JPH10136107A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JPH10136107A
JPH10136107A JP28948496A JP28948496A JPH10136107A JP H10136107 A JPH10136107 A JP H10136107A JP 28948496 A JP28948496 A JP 28948496A JP 28948496 A JP28948496 A JP 28948496A JP H10136107 A JPH10136107 A JP H10136107A
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Hiroko Maeda
裕子 前田
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が分からない場合であっても操作方法の
説明を受けることができるインターホン装置を提供す
る。 【解決手段】 操作方法の説明情報を記憶する記憶部2
cと、操作方法の説明情報を記憶部から読み出して外部
出力部に出力するガイダンス制御部2fと、操作方法の
説明情報を外部に出力する外部出力部8,10と、他の
装置と送受話を行う送受話部1と、を有するインターホ
ン装置において、インターホン装置の近傍の人体の有無
を検知する人体検知部14と、所定時間を計時するタイ
マ部13とを有し、ガイダンス制御部は人体検知部が人
体を検知し、人体を検知してからタイマ部の計時する所
定時間インターホン装置が操作されず、且つ該所定時間
後にも人体検知部が人体を検知すると、操作方法の情報
を記憶部から読み出して外部出力部に出力するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住戸等に設けられ
るインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術のインターホン装置を図2を
用いて説明する。図2はインターホン装置の構成を示す
ブロック図である。
【0003】図2において、集合住宅の住戸内に設けら
れたインターホン装置Aは、住戸玄関に設けられている
他の装置に相当するドアホン子器B,管理人室内に設け
られている他の装置に相当する管理人室インターホンC
と接続され、また、管理人室インターホンCを介して共
同玄関に設けられている他の装置に相当するロビーイン
ターホンDに接続されており、ドアホン子器B又は管理
人室インターホンC又はロビーインターホンDの話者と
通話するものである。
【0004】インターホン装置Aは、送受話部1、制御
部2、信号検知部3、備忘録メッセージ出力日時設定部
4、備忘録メッセージ登録部5、伝言メッセージ登録部
6、時計部7、外部出力部に相当するスピーカ8、マイ
ク9、外部出力部に相当する音声発生部10、操作部1
1とを有して構成されている。また、インターホン装置
Aは、住戸内に設けてある火災センサ12a,ガス漏れ
センサ12b,防犯センサ12c,非常釦12dに接続
されている。
【0005】インターホン装置Aは、ロビーインターホ
ンD等との通話機能、ロビーインターホンD等からの呼
出に応じて呼出音を鳴動し、火災センサ12aからの火
災信号S2等により警報音を鳴動する鳴動機能、インタ
ーホン装置Aの操作方法を音声により説明するガイダン
ス機能、所定の日時になると備忘録メッセージを音声出
力する備忘録機能、予め登録した伝言メッセージを所定
操作により音声出力する伝言機能を有する。
【0006】送受話部1は、マイク9により集音した居
住者等の音声を通話中のドアホン子器B又は管理人室イ
ンターホンC又はロビーインターホンDに送話し、ドア
ホン子器B又は管理人室インターホンC又はロビーイン
ターホンDからの受話音声をスピーカ8より出力する。
【0007】信号検知部3は、ドアホン子器B又は管理
人室インターホンC又はロビーインターホンDからの呼
出信号S1,火災センサ12aからの火災信号S2,ガ
ス漏れセンサ12bからのガス漏れ信号S3,防犯セン
サ12cからの防犯検知信号S4,居住者が非常釦12
dを押圧することにより出力される非常信号S5を受信
すると、制御部2に該信号S1〜S5を出力する。
【0008】備忘録メッセージ登録部5は、メモリ又は
磁気テープ等で構成された備忘録記憶部5aを有してお
り、所定日時になるとインターホン装置Aが自動的に音
声出力する備忘録メッセージを音声データD1として登
録するものである。詳しくは、備忘録メッセージ登録部
5は、マイク9により集音した音声を音声データD1と
して備忘録記憶部5aに記憶させる。
【0009】備忘録メッセージ出力日時設定部4は、操
作部11内のテンキー等により、備忘録メッセージ登録
部5によって登録した音声データD1をスピーカ8から
出力する日時を設定するものである。
【0010】伝言メッセージ登録部6は、操作部11の
押釦等が操作されると出力する伝言メッセージを音声デ
ータD2として登録するものである。
【0011】制御部2は、信号制御部2a、ガイダンス
制御部2b、記憶部2c,備忘録制御部2d,伝言制御
部2eとを有している。
【0012】信号制御部2aは、該信号S1〜S5を受
け取ると、信号S1〜S5に応じた警報音又は呼出音の
音声データD4を音声発生部10に出力するものであ
る。
【0013】ガイダンス制御部2bは、信号制御部2a
が信号S1〜S5を受け取っており、且つ操作部11が
所定のガイダンス要求操作をされた場合に、記憶部2c
からガイダンスの音声データD3を読み出して、音声発
生部10に出力するものである。
【0014】記憶部2cは、信号制御部2aが呼出信号
S1を受け取っている時に出力する「ハンドセットを持
ち上げてお話し下さい」「通話釦を押してお話し下さ
い」や、制御部が火災信号S2等を受け取っている時に
出力する「警報音を止めるには警報音停止釦を押して下
さい」等のガイダンスの音声データD3を記憶する。
【0015】備忘録制御部2dは、時計部7の示す日時
を監視して、該日時が備忘録メッセージ出力日時設定部
4により定められた日時になると、備忘録メッセージ登
録部5の備忘録記憶部5aから音声データD1を読み出
して音声発生部10に出力する。
【0016】伝言制御部2eは、操作部11の押釦等が
操作されると、伝言メッセージ登録部6の伝言記憶部6
aから音声データD2を読み出して音声発生部10に出
力する。
【0017】音声発生部10は、制御部2から受け取る
音声データD1,D2,D3,D4に基づいて、音声を
スピーカ8に出力させるものである。
【0018】以上のようにして構成されたインターホン
装置Aの動作を以下に説明する。まず、通話機能と鳴動
機能との動作について説明する。ロビーインターホンC
より来訪者が呼出を行うと、呼出信号S1が管理人室イ
ンターホンCを介して信号検知部3に送信される。信号
検知部3は、該呼出信号S1を受信すると、呼出信号S
1を信号制御部2aに出力し、信号制御部2aは呼出信
号S1に対応して呼出音の音声データD4を音声発生部
10に出力する。音声発生部10は該音声データD4に
基づいて呼出音をスピーカ8から出力する。該呼出音を
聞いた居住者は不図示のハンドセットを持ち上げること
によりロビーインターホンD等と通話することができ
る。
【0019】また、信号検知部3が火災センサ12aか
ら火災信号S2を受信すると、信号検知部3が火災信号
S2を信号制御部2aに出力し、信号制御部2aは火災
信号S2に対応して警報音の音声データD4を音声発生
部10に出力する。居住者は該警報音によって火災の発
生を知ることができる。
【0020】次にガイダンス機能の動作について説明す
る。上記呼出音や警報音が出力された場合において、居
住者が呼出音に対応した操作や警報音の停止操作を知ら
ない場合、居住者は操作部11に対してガイダンスを要
求する操作を行うと、ガイダンス制御部2bは、記憶部
2cからガイダンスの音声データD3を読み出して、音
声発生部10に出力する。従って、居住者はガイダンス
に示される指示に従うことにより、適切にインターホン
装置Aを操作することができる。
【0021】次に備忘録機能の動作について説明する。
居住者が、備忘録メッセージ出力日時設定部4により例
えば「毎週月曜の朝8時」等の日時を設定し、備忘録メ
ッセージ登録部5により「今日は資源ゴミの日です。」
等の備忘録メッセージを登録する。
【0022】すると、備忘録制御部2dは時計部7の示
す日時が「毎週月曜の朝8時」になると、備忘録メッセ
ージ登録部5の備忘録記憶部5aから「今日は資源ゴミ
の日です。」を内容とする音声データD1を読み出して
音声発生部10に出力する。音声発生部10は該音声デ
ータD1を受け取ると、スピーカ8から「今日は資源ゴ
ミの日です。」との音声を出力する。よって、居住者の
注意を喚起することができ、居住者は該備忘録メッセー
ジに従って行動することができる。
【0023】次に伝言機能について説明する。一方の居
住者が伝言メッセージ登録部6により「買い物にいって
ます。」等の伝言メッセージを登録し、その後他の居住
者が操作部11を操作する。すると、伝言制御部2e
が、操作部11の操作に応じて、伝言メッセージ登録部
6の伝言記憶部6aから「買い物にいってます。」を内
容とする音声データD2を読み出して音声発生部10に
出力する。音声発生部10は該音声データ1を受け取る
と、スピーカ8から「買い物にいってます。」との音声
を出力する。よって、一方の居住者が他の居住者に伝言
することができる。
【0024】以上のようにインターホン装置Aは動作す
るので、ロビーインターホンDや玄関子器Bとの通話だ
けでなく、ガイダンスや備忘録メッセージ、伝言メッセ
ージの出力を行うことができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図2に示すようなインターホン装置にあっては、次のよ
うな問題があった。
【0026】第一に、ガイダンス機能を動作させる自体
の操作が分からない場合には、操作方法の説明を受ける
ことができない。
【0027】第二に、備忘録メッセージを所定日時に音
声出力しても、インターホン装置Aの近傍に居住者がい
ない場合には、居住者が該備忘録メッセージを聞き漏ら
す場合がある。
【0028】第三に、伝言メッセージが登録されていて
も、他の居住者は伝言メッセージが登録されていること
に気が付かず操作部を操作しない場合には、伝言メッセ
ージが出力されず、よって伝言がなされない場合があ
る。
【0029】以上のような問題点のため、ガイダンス機
能、備忘録機能、伝言機能が有効に用いられない場合が
あった。
【0030】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、全く装置の操
作が分からない場合であっても操作方法の説明を受ける
ことができ、また、備忘録メッセージや伝言メッセージ
を聞き漏らすことのないインターホン装置を提供するこ
とにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、インタ
ーホン装置の操作方法の説明情報を記憶する記憶部と、
インターホン装置の操作方法の説明情報を記憶部から読
み出して外部出力部に出力するガイダンス制御部と、操
作方法の説明情報を外部に出力する外部出力部と、他の
装置と送受話を行う送受話部と、を有するインターホン
装置において、インターホン装置の近傍の人体の有無を
検知する人体検知部と、所定時間を計時するタイマ部と
を有し、ガイダンス制御部は人体検知部が人体を検知
し、該人体を検知してからタイマ部の計時する所定時間
インターホン装置が操作されず、且つ該所定時間後にも
人体検知部が人体を検知すると、インターホン装置の操
作方法の情報を記憶部から読み出して外部出力部に出力
することを特徴とするものである。
【0032】請求項2記載の発明にあっては、備忘録メ
ッセージを記憶部する備忘録記憶部と、備忘録メッセー
ジを登録する備忘録メッセージ登録部と、備忘録メッセ
ージの出力日時を設定する備忘録メッセージ出力日時設
定部と、日時を計時する時計部と、前記出力日時になる
と備忘録メッセージを備忘録記憶部から読み出して外部
出力部に出力する備忘録制御部と、備忘録メッセージを
外部に出力する外部出力部と、他の装置と送受話を行う
送受話部と、を有するインターホン装置において、イン
ターホン装置の近傍の人体の有無を検知する人体検知部
を有し、前記備忘録制御部は前記出力日時以降に人体検
知部が人体を検知すると備忘録メッセージを外部出力部
に出力することを特徴とするものである。
【0033】請求項3記載の発明にあっては、所定時間
を計時するタイマ部を有し、前記備忘録制御部は出力日
時以降であって所定時間内に人体検知部が人体を検知す
ると備忘録メッセージを外部出力部に出力することを特
徴とするものである。
【0034】請求項4記載の発明にあっては、伝言メッ
セージを記憶する伝言記憶部と、伝言メッセージを登録
する伝言メッセージ登録部と、伝言メッセージを伝言記
憶部から読み出して外部出力部に出力する伝言制御部
と、伝言メッセージを外部に出力する外部出力部と、他
の装置と送受話を行う送受話部と、を有するインターホ
ン装置において、インターホン装置の近傍の人体の有無
を検知する人体検知部を有し、前記伝言制御部は人体検
知部が人体を検知すると伝言メッセージを外部出力部に
出力することを特徴とするものである。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1を用い
て説明する。図1はインターホン装置の構成を示すブロ
ック図である。なお、図1においては前述の従来の技術
で説明したところのインターホン装置と同等の箇所には
同じ符号を付してあるので、同等の箇所の詳細な説明は
省略する。
【0036】図1に示す本実施の形態のインターホン装
置が、前述の従来の技術で説明したところのインターホ
ン装置と異なり特徴となるのは次の構成である。
【0037】即ち、タイマ部13と、人体検知センサ1
4とを設け、ガイダンス制御部2fと備忘録制御部2g
と伝言制御部2hとは、人体検知センサ14から人体検
知信号S6を受け取った後、各々の動作を行うようにし
た構成である。
【0038】タイマ部13は、計時動作を行うものであ
り、人体検知センサ14は、インターホン装置Aの正面
位置の検知領域に人がいる間は連続して人体検知信号S
6をガイダンス制御部2f、備忘録制御部2g、伝言制
御部2hに出力するものである。
【0039】ガイダンス制御部2fは、信号制御部2a
が信号S1〜S5を受け取っており、且つ人体検知セン
サ14から人体検知信号S6を受け取った後タイマ部1
3によって所定時間T1の経過した時まで、インターホ
ン装置が操作されず、所定時間T1経過後にも人体検知
センサ14から人体検知信号S6を受け取っていれば、
記憶部2cからガイダンスの音声データD3を読み出し
て、音声発生部10に出力するものである。
【0040】なお、記憶部2cからガイダンスの音声デ
ータD3を読み出して、音声発生部10に出力する条件
は、所定時間T1の最初と最後に人体検知信号S6を受
け取っている、というものに限られるものでなく、所定
時間T1の間連続して人体検知信号S6の受け取りがな
ければならない、というものであってもよい。前者の条
件によると、一度人体が検知された後、居住者が移動し
て、所定時間T1経過後に他の居住者がインターホン装
置Aの正面に位置してもガイダンスが開始されるが、後
者の条件によると、ガイダンスを受けるものは所定時間
T1の間中インターホン装置Aの前に位置している必要
があり、一旦居住者が移動するとガイダンスは開始され
ない。
【0041】備忘録制御部2gは、備忘録メッセージ出
力日時設定部4により定められた日時となった時からタ
イマ部13によって計時する所定時間T2経過までの間
に人体検知センサ14から人体検知信号S6を受け取る
と、備忘録メッセージ登録部5の備忘録記憶部5aから
音声データD1を読み出して音声発生部10に出力す
る。
【0042】伝言制御部2hは、人体検知センサ14か
ら人体検知信号S6を受け取ると、伝言メッセージ登録
部6の伝言記憶部6aから音声データD2を読み出して
音声発生部10に出力する。
【0043】以上のように構成したインターホン装置の
ガイダンス機能と、備忘録機能と、伝言機能との動作を
以下に説明する。
【0044】まず、ガイダンス機能の動作について説明
する。呼出信号S1や火災信号S2により音声発生部1
0が呼出音や警報音を出力している場合において、居住
者が呼出音に対応した操作や警報音の停止操作を知らな
い場合、居住者はインターホン装置Aのとりあえず正面
に立つ。
【0045】すると、人体検知センサ14が該居住者を
検知して、人体検知信号S6をガイダンス制御部2fに
出力する。既に信号制御部2aが呼出信号S1や火災信
号S2等を受け取っているので、ガイダンス制御部2f
は、人体検知センサ14から人体検知信号S6を受け取
って、タイマ部13によって例えば15秒等の所定時間
T1の経過した時に人体検知センサ14から人体検知信
号S6を受け取っていれば、記憶部2cからガイダンス
の音声データD3を読み出して、音声発生部10に出力
する。
【0046】従って、居住者は何等の操作を行うことな
く、インターホン装置Aの前に立って所定時間T1の経
過を待つだけで、音声による操作方法の説明を受けるこ
とができ、ガイダンスに示される指示に従うことによ
り、適切にインターホン装置Aを操作することができ
る。
【0047】次に備忘録機能の動作について説明する。
居住者が、備忘録メッセージ出力日時設定部4により例
えば「毎週月曜の朝8時」等の日時を設定し、備忘録メ
ッセージ登録部5により「今日は資源ゴミの日です。」
等の備忘録メッセージを登録する。
【0048】そして、備忘録制御部2gは、時計部7の
示す日時が「毎週月曜の朝8時」になり、該時刻から例
えば1時間等の所定時間T2の間に、人体検知センサ1
4から人体検知信号S6を受け取ると、備忘録メッセー
ジ登録部5の備忘録記憶部5aから「今日は資源ゴミの
日です。」を内容とする音声データD1を読み出して音
声発生部10に出力する。音声発生部10は該音声デー
タ1を受け取ると、スピーカ8から「今日は資源ゴミの
日です。」との音声を出力する。
【0049】よって、予め設定した日時から所定時間T
2の間に、インターホン装置Aの正面を居住者が通過し
た場合等に、備忘録メッセージが音声出力されるので、
無人の状態で備忘録メッセージが音声出力されて居住者
は該備忘録を聞き漏らすということがなく、居住者の注
意を喚起することができ、居住者は該備忘録メッセージ
に従って行動することができる。
【0050】次に伝言機能について説明する。一方の居
住者が伝言メッセージ登録部6により「買い物にいって
ます。」等の伝言メッセージを登録し、その後他の居住
者がインターホン装置Aの正面を通過する。
【0051】すると、人体検知センサ14が該通過した
他の居住者を検知して、人体検知信号S6を伝言制御部
2hに出力し、伝言制御部2hは人体検知信号S6を受
け取ると、伝言メッセージ登録部6の伝言記憶部6aか
ら「買い物にいってます。」を内容とする音声データD
2を読み出して音声発生部10に出力する。音声発生部
10は該音声データ1を受け取ると、スピーカ8から
「買い物にいってます。」との音声を出力する。よっ
て、他の居住者が伝言があることに気が付かずにいると
いう状態を低減できる。
【0052】なお、本実施の形態においては、登録する
備忘録メッセージや伝言メッセージは単一のものとして
説明しているが、登録できるメッセージの数は一つに限
られるものではなく、複数登録できるようにしてもよ
い。複数の備忘録メッセージを登録できるようにする
と、各曜日毎に備忘録を音声出力する等といったことが
可能となり、また複数の伝言メッセージを登録できるよ
うにすると、多数の居住者が伝言を残すことができる。
【0053】また、本実施の形態では、タイマ部13と
時計部7とは別のものとして説明しているが、いずれも
計時動作を行うものであるから、タイマ部13と時計部
7とを一体のものとして構成してもよい。この場合、部
品点数を少なくすることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明のインターホン装置は上述のよう
に構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、
人体検知部がインターホン装置の近傍の人体の有無を検
知し、タイマ部が所定時間を計時し、ガイダンス制御部
は、該人体を検知してからタイマ部の計時する所定時間
インターホン装置が操作されず、且つ該所定時間後にも
人体検知部が人体を検知すると、インターホン装置の操
作方法の情報を記憶部から読み出して外部出力部に出力
するので、居住者は全く操作が分からなくとも、何等の
操作を行うことなくインターホン装置の前に立って所定
時間の経過を待つだけで、操作方法の説明を受けること
ができ、ガイダンスに示される指示に従うことにより、
適切にインターホン装置を操作することができるという
効果を奏する。
【0055】請求項2記載の発明にあっては、人体検知
部がインターホン装置の近傍の人体の有無を検知し、備
忘録制御部は出力日時以降に人体検知部が人体を検知す
ると備忘録メッセージを外部出力部に出力するので、予
め設定した日時以降にインターホン装置の正面を居住者
が通過した場合等に備忘録メッセージが音声出力され、
無人の状態で備忘録メッセージが外部出力されて居住者
は該備忘録を聞き漏らすということがないという効果を
奏する。
【0056】請求項3記載の発明にあっては、備忘録制
御部は出力日時以降であって所定時間内に人体検知部が
人体を検知すると備忘録メッセージを外部出力部に出力
するので、出力日時から所定時間経過後行以降は備忘録
が外部出力されず、よって例えば朝に出力すべき備忘録
メッセージが夜に出力されるなど、時間はずれのメッセ
ージが出力されることがないという効果を奏する。
【0057】請求項4記載の発明にあっては、人体検知
部がインターホン装置の近傍の人体の有無を検知し、伝
言制御部は人体検知部が人体を検知すると伝言メッセー
ジを外部出力部に出力するので、居住者が伝言があるこ
とに気が付かずにいるという状態を低減できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターホン装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来の技術のインターホン装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
A インターホン装置 1 送受話部 2c 記憶部 2f ガイダンス制御部 2g 備忘録制御部 2h 伝言制御部 4 備忘録メッセージ出力日時設定部 5 備忘録メッセージ登録部 5a 備忘録記憶部 6 伝言メッセージ登録部 6a 伝言記憶部 7 時計部 8 外部出力部 10 外部出力部 13 タイマ部 14 人体検知部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】以上のようにして構成されたインターホン
装置Aの動作を以下に説明する。まず、通話機能と鳴動
機能との動作について説明する。ロビーインターホン
より来訪者が呼出を行うと、呼出信号S1が管理人室イ
ンターホンCを介して信号検知部3に送信される。信号
検知部3は、該呼出信号S1を受信すると、呼出信号S
1を信号制御部2aに出力し、信号制御部2aは呼出信
号S1に対応して呼出音の音声データD4を音声発生部
10に出力する。音声発生部10は該音声データD4に
基づいて呼出音をスピーカ8から出力する。該呼出音を
聞いた居住者は不図示のハンドセットを持ち上げること
によりロビーインターホンD等と通話することができ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】すると、人体検知センサ14が該居住者を
検知して、人体検知信号S6をガイダンス制御部2fに
出力する。既に信号制御部2aが呼出信号S1や火災信
号S2等を受け取っているので、ガイダンス制御部2f
は、人体検知センサ14から人体検知信号S6を受け取
って、人体を検知してからタイマ部13の計時する例え
ば15秒等の所定時間T1の間インターホン装置Aが操
作されず、タイマ部13によって例えば15秒等の所定
時間T1の経過した時に人体検知センサ14から人体検
知信号S6を受け取っていれば、記憶部2cからガイダ
ンスの音声データD3を読み出して、音声発生部10に
出力する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターホン装置の操作方法の説明情報
    を記憶する記憶部と、インターホン装置の操作方法の説
    明情報を記憶部から読み出して外部出力部に出力するガ
    イダンス制御部と、操作方法の説明情報を外部に出力す
    る外部出力部と、他の装置と送受話を行う送受話部と、
    を有するインターホン装置において、インターホン装置
    の近傍の人体の有無を検知する人体検知部と、所定時間
    を計時するタイマ部とを有し、ガイダンス制御部は人体
    検知部が人体を検知し、該人体を検知してからタイマ部
    の計時する所定時間インターホン装置が操作されず、且
    つ該所定時間後にも人体検知部が人体を検知すると、イ
    ンターホン装置の操作方法の情報を記憶部から読み出し
    て外部出力部に出力することを特徴とするインターホン
    装置。
  2. 【請求項2】 備忘録メッセージを記憶部する備忘録記
    憶部と、備忘録メッセージを登録する備忘録メッセージ
    登録部と、備忘録メッセージの出力日時を設定する備忘
    録メッセージ出力日時設定部と、日時を計時する時計部
    と、前記出力日時になると備忘録メッセージを備忘録記
    憶部から読み出して外部出力部に出力する備忘録制御部
    と、備忘録メッセージを外部に出力する外部出力部と、
    他の装置と送受話を行う送受話部と、を有するインター
    ホン装置において、インターホン装置の近傍の人体の有
    無を検知する人体検知部を有し、前記備忘録制御部は前
    記出力日時以降に人体検知部が人体を検知すると備忘録
    メッセージを外部出力部に出力することを特徴とするイ
    ンターホン装置。
  3. 【請求項3】 所定時間を計時するタイマ部を有し、前
    記備忘録制御部は出力日時以降であって所定時間内に人
    体検知部が人体を検知すると備忘録メッセージを外部出
    力部に出力することを特徴とする請求項2記載のインタ
    ーホン装置。
  4. 【請求項4】 伝言メッセージを記憶する伝言記憶部
    と、伝言メッセージを登録する伝言メッセージ登録部
    と、伝言メッセージを伝言記憶部から読み出して外部出
    力部に出力する伝言制御部と、伝言メッセージを外部に
    出力する外部出力部と、他の装置と送受話を行う送受話
    部と、を有するインターホン装置において、インターホ
    ン装置の近傍の人体の有無を検知する人体検知部を有
    し、前記伝言制御部は人体検知部が人体を検知すると伝
    言メッセージを外部出力部に出力することを特徴とする
    インターホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009153044A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 共用インターホン
JP2012040445A (ja) * 2011-12-02 2012-03-01 Terumo Corp 腹膜透析装置

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