JP2804494B2 - 電話システム - Google Patents

電話システム

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JP2804494B2
JP2804494B2 JP1006925A JP692589A JP2804494B2 JP 2804494 B2 JP2804494 B2 JP 2804494B2 JP 1006925 A JP1006925 A JP 1006925A JP 692589 A JP692589 A JP 692589A JP 2804494 B2 JP2804494 B2 JP 2804494B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内線で複数の市販の電話機が接続され、任
意の電話機を用いて外線通話を行う電話システムに関す
るものである。
[従来の技術] 従来のこの種の電話システムは、外線を介して電話局
に接続された電話交換装置と、この電話交換装置に夫々
一対の信号線からなる内線及び制御線で並列的に接続さ
れた複数の電話コンセントとで構成され、各電話コンセ
ントに市販の電話機を夫々接続し、任意の電話機を用い
て外線通話を行うようにしたものがある。この種の電話
システムの電話交換装置にはドアホンを接続し、電話機
でドアホンとドアホン通話をできるようにしたり、電話
コンセントあるいは電話交換装置の備えるスピーカを用
いて、任意の電話機から一斉放送を行ったりすることが
できるようにしてある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の従来の電話システムは通信媒体とし
てのみ使用されているだけであるので、高機能化するこ
とによりさらに有効に活用することが望まれている。一
例を挙げると、この電話システムを用いてモーニングコ
ールを行う等の機能が望まれている。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、さらに高機能化した電話システム
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は音声メッセージ
を記憶するメッセージ記憶部と、メッセージ時刻を設定
する時刻設定部と、上記時刻設定部により設定されたメ
ッセージ時刻に電話コンセントあるいは電話交換装置が
備える既存発鳴手段を発鳴させ、この発鳴動作で電話機
のハンドセットが取り上げたとき、内線を介して音声メ
ッセージを電話機に送る通話路を形成するメッセージ処
理手段とを上記電話交換装置に設けてある。
[作用] 本発明は、上述の構成によって、時刻設定部で設定し
たメッセージ時刻に発鳴手段を発鳴して、使用者に音声
メッセージがあることを知らせ、電話機のハンドセット
を取り上げたとき、電話機のハンドセットから音声メッ
セージを発し、これにより電話システムに音声メッセー
ジ機能を付与するようにしたものである。
[実施例] 本実施例の電話システムの電話交換装置1は、第1図
に示すように、電話局4からの外線Lに切分器2及び保
安器3を介して接続され、夫々一対の信号線からなる内
線l1,l2及び制御線l3,l4とで電話コンセント5が接続さ
れ、また夫々一対の信号線からなる通話線l5,l6、l7,l8
でドアホン8と接続されている。各電話コンセント5に
は内線l1,l2に接続されたモジュラジャック6を備え、
このモジュラジャック6に電話機7を着脱自在に接続す
るようにしてある。さらに、この電話コンセント5は制
御線l3,l4に接続されたスピーカSPあるいは表示器Lpか
らなる報知ユニットを一体に備え、ドアホン呼出時等に
スピーカSPから呼出音を発すると共に、外線通話中等の
表示を表示器Lpで行うようにしてある。また、上記電話
交換装置1には非常押釦SWが接続してあり、この非常押
釦SWが操作されとき、各電話コンセント5のスピーカSP
から警報を発するようにしてある。
第2図に本実施例の電話交換装置1の内部構成を示
す。この電話交換装置1では、外線Lに無極性で接続で
きるようにダイオードブリッジDBを入力に設け、このダ
イオードブリッジDBの出力に外線着信検出部11と、ダイ
ヤルパルス出力部12と、直流閉結回路を兼ねた保留回路
13とを接続してあり、また保留回路13に結合トランスT
を介して保留音発生部14及びスイッチ手段15を介してト
ーンダイヤル信号発生部16が接続してある。さらに、外
線Lは切換スイッチ手段17a,17bの常閉側bに接続さ
れ、内線l1,l2が接続されたダイヤルパルス・フック検
出部18に切換スイッチ手段17a,17bを介して接続してあ
る。なお、ダイヤルパルス・フック検出部18はダイヤル
パルスを検出すると共に、電話機7のフッキング状態を
検出するものである。
2組のドアホン接続端子19a,19bは住戸の玄関ドアに
付設されるドアホン81,82を接続するためのもので、ド
アホン81,82のスピーカ(図示せず)より非常時に警報
音を発鳴させるための警報音増幅回路20と、ドアホン
81,82からの呼出信号を検出する呼出信号検出部21と、
ドアホン81,82側へバックトーンを送出するためのバッ
クトーン送出部22と、更に通話音声信号をドアホン通話
回路23へ接続するためのドアホン切換回路24が夫々接続
してある。
さらに、他の接続端子としては非常押釦SWを接続する
入力端子25を設けてあり、入力端子25には非常押釦SWの
操作信号を検出する警報接点入力検出部26を接続してあ
る。
この電話交換装置1の備える増幅回路27は、音源発生
部28からの音源信号やスイッチ手段29を介する上記保留
音発生部からの保留音を増幅するもので、この増幅出力
は音源ゲート30,31とに接続されており、音源ゲート30
のオン時には増幅出力が電話コンセントI/F増幅部32と
直流カット用コンデンサC2とを介して信号線l3,l4に送
出される。なお、この増幅出力は電話交換装置1に設け
られた報知スピーカ33にも直流カット用コンデンサC1
通じて送出される。また、音源ゲート31のオン時には切
換スイッチ手段17a,17bとダイヤルパルス・フック検出
部18とを通じて内線l1,l2に送出される。電話コンセン
トI/F増幅部32には上記音源ゲート30の出力以外に一斉
放送ゲート34の出力が接続されており、この一斉放送ゲ
ート34は電話機7による一斉放送時や、ドアホン81,82
からの音声の一斉放送時にオンするものである。また、
制御線l3,l4には電話コンセントI/F表示ドライブ部35の
出力も接続されており、この電話コンセントI/F表示ド
ライブ部35は回線状態を示す信号を直流電圧信号として
信号線l3,l4に印加するためのものである。
切換えスイッチ手段17a,17bとダイヤルパルス・フッ
ク検出部18とを通じて内線l1,l2に接続される他の回路
としては、話中を示す発信音発生部36と、トーンダイヤ
ル信号を受信検出するトーンダイヤル信号受信部37と、
内線給電部38とがある。
また、リレーRy2,Ry3は例えば本電話システムを集合
住宅の住宅情報盤等と結合して使用する場合に、接点
r2,r3の開閉によってロビーの電気錠を解錠する信号を
出力したり、あるいは住戸玄関の電気錠を解錠する信号
の出力したりする場合に用いられる。なお、リレーRy1
は切換スイッチ手段17a,17bを切り換えるものである。
なお、上記各回路の動作制御及び信号処理は制御回路
39で行い、この制御回路39が電話交換装置1の中枢を構
成する。
この電話交換装置1は、デップスイッチからなる設定
スイッチSW1〜SW4を備えている。ここで、設定スイッチ
SW1〜SW4は、使用する電話機7の種別、つまりトーンダ
イヤル式かパルスダイヤル式かを設定し、この設定スイ
ッチSW1〜SW4の設定状態に応じて制御回路39で、電話機
7からのダイヤル信号の判定をダイヤルパルス・フック
検出部18のダイヤル信号検出信号によって行うか、ある
いはトーンダイヤル信号受信部37の受信信号によって行
うかを判断したり、または外線Lにダイヤル信号を送出
する際に、ダイヤルパルス出力部12を動作させるか、ト
ーンダイヤルパルス信号発生部16を動作させるかを判断
するものである。さらに、ドアホン81,82からの呼出し
時に一斉放送を一定時間行うか否かを選択設定したり、
または電話機7がフッキングされてダイヤルパルス・フ
ック検出部18がフック検出信号を発生してから制御回路
39が終話検出と判定するまでの終話検出時間を、例えば
キャッチホンサービスなどのフッキング処理を可能とす
る例えば2秒間とするか、0.1秒間とするかを選択設定
することができる。
以下、本実施例の動作を説明する。電話交換装置1で
は、電源投入されてシステムがスタートすると、まず1
チップのマイクロコンピュータからなる制御回路39が初
期設定を行った後、待機状態となり、オフフックの判
定、さらには外線着信の有無の判定と外線通話処理、ド
アホン呼出の有無の判定とドアホン通話処理、外線発呼
処理等を行う。
今、例えばある電話コンセント5に接続された電話機
7のハンドセットを上げると、ダイヤルパルス・フック
検出部18がオフフックを検出してオフフック検出信号を
制御回路39に出力する。このとき制御回路39は発信音発
生部36を動作させて、切換スイッチ手段17a,17bと、ダ
イヤルパルス・フック検出部18と、内線l1,l2とを通じ
て400Hzからなる擬似発信信号を電話コンセント5へ送
出する。また、同時に制御回路39は電話コンセントI/F
表示ドライブ部35を制御して各電話コンセント5…にお
いて外線話中表示用の表示器Lpを点灯させるための直流
電圧信号を出力させる。
この送出はダイヤル信号の入力まで継続し、1番目の
ダイヤル信号がフック・ダイヤルパルス検出部18(トー
ンダイヤル式であればトーンダイヤル信号受信部37)で
検出されると、制御回路39は擬似発信信号の出力を停止
させ、ダイヤルデータを内蔵バッファメモリに格納す
る。そして内蔵の例えば3秒タイマを動作させる。この
タイマの動作中に2番目のダイヤル信号が検出される
と、外線発呼と判定する。
ここで、外線発呼の場合には保留回路13を直流閉結部
として動作させ、その後制御回路39はバッファメモリに
格納したダイヤルデータを1番目から順次読み出して、
ダイヤルパルス出力部12(またはトーンダイヤル信号発
生部16及びスイッチ手段15)を動作させて順次ダイヤル
信号を外線Lに送出させる。なお、引き続きダイヤル信
号が入力されている場合には、後続のダイヤル信号のバ
ッファメモリへのダイヤルデータの格納と、ダイヤル信
号の送出とを引き続き継続する。そして、バッファメモ
リに格納されているダイヤルデータが無くなると、保留
回路13と、結合トランスT、スイッチ手段40、コンデン
サC3、切換スイッチ手段17a,17b、ダイヤルパルス・フ
ック検出部18を通じて外線Lと、内線l1,l2との間の通
話路を形成して、外線通話を可能とする。なお、ダイヤ
ルパルス信号を外線Lへ送出するときには回線閉結は中
断してある。
上記外線通話の終了は電話機7のオンフフックにより
検出し、このオンフックが検出されたとき制御回路39は
上記各部を待機状態に戻す。
一方、特定のダイヤル信号(例えば“9")がある電話
コンセント5に接続された電話機7から発信され、擬似
発信信号が出力された後に、次のダイヤル信号が3秒以
内に発信されなければ、一斉放送である判定し、制御回
路39はオフフックから点灯させていた各電話コンセント
5…の外線話中を表示する表示器Lpを消灯させる。この
場合、同時に一斉放送中を示す表示器Lpを点灯させるた
めの直流電圧信号を電話コンセントI/F表示ドライブ部3
5より出力させる。さらに制御回路39は音源発生部28を
制御して一斉放送用の音信号を出力をさせる。この音信
号は増幅回路27、音源ゲート30、電話コンセントI/F増
幅部32を介して信号線l3,l4に重畳して送出される。電
話コンセント5…のスピーカSP及び電話交換装置1の報
知スピーカ33から一斉放送用の開始音を発鳴させる。
この発鳴から一定時間後に音源発生部28の動作を停止
させるとともに、音源ゲート28をオフして音信号の送出
を止め、同時に一斉放送ゲート34をオンさせて各電話コ
ンセント5の夫々のスピーカSP及び電話交換装置1の報
知スピーカ33より呼出しをかけた電話機7からの通話音
声が放送されることになり、この一斉放送は呼び出しを
かけた電話機7のハンドセットがオンフックされるまで
継続される。
さて、待機中に外線Lより着信信号が入力されると、
この着信信号を外線着信検出部11が検出して、着信検出
信号を制御回路39に出力する。制御回路39はこの着信検
出信号が入力されると、切換リレーRy1の励磁を停止さ
せて各切換スイッチ手段17a,17bを常閉側bに切り換え
る。従って各電話コンセント5…に接続された電話機7
…は内線l1,l2を通じて外線Lに接続され、各電話機7
…において内蔵ベルが鳴動することになる。この鳴動に
よりある電話コンセント5に接続された電話機7のハン
ドセットが上げられると、オフフック検出信号が入力さ
れた制御回路39の制御の下で保留回路13により直流閉結
を行わせて、同時にリレーRy1を励磁し、その切換スイ
ッチ手段17a,17bを常開側aに切り換え、保留回路13、
結合トランスT、スイッチ手段40、コンデンサC3、切換
スイッチ手段17a,17bを通じて形成される内線l1,l2と外
線Lとの間の通話路にて外線通話が可能となる。
さて、上述の外線通話中にドアホン通話を行いたい場
合には保留を行うことができる。この場合、外線通話中
の直流閉結状態で電話機7のハンドセットがオンフック
されない状態で予め保留に対応するダイヤル信号、例え
ば“1"が電話機7より送られてくると、制御回路39では
このダイヤル信号のデータを読み取って保留操作と判断
し、内線l1,l2と外線Lとの通話状態を解除するととも
に保留処理を行う。つまり、スイッチ手段40をオフし、
同時にスイッチ手段29、音源ゲート30をオンさせるとと
もに、保留回路13の回線閉結状態を維持した状態で保留
音発生部14を動作させる。保留音発生部14からの保留音
メロディ信号は結合トランスTと保留回路13とを通じて
外線Lに送出されるとともに、スイッチ手段29と、増幅
回路27と、音源ゲート30と、電話コンセントI/F増幅部3
2とを通じて信号線l3,l4に重畳して送出される。ここ
で、音源ゲート30は電話機7がオンフックされている状
態が検出されているときには、制御回路39の制御の下で
オンされ、このオンフックされている状態では電話コン
セント5…のスピーカSPによって保留メロディ音が発鳴
される。一方、電話機7がオフフックされた場合には制
御回路30の制御の下で音源ゲート31をオンさせて、保留
メロディ音信号を切換スイッチ手段17a,17bと、ダイヤ
ルパルス・フック検出部18とを通じて内線l1,l2に送出
し、オフフックされている電話機7のハンドセットより
保留メロディ音を発鳴させる。なお、この保留期間中
は、制御回路39の制御の下で電話コンセントI/F表示ド
ライブ部32から2個の表示器Lpを同時に点灯する直流電
圧信号を信号線l3,l4を介して各電話コンセント5…に
送り、両表示器Lpを点灯させる。また、同時に電話交換
装置1でも報知スピーカ33で保留音メロディ音を発鳴す
る。
なお、その保留後、電話機7がオンフックされて通話
終了状態になっても保留回路13によって回線閉結状態が
維持される。
次に、再び外線通話を行いたい場合には保留解除を行
う。この保留解除はオフフックしたいずれかの電話機7
より“1"のダイヤル信号を発信すれば良く、“1"のダイ
ヤル信号のデータを入力した制御回路39は保留音発生部
14の動作を停止させるとともに、スイッチ手段40をオ
ン、スイッチ手段29をオフさせ、同時にその他の回路部
も元の外線通話状態に戻す。この保留解除後の通話を終
了して再び電話機7をオンフックすると、制御回路39の
制御の下で待機状態に各回路部が制御される。
ところで、玄関ドアにもうけてあるドアホン81,82
ら呼出信号が呼出信号検出部21で検出され、その検出信
号が制御回路39に入力されると、制御回路39はドアホン
切換回路24を制御して呼出を行ったドアホン接続端子19
側にドアホン通話回路23を接続し、いずれかのドアホン
81,82と内線l1,l2との間の通話路を形成する。同時に、
バックトーン送出部22、音源ゲート30をオンさせるとと
もに音源発生部36を動作させ、呼出音をバックトーン送
出部22を通じてドアホン81,82へ返送するとともに、電
話コンセントI/F増幅部32と信号線l3,l4とを通じて電話
コンセント5…のスピーカSPで呼出音を発鳴させる。な
お、このとき電話交換装置1の報知スピーカ33からも呼
出音を発鳴させる。
この後、電話機7がオフフックされると、呼出音の報
知を制御回路39が停止させ、電話機7といずれかドアホ
ン81,82との間の通話を、ドアホン通話線l5〜l7と、ド
アホン切換回路24、ドアホン通話回路23、切換スイッチ
手段17a,17bと、内線l1,l2とから形成される通話路によ
り可能とする。
ドアホン81,82との通話終了はハンドセットのオンフ
ック検出で判断され、制御回路39はこの終話検出時に各
回路部を待機状態に制御する。
なお、本実施例の電話システムでは、ドアホン81,82
を電話機7側から呼び出すことができ、その呼出のため
のダイヤル信号が“7"に設定してある。このダイヤル信
号が検出されると、制御回路39はドアホン通話と判定し
て、ドアホン81,82との通話路をドアホン通話回路23を
介して可能とするのである。
ところで、この電話交換装置1には警報接点入力検出
部26を設けてあり、この警報接点入力検出部26で非常押
釦SWが押されたことが検出されると、音源ゲート30をオ
ンさせ、警報音信号を電話コンセントI/F増幅部32を通
じて信号線l3,l4に重畳し、各電話コンセント5…のス
ピーカSPより報知させ、また電話交換装置1の報知スピ
ーカ33からも報知させる。
上述の説明は従来の電話システムも備える基本構成及
び動作の説明であったが、以下に本実施例の特徴とする
点を説明する。本実施例では、音声メッセージを記憶す
る音声合成ICからなるメッセージ記憶部41と、メッセー
ジ時刻を設定する時刻設定部43と、メッセージ時刻ある
いは現在時刻を表示する時刻表示部42とを電話交換装置
1に設けてある。ここで、時刻設定部43は、第5図に示
すように、“時”を設定する時設定釦43a、“分”を設
定する分設定釦43bと、時刻表示分42の表示モードを切
り換えるモード切換スイッチ43cとで構成してある。
なお、本実施例では上記各部を用いてこの電話システ
ムでモーニングコールを行う場合について説明する。そ
こで、上記メッセージ記憶部41には、例えば「オハヨウ
ゴザイマス。オキテクダサイ。」等の音声メッセージを
記憶しておき、音声メッセージを発生させる起床時刻と
時刻設定部43で設定する。ここで、時刻設定部43による
時刻の設定は次のように行う。つまり、まず電話機7を
第3図に示すようにオフフックして、その後特定のダイ
ヤル信号(例えば“0")を入力する。このダイヤル信号
が入力されて所定時間(3秒)経過しても次のダイヤル
信号が入力されない場合には、制御回路39が時刻設定モ
ードを行うと判断し、3秒経過後に時刻の受付可能状態
となる。そのときに、ダイヤル信号により時刻を入力す
る。例えば、AM7:30を設定する場合には、第3図に示す
ように“0",“7",“3",“0"とダイヤル信号を入力す
る。この設定時刻は電話機7をオンフックすると、制御
回路39の内蔵するバッファメモリに格納され、時刻設定
が完了する。
そして、設定時刻になったときには、制御回路39は、
音源発生部28により第4図(a)に示す着信信号と類似
の報知音を発生させ、この報知音を制御線l3,l4を介し
て電話コンセント5に送り、電話コンセント5から発鳴
させることにより、メッセージがあることを知らせる。
ここで、報知音として類似着信音を使用しているのは、
人が着信音に対して敏感に反応するからである。そし
て、この報知音を聞いて電話機7のハンドセットを取り
上げると、制御回路39は切換リレーRy1を励磁して各切
換スイッチ手段17a,17bを常開側aに切り換え、音源ゲ
ート31をオンすることにより、メッセージ記憶部41に記
憶した音声メッセージを内線l1,l2を通じて電話機7に
送る。このように電話機7のハンドセットから音声メッ
セージを発することにより、メッセージの内容が容易に
分かる。また、1度セットすると、毎日同じ時刻に繰り
返し動作させることができる。なお、上述の説明では、
モーニングコールを行う場合について説明したが、上記
メッセージ記憶部41には各種の音声メッセージを記憶可
能であるので、他の場合にも用いることができる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、音声メッセージを記憶するメ
ッセージ記憶部と、メッセージ時刻を設定する時刻設定
部と、上記時刻設定部により設定されたメッセージ時刻
に電話コンセントあるいは電話交換装置が備える既存発
鳴手段を発鳴させ、この発鳴動作で電話機のハンドセッ
トが取り上げたとき、内線を介して音声メッセージを電
話機に送る通話路を形成するメッセージ処理手段とを設
けてあるので、時刻設定部で設定したメッセージ時刻に
発鳴手段を発鳴して、使用者に音声メッセージがあるこ
とを知らせることができ、また電話機のハンドセットを
取り上げたとき、電話機のハンドセットから音声メッセ
ージを発して、メッセージ内容が良く分かる。つまり、
このようにして電話システムに音声メッセージ機能を付
与することにより、電話システムをさらに高機能化する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成図、第2図は
同上の具体回路図、第3図及び第4図は同上の動作説明
図、第5図は同上の表示操作部の正面図である。 1は電話交換装置、5は電話コンセント、7は電話機、
17a,17bは切換スイッチ手段、31は音源ゲート、39は制
御回路、41はメッセージ記憶部、43は時刻設定部、Lは
外線、l1,l2は内線、l3,l4は制御線である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線を介して電話局に接続された電話交換
    装置と、この電話交換装置に夫々一対の信号線からなる
    内線及び制御線で並列的に接続され市販の電話機が夫々
    接続される複数の電話コンセントとで構成され、音声メ
    ッセージを記憶するメッセージ記憶部と、メッセージ時
    刻を設定する時刻設定部と、上記時刻設定部により設定
    されたメッセージ時刻に電話コンセントあるいは電話交
    換装置が備える既存発鳴手段を発鳴させ、この発鳴動作
    で電話機のハンドセットが取り上げたとき、内線を介し
    て音声メッセージを電話機に送る通話路を形成するメッ
    セージ処理手段とを上記電話交換装置に設けた電話シス
    テム。
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