JPH1014530A - 植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法 - Google Patents
植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法Info
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- JPH1014530A JPH1014530A JP8195683A JP19568396A JPH1014530A JP H1014530 A JPH1014530 A JP H1014530A JP 8195683 A JP8195683 A JP 8195683A JP 19568396 A JP19568396 A JP 19568396A JP H1014530 A JPH1014530 A JP H1014530A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 褐変した植物を優れた色調の緑色に復元でき
ると共に、植物を緑色に処理して緑色に長期保存できる
植物の緑色を復元する。 【解決手段】 退色した植物を金属イオンを含む溶液に
接触させて、金属イオンの作用で植物の緑色を復元し、
あるいは緑色に保持する方法であって、金属イオンを含
む溶液に亜鉛イオンを含む溶液を使用することを特徴と
する。
ると共に、植物を緑色に処理して緑色に長期保存できる
植物の緑色を復元する。 【解決手段】 退色した植物を金属イオンを含む溶液に
接触させて、金属イオンの作用で植物の緑色を復元し、
あるいは緑色に保持する方法であって、金属イオンを含
む溶液に亜鉛イオンを含む溶液を使用することを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、食べ物
や装飾用の退色した植物の緑色を、金属イオンの作用で
復元させる方法、あるいは、金属イオンの作用で植物を
緑色に保持する方法に関する。
や装飾用の退色した植物の緑色を、金属イオンの作用で
復元させる方法、あるいは、金属イオンの作用で植物を
緑色に保持する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】植物は、葉緑素に含有されるマグネシウ
ムが失われると、緑色を失って枯渇した色に退色される
性質がある。葉緑素は、植物を金属イオンを含む溶液に
浸漬し、金属イオンの作用で緑色に復元できる。この性
質を利用して、退色した植物を緑色にする技術が下記の
公報に記載される。
ムが失われると、緑色を失って枯渇した色に退色される
性質がある。葉緑素は、植物を金属イオンを含む溶液に
浸漬し、金属イオンの作用で緑色に復元できる。この性
質を利用して、退色した植物を緑色にする技術が下記の
公報に記載される。
【0003】 特公平3−12866号公報 特公平3−12867号公報 特開平2−265430号公報 特開平6−46795号公報 特開平6−217732号公報 特開平7−67527号公報
【0004】の公報には、下記の方法で、退色した植
物の葉緑素を緑色にする方法が記載される。 (1) クエン酸と酒石酸の混合物を水に溶解させて発色
剤溶液をつくる。 (2) 発色剤溶液に、退色して枯渇状態となった植物を
浸漬する。 (3) 発色剤溶液を加熱して、採取時の緑色に発色させ
る。 この方法は、鉄イオンが退色した葉緑素を緑色に発色さ
せる。
物の葉緑素を緑色にする方法が記載される。 (1) クエン酸と酒石酸の混合物を水に溶解させて発色
剤溶液をつくる。 (2) 発色剤溶液に、退色して枯渇状態となった植物を
浸漬する。 (3) 発色剤溶液を加熱して、採取時の緑色に発色させ
る。 この方法は、鉄イオンが退色した葉緑素を緑色に発色さ
せる。
【0005】の公報には、下記の方法で、退色した植
物の葉緑素を緑色にする方法が記載される。 (1) クエン酸と酒石酸の混合物からなる発色剤を、銅
製容器の中で水に溶解して 発色剤溶液とする。 (2) 発色剤溶液を充分に沸騰させて、銅イオンを溶解
させる。 (3) 発色剤溶液を沸騰しない温度に加熱して、退色し
て枯渇状態となった植物を 浸漬して、採取時の緑色
に発色させる。 この方法は、鉄イオンと銅イオンの作用で退色した葉緑
素を緑色に発色させる。
物の葉緑素を緑色にする方法が記載される。 (1) クエン酸と酒石酸の混合物からなる発色剤を、銅
製容器の中で水に溶解して 発色剤溶液とする。 (2) 発色剤溶液を充分に沸騰させて、銅イオンを溶解
させる。 (3) 発色剤溶液を沸騰しない温度に加熱して、退色し
て枯渇状態となった植物を 浸漬して、採取時の緑色
に発色させる。 この方法は、鉄イオンと銅イオンの作用で退色した葉緑
素を緑色に発色させる。
【0006】の公報には、下記の方法で茶葉を加工す
る方法が記載される。 (1) 茶葉をブランチング処理する。 (2) ブランチング処理した茶葉に、卵白、アスコルビ
ン酸塩及びマグネシウム塩 を添加して摩砕する。 (3) 以上の方法で、緑色の優れた食品素材となる茶葉
とする。 この方法は、マグネシウムイオンが茶葉に含まれる葉緑
素を緑色にする。
る方法が記載される。 (1) 茶葉をブランチング処理する。 (2) ブランチング処理した茶葉に、卵白、アスコルビ
ン酸塩及びマグネシウム塩 を添加して摩砕する。 (3) 以上の方法で、緑色の優れた食品素材となる茶葉
とする。 この方法は、マグネシウムイオンが茶葉に含まれる葉緑
素を緑色にする。
【0007】の公報には、下記の方法で貯蔵褐変植物
を緑色に復元させる方法が記載される。 (1) 褐変した緑色植物を、食品添加物として認められ
ている酸とアスコルビン酸 を溶解した水溶液に漬け
て、褐色の色調を退色させる。 (2) この水溶液に、銅クロロフィルナトリウムを加え
て加熱し、枯渇色調の緑色 植物を元の緑色に復元さ
せる。 この公報の方法は、銅イオンの作用で緑色植物に含まれ
る葉緑素を緑色にする。
を緑色に復元させる方法が記載される。 (1) 褐変した緑色植物を、食品添加物として認められ
ている酸とアスコルビン酸 を溶解した水溶液に漬け
て、褐色の色調を退色させる。 (2) この水溶液に、銅クロロフィルナトリウムを加え
て加熱し、枯渇色調の緑色 植物を元の緑色に復元さ
せる。 この公報の方法は、銅イオンの作用で緑色植物に含まれ
る葉緑素を緑色にする。
【0008】の公報には、銅クロロフィルや銅クロロ
フィリンアルカリ金属塩、並びに還元剤を含む水溶液
に、緑色野菜や海草を浸漬して緑色に着色する方法が記
載される。この方法は、銅イオンの作用で、野菜や海草
の葉緑素を緑色に着色する。
フィリンアルカリ金属塩、並びに還元剤を含む水溶液
に、緑色野菜や海草を浸漬して緑色に着色する方法が記
載される。この方法は、銅イオンの作用で、野菜や海草
の葉緑素を緑色に着色する。
【0009】さらに、の公報には、無水酢酸ナトリウ
ムと燐酸水素2カリウムを緑色野菜に添加して、ナトリ
ウムとカリウムの作用で野菜の葉緑素を緑色に保持する
方法が記載される。
ムと燐酸水素2カリウムを緑色野菜に添加して、ナトリ
ウムとカリウムの作用で野菜の葉緑素を緑色に保持する
方法が記載される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、前記の
公報に記載されるように、鉄イオン、銅イオン、マグネ
シウムイオン等を含む溶液で、葉緑素の緑色を復元し、
あるいは、緑色に保持する技術が記載される。植物を鉄
イオンを含む溶液に浸漬して、葉緑素を緑色にすると、
暗色の緑色となり、全ての植物を自然な色調の緑色にで
きない欠点がある。銅イオンを含む溶液に浸漬する方法
は、植物を綺麗な色調にできる。ただ、銅イオンの溶液
に浸漬された植物は、処理後に銅の含有量が多くなる。
銅は、植物に少量含まれるが、多量の銅を添加すること
は、健康上決して好ましくない。このため、銅イオンの
作用で葉緑素を緑色にする方法は、食べ物の処理として
好ましくない。さらに、植物をマグネシウムの溶液に浸
漬して、緑色に処理すると、緑色に変色した葉緑素が水
に溶けやすい欠点がある。このため、たとえば水に浸漬
して販売する惣菜等をこの方法で処理すると、水に葉緑
素が溶けて緑色となり、植物の緑色が薄くなる。また、
水が緑色になると、植物をあたかも顔料や染料で着色し
たものと同じように見られる欠点もある。
公報に記載されるように、鉄イオン、銅イオン、マグネ
シウムイオン等を含む溶液で、葉緑素の緑色を復元し、
あるいは、緑色に保持する技術が記載される。植物を鉄
イオンを含む溶液に浸漬して、葉緑素を緑色にすると、
暗色の緑色となり、全ての植物を自然な色調の緑色にで
きない欠点がある。銅イオンを含む溶液に浸漬する方法
は、植物を綺麗な色調にできる。ただ、銅イオンの溶液
に浸漬された植物は、処理後に銅の含有量が多くなる。
銅は、植物に少量含まれるが、多量の銅を添加すること
は、健康上決して好ましくない。このため、銅イオンの
作用で葉緑素を緑色にする方法は、食べ物の処理として
好ましくない。さらに、植物をマグネシウムの溶液に浸
漬して、緑色に処理すると、緑色に変色した葉緑素が水
に溶けやすい欠点がある。このため、たとえば水に浸漬
して販売する惣菜等をこの方法で処理すると、水に葉緑
素が溶けて緑色となり、植物の緑色が薄くなる。また、
水が緑色になると、植物をあたかも顔料や染料で着色し
たものと同じように見られる欠点もある。
【0011】本発明は、さらにこのような欠点を解決す
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、褐変した植物を優れた色調の緑色に復元できる
と共に、植物を緑色に処理して緑色に長期保存できる植
物の緑色を復元し、あるいは緑色に処理した状態で保存
する方法を提供することにある。
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、褐変した植物を優れた色調の緑色に復元できる
と共に、植物を緑色に処理して緑色に長期保存できる植
物の緑色を復元し、あるいは緑色に処理した状態で保存
する方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の植物の緑色を復
元しあるいは緑色に保持する方法は、前述の目的を達成
するために、退色した植物、あるいは退色していない植
物を、金属イオンを含む溶液に浸漬して葉緑素を緑色に
し、あるいは緑色の状態で保存できる方法を改良したも
のである。本発明の方法は、葉緑素を緑色にする金属イ
オンに亜鉛イオンを使用する。したがって、植物を亜鉛
イオンを含む溶液に接触させて、葉緑素を緑色にする。
本発明は、植物を亜鉛イオンを含む溶液に接触させる方
法を特定するものではないが、最も簡単な方法は、植物
を亜鉛イオンを含む溶液に浸漬する方法である。ただ、
必ずしも植物を亜鉛イオンを含む溶液に浸漬する必要は
ない。亜鉛イオンを含む溶液を植物の表面に散布して、
亜鉛イオンの作用で植物の緑色を復元しあるいは緑色に
保持することもできる。
元しあるいは緑色に保持する方法は、前述の目的を達成
するために、退色した植物、あるいは退色していない植
物を、金属イオンを含む溶液に浸漬して葉緑素を緑色に
し、あるいは緑色の状態で保存できる方法を改良したも
のである。本発明の方法は、葉緑素を緑色にする金属イ
オンに亜鉛イオンを使用する。したがって、植物を亜鉛
イオンを含む溶液に接触させて、葉緑素を緑色にする。
本発明は、植物を亜鉛イオンを含む溶液に接触させる方
法を特定するものではないが、最も簡単な方法は、植物
を亜鉛イオンを含む溶液に浸漬する方法である。ただ、
必ずしも植物を亜鉛イオンを含む溶液に浸漬する必要は
ない。亜鉛イオンを含む溶液を植物の表面に散布して、
亜鉛イオンの作用で植物の緑色を復元しあるいは緑色に
保持することもできる。
【0013】さらに、本発明の請求項2に記載する方法
は、亜鉛イオンを含む溶液に、鉄イオンを含有させて、
退色した植物の緑色を復元し、あるいは、退色していな
い植物を緑色に保存する。
は、亜鉛イオンを含む溶液に、鉄イオンを含有させて、
退色した植物の緑色を復元し、あるいは、退色していな
い植物を緑色に保存する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳述す
る。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を
具体化するための方法を例示するものであって、本発明
は植物の緑色を復元し、あるいは緑色に保持する方法を
下記の方法に特定しない。
る。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を
具体化するための方法を例示するものであって、本発明
は植物の緑色を復元し、あるいは緑色に保持する方法を
下記の方法に特定しない。
【0015】植物の緑色を復元し、あるいは緑色に保持
する方法は、植物を亜鉛イオンを含む発色剤溶液に浸漬
し、あるいは、亜鉛イオンを含む発色剤溶液を植物に散
布して、発色剤溶液に接触させる。亜鉛イオンを含む発
色剤溶液は、好ましくは、60〜100℃で、沸騰する
温度よりも低い温度に加温される。植物が加温された発
色剤溶液に浸漬されると、葉緑素は、短い時間で速やか
に緑色に変色される。植物を浸漬する溶液の亜鉛濃度
を、濃くしても、葉緑素を緑色にできる時間は短くな
る。したがって、短時間で葉緑素を緑色にする場合は、
加温された亜鉛濃度の高い溶液に植物を浸漬する。植物
の葉緑素をゆっくりと時間をかけて緑色にするときは、
加温されない亜鉛濃度の低い溶液に浸漬する。
する方法は、植物を亜鉛イオンを含む発色剤溶液に浸漬
し、あるいは、亜鉛イオンを含む発色剤溶液を植物に散
布して、発色剤溶液に接触させる。亜鉛イオンを含む発
色剤溶液は、好ましくは、60〜100℃で、沸騰する
温度よりも低い温度に加温される。植物が加温された発
色剤溶液に浸漬されると、葉緑素は、短い時間で速やか
に緑色に変色される。植物を浸漬する溶液の亜鉛濃度
を、濃くしても、葉緑素を緑色にできる時間は短くな
る。したがって、短時間で葉緑素を緑色にする場合は、
加温された亜鉛濃度の高い溶液に植物を浸漬する。植物
の葉緑素をゆっくりと時間をかけて緑色にするときは、
加温されない亜鉛濃度の低い溶液に浸漬する。
【0016】溶液の亜鉛濃度は、葉緑素を緑色にする時
間と、溶液の温度とを考慮して最適値に調整する。たと
えば、60℃以上に加熱して、浸漬する植物の葉緑素を
10分程度で緑色にする溶液は、亜鉛濃度を100pp
m以上とする。植物を加熱された亜鉛イオンを含む発色
剤溶液に接触させて、葉緑素を緑色にできる最低の亜鉛
濃度は、5ppmである。したがって、亜鉛イオンを含
む発色剤溶液の亜鉛濃度は、緑色に変色させる時間と、
溶液の加熱温度とを考慮して、たとえば、5ppm〜5
%、好ましくは10ppm〜1000ppm、さらに好
ましくは50〜800ppmの範囲とされる。
間と、溶液の温度とを考慮して最適値に調整する。たと
えば、60℃以上に加熱して、浸漬する植物の葉緑素を
10分程度で緑色にする溶液は、亜鉛濃度を100pp
m以上とする。植物を加熱された亜鉛イオンを含む発色
剤溶液に接触させて、葉緑素を緑色にできる最低の亜鉛
濃度は、5ppmである。したがって、亜鉛イオンを含
む発色剤溶液の亜鉛濃度は、緑色に変色させる時間と、
溶液の加熱温度とを考慮して、たとえば、5ppm〜5
%、好ましくは10ppm〜1000ppm、さらに好
ましくは50〜800ppmの範囲とされる。
【0017】植物は、溶液に浸漬すると柔らかくなる性
質がある。とくに、加熱された溶液に浸漬すると、水分
を吸収して非常に柔らかくなる性質がある。溶液に浸漬
して柔らかくなるのは、たとえば、亜鉛イオンを含む発
色剤溶液に、乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを添
加して防止できる。カルシウムイオンは、植物が水分を
吸収して膨潤状態となるのを防止する。乳酸カルシウム
等のカルシウム添加量は、植物の種類、浸漬時間、溶液
温度等を考慮して最適値に調整する。カルシウムの添加
量を多くすると、植物が柔らかくなるのを効果的に防止
できる。カルシウムの添加量は、たとえば、30〜10
00ppm、好ましくは100〜500ppm、さらに
好ましくは150〜400ppmとされる。
質がある。とくに、加熱された溶液に浸漬すると、水分
を吸収して非常に柔らかくなる性質がある。溶液に浸漬
して柔らかくなるのは、たとえば、亜鉛イオンを含む発
色剤溶液に、乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを添
加して防止できる。カルシウムイオンは、植物が水分を
吸収して膨潤状態となるのを防止する。乳酸カルシウム
等のカルシウム添加量は、植物の種類、浸漬時間、溶液
温度等を考慮して最適値に調整する。カルシウムの添加
量を多くすると、植物が柔らかくなるのを効果的に防止
できる。カルシウムの添加量は、たとえば、30〜10
00ppm、好ましくは100〜500ppm、さらに
好ましくは150〜400ppmとされる。
【0018】さらに、亜鉛イオンを含む発色剤溶液に
は、他の金属イオンを一緒に添加することもできる。た
とえば、鉄イオンを添加して、植物を緑色にする時間を
短くし、あるいは、植物によっては色調を濃い緑色とす
ることもできる。
は、他の金属イオンを一緒に添加することもできる。た
とえば、鉄イオンを添加して、植物を緑色にする時間を
短くし、あるいは、植物によっては色調を濃い緑色とす
ることもできる。
【0019】亜鉛イオンを含む発色剤溶液に接触させて
緑色になった植物は、その後、調整液に浸漬して色調を
調整し、あるいは、短時間で洗浄を完了することもでき
る。
緑色になった植物は、その後、調整液に浸漬して色調を
調整し、あるいは、短時間で洗浄を完了することもでき
る。
【0020】調整液は、クエン酸のように、金属イオン
と反応して錯塩を作るものが使用できる。緑色になった
植物がクエン酸の溶液に浸漬されると、遊離して植物表
面に付着している金属イオンがクエン酸と反応し、錯塩
となって分離できる。このため、クエン酸の溶液に浸漬
して、植物を短時間で水洗できる。
と反応して錯塩を作るものが使用できる。緑色になった
植物がクエン酸の溶液に浸漬されると、遊離して植物表
面に付着している金属イオンがクエン酸と反応し、錯塩
となって分離できる。このため、クエン酸の溶液に浸漬
して、植物を短時間で水洗できる。
【0021】さらに、調整液には、還元糖や還元剤を含
ませることもできる。還元糖や還元剤の溶液に、緑色に
なった植物を浸漬すると、顔料や染料で人工的に着色し
たような不自然な色が調整される。また、処理後におけ
る植物の変色を防止できる。それは、還元糖や還元剤
が、酸化を防止して、変色するのを少なくするからであ
る。さらに、還元糖や還元剤で色調を調整する方法は、
発色剤溶液の亜鉛濃度を高くし、短時間で植物を緑色に
し、その後に、調整液で色調を調整することにより、自
然な発色の植物を短時間で処理できる特長がある。
ませることもできる。還元糖や還元剤の溶液に、緑色に
なった植物を浸漬すると、顔料や染料で人工的に着色し
たような不自然な色が調整される。また、処理後におけ
る植物の変色を防止できる。それは、還元糖や還元剤
が、酸化を防止して、変色するのを少なくするからであ
る。さらに、還元糖や還元剤で色調を調整する方法は、
発色剤溶液の亜鉛濃度を高くし、短時間で植物を緑色に
し、その後に、調整液で色調を調整することにより、自
然な発色の植物を短時間で処理できる特長がある。
【0022】還元糖には、ブドウ糖、果糖、ソルビトル
等が使用できる。還元剤にはアスコルビン酸、ビタミン
C、エルソルビン酸等が使用できる。調整液は、還元糖
や還元剤の濃度を高くして、色調を晒れた色にできる。
調整液の還元糖と還元剤の濃度は、植物を理想的な色調
にする濃度に調整される。たとえば、還元糖または還元
剤の濃度は、100〜5%、好ましくは、200〜1
%、さらに好ましくは、300〜3000ppmに調整
される。
等が使用できる。還元剤にはアスコルビン酸、ビタミン
C、エルソルビン酸等が使用できる。調整液は、還元糖
や還元剤の濃度を高くして、色調を晒れた色にできる。
調整液の還元糖と還元剤の濃度は、植物を理想的な色調
にする濃度に調整される。たとえば、還元糖または還元
剤の濃度は、100〜5%、好ましくは、200〜1
%、さらに好ましくは、300〜3000ppmに調整
される。
【0023】
[実施例1]塩蔵して退色した惣菜を下記のように処理
して緑色を復元させる。 発色剤溶液に惣菜を浸漬して緑色に復元する処理 発色剤溶液は、下記のようにして製作する。1リットル
の水に、 硫酸亜鉛………………………1800mg (ZnSO4・7H2O) 乳酸カルシウム………………2000mg (Ca[CH3CH(OH)COO]2・5H2O) 硫酸鉄……………………………0.4mg (FeSO4・7H2O) を添加して溶解させる。
して緑色を復元させる。 発色剤溶液に惣菜を浸漬して緑色に復元する処理 発色剤溶液は、下記のようにして製作する。1リットル
の水に、 硫酸亜鉛………………………1800mg (ZnSO4・7H2O) 乳酸カルシウム………………2000mg (Ca[CH3CH(OH)COO]2・5H2O) 硫酸鉄……………………………0.4mg (FeSO4・7H2O) を添加して溶解させる。
【0024】この発色剤溶液を90℃に加熱して、40
0gの惣菜を浸漬する。浸漬された惣菜は、約5分経過
すると変色が開始される。5〜15分浸漬した後、惣菜
を発色剤溶液から取り出す。
0gの惣菜を浸漬する。浸漬された惣菜は、約5分経過
すると変色が開始される。5〜15分浸漬した後、惣菜
を発色剤溶液から取り出す。
【0025】 緑色に復元した惣菜を調整液に浸漬し
て色調を調整して色止めする処理 調整液は、下記のようにして製作する。1リットルに水
に、 クエン酸………………………1000mg 還元糖…………………………1000mg 還元剤……………………………500mg を添加して溶解させる。
て色調を調整して色止めする処理 調整液は、下記のようにして製作する。1リットルに水
に、 クエン酸………………………1000mg 還元糖…………………………1000mg 還元剤……………………………500mg を添加して溶解させる。
【0026】還元糖にブドウ糖を、還元剤にアルコルビ
ン酸を使用して調整液とし、調整液を60〜65℃に加
温し、加温された調整液に、の処理の完了した惣菜を
発色剤溶液から取り出して浸漬する。惣菜は、この調整
液に30分〜1時間浸漬して、色止めする。
ン酸を使用して調整液とし、調整液を60〜65℃に加
温し、加温された調整液に、の処理の完了した惣菜を
発色剤溶液から取り出して浸漬する。惣菜は、この調整
液に30分〜1時間浸漬して、色止めする。
【0027】その後、調整液から惣菜を取り出し、一晩
から一昼夜、清水に浸漬して塩抜きして葉緑素を緑色に
した食品とする。処理された惣菜を、30日清水に浸漬
すると、水は緑色に変色せず、また、惣菜の緑色は変色
しなかった。
から一昼夜、清水に浸漬して塩抜きして葉緑素を緑色に
した食品とする。処理された惣菜を、30日清水に浸漬
すると、水は緑色に変色せず、また、惣菜の緑色は変色
しなかった。
【0028】[実施例2]褐変した竹の箸を下記のよう
に処理して、竹の緑色を復元させる。 発色剤溶液に竹の箸を浸漬して緑色に復元する処理 発色剤溶液は、下記のようにして製作する。1リットル
のメタノールに、 硫酸亜鉛………………………2700mg (ZnSO4・7H2O) 硫酸鉄…………………………………1mg (FeSO4・7H2O) を添加して溶解させる。竹の箸は、加熱された発色剤溶
液に浸漬しても、柔らかくならないので、発色剤溶液に
乳酸カルシウムは添加しない。
に処理して、竹の緑色を復元させる。 発色剤溶液に竹の箸を浸漬して緑色に復元する処理 発色剤溶液は、下記のようにして製作する。1リットル
のメタノールに、 硫酸亜鉛………………………2700mg (ZnSO4・7H2O) 硫酸鉄…………………………………1mg (FeSO4・7H2O) を添加して溶解させる。竹の箸は、加熱された発色剤溶
液に浸漬しても、柔らかくならないので、発色剤溶液に
乳酸カルシウムは添加しない。
【0029】発色剤溶液を60℃に加熱して、竹の箸を
浸漬し、15〜25分浸漬して緑色に変色させた後、発
色剤溶液から取り出す。
浸漬し、15〜25分浸漬して緑色に変色させた後、発
色剤溶液から取り出す。
【0030】 緑色に復元した竹の箸を、水洗する処
理 緑色になった竹の箸を発色剤溶液から取り出し、24時
間水洗した後、乾燥させる。この処理をした竹の箸は、
30日経過後に多少淡い緑色になった。
理 緑色になった竹の箸を発色剤溶液から取り出し、24時
間水洗した後、乾燥させる。この処理をした竹の箸は、
30日経過後に多少淡い緑色になった。
【0031】[実施例3]桜餅に使用する褐変した桜の
葉を、下記のように処理して緑色を復元させる。 発色剤溶液に桜の葉を浸漬して緑色に復元する処理 発色剤溶液は、下記のようにして製作する。1リットル
の水に、 硫酸亜鉛………………………2000mg (ZnSO4・7H2O) 乳酸カルシウム………………1000mg (Ca[CH3CH(OH)COO]2・5H2O) を添加して溶解させる。
葉を、下記のように処理して緑色を復元させる。 発色剤溶液に桜の葉を浸漬して緑色に復元する処理 発色剤溶液は、下記のようにして製作する。1リットル
の水に、 硫酸亜鉛………………………2000mg (ZnSO4・7H2O) 乳酸カルシウム………………1000mg (Ca[CH3CH(OH)COO]2・5H2O) を添加して溶解させる。
【0032】この発色剤溶液を80℃に加熱して、桜の
葉を浸漬し、5〜10分浸漬した後、桜の葉を発色剤溶
液から取り出す。
葉を浸漬し、5〜10分浸漬した後、桜の葉を発色剤溶
液から取り出す。
【0033】 緑色に復元した桜の葉を調整液に浸漬
して色調を調整して色止めする処理 調整液は、下記のようにして製作する。1リットルに水
に、 クエン酸………………………1000mg 還元糖…………………………1000mg 還元剤…………………………1000mg を添加して溶解させる。
して色調を調整して色止めする処理 調整液は、下記のようにして製作する。1リットルに水
に、 クエン酸………………………1000mg 還元糖…………………………1000mg 還元剤…………………………1000mg を添加して溶解させる。
【0034】還元糖にブドウ糖を、還元剤にビタミンC
を使用して調整液とし、調整液を60〜65℃に加温
し、加温された調整液に、の処理の完了した桜の葉を
発色剤溶液から取り出して浸漬する。桜の葉は、この調
整液に約1時間浸漬して、色止めする。
を使用して調整液とし、調整液を60〜65℃に加温
し、加温された調整液に、の処理の完了した桜の葉を
発色剤溶液から取り出して浸漬する。桜の葉は、この調
整液に約1時間浸漬して、色止めする。
【0035】その後、調整液から桜の葉を取り出し、清
水で洗浄する。処理された桜の葉は、30日経過後も緑
色が退色しなかった。
水で洗浄する。処理された桜の葉は、30日経過後も緑
色が退色しなかった。
【0036】以上の実施例は、褐変した植物の緑色を復
元する方法を例示した。ただ、本発明の方法は、緑色が
褐変した植物を処理するのではなくて、緑色をしている
植物を処理して、緑色が退色するのを防止することもで
きる。それは、植物に亜鉛を添加することにより、植物
の葉緑素に含まれるマグネシウムが失われて褐変するの
を防止できるからである。
元する方法を例示した。ただ、本発明の方法は、緑色が
褐変した植物を処理するのではなくて、緑色をしている
植物を処理して、緑色が退色するのを防止することもで
きる。それは、植物に亜鉛を添加することにより、植物
の葉緑素に含まれるマグネシウムが失われて褐変するの
を防止できるからである。
【0037】
【発明の効果】本発明の植物の緑色を復元しあるいは緑
色に保持する方法は、褐変した植物を優れた色調の緑色
に復元できると共に、植物を緑色に処理して緑色に長期
保存できる特長がある。本発明の方法で処理した植物
は、水に浸漬して緑色が退色することが少なく、長時間
にわたって緑色を保持できる特長もある。それは、亜鉛
が、マグネシウムよりもイオン化傾向が小さく、亜鉛が
水に溶解して除去されるのが防止されるからである。
色に保持する方法は、褐変した植物を優れた色調の緑色
に復元できると共に、植物を緑色に処理して緑色に長期
保存できる特長がある。本発明の方法で処理した植物
は、水に浸漬して緑色が退色することが少なく、長時間
にわたって緑色を保持できる特長もある。それは、亜鉛
が、マグネシウムよりもイオン化傾向が小さく、亜鉛が
水に溶解して除去されるのが防止されるからである。
【0038】さらに、亜鉛は銅のように人体に悪影響を
与えることが少なく、また、鉄のように植物を黒ずんた
緑色とすることもない。このため、本発明の方法で処理
した植物は、自然の葉緑素に近い緑色となり、しかもそ
の色は変色せず、さらにまた、処理した植物に薬害等の
心配がない極めて優れた特長がある。
与えることが少なく、また、鉄のように植物を黒ずんた
緑色とすることもない。このため、本発明の方法で処理
した植物は、自然の葉緑素に近い緑色となり、しかもそ
の色は変色せず、さらにまた、処理した植物に薬害等の
心配がない極めて優れた特長がある。
【0039】さらに、本発明の方法は、顔料や染料で着
色するのではなく、植物に含まれていた葉緑素を緑色に
復元させるので、たとえば、赤や紫等の花と、緑色であ
った葉等を含む植物を一緒に処理しても、緑色であった
部分のみを緑色とし、花の部分等を緑色に着色すること
がない。このため、種々の植物全体を処理するにもかか
わらず、緑色であった部分のみを選択して緑色に復元で
きる特長がある。
色するのではなく、植物に含まれていた葉緑素を緑色に
復元させるので、たとえば、赤や紫等の花と、緑色であ
った葉等を含む植物を一緒に処理しても、緑色であった
部分のみを緑色とし、花の部分等を緑色に着色すること
がない。このため、種々の植物全体を処理するにもかか
わらず、緑色であった部分のみを選択して緑色に復元で
きる特長がある。
Claims (2)
- 【請求項1】 退色した植物を金属イオンを含む溶液に
接触させて、金属イオンの作用で植物の緑色を復元し、
あるいは緑色に保持する方法において、 金属イオンを含む溶液に亜鉛イオンを含む溶液を使用す
ることを特徴とする植物の緑色を復元しあるいは緑色に
保持する方法。 - 【請求項2】 亜鉛イオンを含む溶液が、鉄イオンも含
有している請求項1に記載される植物の緑色を復元しあ
るいは緑色に保持する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195683A JP2872971B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195683A JP2872971B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014530A true JPH1014530A (ja) | 1998-01-20 |
JP2872971B2 JP2872971B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=16345270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195683A Expired - Fee Related JP2872971B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872971B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003063615A1 (en) * | 2002-02-01 | 2003-08-07 | Itoham Foods Inc. | Natural red pigments and foods and food materials containing the pigments |
WO2008041517A1 (fr) * | 2006-10-03 | 2008-04-10 | Kirin Beverage Company, Limited | Boisson aux lÉgumes verts conditionnÉe en conteneurs |
JP2010022301A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Sato Unso:Kk | 海藻の加工方法 |
JP2011239761A (ja) * | 2010-05-15 | 2011-12-01 | Koumura Techno:Kk | 緑色植物の熱変色防止の方法及び熱変色しないレトルト食品。 |
JP2014060962A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | ケール及び/又はモロヘイヤ含有食品、及び、ケール及び/又はモロヘイヤ含有食品の色調改善方法 |
WO2020027283A1 (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | サントリーホールディングス株式会社 | クロロフィルを含有する植物抽出液の製造方法 |
JP2021500410A (ja) * | 2017-10-25 | 2021-01-07 | 四川森隆生物科技有限公司 | 竹の粉末およびその製造方法と使用 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8195683A patent/JP2872971B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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AU2003211905B8 (en) * | 2002-02-01 | 2007-07-05 | Itoham Foods Inc. | Natural red pigment and food product and food material containing the pigment |
US7507428B2 (en) | 2002-02-01 | 2009-03-24 | Itoham Foods Inc. | Natural red pigment and food product and food material containing the pigment |
WO2008041517A1 (fr) * | 2006-10-03 | 2008-04-10 | Kirin Beverage Company, Limited | Boisson aux lÉgumes verts conditionnÉe en conteneurs |
JP2010022301A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Sato Unso:Kk | 海藻の加工方法 |
JP4598847B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2010-12-15 | 株式会社佐藤運送 | 海藻の加工方法 |
JP2011239761A (ja) * | 2010-05-15 | 2011-12-01 | Koumura Techno:Kk | 緑色植物の熱変色防止の方法及び熱変色しないレトルト食品。 |
JP2014060962A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | ケール及び/又はモロヘイヤ含有食品、及び、ケール及び/又はモロヘイヤ含有食品の色調改善方法 |
JP2021500410A (ja) * | 2017-10-25 | 2021-01-07 | 四川森隆生物科技有限公司 | 竹の粉末およびその製造方法と使用 |
WO2020027283A1 (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | サントリーホールディングス株式会社 | クロロフィルを含有する植物抽出液の製造方法 |
JPWO2020027283A1 (ja) * | 2018-08-03 | 2021-08-02 | サントリーホールディングス株式会社 | クロロフィルを含有する植物抽出液の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2872971B2 (ja) | 1999-03-24 |
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