JP4257021B2 - インターホン装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインターホン装置に係り、住戸の窓やドア若しくはその付近に設置される防犯センサの防犯警戒設定を解除する際のセキュリティを向上させたインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のインターホン装置として、図4の構成図に示すインターホン装置が提案されている。
【0003】
同図に示すインターホン装置において、住戸内に設置されるインターホン親機101には、各伝送線路L101、L102、L103を介して戸外に設置されるインターホン子機102、住戸の窓やドア若しくはその付近に設置される防犯センサ103、住戸内に設置される外部通報装置104がそれぞれ接続されている。また、外部通報装置104には、公衆回線をなす電話回線L104、公衆網105、電話回線L105を介して警備会社等の管理センターに設置される管理センター端末106が接続されている。
【0004】
インターホン親機101は、防犯センサ103を防犯警戒設定または防犯警戒設定解除するためのシーソスイッチやトグルスイッチ等で構成される切換スイッチ110と、防犯警戒設定中に発生した住戸内への不審者等の侵入を点滅表示により住戸内に警報発報するためのLED等で構成される警報表示ランプ111と、前述の警報発生を警報音の鳴動により住戸内に警報発報するための親機スピーカ112と、住戸内に在室中の居住者が戸外に居る来訪者との通話を成立させるために用いるマイク113a、レシーバ113bを内蔵したハンドセット113とを有し、親機スピーカ112では、戸外に居る来訪者からの呼出しを住戸内に呼出発報するための呼出音も鳴動される。
【0005】
インターホン子機102は、戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼出すために押下操作する呼出ボタン120と、戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者との通話を成立させるために用いる子機マイク121、子機スピーカ122とを有し、子機スピーカ122では、防犯警戒設定中に発生した住戸内への不審者等の侵入を戸外に警報発報するための警報音も鳴動される。
【0006】
このように構成されたインターホン装置において、居住者が外出等で住戸内を不在とする前に、インターホン親機101の切換スイッチ110を切換えると、この操作を検出したインターホン親機101は防犯警戒状態となり、防犯センサ103を監視する。
【0007】
上述の防犯警戒設定時において、不審者等の住戸内への侵入を防犯センサ103が検出すると、伝送線路L102を介してインターホン親機101に異常検出信号が送出される。インターホン親機101は、防犯センサ103からの異常検出信号を検出し警報発報状態となり、警報表示ランプ111を点滅、例えば赤色に点滅させるとともに親機スピーカ112にて警報音を鳴動させることにより住戸内に警報発報し、かつ伝送線路L101を介してインターホン子機102に警報音信号を送出する。インターホン子機102は、警報発報状態のインターホン親機101からの警報音信号を適宜に信号処理し、子機スピーカ122にて警報音を鳴動させることにより戸外に警報発報する。
【0008】
また、警報発報状態のインターホン親機101は、防犯センサ103からの異常検出信号が検出された時点より計時を開始し、一定時間の経過後において伝送線路L103を介して外部通報装置104に警報発生信号を送出する。外部通報装置104は、警報発報状態のインターホン親機101からの警報発生信号に警備会社等の管理センターへの通報先情報を含有させた警報通報信号を、電話回線L104、公衆網105、電話回線L105を介して当該警備会社等の管理センターに設置される管理センター端末106に送出する。管理センター端末106は、外部通報装置104からの警報通報信号を適宜に信号処理し、モニタ等(図示せず)に文字情報や絵情報を表示させることにより警報発報する。
【0009】
尚、警報発報状態のインターホン親機101が計時中の一定時間内において、切換スイッチ110の切換えにより防犯警戒設定が解除されると、管理センター端末106への警報通報は行われない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインターホン装置において、防犯センサ103の防犯警戒設定および防犯警戒設定解除は、インターホン親機101の切換スイッチ110の切換えで容易に可能であることから、住戸内に侵入した不審者等が防犯警戒設定解除の操作方法を知り得る場合、警報発報状態のインターホン親機101から警備会社等の管理センターに設置される管理センター端末106へ警報通報される前に防犯センサ103の防犯警戒設定を容易に解除でき、セキュリティの確保が困難であった。
【0011】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、防犯センサの防犯警戒設定解除を、住戸内に侵入した不審者等が知り得ない所定の操作方法により可能とし、セキュリティを向上させたインターホン装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明によるインターホン装置は、住戸の窓やドア若しくはその付近に設置される防犯センサに伝送線路を介して接続されるとともに住戸内に設置されて防犯センサの防犯警戒設定および防犯警戒設定解除機能を有するインターホン親機を備え、インターホン親機は、防犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力画面を表示するためのLCD等で構成されるモニタユニットと、モニタユニットの画面に対応して座標が設定され、防犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力をタッチ操作で行うためのタッチパネルユニットと、防犯警戒設定中に住戸内への不審者等の侵入を検出した場合に警報音を発生するための警報音発生回路と、警報音を住戸内に鳴動するための親機スピーカと、防犯警戒設定解除の入力中にタッチパネルユニットに対するタッチ操作の複数座標データおよび順序を予め記憶するためのメモリ回路と、防犯警戒設定および防犯警戒設定解除並びに不審者等の侵入を検出した場合の警報発報を制御し、モニタユニットに表示された防犯警戒設定解除の入力画面に対応してタッチパネルユニットで複数座標を順序でタッチ操作してメモリ回路に記憶された複数座標データおよび順序と一致したとき防犯警戒設定を解除するためのCPU回路とを有しており、モニタユニットの画面は、防犯警戒設定時に、タッチパネルユニットでのタッチ操作によりCPU回路からの画面表示制御信号をもとに防犯警戒設定の入力画面に切換えられ、防犯警戒設定後に、タッチパネルユニットでタッチ操作をすると、CPU回路は、防犯警戒状態となり防犯センサを監視するとともに、画面表示制御信号をもとに防犯設定の入力画面を防犯警戒設定解除の入力画面に切換え、防犯警戒設定解除の入力画面は、防犯センサからの異常検出信号を検出したCPU回路からの画面表示制御信号をもとに警報の報知画面に切換えられることを特徴としている。
【0013】
また、本発明によるインターホン装置をなすインターホン親機は、住戸内の警報発生を外部の警備会社等の管理センターへ通報するための外部通報装置に伝送線路を介して接続されることを特徴としている。
【0014】
また、本発明によるインターホン装置をなすインターホン親機は、戸外に設置され警報音を鳴動するインターン子機に伝送線路を介して接続されることを特徴としている。
【0015】
このようなインターホン装置によれば、インターホン親機のモニタユニットに表示される防犯警戒設定解除の入力画面に対応して、タッチ操作する座標をタッチパネルユニットに設定し、メモリ回路には防犯警戒設定解除の入力中にタッチパネルユニットに対するタッチ操作の複数座標データおよび住戸内に侵入した不審者等が知り得ない所定の順序(操作順序)を予め記憶させておき、定期的に更新することにより、防犯センサの防犯警戒設定解除は、タッチパネルユニットにてタッチ操作される複数座標および順序とメモリ回路に記憶された複数座標データおよび順序とが一致した場合にのみCPU回路の制御により可能となりセキュリティが向上される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるインターホン装置を適用した好ましい形態の一実施例について、図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施例によるインターホン装置の構成図であり、住戸内に設置されるインターホン親機1には、各伝送線路L1、L2、L3を介して戸外に設置されるインターホン子機2、住戸の窓やドア若しくはその付近に設置される防犯センサ3、住戸内に設置される外部通報装置4がそれぞれ接続されている。また、外部通報装置4には、公衆回線をなす電話回線L4、公衆網5、電話回線L5を介して警備会社等の管理センターに設置される管理センター端末6が接続されている。
【0018】
インターホン親機1は、防犯センサ3の防犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力画面等を表示するためのLCD等で構成されるモニタユニット10と、モニタユニット10の画面に対応して座標が設定され、防犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力等をタッチ操作で行うためのタッチパネルユニット11と、防犯警戒設定中に発生した住戸内への不審者等の侵入を警報音の鳴動により住戸内に警報発報する親機スピーカ12と、住戸内に在室中の居住者が戸外に居る来訪者との通話を成立させるために用いるマイク13a、レシーバ13bを内蔵したハンドセット13とを有し、親機スピーカ12では、戸外に居る来訪者からの呼出しを住戸内に呼出発報するための呼出音も鳴動される。
【0019】
インターホン子機2は、従来のインターホン装置をなすインターホン子機102と同様な構成であり、戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼出すために押下操作する呼出ボタン30と、戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者との通話を成立させるために用いる子機マイク31、子機スピーカ32とを有し、子機スピーカ32では、防犯警戒設定中に発生した住戸内への不審者等の侵入を戸外に警報発報するための警報音も鳴動される。
【0020】
図2は、インターホン親機1の具体的な構成を示す回路ブロック図であり、図1の構成図に示すモニタユニット10、タッチパネルユニット11、親機スピーカ12、ハンドセット13と、当該インターホン親機の各種動作(防犯センサ防犯警戒設定および防犯警戒設定解除、警報発報、外部通報、呼出検出、呼出発報、通話、計時等)を制御するためのCPU回路14と、CPU回路14の制御(警報発報制御)により能動とされ、警報音(以下、警報音信号と称す)を発生するための警報音発生回路15と、CPU回路14の制御(呼出発報制御)により能動とされ、呼出音(以下、呼出音信号と称す)を発生するための呼出音発生回路16と、警報音発生回路15からの警報音信号、呼出音発生回路16からの呼出音信号をそれぞれ増幅し親機スピーカ12にて警報音、呼出音を鳴動させるためのスピーカアンプ17と、CPU回路14により制御され、防犯警戒設定解除の入力中のタッチパネルユニット11に対するタッチ操作の複数座標データおよび順序(操作順序)を予め記憶するためのメモリ回路18と、ハンドセット13のマイク13aに収音される住戸内に在室中の居住者からの送話音をなす音声信号を増幅するためのマイクアンプ19と、戸外に居る来訪者からの音声信号を増幅しハンドセット13のレシーバ13bにて受話音を鳴動させるためのレシーバアンプ20と、モニタユニット10とCPU回路14との間の信号伝送路を形成するためのモニタユニットインターフェース回路(以下、インターフェース回路についてはI/F回路と称す)21と、タッチパネルユニット11とCPU回路14との間の信号伝送路を形成するためのタッチパネルユニットI/F回路22と、伝送線路L1を介してインターホン子機2に接続される子機接続端子P1とCPU回路14、警報音発生回路15、マイクアンプ19、レシーバアンプ20との間の信号伝送路をそれぞれ形成するための子機I/F回路23と、伝送線路L2を介して防犯センサ3に接続されるセンサ接続端子P2とCPU回路14との間の信号伝送路を形成するための防犯センサI/F回路24と、伝送線路L3を介して外部通報装置4に接続される外部通報接続端子P3とCPU回路14との間の信号伝送路を形成するための外部通報I/F回路25とを有する。
【0021】
このように構成された本発明の一実施例によるインターホン装置において、以下、その動作について説明する。尚、本実施例では、戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼出して通話を成立させる動作についての説明は省略する。
【0022】
居住者が外出等で住戸内を不在とする前に、インターホン親機1のモニタユニット10に予め表示されている基本メニューの画面上の防犯警戒設定起動部(図示せず)に対応して座標が設定されたタッチパネルユニット11の有効ゾーン(図示せず)をタッチ操作すると、タッチ操作された有効ゾーンの座標データS1がタッチパネルユニットI/F回路22を介してCPU回路14に送出される。タッチパネルユニット11からの座標データS1に基づき居住者による防犯警戒設定起動操作を検出したCPU回路14は、モニタユニット10に防犯警戒設定の入力画面(図示せず)を表示させるための画面表示制御信号S20を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニタユニットに送出する。CPU回路14からの画面表示制御信号S20を検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を基本メニューの画面から防犯警戒設定の入力画面に切換える。
【0023】
次に、インターホン親機1のモニタユニット10に表示されている防犯警戒設定の入力画面を確認した居住者が、当該防犯警戒設定の入力画面上の防犯警戒設定部(図示せず)に対応して座標が設定されたタッチパネルユニット11の有効ゾーン(図示せず)をタッチ操作すると、タッチ操作された有効ゾーンの座標データS2がタッチパネルユニットI/F回路22を介してCPU回路14に送出される。タッチパネルユニット11からの座標データS2に基づき居住者による防犯警戒設定操作を検出したCPU回路14は防犯警戒状態となり、防犯センサ3を監視するとともに、モニタユニット10に図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面を表示させるための画面表示制御信号S21を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニタユニットに送出する。CPU回路14からの画面表示制御信号S21を検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を防犯警戒設定の入力画面から図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面に切換える。
【0024】
尚、インターホン親機1のモニタユニット10に表示される図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面は、複数、ここでは5つの鍵のイラストK1、K2、K3、K4、K5等で構成され、タッチパネルユニット11には、各イラストK1、K2、K3、K4、K5をタッチ操作するための有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5に対応して座標(座標データ)が設定されている。また、インターホン親機1のメモリ回路18には、タッチパネルユニット11の有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5に対応して設定された座標データと、当該有効ゾーンをタッチ操作する順序(操作順序)、ここではZ1→Z2→Z3→Z4→Z5の順序データとが予め記憶されている。
【0025】
次に、上述の防犯警戒設定時において、不審者等の住戸内への侵入を防犯センサ3が検出すると、伝送線路L2、インターホン親機1のセンサ接続端子P2、防犯センサI/F回路24を介してCPU回路14に異常検出信号S30が送出される。防犯センサ3からの異常検出信号S30を検出したCPU回路14は、警報発報状態となり、モニタユニット10に警報の報知画面(図示せず)を表示させるための画面表示制御信号S22を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニタユニットに送出するとともに、警報音発生回路15を能動とする。CPU回路14からの画面表示制御信号S22を検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面から警報の報知画面に切換える。CPU回路14の制御(警報発報制御)により能動とされた警報音発生回路15は、警報音信号S40を発生し、この警報音信号S40はスピーカアンプ17を介して増幅され親機スピーカ12にて警報音を鳴動させることにより住戸内に警報発報するとともに、子機I/F回路23、子機接続端子P1、伝送線路L1を介してインターホン子機2に伝送される。インターホン子機2は、インターホン親機1の警報音発生回路15からの警報音信号S40を適宜に信号処理し、子機スピーカ32にて警報音を鳴動させることにより戸外に警報発報する。
【0026】
また、インターホン親機1の警報発報状態をなすCPU回路14は、防犯センサ3からの異常検出信号S30が検出された時点より計時を開始し、一定時間経過後において外部通報I/F回路25、外部通報接続端子P3、伝送線路L3を介して外部通報装置4に警報発生信号S50を送出する。外部通報装置4は、インターホン親機1のCPU回路14からの警報発生信号S50に警備会社等の管理センターへの通報先情報を含有させた警報通報信号S51を、電話回線L4、公衆網5、電話回線L5を介して当該警備会社等の管理センターに設置される管理センター端末6に送出する。管理センター端末6は、外部通報装置4からの警報通報信号S51を適宜に信号処理し、モニタ(図示せず)に文字情報や絵情報を表示させることにより警報発報する。
【0027】
次に、上述の警報発報を確認した居住者が、当該警報発報を停止させ防犯センサ3の防犯警戒設定を解除するために、インターホン親機1のモニタユニット10に表示されている警報の報知画面上の防犯警戒設定解除起動部(図示せず)に対応して座標が設定されたタッチパネルユニット11の有効ゾーン(図示せず)をタッチ操作すると、タッチ操作された有効ゾーンの座標データS3がタッチパネルユニットI/F回路22を介してCPU回路14に送出される。タッチパネルユニット11からの座標データS3に基づき居住者による防犯警戒設定解除起動操作を検出したCPU回路14は、モニタユニット10に図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面を表示させるための画面表示制御信号S23を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニタユニットに送出する。CPU回路14からの画面表示制御信号S23を検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を警報の報知画面から図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面に切換える。
【0028】
尚、居住者による防犯警戒設定解除起動操作時において、インターホン親機1の警報音発生回路15は、CPU回路14の制御により能動状態が保持され、住戸内に警報発報する親機スピーカ12および戸外に警報発報するインターホン子機2の子機スピーカ32では警報音が継続して鳴動されている。
【0029】
次に、インターホン親機1のモニタユニット10に表示されている図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面を確認した居住者が、当該防犯警戒設定解除の入力画面上の5つの鍵のイラストK1、K2、K3、K4、K5に対応して座標が設定されたタッチパネルユニット11の有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5を、メモリ回路18に予め記憶されている順序、即ち、Z1→Z2→Z3→Z4→Z5の順序でタッチ操作すると、タッチ操作された有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5の座標データS11、S12、S13、S14、S15がタッチパネルユニットI/F回路22を介してCPU回路14に順次送出される。CPU回路14は、タッチパネルユニット11からの座標データS11、S12、S13、S14、S15とメモリ回路18に予め記憶されていた座標データ、順序データとを順次照合し、全て有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5内にありタッチ操作された順序が一致した場合(Z1→Z2→Z3→Z4→Z5)にのみ居住者による防犯警戒設定解除操作を検出する。また、居住者による防犯警戒設定解除操作を検出したCPU回路14は、防犯センサ3の防犯警戒設定を解除するとともに、モニタユニット10に防犯警戒設定解除の確認画面(図示せず)を表示させるための画面表示制御信号S24を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニタユニットに送出し、かつ警報音発生回路15を非能動とする。CPU回路14からの画面表示制御信号S24を検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面から防犯警戒設定解除の確認画面に切換える。CPU回路14の制御により警報音発生回路15が非能動となると、住戸内に警報発報する親機スピーカ12および戸外に警報発報するインターホン子機2の子機スピーカ32での警報音の鳴動は停止される。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のインターホン装置によれば、インターホン親機のモニタユニットに表示される防犯警戒設定解除の入力画面に対応して、タッチ操作する座標をタッチパネルユニットに設定し、メモリ回路には防犯警戒設定解除の入力中にタッチパネルユニットに対するタッチ操作の複数座標データおよび住戸内に侵入した不審者等が知り得ない所定の順序(操作順序)を予め記憶させておき、定期的に更新することにより、防犯センサの防犯警戒設定解除は、タッチパネルユニットにてタッチ操作される複数座標および順序とメモリ回路に記憶された複数座標データおよび順序とが一致した場合にのみCPU回路の制御により可能となりセキュリティが向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるインターホン装置の構成図である。
【図2】 本発明の一実施例によるインターホン装置をなすインターホン親機の具体的な構成を示す回路ブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例によるインターホン装置をなすインターホン親機のモニタユニットに表示される防犯警戒設定解除の入力画面の一例を示す構成図である。
【図4】 従来のインターホン装置の構成図である。
【符号の説明】
1……インターホン親機
2……インターホン子機
3……防犯センサ
4……外部通報装置
10……モニタユニット
11……タッチパネルユニット
12……親機スピーカ
14……CPU回路
15……警報音発生回路
18……メモリ回路
L1、L2、L3……伝送線路
S 20 、S 21 、S 22 ……画面表示制御信号
S 30 ……異常検出信号
Claims (3)
- 住戸の窓やドア若しくはその付近に設置される防犯センサ(3)に伝送線路(L2)を介して接続されるとともに住戸内に設置されて前記防犯センサの防犯警戒設定および防犯警戒設定解除機能を有するインターホン親機(1)を備え、
前記インターホン親機は、前記防犯警戒設定および前記防犯警戒設定解除の入力画面を表示するためのLCD等で構成されるモニタユニット(10)と、前記モニタユニットの画面に対応して座標が設定され、前記防犯警戒設定および前記防犯警戒設定解除の入力をタッチ操作で行うためのタッチパネルユニット(11)と、前記防犯警戒設定中に前記住戸内への不審者等の侵入を検出した場合に警報音を発生するための警報音発生回路(15)と、前記警報音を前記住戸内に鳴動するための親機スピーカ(12)と、前記防犯警戒設定解除の入力中に前記タッチパネルユニットに対する前記タッチ操作の複数座標データおよび順序を予め記憶するためのメモリ回路(18)と、前記防犯警戒設定および前記防犯警戒設定解除並びに前記不審者等の侵入を検出した場合の警報発報を制御し、前記モニタユニットに表示された前記防犯警戒設定解除の入力画面に対応して前記タッチパネルユニットで前記複数座標を前記順序でタッチ操作して前記メモリ回路に記憶された前記複数座標データおよび順序と一致したとき前記防犯警戒設定を解除するためのCPU回路(14)とを有し、
前記モニタユニットの画面は、前記防犯警戒設定時に、前記タッチパネルユニットでのタッチ操作により前記CPU回路からの画面表示制御信号(S 20 )をもとに前記防犯警戒設定の入力画面に切換えられ、
前記防犯警戒設定後に、前記タッチパネルユニットでタッチ操作をすると、前記CPU回路は、防犯警戒状態となり前記防犯センサを監視するとともに、画面表示制御信号(S 21 )をもとに前記防犯設定の入力画面を防犯警戒設定解除の入力画面に切換え、
前記防犯警戒設定解除の入力画面は、前記防犯センサからの異常検出信号(S 30 )を検出した前記CPU回路からの画面表示制御信号(S 22 )をもとに警報の報知画面に切換えられることを特徴とするインターホン装置。 - 前記インターホン親機は、前記住戸内の警報発生を外部の警備会社等の管理センターへ通報するための外部通報装置(4)に伝送線路(L3)を介して接続されることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
- 前記インターホン親機は、戸外に設置され前記警報音を鳴動するインターン子機(2)に伝送線路(L1)を介して接続されることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
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