JP2007133646A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】集会場、フィットネス施設等の共用施設の様子を監視するにあたり設けられる防犯センサの監視状態を設定/解除する機能を備え、共用施設を利用する居住者の利便性を高める。
【解決手段】集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・を利用するあたり居住者が予約した時間帯は制御機7の記憶手段700に記憶され、この記憶手段に記憶された予約時間帯において、監視制御手段701の制御により防犯センサ4a、4b、・・・の監視状態を容易に解除できる。また、予約時間が終了する前または予約時間の終了時において、共用施設の利用の終了を、スピーカ6a、6b、・・・を用いて居住者に容易に確認報知できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マンション等の集合住宅に設置される集合住宅インターホンシステムに係り、特に、集会場、フィットネス施設等の共用施設の様子を監視する機能、その監視を解除する機能が備えられた集合住宅インターホンシステムに関する。
従来から、戸建住宅、集合住宅等の住戸内において、非常・緊急時の警報を行うことができる2線式セキュリティシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
この2線式セキュリティシステムによれば、戸建住宅、集合住宅等の住戸内で使用されるガス漏れ検知器、火災感知器、トイレ・バスコールボタン、防犯警戒用センサ等のセキュリティセンサとターミナルアダプタとの配線の省線化に基づき、当該ターミナルアダプタの端子数が減少し、コストの抑制が図れるとともに施工性が向上する。
特開2002−8169号公報(段落番号「0013」乃至「0030」、第1図、第2図)
しかしながら、背景技術に記載した特許文献1記載の2線式セキュリティシステムにおいて、ガス漏れ検知器、火災感知器、トイレ・バスコールボタン、防犯警戒用センサ等のセキュリティセンサは、戸建住宅、集合住宅等の住戸内で使用されるものであり、集合住宅に集会場、フィットネス施設等の共用施設が設けられていた場合、このセキュリティセンサを、共用施設の様子を監視する機能として使用できないばかりでなく、監視機能の設定/解除機能も何ら備えられていない難点があった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、集会場、フィットネス施設等の共用施設の様子を監視するにあたり設けられる防犯センサの監視状態を設定/解除する機能を備え、共用施設を利用する居住者の利便性を高めた集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様である集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置され集合玄関機から呼び出されて通話を成立させるための居室親機と、管理室内に設置され集合玄関機、居室親機からそれぞれ呼び出され、または居室親機を呼び出して通話を成立させるための管理室親機と、集合玄関機、居室親機および管理室親機をそれぞれ制御するための制御機とを設けたものである。居住者が利用する集会場、フィットネス施設等の共用施設に設置される防犯センサと、居室親機にて共用施設の施設予約をする際の時間を記憶するための記憶手段と、記憶手段に記憶された予約時間帯において防犯センサの監視状態を解除する制御を行うための監視制御手段とを備えている。
また、本発明の第2の態様である集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置され集合玄関機から呼び出されて通話を成立させるための居室親機と、管理室内に設置され集合玄関機、居室親機からそれぞれ呼び出され、または居室親機を呼び出して通話を成立させるための管理室親機と、集合玄関機、居室親機および管理室親機をそれぞれ制御するための制御機とを設けたものである。居住者が利用する集会場、フィットネス施設等の共用施設に設置される防犯センサと、管理室親機の操作によって、防犯センサの監視状態を解除する制御を行うための監視制御手段を備えている。
また、本発明の第3の態様である集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置され集合玄関機から呼び出されて通話を成立させるための居室親機と、管理室内に設置され集合玄関機、居室親機からそれぞれ呼び出され、または居室親機を呼び出して通話を成立させるための管理室親機と、集合玄関機、居室親機および管理室親機をそれぞれ制御するための制御機とを設けたものである。居住者が利用する集会場、フィットネス施設等の共用施設に設置される防犯センサと、居室親機にて共用施設の施設予約をする際の時間を記憶するための記憶手段を有している。記憶手段には、施設予約を行った居室ID等の居室情報があわせて記憶され、共用施設に設置された認証装置においてテンキー、指紋、認証カード等で入力される入力情報が居室情報と一致したとき、防犯センサの監視状態を解除する制御を行うものである。
また、本発明の第4の態様である集合住宅インターホンシステムは、本発明の第3の態様において、居室親機は、共用施設を利用する居住者の複数の居室情報を入力可能であって、記憶手段には、複数の居室情報があわせて記憶され、共用施設に設置された認証装置においてテンキー、指紋、認証カード等で入力される入力情報が複数の居室情報のうち任意の居室情報と一致したとき、防犯センサの監視状態を解除する制御を行うものである。
また、本発明の第5の態様である集合住宅インターホンシステムは、本発明の第1の態様において、記憶手段に記憶された予約時間をもとに、予約時間が終了する前または予約時間の終了時において確認報知を行うための報知手段を備えたものである。
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、集会場、フィットネス施設等の共用施設を利用するにあたり居住者が予約した時間帯は記憶手段に記憶され、この記憶手段に記憶された予約時間帯において、監視制御手段の制御により防犯センサの監視状態を容易に解除できるため、その解除が行われたことを管理人に別途連絡する必要がなく利便性が高められる。さらには、予約時間が終了する前または予約時間の終了時において、共用施設の利用の終了を、報知手段を用いて居住者に容易に確認報知できる。この報知を確認した居住者は、必要に応じて管理人に連絡をとり、共用施設の利用延長も可能となる。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、集会場、フィットネス施設等の共用施設の様子を監視するにあたり設けられる防犯センサの監視状態を、管理室内に在室中の管理人による管理室親機の操作を検出した制御機の監視制御手段により容易に解除できるため、利便性が高められる。
さらに、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、集会場、フィットネス施設等の共用施設を利用するにあたり居住者が予約した時間帯と施設予約を行った居室ID等の居室情報または居室親機にて入力可能な複数の居室情報とがあわせて記憶手段に記憶され、共用施設に設置された認証装置においてテンキー、指紋、認証カード等で入力される入力情報が居室情報または複数の居室情報のうち任意の居室情報と一致したとき、防犯センサの監視状態を容易に解除できるため、居住者以外の人物による解除が困難であり防犯性が高められる。
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムの構成を示すシステム説明図である。
図1に示す集合住宅インターホンシステムは、マンション等の集合住宅において、エントランス(集合玄関と同意。)に設置される集合玄関機1と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置される居室親機2a、2b、・・・と、管理室内に設置される管理室親機3と、居住者が利用する集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・に設置される防犯センサ4a、4b、・・・、認証装置5a、5b、・・・およびスピーカ6a、6b、・・・と、玄関機ラインL1を経由して接続された集合玄関機1、居室親機ラインL2を経由して接続(バス接続)された居室親機2a、2b、・・・、管理室親機ラインL3を経由して接続された管理室親機3、センサラインL4a、L4b、・・・を経由してそれぞれ接続された防犯センサ4a、4b、・・・、認証装置ラインL5a、L5b、・・・を経由してそれぞれ接続された認証装置5a、5b、・・・、スピーカラインL6a、L6b、・・・を経由して接続されたスピーカ6a、6b、・・・をそれぞれ制御するための制御機7とが設けられている。
集合玄関機1には、来訪者が特定の居住者または管理人を呼び出して通話を成立させるための機能と、呼出操作を行った来訪者の映像やエントランスの周囲近傍の映像(監視映像を含む。)を撮像するための機能とが備えられている。
また、居室親機2a、2b、・・・はそれぞれ同様な構成で居室ID等の個別の居室情報が割り当てられており、来訪者または管理人からの呼び出し(一斉呼び出しを含む。)が報知され、この呼び出しに応答した居住者が通話を成立させるとともに、居住者が管理人を呼び出して通話を成立させるための機能と、集合玄関機1にて撮像された映像を出画するための機能とが備えられている。
また、管理室親機3には、来訪者または特定の居住者からの呼び出しが報知され、この呼び出しに応答した管理人が通話を成立させるとともに、管理人が特定の居住者を呼び出して通話を成立させる機能および一斉呼び出しを行うための機能と、集合玄関機1にて撮像された映像を出画するための機能とが備えられている。
また、防犯センサ4a、4b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、共用施設A、B、・・・の様子を監視するにあたって、共用施設A、B、・・・内の窓やドアの開閉や当該共用施設内の人物の動きを検知するためのものである。
また、認証装置5a、5b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、居室親機2a、2b、・・・毎に割り当てられている居室情報と照合させるべき情報を入力するための機器である。この認証装置5a、5b、・・・としては、数字を入力するためのテンキー、指紋を認証させるためのセンサ、認証カード等が好適とされる。
また、スピーカ6a、6b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、防犯センサ4a、4b、・・・にて検知されたセキュリティ異常の内容を示す警報音や音声メッセージ等を鳴動するとともに、制御機7の後述する記憶手段700に記憶された予約時間が終了する前、または予約時間の終了時に確認音や音声メッセージ等を放音するための報知機能を有している。
さらに、制御機7は計時機能を有しており、記憶手段700および監視制御手段701が備えられている。
この制御機7において、記憶手段700は、居室親機2a、2b、・・・にて共用施設A、B、・・・の施設予約を行う際の予約時間と、施設予約が行われた居室ID等の複数の居室情報とを記憶するためのものである。また、記憶手段700としては、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の各種メモリが好適とされる。
監視制御手段701は、記憶手段700に記憶された予約時間帯において、または管理室親機3の操作によって、防犯センサ4a、4b、・・・の監視状態を解除するための制御機能が備えられている。
このように構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
なお、本発明の実施例において、来訪者が特定の居住者または管理人を呼び出して通話を成立させるための動作と、特定の居住者が管理人を呼び出して通話を成立させるための動作と、管理人が特定の居住者を呼び出して通話を成立させるための動作と、管理人が全ての居住者に対して一斉呼び出しを行うための動作とは、その他の集合住宅インターホンシステムの先行技術文献等にて開示されている該当動作と同様であり公知の動作であるため、説明は省略するものとする。
本発明の実施例による第1の動作として、集合住宅の複数の住戸のうち、ここでは、居室親機2aが設置された住戸内に在室中の居住者が、集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・を所定の日時に予約、例えば、10月1日の午前10時から1時間、共用施設Aの施設予約するにあたり、居室親機2aにて所定の予約操作、例えば、タッチ操作で共用施設Aを選択し、予約の日時を入力すると、この操作情報および自居室親機に割り当てられている居室ID等の居室情報を付加させた施設予約信号が生成される。この施設予約信号は、居室親機2aから居室親機ラインL2を経由して他の居室親機2b、・・・および制御機7にそれぞれ伝送される。
なお、居室親機2aを除く他の居室親機2b、・・・は、伝送されてきた施設予約信号が制御機7からの出力信号でないため、施設予約信号を無効な信号であると判断する。
制御機7は、伝送されてきた施設予約信号に付加されている操作情報および居室情報をもとに、居室親機2aが設置された住戸内に在室中の居住者による共用施設Aの予約時間が、10月1日の午前10時から1時間の利用である旨の時間情報と前述の居室情報とをあわせて記憶手段700に記憶させることができる。
ここで、制御機7が有する計時機能により10月1日の午前10時となると、監視制御手段701は、記憶手段700に記憶された時間情報である午前10時から1時間の間、共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態を解除させるための解除信号(以下、第1の解除信号という。)を生成する。この第1の解除信号は、制御機7の監視制御手段701からセンサラインL4aを経由して防犯センサ4aに伝送される。
防犯センサ4aは、伝送されてきた第1の解除信号をもとに、制御機7が有する計時機能により計時されている午前10時から1時間の間、すなわち、午前10時から午前11時まで監視状態が解除される。したがって、共用施設Aを利用している人物、例えば、居室親機2aが設置された住戸の居住者により防犯センサ4aが取り付けられた窓やドアが開成された場合であっても、防犯センサ4aはセキュリティ異常であると検知せず、ゆえに、制御機7の制御によるスピーカ6aからの警報音や音声メッセージ等の鳴動が行われることもない。すなわち、警報の発報が行われることはない。
次に、制御機7の記憶手段700に記憶された予約時間、すなわち、午前10時から1時間の間において、この予約時間が終了する前、例えば、5分前、または予約時間の終了時である午前11時が計時されると、監視制御手段701は、防犯センサ4aが監視状態に復旧される旨の確認音や音声メッセージ等を付加させた報知信号および防犯センサ4aを監視状態に復旧させるための解除復旧信号をそれぞれ生成する。これら報知信号および解除復旧信号のうち、報知信号は、制御機7の監視制御手段701からスピーカラインL6aを経由してスピーカ6aに伝送される。一方、解除復旧信号は、前述の第1の解除信号と同様な信号伝送路を経由して防犯センサ4aに伝送される。
また、スピーカ6aは、伝送されてきた報知信号に付加されている確認音や音声メッセージ等を放音することにより、共用施設Aを利用している人物、例えば、居室親機2aが設置された住戸の居住者は、共用施設Aの利用時間の終了が近づいている、または既に終了している旨を容易に確認することができ、開成させていた窓やドア等の閉成を速やかに行う。
さらに、防犯センサ4aは、伝送されてきた解除復旧信号を検出すると、監視状態に復旧される。
なお、制御機7の監視制御手段701にて生成される報知信号および解除復旧信号のうち、スピーカ6aに伝送される報知信号の出力タイミング(以下、第1の出力タイミングという。)と防犯センサ4aに伝送される解除復旧信号の出力タイミング(以下、第2の出力タイミングという。)とは通常、異なっており、第1の出力タイミングから一定時間の経過後において第2の出力タイミングを設定することが望ましい。この設定が行われると、共用施設Aの利用時間の終了が近づいている、または既に終了している旨を容易に確認することができた共用施設Aを利用している人物、例えば、居室親機2aが設置された住戸の居住者による窓やドア等の閉成の動作に時間的な余裕が生じ、誤った警報の発報をせずに済むからである。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例による第1の動作によれば、集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・を利用するにあたり居住者が予約した時間帯は制御機7の記憶手段700に記憶され、この記憶手段700に記憶された予約時間帯において、監視制御手段701の制御により防犯センサ4a、4b、・・・の監視状態を容易に解除できるため、その解除が行われたことを管理人に別途連絡する必要がなく利便性が高められる。さらには、予約時間が終了する前または予約時間の終了時において、共用施設A、B、・・・の利用の終了を、スピーカ6a、6b、・・・を用いて居住者に容易に確認報知できる。この報知を確認した居住者は、必要に応じて管理人に連絡をとり、共用施設A、B、・・・の利用延長も可能となる。
次に、本発明の実施例による第2の動作として、集合住宅の管理室内に在室中の管理人が集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・のうち、例えば、共用施設Bに設置された防犯センサ4bの監視状態を解除するにあたり、管理室親機3にて所定の解除操作(詳述せず)を行うと、この操作情報を付加させた解除起動信号が生成される。この解除起動信号は、管理室親機3から管理室親機ラインL3を経由して制御機7に伝送される。
制御機7の監視制御手段701は、伝送されてきた解除起動信号を検出すると、防犯センサ4bの監視状態を解除するための解除信号(以下、第2の解除信号という。)を生成する。この第2の解除信号は、制御機7の監視制御手段701からセンサラインL4bを経由して防犯センサ4bに伝送される。
防犯センサ4bは、伝送されてきた第2の解除信号を検出すると、監視状態が解除される。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例による第2の動作によれば、集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・の様子を監視するにあたり設けられる防犯センサ4a、4b、・・・の監視状態を、管理室内に在室中の管理人による管理室親機3の操作を検出した制御機7の監視制御手段701により容易に解除できるため、利便性が高められる。
次に、本発明の実施例による第3の動作として、前述の第1の実施例と同様、居室親機2aが設置された住戸内に在室中の居住者が共用施設Aを予約、例えば、10月1日の午前10時から1時間の利用を予約するにあたり、制御機7は、伝送されてきた施設予約信号に付加されている操作情報および居室情報をもとに、居室親機2aが設置された住戸内に在室中の居住者による共用施設Aの予約時間が、10月1日の午前10時から1時間の利用である旨の時間情報と前述の居室情報とをあわせて記憶手段700に記憶させることができる。
ここで、前述の第1の実施例と同様、共用施設Aの予約時間帯は、共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態を解除できる。一方、前述の予約時間の開始前、例えば、10月1日の午前9時に防犯センサ4aの監視状態を解除するために、特定の人物、ここでは、居室親機2aが設置された住戸の居住者が認証装置5aにおいてテンキー、指紋、認証カード等を使用して所定の入力を行うと、この入力情報(以下、第1の入力情報という。)は、認証装置5aにて信号処理された後、認証装置ラインL5aを経由して制御機7に伝送される。
制御機7は、伝送されてきた第1の入力情報と記憶手段700に前述の予約時間とあわせて記憶された居室親機2aに割り当てられている居室情報とを照合し、一致した場合には、共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態を解除するための第1の解除信号を生成する。この第1の解除信号は、前述の第1の動作と同様な信号伝送路を経由して防犯センサ4aに伝送される。
防犯センサ4aは、伝送されてきた第1の解除信号を検出すると、監視状態が解除される。
一方、制御機7における照合が不一致の場合には、第1の解除信号が生成されることはなく、ゆえに、共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態は維持される。
なお、本発明の実施例による第3の動作において、居室親機2a、2b、・・・は、予め割り当てられている居室情報のほかに、共用施設A、B、・・・を利用する居住者に関する複数の居室情報を入力することができる。この複数の居室情報は、信号処理された後、前述の施設予約信号と同様な信号伝送路を経由して制御機7に伝送される。
制御機7は、伝送されてきた複数の居室情報を、10月1日の午前10時から1時間の利用である旨の予約情報とあわせて記憶手段700に記憶させることができる。
ここで、前述の第1の実施例と同様、共用施設Aの予約時間帯は、共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態を解除できる。一方、前述の予約時間の開始前、例えば、10月1日の午前7時に防犯センサ4aの監視状態を解除するために、特定の人物、ここでは、前述の居室親機2aが設置された住戸の居住者とは異なる居室親機2bが設置された住戸の居住者が認証装置5aにおいてテンキー、指紋、認証カード等を使用して所定の入力を行うと、この入力情報(以下、第2の入力情報という。)は、前述の第1の入力情報と同様な信号伝送路を経由して制御機7に伝送される。
制御機7は、伝送されてきた第2の入力情報と記憶手段700に前述の予約時間とあわせて記憶された複数の居室情報とを照合し、任意の居室情報と一致した場合には共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態を解除するための第1の解除信号を生成する。この第1の解除信号は、前述の第1の動作と同様な信号伝送路を経由して防犯センサ4aに伝送される。
防犯センサ4aは、伝送されてきた第1の解除信号を検出すると、監視状態が解除される。
一方、制御機7における照合が不一致の場合には、第1の解除信号が生成されることはなく、ゆえに、共用施設Aに設置された防犯センサ4aの監視状態は維持される。
なお、前述までの第3の動作において、共用施設Aの予約時間帯は、防犯センサ4aの監視状態を解除せず、予約時間内に認証装置5aにおいてテンキー、指紋、認証カード等を使用して所定の入力を行い、認証させることもできる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例による第3の動作によれば、集会場、フィットネス施設等の共用施設A、B、・・・を利用するにあたり居住者が予約した時間帯と施設予約を行った居室ID等の居室情報または居室親機2a、2b、・・・にて入力可能な複数の居室情報とがあわせて制御機7の記憶手段700に記憶され、共用施設A、B、・・・に設置された認証装置5a、5b、・・・においてテンキー、指紋、認証カード等で入力される入力情報が居室情報または複数の居室情報のうち任意の居室情報と一致したとき、防犯センサ4a、4b、・・・の監視状態を容易に解除できるため、居住者以外の人物による解除が困難であり防犯性が高められる。
なお、本発明の実施例によれば、記憶手段700および監視制御手段701を制御機7に備えたが、この態様に限定されるものではない。例えば、記憶手段700および監視制御手段701のうち何れか一方の手段のみを制御機7に備え、他方の手段は独立した機器として設ける、或いは記憶手段700および監視制御手段701をそれぞれ独立した機器として設けることもできる。
また、本発明の実施例によれば、制御機7の記憶手段700に記憶された予約時間をもとに、予約時間が終了する前または予約時間の終了時において確認報知を行うための報知手段として設けられる当該スピーカを、スピーカ6a、6b、・・・のように共用施設A、B、・・・毎に設置したが、この態様に限定されるものではない。例えば、エントランス、共用部等に共通のスピーカとして設置することもできる。
本発明の集合住宅インターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の集合住宅インターホンシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムの構成を示すシステム説明図。
符号の説明
1……集合玄関機
2a、2b、・・・……居室親機
3……管理室親機
4a、4b、・・・ ……防犯センサ
5a、5b、・・・ ……認証装置
6a、6b、・・・ ……スピーカ(報知手段)
7……制御機
700……記憶手段
701……監視制御手段
A、B、・・・ ……共用施設

Claims (5)

  1. 集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機(1)と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置され前記集合玄関機から呼び出されて通話を成立させるための居室親機(2a、2b、・・・)と、管理室内に設置され前記集合玄関機、前記居室親機からそれぞれ呼び出され、または前記居室親機を呼び出して通話を成立させるための管理室親機(3)と、前記集合玄関機、前記居室親機および前記管理室親機をそれぞれ制御するための制御機(7)とを設け、
    居住者が使用する集会場、フィットネス施設等の共用施設(A、B、・・・)に設置される防犯センサ(4a、4b、・・・)と、前記居室親機にて前記共用施設の施設予約をする際の時間を記憶するための記憶手段(700)と、前記記憶手段に記憶された予約時間帯において前記防犯センサの監視状態を解除する制御を行うための監視制御手段(701)とを備えることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機(1)と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置され前記集合玄関機から呼び出されて通話を成立させるための居室親機(2a、2b、・・・)と、管理室内に設置され前記集合玄関機、前記居室親機からそれぞれ呼び出され、または前記居室親機を呼び出して通話を成立させるための管理室親機(3)と、前記集合玄関機、前記居室親機および前記管理室親機をそれぞれ制御するための制御機(7)とを設け、
    居住者が使用する集会場、フィットネス施設等の共用施設(A、B、・・・)に設置される防犯センサ(4a、4b、・・・)と、前記管理室親機の操作によって、前記防犯センサの監視状態を解除する制御を行うための監視制御手段(701)を備えることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  3. 集合住宅のエントランスに設置される集合玄関機(1)と、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置され前記集合玄関機から呼び出されて通話を成立させるための居室親機(2a、2b、・・・)と、管理室内に設置され前記集合玄関機、前記居室親機からそれぞれ呼び出され、または前記居室親機を呼び出して通話を成立させるための管理室親機(3)と、前記集合玄関機、前記居室親機および前記管理室親機をそれぞれ制御するための制御機(7)とを設け、
    居住者が使用する集会場、フィットネス施設等の共用施設(A、B、・・・)に設置される防犯センサ(4a、4b、・・・)と、前記居室親機にて前記共用施設の施設予約をする際の時間を記憶するための記憶手段(700)を有し、
    前記記憶手段には、施設予約を行った居室ID等の居室情報があわせて記憶され、前記共用施設に設置された認証装置(5a、5b、・・・)においてテンキー、指紋、認証カード等で入力される入力情報が前記居室情報と一致したとき、前記防犯センサの前記監視状態を解除する制御を行うことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  4. 前記居室親機は、前記共用施設を利用する前記居住者の複数の居室情報を入力可能であって、前記記憶手段には、前記複数の居室情報があわせて記憶され、前記共用施設に設置された認証装置(5a、5b、・・・)においてテンキー、指紋、認証カード等で入力される入力情報が前記複数の居室情報のうち任意の居室情報と一致したとき、前記防犯センサの前記監視状態を解除する制御を行うことを特徴とする請求項3記載の集合住宅インターホンシステム。
  5. 前記記憶手段に記憶された前記予約時間をもとに、前記予約時間が終了する前または予約時間の終了時において確認報知を行うための報知手段(6a、6b、・・・)を備えることを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009030230A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気錠システム
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