JP2001127894A - インターホンシステムとインターホンの表示方法 - Google Patents

インターホンシステムとインターホンの表示方法

Info

Publication number
JP2001127894A
JP2001127894A JP30512099A JP30512099A JP2001127894A JP 2001127894 A JP2001127894 A JP 2001127894A JP 30512099 A JP30512099 A JP 30512099A JP 30512099 A JP30512099 A JP 30512099A JP 2001127894 A JP2001127894 A JP 2001127894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
intercom
display
additional information
interphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30512099A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Inoue
雅登 井上
Aiichiro Kuwayama
愛一郎 桑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30512099A priority Critical patent/JP2001127894A/ja
Publication of JP2001127894A publication Critical patent/JP2001127894A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターホンに、家庭内の各種情報を受信し
て、これを選択的に表示させる高附加機能を備えたイン
ターホンシステムを提供する。 【解決手段】 インターホン親機101と子機108と
の間で通常のインターホン動作を行う以外に、インター
ホン親機101は、インターホンの動作休止時に、モニ
タ部104に種々のモニタ情報103を表示させる。イ
ンターホン親機101のセンサインターフェースは、温
度/湿度センサ111や人センサ112などから各種セ
ンサ情報を受信したり、電力メータ114やガスメータ
115などから各種の使用量情報を受信する。受信した
各種情報は、インターホン親機101のCPUによって
データ化され、表示例117に示すような情報がモニタ
部104に表示され、インターホン本来の機能と付加情
報を表示する機能とを備えることができ、且つインター
ホン本来の機能に支障を生じることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声または映像の
伝送ができるインターホンシステムに関し、特に、イン
ターホンの機能に家屋状況等の表示機能を付加した、多
種の表示機能を備えたインターホンシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像伝送付きインターホン装置
は、玄関などに設置された子機からの映像情報を家屋内
の中心にある親機が受信する、いわゆるインターホンと
して利用されるシステムが一般的である。しかし、近
年、一部の付加機能を備えたインターホン装置も報告さ
れている。例えば、実用新案登録第3002740号公
報には、インターホンの玄関子機に温度及び湿度センサ
を取りつけ、室内の親機が、インターホン機能以外に、
屋外の温度及び湿度を表示することのできる機能を備え
ているインターホン装置が報告されている。このインタ
ーホン装置によれば、通常のインターホン機能のほか
に、屋外の温度や湿度などを知ることができるので、居
住者は、親機の情報を見ながら、外気に適した服装や傘
の用意などの判断を行うことができる。
【0003】また、特開平6−121319号公報に
は、ドアホーン以外に、複数の玄関の電気錠の制御及び
施錠の有無を表示することのできるドアホーンテレビ装
置などが報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来のインターホン装置は、通常のインターホン
機能に付加機能が追加されたといっても、玄関の子機が
検知することのできる範囲の玄関情報、例えば、外気の
温度や湿度の情報、あるいは、玄関などの施錠情報を検
知して、室内の親機がこれらの情報を表示するものであ
る。すなわち、家屋内外の各種の環境情報を親機に表示
してモニタリングしたり、あるいは親機の内部にある音
響装置によって、必要に応じて警報を発したりすること
のできるインターホン装置は実現していない。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、家屋内外の各種の情報を親機の表示手段
にモニタ表示したり、親機の音響装置から警告を発生さ
せる機能を附加したインターホンシステムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のインターホンシステムは、インターホン
装置の子機と親機との間で音声及び映像の伝送を行うこ
とのできるインターホンシステムであって、親機は、家
屋内外の環境情報と家庭が使用する水道光熱量の使用量
情報の、少なくとも一方の付加情報を受信する付加情報
受信手段と、付加情報受信手段が受信した環境情報又は
使用量情報に基づいて、環境情報又は使用量情報の付加
情報を表示させる付加情報表示手段とを備えていること
を特徴とする。
【0007】また、環境情報は、室内の温度及び湿度の
情報と、室内に人がいるか否かを示す在室情報と、屋外
の温度及び湿度の情報との少なくとも一つを含む情報で
あり、使用量情報は、電力消費量とガス消費量と水道消
費量の情報の少なくとも一つを含む情報であることを特
徴とする。
【0008】すなわち、インターホン親機に、通常のイ
ンターホン機能の他に、各部屋の温度/湿度のデータ
や、各部屋毎の人の在室の有無の情報を表示できるよう
にする。さらに、電力使用量やガス使用量や水道使用量
などの情報をリアルタイムで表示したり、月間の使用量
を表示できるようにする。これらの情報は、インターホ
ン親機のインターフェースが各センサや各メータから受
信できるようにして、モニタ部に必要な情報を選択的に
表示させるようにする。これによって、例えば、老人な
どがトイレなどに居るという情報と共に在室時間なども
表示して、情報をリアルタイムで把握することによっ
て、早期に危険を回避することができる。さらに、水道
光熱量の使用情報をリアルタイムで把握して、資源の省
エネルギー化を図ったり事故などの未然防止を行うこと
もできる。
【0009】また、本発明のインターホンシステムは、
付加情報受信手段には、さらに、郵便ポスト内に郵便物
が投函されたことを検出する衝撃センサからの情報を受
信する機能を備え、付加情報表示手段が、衝撃センサの
情報に基づいて、通便物が投函された旨の表示と投函時
刻の表示を行うようにしたことを特徴とする。これによ
って、郵便物が投函されたことを知ることができるし、
また、投函時間も知ることができる。尚、この場合は、
インターホン親機のモニタ部を見ていなくても投函され
たことが分かるように、投函されたら音声を発するよう
にすれば、さらに使い勝手がよくなる。
【0010】また、本発明のインターホンシステムは、
親機の付加情報表示手段が、付加情報受信手段の受信し
た各々の付加情報に対して、それぞれの内容に対応する
デザインの映像情報を表示することを特徴とする。すな
わち、数字や文字による表示ではなく、それぞれの情報
を的確に表すビジュアルな表示を行うことによって、一
目で情報を把握することができ、迅速な対応や処置を行
うことができる。
【0011】また、本発明のインターホンシステムは、
来訪者が、子機のコールボタンを操作して親機との間で
通常のインターホン動作を開始するときは、自動的に、
親機の付加情報表示手段は付加情報の表示を停止して、
通常のインターホン動作に切り替わり、通常のインター
ホン動作が終了したときは、再び、付加情報表示手段は
付加情報の表示を開始することを特徴とする。すなわ
ち、室内温度や在室の有無の情報、あるいは水道光熱量
などの使用量情報は、インターホンの本来の機能の付帯
機能であり、インターホンの持つ音声や映像の表示機能
を有効に利用して、付加情報を表示または発声をしよう
とするものである。したがって、インターホンの本来の
機能で動作しているときは、これらの付帯機能を自動的
に停止させてインターホンとして使用する。そして、イ
ンターホンとしての動作が終了したら、再び、自動的に
付帯機能を動作させて、直前の付加情報を表示できるよ
うにすることによって、極めて使い勝手のよいインター
ホンシステムを実現することができる。また、本発明
は、インターホン装置の子機と親機との間で、音声及び
映像の伝送を行うことのできるインターホンシステムに
おけるインターホンの表示方法であって、親機は、家屋
内外の環境情報と家庭が使用する水道光熱量の使用量情
報の、少なくとも一方の付加情報を受信し、受信した環
境情報及び使用量情報に基づいて、環境情報及び使用量
情報の付加情報を選択的に表示させることを特徴とする
インターホンの表示方法である。
【0012】尚、環境情報は、室内の温度及び湿度の情
報と、室内の在室情報と、屋外の温度及び湿度の情報と
の少なくとも一つを含む情報であり、使用量情報は、電
力消費量とガス消費量と水道消費量の情報の少なくとも
一つを含む情報であることを特徴とするインターホンの
表示方法である。このようなインターホンの表示方法に
よって、例えば、各家庭の電力やガスなどの使用量情報
が管理センターに送信され、必要に応じて、親機がネッ
トワークインターフェースからこれらの使用量情報を受
信してモニタ部に表示させることもできる。これによっ
て、電気やガスなどの使用量の動きをリアルタイムで把
握することができ、家庭内で使用するエネルギーの節約
に大いに貢献することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明のイン
ターホンシステムの実施の形態を詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施の形態におけるインターホンシステ
ムの構成図である。先ず、この図を用いてこのインター
ホンシステムの構成を説明する。
【0014】インターホン親機101は、ハンドセット
102と、モニタ情報103を表示するモニタ部104
と、テンキー部106及びその他の付帯機能とによって
構成されている。また、インターホン親機101には各
種センサや各種情報の受け渡しを行うためのインターフ
ェース(図示せず)が用意され、温度/湿度センサ11
1と、人センサ112と、鍵センサ113と、衝撃セン
サ110と、電力メータ114と、ガスメータ115
と、水道メータ116と、コールボタン118とに接続
されている。
【0015】さらに、インターホン親機101は、イン
ターホン回線107を介して子機108及び子機108
に設置された室外温度計105に接続されている。ま
た、前述の衝撃センサ110はポスト109の内部に設
置されている。
【0016】そして、これらの各種の検出情報は、イン
ターホン親機101に入力されて、表示例117に示す
ように、モニタ部104にモニタ情報103として表示
される。
【0017】図2は、図1に示すインターホンシステム
のブロック構成を示す系統図である。図2において、イ
ンターホン親機203は、映像増幅部204,208
と、A/D変換部205と、映像処理部206と、D/
A変換部207,235,219と、モニタ部214
と、音声増幅部209,236と、スピーカ210、2
37と、マイク211と、CPU212と、時計213
と、インターフェース(以下、I/Fという)223
と、センサインターフェース(以下、センサI/Fとい
う)230と、データインターフェース(以下、データ
I/Fという)238と、表示制御部218と、メモリ
217とによって構成されている。
【0018】また、子機201は、カメラ221と呼出
ボタン222と室外温度計215とを備え、子機201
からの信号はインターホン回線220によってインター
ホン親機203に送信されるようになっている。さら
に、ポスト229の内部に設置された衝撃センサ228
と、人センサ233と、温度/湿度センサ232と、電
力メータ231と、ガスメータ216と、コールボタン
234の各信号はインターホン親機203のセンサI/
F230に入力されるようになっている。
【0019】通常のインターホンとしての映像及び音声
情報の送受信動作については、公知の技術であるのでそ
の説明は省略し、本発明の付加機能についてのみ説明す
る。
【0020】すなわち、温度/湿度センサ232は各部
屋に設置して、各部屋の温度及び湿度を検出することが
できるようにする。そして、4−8bit程度のデータ
で、センサI/F230が各部屋の温度/湿度データを
ポーリングによる読み取り、センサーI/F230より
データI/F238を経て、データ形式でCPU212
に入力される。その他の、衝撃センサ228、人センサ
233、電力メータ231、ガスメータ216、コール
ボタン234の各信号も、センサI/F230よりデー
タI/F238を経て、データ形式でCPU212に入
力される。
【0021】そして、これらの各情報は、映像増幅部2
08で増幅されたのち、モニタ部214にモニタ情報と
して表示される。さらに、警報情報やコメントなどは音
声増幅部236で増幅された後スピーカ237によって
音声として発せられる。
【0022】これらの各データ情報は、基本的には、通
常の用途として用いられるインターホンを使用してない
時の付加サービス機能であるので、インターホンが動作
すれば、モニタ部214に表示されているデータ情報は
インターホン動作が終了するまで停止する。
【0023】また、これらの各データ情報の表示順位
は、CPU212により、予め決められた優先順位の制
御によって行われ、インターホンが通常動作をしていな
いときに表示されるようにコントロールされる。
【0024】さらに、モニタ部214に表示される表示
の一例として、図1の表示例117に表示されているよ
うに、インターホン親機101に接続された各種情報の
表示を行うか、あるいは、各部屋に設置した温度/湿度
センサ111からポーリングしたデータに基づいて、リ
ビング20度、寝室18度、子供部屋22度というよう
に、表示内容を切り替えることもできる。
【0025】また、人センサ112を各部屋に装置すれ
ば、各部屋に人が居る状態を知ることができる。人セン
サ112としては、赤外線、赤外線熱量、誘導などの人
を感知するセンサを、家屋内の各部屋やトイレや風呂場
などに設置して、人が家屋内のどこに居るかを検知して
その存在を表示することができる。
【0026】図2に戻って、特に、トイレや風呂場に長
時間に亘って人が居る場合は、CPU212の制御によ
って、音声増幅部236を経てスピーカ237によりア
ラームを鳴らし、家屋内に居る人に警報を発生すること
が出来る。
【0027】また、各家屋の電力の使用料は電力メータ
231より、ガスの使用料はガスメータ216より、そ
れぞれのデータをインターホン親機203のセンサーI
/F230に入力し、時間当たりの使用状況や月間使用
料などについての情報をモニタ部214に表示すること
が出来る。
【0028】さらに、これらの検出情報の表示機能は、
インターホンの本来の機能に付加したサービス機能であ
るので、インターホンの前に来客が訪れ、インターホン
の子機201の呼出ボタン222を押した場合は、スピ
ーカ210によって室内に呼出音が鳴り、さらにモニタ
部214には訪問者の映像が映るので、モニタ部214
に映っていた各種の情報の表示内容は消える。
【0029】そして、訪問者と間のインターホン機能に
よる会話が終了した時点で、すなわち、図1のインター
ホン親機101のハンドセット102を親機にもどした
時点で、モニタ103は直前に表示されていた各種情報
の表示を再開する。
【0030】また、各家庭の電力メータ、ガスメータの
データは、データインターフェースを介して、ネットワ
ークによってれぞれの管理センターに送信され、これら
の使用料を確認することができるシステムの環境も整い
つつある。このような場合、ネットワークインターフェ
ースから電力やガスの使用量のデータを取得して、図2
のインターホン親機203がデータインターフェースを
介して受け取り、家庭内の電力、ガス、その他の使用料
をリアルタイムに表示させることができる。このように
すれば、電気やガスのメータにおけるデータの変化量が
リアルタイムで分かるので、家庭内の消費エネルギーの
節約を行うことができる。
【0031】さらに、モニタ部214の表示情報により
安全の確認を行うこともできる。すなわち、家庭内の電
気をすべて断にしているにもかかわらず、モニタ部21
4に表示される電力メータのデータが増加していれば、
家庭内のどこかで漏電などが発生していることを予測す
ることができ、事前に災害を防止することができる。ガ
スの漏洩や水道の漏水などについても、リアルタイム
で、モニタ部214によってその情報を知ることができ
るので、事故の発生を未然に防ぐこともできる。さら
に、電気やガスや水道などの資源の無駄使いを防ぐこと
もできるので、資源の節約と環境にやさしいインターホ
ンシステムを構築することができる。
【0032】以上のように家屋内のインフラのデータを
インターホン親機が表示することにより、家屋内の資源
の省エネルギー化と危険の発生を未然に防ぐことができ
る。
【0033】次に、フローチャートを用いて本発明のイ
ンターホンシステムの動作を説明する。図3は、本発明
のインターホンシステムの動作方法の手順を示すフロー
チャートである。したがって、図3のフローチャートに
したがって、図1のインターホンシステムの動作手順を
説明する。
【0034】先ず、インターホン親機101に接続する
各センサ(温度/湿度センサ111や人センサ112や
鍵センサ113など)を各室内に設置したり、各メータ
(電力メータ114やガスメータ115や水道メータ1
16など)を設置する(ステップ401)。そして、設
置した各センサや各メータの信号線をインターホン親機
101のセンサーI/Fに接続する(ステップ40
2)。続いて、各センサや各メータの表示条件や表示方
法について、インターホン親機101のテンキー部10
6から入力する(ステップ403)。
【0035】さらに、各センサや各メータにおける表示
情報に対して、アラームを必要とするか否かを決定する
(ステップ404)。アラームを必要としない場合は
(ステップ404、NO)、アラームなしでセンサ情報
やメータ情報の表示のみを行うようにする(ステップ4
05)。一方、アラームを必要とする場合は(ステップ
404、YES)、各センサや各メータ毎にアラーム時
間を設定する。すなわち、トイレや浴室の在室時間や電
力、ガス、水道のメータ関連のデータのアラームの設定
を、各センサや各メータ毎にテンキ部106で入力する
(ステップ406)。
【0036】次に、各センサや各メータのデータの表示
をインターホン親機101のモニタ部103に表示する
(ステップ407)。このようにしてセンサ情報やメー
タ情報がモニタ部103に表示されている状態で、イン
ターホンの子機108に訪問者が来て、子機108の呼
出ボタン(図2の222)を操作したか否かを判断し
(ステップ408)、呼出ボタン222が押されれば、
これまでモニタ部103に表示されていたセンサ情報や
メータ情報の表示を停止して(ステップ409)、自動
的にインターホン機能に切り替わり、通常のインターホ
ン動作が行われる(ステップ410)。そして、インタ
ーホン動作が終了すると(ステップ411)、インター
ホン動作の直前に消えたセンサ情報やメータ情報のデー
タが、再び、モニタ部104に表示される(ステップ4
12)。
【0037】また、モニタ部1034に表示されるデー
タの情報としては、数字や文字による情報だけでなく、
各センサや各メータのデータに対応したデザイン情報を
表示させることもできる。すなわち、図2において、イ
ンターホン親機203に各種のセンサ信号や各種のメー
タ信号が入力されると、CPU212の制御によって、
映像処理部206が各データに対応した画像処理を行
う。そして、D/A変換部207、映像増幅部208を
経て、モニタ部214には画像によるビジュアル的な表
示を行う。これによって、数値や文字でわかりにくい情
報を一目で分かるように表示することができる。
【0038】図4は、本発明のインターホンシステム
で、モニタ部にビジュアル表示を行った表示の一実施例
であり、(a)は室内の温度/湿度の表示例、(b)は
在室状態の表示例である。
【0039】すなわち、室内の温度/湿度の表示例
(a)に示すように、温度及び湿度をバーグラフにして
表示し、例えば、室内温度が20度以上のときはバーグ
ラフの表示が赤くなり、15度以下のときは表示が青に
なるようにすれば、バーの長さで温度状態が分かり、さ
らに遠くからでもバーの色により、室内が適温であるか
どうかを判断することができる。湿度についても、同様
な方法で表示すれば、空気に乾燥状態を一目で判断する
ことができる。
【0040】また、各部屋の在室状態の表示例(b)
は、各室毎に表示するようにし、在室状態では表示が点
滅し、さらに、在室の時間も表示できるようにする。こ
の図では、トイレは、在室を示す点滅表示と5分間の在
室時間が表示されている。また、子供部屋は点滅してい
ないので不在を示す表示となっている。このような表示
により、例えば、老人がトイレに入っていることを示す
点滅表示と、5分間という長時間の在室時間の表示がな
されているので、何かの異常が発生しているのではない
かという情報を早い段階で得ることができ、早期に対応
を行うことができる。
【0041】このような表示ベースは、図2のCPU2
12の内部に用意し、温度表示や在室表示毎に、自動的
に表示形式を選択して、データと共にビジアル表示をす
ることにより、居住者は、図1のインターホン親機10
1のモニタ部104の表示内容を読まなくても、見て確
認するだけで状況を判断することができる。
【0042】次に、本発明のインターホンシステムによ
って、郵便ポストの投函情報をモニタリングする場合に
ついて説明する。図5は、ポストに郵便物が投函された
とき、本発明のインターホンシステムのモニタ部に表示
されるポスト表示の一例である。
【0043】郵便物が投函されたときに検知するセンサ
ーには多くの種類が考えられるが、とりわけ、板状でス
イッチ機能を持ち、物体がタッチするとスイッチが動作
する機能を備えた、いわゆるタッチスイッチがある。図
2に示す衝撃センサ228として、このようなタッチス
イッチをポスト229の内部の下に置く。そして、郵便
物や新聞がポスト229に投函されたとき、タッチスイ
ッチ(衝撃センサ)228より、動作モードが変化した
信号がセンサI/F230を介してCPU212に入力
されると、モニタ部214にはポスト229に郵便物あ
るいは新聞が入ったことを示す情報が表示される。さら
に、時計213の情報によって投函時刻も表示される。
【0044】すなわち、図5の実施例で説明すると、モ
ニタ部501には、郵便物表示503とポストに郵便物
が投函された時刻の時間表示502が表示される。尚、
モニタ部501の表示のみであると見落とすこともある
ので、同時に、図2のCPU212により音声合成ある
いは擬音を作り、これを音声増幅部236に出力してス
ピーカ237より拡声し、インターホンのモニタ部21
4を監視していなくても投函情報を知ることができるよ
うにしてある。
【0045】また、郵便物表示を確認したら、図1のハ
ンドセット102を一度持ち上げ、再び戻すことによっ
て、投函表示情報を前のセンサ表示内容にもどすことが
出来る。
【0046】
【発明の効果】本発明のインターホンシステムは、この
ようなモニタで表示できる機能と音声機能とを有効に利
用し、通常のインターホン機能以外に、家屋内外の生活
様態を示す各種の情報や、水道光熱関係の使用量の情報
をモニタで表示する機能をも備えている。インターホン
装置に、このような各種情報の表示や、必要に応じて行
う警報情報の表示の機能を付加することによって、家庭
で使用する資源を有効に利用して省エネルギー化を図る
ことができると共に、居住者の安全や快適生活にも大い
に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるインターホンシ
ステムの構成図
【図2】図1に示すインターホンシステムのブロック構
成を示す系統図
【図3】本発明のインターホンシステムの動作方法の手
順を示すフローチャート
【図4】本発明のインターホンシステムで、モニタ部に
ビジュアル表示を行った表示の一実施例であり、(a)
は室内の温度/湿度の表示例、(b)は在室状態の表示
【図5】ポストに郵便物が投函されたとき、本発明のイ
ンターホンシステムのモニタ部に表示されるポスト表示
の一例
【符号の説明】
101,203 インターホン親機 102 ハンドセット 103 モニタ情報 104,214 モニタ部 105,215 室外温度計 106 テンキー部 107,220 インターホン回線 108,201 子機 109,229 ポスト 110,228 衝撃センサ 111,232 温度/湿度センサ 112,233 人センサ 113 鍵センサ 114,231 電力メータ 115,216 ガスメータ 116 水道メータ 117 表示例 118,234 コールボタン 204,208 映像増幅部 205 A/D変換部 206 映像処理部 207,219,235 D/A変換部 209,236 音声増幅部 210,237 スピーカ 211 マイク 212 CPU 213 時計 217 メモリ 218 表示制御部 221 カメラ 222 呼出ボタン 223 インターフェース(I/F) 224 施錠信号 225 センサ表示切替信号 226 施錠解除信号 227 外部制御信号 230 センサーインターフェース(センサI/F) 238 データインターフェース(データI/F) 501 モニタ部 502 時間表示 503 郵便表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301D Fターム(参考) 5C054 AA01 CA04 CC03 DA08 EA05 EH01 FA04 HA05 HA22 5C087 AA02 AA03 AA08 AA19 AA37 AA44 BB03 BB46 BB65 BB74 DD03 DD24 DD36 EE05 EE06 EE07 EE16 EE18 FF24 FF25 5K038 CC02 DD15 DD18 DD21 DD23 FF01 GG02 5K048 BA34 BA36 DC03 HA01 HA02 HA21 5K101 KK13 LL04 NN01 NN18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターホン装置の子機と親機との間で
    音声または映像の伝送を行うことのできるインターホン
    システムであって、前記親機は、家屋内外の環境情報と
    家庭が使用する水道光熱量の使用量情報の、少なくとも
    一方の付加情報を受信する付加情報受信手段と、前記付
    加情報受信手段が受信した環境情報又は使用量情報に基
    づいて、前記環境情報又は前記使用量情報の付加情報を
    表示させる付加情報表示手段とを備えていることを特徴
    とするインターホンシステム。
  2. 【請求項2】 前記環境情報は、室内の温度または湿度
    の情報と、室内の在室情報と、屋外の温度または湿度の
    情報との少なくとも一つを含む情報であり、 前記使用量情報は、電力消費量とガス消費量と水道消費
    量の情報の少なくとも一つを含む情報であることを特徴
    とする請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 【請求項3】 前記付加情報受信手段は、 さらに、郵便ポスト内に郵便物が投函されたことを検出
    する衝撃センサからの情報を受信し、 前記付加情報表示手段は、前記衝撃センサの情報に基づ
    いて、郵便物が投函された旨の表示と投函時刻の表示を
    行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    インターホンシステム。
  4. 【請求項4】 前記親機の付加情報表示手段は、 前記付加情報受信手段が受信した各々の付加情報の内容
    に対応するデザインの映像情報を表示することを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインタ
    ーホンシステム。
  5. 【請求項5】 来訪者が、前記子機のコールボタンを操
    作して、前記親機との間で通常のインターホン動作を開
    始するときは、自動的に、前記親機の付加情報表示手段
    は付加情報の表示を停止して、通常のインターホン動作
    に切り替わり、通常のインターホン動作が終了したとき
    は、再び、前記付加情報表示手段は付加情報の表示を開
    始することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れ
    かに記載のインターホンシステム。
  6. 【請求項6】 インターホン装置の子機と親機との間
    で、音声または映像の伝送を行うことのできるインター
    ホンシステムにおけるインターホンの表示方法であっ
    て、前記親機は、家屋内外の環境情報と家庭が使用する
    水道光熱量の使用量情報の、少なくとも一方の付加情報
    を受信し、受信した環境情報または使用量情報に基づい
    て、前記環境情報または前記使用量情報の付加情報を選
    択的に表示させることを特徴とするインターホンの表示
    方法。
  7. 【請求項7】 前記環境情報は、室内の温度または湿度
    の情報と、室内の在室情報と、屋外の温度または湿度の
    情報との少なくとも一つを含む情報であり、 前記使用量情報は、電力消費量とガス消費量と水道消費
    量の情報の少なくとも一つを含む情報であることを特徴
    とする請求項6に記載のインターホンの表示方法。
JP30512099A 1999-10-27 1999-10-27 インターホンシステムとインターホンの表示方法 Pending JP2001127894A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30512099A JP2001127894A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 インターホンシステムとインターホンの表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30512099A JP2001127894A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 インターホンシステムとインターホンの表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001127894A true JP2001127894A (ja) 2001-05-11

Family

ID=17941354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30512099A Pending JP2001127894A (ja) 1999-10-27 1999-10-27 インターホンシステムとインターホンの表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001127894A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174058A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭内情報システム
JP2007293667A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP2009290347A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステムおよびインターホン親機
JP2010288226A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
JP2012015943A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2012015944A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2012039722A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174058A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭内情報システム
JP2007293667A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP2009290347A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステムおよびインターホン親機
JP2010288226A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
JP2012015943A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2012015944A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2012039722A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101432869B1 (ko) 경보기 및 경보기 시스템
JP2001127894A (ja) インターホンシステムとインターホンの表示方法
JP2006279792A (ja) インターホン診断システム
JP2010061414A (ja) 安否確認システム
JP2004310495A (ja) 防犯警報システム
JPH07230593A (ja) 火災警報装置の地区音響装置
JP4240712B2 (ja) 集中監視装置
JP2007129321A (ja) インターホンシステム
JP4006963B2 (ja) 住宅情報盤親機、住宅情報盤副親機、集合住宅用ハンズフリー通話システム
JP3935706B2 (ja) 高齢者対応集合住宅連絡システム
JP3049521B2 (ja) 集合住宅用ロビーインターホン
JP3500064B2 (ja) 共同住宅用火災報知システム
JP3622496B2 (ja) 生活情報監視システム
JP4144989B2 (ja) 集中監視装置
JP2000069575A (ja) ホームオートメーションシステム
JP4059538B2 (ja) インターホン装置
JP3697627B2 (ja) インターホンシステム
JP2002340398A (ja) 給湯器システム、情報中継装置および情報共有型給湯器システム
JP2001134874A (ja) 生活情報監視システム
JPH0654519B2 (ja) 警報内容通知装置
JP4683448B2 (ja) 防災監視設備
JPH1145388A (ja) 集合住宅システム
JPH11134583A (ja) 集合住宅用ロビーインターホン
JP3743852B2 (ja) インターホンシステム
KR970005816B1 (ko) 홈 오토메이션 시스템 및 그것의 세대 긴급상황 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081008

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006