JP2007293667A - インターホンシステム - Google Patents

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勝宏 大津
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Abstract

【課題】地震または津波等の自然災害が発生した旨の災害情報について警報発報を行う際の視聴性、居住者の安全性および避難誘導の利便性をそれぞれ高めるとともに、近隣に出没した変質者等の不審者からの居住者の保護による安全性および防犯性をそれぞれ高める。
【解決手段】玄関子機1との間で通話を成立させるために使用される居室親機2の親機スピーカ201から警報音を鳴動させるとともに、基本情報または詳細情報をモニタ200に表示させることにより、外部ネットワークL2を経由して伝送されてくる地震情報S1または津波情報S2等の自然災害の警報発報を行う。また、地震または津波等の自然災害が発生した場合、点火機器5を消火させて火事の発生を未然に防止するとともに、照明灯6の点灯、ブラインド7の上昇、電気錠8の解錠等を行う。さらに、近隣に変質者等の不審者が出没した場合、照明灯の消灯、ブラインドの下降、電気錠の施錠等を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、玄関子機からの呼び出しに応答した居室親機が当該玄関子機との間で通話を成立させることができるインターホンシステムに係り、特に、地震または津波等の自然災害が発生した旨の災害情報、或いは近隣に変質者等の不審者が出没している旨の近隣不審者情報を、居室親機にて警報発報することができるインターホンシステムに関する。
従来から、センターからの情報、例えば、「地震発生」、「避難警告」等の緊急時のメッセージ情報を、所定のエリア内の複数の家庭に同報配信することができる情報伝送システムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2000−123275号(段落番号「0030」乃至「0033」「0039」、「0040」、第3図)
背景技術に記載した特許文献1の情報伝送システムによれば、センターからの緊急時のメッセージ情報を情報端末装置へと確実に伝送することができる。しかしながら、緊急時のメッセージ情報を受信した情報端末装置が有する機能として、火災の発生の防止、住戸内に在室中の居住者にとって必要とされる避難路の確保、さらには近隣に出没した変質者等の不審者からの居住者の保護といった各種の機能を有効とする機能が何ら備えられていなかった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、地震または津波等の自然災害が発生した旨の災害情報について警報発報を行う際の視聴性、居住者の安全性および避難誘導の利便性をそれぞれ高めるとともに、近隣に出没した変質者等の不審者からの居住者の保護による安全性および防犯性をそれぞれ高めたインターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホンシステムは、玄関に設置された玄関子機から住戸内に設置された居室親機を呼び出して、玄関子機の子機マイクおよび子機スピーカと居室親機の親機マイクおよび親機スピーカとの間で音声信号を送受信して通話を成立させる当該システムである。居室親機は、当該居室親機に接続されている外部ネットワークを経由して地震情報または津波情報等の災害情報を受信すると、親機スピーカから警報音を鳴動させて警報発報するためのCPUを備えたものである。
また、本発明の第2の態様であるインターホンシステムは、本発明の第1の態様において、(居室親機の)CPUは、地震情報または津波情報等の災害情報を受信すると、ガスおよび/または電熱の供給遮断信号等の消火用信号を出力するものである。
また、本発明の第3の態様であるインターホンシステムは、本発明の第1の態様または第2の態様において、(居室親機の)CPUは、地震情報または津波情報等の災害情報を受信すると、照明灯の点灯、ブラインドの上昇、電気錠の解錠等の避難用信号を出力するものである。
また、本発明の第4の態様であるインターホンシステムは、本発明の第1の態様乃至第3の態様において、玄関子機に備えられたカメラと、玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するモニタが備えられた居室親機とを有するテレビドアホンである。(居室親機の)CPUは、地震情報または津波情報等の災害情報を受信すると、受信された情報の基本情報をモニタに表示するとともに、居住者が居室親機の親機操作部を操作することにより、受信された情報の詳細情報をモニタに表示するものである。
また、本発明の第5の態様であるインターホンシステムは、玄関に設置された玄関子機から住戸内に設置された居室親機を呼び出して、玄関子機の子機マイクおよび子機スピーカと居室親機の親機マイクおよび親機スピーカとの間で音声信号を送受信して通話を成立させる当該システムである。居室親機は、当該居室親機に接続されている外部ネットワークを経由して近隣不審者情報を受信すると、照明灯の消灯、ブラインドの下降、電気錠の施錠等の居住者保護用信号を出力するためのCPUを備えたものである。
本発明の第1の態様であるインターホンシステムによれば、玄関子機との間で通話を成立させるために使用される居室親機の親機スピーカから警報音を鳴動させることにより、外部ネットワークを経由して伝送されてくる災害情報の警報発報を行うことができ、住戸内に在室中の居住者にとっては、地震または津波等の自然災害が発生したことの確認が聴覚を通じて容易となる。
また、本発明の第2の態様であるインターホンシステムによれば、地震または津波等の自然災害が発生した場合、ガスおよび/または電熱を使用した火の使用を停止することにより、火事の発生を未然に防止でき、住戸内に在室中の居住者にとっては、安全性が高められる。
また、本発明の第3の態様であるインターホンシステムによれば、地震または津波等の自然災害が発生した場合、照明灯の点灯、ブラインドの上昇、電気錠の解錠等を行うことにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、避難路が確保されて避難誘導の利便性が高められる。
また、本発明の第4の態様であるインターホンシステムによれば、地震または津波等の自然災害が発生した旨の災害情報の基本情報を、画面サイズが比較的小さいとされる居室親機のモニタに視認性の高い状態で表示させることができるばかりでなく、モニタの表示を基本情報から詳細情報に切り替えることができ、住戸内に在室中の居住者にとっては、住戸内に在室中の居住者にとっては、地震または津波等の自然災害が発生したことの確認が視覚を通じて容易となる。
さらに、本発明の第5の態様であるインターホンシステムによれば、近隣に変質者等の不審者が出没している場合、照明灯の消灯、ブラインドの下降、電気錠の施錠等を行うことにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、不審者から保護されて安全性が高められるばかりでなく、防犯性が高められる。
以下、本発明のインターホンシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるインターホンシステムの全体構成を示すシステム説明図である。
図1に示すインターホンシステムは、玄関(住戸玄関と同意。)に設置され、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話を成立させるための玄関子機1と、住戸内に設置され、子機/親機ラインL1を経由して接続された玄関子機1からの呼び出しを報知し、この呼び出しに応答した居住者が来訪者との間で通話を成立させるための居室親機2と、地震または津波等の自然災害の発生により生成される災害情報を記憶し、この災害情報を、例えば、電話回線通信網、光ファイバ通信網等の外部ネットワークL2を経由して接続された居室親機2に出力するための例えば、気象庁に設置されたサーバ(以下、第1のサーバという。)3と、近隣に出没した変質者等の近隣不審者情報を記憶し、この近隣不審者情報を、外部ネットワークL2を経由して接続された居室親機2に出力するための例えば、学校、教育委員会、警備・管理会社に設置されたサーバ(以下、第2のサーバという。)4と、親機/点火機器ラインL3を経由して接続された居室親機2の制御により消火されるガス式および/または電熱式の点火機器5と、親機/照明灯ラインL4を経由して接続された居室親機2の制御により点灯(点滅)/消灯される照明灯6と、親機/ブラインドラインL5を経由して接続された居室親機2の制御により上昇/下降される例えば、住戸窓に設置されたブラインド7と、親機/電気錠ラインL5を経由して接続された居室親機2の制御により施錠/解錠される例えば、玄関ドアに設置された電気錠8とを有している。
玄関子機1には、子機操作部100、カメラ101、子機マイク102および子機スピーカ103が備えられている。
この玄関子機1において、子機操作部100は、来訪者が居住者を呼び出すために所定の呼出操作を行うものである。また、子機操作部100としては、例えば、呼出ボタンが好適とされる。
カメラ101は、子機操作部100を使用して所定の呼出操作を行った来訪者の映像や玄関の周囲近傍の映像(監視映像を含む。)を撮像するためのものである。このカメラ101としては、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像素子が好適とされる。
子機マイク102および子機スピーカ103は、子機操作部100を使用して所定の呼出操作を行った来訪者が居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものである。また、子機スピーカ103は、前述の通話機能(受話機能)のみならず、地震または津波等の自然災害の発生により生成される災害情報を住戸外に警報移報するための警報音(音声メッセージを含む。)、近隣に出没した変質者等の近隣不審者情報を住戸外に警報移報するための警報音(音声メッセージを含む。)をそれぞれ鳴動することもできる。
また、居室親機2には、モニタ200、親機スピーカ201、親機マイク202および親機操作部203が備えられている。
この居室親機2において、モニタ200は、玄関子機1の子機操作部100を使用して所定の呼出操作を行った来訪者からの呼び出しがある旨の呼出情報を表示するとともに、玄関子機1のカメラ101にて撮像された映像を出画するためのものである。また、モニタ200は、地震または津波等の自然災害の発生により生成される災害情報の基本情報、或いは当該災害情報の詳細情報、近隣に出没した変質者等の近隣不審者情報をそれぞれ表示することができる。なお、モニタ200としては、例えば、LCD、有機ELディスプレイ等の各種のディスプレイが好適とされる。
親機スピーカ201は、玄関子機1の子機操作部100を使用して所定の呼出操作を行った来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む。)を放音するとともに、居住者が来訪者との間で通話を成立させるための音声(受話音声)を出力するものである。また、親機スピーカ201は、前述の呼出報知機能および通話機能(受話機能)のみならず、地震または津波等の自然災害の発生により生成される災害情報を住戸内に警報発報するための警報音(音声メッセージを含む。)、近隣に出没した変質者等の近隣不審者情報を住戸内に警報発報するための警報音(音声メッセージを含む。)をそれぞれ鳴動することができる。
親機マイク202は、居住者が来訪者との間で通話を成立させるための音声(送話音声)を入力するものである。
親機操作部203は、玄関子機1の子機操作部100を使用して所定の呼出操作を行った来訪者からの呼び出しを確認した居住者による所定の応答操操作、予め施錠されている電気錠8を解錠させるための所定の解錠操作、モニタ200の表示を切り替えるための所定の画面切替操作がそれぞれ行われるものである。この親機操作部203としては、例えば、通話ボタン、解錠ボタン、画面切替ボタン等の各種の操作ボタンやモニタ200の前面に配置されたタッチパネル等が好適とされる。
図2は、本発明の実施例によるインターホンシステムにおいて、居室親機2の具体的な構成を示すブロック図である。
図2に示す居室親機2には、前述のモニタ200、親機スピーカ201、親機マイク202および親機操作部203と、映像処理回路204と、通話回路205と、CPU206と、6つのインターフェース(以下、それぞれ子機側I/F、サーバ側I/F、点火機器側I/F、照明灯側I/F、ブラインド側I/F、電気錠側I/Fという。)207、208、209、210、211、212とが備えられている。
この居室親機2において、映像処理回路204は、玄関子機1のカメラ101にて撮像された映像であり、子機/親機ラインL1を経由して伝送されてくる映像信号を信号処理、例えば、FM復調してモニタ200に出画させるためのものである。
通話回路205は、親機マイク202に入力された居住者の音声(送話音声)である電気信号の音声信号を4線/2線変換や増幅するとともに、玄関子機1から子機/親機ラインL1を経由して伝送されてくる来訪者の音声(受話音声)である電気信号の音声信号を2線/4線変換や増幅して親機スピーカ201に出力するためのものである。
CPU206は、当該居室親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものである。具体的な制御としては、例えば、モニタ200、映像処理回路204および通話回路205へのそれぞれの駆動制御、モニタ200を使用した呼出報知制御または警報発報制御、親機スピーカ201を使用した呼出報知制御または警報発報制御、親機操作部203を使用して行われる各種操作の検出、玄関子機1への警報移報制御、点火機器5へのガスおよび/または電熱の供給遮断制御、照明灯6への点灯(点滅)/消灯制御、ブラインド7への上昇/下降制御、電気錠8への施錠/解錠制御が行われる。
子機側I/F207、サーバ側I/F208、点火機器側I/F209、照明灯側I/F210、ブラインド側I/F211、電気錠側I/F212は、自I/Fに接続された当該各部/回路と当該ラインとの間を接続して、所定の信号伝送路(通話路)をそれぞれ形成するためのものである。
なお、居室親機2において、住戸内に在室中の居住者による通話手段は、前述の親機マイク202および親機スピーカ201を使用した通話、すなわち、拡声通話に限定されるものではなく、ハンドセット(図示せず。)を使用した通話手段も好適とされる。このハンドセットを使用するにあたっては、親機マイク202を不要にすることもできる。
また、居室親機2の構成各部/回路として、インターフェースは6つ(207、208、209、210、211、212)に限定されるものではなく、単一のインターフェースを使用することもできる。
このように構成された本発明の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。なお、玄関子機1が設置された玄関に居る来訪者が、居室親機2が設置された住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話を成立させる動作は、既に公開されているインターホンシステム等の各種のインターホン技術において公知であるため、説明は省略するものとする。
本発明の実施例における第1の動作として、地震または津波等の自然災害が発生すると、例えば、気象庁に設置された図1および図2に示す第1のサーバ3に地震情報S1または津波情報S2等の災害情報が記憶されるとともに、この地震情報S1または津波情報S2は、第1のサーバ3から外部ネットワークL2、居室親機2のサーバ側I/F208を経由してCPU206へと伝送される。
居室親機2のCPU206は、第1のサーバ3から伝送されてきた地震情報S1または津波情報S2等の災害情報を受信すると、受信された災害情報の基本情報、例えば、「地震が発生しました」または「津波が発生しました」のような文字メッセージを、画面サイズが比較的小さいとされるモニタ200に大きなフォントサイズの状態で表示させるとともに、同様な内容である例えば、「ブーブー、地震です!!」または「ブーブー、津波です!!」のような警報音(音声メッセージを含む。)を親機スピーカ201から鳴動させて警報発報を行うことができる。この警報発報によって、住戸内に在室中の居住者は、地震または津波等の自然災害が発生した場合の基本情報を確認するにあたり、視聴性が高められる。
なお、地震の発生の警報発報を居室親機2にて行うにあたっては、地震波を構成するP波およびS波はそれぞれ伝達速度が遅く、速度が早いとされるP波でも一般的な伝達速度は5km/sであるため、震源地から50kmほど離れた場合、10秒ほど早く地震情報S1を居室親機2のCPU206に伝送することができ、地震の発生直後の警報発報が可能となる。
また、居室親機2のCPU206は、親機スピーカ201から鳴動させた地震または津波の発生等を示す警報音(音声メッセージを含む。)について、子機側I/F207、子機/親機ラインL1を経由して玄関子機1に出力し、子機スピーカ103から同様に鳴動させて警報移報を行うこともできる。
また、居室親機2のモニタ200に前述の基本情報が表示されている場合において、住戸内に在室中の居住者が親機操作部203を使用して所定の画面切替操作を行うと、この操作を検出したCPU206は、モニタ200の表示を基本情報から詳細情報に切り替えることができる。具体的には、例えば、大きなフォントサイズのまま「地震発生の時刻:午前A時B分、震源地:C県D市、地震の規模:マグニチュードE」のような文字メッセージまたは「津波発生の時刻:午後F時G分、発生地:H沖、津波到達の予想時刻:午後I時J分」のような文字メッセージに切り替えて表示させることができる。この警報発報によって、住戸内に在室中の居住者は、地震または津波等の自然災害が発生した場合の詳細情報を、視覚を通じて容易に確認することができる。
また、居室親機2のCPU206は、第1のサーバ3から伝送されてきた地震情報S1または津波情報S2等の災害情報を受信すると、点火機器5へのガスおよび/または電熱の供給を遮断させるための消火用信号S3を生成する。この消火用信号S3は、CPU206から点火機器側I/F209、親機/点火機器ラインL3を経由して点火機器5へと伝送される。
点火機器5は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた消火用信号S3を受信すると、点火に必要なガスおよび/または電熱の供給を遮断することにより、地震または津波等の自然災害が発生した場合、火事の発生を未然に防止でき、住戸内に在室中の居住者にとっては、安全性が高められる。
さらに、居室親機2のCPU206は、第1のサーバ3から伝送されてきた地震情報S1または津波情報S2等の災害情報を受信すると、照明灯6を点灯させるための避難用信号(以下、第1の避難用信号という。)S4、ブラインド7を上昇させるための避難用信号(以下、第2の避難用信号という。)S5、電気錠8を解錠させるための避難用信号(以下、第3の避難用信号という。)S6をそれぞれ生成する。これら第1乃至第3の各避難用信号S4、S5、S6のうち、第1の避難用信号S4は、CPU206から照明灯側I/F210、親機/照明灯ラインL4を経由して照明灯6へと伝送される。また、第2の避難用信号S5は、CPU206からブラインド側I/F211、親機/ブラインドラインL5を経由してブラインド7へと伝送される。さらに、第3の避難用信号S6は、CPU206から電気錠側I/F212、親機/電気錠ラインL6を経由して電気錠8へと伝送される。
照明灯6は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた第1の避難用信号S4を受信すると、予め点灯されていた場合にはその点灯状態を保持する一方、予め消灯されていた場合には点灯させることにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、地震または津波等の自然災害が発生した場合に必要とされる避難路の明るさを確保できるため、避難誘導の利便性が高められる。
ブラインド7は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた第2の避難用信号S5を受信すると、予め上昇されていた場合にはその上昇状態を保持する一方、予め下降されていた場合には上昇させることにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、居住者が住戸内から住戸外に避難する際に必要とされる避難路として、住戸窓から住戸外の様子を確認できるため、避難誘導の利便性が高められる。
電気錠8は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた第3の避難用信号S6を受信すると、予め解錠されていた場合にはその解錠状態を保持する一方、予め施錠されていた場合には解錠させることにより、住戸内に在室中の居住者にとっては、居住者が住戸内から住戸外に避難する際に必要とされる避難路として、電気錠8が解錠された玄関ドアを経由した避難路を確保できるため、避難誘導の利便性が高められる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例における第1の動作によれば、地震または津波等の自然災害の発生について居室親機2にて警報発報を行う際の視聴性、居住者の安全性および避難誘導の利便性をそれぞれ高めることができる。
次に、本発明の実施例における第2の動作として、近隣に変質者等の不審者が出没すると、通報を受けた例えば、学校、教育委員会、警備・管理会社に設置された図1および図2に示す第2のサーバ4に近隣不審者情報S7が記憶されるとともに、この近隣不審者情報S7は、第2のサーバ4から外部ネットワークL2、居室親機2のサーバ側I/F208を経由してCPU206へと伝送される。
居室親機2のCPU206は、第2のサーバ4から伝送されてきた近隣不審者情報S7を受信すると、近隣に変質者等の不審者が出没している旨の例えば、「不審者出没」のような文字メッセージを、画面サイズが比較的小さいとされるモニタ200に大きなフォントサイズで表示させるとともに、同様な内容である例えば、「ブーブー、不審者です!!」のような警報音(音声メッセージを含む。)を親機スピーカ201から鳴動させて警報発報を行うことができる。この警報発報によって、住戸内に在室中の居住者は、近隣に変質者等の不審者が出没している情報を確認するにあたり、視聴性が高められる。
また、居室親機2のCPU206は、親機スピーカ201から鳴動させた近隣に変質者等の不審者が出没している旨の警報音(音声メッセージを含む。)について、子機側I/F207、子機/親機ラインL1を経由して玄関子機1に出力し、子機スピーカ103から同様に鳴動させて警報移報を行うこともできる。
さらに、居室親機2のCPU206は、第2のサーバ4から伝送されてきた近隣不審者情報S7を受信すると、照明灯6を消灯させるための居住者保護用信号(以下、第1の居住者保護用信号という。)S8、ブラインド7を下降させるための居住者保護用信号(以下、第2の居住者保護用信号という。)S9、電気錠8を施錠させるための居住者保護用信号(以下、第3の居住者保護用信号という。)S10をそれぞれ生成する。これら第1乃至第3の各居住者保護用信号S8、S9、S10のうち、第1の居住者保護用信号S8は、前述の第1の避難用信号S4と同一の経路でCPU206から照明灯6へと伝送される。また、第2の居住者保護用信号S9は、前述の第2の避難用信号S5と同一の経路でCPU206からブラインド7へと伝送される。さらに、第3の居住者保護用信号S10は、前述の第3の避難用信号S6と同一の経路でCPU206から電気錠8へと伝送される。
照明灯6は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた第1の居住者保護用信号S8を受信すると、予め消灯されていた場合にはその消灯状態を保持する一方、予め点灯されていた場合には消灯させることにより、近隣に出没している変質者等の不審者に対して居住者が住戸内に不在であるかと誤認させることができるため、住戸内に在室中の居住者にとっては、不審者から保護されて安全性が高められるばかりでなく、防犯性が高められる。
ブラインド7は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた第2の居住者保護用信号S9を受信すると、予め下降されていた場合にはその下降状態を保持する一方、予め上昇されていた場合には下降させることにより、近隣に出没している変質者等の不審者による住戸内への覗き見みを防止できるため、住戸内に在室中の居住者にとっては、不審者から保護されて安全性が高められるばかりでなく、防犯性が高められる。
電気錠8は、居室親機2のCPU206から伝送されてきた第3の居住者保護用信号S10を受信すると、予め施錠されていた場合にはその施錠状態を保持する一方、予め解錠されていた場合には施錠させることにより、近隣に出没している変質者等の不審者による玄関ドアを経由して住戸内への侵入を防止できるため、住戸内に在室中の居住者にとっては、不審者から保護されて安全性が高められるばかりでなく、防犯性が高められる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例における第2の動作によれば、近隣に出没した変質者等の不審者からの居住者の保護による安全性および防犯性をそれぞれ高めることができる。
なお、本発明のインターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のインターホンシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。具体的には、例えば、玄関に設置される玄関子機として複数の玄関子機と、住戸内に設置される居室親機として複数の居室親機とを有するインターホンシステムに採用できる。
本発明の実施例によるインターホンシステムの全体構成を示すシステム説明図。 本発明の実施例によるインターホンシステムにおいて、居室親機の具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1……玄関子機
101……カメラ
102……子機マイク
103……子機スピーカ
2……居室親機
200……モニタ
201……親機スピーカ
202……親機マイク
203……親機操作部
206……CPU
6……照明灯
7……ブラインド
8……電気錠
L2……外部ネットワーク
S1……地震情報
S2……津波情報
S3……消火用信号
S4、S5、S6……第1乃至第3の各避難用信号(避難用信号)
S7……近隣不審者情報
S8、S9、S10……第1乃至第3の各居住者保護用信号(居住者保護用信号)

Claims (5)

  1. 玄関に設置された玄関子機(1)から住戸内に設置された居室親機(2)を呼び出して、前記玄関子機の子機マイク(102)および子機スピーカ(103)と前記居室親機の親機マイク(202)および親機スピーカ(201)との間で音声信号を送受信して通話を成立させるインターホンシステムであって、
    前記居室親機は、前記居室親機に接続されている外部ネットワーク(L2)を経由して地震情報(S1)または津波情報(S2)等の災害情報を受信すると、前記親機スピーカから警報音を鳴動させて警報報知するためのCPU(206)を備えたことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記CPUは、前記地震情報または前記津波情報を受信すると、ガスおよび/または電熱の供給遮断信号等の消火用信号(S3)を出力することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記CPUは、前記地震情報または前記津波情報等の災害情報を受信すると、照明灯(6)の点灯、ブラインド(7)の上昇、電気錠(8)の解錠等の避難用信号(S4、S5、S6)を出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 前記玄関子機に備えられたカメラ(101)と、前記玄関子機のカメラにて撮像された映像を出画するモニタ(200)が備えられた前記居室親機とを有するテレビドアホンであって、
    前記CPUは、前記地震情報または前記津波情報等の災害情報を受信すると、前記受信された情報の基本情報を前記モニタに表示するとともに、居住者が前記居室親機の親機操作部(203)を操作することにより、前記受信された情報の詳細情報を前記モニタに表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  5. 玄関に設置された玄関子機(1)から住戸内に設置された居室親機(2)を呼び出して、前記玄関子機の子機マイク(102)および子機スピーカ(103)と前記居室親機の親機マイク(202)および親機スピーカ(201)との間で音声信号を送受信して通話を成立させるインターホンシステムであって、
    前記居室親機は、当該居室親機に接続されている外部ネットワーク(L2)を経由して近隣不審者情報(S7)を受信すると、照明灯(6)の消灯、ブラインド(7)の下降、電気錠(8)の施錠等の居住者保護用信号(S8、S9、S10)を出力するためのCPU(206)を備えたことを特徴とするインターホンシステム。

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