JP2004207815A - 電話装置 - Google Patents

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JP2004207815A JP2002371606A JP2002371606A JP2004207815A JP 2004207815 A JP2004207815 A JP 2004207815A JP 2002371606 A JP2002371606 A JP 2002371606A JP 2002371606 A JP2002371606 A JP 2002371606A JP 2004207815 A JP2004207815 A JP 2004207815A
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Hiroaki Takaku
弘明 高久
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Abstract

【課題】使用者の在、不在を確実に検出して手動操作を伴わずに自動的に所定の不在機能を作動させる電話装置を簡易なシステム構成で実現すること。
【解決手段】室内に配置され使用者の在、不在を監視して対応する検知情報を出力する人体検知手段と、人体検知手段から使用者の不在情報が検知されたときに時間が計時され予め定められた時間経過後に対応する検知情報を出力する計時手段と、出入口に設けられた鍵の開錠又は施錠を検知して対応する検知情報を出力する鍵情報検知手段と、不在機能動作を行う不在機能動作手段と、計時手段からの検知情報と鍵情報検知手段からの施錠に対応する検知情報が入力されたときに不在機能動作手段を制御して不在機能を作動させる制御手段を含んで構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置に関し、更に詳述すれば当該電話装置を収容配置する家屋、部屋、場所等において、使用者の存在や不在を常時監視し、不在時に自動的に転送機能や留守番機能等の所定の各種不在機能動作を行うことができる電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電話装置は電子化され、当該装置内に制御回路としてマイクロコンピュータ(CPU)が組み込まれ、各種の制御を行うように構成された多機能型の電話装置が主流となっている。これらの多機能型の電話装置には、家庭用一般電話機、ボタン電話装置に収容配置されるボタン電話機、PBXに収容配置される一般電話機および多機能電話機、留守番電話装置、ファクシミリ送受信機能付電話機、それらの複合機能付電話装置等が含まれる。
【0003】これらの電話装置の機能の一つには、従来から家庭や事務所等において電話装置の使用者が席を離れたり、外出したりするような場合、いわゆるこのような不在にする場合に留守番機能(留守録音、再生機能)や不在転送機能等の所定の不在機能を利用することができるように構成されている。
【0004】しかしながら、従来の電話装置における不在機能は、席を外したり外出したりする前に電話装置を手動操作して不在機能が作動するようにしておく必要がある。すなわち、不在にするにあたり、事前に手動操作により留守番電話モードや転送モードの設定を行う必要があり、また帰着後留守録音がなされた伝言メッセージの再生を行う場合においても手動で再生ボタンをセットする必要があった。 従って、もし使用者が失念してその操作を行わずに不在にした場合は、不在機能は一切作動せず、更に発呼者からの伝言メッセージをも残すことができないという、この機能にとっては致命的な不具合が生じていた。 また、留守番機能により発呼者からの伝言メッセージが録音されていても帰着後手動再生操作を失念すると録音に気付かず再生が行われないという問題が生じていた。この状態が続くとメッセージボックスに伝言メッセージが貯まって行き、最終的には伝言メッセージの録音ができなくなるという不具合も生じていた。 更に、電話装置が設置された机等の周囲に光電センサー等を配置して、使用者がその机の近辺にいるかいないかを予め検知範囲を設定して検知し、不在機能を作動させるようにする事例も散見されるが、検知範囲を若干外れた場所で作業等をしていた場合や、電話装置が設置された部屋から出て隣の部屋に移動した場合などでも、使用者が家屋内や事務所内等に存在しているにもかかわらず不在機能が作動してしまうという不具合が生じることとなり、検知範囲の設定には問題が多く技術的にも実用性が極めて低いとともに、席を外したり外出したりして不在にする場合に信頼度の高い確実な不在検知ができないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、従来の電話装置における不在検知システムの構成では、留守にする場合には事前に手動操作により不在機能を作動させる必要があり、更に不在検知の範囲の設定が不確実であり、簡易で安価なシステム構成にして不在検知が確実にでき、かつ手動操作に頼らずに不在機能を作動させることができるようなシステムが提供されていない。
【0006】本発明の第1の目的は、前述した従来技術の問題点を解消し、人体検知情報と鍵情報との2つの情報を取り込むという簡易で安価なシステム構成にて、席を外したり外出したりする前に電話装置を手動操作して不在機能が作動するようにしておく必要がなく、確実に家屋や事務所等に人(使用者)が所在しないことを検知して自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置を提供することにある。 本発明の第2の目的は、1台の電話装置で複数の部屋、事務所等を監視して人体検知情報と鍵情報との2つの情報を取り込み、そこに人(使用者)が所在しないことを検知するシステム構成として自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置を提供することにある。 本発明の第3の目的は、家屋の玄関口や勝手口の鍵の開錠または施錠、事務所等の出入り口の鍵の施錠または開錠のオンまたはオフのスイッチング情報を入力し、確実に家屋や事務所等に人(使用者)が所在しないことを検知して自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置を提供することにある。 本発明の第4の目的は、帰着により家屋や事務所等に人(使用者)の存在を検知した場合には、留守番モード時に録音された伝言メッセージの存在を自動的に知らせたり、または自動的に再生動作を行うようにすることができる電話装置を提供することにある。 本発明の第5の目的は、家屋や事務所等に人(使用者)が所在しないことを検知した場合には、自動的に他の電話装置への自動転送モードに切り替わることができる電話装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決するために請求項1記載の発明は、室内に配置された電話装置の使用者の在、不在を監視して不在情報を検知したときに自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置であって、該室内に配置され該電話装置の使用者の在、不在を監視して在、不在に対応する検知情報を出力する人体検知手段と、該人体検知手段から使用者の不在情報が検知されたときに時間が計時され、予め定められた時間を経過したときに対応する検知情報を出力する計時手段と、前記室内から外部に通じる出入口に設けられた鍵の開錠または施錠を検知して対応する検知情報を出力する鍵情報検知手段と、不在機能が設定され不在機能動作を行う不在機能動作手段と、前記計時手段から予め定められた時間を経過したときの対応する検知情報が入力され、かつ前記鍵情報検知手段から施錠に対応する検知情報が入力されたときに前記不在機能動作手段に制御情報を出力して自動的に所定の不在機能を作動させる制御手段とを含んで構成されたことを特徴とする。
【0008】また請求項2記載の発明は、室内に配置された電話装置の使用者の在、不在を監視して不在情報を検知したときに自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置であって、該室内に配置され該電話装置の使用者の在、不在を監視して在、不在に対応する検知情報を出力するために複数の室内に配置された人体検知手段と、該複数の室内に配置された各人体検知手段から最後に使用者の不在情報が検知されたときに時間が計時され、予め定められた時間を経過したときに対応する検知情報を出力する計時手段と、前記室内から外部に通じる複数の出入口に設けられた鍵の開錠または施錠を検知して対応する検知情報を出力する鍵情報検知手段と、不在機能が設定され不在機能動作を行う不在機能動作手段と、前記計時手段から予め定められた時間を経過したときの対応する検知情報が入力され、かつ前記鍵情報検知手段から施錠に対応する検知情報が入力されたときに前記不在機能動作手段に制御情報を出力して自動的に所定の不在機能を作動させる制御手段とを含んで構成されたことを特徴とする。
【0009】また請求項3乃至7記載の発明は、前記人体検知手段は、投光部および受光部を有し、センサーの向きおよび光の投光範囲を回動自在に設定して検知範囲が定められるとともにその検知感度を自在に調整することができる人体の存在、不在を検知する光電センサーで構成され、前記計時手段は、室内に配置された人体検知手段から使用者の不在情報が検知されたときにセットされて時間が計時されるとともに使用者の在情報が検知されたときにリセットされて当該計時が停止されるように構成され、かつ該計時時間が予め定められた時間を経過したときに対応する検知情報を出力するように構成され、前記鍵情報検知手段は、出入口に設けられた鍵の施錠または開錠によるオンまたはオフのスイッチング情報を出力するように構成され、前記不在機能動作手段には、留守中にかかってきた相手先からの伝言メッセージを自動的に録音しておくことができる留守録音機能、留守中に相手からの伝言メッセージが留守録音がなされている留守番モード時に、使用者が帰ってきたことを検知して留守録音されている伝言メッセージの存在を自動的に知らせたり、またはその内容を自動的に再生する留守録音自動再生機能、および使用者が移動した場所の電話装置に相手先からかかってきた電話を自動的に転送する自動転送機能が含まれて作動するように構成され、前記制御手段は、人体検知手段から出力される検知情報と鍵情報検知手段から出力される検知情報との2つの検知情報を取り込んで不在機能動作手段を制御し、事前の手動操作設定なしに自動的に所定の不在機能を作動させるするようにそれぞれ構成されたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をボタン電話装置を参照して図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の電話装置の一実施形態である全体システム構成を示すブロツク構成図、図2は、その電話装置の一実施形態を示すブロツク構成図である。図3は本発明の電話装置において各検知情報で不在機能動作に移行する場合の一実施形態を示す一覧表である。図4および図5は、本発明の電話装置における不在機能動作の一実施形態の処理手順を示すフローチャトである。
【0011】まず、本発明の電話装置の一実施形態である全体システム構成を、図1に基づき説明する。 Aは家屋または事務所の建物の平面配置を表し、電話装置の使用者個人やその周囲に在席する事務員、家族等の人の存在、不在を監視するエリアを示す。B1はその第1の部屋(事務室)、B2はその第2の部屋(事務室)、B3はその廊下である。C1は玄関口(主出入口)のドア、C2は勝手口(副出入口)のドア、D1は第1の部屋B1の出入口のドア、D2は第2の部屋B2の出入口のドアである。 1は第1の部屋B1の机上に配設され使用者が常用するための、本発明による使用者等の人の存在または不在を検知して不在機能を作動できるように形成された1台の多機能型の電話装置TEL、2は電子鍵回路で、2aは玄関口(主出入口)のドアC1に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路、2bは勝手口(副出入口)のドアC2に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路、3aは第1の部屋B1の出入口のドアD1に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路、3bは第2の部屋B2の出入口のドアD2に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路である。4は人の存在、不在を検知する人体検知センサーで、投光部および受光部を有する光電センサーや赤外線センサー等で構成される。光電センサーの場合は、センサーの向きおよび光の投光範囲を回動自在に任意に設定して検知範囲を定める。またその検知感度は自在に調整することができる。4aは第1の部屋B1に配置され、その部屋B1に人が存在しているか不在であるかを検知する人体検知センサー、4bは第1の部屋B2に配置され、その部屋B2に人が存在しているか不在であるかを検知する人体検知センサー、5は
局線(CO)である。
【0012】次に、本発明の電話装置の一実施形態であるブロック構成を、図2に基づき説明する。 電話装置1は、局線5に接続されて相手からの着信情報や音声情報を入出力するインターフェース(INT)11と、局線5からインターフェース11を介して着信情報を取り込んだり各種情報を出力したりする制御動作、あるいは不在機能動作を制御したりする制御部(CPU)12と、通話のための送話器および受話器を有する通話回路(TR)13と、局線着信を鳴音にて出力させるマイク・スピーカ部(SP)14と、ダイヤルトーン、局線着信音等を発生する音源回路(TONE)15と、局線の使用状態や保留状態などを示す表示器としての発光ダイオードを用いたLED表示部(LED)16と、時刻や通話時間、通話料金等を文字情報にて表示する液晶表示器(LCD)を用いたデイスプレイ表示部(DIP)17と、留守中にかかってきた相手先からの伝言メッセージを自動的に録音しておくことができる留守録音機能、留守中に相手からの伝言メッセージが留守録音がなされている留守番モード時に、使用者が帰ってきたことを検知して留守録音されている伝言メッセージの存在を自動的に知らせたり、またはその内容を自動的に再生する留守録音自動再生機能、および使用者が移動した場所の電話装置に相手先からかかってきた電話を自動的に転送する自動転送機能が含まれて作動するように構成された不在機能動作回路18と、制御部15に動作手順(プログラム)を提供する記憶手段を構成する読出専用メモリ(ROM)19と、必要なデータが記憶されているランダムアクセスメモリ(RAM)20と、通話回路13を接続したり切断したりするフックスイッチ部(HS)21と、回線選択キーやテンキーおよび*,#などのダイヤルキー接点を含むキーボード部(KEY)22を含んで構成されている。電話装置1の制御部12は、読出専用メモリ19に予め記憶されたプログラムにより動作し、インターフェース(INT)11からの情報を順次に参照することにより、着信の有無を常時監視する等の機能を有している。
【0013】次に、電話装置1の主要動作について説明する。始めに局線着信応答通話動作について説明する。 一般着信モードで動作中に、局線5に着信があると、インターフェース(INT)11が着信情報を検出し、この情報が制御部12へ送信される。制御部12は、これに伴い音源選択情報や表示情報を読み出し、音源回路15を制御して対応する周期・音色の局線着信音情報を出力させるとともに、表示情報としてLED制御信号を出力してLED表示部(LED)16を駆動し、発光ダイオードLEDを例えば点滅させて局線5に着信があったことを表示せしめ使用者に知らしめる。 一方、制御部12はLCD表示情報を出力することによりデイスプレイ表示部(DIP)17を駆動し、液晶表示器LCDに予め入力されている固定文字情報「局線着信」の文字を表示して局線5に着信があったことを表示し、デスプレイでも使用者に知らしめる。また、制御部12は着信音情報を入力すると、マイク・スピーカ部(SP)14を駆動し、スピーカから局線着信音を出力せしめて局線5に着信があったことを鳴音でも使用者に知らしめる。 電話装置1で通話回路13のハンドセツトを持ち上げて応答すると、制御部12はフツクスイツチ部21のオフフック情報を検出し、音源回路15を通話ループから切り離すとともに、インターフェース11に通話ループを形成させ、次いで局線5を通話回路13に接続させる。なお、通話回路13のハンドセツトが上げられると、LED表示部16の発光ダイオードLEDが、点滅状態から点灯状態に移行するとともにスピーカから送出されていた局線着信音の鳴動が停止する。このようにして局線5と電話装置1間の通話路が形成され、外部の相手先との局線通話が可能となる。
【0014】次に保留動作について説明する。 前述の通話ループが形成されている状態で電話装置1のキーボード部22に含まれる保留キーを操作すると、その情報は制御部12に取り込まれ、その制御動作によりインターフェース11には局線ループを形成したままの状態でして音源回路15が接続されるので、音源回路12より局線5を介して保留音が送出され、外部の相手先は保留状態にあることを知り待機する。なお、保留キーが操作されると、着信に対応してLED表示部16の発光ダイオードLEDが、点灯状態から、着信時とは異なる周期で保留表示である点滅状態に移行する。また保留キーの操作によりマイク・スピーカ部(SP)14を駆動し、スピーカから保留音を出力せしめて保留中であることを鳴音でも使用者等に知らしめる。保留中の用件が済みキーボード部22を操作して保留キーを押すと、その情報が制御部12に伝達されて、前述したように保留されていた局線5の保留状態が解除されて保留表示が停止し、局線5と通話回路13が再び接続されて外部の相手先との局線通話を再び行うことができる。
【0015】次に局線発信動作について説明する。 電話装置1側でハンドセットを上げると、制御部12はフツクスイツチ部21を介してそのオフフック情報を検出し、インターフェース11を介して局線5に係るループを形成させるとともに通話回路13を接続する。また、ハンドセツトが上げられると、LED表示情報が出力され、発光ダイオードLEDが点灯する。同時にLCD表示情報が出力され、これにより液晶表示器LCDが予め入力されている固定文字情報「局線使用中」の文字を表示して使用中であることを表示し、デスプレイでも利用者に知らしめる。 続いて、電話装置1からダイヤル操作が行われると、制御部12はダイヤル情報を受信し、RAM20に設定されている対応するデータをアクセスする。このアクセスにより、最初にサービスクラスのデータが読み出され、ダイヤル情報がサービスクラスの要件(市街発信クラス、市内発信クラス、国際発信クラスなど)を満たしているかどうかの確認が行われる。サービスクラスの要件が満たされていると、制御部12は、次に受信したダイヤルデータをインターフェース11を介して局線5へ送出する。外部の相手方が応答すれば、前述した局線応答通話動作と同様にして通話を行うことができる。
【0016】次に、不在機能動作について説明する。 電話装置1には、不在機能動作回路18が設けられており、制御部12から不在であることを示す不在情報が到来すると作動するように構成されている。 すなわち、電話装置1の使用者が外出のため家屋または事務所Aを退出して留守にする場合の不在機能として、留守中にかかってきた相手先からの伝言メッセージを自動的に録音しておくことができる留守録音機能や、使用者が別な場所に移動し、そこで相手先からかかってきた電話を受けたい場合には、自動的にその別な場所の電話装置に電話を転送する自動転送機能や、留守中に相手からの伝言メッセージが留守録音がなされている留守番モード時に、使用者が帰ってきたことを検知して留守録音されている伝言メッセージの存在を自動的に知らせたり、あるいはその内容を自動的に再生する留守録音自動再生機能等が発揮できるように、それらに対応するシステム動作が行われるように構成されている。これらの不在機能動作は、使用者が予め電話装置のシステム動作の一環として選択設定しておくことができ、選択されている機能はLED表示部16の発光ダイオードLEDを点灯させて一目でわかるように構成されている。また、同時に液晶表示器LCDにも文字情報としてその機能が表示される。前記伝言メッセージの存在を自動的に知らせる場合などは、マイク・スピーカ回路14を作動させて行うことができる。
【0017】次に、本発明の要件である不在検知を確実に行えるように形成した本発明のシステムについて説明する。 本発明のシステム構成は、図1に示すように、電話装置1が第1の部屋B1の机上に載置され、各種の情報を集中して取り込むように形成されている。 まず人体検知情報は、人の存在、不在を検知する人体検知センサー2を配置して収集される。まず第1の部屋B1には人体検知センサー2aが配置され、部屋の隅々まで人体の検知が可能なように検知範囲および検知感度が調節されて、第1の部屋B1全体を監視エリアとしてそのなかに使用者や周囲に在席する事務員や家族等が存在するか不在であるかを検知する。また第2の部屋B2には人体検知センサー2bが配置され、部屋の隅々まで人体の検知が可能なように検知範囲および検知感度が調節されて、第2の部屋B2全体を監視エリアとしてそのなかに使用者や周囲に在席する事務員や家族等が存在するか不在であるかを検知する。 なお、図1の実施形態では、第1の部屋B1と第2の部屋B2を監視するように形成されているが、第2の部屋B2がなく第1の部屋B1のみを監視する構成である場合には、人体検知センサー2を外付けとする必要はなく、電話装置1に内蔵して検知するように構成しても良い。また、監視エリアAから外部に通ずるドアがC1のみにする場合は、電子鍵回路2bを省略することができる。
【0018】一方、鍵情報は、玄関口(主出入口)のドアC1に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路4aの情報と、勝手口(副出入口)のドアC2に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路4bの情報とを収集するように構成され常時監視する。これは使用者や周囲に在席する事務員や家族等が、唯一外部との連絡口として設けられている2ヶ所の家屋や事務所のドアを閉め鍵をかけて外出したかどうかを検知するために設けられている必須の在、不在情報源である。 またその他の鍵情報は、第1の部屋B1の出入口のドアD1に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路3aの情報と、第2の部屋B2の出入口のドアD2に設けられドアの鍵の開閉に対応してオン、オフ信号を出力する電子鍵回路3bの情報とを収集するように構成して監視する。これは使用者や周囲に在席する事務員や家族等が各部屋のドアを閉め鍵をかけて部屋から退出したかどうかを検知するために設けられており、この情報は必要に応じて収集される。
【0019】従って本発明は、家庭や事務所内において電話装置1の使用者や周囲に在席する事務員や家族等の人が、席を外したり外出したりする前に電話装置1を手動操作して不在機能が作動するようにしておく必要がなく、かつその存在、不在を自動的に確実に検出して、不在の場合には自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置1を達成するために、鍵情報と人体検知情報の2つの情報を制御部12が収集して、図3の各監視状態における各検知情報で不在機能動作に移行する場合の一実施形態を示す一覧表の如く判断をするように構成される。なお、以下説明を判り易くするために、使用者Mがただ1人在席している場合を例にして説明する。 すなわち、例えば電話装置1の使用者Mがただ1人通常第1の部屋B1に在席する場合、人体検知センサー2aがその部屋に在席している状態を常時検知し、その情報を制御部12に伝送している。なお、通常在席する第1の部屋B1の人体検知センサー2aが使用者Mの存在を検知しなくなった場合にはタイマー回路23が起動し、所定の時間例えば30分を経過すると不在情報を制御部12に伝送するように構成されている。 人体検知センサー2aが在席情報を伝送しているこの場合、鍵3a、3bは施錠されておらず鍵情報はオフであり、人体検知センサー2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、更に鍵4a、4bは施錠されておらずその鍵情報はオフであるため不在機能動作に移行しない(状態No.1参照)。
【0020】次に鍵3a、3b、4a、4bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフで、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフである場合、人体検知センサー2aが使用者Mの存在を検知しなくなってタイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ったときは再度人体検知センサー2aが検知して在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない(状態No.2参照)。ただし、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ってこないときは、不在情報が制御部12に伝送されるため不在機能動作に移行する(状態No.3参照)。 次に、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、鍵3aのみ施錠されオン情報を送出しているが、鍵3b、4a、4bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフである場合は使用者Mが例えば廊下B3にいるものと推定され、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ったときは再度人体検知センサー2aが検知して在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない(状態No.4参照)。ただし、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ってこないときは、不在情報が制御部12に伝送されるため不在機能動作に移行する(状態No.5参照)。
【0021】次に、人体検知センサー2aがオフ、2bが使用者Mの存在を検知してオン情報を出力し、鍵3a、3b、4a、4bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフである場合は、隣の第2の部屋B2に存在するために2bがオン情報を出力するので、2aのオフ情報により作動していたタイマー回路23がリセットされ、計時は一旦停止し、引き続き在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない。一方、人体検知センサー2bもオフとなった場合は、その時点からタイマー回路23が再起動されて計時に入る。すなわち、最後にオフ情報を送出した人体検知センサー2bの不在情報が基準となって計時に入ることになる。従って再起動してから30分以内に使用者Mが第1の部屋に戻ったときは再度人体検知センサー2aが検知するので在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない(状態No.6参照)。ただし、タイマー回路23が再起動してから30分以内に使用者Mが戻ってこないときは、不在情報が制御部12に伝送されるため不在機能動作に移行する(状態No.7参照)。 次に人体検知センサー2aがオフ、2bが使用者Mの存在を検知してオン情報を出力し、鍵3aのみが施錠されオン情報を送出しているが、鍵3b、4a、4bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフである場合は、使用者Mは第1の部屋B1のドアの鍵3aを施錠した状態で隣の第2の部屋B2に存在するので、戻ってこないと判断され、不在情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行する(状態No.8参照)。
【0022】次に、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、隣室B2の鍵3bが施錠されていても、鍵3a、4a、4bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフである場合は、使用者Mが例えば廊下B3にいるかまたは一旦家屋または事務所の建物の監視エリアAの外に出たものと判断され、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ったときは再度人体検知センサー2aが検知して在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない(状態No.9参照)。ただし、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ってこないときは、不在情報が制御部12に伝送されるため不在機能動作に移行する(状態No.10参照)。 次に、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、鍵3a、3b、4bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフであるが、鍵4aが施錠されてオン情報を送出している場合は使用者Mが例えば廊下B3にいるかまたは一旦家屋または事務所の建物の監視エリアAの外に出たものと判断され、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ったときは再度人体検知センサー2aが検知して在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない(状態No.11参照)。ただし、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ってこないときは、不在情報が制御部12に伝送されるため不在機能動作に移行する(状態No.12参照)。
【0023】次に、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、鍵3a、3b、4aは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフであるが、鍵4bが施錠されてオン情報を送出している場合も状態No.11、12と同様に使用者Mが例えば廊下B3にいるかまたは一旦家屋または事務所の建物の監視エリアAの外に出たものと判断され、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ったときは再度人体検知センサー2aが検知して在席情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行しない(状態No.13参照)。ただし、タイマー回路23が起動してから30分以内に使用者Mが戻ってこないときは、不在情報が制御部12に伝送されるため不在機能動作に移行する(状態No.14参照)。 次に、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、鍵3a、3bは施錠されておらずそれらの鍵情報はオフであるが、鍵4a、4bが施錠されてオン情報を送出している場合は、使用者Mが家屋または事務所の建物の監視エリアAの外に外出し戻ってこないものと判断され、不在情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行する(状態No.15参照)。 次に、人体検知センサー2a、2bも使用者Mの存在を検知していないためその情報はオフであり、鍵3a、3b、4a、4bが施錠されてオン情報を送出している場合も、状態No.15と同様に使用者Mが家屋または事務所の建物の監視エリアAの外に外出し戻ってこないものと判断され、不在情報を制御部12に伝送するため不在機能動作に移行する(状態No.16参照)。
【0024】次に、本発明による制御部12が鍵情報と人体検知情報の2つの情報を取り込んで不在機能動作に移行する場合の一実施形態の処理手順を図4および図5に示すフローチャートで説明する。 この不在機能動作の処理手順を記した不在機能動作生成プログラムは、予め電話装置1のマイクロコンピュータ(CPU)からなる制御部12、ROM19、RAM20に各情報をインストールすることで一連の処理が達成される。 まず、電話装置1に電源が入り不在機能動作生成プログラムが起動されると(S1)、不在機能動作回路18が起動し待機状態になる(S2)。同時に電子鍵回路3a、3b、4a、4bが起動し(S3)、次いで使用者Mが家屋または事務所の建物の監視エリアAの玄関口(主出入口)のドアC1または勝手口(副出入口)のドアC2を開けると、ドアC1またはC2に設けられた電子鍵回路4aまたは電子鍵回路4bがオフ情報を出力する(S4)。この状態で鍵情報の検知体制(セット状態)に入り待機状態となる(S5)。 一方、人体検知センサー2a、2bも起動し(S6)、次いで使用者Mが第1の部屋B1のドアD1を開けてその部屋の中に入ると、人体検知センサー2aは、第1の部屋B1に人が存在することを検知してオン情報を出力する(S7)。この状態で人体検知情報の検知体制(セット状態)に入り待機状態となって(S8)、使用者Mの在、不在の監視体制がセットされて終了し(S9)、次のステップに移行する。なお、ドアD1に設けられた電子鍵回路3aがオフ情報を出力しているが、ここでは電子鍵回路3aの情報とともにそれらの情報の収集と対応する動作については説明を容易にするため省略する。
【0025】次に、鍵情報および人体検知情報の検知体制に入り、使用者Mの在、不在の監視体制がセットされ待機している状態で(S11)、人体検知センサー2aおよび2bが2個所とも使用者の不在を検知してオフ情報を出力すると(S12)、その両方の情報でタイマー回路23が起動し時間が計時される(S13)。タイマー回路23が起動して予め設定された時間例えば30分を経過し(S14)、引き続き電子鍵回路4aおよび4bの鍵が2個所とも施錠されオン情報が出力されると(S15)、制御部12は不在機能動作回路18に制御情報を伝送し不在機能動作回路18を作動せしめ(S16)、前述した不在機能動作に移行する(S17)。 なお、ステップ12で人体検知センサー2aが始めにオフ情報を出し、2bがその後で使用者の不在を検知してオフ情報を出力した場合は、2bのオフ情報によってタイマー回路23が再起動し時間が再計時されることは前述したとおりである。すなわち、最後にオフ情報を送出した人体検知センサー2bの不在情報が基準となって再計時に入ることになる。 また、ステップ12で人体検知センサー2aまたは2bが1個所でも使用者の在席を検知してオン情報を出力している場合、ステップ14でタイマー回路23が起動しても予め設定された時間例えば30分を経過していない場合、およびステップ15で電子鍵回路4aまたは4bの鍵が1個所でも開錠されてオフ情報が出力されている場合には、いずれも待機状態に戻る。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電話装置は、鍵情報と人体検知情報の2つの情報を制御部が収集して、それらの情報を適宜組み合わせて使用者の在、不在を監視して不在機能動作を行うように構成したものであるため、従来のように席を外したり外出したりする前に、手動操作により留守番電話モードや転送モード等の不在機能が作動するように設定しておく必要がないという利点があり、また帰着後留守録音がなされた伝言メッセージの再生を行う場合においても手動で再生ボタンをセットする必要もないという実用上の利点がある。 従って、使用者が手動操作を失念して不在機能が一切発揮されないという事態を生じることがなく、相手方からの伝言メッセージも確実に残すことができ、この機能にとっては致命的な不具合をなくすことができるという極めて大きな効果がある。 また、留守番機能により相手方からの伝言メッセージが録音されていても帰着後手動再生操作を失念すると録音に気付かず再生が行われないという問題もなく、この状態が続いてもメッセージボックスに伝言メッセージが貯まることはないため、最終的に伝言メッセージの録音ができなくなるという不具合がない。 更に、本発明による電話装置は、事務室等の部屋ごとに人体検知センサーを配置し、部屋全体に行き届いた検知範囲の設定や検知感度の設定が可能であるため、電話装置が設置された部屋から出て隣の部屋に移動した場合や、廊下等の検知範囲を外れた場所にいる場合でも、鍵情報を検知して在、不在を確実に把握できるので、使用者が家屋内や事務所内等に存在しているにもかかわらず不在機能が作動してしまうという不具合がない。従って技術的にも実用性が極めて高く、席を外したり外出したりして不在にする場合に信頼度の高い確実な不在検知ができるという実用上の利点があり、更にシステム全体が極めて簡易で安価に実現できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電話装置の一実施形態であるシステム全体の構成を示すブロツク構成図である。
【図2】本発明による電話装置の一実施形態を示すブロツク構成図である。
【図3】本発明の電話装置において各監視状態における検知情報で不在機能動作に移行する場合の一実施形態を示す一覧表である。
【図4】本発明の電話装置における不在機能動作の一実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の電話装置における不在機能動作の一実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】A 家屋、事務所等における人の存在、不在を監視するエリアB1 第1の部屋(事務室)B2 第2の部屋(事務室)B3 廊下C1 玄関口(主出入口)のドアC2 勝手口(副出入口)のドアD1 第1の部屋B1の出入口のドアD2 第2の部屋B2の出入口のドア1 電話装置TEL2 電子鍵回路2a 玄関口(主出入口)のドアC1に設けられた電子鍵回路2b 勝手口(副出入口)のドアC2に設けられた電子鍵回路3a第1の部屋B1の出入口のドアD1に設けられた電子鍵回路3b 第2の部屋B2の出入口のドアD2に設けられた電子鍵回路4 人体検知センサー4a 第1の部屋B1に配置された人体検知センサー4b 第2の部屋B2に配置された人体検知センサー5 局線(COT)11 局線インターフェース(INT)12 制御部(CPU)13 通話回路(TR)14 マイク・スピーカ回路(SP)15 音源回路(TONE)16 LED表示部(LED)17 デスプレイLCD表示部(DIP)18 不在機能動作回路19 読出専用メモリ(ROM)20 ランダムアクセスメモリ(RAM)21 フックスイッチ部(HS)22 キーボード部(KEY)23 タイマー回路(時計TM)

Claims (7)

  1. 室内に配置された電話装置の使用者の在、不在を監視して不在情報を検知したときに自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置であって、 該室内に配置され該電話装置の使用者の在、不在を監視して在、不在に対応する検知情報を出力する人体検知手段と、 該人体検知手段から使用者の不在情報が検知されたときに時間が計時され、予め定められた時間を経過したときに対応する検知情報を出力する計時手段と、 前記室内から外部に通じる出入口に設けられた鍵の開錠または施錠を検知して対応する検知情報を出力する鍵情報検知手段と、 不在機能が設定され不在機能動作を行う不在機能動作手段と、 前記計時手段から予め定められた時間を経過したときの対応する検知情報が入力され、かつ前記鍵情報検知手段から施錠に対応する検知情報が入力されたときに前記不在機能動作手段に制御情報を出力して自動的に所定の不在機能を作動させる制御手段とを含んで構成されたことを特徴とする電話装置。
  2. 室内に配置された電話装置の使用者の在、不在を監視して不在情報を検知したときに自動的に所定の不在機能を作動させることができる電話装置であって、 該室内に配置され該電話装置の使用者の在、不在を監視して在、不在に対応する検知情報を出力するために複数の室内に配置された人体検知手段と、 該複数の室内に配置された各人体検知手段から最後に使用者の不在情報が検知されたときに時間が計時され、予め定められた時間を経過したときに対応する検知情報を出力する計時手段と、 前記室内から外部に通じる複数の出入口に設けられた鍵の開錠または施錠を検知して対応する検知情報を出力する鍵情報検知手段と、 不在機能が設定され不在機能動作を行う不在機能動作手段と、 前記計時手段から予め定められた時間を経過したときの対応する検知情報が入力され、かつ前記鍵情報検知手段から施錠に対応する検知情報が入力されたときに前記不在機能動作手段に制御情報を出力して自動的に所定の不在機能を作動させる制御手段とを含んで構成されたことを特徴とする電話装置。
  3. 前記人体検知手段は、投光部および受光部を有し、センサーの向きおよび光の投光範囲を回動自在に設定して検知範囲が定められるとともにその検知感度を自在に調整することができる人体の存在、不在を検知する光電センサーで構成されていることを特徴とする請求項1乃至2記載の電話装置。
  4. 前記計時手段は、室内に配置された人体検知手段から使用者の不在情報が検知されたときにセットされて時間が計時されるとともに使用者の在情報が検知されたときにリセットされて当該計時が停止されるように構成され、かつ該計時時間が予め定められた時間を経過したときに対応する検知情報を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至2記載の電話装置。
  5. 前記鍵情報検知手段は、出入口に設けられた鍵の施錠または開錠によるオンまたはオフのスイッチング情報を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至2記載の電話装置。
  6. 前記不在機能動作手段には、留守中にかかってきた相手先からの伝言メッセージを自動的に録音しておくことができる留守録音機能、留守中に相手からの伝言メッセージが留守録音がなされている留守番モード時に、使用者が帰ってきたことを検知して留守録音されている伝言メッセージの存在を自動的に知らせたり、またはその内容を自動的に再生する留守録音自動再生機能、および使用者が移動した場所の電話装置に相手先からかかってきた電話を自動的に転送する自動転送機能が含まれて作動するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至2記載の電話装置。
  7. 前記制御手段は、人体検知手段から出力される検知情報と鍵情報検知手段から出力される検知情報との2つの検知情報を取り込んで不在機能動作手段を制御し、事前の手動操作設定なしに自動的に所定の不在機能を作動させるするように構成されていることを特徴とする請求項1乃至2記載の電話装置。
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