JP2005151499A - 自動通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 監視装置が、火災、泥棒の侵入、高齢の家人の緊急呼出しなどを検知すると、電話回線を通じて、警察、消防、警備会社、保護者の携帯電話等へ通報するようにした自動通報装置において、停電時に、特定の入力に応答して通報を行えるようにしても、通常時に、その入力に対する警報出力が監視装置側で行われなくなるような不具合を防止する。
【解決手段】 バックアップ電源74を備え、端子T11〜T16から入力される前記監視装置からの通報入力に応答して通報を行うようにした自動通報装置1において、停電時に非動作状態となる前記監視装置への複数の入力の内、前記特定の入力であるコール釦25の入力を受付けるコール入力端子T3と、移報出力端子T4とを設け、処理回路51は、停電していない通常時には前記コール釦25の入力を移報出力端子T4から前記監視装置へ転送し、停電時に、前記コール釦25が操作されると、通報先5へ異常通報を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、火災、泥棒の侵入、高齢の家人による緊急呼出しなどの予め定める事象が発生したときに、発報手段がそのことを前記公衆回線を通じて、警察、消防、警備会社、保護者の携帯電話等の外部へ通報するようにした自動通報装置に関する。
従来から、相互に離れた場所間で通話や監視などを行うために、インターフォンやドアフォンが用いられている。そして近年、家屋の中心に配置されることが多いこれらのインターフォンやドアフォンの親機を監視装置として、火災や防犯用のセンサを接続して、いわゆるホームセキュリティを実現したり、高齢者や傷病者からの呼出しに答えるようにして、介護支援に役立てたりすることが行われている。
一方、核家族化などに伴って世帯構成人数が減少し、また女性の就労人口の増加などによって、不在家庭が増加している。このような世帯では、単に宅内通報に留まらず、前記インターフォンやドアフォンの親機などで集められた火災、泥棒の侵入、家人による緊急呼出しなどの情報を、公衆回線を通じて、警察、消防、警備会社、保護者の携帯電話等の外部へ通報することが望まれる。
そこで、前記親機には前記の情報を出力する移報出力端を設け、その移報出力を受けて、予め登録された場所へ通報を行うようにした自動通報装置が実用化されている。ところで、そのような自動通報装置において、停電が発生すると、上記の機能が発揮されず、通報が行われなくなってしまう。
このような不具合を解消するためには、先ず前記親機に対してバックアップ電源を設けることが考えられる。しかしながら、そのような手法では、各種の感知器や受信機などの電源も賄わなくてはならず、前記バックアップ電源は非常に大掛かりなものとなってしまい、現実的ではない。
そこで、典型的な従来技術として特許文献1に記載されたような方策が提案された。その先行技術によれば、自動通報装置に停電検出回路を設け、停電が検出されると、そのことを予め登録された通報先へ通報するように構成されている。これによって、前記バックアップ電源は自動通報装置だけでよく、小型化が可能となっている。
また、特許文献2には、通電時は前記親機となるホームコントローラを介して、自動通報装置が電話回線に接続されて通報を行い、停電時は自動通報装置が内蔵電池でバックアップされ、直接電話回線に接続されて通報を行うことで、前記ホームコントローラへ大掛かりな電源を設けることなく、停電通報が可能となっている。
さらにまた、停電時は自動通報装置を電話回線に接続することで、センター装置への通報を可能にし、またセンター装置からの呼出しに応答することができるようにし、さらに手動操作によって回線切換えを行うことで、電話での通話も可能となる先行技術も提案されている。
しかしながら、これらの先行技術は、停電が発生して、セキュリティ機能が発揮されないなどの前記親機が非動作状態にあることを外部に報知するものであり、停電時に特定の入力の異常を通報できるものではない。
そこで、そのような特定の入力に対して、外部へ通報する構成としては、図6で示すようなシステムが考えられる。このシステムは、比較的集合住宅に好適で、インターフォン機能も有するワイヤードの防犯システムを示すものである。図6において、自動通報装置101は、従来の集合住宅におけるインターフォンやドアフォンの親機としての機能を有し、監視装置である住宅情報監視盤104と接続されて使用される。この図6のシステムは、大略的に、各戸に設けられる固有部分と、玄関ロビーや管理人室に設けられる共用部分とから構成されており、それらの境界を破線で示す。また、従来からのインターフォンユニットの部分を2点鎖線で示す。
ロビーインターフォン131からの呼出しは、管理人室に設置された警報監視盤132を介して、指定された住戸の前記住宅情報盤104に入力される。この住宅情報盤104には、各戸のドア付近に設置されたドアフォン子機133も接続されており、該住宅情報盤104とそれらのロビーインターフォン103やドアフォン子機133との間で通話が可能となる。一方、各戸と管理人とが、住宅情報盤104および警報監視盤132を介して通話を行うなどして、管理人が警察などへの通報を行う際には、送信機用インタフェイス盤134、送信機135および電話回線136を介して、通報先137へ通報が行われる。
また、前記住宅情報監視盤104には、有線で接続されるガスセンサ122、火災感知器123、防犯スイッチ124などからの信号が入力され、それらからの信号に応じて、警報を発生するとともに、前記各ガスセンサ122、火災感知器123、防犯スイッチ124などからの信号を中継して、たとえば6芯のケーブルを介して、個別の移報出力として、前記自動通報装置101へ出力する。または、外部へ通報を行うべきかどうかだけを表す警戒解除出力を、たとえば2芯のケーブルを介して前記自動通報装置101へ出力する(図6では、6芯ケーブルの個別移報出力を示している)。一方、自動通報装置101へは、前記住宅情報監視盤104からの信号出力の他に、コール釦125からの信号が入力され、高齢者や傷病者の操作に応答して、家人の呼出しなどが行われる。
そして、上記システムにおいて、前述のような警察、消防、警備会社、保護者の携帯電話等の予め登録された外部の通報先105(図6では、一例として、保護者の携帯電話を示している)への通報を行うために、自動通報装置101が設けられる。その際、専用回線を設けるのではなく、既設の電話機106のための電話回線107に該自動通報装置101が介設される。
そして、自動通報装置101には、バックアップ電源174が設けられ、停電時にも、前記コール釦125からの信号入力に応答して、外部へ通報が行われるようになっている。これに対して、2点鎖線で示す前記従来からのインターフォンユニットの部分には、バックアップ電源174が設けられておらず、停電時には非動作状態となる。これは、前記ガスセンサ122や火災感知器123等は消費電力が大きく、前述のように、それらに給電する住宅情報監視盤104に前記バックアップ電源174を設けることは、大掛かりになり、現実的ではないためである。
特開昭63−5656号公報 特開平5−276279号公報
上述のような自動通報装置1では、停電時にも、前記コール釦125からの信号入力に対しては、確実に外部へ通報を行うことができる。しかしながら、単に前記住宅情報監視盤104からの移報入力端以外に、該自動通報装置1に入力端を設け、前記住宅情報監視盤104への各種の入力の内、特定の前記コール釦125からの入力だけを、該自動通報装置1が代わりに受付けるようにしただけであるので、停電していない通常時において、そのコール釦125で呼出しが行われた場合、該自動通報装置1によって通報先105への通報は行われるけれども、住宅情報監視盤104は鳴動せず、宅内や隣近所への報知は行われないことになる。したがって、たとえば特定の入力に対して、集合住宅内で対応できるレベルの事象であったとしても、外部に通報されてしまうという問題もある。
本発明の目的は、停電時においても、特定の入力に応答して通報を行えるようにしても、通常時において、その入力に対する報知を監視装置側で行うことができる自動通報装置を提供することである。
本発明の自動通報装置は、各種入力を受付けて予め定める事象が発生した際に報知を行う監視装置に接続され、該監視装置からの通報入力に応答して、発報手段が公衆回線を通じて外部へ通報するようにした自動通報装置において、停電時に前記通報を可能にするバックアップ電源と、前記監視装置への各種の入力の一部を、前記監視装置に代えて受付けるための入力端と、前記一部の入力を前記監視装置へ転送する移報出力端とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、ホームセキュリティなどを実現するために、火災や防犯などの各種のセンサが接続され、火災、泥棒の侵入、高齢の家人の緊急呼出しなどの予め定める事象が発生した際に警報を発する監視装置に接続され、該監視装置からの通報入力に応答して、発報手段が前記警報を公衆回線を通じて外部へ通報するようにした自動通報装置において、バックアップ電源を備え、停電時にも通報を可能にするにあたって、多くのセンサなどが接続され、かつそれらへ給電を行う監視装置にバックアップ電源を設けると、大掛かりになりすぎる。そこで、停電時においても、特定の入力に応答して通報を行えるようにするにあたって、単に自動通報装置に、前記監視装置からの通報入力端以外に、前記監視装置への各種の入力の内、前記特定の入力だけを代わりに受付けるための入力端を設けただけでは、停電していない通常時において、その特定の入力に異常発生が表された場合、該自動通報装置によって外部への通報は行われるけれども、監視装置は鳴動せず、宅内や隣近所への報知は行われないことになる。
そこで、本発明では、自動通報装置に、前記一部の入力を前記監視装置へ転送する移報出力端を設ける。
したがって、停電時においても、特定の入力に応答して通報を行えるようにしても、通常時において、その入力に対する警報出力が監視装置側で行われなくなるような不具合を防止することができる。
また、本発明の自動通報装置では、前記一部の入力を、通常時には前記移報出力端から前記監視装置へ転送させ、停電時には前記発報手段に入力して外部へ通報可能とする選択手段をさらに備えることを特徴とする。
したがって、むやみに外部へ通報するのではなく、停電で監視装置が停止しているときだけに外部へ通報するようにできる。
本発明の自動通報装置によれば、停電時においても、特定の入力に応答して通報を行えるようにしても、通常時において、その入力に対する警報出力が監視装置側で行われなくなるような不具合を防止することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の自動通報装置1を用いた住宅用監視システムのシステム構成の一例を示すブロック図である。この図1のシステムは、比較的集合住宅に好適で、インターフォン機能も有するワイヤードの防犯システムを示すものである。図1において、自動通報装置1は、従来の集合住宅におけるインターフォンやドアフォンの親機としての機能を有し、監視装置である住宅情報監視盤4と接続されて使用される。この図1のシステムは、大略的に、各戸に設けられる固有部分と、玄関ロビーや管理人室に設けられる共用部分とから構成されており、それらの境界を破線で示す。また、従来からのインターフォンユニットの部分を2点鎖線で示す。
ロビーインターフォン31からの呼出しは、管理人室に設置された警報監視盤32を介して、指定された住戸の前記住宅情報盤4に入力される。この住宅情報盤4には、各戸のドア付近に設置されたドアフォン子機33も接続されており、該住宅情報盤4とそれらのロビーインターフォン3やドアフォン子機33との間で通話が可能となる。一方、各戸と管理人とが、住宅情報盤4および警報監視盤32を介して通話を行うなどして、管理人が警察などへの通報を行う際には、送信機用インタフェイス盤34、送信機35および電話回線36を介して、通報先37へ通報が行われる。
また、前記住宅情報監視盤4には、有線で接続されるガスセンサ22、火災感知器23、防犯スイッチ24などからの信号が入力され、それらからの信号に応じて、警報を発生するとともに、前記各ガスセンサ22、火災感知器23、防犯スイッチ24などからの信号を中継して、たとえば6芯のケーブルを介して、個別の移報出力として、前記自動通報装置1へ出力する。または、外部へ通報を行うべきかどうかだけを表す警戒解除出力を、たとえば2芯のケーブルを介して前記自動通報装置1へ出力する(図1では、6芯ケーブルの個別移報出力を示している)。一方、自動通報装置1へは、前記住宅情報監視盤4からの信号出力の他に、本発明では、コール釦25からの信号が入力され、後述するように、高齢者や傷病者の操作に応答して、家人の呼出しなどが行われる。
そして、上記システムにおいて、前述のような警察、消防、警備会社、保護者の携帯電話等の予め登録された外部の通報先5(図1では、一例として、保護者の携帯電話を示している)への通報を行うために、本発明に係る自動通報装置1が設けられる。その際、専用回線を設けるのではなく、既設の電話機6のための電話回線7に該自動通報装置1が介設される。なお、電話機6がインターネット(ケーブルテレビ等の回線も含む)を利用する電話機の場合には、電話回線7ではなく、インターネット回線が用いられてもよく、このように該自動通報装置1が介設されるのは、外部と通信を行うことができる公衆回線であればよい。
また、自動通報装置1には、バックアップ電源74が設けられ、前記の図6構成と同様に、停電時に、該停電によって前記住宅情報監視盤4が非動作状態となっても、前記コール釦25の操作入力に応答した警報出力だけは、外部へ通報できるようになっている。一方、2点鎖線で示す前記従来からのインターフォンユニットの部分には、バックアップ電源74が設けられておらず、停電時には非動作状態となる。ここで、前記ガスセンサ22や火災感知器23等は、消費電力が大きく、該自動通報装置1に接続すると、バックアップ電源74の容量が大きくなってしまうのに対して、前記コール釦25は、押下されたときに接点がオンとなって消費電力が発生し、待機状態では消費電力は発生しないので、該自動通報装置1に接続されても、バックアップ電源74の容量を大きくする必要はない。
そして、注目すべきは、この自動通報装置1では、前記コール釦25からの入力を、該住宅情報監視盤4に転送出力し、該住宅情報監視盤4でも警報動作を行うことができるようになっていることである(図1の例では、2芯のケーブルを介して、自動通報装置1から住宅情報監視盤4に移報出力が与えられるようになっている)。また、切換えによって、前記コール釦25からの入力に応答した外部への通報を、停電時にだけ行うか、常時行うかが選択可能となっていることである。
図2は、上述の自動通報装置1の正面図である。この自動通報装置1の正面には、異常発生時に押下することで通報を行うための通報釦B0と、誤操作や誤報などの際に通報を取消すために操作される取消し釦B1と、テスト通報時に操作される通報テスト釦B2と、予め通報先の名称や電話番号などを記入しておくための複数(図2では4つ)のネーム欄N1〜N4と、前記ネーム欄N1〜N4に隣接して設けられ、現在通報している通報先を表示する通報先灯L1〜L4と、システムに異常が発生したことを表すシステム異常灯L5と、通電されているか否かを表す電源灯L6と、マイクロフォン41と、スピーカ42とを備えている。前記通報釦B0内には、該通報釦B0が押下されたり、前記受信機2などから通報入力があり、通報出力をしている際に点灯する通報灯L0が埋込まれている。
図3は、前記自動通報装置1の底面図である。この自動通報装置1の底面には、前記電話回線7側のモジュラージャックT1と、電話機6側のモジュラージャックT2と、電源スイッチS1とが設けられている。
図4は、上述の自動通報装置1において、正面の設定部カバー43を開けた状態を示す正面図である。この自動通報装置1の設定部カバー43内には、通報先の電話番号を登録する登録モードへ切換えるための通報先登録釦B11と、火災、呼出し等の各通報入力の種類に対して、通報する際のメッセージを選択するモードへ切換えるためのメッセージ設定釦B12と、既設のメッセージを使用せずに、使用者が別途登録するモードへ切換えるための録音設定釦B13と、前記各設定釦B11〜B13の操作による入力を有効にする設定釦B14と、前記の各種の設定操作を完了して、待機モードへ復帰させるための設定終了釦B15と、登録内容を消去するための消去釦B16と、前記電話回線7がダイヤル回線であるか、プッシュ回線であるかの回線種別を設定するための回線種別設定スイッチB21と、前記電話回線7がダイヤル回線である場合のパルス速度を設定するためのダイヤルパルス設定スイッチB22と、防犯モードと警報モードとに切換え可能であり、前記個別の移報出力が、どのような異常を表しているのかを一括設定することができる防犯モード設定スイッチB23と、通報時にスピーカ42からブザー音を出力するか否かを設定する鳴動停止設定スイッチB24と、後述する通報を登録してある全通報先に順に通報をして通報終了とするか、順に通報を行うようにし、正常に受信された時点で終了とするかを切換える全宛先/1宛先設定スイッチB25と、通報完了を判断するにあたって、通報先5が留守番電話でないか否かを区別するために、該自動通報装置1からの通報メッセージに対する通報先5の操作者による釦操作で返信されてきたDTMF信号を受信するか否かを設定する通報完了信号設定スイッチB26と、前記コール釦25からの入力に対して、外部への通報を、停電時にだけ行うか、常時行うかを選択する選択手段である通常時通報設定スイッチB27と、回線モニター音の音量を、たとえば大、中、小に切換える音量切換えスイッチVRと、異常事態の発生履歴や通報履歴を消去し、点灯した前記通報先灯L1〜L4を消灯する通報履歴消去釦B17と、停電時の通報を可能にするための2次電池44とが設けられている。
図5は、上述の自動通報装置1の電気的構成を示すブロック図である。この図5において、上述の図2〜図4と同一の構成には、同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。上述の各釦B0,B1,B2,B11〜B17,スイッチB21〜B27、音量切換えスイッチVRおよび灯L1〜L6は、マイクロコンピュータなどから成る処理回路51に接続されて、それぞれからの入力が受付けられ、また点灯出力が与えられる。また、前記住宅情報監視盤4からの、たとえば前記6芯のケーブルによる信号は、通報入力として、端子T11〜T15に入力される(図示しない1芯分はコモン(GND))。また、2芯のケーブルによる警戒解除出力は、端子T16に入力される(図示しない1芯分はGND)。
さらにまた、前記マイクロフォン41からの音声信号は、ハンズフリー回路52を介して処理回路51に入力され、出力音声信号は、スピーカアンプ53で増幅された後、前記スピーカ42に与えられる。前記スピーカアンプ53へは、前記ハンズフリー回路52を介してマイクロフォン41からの音声信号が入力されており、該マイクロフォン41で得られた音声信号をスピーカ42から出力する音声信号から減算することで、ハウリングが防止され、ハンズフリー通話が可能となっている。
前記処理回路51には、EEPROMなどで実現される不揮発性のメモリ50が接続されており、このメモリ50内には、各種の設定、通報先の電話番号および通報時のメッセージデータなどが記憶される。通報時には、このメモリ50に記憶されている電話番号が呼出され、前記電話回線7がプッシュ回線である場合は、PBダイヤラPBレシーバ回路54で発生されたピポパ信号が、ミキサ55、絶縁トランス56、ダイヤルパルス回路57、ダイオードブリッジ回路58から切換えスイッチ59を介して前記電話回線7に出力され、また前記電話回線7がダイヤルアップ回線である場合は、呼出された前記電話番号に対応して前記ダイヤルパルス回路57がダイヤルパルスを発生し、こうして回線が接続されると、前記メモリ50に記憶されているメッセージデータが読出され、固定メッセージである場合は音声合成回路60でアナログ音声信号に変換されて、前記のミキサ55を介する経路で電話回線7に出力され、使用者が前記マイクロフォン41から録音したメッセージである場合は音声合成回路61でアナログ音声信号に変換されて、前記のミキサ55を介する経路で電話回線7に出力される。この処理回路51は、リセット回路62からのリセット入力によって初期化される。
前記処理回路51を始めとする該自動通報装置1全体には、図示しない商用電源からの100Vの商用交流が入力され、前記電源スイッチS1が導通されていると、スイッチング電源回路71によって、前記商用交流は直流12Vに降圧され、前記スピーカアンプ53での電力増幅用や、切換えスイッチ59の切換え駆動用などに使用され、また定電源回路72によってさらに直流5Vに安定化され、前記処理回路51や、灯L0〜L6の点灯用などに使用される。前記スイッチング電源回路71からの直流電圧は、充電・電圧検出回路73を通して、内蔵バッテリである前記2次電池44の充電用にも使用される。前記充電・電圧検出回路73はまた、前記スイッチング電源回路71からの出力電圧が予め定める電圧以下に低下すると前記処理回路51へ停電を表す信号を出力し、2次電池44の充電電圧が予め定める電圧以下に低下すると2次電池44の電圧低下を表す信号を出力する。また、この充電・電圧検出回路73を介して、停電時における通報を確実にするために、外付けのバックアップ電源74が接続される。
上述のように構成される自動通報装置1において、注目すべきは、本発明では、前記バックアップ電源74の設置によって停電時の通報を可能にするにあたって、その通報対象である前記コール釦25用の入力端子T3が設けられるとともに、停電していない通常時にその入力を前記住宅情報盤4に転送する移報出力端子T4が設けられていることである。前記住宅情報盤4では、この移報出力は、電源供給の不要な前記防犯スイッチ24などからの入力に対する構成と同様の構成で処理される。また、前記コール釦25からの入力に対して、外部への通報を、停電時にだけ行うか、常時行うかを選択する通常時通報設定スイッチB27が設けられていることである。
一方、処理回路51は、前記充電・電圧検出回路73によって停電が検出されない場合には、前記コール釦25からの入力は住宅情報盤4に転送し、停電が検出されている状態で、押下操作が行われると、前記通報先5へ自動的に通報を行う。また、前記停電が検出されない場合であっても、前記通常時通報設定スイッチB27の設定によって、前記通報先5への通報も行うことができる。すなわち、通常時通報設定スイッチB27が常時通報を行うように設定されていると、停電であるか否かに拘らず、通報を行うことができる。
このようにして、停電時においても、特定の入力に応答して通報を行えるようにしても、通常時において、その入力に対する警報出力が住宅情報盤4で行われなくなるような不具合を防止することができる。また、むやみに外部へ通報するのではなく、停電で監視装置が停止しているときだけに外部へ通報するように選択できる。
本発明の実施の一形態の自動通報装置を用いた住宅用監視システムのシステム構成の一例を示すブロック図である。 前記自動通報装置の正面図である。 前記自動通報装置の底面図である。 前記自動通報装置において、正面の設定部カバーを開けた状態を示す正面図である。 前記自動通報装置の電気的構成を示すブロック図である。 従来で想定される自動通報装置を用いた住宅用監視システムのシステム構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 自動通報装置
4 住宅情報監視盤
5,37 通報先
6 電話機
7 電話回線
22 ガスセンサ
23 火災感知器
24 防犯スイッチ
25 コール釦
31 ロビーインターフォン
32 警報監視盤
33 ドアフォン子機
44 2次電池
50 メモリ
51 処理回路
71 スイッチング電源回路
72 定電源回路
73 充電・電圧検出回路
74 バックアップ電源
B0 通報釦
B11 通報先登録釦
B27 通常時通報設定スイッチ
L6 電源灯
S1 電源スイッチ
T3 コール入力端子
T4 移報出力端子
T11〜T16 端子

Claims (2)

  1. 各種入力を受付けて予め定める事象が発生した際に報知を行う監視装置に接続され、該監視装置からの通報入力に応答して、発報手段が公衆回線を通じて外部へ通報するようにした自動通報装置において、
    停電時に前記通報を可能にするバックアップ電源と、
    前記監視装置への各種の入力の一部を、前記監視装置に代えて受付けるための入力端と、
    前記一部の入力を前記監視装置へ転送する移報出力端とを含むことを特徴とする自動通報装置。
  2. 前記一部の入力を、通常時には前記移報出力端から前記監視装置へ転送させ、停電時には前記発報手段に入力して外部へ通報可能とする選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の自動通報装置。
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