JP2013051505A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 緊急地震速報の報知完了後、所定の時間内に用件メッセージの録音があればできるだけユーザがそのメッセージを聞けるようにする。
【解決手段】 着信があると所定回数の着信音を鳴動後に自動的に回線を接続し、相手先からの用件メッセージを録音する留守番電話機能を有すると共に、緊急地震速報を受信すると緊急地震速報をユーザに報知する機能を有する通信装置であり、緊急地震速報を受信してから所定時間は、着信があると、相手先からの用件メッセージを録音後に自動的に回線を開放し、続いて録音した用件メッセージを自動的に再生することを特徴とする通信装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、広域通信網に接続されて通信を行う通信装置に関するものであり、特に気象庁が配信する緊急地震速報を受信して避難指示を行う通信装置に関する。
現在、一般電話回線以外に、IP電話網やインターネット等の広域通信網に接続して、データ通信サービス等の様々なサービスを受けることが可能な通信装置が製品化されている。
このような通信装置が備える機能の一つとして、地震発生時に気象庁が配信する緊急地震速報の受信機能がある。緊急地震速報とは、日本では西暦2007年10月1日より実施が開始された情報配信サービスであり、より具体的には、地震が発生するとその地震が発生した緯度、経度、震央の深さ、地震の規模(=マグネチュード)といったデータを端末に配信するサービスである。
このサービスに対応する通信装置は、地震発生時に緊急地震速報を受信すると、通信装置に予め記録されている地域情報、例えば通信装置が設置されている場所の緯度/経度情報等を用いて、予測震度や主要動(=地震動のうち、人体に最も強く感じられる部分。通常はS波)が到達するまでの時間等を算出する。
算出結果は、例えば液晶パネルによる画像表示や、スピーカによる音声出力により、使用者に通知される。これにより使用者は、震源地から主要動が到達するまでの間に、机の下に隠れたり火の元を消したりする等の避難行動をとることができる。
このような緊急地震速報を受信することが可能な通信装置に関して数多くの技術が特許文献で開示されており、例えば特許文献1には、緊急地震速報を受信した際の受信報知の色と、通話着信の報知の色とを異ならせて着信ランプを発光させる技術が開示されている。
特開2009−159266号公報
上記の特許文献1によれば、緊急地震速報を受信すると着信ランプが赤色に発光し、着信(通話着信)時には、赤色以外の色で着信ランプが発光するが、この装置では、地震発生直後(緊急地震速報の報知完了直後)は、ユーザが混乱しているといった理由から、着信ランプの点灯に気付かない場合や、着信に気付いて電話に応答しようとするものの間に合わず、留守番電話応答に移行する場合がある。この場合、録音された用件メッセージは、通信装置が待機状態でユーザが再生操作しなければ音声として再生されない。しかしながら、緊急時の用件メッセージはできるだけユーザに知らせることが望ましく、更には、ユーザが再生操作を行わずに音声メッセージが再生されることが望ましい。
本発明は、緊急地震速報等を受信した後に可能な限りユーザに録音された用件メッセージを聞く機会を与えることを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の通信装置は、着信があると所定回数の着信音を鳴動後に自動的に回線を接続し、相手先からの用件メッセージを録音する留守番電話機能を有する通信装置であり、着信があり、相手先からの用件メッセージを録音後には、自動的に回線を開放し、続いて録音した用件メッセージを自動的に再生することを特徴とする。
このため、請求項1に記載の通信装置によれば、ユーザはいちいち再生操作を行わなくても用件メッセージを聞くことができる。
請求項2に記載の通信装置は、着信があると所定回数の着信音を鳴動後に自動的に回線を接続し、相手先からの用件メッセージを録音する留守番電話機能を有すると共に、緊急地震速報を受信すると緊急地震速報をユーザに報知する機能を有する通信装置であり、 緊急地震速報を受信してから所定時間は、着信があると、相手先からの用件メッセージを録音後に自動的に回線を開放し、続いて録音した用件メッセージを自動的に再生することを特徴とする。
このため、請求項2に記載の通信装置によれば、緊急地震速報を受信してから所定時間は、ユーザに、安否確認等の重要な用件メッセージをできるだけで聞く機会を与えることができる。
本発明の構成によれば、地震発生後の安否確認の用件メッセージを可能な限りユーザに知らせることが可能である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の通信装置を含む電話システムの構成を示すブロック図である。本システムは少なくとも、通信装置1、有線LAN41、IP電話ルータ51、ブロードバンドルータ52、ゲートウェイ53、IP電話網61、インターネット62、PSTN網63(=Public Switched Telephone Network:公衆電話交換網)、及び加入者電話装置71を含むように構成されている。
本発明の通信装置1は、有線LAN41に接続されることにより、電話網を介した音声通信が可能であるIP電話装置である。また通信装置1は、有線LAN41と通信を中継する中継機能を持っている。また通信装置1は、インターネット62を介して、気象庁が配信する緊急地震速報を受信する機能を持つ。なお、通信装置1の内部構造の詳細については後述する。
有線LAN41は、通信装置1、IP電話ルータ51、ブロードバンドルータ52、及びゲートウェイ53等が有線接続されたローカルのネットワークである。なお、有線LAN41を構成する物理的な手段としては、例えばツイストペアケーブルを用いた10BASE−T(IEEE802.3iとして標準化)や100BASE−TX(IEEE802.3uとして標準化)等があげられる。
IP電話ルータ51、及びブロードバンドルータ52は、複数のIPネットワークを相互接続するためのネットワーク中継装置である。具体的には、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルでいうネットワーク層(第3層)やトランスポート層(第4層)の一部のプロトコルを解析して転送を行う。本実施形態では、IP電話ルータ51は有線LAN41とIP電話網61との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。またブロードバンドルータ52は、有線LAN41とインターネット62との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。
ゲートウェイ53は、プロトコル体系が異なるネットワーク間を相互接続するためのプロトコル変換器である。ゲートウェイ53は例えば、有線LAN41とPSTN網63とを接続し、SIP等のシグナリングプロトコルを用いてシグナル変換を行うことにより、両ネットワーク間での通信を可能とする。
IP電話網61は、電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用した通信網であり、用いる通信回線としてはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の、いわゆるブロードバンド回線が利用される。なおVoIPとは、音声を各種符号化方式で圧縮してパケットに変換し、IPネットワークでリアルタイム伝送する技術である。これによりIP電話網61は音声通話サービスの他、画像の送受信を行うテレビ電話サービス、FAX送受信等も提供可能である。
インターネット62は、通信プロトコルによるネットワークを相互接続して構築された広域通信網である。大小様々なコンピュータネットワークを相互に連結させて、国際的な通信ネットワークが構築されている。通信プロトコルとしては主に、TCP/IPが標準的なプロトコルとして採用されている。このインターネット62を活用して、電子メールの送受信等のデータ通信サービスの提供も可能となる。
PSTN網63は、一般の加入者電話回線ネットワークである。末端に電話装置を接続し、回線交換方式で通信相手に接続して音声通話を行うのに用いられる。加入者電話装置71は、電話加入者がPSTN網63を用いて他の加入者電話装置やIP電話装置と音声通話を行うための電話装置である。
図2は、本発明の実施形態に係る通信装置1の内部を示すブロック図である。通信装置1は少なくとも、制御部11、メモリ12、表示部13、入力部14、通信部15、フラッシュメモリ16、音声信号処理部17、スピーカ18、マイク19、時計回路20、フック検出部21を含むように構成されている。
制御部11は、通信装置1の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発呼の実施、或いは着呼の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部11は、制御部11が備える演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現される機能部として、地震情報算出部11a、報知部11b、報知制御部11cを備えている。
通信部15は、インターネット62から緊急地震速報を受信する。緊急地震速報には、地震検知時刻、地震識別番号、震央地名コード、震源の緯度/経度、震源の深さ、マグニチュード、最大予測震度、データの正確性(測定に使用したシステムや処理手法等)等のデータが含まれている。ただし緊急地震速報に含まれる予測震度及び主要動到達までの予測時間は大まかなものであり、地域毎の詳細な予測震度等は受信装置側で算出する必要がある。
算出処理には大きく分けて、単独観測点処理と、複数観測点処理との二つが存在する。単独観測点処理は、例えばP波検測やレベル法といった、観測点の近くで地震が発生したことを前提とした、局地的な一点型の測定処理である。複数観測点処理は、複数の単独測A定点処理の結果を用いて、特定地の予測震度や主要動到達時刻を算出するためのものである。代表的な処理方法としては、テリトリー法やグリッドサーチ法が存在する。
地震情報算出部11aは、緊急地震速報に含まれる単独観測点処理結果と、メモリ12に記録されている緯度/経度情報に基づき、複数観測点処理を行う。具体的には、例えば、まず複数の単独観測点処理結果から地震の三要素(震央:X、Y、時間:T、大きさ:M)を求める。さらに特定地の震央距離(震央X、Yから特定地X0、Y0までの距離)D、及び地震の大きさMから有感半径Rを求める。なおここでいう特定地とは、通信装置1が存在する緯度/経度を意味する。
地震情報算出部11aは、震央距離Dと、地震の大きさMと、震源の深さHとから、特定地での標準強度Srを求める。そして地質状況などによる特定地における増幅係数Aを求め、標準強度Srと増幅係数Aとを用いて主要動(S波)の予測強度、最大速度、最大加速度、最大変位、及び到達予測時刻等を求める。なお、地震情報算出部11aが用いる算出方法は上記内容に限定されるものではなく、運用の形態や緊急地震速報に含まれるデータ内容に応じて適宜変更可能である。
報知部11bは、地震情報算出部11aが算出した地震情報に基づいて、地震に関する報知処理を行う。例えば、表示部13に主要動の到達予測時刻や、推定震度等を示す文字画像情報等を表示する。また、主要動の到達予測時刻や推定震度等を示す音声を音声信号処理部17及びスピーカ18により出力させる。
報知制御部11cは、緊急地震速報が受信されてから所定時間の間、報知処理を行う。
メモリ12は、通信装置1が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書込可能なフラッシュメモリやRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ12は制御部11によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、使用者から受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
表示部13は、通信装置1が保持する各種情報(例えば着信時における発信側電話番号、緊急地震速報を受信したことを示す文字画像情報等)を使用者に対して表示する。表示部13は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。入力部14は、使用者が通信装置1を用いて通信を行うための各種操作(例えば通話を行う相手の電話番号の入力等)を行うためのものである。
入力部14は通常、数字ボタンやリダイヤルボタンや留守番電話モード設定ボタン等の複数の操作ボタンから構成されている。
通信部15は、通信装置1を有線LAN41に接続するための通信インタフェースである。通信部15は、有線LAN41に接続された呼制御サーバ(不図示)と通信を行うことにより、IP電話システムにおける着信処理や発信処理等を実施することが可能である。
フラッシュメモリ16は、通信装置1が保持する各種データを一時的に記録する不揮発の記録媒体である。フラッシュメモリ16は、例えば音声信号処理部17が音声信号を生成するための音声情報や、各種制御よって発生する処理データ、設定データ、ユーザデータ等を記録する役割を持つ。
例えば、緊急地震速報を受信した際に「震度4の地震が来ます。」等の音声メッセージや、留守番電話モードを設定している際に相手先へ送信する応答メッセージ、相手先から受信した用件メッセージ等の音声メッセージのデータを格納する。これらの音声メッセージは後述する音声信号処理部17で符号化、復号化等の処理や、A/D変換等の処理が施される。
音声信号処理部17は、通信部15により入力された音声データの符号化、復号化処理やA/D変換等を行い、音声信号としてスピーカ18に与える。また音声信号処理部17は、マイク19やフラッシュメモリ16より入力された音声信号に所定の符号化処理を施して音声データを作成し、通信部15に与える。これにより音声データは有線LAN41、或いはIP電話網61等を通じて接続される他の電話装置へ送信される。
スピーカ18は、着信音を出力する機能や、予測震度や主要動到達時刻等を音声で出力する機能を有する。又、フラッシュメモリ16に格納されている用件メッセージや応答メッセージを出力することも可能である。
時計回路20は、現在時刻を計時するための回路であり、例えば所定の周波数による発振出力を行う水晶振動子を用いて計時を行う。また時計回路20は、時刻情報だけではなく、現在の月日や曜日といった暦に関連する暦情報の管理を行うことも可能である。
フック検出部21は、図示しないハンドセットのフック状態を検出する。
次に、本発明の実施形態における報知制御処理について、図1、図2のブロック図と、図3のフロー図とを用いながら説明する。
図3は、本実施形態における通信装置1の処理フローである。図3に示す処理フローは、通信装置1の電源が起動し、IP電話網、PSTN網、インターネット等の回線と通信動作中に有線LAN41等を介した緊急地震速報の受信が可能となった待機状態中での動作を示している。
まずS11ステップにおいて、制御部11は、通信部15がインターネット62から緊急地震速報を受信したか否かの判定を行う。制御部11は、通信部15が緊急地震速報を受信したと判定すると、S12ステップへと処理を進める。
S12ステップでは、制御部11は、受信した緊急地震速報の内容に基づき、主要動が到達するまでの予測時間や推定震度等を算出し、これら予測時間等の情報を文字画像情報として表示部13に表示すると共に、主要動の到達予測時刻や推定震度等を示す音声をスピーカ18から出力するよう報知部11bを制御する。
S13ステップでは、制御部11は、緊急地震速報の報知完了後から、所定時間T(例えば15分)の計時を開始する。尚、この所定時間は15分に限らず、数分程度でも良いし数日程度でも良い。又、緊急地震速報を受信してから計時を開始しても良い。
S14ステップでは、制御部11は、通信部15が着信信号を受信したか否かの判定を行う。制御部11は、通信部15が着信信号を受信したと判定するとステップS17へ処理を進め、そうでなければ判定しなければ、ステップS15へ処理を進める。
S15ステップでは、制御部11は、ステップS13でタイマ計時を開始してから予め定められた所定時間Tが経過したか否かを判定する。制御部11は、所定時間Tが経過したと判定すれば、S16ステップへ処理を進め、所定時間Tが経過していなければ、S14ステップへ処理を戻す。
S16ステップでは、制御部11は、所定時間の計時を中止すると共にタイマをクリアし、待機状態へ戻る。尚、図示していないが、S14ステップからS15ステップとの間で緊急地震速報を受信すると、自動的にタイマをクリアすると共に所定時間の計時を再開する。即ち、S12、S13ステップの処理を制御部11が実行する。
S17ステップでは、制御部11は、装置が留守番電話モードに設定がされているか否かの判定を行う。制御部11は、フラッシュメモリ16に格納されている設定データに基づいて、留守番電話モードに設定されていると判定すれば、S20ステップへ処理を進め、留守番電話モードに設定されていないと判定すれば、S18ステップへ処理を進める。
尚、装置が待機状態でユーザが入力部14を操作することにより、着信信号を受信した際に所定回数着信音を鳴動後自動的に回線を接続し、応答メッセージの送信と用件メッセージの録音という留守録音動作を実行するか否かの設定(留守番電話モードの設定)を行うことが可能であり、留守番電話モードの設定がオンであるフラグがフラッシュメモリ16に格納されている状態で着信があると、装置が留守録音動作を実行し、フラグがオフであれば留守録音動作を実行しない。S17ステップでは、制御部11がこのフラグを参照することにより、留守番電話モードの設定が行われているか否かを判定する。
S18ステップでは、制御部11は、スピーカ18から着信音を鳴動させ、ユーザに通話着信があることを報知する。この着信報知は、発呼側がハンドセットをオンフックするか着呼側がハンドセットをオフフックするまで行われる。
S19ステップでは、制御部11は、フック検出部21がハンドセットのオフフックを検出したと判定すると、S23ステップへ処理を進め、そうでなければ、S25ステップへ処理を進める。
尚、発呼側がハンドセットをオンフックした場合でも着信音の鳴動が停止し、S25ステップへと処理が進められる。
S20ステップでは、制御部11は、所定回数(例えば3回)の着信音の鳴動後、通信部15を制御することにより自動的に回線を接続させた後に、音声信号処理部17を制御することにより、フラッシュメモリ16に格納されている応答メッセージ(例えば、ただいま留守にしております。発信音の後にメッセージをどうぞ)を回線へ出力させ、続いて回線から受信した用件メッセージをフラッシュメモリ16に格納する。尚、このとき用件メッセージと応答メッセージはスピーカ18から出力されない。但し、発呼側がハンドセットをオンフックするか、着呼側のハンドセットがオフフックされるまで、制御部11は、スピーカ18から着信音を鳴動させる。言い換えれば、制御部11は、応答メッセージを回線へ出力している最中と用件メッセージ回線から受信している最中も着信音をスピーカ18から出力させる。又、この着信音は発呼側には聞こえず、発呼側は通常の留守録音動作が行われていると認識することになる。
尚、本実施例ではS20ステップにおいて、用件メッセージと応答メッセージをスピーカ18から出力させない構成としたが、これらメッセージを着信音と合成させたり、着信音よりも小さい音量でスピーカ18から出力させる構成としても良い。
S21ステップでは、制御部11は、フック検出部21がハンドセットのオフフックを検出したと判定すると、S22ステップへ処理を進め、そうでなければ、S27ステップへ処理を進める。
S22ステップでは、制御部11は、S20ステップで開始した留守録音動作を停止すると共にスピーカ18からの着信音の鳴動も停止する。
S23ステップでは、制御部11は、通信部15を制御することにより、図示せぬハンドセットと回線との通話路を確立し、通話処理を行う。この通話処理が終了するとS24ステップへ処理を進める。
S24ステップでは、制御部11は、S20ステップの留守録音動作中に発呼側からの用件メッセージがフラッシュメモリ16に格納されていると判定すると(例えば、制御部11は、フラッシュメモリ16に格納されている用件メッセージの録音時刻と現在時刻との差を参照することにより、直前の着信で用件メッセージが録音されたか判定する方法、或いは用件メッセージが録音された際にフラグをオンし、用件メッセージ録音終了後にこのフラグがオンであれば直前の着信で用件メッセージが録音されたといった方法等で直前の着信で用件メッセージが録音されたと判定する)、音声信号処理部17を制御することにより、フラッシュメモリ16に格納されている用件メッセージをスピーカ18から再生させる。即ち、S24ステップでは、留守録音動作が行われた際に用件メッセージが記憶された場合に、留守録音動作が終了すると、或いは留守録音動作中に通話動作を実行し、通話終了すると、自動的に記憶された用件メッセージを再生している。このため、本実施例装置では、ユーザにできるだけ用件メッセージを聞く機会を与えている。
S25ステップでは、制御部11は、ステップS13でタイマ計時を開始してから予め定められた所定時間Tが経過したか否かを判定する。制御部11は、所定時間Tが経過したと判定すれば、S26ステップへ処理を進め、所定時間Tが経過していなければ、S14ステップへ処理を戻す。
S26ステップでは、制御部11は、所定時間の計時を中止すると共にタイマをクリアし、待機状態へ戻る。尚、図示していないが、S14ステップからS25ステップとの間で緊急地震速報を受信すると、自動的にタイマをクリアすると共に所定時間の計時を再開する。
尚、着信中(或いは通話中)に緊急地震速報があれば強制的に着信(或いは通話)を中断し、緊急地震速報をユーザに報知する形態としても良いし、着信(或いは通話)の終了後に緊急地震速報をユーザに報知する形態としても良い。
又、本実施例装置では、緊急地震速報を受信すると所定時間内は、留守録音モードに設定されていれば、S20ステップ以降を実行する構成としたが、緊急地震速報を受信しない状態(或いは緊急地震速報を受信してから所定時間経過後)に通話着信があると、通常の留守録音動作(用件メッセージ録音と応答メッセージ送出中に着信音を鳴動しない動作)を実行する。
又、本実施例装置では、S24ステップで用件メッセージの録音終了後に回線を開放し、自動的に用件メッセージを1度再生する構成としているが、その後所定時間毎に録音された用件メッセージを再生するようにしても良いし、この用件メッセージを所定時間毎に再生する動作は、本実施例のS13ステップで計時開始した時間(例えば15分)の計時が終了するまで繰り返し行われるようにしても良い。
以上説明したように本実施形態によれば、緊急地震速報の報知完了後、所定時間以内に着信があった場合には、応答メッセージの再生中と用件メッセージの録音中も着信音を鳴動させる為に、ユーザに可能な限り着信中である旨の報知を行うことが可能となり、その結果、ユーザが重要な相手先(例えば、家族)からの安否確認の着信にできるだけ応答することが可能となる。
また、着信音の鳴動後には自動的に録音した用件メッセージを再生するため、ユーザが重要な相手先(例えば、家族)からの安否確認のメッセージをできるだけ聞くことが可能となる。
は、本発明の実施形態に係る通信装置を含む電話システムの構成を示すブロック図である。 は、本発明の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の動作を示すフロー図である。
1 通信装置
11 制御部
15 通信部
18 スピーカ

Claims (2)

  1. 着信があると所定回数の着信音を鳴動後に自動的に回線を接続し、相手先からの用件メッセージを録音する留守番電話機能を有する通信装置であり、
    着信があり、相手先からの用件メッセージを録音後には、自動的に回線を開放し、続いて録音した用件メッセージを自動的に再生することを特徴とする通信装置。
  2. 着信があると所定回数の着信音を鳴動後に自動的に回線を接続し、相手先からの用件メッセージを録音する留守番電話機能を有すると共に、緊急地震速報を受信すると緊急地震速報をユーザに報知する機能を有する通信装置であり、
    緊急地震速報を受信してから所定時間は、着信があると、相手先からの用件メッセージを録音後に自動的に回線を開放し、続いて録音した用件メッセージを自動的に再生することを特徴とする通信装置。
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