JP3509606B2 - キャビン付き走行車両 - Google Patents

キャビン付き走行車両

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JP3509606B2
JP3509606B2 JP04007399A JP4007399A JP3509606B2 JP 3509606 B2 JP3509606 B2 JP 3509606B2 JP 04007399 A JP04007399 A JP 04007399A JP 4007399 A JP4007399 A JP 4007399A JP 3509606 B2 JP3509606 B2 JP 3509606B2
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traveling vehicle
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榮一 石田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、走行車体にキャビ
ンを搭載したトラクタ等の、キャビン付き走行車両に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、走行車体にキャビンを搭載した、
キャビン付きトラクタがある。前記走行車体はエンジ
ン、クラッチハウジング、ミッションケース等を前後方
向に直結して主構成されている。また、キャビンの前部
は、ミッションケースの前部側面に左右方向外方突出状
に取付固定されたキャビンブラケットに支持されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにおい
て、キャビンの前部を支持するキャビンブラケットに、
キャビンに搭乗するための踏段としての補助ステップを
設けることが考えられている。しかしながら、このもの
にあっては、エンジンの振動がキャビンブラケット及び
補助ステップに伝わるが、特に、補助ステップがエンジ
ン回転の2次成分と一致して共振すると共に、この補助
ステップの振動数と、キャビン室内の気柱(キャビン室
内の空気)の固有振動数とが一致し、共鳴が起こって
「こもり音」が発生することがある。 【0004】そこで、本発明は、走行車体に取付固定さ
れていてキャビンの前部を支持するキャビンブラケット
に補助ステップが設けられた走行車両の、キャビン室内
の騒音を低減することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明が前記技術的課題
を解決するために講じた技術的手段は、エンジンと、こ
れに連結される伝動ケースとから走行車体が主構成さ
れ、この走行車体上にキャビンが搭載されたキャビン付
き走行車両において、前記走行車体に取付固定されてい
てキャビンの前部を支持するキャビンブラケットに補助
ステップが設けられ、この補助ステップは、走行車体に
固定された筒状のブラケットに踏み台を設けてなり、前
記ブラケット内に振動を抑制する制振マスを挿入して固
定したことを特徴とする。 【0006】 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図2において、1は、
走行車両として例示するトラクタの走行車体で、エンジ
ン2と、このエンジン2からの動力を駆動輪及びPTO
軸等に伝達する動力伝達機構を収納する伝動ケース3と
を結合して主構成されており、左右一対の前輪及び後輪
によって走行可能に支持されている。なお、伝動ケース
3は、エンジン2の後方に結合されていてクラッチを収
納するクラッチハウジングと、このクラッチハウジング
の後方に結合されていて変速装置等を収納するミッショ
ンケース等によって構成されている。 【0008】前記車体1の後部にはキャビン4が搭載さ
れている。このキャビン4は、図3に示すように、骨組
みとなるキャビンフレームFを備えており、このキャビ
ンフレームFは、前部に配置された左右一対の前支柱
5、後部に配置された左右一対の後支柱6、これら前後
支柱5,6間に配置された左右一対の中間支柱7を備え
ていると共に、左右前支柱5の上端部を連結する上前枠
材8Aと、左右後支柱6の上端部を連結する上後枠材8
Bと、左右の同じ側にある前後支柱5,6の上端部を連
結する上側枠材8Cとから構成される上部枠8等を備え
た箱形枠形状を呈している。 【0009】また、左右前支柱5間にはフロントガラス
10が設けられ、左右後支柱6間にはリヤガラスが設け
られ、前支柱5と中間支柱7との間は乗降口11とさ
れ、この乗降口11は乗降ドア12によって開閉自在に
閉塞される。また、中間支柱7と後支柱6との間にはサ
イドガラス13が、サイドガラス13の下方側には後輪
を覆うフェンダ14が、上部枠8にはルーフ15が夫々
設けられている。キャビン4は、走行車体1に取付固定
された前後一対のキャビンブラケット16F、16R
に、防振部材17を介して取り付けられて支持されてい
る。 【0010】前側のキャビンブラケット16Fは、伝動
ケース3の前部の左右両側にそれぞれボルトを介して左
右方向外方突出状に取付固定されていて、キャビン4の
前部を支持する。また、後側のキャビンブラケット16
Rは、後輪へ動力伝達する後車軸を収納する左右の後車
軸ケース18にそれぞれボルト等を介して取付固定され
ていて、キャビン4の後部を支持する。前側のキャビン
ブラケット16Fの左右方向外端側には、乗降口11の
下方側に位置していて、乗降するための踏段となる補助
ステップ19が設けられている。 【0011】この補助ステップ19は、図1及び図2に
示すように、取付板20と、この取付板20に溶接等に
よって固定されたブラケット21と、このブラケット2
1に固定されていて足をかけるための踏み台22とから
構成されている。取付板20は、前側のキャビンブラケ
ット16Fの左右方向外端側に形成された取付部23に
ボルト等によって取付固定されている。また、ブラケッ
ト21は取付板20から下方に向かうに従って左右方向
外方に移行する傾斜状に配置されている。 【0012】このブラケット21は筒体から構成されて
おり,下端側が開口状とされている。また、このブラケ
ット21内には、下端から制振マス24が挿入されてお
り、該制振マス24はブラケット21に溶接等によって
固定されている。この制振マス24は、金属等の重量物
から棒状に形成されており、この制振マス24によりブ
ラケット21の振動が抑制されて、補助ステップ19
が、エンジン2の2次成分と一致して共振するのが防止
され、これによって補助ステップ19の振動数と、キャ
ビン4室内の気柱の固有振動数とが一致し、共鳴が起こ
って「こもり音」を発生するのが、防止される。 【0013】なお、補助ステップのブラケットを、むく
の柱体で構成することも考えられるが、ブラケットに制
振マスを挿入して固定する構造とすることにより、既設
の補助ステップに採用でき、安価であると共に、外観が
良好であるという効果を奏する。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、エンジンと、これに連
結される伝動ケースとから走行車体が主構成され、この
走行車体上にキャビンが搭載されたキャビン付き走行車
両において、前記走行車体に取付固定されていてキャビ
ンの前部を支持するキャビンブラケットに補助ステップ
が設けられ、この補助ステップに制振マスを設けて、該
補助ステップの振動を抑制することで、補助ステップ
が、エンジンの2次成分と一致して共振するのが防止で
き、これによって補助ステップの振動数と、キャビン室
内の気柱の固有振動数とが一致し、共鳴が起こって「こ
もり音」が発生するのを、防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】要部の一部断面側面図である。 【図2】キャビン付きトラクタの側面図である。 【図3】キャビンフレームの斜視図である。 【符号の説明】 1 走行車体 2 エンジン 3 伝動ケース 4 キャビン 16F キャビンブラケット 19 補助ステップ 21 ブラケット 22 踏み台 24 制振マス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 3/00 B62D 49/00 E02F 9/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジンと、これに連結される伝動ケー
    スとから走行車体が主構成され、この走行車体上にキャ
    ビンが搭載されたキャビン付き走行車両において、 前記走行車体に取付固定されていてキャビンの前部を支
    持するキャビンブラケットに補助ステップが設けられ、
    この補助ステップは、走行車体に固定された筒状のブラ
    ケットに踏み台を設けてなり、前記ブラケット内に振動
    を抑制する制振マスを挿入して固定したことを特徴とす
    る走行車両。
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WO2015147231A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 ヤンマー株式会社 作業車両
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