
性を向上させると共に安定性を確保することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0007】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、相対向する一対の入出力ディスク
と、これらのディスク間に配置されて両ディスクに接し
て回転し、且つ傾動可能とされて傾動角度に応じて両デ
ィスク間の変速比を無段階に変化させるローラと、油圧
回路から供給される油圧に応じて上記ローラを傾動させ
る油圧室とを有するトロイダル型無段変速機の油圧制御
装置において、上記油圧回路に、油圧源から供給される
油圧を調整してライン圧を生成するレギュレータバルブ
と、上記油圧室に対する油圧の給排を制御する変速制御
バルブとを設けると共に、上記レギュレータバルブと変
速制御バルブとの間の油路に、該レギュレータバルブに
より調整されたライン圧を調圧して上記変速制御バルブ
に供給する調圧バルブを設け、ライン圧は、入力トルク
が大であるほど高くされ、入力トルクが所定値以下の領
域においてはライン圧の下限値が所定の値に維持され、
変速制御バルブに供給される作動圧は、入力トルクが大
であるほど高くされ、変速比が大であるほど高くされる
ことを特徴とする。
【0008】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2発明という)は、上記第1発明の構成に加えて、調
圧バルブにより生成される作動圧が、当該無段変速機へ
の入力トルクが大であるほど高くされ、該無段変速機の
変速比が大であるほど高くされるように調圧バルブに供
給する制御圧を生成する電磁バルブを設けたことを特徴
とする。
【0009】なお、上記電磁バルブとしては、デューテ
ィソレノイドバルブあるいはリニアソレノイドバルブを
使用することが考えられる。
【0010】
【作用】第1発明によれば、油圧回路に設けられたレギ
ュレータバルブにより、ライン圧は、入力トルクが大で
あるほど高くされ、入力トルクが所定値以下の領域にお
いてはライン圧の下限値が所定の値に維持されると共
に、該レギュレータバルブと無段変速機の油圧室に作動
圧を供給する変速制御バルブとの間の油路に設けられた
調圧バルブにより、上記レギュレータバルブで生成され
たライン圧が必要とされる伝達トルクに応じて調圧され
たうえで、変速制御バルブを介して上記油圧室に供給さ
れることになる。これにより、所望の伝達トルクに応じ
た過不足のない適正な圧力とされた作動圧によりローラ
が傾動されることになるので、変速制御の応答性が向上
すると共に、その制御の安定性が確保されることにな
る。
【0011】また、第2発明によれば、電磁バルブによ
り調圧バルブへ供給される制御圧が調整され、これに基
づいて調圧バルブの作動が制御されることになって、該
調圧バルブにより、当該無段変速機への入力トルクと該
無段変速機の変速比とに応じた過不足のないより適正な
作動圧が生成され、この作動圧がローラを傾動させるた
めの油圧室に供給されることになるので、より精度良く
変速制御が行われることになって、その制御性が一段と
向上することになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、本発明に係る油圧制御装置を備え
たトロイダル型無段変速機を含む車両の動力伝達系を示
す全体概略構成図であって、この車両1は、エンジン2
の出力軸2aに連結されてトルク増大作用を行うトルク
コンバータ3と、このトルクコンバータ3の出力が伝達
される減速装置としての遊星歯車機構10と、上記エン
ジン2の回転が入力されてその回転を無段階に変速可能
なトロイダル型無段変速機30とを有し、上記遊星歯車
機構10もしくはトロイダル型無段変速機30の出力、
あるいはその両者の出力が出力軸4に伝達され、これに
より、左右の後輪(図示せず)が回転駆動されるように
なっている。
【0014】上記トルクコンバータ3は、エンジン2の
出力軸2aに連結されたケーシング3aと一体のポンプ
3bと、このポンプ3bに対向配置されて該ポンプ3b
により作動油を介して駆動されるタービン3cと、該タ
ービン3cと上記ポンプ3bとの間に介設されてトルク
増大作用を行うステータ3dとを有し、上記タービン3
cと一体回転するタービンシャフト3eと、該タービン
シャフト3eに外嵌され、且つ一端にワンウェイクラッ
チ3fを介して上記ステータ3dが連結されて変速機ケ
ーシング5に一体とされた第1中空シャフト3gとが上
記遊星歯車機構10に連結されている。更に、上記第1
中空シャフト3gに外嵌され、且つ一端がケーシング3
aに連結された第2中空シャフト3hの軸端部には、オ
イルポンプ6が設けられており、このオイルポンプ6が
ケーシング3aを介して上記エンジン2により駆動され
るようになっている。
【0015】そして、上記遊星歯車機構10は、上記タ
ービンシャフト3eと同軸上に直列配置された第1遊星
歯車機構11および第2遊星歯車機構12を有し、エン
ジン2側に配置された第1遊星歯車機構11が後退用と
され、また、第2遊星歯車機構12が前進用とされてお
り、上記第1遊星歯車機構11は、シングルピニオン式
とされて、上記タービンシャフト3eに結合されたサン
ギヤ13を有し、該サンギヤ13に噛合するピニオン1
4を回転自在に支持するキャリア15が上記第1中空シ
ャフト3gに結合され(変速機ケーシング5に固定)、
更に、上記ピニオン14に噛合するリングギヤ16がリ
バースクラッチ17を介してタービンシャフト3eと同
一軸線上に配置された上記出力軸4に連結されている。
【0016】一方、上記第2遊星歯車機構12は、ダブ
ルピニオン式とされ、インナピニオン18が上記第1遊
星歯車機構のピニオン14と一体化されていると共に、
該第1遊星歯車機構11のサンギヤ13が第2遊星歯車
機構12のサンギヤに共用されている。また、上記イン
ナピニオン18とアウタピニオン19とを固定支持する
キャリア20は、上記第1遊星歯車機構11のキャリア
15と一体化されて第1中空シャフト3gを介して変速
機ケーシング5に固定されている。更に、この第2遊星
歯車機構12を構成するリングギヤ21は、フォワード
クラッチ22およびワンウェイクラッチ23を介して上
記出力軸4に連結されており、上記リバースクラッチ1
7とフォワードクラッチ22とは、前後進切換装置を構
成するものであり、リバースクラッチ17が締結された
ときには、タービンシャフト3eの出力が第1遊星歯車
機構11を介して上記出力軸4に伝達され、これによ
り、左右の後輪が後退方向に回転駆動されるようになっ
ており、また、フォワードクラッチ22が締結されたと
きには、上記タービンシャフト3eの出力が第2遊星歯
車機構12を介して上記出力軸4に伝達され、これによ
り、左右の後輪が前進方向に回転駆動されるようになっ
ている。
【0017】次に、上記トロイダル型無段変速機30の
構成について、更に詳しく説明すると、このトロイダル
型無段変速機30は、図1,2に示すように、上記出力
軸4上にそれぞれ配置された第1変速ユニット31と第
2変速ユニット32とを有し、これらの各変速ユニット
31,32は同様の構成とされており、上記出力軸4上
に該軸に対して回転自在に設けられた入力ディスク3
3,33と、これらの入力ディスク33,33に対向配
置されて出力軸4と一体回転する出力ディスク34,3
4と、各入出力ディスク33,34間にそれぞれ配置さ
れて両ディスクに接して回転し、且つ傾動可能とされた
各一対のローラ35,35とを有する。
【0018】そして、図2に示すように、上記第1、第
2変速ユニット31,32における各出力ディスク3
4,34が、出力軸4に対してそれぞれスプライン嵌合
され、且つ第1変速ユニット31における出力ディスク
34が、出力軸4に嵌合されたリング状の位置決め部材
36により位置決めされた状態でベアリング37aを介
して変速機ケーシング5に対して回転自在に支持されて
いる。また、第2変速ユニット32における出力ディス
ク34が、上記出力軸4に一体的に形成された拡径部4
aと変速機ケーシング5との間に設けられて該出力軸4
を回転自在に支持するベアリング37bにより位置決め
されていると共に、上記各出力ディスク34,34間に
おいて第1、第2変速ユニットにおける各入力ディスク
33,33が隣接配置されており、これらの入力ディス
ク33,33間には、各入力ディスク33,33に対し
て相対回転可能とされた中間ディスク38が配置され、
この中間ディスク38と各入力ディスク33,33との
間に複数のローディングカム39…39がそれぞれ介装
されており、これらの各カム39は、中間ディスク38
と各入力ディスク33,33とが相対回転したときに、
各入力ディスク33,33を各出力ディスク34,34
側に押し付ける押圧力を発生させる機能を有し、上記エ
ンジン2より各入力ディスク33,33に入力される入
力トルクが大きくなる程、各カム39による各入力ディ
スク33,33に対する押付力が増大するようになって
いる。
【0019】また、隣接配置された各入力ディスク3
3,33間には、出力軸4に遊嵌合され、且つ両端部が
各入力ディスク33,33の背面に当接した状態でこれ
らの入力ディスク33,33とスプライン嵌合された連
結部材40が配置されていると共に、この連結部材40
と上記第2変速ユニット32における入力ディスク33
との間に予圧手段としての皿バネ41が介装されてお
り、この皿バネ41が、一方の入力ディスク33の背面
に当接して該入力ディスク33を出力ディスク34側に
押圧すると共に、該皿バネ41の付勢反力が上記連結部
材40に作用し、該連結部材40により他方の入力ディ
スク33が出力ディスク34側押圧されることにより、
各変速ユニット31,32における一対の入出力ディス
ク33,34に所定の予圧が付与されるようになってい
る。
【0020】一方、図1,2に示すように、上記中間デ
ィスク38を介して各入力ディスク33にエンジン2の
出力を入力するための入力軸42が出力軸4に平行に配
置されており、この入力軸42のトルクコンバータ3側
に位置する端部には第1ギヤ43が一体的に取り付けら
れており、該第1ギヤ43がアイドルギヤ44に噛合さ
れ、更に、このアイドルギヤ44が、動力伝達経路切換
クラッチ45を介して上記第2中空シャフト3hに接続
される出力ギヤ46に噛合されていると共に、上記入力
軸42の他方の端部には、上記中間ディスク38と一体
的に設けられた入力ギヤ47に噛合する第2ギヤ48が
一体的に設けられている。これにより、上記動力伝達経
路切換クラッチ45が締結された場合には、エンジン2
の出力が入力軸42を介してトロイダル型無段変速機3
0における第1、第2変速ユニット31,32を構成す
る各入力ディスク33,33に入力され、図1に示すよ
うに、各ローラ35,35の傾動角度に応じた所定に変
速比(減速比)で各入力ディスク33,33の回転が変
速されて各出力ディスク34,34に伝達されるように
なっている。
【0021】なお、本実施例においては、図2に示すよ
うに、第1変速ユニット31における出力ディスク34
に、上記遊星歯車機構10の一部を構成するワンウェイ
クラッチ23の一端がスプライン嵌合されており、従っ
て、上記遊星歯車機構10におけるフォワードクラッチ
22を締結し、且つリバースクラッチ17を解放すると
共に、上記動力伝達経路切換クラッチ45を締結した場
合には、エンジン2の出力が遊星歯車機構10およびト
ロイダル型無段変速機30を介して出力軸4に出力され
ることになる。この場合、ワンウェイクラッチ23は、
エンジン2の回転が後輪側より大きいときにロック状態
とされ、これにより、発進時等のように大きなトルクが
要求される場合には、エンジン2の出力がトルクコンバ
ータ3により増大されて出力軸4に出力されることにな
る。
【0022】また、定常走行時には、上記ワンウェイク
ラッチ23がフリー状態とされて、エンジン2の出力が
上記トロイダル型無段変速機30により走行状態に応じ
て変速されて出力軸4に出力されることになる。
【0023】更に、後退時には、上記リバースクラッチ
17が締結され、且つフォワードクラッチ22が解放さ
れると共に、動力伝達経路切換クラッチ45が解放され
ることになって、エンジン2の出力が遊星歯車機構10
により減速されて出力軸4に出力されるようになってい
る。
【0024】ここで、上記トロイダル型無段変速機30
を構成する第1、第2変速ユニット31,32における
各一対のローラ35,35をそれぞれ傾動させるための
油圧機構について説明する。なお、第1変速ユニット3
1側と第2変速ユニット32側とは同様の構成とされて
おり、従って、第1変速ユニット31側の油圧機構につ
いて説明し、第2変速ユニット側については説明を省略
する。即ち、図2,3に示すように、上記第1変速ユニ
ット31には、各ローラ35をそれぞれ回転自在に支持
する各ローラ35毎のローラ支持部材としての一対の第
1、第2トラニオン49a,49bが設けられており、
これらのトラニオン49a,49bに偏心軸50a,5
0bを介して各ローラ35がそれぞれ回転自在に支持さ
れていると共に、各トラニオン49a,49bには、上
記出力軸4と直交する方向に延長された軸部材51a,
51bがそれぞれ一体的に取り付けられている。
【0025】更に、変速機ケーシング5および該ケーシ
ング5と一体の仕切壁部5aには、一対の支持部材5
2,53がそれぞれ取り付けられており、これらの支持
部材52,53に上記第1、第2トラニオン49a,4
9bの上下両端部がそれぞれ球面軸受54…54により
回動自在に支持されていると共に、上記各軸部材51
a,51bの下端が、仕切壁部5a下面に固設されたア
ッパハウジング55の開口部55aを貫通して該アッパ
ハウジング55の下面に固設されたロアハウジング56
の凹部56aにベアリング57により回転自在に支持さ
れている。
【0026】そして、上記仕切壁部5aには、各トラニ
オン49a,49b毎の油圧シリンダ58,58がそれ
ぞれ設けられており、各油圧シリンダ58は、仕切壁部
5aと一体の隔壁部5bにより一対の油圧室58a、5
8bにそれぞれ分割されていると共に、上記隔壁部5b
の内周部には、第1、第2トラニオン49a,49bと
一体の各軸部材51a,51bと所定の間隙を隔てて該
軸部材51a,51bの軸方向に延長された延長部5c
が形成されている。また、上記各油圧室58a,58b
内には、ピストン59a,59bがそれぞれ内装されて
おり、一方のピストン59aにより各トラニオン49
a,49bの軸端部に一体的に形成されたフランジ6
0,60が押圧されると共に、他方のピストン59bに
より各軸部材51a,51bの軸端部に一体的に取り付
けられたフランジ部材61,61が押圧されるようにな
っている。従って、上記油圧室58a,58bのいずれ
か一方に油圧が導入された場合には、ピストン59aも
しくはピストン59bにより各トラニオン49a,49
bまたは各軸部材51a,51bが軸方向、即ち、図3
の上下方向に移動され、これにより、各トラニオン49
a,49bに回転自在に支持された各ローラ35の各入
出力ディスク33,34に対する接触点が変化し、各ロ
ーラ35が傾動され、これに伴って、各トラニオン49
a,49bが軸廻りに回動するようになっている。
【0027】次に、上記各油圧シリンダ58の油圧室5
8a,58bに対する作動油の給排を制御する変速制御
バルブの構成について説明すると、図3,4に示すよう
に、上記アッパハウジング55には、オイルポンプから
の作動油が供給されるメイン通路62aと、第1、第2
変速ユニット31,32ごとに設けられた各油圧シリン
ダ58…58の油圧室58a,58bに対して上記メイ
ン通路62aからの作動油を給排する第1通路62bと
第2通路62cとがそれぞれ形成されている。そして、
上記ロアハウジング56に変速制御バルブ70が設けら
れており、該ロアハウジング56の一部により変速制御
バルブ70のバルブボディ71が構成されており、この
バルブボディ71内に軸方向に移動可能にスプール72
が挿通されている。
【0028】上記バルブボディ71には、上記メイン通
路62aに連通されたメインポート71aと第1、第2
通路62b,62cに連通された第1、第2ポート71
b,71cとがそれぞれ形成されていると共に、上記ス
プール72には、メインポート71aに連通する環状の
グルーブ72aと、該グルーブ72aの左右に設けられ
て上記第1、第2ポート71b,71cをそれぞれ遮断
するランド部72b,72cとが形成されている。
【0029】更に、上記バルブボディ71におけるオイ
ルパン5dの側壁面より突出する端部には回転駆動手段
としてのステッピングモータ73が取り付けられている
と共に、このステッピングモータ73の回転軸73aに
は駆動部材74が固設されている。一方、上記スプール
72の一端にはピン75が固設されおり、このピン75
が上記駆動部材74に形成されたスリット74a内に係
合されており、上記ステッピングモータ73の回転によ
り駆動部材74と共にピン75が回転駆動され、これに
より、スプール72が回転するようになっている。
【0030】また、上記スプール72の他端には、該ス
プール72の回転を軸方向の移動に変換するための伝動
部材76が設けられており、この伝動部材76は、その
外周面に上記スプール72の他端内周に形成された雌ネ
ジ部72dに螺合される雄ネジ部76aが形成されてお
り、この雄ネジ部76aにより上記スプール72の回転
が軸方向の移動に変換されるようになっている。
【0031】更に、上記スプール72の端部と第1変速
ユニット31を構成するトラニオン49bと一体の軸部
材51bの下端部との間には、フィードバック手段77
が設けられており、このフィードバック手段77は、上
記軸部材51bの下端部に固設されて該軸部材51bと
一体回転する傾斜面78aが形成されたプリセスカム7
8と、上記アッパハウジング55の所定位置に回転自在
に設けられた回転軸79の一端に固定されて該軸79を
中心に揺動可能とされ、且つ上記プリセスカム78に先
端が当接する第1アーム80aと、同じく上記回転軸7
9の他端に固定されて該軸79を中心に揺動可能とさ
れ、且つ上記伝動部材76に形成されたスリット76b
に先端が係合された第2アーム80bとを有する。
【0032】また、上記フィードバック手段77におけ
る第1アーム80aをプリセスカム78側に付勢する付
勢手段としての圧縮コイルスプリング81が、上記スプ
ール72の一端とステッピングモータ73との間に装着
されている。
【0033】従って、図4に示す状態において、上記ス
テッピングモータ73によりスプール72を所定方向に
回転させると、上記フィードバック手段77に当接して
該フィードバック手段77により軸方向への移動が規制
された伝達部材76によりスプール72の回転が軸方向
の移動に変換され、該スプール72が、図4に示す状態
より右方向に移動された場合には、バルブボディ71に
設けられたメインポート71aと第1ポート71bとが
スプール72のグルーブ72aにより連通状態とされ、
これにより、メイン通路62a,メインポート71a,
第1ポート71bおよび第1通路62bを介して各油圧
シリンダ58の一方の油圧室58a,58aに作動油が
供給されて各トラニオン49a,49bが作動され、各
ローラ35が傾動されることになって、入力ディスク3
3の回転が変速されて出力ディスク34に伝達されるこ
とになる。
【0034】そして、上記各ローラ35の傾動に伴って
各トラニオン49a,49bが所定方向に回転すること
により、該トラニオン49bと一体の上記軸部材51b
に固設されたプリセスカム78が所定方向に回転し、こ
の回転がフィードバック手段77における第1、第2ア
ーム80a,80bに伝達されて、該第2アーム80b
が揺動され、これにより、伝達部材76により上記スプ
ール72が再びメインポート72aを遮断する方向に押
し戻され、該スプール72により再びメインポート71
aが遮断されることになって、各トラニオン49a,4
9bが作動状態に維持されることになる。
【0035】また、上記スプール72を上記とは反対方
向(図4の状態より左方向)に移動させた場合には、バ
ルブボディ71に設けられたメインポート71aと第2
ポート72bとがスプール72のグルーブ72aにより
連通状態とされ、これにより、メイン通路62a,メイ
ンポート71a,第2ポート71cおよび第2通路62
cを介して各油圧シリンダ58の他方の油圧室58b,
58bに作動油が供給されて各トラニオン49a,49
bが上記とは反対方向に作動され、各ローラ35が傾動
されることになって、入力ディスク33の回転が変速さ
れて出力ディスク34に伝達されることになる。その
後、上記スプール72の一端とステッピングモータ73
との間に装着された圧縮コイルスプリング81によりス
プール72が再びメインポート72aを遮断する方向に
押し戻されることになって、該スプール72により再び
メインポート71aが遮断され、各トラニオン49a,
49bが作動状態に維持されることになる。
【0036】なお、上記スプール72を軸方向に大きく
移動させた場合には、その移動量に応じて各トラニオン
49a,49bが軸方向に移動され、その移動量に応じ
た変速比で変速されることになる。
【0037】ここで、上記変速制御バルブ70のメイン
ポート71aに作動圧を供給するための油圧回路につい
て説明すると、図5に示すように、油圧回路90には、
メインライン91を介してオイルポンプ92からの油圧
が供給されるレギュレータバルブ93が設けられている
と共に、上記メインライン91から分岐された分岐レイ
ン91aには、レデューシングバルブ94が接続されて
いる。そして、上記レギュレータバルブ93が、レデュ
ーシングバルブ94により制御圧供給ライン95を介し
て与えられる制御圧に応じてオイルポンプ92から吐出
される油圧を調整してライン圧を生成するようになって
いる。更に、上記レギュレータバルブ93に対する制御
圧供給ライン95に第1リニアソレノイドバルブ96が
接続され、該第1リニアソレノイドバルブ96からの制
御圧によってレギュレータバルブ93の作動が制御され
てライン圧が可変調整されるようになっている。
【0038】また、上記メインライン91には、メイン
通路62a(図4参照)に連通された油圧供給通路91
bを介して上記変速制御バルブ70が接続されていると
共に、この変速制御バルブ70と上記レギュレータバル
ブ93との間には、該レギュレータバルブ93により生
成されたライン圧を更に調整して変速制御バルブ70に
供給する調圧バルブ97が設けられていると共に、上記
レデューシングバルブ94から供給される油圧を制御し
て所定の制御圧を生成する第2リニアソレノイドバルブ
98が設けられ、該第2リニアソレノイドバルブ98か
らの制御圧により上記調圧バルブ97の作動が制御さ
れ、上記変速制御バルブ70へ供給される油圧が調整さ
れるようになっている。
【0039】一方、上記メインライン91に接続された
マニュアルバルブ99には、フォワードクラッチ22に
至るライン100と、リバースクラッチ17に至るライ
ン101とが接続されていると共に、フォワードクラッ
チ22に至るラインから分岐された分岐ライン102に
は、動力伝達経路切換クラッチ45が接続されており、
上記マニュアルバルブ99は、後進走行レンジではリバ
ースクラッチ17に、また、前進走行レンジではフォワ
ードクラッチ22と動力伝達経路切換クラッチ45に上
記レギュレータバルブ93からのライン圧を供給するよ
うになっている。
【0040】なお、上記の各ライン100,101およ
び102には、アキュムレータ100a,101aおよ
び102aがそれぞれ接続されていると共に、各アキュ
ムレータ100a〜102aにはメインライン91の背
圧が作用するようになっている。
【0041】そして、上記第1、第2リニアソレノイド
バルブ96,98は、図6に示すように、コントロール
ユニット(ECU)103により制御されるようになっ
ており、該コントロールユニット103には、エンジン
回転数を検出するエンジン回転センサ104からの信号
と、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ1
05からの信号が入力され、これらの入力信号に基づい
てトロイダル型無段変速30への入力トルクが算出され
ると共に、その算出された入力トルクに応じた制御信号
が上記各リニアソレノイドバルブ96,98に出力され
るようになている。
【0042】これにより、図7に実線(a)で示すよう
に、入力トルク(T)に応じた所定のライン圧が生成さ
れると共に、点線(b)で示すクラッチ圧および点線
(c)〜(e)で示す各変速比に応じて上記変速制御バ
ルブ70に供給される作動圧が生成されるようになって
いると共に、入力トルク(T)が所定値Tn以下の領域
においては、上記ライン圧(a)の下限値Pminが所定
の値に維持されるようになっている。
【0043】なお、図7に矢印で示すように、変速比
(減速比)が大である程、作動圧が高く設定されること
になる。
【0044】上記の構成によれば、油圧回路90に設け
られたレギュレータバルブ93により、ライン圧は、入
力トルクが大であるほど高くされ、入力トルクが所定値
以下の領域においてはライン圧の下限値が所定の値に維
されると共に、該レギュレータバルブ93とトロイダ
ル型無段変速機30の油圧室58a,58bに作動圧を
供給する変速制御バルブ70との間の油路に設けられた
調圧バルブ97により、上記レギュレータバルブ93に
より生成されるライン圧が伝達トルクに応じて調圧され
たうえで、上記変速制御バルブ70を介して油圧室58
a,58bに供給されることになる。これにより、伝達
トルクに応じた過不足のない適正な圧力とされた作動圧
により各ローラ35…35が傾動されることになるの
で、変速制御の応答性が向上すると共に、その制御の安
定性が確保されることになる。
【0045】特に、本実施例によれば、第1リニアソレ
ノイドバルブ98により調圧バルブ97に供給される制
御圧が制御され、これに基づいて調圧バルブ97の作動
が制御されることになって、該調圧バルブ97により、
当該トロイダル型無段変速機30への入力トルクと該無
段変速機30の変速比とに応じた過不足のないより適正
な作動圧が生成され、この作動圧が各ローラ35…35
を傾動させるための油圧室58a,58bに供給される
ことになるので、より精度良く変速制御が行われること
になって、その制御性が一段と向上することになる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、油圧
回路に設けられたレギュレータバルブにより、ライン圧
は、入力トルクが大であるほど高くされ、入力トルクが
所定値以下の領域においてはライン圧の下限値が所定の
値に維持されると共に、該レギュレータバルブと無段変
速機の油圧室に作動圧を供給する変速制御バルブとの間
の油路に設けられた調圧バルブにより、上記レギュレー
タバルブで生成されたライン圧が必要とされる伝達トル
クに応じて調圧されたうえで、変速制御バルブを介して
上記油圧室に供給されることになる。これにより、所望
の伝達トルクに応じた過不足のない適正な圧力とされた
作動圧によりローラが傾動されることになるので、変速
制御の応答性が向上すると共に、その制御の安定性が確
保されることになる。
【0047】特に、第2発明によれば、電磁バルブによ
り調圧バルブへ供給される制御圧が調整され、これに基
づいて調圧バルブの作動が制御されることになって、該
調圧バルブにより、当該無段変速機への入力トルクと該
無段変速機の変速比とに応じた過不足のないより適正な
作動圧が生成され、この作動圧がローラを傾動させるた
めの油圧室に供給されることになるので、より精度良く
変速制御が行われることになって、その制御性を一段と
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る油圧制御装置を備えたトロイダ
ル型無段変速機を含む車両の動力伝達系を示す全体概略
構成図。
【図2】 トロイダル型無段変速機の構成を示す拡大断
面図。
【図3】 図2におけるA−A線よりみたトロイダル型
無段変速機を構成する第1変速ユニットの断面図。
【図4】 変速制御バルブの拡大断面図。
【図5】 トロイダル型無段変速機を含む車両の動力伝
達系に作動圧を供給するための油圧回路図。
【図6】 油圧回路に設けられたリニアソレノイドバル
ブを制御するためのシステムブロック図。
【図7】 入力トルクに応じて生成されるとライン圧お
よび作動圧の圧力特性図。
【図8】 従来の無段変速機の油圧室に供給される作動
圧としてのライン圧の圧力特性図。
【符号の説明】
30 トロイダル型無段変速機 33 入力ディスク 34 出力ディスク 35 ローラ 49a,49b トラニオン 58 油圧シリンダ 58a,58b 油圧室 70 変速制御バルブ 90 油圧回路 91 メインライン 92 オイルポンプ 93 レギュレータバルブ 94 レデューシングバルブ 96 第1リニアソレノイドバルブ 97 調圧バルブ 98 第2リニアソレノイドバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 63:06 (56)参考文献 特開 昭63−225754(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/00 - 61/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する一対の入出力ディスクと、こ
    れらのディスク間に配置されて両ディスクに接して回転
    し、且つ傾動可能とされて傾動角度に応じて両ディスク
    間の変速比を無段階に変化させるローラと、油圧回路か
    ら供給される油圧に応じて上記ローラを傾動させる油圧
    室とを有するトロイダル型無段変速機の油圧制御装置で
    あって、上記油圧回路に、油圧源から供給される油圧を
    調整してライン圧を生成するレギュレータバルブと、上
    記油圧室に対する油圧の給排を制御する変速制御バルブ
    とが設けられていると共に、上記レギュレータバルブと
    変速制御バルブとの間の油路に、該レギュレータバルブ
    により調整されたライン圧を調圧して上記変速制御バル
    ブに供給する調圧バルブが設けられ、ライン圧は、入力
    トルクが大であるほど高くされ、入力トルクが所定値以
    下の領域においてはライン圧の下限値が所定の値に維持
    され、変速制御バルブに供給される作動圧は、入力トル
    クが大であるほど高くされ、変速比が大であるほど高く
    されることを特徴とするトロイダル型無段変速機の油圧
    制御装置。
  2. 【請求項2】 相対向する一対の入出力ディスクと、こ
    れらのディスク間に配置されて両ディスクに接して回転
    し、且つ傾動可能とされて傾動角度に応じて両ディスク
    間の変速比を無段階に変化させるローラと、油圧回路か
    ら供給される油圧に応じて上記ローラを傾動させる油圧
    室とを有するトロイダル型無段変速機の油圧制御装置で
    あって、上記油圧回路に、油圧源から供給される油圧を
    調整してライン圧を生成するレギュレータバルブと、上
    記油圧室に対する油圧の給排を制御する変速制御バルブ
    とが設けられていると共に、上記レギュレータバルブと
    変速制御バルブとの間の油路に、該レギュレータバルブ
    により調整されたライン圧を調圧して作動圧を生成する
    調圧バルブと、該調圧バルブにより生成される作動圧
    が、当該無段変速機への入力トルクが大であるほど高く
    され、該無段変速機の変速比が大であるほど高くされ
    ように調圧バルブに供給する制御圧を生成する電磁バル
    ブとが設けられ、且つ、ライン圧は、入力トルクが大で
    あるほど高くされ、入力トルクが所定値以下の領域にお
    いてはライン圧の下限値が所定の値に維持されることを
    特徴とするトロイダル型無段変速機の油圧制御装置。
JP21380192A 1992-07-17 1992-07-17 トロイダル型無段変速機の油圧制御装置 Expired - Fee Related JP3187959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21380192A JP3187959B2 (ja) 1992-07-17 1992-07-17 トロイダル型無段変速機の油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21380192A JP3187959B2 (ja) 1992-07-17 1992-07-17 トロイダル型無段変速機の油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0634030A JPH0634030A (ja) 1994-02-08
JP3187959B2 true JP3187959B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=16645275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21380192A Expired - Fee Related JP3187959B2 (ja) 1992-07-17 1992-07-17 トロイダル型無段変速機の油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3187959B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232058A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Jtekt Corp フルトロイダル型無段変速機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0634030A (ja) 1994-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6659906B2 (en) Toroidal continuously variable transmission
US6663532B1 (en) Dual strategy control for a toroidal drive type continuously variable transmission
JP2018200115A (ja) 連続可変変速機
JP2000046135A (ja) トロイダル型無段変速機の変速制御装置
JP2790627B2 (ja) ベルト無段変速機の制御方法および制御装置
JP2663672B2 (ja) 摩擦車式無段変速機の油圧制御装置
JP4048625B2 (ja) 変速比無限大無段変速機の変速制御装置
US4871343A (en) Belt-and-pulley type continuously variable transmission
JPS62258254A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3187959B2 (ja) トロイダル型無段変速機の油圧制御装置
JP2002310252A (ja) トロイダル型無段変速機及び無段変速装置
JP2636581B2 (ja) トロイダル無段変速機の変速制御装置
JP4529442B2 (ja) トロイダル型無段変速機
US20020128113A1 (en) Control system for a continuously variable traction drive
JP2636582B2 (ja) トロイダル無段変速機の制御装置
JP3139634B2 (ja) 油圧制御装置
JP3517960B2 (ja) トロイダル無段変速機の変速制御装置
JPH11247964A (ja) 変速比無限大無段変速機の変速制御装置
JP2931150B2 (ja) 油圧作動式変速機の変速制御装置
JP3798200B2 (ja) 蓄圧制御型蓄圧装置
JP3302786B2 (ja) トロイダル型無段変速機のバルブボディ構造
JP2788633B2 (ja) ベルト無段変速機
JP3427477B2 (ja) トロイダル無段変速機の変速制御装置
JP3405203B2 (ja) トロイダル型無段変速機の変速制御装置
JP3302787B2 (ja) トロイダル型無段変速機の変速比制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees