JPS5825413B2 - 梅実食品の製造方法 - Google Patents
梅実食品の製造方法Info
- Publication number
- JPS5825413B2 JPS5825413B2 JP56005726A JP572681A JPS5825413B2 JP S5825413 B2 JPS5825413 B2 JP S5825413B2 JP 56005726 A JP56005726 A JP 56005726A JP 572681 A JP572681 A JP 572681A JP S5825413 B2 JPS5825413 B2 JP S5825413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- food
- plum
- plums
- fruit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、梅干を改良した梅実食品の製造方法に関す
るものである。
るものである。
従来、梅実に食塩を配きさせ適宜紫蘇の葉等を加えて樽
漬けにし食塩がよく浸漬した後、樽から取り出して天日
により乾燥して成る食品は、梅干としてよく知られてい
るものである。
漬けにし食塩がよく浸漬した後、樽から取り出して天日
により乾燥して成る食品は、梅干としてよく知られてい
るものである。
一般に、梅干はアルカリ食品としてそれを食することは
健康上良いとされている。
健康上良いとされている。
しかしながら、上記の梅干等の漬梅食品は、食塩を多く
含有しているので人によっては塩分の過剰食品として高
血圧等の健康上の危惧から、又は梅実特有の激酸味等か
ら敬遠されるところが多かった。
含有しているので人によっては塩分の過剰食品として高
血圧等の健康上の危惧から、又は梅実特有の激酸味等か
ら敬遠されるところが多かった。
そのため、天日によって乾燥した後水洗し、梅実表皮π
析出した食塩を除去していた。
析出した食塩を除去していた。
しかし、水洗するだけでは塩分の除去作用は十分でなく
、又梅実表皮がとろけて品性が悪くなる等の欠点を有し
ていた。
、又梅実表皮がとろけて品性が悪くなる等の欠点を有し
ていた。
そこで、この発明の目的とするところは、それらの欠点
を解消すると共に、梅干の過剰の塩分を除去し、梅実特
有の激酸味を緩和させると共に、ミネラル物質を含有さ
せることによりソフトな風味を醸し出す梅実食品の製造
方法を提供することにある。
を解消すると共に、梅干の過剰の塩分を除去し、梅実特
有の激酸味を緩和させると共に、ミネラル物質を含有さ
せることによりソフトな風味を醸し出す梅実食品の製造
方法を提供することにある。
以1、この発明の詳細な説明すると、完熟の梅実に食塩
を配合させて樽漬けにし、食塩がよく浸透したところで
樽から取り出して、天日により乾燥させ梅干としての食
品にカロエしたものを、さらに数日間天日に乾燥させて
出来るだけ梅実内の水分を蒸発させる。
を配合させて樽漬けにし、食塩がよく浸透したところで
樽から取り出して、天日により乾燥させ梅干としての食
品にカロエしたものを、さらに数日間天日に乾燥させて
出来るだけ梅実内の水分を蒸発させる。
茨に、カルシウムイオン、カリウムイオン、マグネシウ
ムイオン、第一鉄イオン等のミネラル物質を含有する重
曹温泉に、上記梅干を浸漬する。
ムイオン、第一鉄イオン等のミネラル物質を含有する重
曹温泉に、上記梅干を浸漬する。
そして、前記のミネラル物質が梅実表皮を隔膜として透
析し梅実内に浸透した後、この梅干を重曹温泉から引き
上げ水切りをする。
析し梅実内に浸透した後、この梅干を重曹温泉から引き
上げ水切りをする。
上述の構成において梅干としての食品に加工する段階に
ついては、その他の公知方法を実施することができる。
ついては、その他の公知方法を実施することができる。
次の梅実内の水分を出来るだけ蒸発させるという段階は
、梅干の重曹温泉への浸漬時間を短縮するためのもので
ある。
、梅干の重曹温泉への浸漬時間を短縮するためのもので
ある。
すなわち、重曹温泉の梅実内への浸透を良くし、梅実内
の塩分の解離、梅実内へのミネラル物質の浸漬を効率良
くするためである。
の塩分の解離、梅実内へのミネラル物質の浸漬を効率良
くするためである。
そして、梅干を重曹温泉に浸漬する段階においては、梅
実特有の激酸味を示す有機酸成分(クエン酸、ニコチン
酸、リンゴ酸、アミノ酸等)と、梅実表皮をとおして浸
漬したミネラル物質とが化学結合することにより、その
激酸味が緩和される。
実特有の激酸味を示す有機酸成分(クエン酸、ニコチン
酸、リンゴ酸、アミノ酸等)と、梅実表皮をとおして浸
漬したミネラル物質とが化学結合することにより、その
激酸味が緩和される。
又、天然の活性イオン液中の炭酸イオン、硫化イオン等
は、風味添加の補助的効果を充分に担っているものと考
えられる。
は、風味添加の補助的効果を充分に担っているものと考
えられる。
以上の如く、この発明の方法により製造された梅実食品
は、梅実の過剰の塩分が除去されており、梅実特有の激
酸味が緩和され、さらに一般の梅干に比べて数倍のミネ
ラル物質を含有しており、ソフトな風味を醸し出すと共
に、又塩分が解離され淡味の梅実食品となるにかかわら
ずカビが発生せず、梅実の表皮が引き締まって品性を保
つという優れた作用効果を有しており、血液のアルカリ
保全に役立つ健康食品として最適である。
は、梅実の過剰の塩分が除去されており、梅実特有の激
酸味が緩和され、さらに一般の梅干に比べて数倍のミネ
ラル物質を含有しており、ソフトな風味を醸し出すと共
に、又塩分が解離され淡味の梅実食品となるにかかわら
ずカビが発生せず、梅実の表皮が引き締まって品性を保
つという優れた作用効果を有しており、血液のアルカリ
保全に役立つ健康食品として最適である。
次に、この発明に係る梅実食品の製造方法の実施例を示
す。
す。
実施例
梅実に食塩を配合させて樽漬けにし、食塩がよく浸透し
たものを樽から揚げ6〜7日間天日に干す。
たものを樽から揚げ6〜7日間天日に干す。
次に、これを表■に記す成分で湯温30℃の温泉に20
時間程度浸漬した後、引き上げ水切りをしてこの発明の
梅実食品を得た。
時間程度浸漬した後、引き上げ水切りをしてこの発明の
梅実食品を得た。
Claims (1)
- 1 梅実を塩漬けにし、塩がよく浸漬した後天日により
乾燥して成る梅干を、ミネラル物質を含む重曹温泉に浸
漬することを特徴とする梅実食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56005726A JPS5825413B2 (ja) | 1981-01-17 | 1981-01-17 | 梅実食品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56005726A JPS5825413B2 (ja) | 1981-01-17 | 1981-01-17 | 梅実食品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57118754A JPS57118754A (en) | 1982-07-23 |
JPS5825413B2 true JPS5825413B2 (ja) | 1983-05-27 |
Family
ID=11619121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56005726A Expired JPS5825413B2 (ja) | 1981-01-17 | 1981-01-17 | 梅実食品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825413B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61104745A (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-23 | Taiji Kiyomoto | 梅実食品の製造方法 |
CN108651922B (zh) * | 2018-04-18 | 2021-10-01 | 漳州蒂妮食品有限公司 | 一种草莓干的高效高质量加工工艺 |
-
1981
- 1981-01-17 JP JP56005726A patent/JPS5825413B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57118754A (en) | 1982-07-23 |
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