JP2006279792A - インターホン診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】診断を実施する居室インターホン親機の診断リストを各住戸の状態(在室/不在/外泊、未入居等)に応じて自動的に設定して、誤診断を防止する。
【解決手段】集合住宅の各住戸に設置される居室インターホン親機1a、1b、・・・と、管理人室に設置される管理室親機5とを備え、居室インターホン親機は親機番号を記憶した記憶部20を備え、管理室親機は各居室インターホン親機を診断の対象とするか否かを設定するためのコマンドを記録した状態変更コマンドリストT1及び診断の対象とされる居室インターホン親機の親機番号を記録した診断リストT2を記録したメモリ53と、状態変更コマンドリストに記録されたコマンドを検出した場合に、居室インターホン親機の親機番号を削除または登録して診断リストを再設定し、再設定された診断リストに基づいて住戸の状態毎に自動的に診断を行う居室インターホン親機を判別して、各居室インターホン親機の診断を行い居室インターホン親機の異常時に異常を報知する制御回路52とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は複数の居室インターホン親機を有するインターホン装置のインターホン診断システムに係り、特に、診断を実施する居室インターホン親機の診断リスト(診断項目)をその住戸の状態に応じて自動的に設定できるインターホン診断システムに関する。
従来から、複数の居室インターホン親機、集合玄関機、管理室親機及び制御機から成る集合住宅インターホン装置の接続診断を行なうための集合住宅インターホン方式が知れている(例えば、特許文献1参照)。
この集合住宅インターホン方式は、管理室親機の操作部で接続診断の検出を行なうための操作や定期診断タイマの制御により制御機の制御部から複数の居室インターホン親機、集合玄関機及び管理室親機の各制御部に対して接続診断を行なうための診断コマンドが順次送信される。接続状態に異常がない場合には複数の居室インターホン親機、集合玄関機及び管理室親機の各制御部は診断受付コマンドを送信するので、制御機の制御部で接続状態の検出を行なうことができる。なお、制御機の制御部は、診断受付コマンドを受信できなかった場合には管理室親機や集合玄関機の各表示部に、何れかの接続状態に異常があった旨の警報を表示させる。
特開平11−284751号公報
しかしながら、背景技術において示した集合住宅インターホン方式では、複数の居室インターホン親機の各接続診断を制御機の制御部で一斉にオン/オフ設定しているので、個々の住戸状態(在室、不在、外泊や未入居等)に応じた設定はできず、電気錠、人感センサ等の機器の電源が切断されている未入居の住戸では診断異常となってしまう難点があった。
本発明はこのような従来の難点を解決するためになされたもので、診断を実施する居室インターホン親機の診断リスト(診断項目)を各住戸の状態に応じて自動的に設定して、誤診断を防止することができるインターホン診断システムを提供することを目的とする。
本発明のインターホン診断システムにおける第1の態様は、集合住宅の各住戸に設置され、入居者が訪問者や管理人と通話を行うなめの複数の居室インターホン親機と、管理人室に設置され管理人が入居者との通話を行うための管理室親機と、居室インターホン親機に接続される電気錠、人感センサ等の機器とを備え、居室インターホン親機は、親機番号を記憶した記憶部を備え、さらに、各居室インターホン親機を診断の対象とするか否かを設定するためのコマンドを記録した状態変更コマンドリスト及び診断の対象とされる居室インターホン親機の親機番号を記録した診断リストを記録したメモリと、状態変更コマンドリストに記録されたコマンドを検出した場合に、居室インターホン親機の親機番号を削除または登録して診断リストを再設定し、再設定された診断リストに基づいて在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態毎に自動的に診断を行う居室インターホン親機を判別して、各居室インターホン親機の診断を行い居室インターホン親機及び機器の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を報知する制御部とを備えるものである。
このようなインターホン診断システムによれば、例えば所定の居室インターホン親機を設置した何れかの住戸が未入居の場合には、メモリの状態変更コマンドリストにその居室インターホン親機を診断の対象としないコマンドが記録され、制御部はそのコマンドに基づきメモリに記録された診断リストからその居室インターホン親機の親機番号を削除して当該診断リストを再設定することができるので、制御部でインターホンの接続診断を行なう場合に未入居の住戸に設置した居室インターホン親機を除くことができる。したがって、未入居の住戸に設置した居室インターホン親機を除く各居室インターホン親機の診断を行なうことが可能になるので、電源が切断されている未入居の住戸の居室インターホン親機が診断異常と誤診断されることを防ぐことができる。
また、本発明のインターホン診断システムにおける第2の態様は、集合住宅の各住戸に設置され、入居者が訪問者や管理人と通話を行うなめの複数の居室インターホン親機と、管理人室に設置され管理人が入居者との通話を行うための管理室親機と、居室インターホン親機に接続される電気錠、人感センサ等の機器とを備え、居室インターホン親機は、親機番号、在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態及び居室の状態に基づいて自動的に診断を行う診断項目を記憶した記憶部と、各住戸のインターホン親機の診断を診断項目に基づいて行い機器の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を管理室親機に報知する制御部とを備えるものである。
このようなインターホン診断システムによれば、例えば所定の居室インターホン親機を設置した何れかの住戸が未入居の場合には、その居室インターホン親機の記憶部に診断項目が記憶されないので、制御部は管理室親機に診断結果を報知しなくなる。したがって、未入居の住戸に設置した居室インターホン親機を除く各居室インターホン親機の診断を行なうことが可能になるので、電源が切断されている未入居の住戸の居室インターホン親機が診断異常と誤診断されることを防ぐことができる。
第3の態様は第1の態様のインターホン診断システムにおいて管理室親機は、状態変更コマンドリストに記録されたコマンドの受信に代えて、個々の居室インターホン親機を選択しメモリ内の診断リストに記載の該当親機番号を削除または追加することにより診断を行う住戸の居室インターホン親機を判別するための個別設定スイッチを備えるものである。この個別設定スイッチを備えることにより、例えば未入居の住戸に設置された居室インターホン親機を選択しメモリ内の診断リストに記載の該当親機番号を個別設定スイッチによるスイッチ操作で削除することができる。したがって、管理人が積極的に未入居の住戸に設置した居室インターホン親機を除く各居室インターホン親機の設定を行なうことが可能になる。
第4の態様は第1の態様又は第3の態様のインターホン診断システムにおいて管理室親機は、全ての居室インターホン親機の親機番号を診断リストから一斉に削除または登録することにより全ての居室インターホン親機及び機器の診断をオン/オフ設定するための一斉設定スイッチを備えるものである。この一斉設定スイッチを備えることにより、全ての居室インターホン親機の親機番号を診断リストから一斉に削除することができるので、施工段階で各住戸への給電が止まる可能性のある場合、全住戸の居室インターホン親機の診断を停止することで誤報防止が可能となる。
本発明のインターホン診断システムによれば、複数の居室インターホン親機を備えたインターホン装置において、各住戸の状況に応じて機器診断の対象となる居室インターホン親機を自動的に判別することができるので、未入居の住戸など給電が止まる可能性のある居室インターホン親機を異常として検出する誤報を防止することができる。また、電気錠、人感センサ等の機器の場合は故障情報を診断結果として非報知とするので、未入居の住戸など給電が止まる可能性のある機器を診断異常と誤報されることを防止することができる。
以下、本発明のインターホン診断システムにおける好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明の実施の一形態例であるインターホン診断システムが適用されるインターホン装置は図1に示すように、住戸内に設置される複数の居室インターホン親機1a、1b、・・・と、集合玄関に設置され居室インターホン親機1a、1b、・・・との通話を行なう集合玄関機2と、管理室に設置され居室インターホン親機1a、1b、・・・及び集合玄関機2と通話を行なう管理室親機5とを備えている。
居室インターホン親機1a、1b、・・・は、入居者が訪問者や管理人と通話を行うためのスピーカ18及びマイク19と、訪問者と通話及び終話を行なうための通話ボタンや種々の操作を行なうためのタッチパネル等から成る操作部22と、居室の在室/不在/外泊状況を設定する在室/不在/外泊設定ボタン14と、未入居であることを設定する未入居設定スイッチ15とを備えている。なお、スピーカ18は呼出スピーカとして兼用される。
また、居室インターホン親機1a、1b、・・・は、住戸の扉に設置された電気錠21の施錠・解錠に基づき在室・不在の信号を出力する信号送出回路16と、在室/不在/外泊設定ボタン14、未入居設定スイッチ15、信号送出回路16及び住戸の玄関扉や窓等に設置される人感センサ23からの各信号入力を検出する入力検出回路13と、音声信号を制御する通話回路17と、個々の居室インターホン親機の識別番号となる親機番号を記憶した記憶部である記憶回路20と、入力検出回路13から送出された検出信号で居室の状態を把握し、記憶回路20に記憶された親機番号と共に住戸の状態を示すコマンドを送出する制御回路12と、管理室親機5及び集合玄関機2と音声信号及びコマンドを送受信する通信インターフェース11(以下、「通信I/F11」という。)とを備えている。
なお、居室インターホン親機1a、1b、・・・のスピーカ18及びマイク19はハンドセットでもよく、この場合、呼出スピーカは別個に設けられる。
このような居室インターホン親機1a、1b、・・・のスピーカ18及びマイク19は、通話回路17を介して通信I/F11に接続され、在室/不在/外泊設定ボタン14、未入居設定スイッチ15及び人感センサ23はそれぞれ入力検出回路13を介して制御回路12に接続され、制御回路12には通信I/F11、操作部22及び記憶回路20が接続されている。また、電気錠21は信号送出回路16を介して入力検出回路13に接続されている。さらに、通話回路17の制御端子は制御回路12に接続され、通信I/F11は幹線Lにバス接続されている。なお、入力検出回路13に接続される機器は電気錠21、人感センサ23に限らず、インターホン装置に使用されるセキュリティ機器ならばどのようなものでも接続され、入力検出回路13で各信号入力を検出することができる。
管理室親機5は、管理人が訪問者や入居者と通話を行なうためのスピーカ58及びマイク59と、管理人が入居者を呼び出すためのテンキーや呼出ボタンから成る操作部60と、各住戸に設置された居室インターホン親機の親機番号を個々に選択できる個別設定スイッチ55と、全ての住戸の居室インターホン親機の親機番号を一括で設定できる一斉設定スイッチ56とを備えている。なお、スピーカ58はインターホン装置の異常時に警報音を鳴動させると共に呼び出しのための呼出・警報スピーカとして兼用される。
また、管理室親機5は図1、図2に示すように、各居室インターホン親機を診断の対象とするか否かを設定するためのコマンドを記録した状態変更コマンドリストT1(図2(a))及び診断の対象とされる居室インターホン親機の親機番号をリストアップした診断リストT2(図2(b))を記録したメモリ53と、個別設定スイッチ55及び一斉設定スイッチ56からの各信号入力を検出する入力検出回路54と、音声信号を制御する通話回路57と、居室インターホン親機1a、1b、・・・及び集合玄関機2と音声信号及びコマンドを送受信する通信インターフェース51(以下、「通信I/F51」という。)と、メモリ53の状態変更コマンドリストT1に記録されたコマンドを検出した場合に、居室インターホン親機の親機番号を削除または登録して診断リストを再設定し、再設定された診断リストに基づいて在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態毎に自動的に診断を行う居室インターホン親機を判別して、各居室インターホン親機の診断を行い電気錠23及び人感センサ21の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を報知する制御部である制御回路52とを備えている。
状態変更コマンドリストT1は図2(a)に示すように、未入居、外泊、不在、在室、登録の各項目がリストアップされ、それぞれ削除、追加設定ができるようになっている。また、診断リストT2は図2(b)に示すように、親機番号とその親機番号の居室インターホン親機が設置された住戸番号とを対応して表示できるようになっており、親機番号及び住戸番号が表示されていない住戸は、管理室親機5の制御回路52で機器診断されないように設定されている。この機器診断は、管理室親機5の電源が投入されると、制御回路52の制御により一定時間毎あるいは常時に、自動的に行なわれるように設定されているが、管理室親機5の操作部60で機器診断操作することにより行われるようにしてもよい。
なお、管理室親機5のスピーカ58及びマイク59はハンドセットでもよく、この場合、呼出・警報スピーカは別個に設けられる。
このような管理室親機5のスピーカ58及びマイク59は、通話回路57を介して通信I/F51に接続され、個別設定スイッチ55及び一斉設定スイッチ56はそれぞれ入力検出回路54を介して制御回路52に接続され、制御回路52には通信I/F51、操作部60及びメモリ53が接続されている。また、通話回路57の制御端子は制御回路52に接続され、通信I/F51は幹線Lにバス接続されている。
集合玄関機2は、一般的なインターホンシステムと同一の機器を使用することができるので説明を省略するが、幹線Lにバス接続されている。
このようにインターホン診断システムが適用されたインターホン装置の診断動作について図3に示すフローチャートに基づき説明する。なお、すべての居室インターホン親機は常時電源が投入されているが、未入居の住戸は電気錠23、人感センサ21等の機器の電源が切断されているものとする。
管理室親機5の電源が投入されて制御回路52が初期化されると(ステップ101)、各住戸101、102、・・・に設置された居室インターホン親機1a、1b、・・・の制御回路12は登録コマンドを通信I/F11を介して幹線Lに伝送する。管理室親機5の通信I/F51は幹線Lから登録コマンドを受信すると制御回路52に送出する。制御回路52は受信した登録コマンドの親機番号をメモリ53の診断リストT2に順次記録する(ステップ102)。なお、通常は、メモリ53の診断リストT2に記録された親機番号の居室インターホン親機に対し診断を実行し、状態変更コマンドを受信しない間は診断を継続する(ステップ103、104)。
このような状態において、例えば、住戸101の居室インターホン親機1aの未入居設定スイッチ15で未入居であるスイッチ操作がなされると、居室インターホン親機1aの入力検出回路13は未入居であることを示す検出信号を制御回路12に送出するので、制御回路12は記憶回路20に記憶された親機番号と共に住戸101が未入居状態であることを示す状態変更コマンドを通信I/F11に送出する。通信I/F11はその親機番号及び状態変更コマンドを、幹線Lを介して管理室親機5に送信するので、管理室親機5の通信I/F51がその親機番号及び状態変更コマンドを受信することができる。通信I/F51で受信された親機番号及び状態変更コマンドは制御回路52に送出され、制御回路52は住戸101の親機番号と状態変更コマンドをメモリ53に記録した状態変更コマンドリストT1に基づいて検出し(ステップ104)、その状態変更コマンドが未入居状態を示す未入居コマンドの場合は(ステップ105)、制御回路52はメモリ53に記録した診断リストT2から住戸101用の親機番号1を削除して診断リストT2を再設定し(ステップ106)、この診断リストT2に基づき居室インターホン親機1b、・・・の機器診断を実行することになる。したがって、未入居の住戸101に設置した居室インターホン親機1aを除く各居室インターホン親機1b、・・・の診断を行なうことが可能になるので、居室インターホン親機1aに接続された電気錠23、人感センサ21等の機器の電源が切断されている未入居の住戸101が診断異常と誤診断されることを防ぐことができる。
一方、住戸101の居室インターホン親機1aの在室/不在/外泊設定ボタン14で例えば在室であるスイッチ操作がなされると、居室インターホン親機1aの入力検出回路13は在室であることを示す検出信号を制御回路12に送出するので、制御回路12は記憶回路20に記憶された親機番号と共に住戸101が在室状態であることを示す状態変更コマンドを通信I/F11に送出する。通信I/F11はその親機番号及び状態変更コマンドを、幹線Lを介して管理室親機5に送信するので、管理室親機5の通信I/F51がその制御信号を受信することができる。通信I/F51で受信された制御信号は制御回路52に送出され、制御回路52はその制御信号から住戸101の親機番号と状態変更コマンドをメモリ53に記録した状態変更コマンドリストT1に基づいて検出し(ステップ104)、その状態変更コマンドが在室状態を示す在室コマンドの場合は(ステップ107)、制御回路52はメモリ53に記録した診断リストT2に住戸101用の親機番号1を追加して診断リストT2を再設定し(ステップ108)、この診断リストT2に基づき全ての居室インターホン親機1a、1b、・・・の機器診断を実行することになる。なお、外泊、不在の場合は診断リストT2の親機番号の追加、削除は行なわないように設定されている。
また、管理室親機5の個別設定スイッチ55で、例えば、住戸102に設置された居室インターホン親機1bを削除するように選択操作すると、その削除する親機番号2が入力検出回路54を介して制御回路52に送出される。制御回路52はこの親機番号2に基づきメモリ53の診断リストT2から該当親機番号2を削除するので、この診断リストT2に基づき居室インターホン親機1a、・・・の機器診断を実行することができる。したがって、管理人が積極的に未入居の住戸に設置した居室インターホン親機1bを除く各居室インターホン親機1a、・・・の診断を行なうことが可能になるので、居室インターホン親機1bに接続された電気錠21、人感センサ23等の機器の電源が切断されている未入居の住戸102が診断異常と誤診断されることを防ぐことができる。
一方、管理室親機5の個別設定スイッチ55で、削除された居室インターホン親機1bを追加するように選択操作すると、その追加する親機番号2が入力検出回路54を介して制御回路52に送出される。制御回路52はこの親機番号2に基づきメモリ53の診断リストT2に該当親機番号2を追加するので、この診断リストT2に基づき全ての居室インターホン親機1a、1b、・・・の機器診断を実行することができる。
また、管理室親機5の一斉設定スイッチ56で全ての居室インターホン親機1a、1b、・・・の親機番号を削除するように操作すると、その操作信号が入力検出回路54を介して制御回路52に送出される。制御回路52はこの操作信号に基づきメモリ53の診断リストT2から全ての親機番号を削除して全ての居室インターホン親機1a、1b、・・・の診断をオフ設定にするので、施工段階で各住戸の電気錠21、人感センサ23等の機器への給電が一斉に止まる可能性のある場合、全住戸の居室インターホン親機の診断を停止することで誤報防止が可能となる。
一方、管理室親機5の一斉設定スイッチ56で全ての居室インターホン親機1a、1b、・・・の親機番号を登録するように操作すると、その操作信号が入力検出回路54を介して制御回路52に送出される。制御回路52はこの操作信号に基づきメモリ53の診断リストT2から全ての親機番号を登録して全ての居室インターホン親機1a、1b、・・・の診断をオン設定にするので、施工後、全住戸の居室インターホン親機の診断を行なうことができる。
なお、上述した実施の形態例においては、居室インターホン親機1a、1b、・・・が親機番号を記憶した記憶部20を備え、管理室親機5が各居室インターホン親機1a、1b、・・・を診断の対象とするか否かを設定するためのコマンドを記録した状態変更コマンドリストT1及び診断の対象とされる居室インターホン親機の親機番号を記録した診断リストT2を記録したメモリ53と、状態変更コマンドリストに記録されたコマンドを検出した場合に、居室インターホン親機の親機番号を削除または登録して診断リストT2を再設定し、再設定された診断リストT2に基づいて在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態毎に自動的に診断を行う居室インターホン親機を判別して、各居室インターホン親機の診断を行い居室インターホン親機、電気錠21及び人感センサ23の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を報知する制御回路52とを備えて、入居の住戸の居室インターホン親機及び未入居の住戸の居室インターホン親機に接続された電気錠21、人感センサ23等の機器が診断異常と誤診断されることを防いでいたが、これに限らず、各居室インターホン親機自体にこのような機能を備えるようにしてもよい。
この場合、居室インターホン親機1a、1b、・・・は、親機番号、在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態及び居室の状態に基づいて自動的に診断を行う診断項目を記憶した記憶部20と、各居室のインターホン親機の診断を診断項目に基づいて行い電気錠23、人感センサ21等の機器の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を管理室親機5に報知する制御回路12とを備えるとよい。
例えば、住戸101の居室インターホン親機1aの未入居設定スイッチ15で未入居であるスイッチ操作がなされると、居室インターホン親機1aの入力検出回路13は未入居であることを示す検出信号を制御回路12に送出することから、制御回路12は記憶部20に未入居であることを記憶させるので、制御回路12は管理室親機5に報知することはない。したがって、未入居の住戸に設置した居室インターホン親機1aを除く各居室インターホン親機1b、・・・の診断を行なうことが可能になるので、電源が切断されている未入居の住戸の居室インターホン親機1aに接続された電気錠23、人感センサ21等の機器が診断異常と誤診断されることを防ぐことができる。
一方、住戸101の居室インターホン親機1aの在室/不在/外泊設定ボタン14で在室、外泊あるいは不在であるスイッチ操作がなされると、居室インターホン親機1aの入力検出回路13は在室、外泊あるいは不在であることを示す検出信号を制御回路12に送出することから、制御回路12は記憶部20に自動的に診断を行う診断項目を記憶させるので、その居室インターホン親機1aの故障、停電、電源切断等の異常時に異常を管理室親機5に報知することができる。
また、上述した実施の形態例においては、居室インターホン親機1a、1b、・・・と管理室親機5とは幹線Lにバス接続されていたが、これに限らず、制御装置(図示せず)を介して居室インターホン親機1a、1b、・・・と管理室親機5とを接続するように構成してもよい。この場合、制御装置に各居室インターホン親機1a、1b、・・・を診断の対象とするか否かを設定するためのコマンドを記録した状態変更コマンドリストT1及び診断の対象とされる居室インターホン親機の親機番号を記録した診断リストT2を記録したメモリ53と、状態変更コマンドリストT1に記載されたコマンドを検出した場合に、居室インターホン親機の親機番号を削除または登録して診断リストT2を再設定し、再設定された診断リストT2に基づいて在室/不在/外泊、未入居等の居室の状態毎に自動的に診断を行う居室のインターホン親機を判別して、各居室のインターホン親機の診断を行い電気錠23、人感センサ21等の機器の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を報知する制御回路52とを設けるとよい。
このような制御装置を設けても上述と同様の作用、効果を得ることができる。即ち、管理室親機5でなされていた診断機能が制御装置で実行されるだけである。
本発明のインターホン診断システムが適用されるインターホン装置における好ましい実施の形態例を示すブロック図である。 本発明のインターホン診断システムが適用される管理親機のメモリに記憶するリストを示す説明図で、(a)は状態変更コマンドリストのメモリマップ図、(b)は診断リストのメモリマップ図である。 本発明のインターホン診断システムが適用される管理親機の制御回路によるデータ処理手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
1a、1b、・・・……居室インターホン親機
12……制御回路(制御部)
20……記憶回路(記憶部)

5……管理室親機
52……制御回路(制御部)
53……メモリ
T1……状態変更コマンドリスト
T2……診断リスト
55……個別設定スイッチ
56……一斉設定スイッチ

21……電気錠(機器)
23……人感センサ(機器)

Claims (4)

  1. 集合住宅の各住戸に設置され、入居者が訪問者や管理人と通話を行うなめの複数の居室インターホン親機(1a、1b、・・・)と、管理人室に設置され管理人が入居者との通話を行うための管理室親機(5)と、前記居室インターホン親機に接続される電気錠、人感センサ等の機器(21、23)とを備え、
    前記居室インターホン親機は、親機番号を記憶した記憶部(20)を備え、
    各居室インターホン親機を診断の対象とするか否かを設定するためのコマンドを記録した状態変更コマンドリスト(T1)及び診断の対象とされる前記居室インターホン親機の前記親機番号を記録した診断リスト(T2)を記録したメモリ(53)と、前記状態変更コマンドリストに記録された前記コマンドを検出した場合に、前記居室インターホン親機の前記親機番号を削除または登録して前記診断リストを再設定し、再設定された診断リストに基づいて在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態毎に自動的に診断を行う居室インターホン親機を判別して、各居室インターホン親機の診断を行い前記居室インターホン親機及び前記機器の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を報知する制御部(52)とを備えることを特徴とするインターホン診断システム。
  2. 集合住宅の各住戸に設置され、入居者が訪問者や管理人と通話を行うなめの複数の居室インターホン親機(1a、1b、・・・)と、管理人室に設置され管理人が入居者との通話を行うための管理室親機(5)と、前記居室インターホン親機に接続される電気錠、人感センサ等の機器(21、23)とを備え、
    前記居室インターホン親機は、親機番号、在室/不在/外泊、未入居等の住戸の状態及び前記居室の状態に基づいて自動的に診断を行う診断項目を記憶した記憶部(20)と、
    各居室のインターホン親機の診断を前記診断項目に基づいて行い前記機器の故障、停電、電源切断等の異常時に異常を前記管理室親機に報知する制御部(12)とを備えることを特徴とするインターホン診断システム。
  3. 前記管理室親機は、前記状態変更コマンドリストに記録された前記コマンドの受信に代えて、個々の居室インターホン親機を選択し前記メモリ内の前記診断リストに記載の該当親機番号を削除または追加することにより診断を行う住戸の居室インターホン親機を判別するための個別設定スイッチ(55)を備えることを特徴とする請求項1記載のインターホン診断システム。
  4. 前記管理室親機は、全ての居室インターホン親機の親機番号を前記診断リストから一斉に削除または登録することにより全ての居室インターホン親機及び前記機器の診断をオン/オフ設定するための一斉設定スイッチ(56)を備えることを特徴とする請求項1または請求項3記載のインターホン診断システム。

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