JPH10138727A - サスペンション構造 - Google Patents
サスペンション構造Info
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- JPH10138727A JPH10138727A JP8303262A JP30326296A JPH10138727A JP H10138727 A JPH10138727 A JP H10138727A JP 8303262 A JP8303262 A JP 8303262A JP 30326296 A JP30326296 A JP 30326296A JP H10138727 A JPH10138727 A JP H10138727A
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- Japan
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- dynamic damper
- suspension
- suspension strut
- bracket
- strut
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G15/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
- B60G15/02—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
- B60G15/06—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
- B60G15/062—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G13/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers
- B60G13/16—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers having dynamic absorbers as main damping means, i.e. spring-mass system vibrating out of phase
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/43—Fittings, brackets or knuckles
- B60G2204/4305—Bracket for mounting of hydraulic lines on a damper cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドライブシャフト回転６次成分に基づく車室
内こもり音の抑制を可能とする。 【解決手段】 プロペラシャフトを介して後輪側が駆動
される自動車のサスペンションストラット１を備えたリ
ヤサスペンション構造において、サスペンションストラ
ット１の上下中間部外周に、ダイナミックダンパ１３を
設けたことを特徴とする。
内こもり音の抑制を可能とする。 【解決手段】 プロペラシャフトを介して後輪側が駆動
される自動車のサスペンションストラット１を備えたリ
ヤサスペンション構造において、サスペンションストラ
ット１の上下中間部外周に、ダイナミックダンパ１３を
設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンションス
トラットを備えたサスペンション構造に関する。
トラットを備えたサスペンション構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のサスペンション構造としては、例
えば１９９２年１２月１９日（株）グランプリ出版発行
の「自動車のメカはどうなっているか シャーシ／ボデ
ィ系」の第２６頁などに記載されたものがある。
えば１９９２年１２月１９日（株）グランプリ出版発行
の「自動車のメカはどうなっているか シャーシ／ボデ
ィ系」の第２６頁などに記載されたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より高
速走行時に車室内にこもった状態で発生し、乗員に不快
感を与えるこもり音が問題となっていた。そこで、出願
人が解析を進めたところ、本こもり音はドライブシャフ
ト回転６次成分の寄与が大きく、しかもドライブシャフ
ト６次成分こもり音の主入力がリヤサスペンションであ
ることが分かった。
速走行時に車室内にこもった状態で発生し、乗員に不快
感を与えるこもり音が問題となっていた。そこで、出願
人が解析を進めたところ、本こもり音はドライブシャフ
ト回転６次成分の寄与が大きく、しかもドライブシャフ
ト６次成分こもり音の主入力がリヤサスペンションであ
ることが分かった。
【０００４】尚、本解析においては、四輪駆動車やフロ
ントエンジンリヤドライブの二輪駆動車を前提としてお
り、トータルギヤ比、即ちトランスミッションギヤ比
と、リヤデファレンシャル側のファイナルギヤ比とに関
するトータルギヤ比を一般的な約３付近としている。
ントエンジンリヤドライブの二輪駆動車を前提としてお
り、トータルギヤ比、即ちトランスミッションギヤ比
と、リヤデファレンシャル側のファイナルギヤ比とに関
するトータルギヤ比を一般的な約３付近としている。
【０００５】そこで、リヤサスペンション系での加振試
験を行なったところ、９０ヘルツ近傍に振動の固有値が
存在することがわかった。
験を行なったところ、９０ヘルツ近傍に振動の固有値が
存在することがわかった。
【０００６】そこで本発明は簡単な構造によりサスペン
ション系の振動の固有値を変化させることにより、こも
り音の抑制を図ることのできるサスペンション構造の提
供を課題とする。
ション系の振動の固有値を変化させることにより、こも
り音の抑制を図ることのできるサスペンション構造の提
供を課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、プロ
ペラシャフトを介して後輪側が駆動される自動車のサス
ペンションストラットを備えたサスペンション構造にお
いて、前記サスペンションストラットの上下中間部外周
に、ダイナミックダンパを設けたことを特徴とする。
ペラシャフトを介して後輪側が駆動される自動車のサス
ペンションストラットを備えたサスペンション構造にお
いて、前記サスペンションストラットの上下中間部外周
に、ダイナミックダンパを設けたことを特徴とする。
【０００８】従って、サスペンションのサスペンション
ストラットに設けたダイナミックダンパによってサスペ
ンションの共振周波数を容易に分散させることができ
る。
ストラットに設けたダイナミックダンパによってサスペ
ンションの共振周波数を容易に分散させることができ
る。
【０００９】請求項２の発明は、請求項１記載のサスペ
ンション構造であって、前記ダイナミックダンパは、前
記サスペンションストラットのグランドパッキンとロア
ーシートとの間に設けたことを特徴とする。
ンション構造であって、前記ダイナミックダンパは、前
記サスペンションストラットのグランドパッキンとロア
ーシートとの間に設けたことを特徴とする。
【００１０】従って、請求項１の発明の作用に加え、ダ
イナミックダンパをグランドパッキンとロアーシートと
の間に設けることによってサスペンションストラットの
振動伝達の腹にダイナミックダンパを設定することがで
きる。
イナミックダンパをグランドパッキンとロアーシートと
の間に設けることによってサスペンションストラットの
振動伝達の腹にダイナミックダンパを設定することがで
きる。
【００１１】請求項３の発明は、請求項２記載のサスペ
ンション構造であって、前記ダイナミックダンパは、前
記ロアーシート上に取付けたことを特徴とする。
ンション構造であって、前記ダイナミックダンパは、前
記ロアーシート上に取付けたことを特徴とする。
【００１２】従って、請求項２の発明の作用に加え、ダ
イナミックダンパをロアーシート上に取付けることによ
って、簡単に取付けることができる。
イナミックダンパをロアーシート上に取付けることによ
って、簡単に取付けることができる。
【００１３】請求項４の発明は、請求項３記載のサスペ
ンション構造であって、前記ダイナミックダンパは、前
記ロアーシートに固定したブラケットと、該ブラケット
の弾性体を介して支持したマスとからなることを特徴と
する。
ンション構造であって、前記ダイナミックダンパは、前
記ロアーシートに固定したブラケットと、該ブラケット
の弾性体を介して支持したマスとからなることを特徴と
する。
【００１４】従って、請求項３の発明の作用に加え、ロ
アーシートに固定したブラケットと、該ブラケットに弾
性体を介して支持したマスとによってダイナミックダン
パを容易に構成することができる。
アーシートに固定したブラケットと、該ブラケットに弾
性体を介して支持したマスとによってダイナミックダン
パを容易に構成することができる。
【００１５】請求項５の発明は、請求項４記載のサスペ
ンション構造であって、前記ブラケットは、前記マスを
囲む形状であることを特徴とする。
ンション構造であって、前記ブラケットは、前記マスを
囲む形状であることを特徴とする。
【００１６】従って、請求項４の発明の作用に加え、ブ
ラケットによってマスを囲むことができる。
ラケットによってマスを囲むことができる。
【００１７】
【発明の効果】請求項１の発明では、サスペンションで
の振動レベルの低減を図ることができ、ドライブシャフ
ト回転６次成分に基づく車室内こもり音を抑制すること
ができる。
の振動レベルの低減を図ることができ、ドライブシャフ
ト回転６次成分に基づく車室内こもり音を抑制すること
ができる。
【００１８】請求項２の発明では、請求項１の発明の効
果に加え、ダイナミックダンパをサスペンションストラ
ットの振動伝達の腹となる部分に設けることによって、
サスペンションの振動レベルの低減をより確実に行なう
ことができ、車室内のこもり音をより確実に抑制するこ
とができる。
果に加え、ダイナミックダンパをサスペンションストラ
ットの振動伝達の腹となる部分に設けることによって、
サスペンションの振動レベルの低減をより確実に行なう
ことができ、車室内のこもり音をより確実に抑制するこ
とができる。
【００１９】請求項３の発明では、請求項２の発明の効
果に加え、ダイナミックダンパをロアーシート上に取付
けることによって、確実な取付けを行うことができる。
果に加え、ダイナミックダンパをロアーシート上に取付
けることによって、確実な取付けを行うことができる。
【００２０】請求項４の発明では、請求項３の発明の効
果に加え、ロアーシートに固定したブラケットと該ブラ
ケットに弾性体を介して支持したマスとによって、ダイ
ナミックダンパを確実に支持することができる。
果に加え、ロアーシートに固定したブラケットと該ブラ
ケットに弾性体を介して支持したマスとによって、ダイ
ナミックダンパを確実に支持することができる。
【００２１】請求項５の発明では、請求項４の発明の効
果に加え、ブラケットがマスを囲むことによって車両衝
突時などにおいてマスが飛散することを防止することが
できる。
果に加え、ブラケットがマスを囲むことによって車両衝
突時などにおいてマスが飛散することを防止することが
できる。
【００２２】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施形態を示し
ており、例えば、フロントエンジンリヤドライブの自動
車のリヤサスペンション構造及びリヤアクスル構造の斜
視図を示している。前記リヤサスペンション構造は、サ
スペンションストラット１、後輪のホイールハブ３、サ
スペンションメンバ４、パラレルリンク５、ラジアスロ
ッド７、及びスタビライザ８などからなっている。リヤ
アクスル構造はリヤデファレンシャル装置９から左右の
車軸１１が延設され、前記ホイールハブ３側に結合され
たものとなっている。リヤデファレンシャル装置９はそ
の図示しないリングギヤが図示しないプロペラシャフト
の後端側に結合されたドライブシャフトのドライブピニ
オンギヤに噛合している。なお、トランスミッションギ
ヤ比と、ドライブピニオンギヤ及びリングギヤのギヤ比
とに関するトータルギヤ比は、一般的な約３となってい
る。そして、エンジンの回転によってトランスミッショ
ンからプロペラシャフト及びドライブシャフト、ドライ
ブピニオンギヤ、リングギヤを介してリヤデファレンシ
ャル装置９が回転駆動され、左右の車軸１１を介して左
右後輪のホイールハブ３に回転が伝達されるようになっ
ている。
ており、例えば、フロントエンジンリヤドライブの自動
車のリヤサスペンション構造及びリヤアクスル構造の斜
視図を示している。前記リヤサスペンション構造は、サ
スペンションストラット１、後輪のホイールハブ３、サ
スペンションメンバ４、パラレルリンク５、ラジアスロ
ッド７、及びスタビライザ８などからなっている。リヤ
アクスル構造はリヤデファレンシャル装置９から左右の
車軸１１が延設され、前記ホイールハブ３側に結合され
たものとなっている。リヤデファレンシャル装置９はそ
の図示しないリングギヤが図示しないプロペラシャフト
の後端側に結合されたドライブシャフトのドライブピニ
オンギヤに噛合している。なお、トランスミッションギ
ヤ比と、ドライブピニオンギヤ及びリングギヤのギヤ比
とに関するトータルギヤ比は、一般的な約３となってい
る。そして、エンジンの回転によってトランスミッショ
ンからプロペラシャフト及びドライブシャフト、ドライ
ブピニオンギヤ、リングギヤを介してリヤデファレンシ
ャル装置９が回転駆動され、左右の車軸１１を介して左
右後輪のホイールハブ３に回転が伝達されるようになっ
ている。
【００２３】一方、本発明の実施形態では、前記サスペ
ンションストラット１の上下中間部外周にダイナミック
ダンパ１３が設けられている。即ち、前記サスペンショ
ンストラット１はその下端がストラット結合ブラケット
１５を介してホイールハブ３側に結合され、上端はイン
シュレータ１７を介して車体側であるストラットハウジ
ング（図示せず）に結合されている。
ンションストラット１の上下中間部外周にダイナミック
ダンパ１３が設けられている。即ち、前記サスペンショ
ンストラット１はその下端がストラット結合ブラケット
１５を介してホイールハブ３側に結合され、上端はイン
シュレータ１７を介して車体側であるストラットハウジ
ング（図示せず）に結合されている。
【００２４】前記ダイナミックダンパ１３は前記サスペ
ンションストラット１のロアーシート１９に取付けられ
ており、ロアーシート１９はコイルスプリング２１の下
端を支持するものである。ダイナミックダンパ１３をロ
アーシート１９に取付けることによって図２，図３のよ
うに、ダイナミックダンパ１３がロアーシート１９とグ
ランドパッキン２３との間に設けられた構成となってい
る。即ち、ダイナミックダンパ１３はサスペンションス
トラット１の振動伝達の腹となる部分に配置されたもの
である。
ンションストラット１のロアーシート１９に取付けられ
ており、ロアーシート１９はコイルスプリング２１の下
端を支持するものである。ダイナミックダンパ１３をロ
アーシート１９に取付けることによって図２，図３のよ
うに、ダイナミックダンパ１３がロアーシート１９とグ
ランドパッキン２３との間に設けられた構成となってい
る。即ち、ダイナミックダンパ１３はサスペンションス
トラット１の振動伝達の腹となる部分に配置されたもの
である。
【００２５】図４〜図９のように前記ロアーシート１９
にはコイルスプリング２１の内径側においてダンパー支
持部２５，２７が設けられている。ダンパー支持部２
５，２７は図４及び図４のＶ−Ｖ線及びＶＩ−ＶＩ線矢
視に示す図５，図６の断面で示すように、略平坦に形成
され、特に図４の斜線で示す部分は取付けのための平面
が確保されている。該ダンパー支持部２５，２７には取
付用の貫通孔２９，３１が設けられている。前記ダンパ
ー支持部２５，２７間においてロアーシート１９には連
続面３３が形成され、図４のＶＩＩ−ＶＩＩ線矢視で示
す図７の断面のようにダンパー支持部２５，２７間の連
結面３３はダンパー支持部２５，２７よりも若干低く形
成されている。
にはコイルスプリング２１の内径側においてダンパー支
持部２５，２７が設けられている。ダンパー支持部２
５，２７は図４及び図４のＶ−Ｖ線及びＶＩ−ＶＩ線矢
視に示す図５，図６の断面で示すように、略平坦に形成
され、特に図４の斜線で示す部分は取付けのための平面
が確保されている。該ダンパー支持部２５，２７には取
付用の貫通孔２９，３１が設けられている。前記ダンパ
ー支持部２５，２７間においてロアーシート１９には連
続面３３が形成され、図４のＶＩＩ−ＶＩＩ線矢視で示
す図７の断面のようにダンパー支持部２５，２７間の連
結面３３はダンパー支持部２５，２７よりも若干低く形
成されている。
【００２６】前記ダイナミックダンパ１３は図８，図９
のようにロアーシート１９に固定したブラケット３５と
該ブラケット３５に弾性体３７，３９を介して支持した
マス４１とからなっている。前記ブラケット３５はロア
ー部４３及びアッパー部４５からなり、車体前後方向に
沿う配置となっている。
のようにロアーシート１９に固定したブラケット３５と
該ブラケット３５に弾性体３７，３９を介して支持した
マス４１とからなっている。前記ブラケット３５はロア
ー部４３及びアッパー部４５からなり、車体前後方向に
沿う配置となっている。
【００２７】前記ロアー部４３は前記ダンパー支持部２
５からダンパー支持部２７へ渡るようにスチール等の平
板で形成され、平面から見てロアーシート１９の対応し
た弧状をなしている。該ロアー部４３の両端４３ａ，４
３ｂは、前記ダンパー支持部２５，２７に取付けられた
状態で、その中間部で前記面３３との間に隙間ができる
ように形成されている。また、ロアー部４３の両端４３
ａ，４３ｂには、締結用の貫通孔がそれぞれ設けられ、
貫通孔の周囲に仮止め用の凸部４４がそれぞれ３ヶ所に
設けられている。
５からダンパー支持部２７へ渡るようにスチール等の平
板で形成され、平面から見てロアーシート１９の対応し
た弧状をなしている。該ロアー部４３の両端４３ａ，４
３ｂは、前記ダンパー支持部２５，２７に取付けられた
状態で、その中間部で前記面３３との間に隙間ができる
ように形成されている。また、ロアー部４３の両端４３
ａ，４３ｂには、締結用の貫通孔がそれぞれ設けられ、
貫通孔の周囲に仮止め用の凸部４４がそれぞれ３ヶ所に
設けられている。
【００２８】前記アッパー部４５はスチール等の平板で
形成され、両端の固定部４５ａと、該固定部４５ａに続
く縦壁部４５ｂと、該縦壁部４５ｂ間を連結する横壁部
４５ｃとでなっている。横壁部４５ｃは前記ロアー部４
３に倣って弧状を呈している。前記固定部４５ａ上には
ウエルドナット４７が設けられている。前記固定部４５
ａにはウエルドナット４７のねじ穴と同心の図示しない
貫通孔が設けられている。該貫通孔の周囲において前記
ロアー部４３の仮止め用の凸部に嵌合する仮止め用の凹
部４８が設けられている。
形成され、両端の固定部４５ａと、該固定部４５ａに続
く縦壁部４５ｂと、該縦壁部４５ｂ間を連結する横壁部
４５ｃとでなっている。横壁部４５ｃは前記ロアー部４
３に倣って弧状を呈している。前記固定部４５ａ上には
ウエルドナット４７が設けられている。前記固定部４５
ａにはウエルドナット４７のねじ穴と同心の図示しない
貫通孔が設けられている。該貫通孔の周囲において前記
ロアー部４３の仮止め用の凸部に嵌合する仮止め用の凹
部４８が設けられている。
【００２９】そして、ロアー部４３の両端４３ａ，４３
ｂ及びアッパー部４５の固定部４５ａは、凸部４４及び
凹部４８の嵌合による仮止めによって、それぞれの貫通
孔が位置合わせされつつ前記ロアーシート１９のダンパ
ー支持部２５，２７上に配置され、ダンパー支持部２
５，２７の貫通孔２９，３１の下側から差し込まれたボ
ルトをウエルドナット４７に締結することによって、ダ
ンパー支持部２５，２７に固定される。
ｂ及びアッパー部４５の固定部４５ａは、凸部４４及び
凹部４８の嵌合による仮止めによって、それぞれの貫通
孔が位置合わせされつつ前記ロアーシート１９のダンパ
ー支持部２５，２７上に配置され、ダンパー支持部２
５，２７の貫通孔２９，３１の下側から差し込まれたボ
ルトをウエルドナット４７に締結することによって、ダ
ンパー支持部２５，２７に固定される。
【００３０】前記弾性体３７は矩形平板状を呈し、下面
は前記ブラケット３５のロアー部４３上に固定され、上
面には前記マス４１を固定している。前記弾性体３９は
ピンによって形成され、前記マス４１の上面に差し込ま
れている。弾性体３９は前記アッパー部４５の横壁部４
５ｃ中央を貫通して、横壁部４５ｃの上面側でナット４
９の締結によって固定されている。
は前記ブラケット３５のロアー部４３上に固定され、上
面には前記マス４１を固定している。前記弾性体３９は
ピンによって形成され、前記マス４１の上面に差し込ま
れている。弾性体３９は前記アッパー部４５の横壁部４
５ｃ中央を貫通して、横壁部４５ｃの上面側でナット４
９の締結によって固定されている。
【００３１】前記マス４１は全体が矩形体に形成され、
平面から見て前記ブラケット３５のロアー部４３及びア
ッパー部４５に倣うように弧状に形成されロアー部４３
及びアッパー部４５で囲まれた形態となっている。
平面から見て前記ブラケット３５のロアー部４３及びア
ッパー部４５に倣うように弧状に形成されロアー部４３
及びアッパー部４５で囲まれた形態となっている。
【００３２】そして、マス４１の質量と弾性体３７，３
９のばね定数の設定とによってダイナミックダンパ１３
としての特性を設定し、サスペンションの振動の固有値
を分散させるように設定している。
９のばね定数の設定とによってダイナミックダンパ１３
としての特性を設定し、サスペンションの振動の固有値
を分散させるように設定している。
【００３３】このようにサスペンションストラット１の
ロアーシート１９とグランドパッキン２３との間にダイ
ナミックダンパ１３を配置することによって、サスペン
ションストラット１の振動伝達の腹となる部分にダイナ
ミックダンパ１３が配置されることになり、ダイナミッ
クダンパ１３として効率的に作用させることができ、振
動伝達を確実に抑制することができる。
ロアーシート１９とグランドパッキン２３との間にダイ
ナミックダンパ１３を配置することによって、サスペン
ションストラット１の振動伝達の腹となる部分にダイナ
ミックダンパ１３が配置されることになり、ダイナミッ
クダンパ１３として効率的に作用させることができ、振
動伝達を確実に抑制することができる。
【００３４】従って、トータルギヤ比が３であって、エ
ンジン回転２次成分とドライブシャフト回転６次成分と
の干渉による車室内のこもり音を確実に抑制することが
できる。
ンジン回転２次成分とドライブシャフト回転６次成分と
の干渉による車室内のこもり音を確実に抑制することが
できる。
【００３５】又、ダイナミックダンパ１３をロアーシー
ト１９に取付けることによって、取付けを容易とし、サ
スペンションストラット１の振動伝達の腹に確実に配置
することができる。
ト１９に取付けることによって、取付けを容易とし、サ
スペンションストラット１の振動伝達の腹に確実に配置
することができる。
【００３６】さらに、ダイナミックダンパ１３のマス４
１はブラケット３５のロアー部４３とアッパー部４５と
の間に確実に支持された構成となっているので、マス４
１を確実に支持することができる。従って、車両衝突時
等において、マス４１が飛散することを抑制することが
できる。特に、ブラケット３５は車体前後方向に沿った
形態で配置されているため、車体前後方向の衝突時にマ
ス４１の動きがアッパー部４５の縦壁部４５ｂなどによ
って規制され、その飛散を確実に抑制することができ
る。
１はブラケット３５のロアー部４３とアッパー部４５と
の間に確実に支持された構成となっているので、マス４
１を確実に支持することができる。従って、車両衝突時
等において、マス４１が飛散することを抑制することが
できる。特に、ブラケット３５は車体前後方向に沿った
形態で配置されているため、車体前後方向の衝突時にマ
ス４１の動きがアッパー部４５の縦壁部４５ｂなどによ
って規制され、その飛散を確実に抑制することができ
る。
【００３７】又、マス４１をブラケット３５を介してロ
アーシート１９に取付けるから、その取付けが極めて容
易である。
アーシート１９に取付けるから、その取付けが極めて容
易である。
【図１】本発明の一実施形態にかかるリヤサスペンショ
ン構造をリヤアクスル構造と共に示す斜視図である。
ン構造をリヤアクスル構造と共に示す斜視図である。
【図２】サスペンションストラットに対するダイナミッ
クダンパの取付位置を示す要部側面図である。
クダンパの取付位置を示す要部側面図である。
【図３】ロアーシートに対するダイナミックダンパの取
付けを示す要部平面図である。
付けを示す要部平面図である。
【図４】ロアーシートの平面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線矢視断面図である。
【図６】図４のＶＩ−ＶＩ線矢視断面図である。
【図７】図４のＶＩＩ−ＶＩＩ線矢視断面図である。
【図８】ダイナミックダンパの取付けを示す要部斜視図
である。
である。
【図９】ダイナミックダンパの取付けを示す要部平面図
である。
である。
１ サスペンションストラット １３ ダイナミックダンパ １９ ロアーシート ２３ グランドパッキン ３５ ブラケット ３７，３９ 弾性体 ４１ マス
Claims (5)
- 【請求項１】 プロペラシャフトを介して後輪側が駆動
される自動車のサスペンションストラットを備えたサス
ペンション構造において、 前記サスペンションストラットの上下中間部外周に、ダ
イナミックダンパを設けたことを特徴とするサスペンシ
ョン構造。 - 【請求項２】 請求項１記載のサスペンション構造であ
って、 前記ダイナミックダンパは、前記サスペンションストラ
ットのグランドパッキンとロアーシートとの間に設けた
ことを特徴とするサスペンション構造。 - 【請求項３】 請求項２記載のサスペンション構造であ
って、 前記ダイナミックダンパは、前記ロアーシート上に取付
けたことを特徴とするサスペンション構造。 - 【請求項４】 請求項３記載のサスペンション構造であ
って、 前記ダイナミックダンパは、前記ロアーシートに固定し
たブラケットと、該ブラケットに弾性体を介して支持し
たマスとからなることを特徴とするサスペンション構
造。 - 【請求項５】 請求項４記載のサスペンション構造であ
って、 前記ブラケットは、前記マスを囲む形状であることを特
徴とするサスペンション構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303262A JPH10138727A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | サスペンション構造 |
| US08/970,157 US6123350A (en) | 1996-11-14 | 1997-11-13 | Vibration damper equipped suspension system for automotive vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303262A JPH10138727A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | サスペンション構造 |
Publications (1)
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| JPH10138727A true JPH10138727A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17918848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8303262A Pending JPH10138727A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | サスペンション構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6123350A (ja) |
| JP (1) | JPH10138727A (ja) |
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