JP3875585B2 - 集合住宅インターホン装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、マンションなどの集合住宅において用いられる集合住宅インターホン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、マンションなどの集合住宅に設置されている集合住宅インターホン装置では、集合住宅に入館する際、部屋(戸)番号をキー入力するとこの戸番号の内線が呼び出され、この呼出に応答した居住者は、入口に設置された監視カメラなどの撮像装置によって来訪者をモニタして確認し、その後入口を開けるようにしている。
【0003】
この従来の集合住宅インターホン装置では、居住者は全ての訪問者の呼出に対して逐一応答しなければならなかった。セールスやいたずらなどを目的とした予約なしの訪問者の呼出にも応答しなくてはならず、居住者の生活環境を妨害するなどの弊害が生じていた。
【0004】
そこで、来訪者に対し、戸番号の入力に続いて、暗証番号を入力させ、この入力した暗証番号が予め登録した戸に固有の暗証番号とを比較照合し、入力した暗証番号と登録された暗証番号とが一致した場合、真の訪問者として判断して居住者の内線を呼び出し、入力した暗証番号と登録した暗証番号とが一致しない場合、真の訪問者ではないと判断して居住者の内線を呼び出さないようにする集合住宅インターホン装置がある(特開平5−68107号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の集合住宅インターホン装置では、訪問者に暗証番号の入力を強要するモード(認証モード)と強要しないモード(通常モード)とを手動スイッチで切り替えるようにしているため、認証モードに設定されたままの状態になる場合が生起し、この場合、暗証番号を知らないけれど居住者にとっての正規の訪問者、たとえば新聞の集金を行う訪問者や宅配便を届ける訪問者は訪問することができないという問題点があった。
【0006】
また、この場合、居住者は暗証番号を知らない正規の訪問者による訪問があった事実を知ることができないという問題点があった。さらにこのため、暗証番号を知らない正規の訪問者が何度訪問しても居住者は応答できず、暗証番号を知らない正規の訪問者は、この居住者に対して居住者不在として取り扱い、居住者にとって適時適切な訪問を受けることができないという問題点があった。
【0007】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、居住者の意思を反映した設定モード切替を確実に行うことができるとともに、暗証番号を知らない正規の訪問者による訪問があったことを居住者が知ることができる集合住宅インターホン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1にかかる集合住宅インターホン装置は、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機と、集合住宅の各戸内に設置された複数のインターホンとを備え、前記集合玄関機から特定のインターホンに対する呼出要求に応じ、該特定のインターホン側において該呼出要求に対応した報知を行い、その後少なくとも該集合玄関機と該特定のインターホンとの間の通話を可能とする集合住宅インターホン装置において、前記集合玄関機は、少なくとも各戸の戸番号と各戸のインターホンに固有の暗証番号との入力を行う入力手段を備え、前記複数のインターホンは、自戸番号と自インターホンに固有の暗証番号とを保持する保持手段と、戸番号の入力による呼出によって前記通話を許可する通常モードと暗証番号の入力による呼出によって前記通話を許可する照合モードとを含む設定モードの切り替えを行うモード切替手段と、タイマと、前記タイマのタイムアウト時間と前記設定モードとを設定する設定手段と、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時に、前記設定モードを解除する切替制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項1の発明によれば、設定手段によってタイマのタイムアウト時間と設定モードとを設定し、制御手段がタイムアウト時に、自動的に前記設定モードを解除する切替制御を行うようにし、設定モードの解除忘れを防止できるようにしている。
【0018】
また、請求項2にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に前記呼出に対応する報知音の音量および/またはメロディーを変化させることを特徴とする。
【0019】
請求項2の発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に呼出に対応する報知音の音量および/またはメロディーを変化させるようにしている。
【0020】
また、請求項3にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に前記呼出に対応する報知光の光量を所定値に低減することを特徴とする。
【0021】
請求項3の発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に呼出に対応する報知光の光量および/または点灯状態を変化させるようにしている。
【0022】
また、請求項4にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間が経過した旨を報知することを特徴とする。
【0023】
請求項4の発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定されたタイムアウト時間が経過した旨を報知するようにしている。
【0024】
また、請求項5にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記集合玄関機は、訪問者の音声あるいは画像を含む情報を収集する情報収集手段と、呼び出したインターホンの設定モードが前記照合モードであって前記暗証番号の入力がなかった場合に前記情報手段による情報収集の案内をさせる案内制御手段とを備え、前記複数のインターホンは、前記情報収集手段によって収集された情報を保持する情報保持手段と、前記情報保持手段によって保持された情報を出力する情報出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】
請求項5の発明によれば、集合玄関機側において、案内制御手段による案内をもとに、情報収集手段が、訪問者の音声あるいは画像を含む情報を収集し、インターホン側においてこの情報を保持し、出力することができるようにしている。
【0026】
また、請求項6にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記情報保持手段は、前記集合玄関機内に設けられることを特徴とする。
【0027】
請求項6の発明によれば、情報保持手段を、集合玄関機内に設け、各インターホンの情報を一括して保持するようにしている。
【0028】
また、請求項7にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記照合モード設定時に、暗証番号の入力有無あるいは暗証番号の間違い有無あるいは間違い回数によって報知方法、報知内容あるいは報知量を変化させることを特徴とする。
【0029】
請求項7の発明によれば、制御手段が、照合モード設定時に、暗証番号の入力有無あるいは暗証番号の間違い有無あるいは間違い回数によって報知方法、報知内容あるいは報知量を変化させようにしている。
【0030】
また、請求項8にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記設定手段によって設定されるモードに居留守モードを設け、前記制御手段は、全ての呼出に対して強制的に応答させない制御を行うことを特徴とする。
【0031】
請求項8の発明によれば、設定手段によって設定されるモードに居留守モードを設け、制御手段が、全ての呼出に対して強制的に応答させない制御を行うようにしている。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる集合住宅インターホン装置について説明する。
【0033】
(実施の形態1)
まず、この発明の実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1である集合住宅インターホン装置の構成を示すブロック図である。図1において、この集合住宅インターホン装置は、集合玄関機1と複数のインターホン2−1〜2−nとが通信線Nによって接続される。
【0034】
集合玄関機1は、マンションなどの集合住宅の集合玄関に配置され、訪問者が呼び出したい住戸の戸番号、さらには暗証番号などの入力指定を行い、この指定された戸番号のインターホン2−1〜2−nを呼び出すことによって、訪問者は居住者と通話することができる。各インターホン2−1〜2−nは、集合玄関機1からの呼出を受けて集合玄関機1の近傍に居る訪問者と通話することができる。
【0035】
図1において、集合玄関機1は通信I/F部11を介して通信線Nに接続され、各インターホン2−1〜2−nは通信I/F部21を介して通信線Nに接続される。集合玄関機1内では、通信線N1を介し、通信I/F部11、テンキーなどの各種キーなどによって実現される入力部12、スピーカ13、マイク14、画像撮像部15、およびCPUなどによって実現される制御部10を有する。なお、スピーカ13およびマイク14を一体化したハンドセットとしてもよい。
【0036】
一方、各インターホン2−1〜2−nは、通信線N2を介し、通信I/F部21、テンキーなどの各種キーなどによって実現される入力部22、CPUなどによって実現される制御部20、ハンドセット23、呼出音発生部24、画像撮像部15によって撮像された画像を出力するモニタ25、呼出があったことを光の変化によって報知する発光部26、入力部22の設定部22aによって設定されたタイムアウト時間27aと設定モード27bとを保持する設定保持部27、自インターホンの戸番号28aおよび暗証番号28bを保持する保持部28、各モードの処理内容が記述された通常モード29aと照合モード29bと居留守モード29cと各モードの切替処理を行うモード切替部29sとを有したモード処理部29、およびタイマ30を有する。
【0037】
ここで、上述した集合住宅インターホン装置の動作について説明する。まず、入力部22の設定部22aによって自インターホン2−1の戸番号および自インターホン2−1に固有の暗証番号を入力し、保持部28の戸番号28aおよび暗証番号28bとして保持させる。
【0038】
モード処理部29は、制御部20の制御のもとに各モードの処理と各モードの切替処理を行う。通常モード29aでは、自インターホン2−1が設置される住戸の戸番号が集合玄関機1から入力されることによって、呼出音発生部24からチャイムなどの呼出音を出力させるとともに、発光部26の発光を点滅させる等によって呼出があったことを報知する。その後、ハンドセット23のオフフックによってモニタ25に画像撮像部15が撮像した画像を表示出力させるとともに、集合玄関機1側との通話を可能にする処理を行う。
【0039】
照合モード29では、集合玄関機1側からの戸番号のみでなく、集合玄関機1側で入力された暗証番号と自インターホン2−1の暗証番号28bとが一致した場合にのみ上述した呼出音を鳴動させ、その後通常モード29aと同じ処理を行わせる。一方、居留守モード29cでは、如何なる集合玄関機1からの入力があっても応答しないようにする。
【0040】
設定部22aからは、居住者の意思によって現在時点から設定するモードを指定し、設定モード27bとして保持させるとともに、この設定モード27bを継続する所定時間であるタイムアウト時間27aを指定する。このタイムアウト時間の設定によってタイマ30が起動し、タイムアウト時間27a経過時にモード切替部29sを起動させ、設定されたモードから通常設定されているモードに復帰させる切替を行わせる。たとえば、通常設定されるモードが通常モード29aであって、設定部22aによって設定される設定モード27bが照合モード29bである場合、設定時点からタイムアウト時間の間は、照合モード29bとしてインターホン2−1が動作し、タイムアウト時間経過後に設定解除され、通常モード29aに自動的に復帰する。したがって、居住者は通常モードに設定されていると思っているにもかかわらず、実際は照合モードになっており、設定解除されていないことから、その間に、暗証番号を知らない訪問者が訪問できなくなるという問題を解消することができる。
【0041】
ここで、集合玄関機1に訪問者が訪れた場合、訪問者は入力部12に訪問先の戸番号を入力する。この際、インターホン2−1が通常モードに設定されている場合は、呼出音発生部24からの呼出音および発光部26の発光によって呼出が報知され、その後訪問者と居住者とが通話などを行うことができる。
【0042】
一方、インターホン2−1が認証モードに設定されている場合、集合玄関機1側では、さらに暗証番号の入力が要求され、この暗証番号がインターホン2−1側に伝送される。インターホン2−1は、入力された暗証番号と保持部28に保持された暗証番号28bとを比較照合し、一致した場合に、呼出音発生部24からの呼出音および発光部26の発光によって呼出が報知され、その後訪問者と居住者とが通話などを行うことができる。これに対し、入力された暗証番号が保持部28に保持された暗証番号28bと異なる場合、呼出音発生部24および発光部26の動作を停止させ、居住者に応答させないようにする。
【0043】
また、インターホン2−1が居留守モードに設定されている場合、集合玄関機1から戸番号や暗証番号が入力されていたとしても、一切インターホン2−1側は応答動作を行わせない。
【0044】
なお、上述した通常モード、照合モード、居留守モードの他に各種のモードを設定するようにしてもよい。たとえば、通常呼出音の音量で報知する通常音量モードと通常呼出音の音量に比して小さい音量で報知する小音量モードとを設けても良い。これらのモードは、各カテゴリのモードとの組合せによって設定することができる。また、呼出音のメロディーを指定するモードや発光部の発光変化あるいは発光量を指定するモードなどを通常モード、照合モード、居留守モードに組み合わせてもよいし、タイマ30を用いて独自にモード切替を行うようにしてもよい。
【0045】
さらに、照合モードにおいて、暗証番号が入力されなかった場合や暗証番号が入力されたが間違った暗証番号であった場合、さらに間違った暗証番号の入力回数に応じて、それぞれ呼出音のメロディーや発光変化などを割り当てておくようにしてもよい。
【0046】
また、睡眠時などにおいて、通常モードや認証モードであっても、発光部26による報知のみを行わせ、呼出音を発生させない組合せを設定できるようにしてもよい。
【0047】
この実施の形態1では、タイマ30を用い、設定部22aによって入力された設定モード27bをタイムアウト時間27aまで維持し、タイムアウト時間27a時に設定モード27bの設定解除を行って、通常設定されるモードに自動切替されるようにしているので、居住者は設定解除を忘れることがなく、居住者の意思に合致したモードにインターホンが設定される。特に、照合モードや居留守モードなどのように、居住者が設定状態を認識することが困難な状況に陥って、郵便や新聞の集金者などの訪問者のような、暗証番号を知らない正規の訪問者が訪問できないことを居住者が知らないという状況をなくすることができる。
【0048】
なお、小音量モードは、呼出音が小音量になるのみで、居住者は小音量モードであることを認識できるため、たとえば、タイムアウト時間後通常モードに切り替えるようにすることができる。
【0049】
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、タイマ30を用い、タイムアウト時間27a時に設定モード27bの設定解除を行うようにしていたが、この実施の形態2では、タイマ30に代えて時間を計時する計時部40を設け、所定期間のみ設定モード27を維持させるようにしている。
【0050】
図2は、この発明の実施の形態2である集合住宅インターホン装置の構成を示すブロック図である。図2において、この集合住宅インターホン装置は、実施の形態1に示したタイマ30に代えて計時部40を設けるとともに、設定保持部27が保持するタイムアウト時間27aに代えて所定期間47aが保持されるようにしている。その後の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0051】
設定部22aは、所望の設定モード27bに設定したい所定期間47aを設定し、設定保持部27にこの所定期間を47aを保持させる。計時部40は、この所定期間47aの開始時刻になるとモード処理部29に通知し、モード切替部29sは、インターホン2−1の設定モードを通常設定されているモードから、設定モード27aに切り替え、所定期間47aの終止時刻になるとモード処理部29に通知し、モード切替部29sは、インターホン2−1の設定モードを設定モード27aから、通常設定されているモードに切り替える。
【0052】
この所定期間47aは、一時的な所定期間であってもいいし、1日のうちの所定時間であってもよい。さらに、一週間単位、月単位、年単位で所定期間を設定するようにしてもよい。たとえば、就寝から起床の睡眠期間を所定期間47aに設定し、その間を照合モード29bや居留守モード29cに設定することができる。
【0053】
なお、所定期間47aが日単位で設定されている場合には、たとえば所定期間47aの開始時刻と終止時刻とにモードが切り替えられる旨あるいは切り替えられたモード内容を音声などで報知するようにしてもよい。この場合、この音声などの報知を行う図示しない報知部を設けておくとよい。
【0054】
また、上述した実施の形態2では、所定期間47aを設定し、所定期間47aの開始時刻と終止時刻との間を設定モード27bに設定するようにしたが、これに限らず、たとえば所定時刻のみを設定するようにしてもよい。この場合、所定時刻に到達した場合、所定時刻後、設定モード27bに変更し、その後に他の設定変更処理が設定されることを除き、設定モード27bを維持するようにする。すなわち、実施の形態1では、現時点からタイムアウト時間までを設定モードに変更するのに対し、所定時刻を設定する実施の形態2では、所定時刻後を設定モードに変更するようにしている。
【0055】
この実施の形態2では、時計部40を用いて所定期間47aの間、あるいは所定時刻以降の間、設定モードに自動切替するようにしているので、さらに微細かつ柔軟な設定モードの自動設定が可能になる。
【0056】
(実施の形態3)
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。上述した実施の形態1,2では、タイマ30や計時部40を用いて、たとえば照合モードから通常モードへの解除設定を忘れないようにしていたが、この実施の形態3では、照合モードや居留守モードであって呼出ができないときであっても、訪問者が来訪したことを居住者が知ることができるようにしている。
【0057】
図3は、この発明の実施の形態3である集合住宅インターホン装置の構成を示すブロック図である。図3において、この集合住宅インターホン装置は、実施の形態1の構成において、集合玄関機1側が案内情報保持部16と制御部10内に案内制御部10aとを有し、インターホン2−1〜2−n側に情報保持部50を有している。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0058】
図3において、暗証番号を知らない正規の訪問者が来訪した場合、集合玄関機1の案内制御部10aは、案内情報保持部16に格納されている案内情報をもとにこの正規の訪問者に伝言などを残すように音声などによってガイダンスする。このガイダンスをもとに正規の訪問者は、入力部12を操作し、必要な伝言を発し、この伝言はインターホン2−1側の情報保持部50に格納される。この場合、インターホン2−1側では一切訪問者には応答しないで済む。また、この際、画像撮像部15は来訪者の画像を撮像し、その画像情報を情報保持部50に格納する。
【0059】
その後、インターホン2−1側では、たとえば、伝言が残されていることを発光部26の発光変化などによって知り、情報保持部50に残された伝言を再生し、訪問者の来訪があり、来訪の内容を知ることができる。
【0060】
なお、図4は、この発明の実施の形態3である集合住宅インターホン装置の変形例の構成を示すブロック図である。図3に示した集合住宅インターホン装置では、情報保持部50を各インターホン2−1〜2−n側に設けるようにしたが、図4に示した集合住宅インターホン装置では、集合玄関機1側に情報保持部50に対応する情報保持部60を設けるようにしている。この結果、情報保持部60に各インターホン2−1〜2−nに対する伝言などの情報が一括して格納されることになり、効率的なシステム運用が可能となる。
【0061】
この実施の形態3では、照合モードや居留守モードなどの設定時に、暗証番号を知らない正規の訪問者が居住者に確実に伝言などの情報を伝えることができるとともに、居住者も正規の訪問者の来訪があったことを知ることができる。すなわち、モード設定状態にかかわらず、訪問者と居住者とのコミュニケーションを最低限なんらかの形で残すことができる。
また、本発明にかかる集合住宅インターホン装置は、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機と、集合住宅の各戸内に設置された複数のインターホンとを備え、前記集合玄関機から特定のインターホンに対する呼出要求に応じ、該特定のインターホン側において該呼出要求に対応した報知を行い、その後少なくとも該集合玄関機と該特定のインターホンとの間の通話を可能とする集合住宅インターホン装置において、前記集合玄関機は、少なくとも各戸の戸番号と各戸のインターホンに固有の暗証番号との入力を行う入力手段を備え、前記複数のインターホンは、自戸番号と自インターホンに固有の暗証番号とを保持する保持手段と、戸番号の入力による呼出によって前記通話を許可する通常モードと暗証番号の入力による呼出によって前記通話を許可する照合モードとを含む設定モードの切り替えを行うモード切替手段と、時刻を計時する計時手段と、所定期間と前記設定モードとを設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された所定期間の開始時刻に、前記設定モードに設定し、前記所定期間の終止時刻に前記設定モードの設定解除を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定された所定期間の開始時刻に設定モードに設定し、前記所定期間の終止時刻に前記設定モードの設定解除を行うようにしている。
また、本発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定された所定期間の開始時刻に設定モードに設定し、前記所定期間の終止時刻に前記設定モードの設定解除を行うようにしているので、居住者の意思に合致する設定モードを所定期間に限り設定でき、詳細かつ柔軟なモード設定を行うことができるとともに、設定解除忘れを確実になくすことができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる集合住宅インターホン装置は、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機と、集合住宅の各戸内に設置された複数のインターホンとを備え、前記集合玄関機から特定のインターホンに対する呼出要求に応じ、該特定のインターホン側において該呼出要求に対応した報知を行い、その後少なくとも該集合玄関機と該特定のインターホンとの間の通話を可能とする集合住宅インターホン装置において、前記集合玄関機は、少なくとも各戸の戸番号と各戸のインターホンに固有の暗証番号との入力を行う入力手段を備え、前記複数のインターホンは、自戸番号と自インターホンに固有の暗証番号とを保持する保持手段と、戸番号の入力による呼出によって前記通話を許可する通常モードと暗証番号の入力による呼出によって前記通話を許可する照合モードとを含む設定モードの切り替えを行うモード切替手段と、時刻を計時する計時手段と、所定時刻と前記設定モードとを設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された所定時刻に、前記設定モードの設定解除を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定された所定時刻に、設定モードの設定解除を行うようにし、設定モードの解除忘れを防止している。
また、本発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定された所定時刻に、設定モードの設定解除を行うようにし、設定モードの解除忘れを防止しているので、居住者の意思に合致しない設定モード状態になることを確実に防止することができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記設定手段は、前記タイムアウト時間あるいは前記所定期間を設定し、前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間までの間あるいは前記所定期間、前記照合モードを維持し、該タイムアウト時あるいは前記所定期間の終止時刻に前記通常モードに復帰させる切替制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、設定手段が、前記タイムアウト時間あるいは前記所定期間を設定し、制御手段が、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間までの間あるいは前記所定期間、前記照合モードを維持し、該タイムアウト時あるいは前記所定期間の終止時刻に前記通常モードに復帰させる切替制御を行い、居住者が通常モードと認識しているにもかかわらず、実際には照合モードであるという不一致をなくすようにしている。
また、本発明によれば、設定手段が、前記タイムアウト時間あるいは前記所定期間を設定し、制御手段が、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間までの間あるいは前記所定期間、前記照合モードを維持し、該タイムアウト時あるいは前記所定期間の終止時刻に前記通常モードに復帰させる切替制御を行い、居住者が通常モードと認識しているにもかかわらず、実際には照合モードであるという不一致をなくすようにしているので、居住者の意思に反して、宅配便などの配達の訪問者など、暗証番号を知らない正規の訪問者が何度訪問しても居住者不在扱いになることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる集合住宅インターホン装置は、上記の発明において、前記設定手段は、前記所定時刻を設定し、前記制御手段は、前記所定時刻に、前記通常モードに復帰させる切替制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、設定手段が、所定時刻を設定し、制御手段が、前記所定時刻に通常モードに復帰させる切替制御を行い、居住者が通常モードと認識しているにもかかわらず、実際には照合モードであるという不一致をなくすようにしている。
また、本発明によれば、設定手段が、所定時刻を設定し、制御手段が、前記所定時刻に通常モードに復帰させる切替制御を行い、居住者が通常モードと認識しているにもかかわらず、実際には照合モードであるという不一致をなくすようにしているので、居住者の意思に反して、宅配便などの配達の訪問者など、暗証番号を知らない正規の訪問者が何度訪問しても居住者不在扱いになることを防止することができるという効果を奏する。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、設定手段によってタイマのタイムアウト時間と設定モードとを設定し、制御手段がタイムアウト時に、自動的に前記設定モードを解除する切替制御を行うようにし、設定モードの解除忘れを防止できるようにしているので、居住者の意思に合致しない設定モード状態になることを確実かつ簡易に防止することができるという効果を奏する。
【0067】
また、請求項2の発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に呼出に対応する報知音の音量および/またはメロディーを変化させるようにしているので、居住者は現在の設定モード状態あるいは設定モード変化を知ることができ、居住者の予期しない設定モード状態になることを防止することができるという効果を奏する。
【0068】
また、請求項3の発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に呼出に対応する報知光の光量および/または点灯状態を変化させるようにしているので、居住者は現在の設定モード状態あるいは設定モード変化を知ることができ、居住者の予期しない設定モード状態になることを防止することができるという効果を奏する。
【0069】
また、請求項4の発明によれば、制御手段が、設定手段によって設定されたタイムアウト時間が経過した旨を報知するようにしているので、居住者は現在の設定モード状態を知ることができ、居住者の予期しない設定モード状態になることを防止することができるという効果を奏する。
【0070】
また、請求項5の発明によれば、集合玄関機側において、案内制御手段による案内をもとに、情報収集手段が、訪問者の音声あるいは画像を含む情報を収集し、インターホン側においてこの情報を保持し、出力することができるようにしているので、照合モード時に暗証番号を知らない正規の訪問者が訪問した場合であっても、後ほど、居住者は、正規の訪問者の訪問があったことを知ることができ、しかも訪問内容をも知ることができるという効果を奏する。
【0071】
また、請求項6の発明によれば、情報保持手段を、集合玄関機内に設け、各インターホンの情報を一括して保持するようにしているので、効率的な情報保持を行うことができ、システムの簡素化を実現することができるという効果を奏する。
【0072】
また、請求項7の発明によれば、制御手段が、照合モード設定時に、暗証番号の入力有無あるいは暗証番号の間違い有無あるいは間違い回数によって報知方法、報知内容あるいは報知量を変化させるようにしているので、居住者は、暗証番号を知らない訪問者の訪問状態を把握することができるという効果を奏する。
【0073】
また、請求項8の発明によれば、設定手段によって設定されるモードに居留守モードを設け、制御手段が、全ての呼出に対して強制的に応答させない制御を行うようにしているので、居住者は訪問者全ての呼出を遮断した環境を設定することができ、柔軟なモード設定が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である集合住宅インターホン装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態2である集合住宅インターホン装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態3である集合住宅インターホン装置の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態3である集合住宅インターホン装置の変形例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 集合玄関機
2−1〜2−n インターホン
10,20 制御部
10a 案内制御部
11,21 通信I/F部
12,22 入力部
13 スピーカ
14 マイク
15 画像撮像部
16 案内情報保持部
22a 設定部
23 ハンドセット
25 モニタ
26 発光部
27 設定保持部
27a タイムアウト時間
27b 設定モード
28 保持部
28a 戸番号
28b 暗証番号
29 モード処理部
29a 通常モード
29b 照合モード
29c 居留守モード
29s モード切替部
30 タイマ
40 計時部
47a 所定期間
50,60 情報保持部
N,N1,N2 通信線
Claims (8)
- 集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機と、集合住宅の各戸内に設置された複数のインターホンとを備え、前記集合玄関機から特定のインターホンに対する呼出要求に応じ、該特定のインターホン側において該呼出要求に対応した報知を行い、その後少なくとも該集合玄関機と該特定のインターホンとの間の通話を可能とする集合住宅インターホン装置において、
前記集合玄関機は、
少なくとも各戸の戸番号と各戸のインターホンに固有の暗証番号との入力を行う入力手段を備え、
前記複数のインターホンは、
自戸番号と自インターホンに固有の暗証番号とを保持する保持手段と、
戸番号の入力による呼出によって前記通話を許可する通常モードと暗証番号の入力による呼出によって前記通話を許可する照合モードとを含む設定モードの切り替えを行うモード切替手段と、
タイマと、
前記タイマのタイムアウト時間と前記設定モードとを設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定されたタイムアウト時に、前記設定モードを解除する切替制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする集合住宅インターホン装置。 - 前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に前記呼出に対応する報知音の音量および/またはメロディーを変化させることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅インターホン装置。
- 前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間後に前記呼出に対応する報知光の光量および/または点灯状態を変化させることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅インターホン装置。
- 前記制御手段は、前記設定手段によって設定されたタイムアウト時間が経過した旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の集合住宅インターホン装置。
- 前記集合玄関機は、
訪問者の音声あるいは画像を含む情報を収集する情報収集手段と、
呼び出したインターホンの設定モードが前記照合モードであって前記暗証番号の入力がなかった場合に前記情報手段による情報収集の案内をさせる案内制御手段とを備え、
前記複数のインターホンは、
前記情報収集手段によって収集された情報を保持する情報保持手段と、
前記情報保持手段によって保持された情報を出力する情報出力手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の集合住宅インターホン装置。 - 前記情報保持手段は、前記集合玄関機内に設けられることを特徴とする請求項5に記載の集合住宅インターホン装置。
- 前記制御手段は、前記照合モード設定時に、暗証番号の入力有無あるいは暗証番号の間違い有無あるいは間違い回数によって報知方法、報知内容あるいは報知量を変化させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の集合住宅インターホン装置。
- 前記設定手段によって設定されるモードに居留守モードを設け、
前記制御手段は、全ての呼出に対して強制的に応答させない制御を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の集合住宅インターホン装置。
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