JPH10132064A - 自動変速機用液圧制御システム - Google Patents
自動変速機用液圧制御システムInfo
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- JPH10132064A JPH10132064A JP9299396A JP29939697A JPH10132064A JP H10132064 A JPH10132064 A JP H10132064A JP 9299396 A JP9299396 A JP 9299396A JP 29939697 A JP29939697 A JP 29939697A JP H10132064 A JPH10132064 A JP H10132064A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0202—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
- F16H61/0204—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
- F16H61/0206—Layout of electro-hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves
-
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- F16H2061/0288—Relay valve, e.g. valve arranged between shift valve and servo
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H61/12—Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures
- F16H2061/1204—Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures for malfunction caused by simultaneous engagement of different ratios resulting in transmission lock state or tie-up condition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 生産コストを減少させ、変速衝撃を減らし,
制御時の安定性及び応答性の向上を図る。 【解決手段】 ソレノイドバルブと液圧管路で連結され
圧力調節バルブを通じて一定圧力に変換された液圧管路
と連結されてトルクコンバータ2のダンパクラッチを作
動/非作動させるコンバータクラッチレギュレータバル
ブ8と;バルブ8に一定圧を供給しオイルタンクと連結
される他のリターン管路が連結されるコンバータフィー
ドバルブ10と;TCUによって制御されマニュアルバ
ルブ12のドライブ圧管路と連結されるソレノイドバル
ブS1、S3、S4と、ライン圧管路と連結される第2
ソレノイドバルブS2とからなる摩擦要素制御部Aと;
各変速段別に複数個が選択的に作用する摩擦要素C1、
B4、C2、B3、C3、B2、B1と;前記多数の摩
擦要素を選択的に作動又は非作動させるためのスイッチ
バルブ100、102、104、106、108と;か
らなる。
制御時の安定性及び応答性の向上を図る。 【解決手段】 ソレノイドバルブと液圧管路で連結され
圧力調節バルブを通じて一定圧力に変換された液圧管路
と連結されてトルクコンバータ2のダンパクラッチを作
動/非作動させるコンバータクラッチレギュレータバル
ブ8と;バルブ8に一定圧を供給しオイルタンクと連結
される他のリターン管路が連結されるコンバータフィー
ドバルブ10と;TCUによって制御されマニュアルバ
ルブ12のドライブ圧管路と連結されるソレノイドバル
ブS1、S3、S4と、ライン圧管路と連結される第2
ソレノイドバルブS2とからなる摩擦要素制御部Aと;
各変速段別に複数個が選択的に作用する摩擦要素C1、
B4、C2、B3、C3、B2、B1と;前記多数の摩
擦要素を選択的に作動又は非作動させるためのスイッチ
バルブ100、102、104、106、108と;か
らなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機用液圧制
御システムに係わり、より詳しくは液圧回路を簡単に構
成し組立工程を単純化して生産コストを節減し、変速衝
撃を減少させて変速感を向上し、変速時の応答性を向上
し、安定性を図るための自動変速機用液圧制御システム
に関する。
御システムに係わり、より詳しくは液圧回路を簡単に構
成し組立工程を単純化して生産コストを節減し、変速衝
撃を減少させて変速感を向上し、変速時の応答性を向上
し、安定性を図るための自動変速機用液圧制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、一般に、トルクコンバー
タと、このトルクコンバータに連結されている多段変速
メカニズムを有しており、車両の走行状態に応じて変速
ギヤメカニズムのギヤ段のうちのいずれか一つのギヤ段
を選択するための液圧作動摩擦要素を備えている。この
ような自動車用自動変速機の液圧制御システムは、オイ
ルポンプから発生した液圧を制御バルブを通じて摩擦要
素を選択して作動させることによって車両の走行状態に
応じて適切な変速が自動的に行われることができるよう
にする作用をする。このような液圧制御システムは、オ
イルポンプから発生した液圧を調節する圧力調節手段
と、変速モードを形成させることができる手動及び自動
変速コントロール手段と、変速時の円滑な変速モードの
形成のために変速感及び応答性を調節する液圧コントロ
ール手段と、トルクコンバータのダンパクラッチの作動
のためのダンパクラッチコントロール手段と、各摩擦要
素に適切な液圧供給を分配する液圧分配手段とより構成
される。また通常使用されている自動車用自動変速機は
エンジンの出力軸に連結されて共に駆動するポンプイン
ペラと、変速機の入力軸に連結されて共に作動するター
ビンランナと、前記ポンプインペラとタービンランナと
の間に配置されたステータを含む流体トルクコンバータ
を有している。
タと、このトルクコンバータに連結されている多段変速
メカニズムを有しており、車両の走行状態に応じて変速
ギヤメカニズムのギヤ段のうちのいずれか一つのギヤ段
を選択するための液圧作動摩擦要素を備えている。この
ような自動車用自動変速機の液圧制御システムは、オイ
ルポンプから発生した液圧を制御バルブを通じて摩擦要
素を選択して作動させることによって車両の走行状態に
応じて適切な変速が自動的に行われることができるよう
にする作用をする。このような液圧制御システムは、オ
イルポンプから発生した液圧を調節する圧力調節手段
と、変速モードを形成させることができる手動及び自動
変速コントロール手段と、変速時の円滑な変速モードの
形成のために変速感及び応答性を調節する液圧コントロ
ール手段と、トルクコンバータのダンパクラッチの作動
のためのダンパクラッチコントロール手段と、各摩擦要
素に適切な液圧供給を分配する液圧分配手段とより構成
される。また通常使用されている自動車用自動変速機は
エンジンの出力軸に連結されて共に駆動するポンプイン
ペラと、変速機の入力軸に連結されて共に作動するター
ビンランナと、前記ポンプインペラとタービンランナと
の間に配置されたステータを含む流体トルクコンバータ
を有している。
【0003】このような構成によって流体がタービンラ
ンナからインペラに流入するときポンプインペラの回転
を妨害しない方向に流れるようにするステータの補助作
用によりエンジンによって駆動するポンプインペラによ
って流体は循環するようになる。自動変速は各変速段ご
とにクラッチ又はブレーキのような摩擦要素の作動によ
って遊星ギヤ装置で変速比を変化させて行われる。ま
た、前記摩擦要素は液圧制御装置の多数のバルブによっ
て液圧の流れの方向が変化して選択的に作動するように
なり、マニュアルバルブは運転者の変速レバーの選択位
置に応じてポート変換が行われてオイルポンプから流体
圧を供給されるようになっており、この流体圧を各ソレ
ノイドバルブに供給することができる管路で連結されて
いる。
ンナからインペラに流入するときポンプインペラの回転
を妨害しない方向に流れるようにするステータの補助作
用によりエンジンによって駆動するポンプインペラによ
って流体は循環するようになる。自動変速は各変速段ご
とにクラッチ又はブレーキのような摩擦要素の作動によ
って遊星ギヤ装置で変速比を変化させて行われる。ま
た、前記摩擦要素は液圧制御装置の多数のバルブによっ
て液圧の流れの方向が変化して選択的に作動するように
なり、マニュアルバルブは運転者の変速レバーの選択位
置に応じてポート変換が行われてオイルポンプから流体
圧を供給されるようになっており、この流体圧を各ソレ
ノイドバルブに供給することができる管路で連結されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記自動変速機用液圧
制御システムはバルブの数が多く、回路が複雑で組立工
程が複雑になり生産コストが増大する短所がある。また
中立レンジから走行レンジ又は後進レンジへの変速時に
多数の摩擦要素が同時に作動することになって変速の衝
撃が増大し、温度及び多数のバルブのリークによって液
圧偏差も増大して制御の安全性及び応答性が低下する課
題がある。
制御システムはバルブの数が多く、回路が複雑で組立工
程が複雑になり生産コストが増大する短所がある。また
中立レンジから走行レンジ又は後進レンジへの変速時に
多数の摩擦要素が同時に作動することになって変速の衝
撃が増大し、温度及び多数のバルブのリークによって液
圧偏差も増大して制御の安全性及び応答性が低下する課
題がある。
【0005】前記従来技術の課題を解決するための本発
明の目的は、前進4速と後進1速の変速段を得ることが
できるダイレクトコントロール自動変速機を提供し、バ
ルブの数を減少させて液圧回路を簡単に構成して生産コ
ストを減少させ、変速衝撃を減少させて変速感を向上
し、液圧偏差を減少させて制御時の安全性及び応答性の
向上を図るための自動変速機用液圧制御システムを提供
することにある。
明の目的は、前進4速と後進1速の変速段を得ることが
できるダイレクトコントロール自動変速機を提供し、バ
ルブの数を減少させて液圧回路を簡単に構成して生産コ
ストを減少させ、変速衝撃を減少させて変速感を向上
し、液圧偏差を減少させて制御時の安全性及び応答性の
向上を図るための自動変速機用液圧制御システムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は前記目
的を達成するため、エンジンの駆動時に共に回転する駆
動ギヤによって液圧を発生させるオイルポンプと;前記
オイルポンプから出る液圧管路と連結されトランスミッ
ション制御ユニットによって制御されるソレノイドバル
ブと、該ソレノイドバルブと液圧管路で連結されてバル
ブスプールを変化させオイルポンプから出る液圧管路と
連結されるレギュレータバルブと;エンジンの駆動力を
変速機の入力軸に伝達するトルクコンバータと;オイル
ポンプから出る液圧管路と連結されトランスミッション
制御ユニットによって制御されるソレノイドバルブと、
前記ソレノイドバルブと液圧管路で連結されてバルブス
プールを移動させ圧力調節バルブを通じて一定圧力に変
換された液圧管路と連結されてトルクコンバータのダン
パクラッチを作動/非作動させるコンバータクラッチレ
ギュレータバルブと;オイルポンプから吐出されたライ
ン圧がレギュレータバルブを通じて一定のライン圧に変
換されてコンバータクラッチレギュレータバルブと連結
される管路上に設置されコンバータクラッチレギュレー
タバルブに一定圧を供給しオイルタンクと連結される他
のリターン管路が連結されるコンバータフィードバルブ
と;オイルポンプから出るライン圧管路と連結されシフ
トレバーの選択位置に応じてこれと連動するバルブスプ
ールを移動させて後進圧、ドライブ圧、2レンジ圧、L
レンジ圧を排出することができる管路が形成され、ドラ
イブ圧管路と後進圧管路を延長してライン圧及びドライ
ブ圧の圧力を調節することができるように管路が連結さ
れるマニュアルバルブと;トランスミッション制御ユニ
ットによって制御されマニュアルバルブのドライブ圧管
路と連結する第1、第3、第4ソレノイドバルブと、ト
ランスミッション制御ユニットによってデューティ制御
されオイルポンプから吐出されるライン圧を供給するた
めにライン圧管路と連結する第2ソレノイドバルブとか
らなる摩擦要素制御部と;各変速段別に複数個が選択的
に作用する第1摩擦要素、第2摩擦要素、第3摩擦要
素、第4摩擦要素、第5摩擦要素、第6摩擦要素、第7
摩擦要素と;オイルポンプから吐出されるライン圧又は
マニュアルバルブから出るドライブ圧そしてソレノイド
バルブから出る液圧管路と連結して前記多数の摩擦要素
を選択的に作動させ又は非作動させるための第1、第
2、第3、第4、第5スイッチバルブと;からなること
を特徴とする。
的を達成するため、エンジンの駆動時に共に回転する駆
動ギヤによって液圧を発生させるオイルポンプと;前記
オイルポンプから出る液圧管路と連結されトランスミッ
ション制御ユニットによって制御されるソレノイドバル
ブと、該ソレノイドバルブと液圧管路で連結されてバル
ブスプールを変化させオイルポンプから出る液圧管路と
連結されるレギュレータバルブと;エンジンの駆動力を
変速機の入力軸に伝達するトルクコンバータと;オイル
ポンプから出る液圧管路と連結されトランスミッション
制御ユニットによって制御されるソレノイドバルブと、
前記ソレノイドバルブと液圧管路で連結されてバルブス
プールを移動させ圧力調節バルブを通じて一定圧力に変
換された液圧管路と連結されてトルクコンバータのダン
パクラッチを作動/非作動させるコンバータクラッチレ
ギュレータバルブと;オイルポンプから吐出されたライ
ン圧がレギュレータバルブを通じて一定のライン圧に変
換されてコンバータクラッチレギュレータバルブと連結
される管路上に設置されコンバータクラッチレギュレー
タバルブに一定圧を供給しオイルタンクと連結される他
のリターン管路が連結されるコンバータフィードバルブ
と;オイルポンプから出るライン圧管路と連結されシフ
トレバーの選択位置に応じてこれと連動するバルブスプ
ールを移動させて後進圧、ドライブ圧、2レンジ圧、L
レンジ圧を排出することができる管路が形成され、ドラ
イブ圧管路と後進圧管路を延長してライン圧及びドライ
ブ圧の圧力を調節することができるように管路が連結さ
れるマニュアルバルブと;トランスミッション制御ユニ
ットによって制御されマニュアルバルブのドライブ圧管
路と連結する第1、第3、第4ソレノイドバルブと、ト
ランスミッション制御ユニットによってデューティ制御
されオイルポンプから吐出されるライン圧を供給するた
めにライン圧管路と連結する第2ソレノイドバルブとか
らなる摩擦要素制御部と;各変速段別に複数個が選択的
に作用する第1摩擦要素、第2摩擦要素、第3摩擦要
素、第4摩擦要素、第5摩擦要素、第6摩擦要素、第7
摩擦要素と;オイルポンプから吐出されるライン圧又は
マニュアルバルブから出るドライブ圧そしてソレノイド
バルブから出る液圧管路と連結して前記多数の摩擦要素
を選択的に作動させ又は非作動させるための第1、第
2、第3、第4、第5スイッチバルブと;からなること
を特徴とする。
【0007】また、第1摩擦要素は、ドライブオン状態
の走行レンジ1速、2速、3速、4速、そしてドライブ
オフ状態の走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1
速、2速、Lレンジで作動し、パーキングレンジ、中立
レンジ及び後進レンジで非作動することを特徴とする。
の走行レンジ1速、2速、3速、4速、そしてドライブ
オフ状態の走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1
速、2速、Lレンジで作動し、パーキングレンジ、中立
レンジ及び後進レンジで非作動することを特徴とする。
【0008】また、第2摩擦要素は、パーキングレン
ジ、中立レンジ及び後進レンジドライブオン状態の走行
レンジ1速、2速、3速、ドライブオフ状態の走行レン
ジ1速、3速、2レンジ1速、2速、Lレンジで作動
し、ドライブオン状態の走行レンジ4速で非作動するこ
とを特徴とする。
ジ、中立レンジ及び後進レンジドライブオン状態の走行
レンジ1速、2速、3速、ドライブオフ状態の走行レン
ジ1速、3速、2レンジ1速、2速、Lレンジで作動
し、ドライブオン状態の走行レンジ4速で非作動するこ
とを特徴とする。
【0009】また、第3摩擦要素は、後進レンジ及びド
ライブオン状態の3速、4速そしてドライブオフ状態の
3速で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジ、ドラ
イブオン状態の走行レンジ1速、2速、そしてドライブ
オフ状態の1速、2速、及び2レンジ1速、2速、Lレ
ンジで非作動であることを特徴とする。
ライブオン状態の3速、4速そしてドライブオフ状態の
3速で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジ、ドラ
イブオン状態の走行レンジ1速、2速、そしてドライブ
オフ状態の1速、2速、及び2レンジ1速、2速、Lレ
ンジで非作動であることを特徴とする。
【0010】また、第4摩擦要素は、2レンジ2速のみ
で作動し、パーキングレンジ、中立レンジ及び後進レン
ジ及び走行レンジの全変速段で非作動することを特徴と
する。
で作動し、パーキングレンジ、中立レンジ及び後進レン
ジ及び走行レンジの全変速段で非作動することを特徴と
する。
【0011】また、第5摩擦要素は、ドライブオン状態
の走行レンジ4速で作動し、これを除外したパーキング
レンジ、中立レンジ及び後進レンジ及び走行レンジの全
変速段で非作動することを特徴とする。
の走行レンジ4速で作動し、これを除外したパーキング
レンジ、中立レンジ及び後進レンジ及び走行レンジの全
変速段で非作動することを特徴とする。
【0012】また、第6摩擦要素は、ドライブオン状態
の走行レンジ2速、3速、4速、ドライブオフ状態の2
速、3速、2レンジ2速で作動し、パーキングレンジ、
中立レンジ、後進レンジ、ドライブオン状態の走行レン
ジ1速、ドライブオフ状態の1速、2レンジ1速及びL
レンジで非作動であることを特徴とする。
の走行レンジ2速、3速、4速、ドライブオフ状態の2
速、3速、2レンジ2速で作動し、パーキングレンジ、
中立レンジ、後進レンジ、ドライブオン状態の走行レン
ジ1速、ドライブオフ状態の1速、2レンジ1速及びL
レンジで非作動であることを特徴とする。
【0013】また、第7摩擦要素は、パーキングレンジ
及び中立レンジそして後進レンジとLレンジで作動し、
ドライブオン、オフ状態の走行レンジ及び2レンジの全
変速段で非作動であることを特徴とする。
及び中立レンジそして後進レンジとLレンジで作動し、
ドライブオン、オフ状態の走行レンジ及び2レンジの全
変速段で非作動であることを特徴とする。
【0014】また、摩擦要素制御部は、マニュアルバル
ブのドライブ圧管路と連結されてトランスミッション制
御ユニットのデューティ制御によって第1、第2摩擦要
素を選択的に作動又は非作動させる第1ソレノイドバル
ブと、またマニュアルバルブのドライブ圧管路と連結さ
れてトランスミッション制御ユニットのデューティ制御
によって第3摩擦要素を選択的に作動又は非作動させる
第3ソレノイドバルブと、マニュアルバルブのドライブ
圧管路と連結して第4摩擦要素及び第5摩擦要素をトラ
ンスミッション制御ユニットのデューティ制御によって
選択的に作動又は非作動させる第4ソレノイドバルブ
と、オイルポンプから出るライン圧管路と連結してトラ
ンスミッション制御ユニットのデューティ制御によって
第6摩擦要素及び第7摩擦要素を選択的に作動又は非作
動させる第2ソレノイドバルブとからなることを特徴と
する。
ブのドライブ圧管路と連結されてトランスミッション制
御ユニットのデューティ制御によって第1、第2摩擦要
素を選択的に作動又は非作動させる第1ソレノイドバル
ブと、またマニュアルバルブのドライブ圧管路と連結さ
れてトランスミッション制御ユニットのデューティ制御
によって第3摩擦要素を選択的に作動又は非作動させる
第3ソレノイドバルブと、マニュアルバルブのドライブ
圧管路と連結して第4摩擦要素及び第5摩擦要素をトラ
ンスミッション制御ユニットのデューティ制御によって
選択的に作動又は非作動させる第4ソレノイドバルブ
と、オイルポンプから出るライン圧管路と連結してトラ
ンスミッション制御ユニットのデューティ制御によって
第6摩擦要素及び第7摩擦要素を選択的に作動又は非作
動させる第2ソレノイドバルブとからなることを特徴と
する。
【0015】また、スイッチバルブは、前記第1ソレノ
イドバルブから出る液圧を入力されて第1、第2摩擦要
素を選択的に制御することができるように液圧を供給
し、オイルポンプから出るライン圧管路を通じて液圧を
供給されて第2摩擦要素に選択的に液圧を供給しこの液
圧管路を分肢してバルブスプールを移動させることがで
きるようにし、マニュアルバルブのドライブ圧管路を通
じて液圧を供給させてバルブスプールを移動させること
ができるようにするとともに第1摩擦要素を選択的に制
御するように構成される第1スイッチバルブと、第4ソ
レノイドバルブから出る液圧を供給させ、この液圧が第
4摩擦要素、第5摩擦要素に選択的に作用することがで
きるようにマニュアルバルブから出る2レンジ圧管路を
連結してこれを通じて液圧を入力させてバルブスプール
を連動させることができるようにし、第3ソレノイドバ
ルブを通じて出る液圧によってバルブスプールを移動さ
せることができるように管路を連結しマニュアルバルブ
の2レンジ圧管路と対向するようにし、バルブスプール
の面積差によってバルブスプールの移動が行われる第2
スイッチバルブと、第1スイッチバルブから出る液圧を
入力させてバルブスプールを移動させ第2スイッチバル
ブを通じて出る液圧を入力させて第5摩擦要素を選択的
に制御する第3スイッチバルブと、第3ソレノイドバル
ブと第2スイッチバルブを連結する管路を分肢して、こ
の分肢管路と連結させてバルブスプールを移動させるこ
とができるようにし、第5スイッチバルブから出る液圧
管路と連結させてバルブスプールを移動させ、第2ソレ
ノイドバルブから出る液圧管路と連結させてこの管路を
通じて供給される液圧によって第7摩擦要素を選択的に
作動させる第4スイッチバルブと、マニュアルバルブか
ら出るドライブ圧管路及びマニュアルバルブから出るL
レンジ管路を通じて液圧を入力させてバルブスプールを
移動させることができるようにし、第2ソレノイドバル
ブを通じて供給される液圧を第6摩擦要素に供給して選
択的に作動が行われるようにし、また第2ソレノイドバ
ルブから供給された液圧を第4スイッチバルブに供給し
て選択的に第7摩擦要素を作動させる第5スイッチバル
ブとよりなることを特徴とする。
イドバルブから出る液圧を入力されて第1、第2摩擦要
素を選択的に制御することができるように液圧を供給
し、オイルポンプから出るライン圧管路を通じて液圧を
供給されて第2摩擦要素に選択的に液圧を供給しこの液
圧管路を分肢してバルブスプールを移動させることがで
きるようにし、マニュアルバルブのドライブ圧管路を通
じて液圧を供給させてバルブスプールを移動させること
ができるようにするとともに第1摩擦要素を選択的に制
御するように構成される第1スイッチバルブと、第4ソ
レノイドバルブから出る液圧を供給させ、この液圧が第
4摩擦要素、第5摩擦要素に選択的に作用することがで
きるようにマニュアルバルブから出る2レンジ圧管路を
連結してこれを通じて液圧を入力させてバルブスプール
を連動させることができるようにし、第3ソレノイドバ
ルブを通じて出る液圧によってバルブスプールを移動さ
せることができるように管路を連結しマニュアルバルブ
の2レンジ圧管路と対向するようにし、バルブスプール
の面積差によってバルブスプールの移動が行われる第2
スイッチバルブと、第1スイッチバルブから出る液圧を
入力させてバルブスプールを移動させ第2スイッチバル
ブを通じて出る液圧を入力させて第5摩擦要素を選択的
に制御する第3スイッチバルブと、第3ソレノイドバル
ブと第2スイッチバルブを連結する管路を分肢して、こ
の分肢管路と連結させてバルブスプールを移動させるこ
とができるようにし、第5スイッチバルブから出る液圧
管路と連結させてバルブスプールを移動させ、第2ソレ
ノイドバルブから出る液圧管路と連結させてこの管路を
通じて供給される液圧によって第7摩擦要素を選択的に
作動させる第4スイッチバルブと、マニュアルバルブか
ら出るドライブ圧管路及びマニュアルバルブから出るL
レンジ管路を通じて液圧を入力させてバルブスプールを
移動させることができるようにし、第2ソレノイドバル
ブを通じて供給される液圧を第6摩擦要素に供給して選
択的に作動が行われるようにし、また第2ソレノイドバ
ルブから供給された液圧を第4スイッチバルブに供給し
て選択的に第7摩擦要素を作動させる第5スイッチバル
ブとよりなることを特徴とする。
【0016】また、第1、第2、第3、第4ソレノイド
バルブは、バルブの外観をなしながら多数の液圧ポート
が形成されマニュアルバルブのドライブ圧管路又はオイ
ルポンプから出るライン圧管路と連結する第1ポート
と、前記第1ポートに供給された液圧を所定の摩擦要素
を制御するために排出させる第2ポートと、前記第2ポ
ートと連結する管路を分肢してバルブ体の先端部にリタ
ーンさせるリターン管路を含み、このリターン管路と連
結される第3ポートと、第2ポートに供給された液圧を
排出させるための排出ポートを含むバルブ体と;前記バ
ルブ体にスライド可能に挿入され第3ポートに供給され
る液圧によってバルブスプールを移動させることができ
るように形成される第1ランドと、前記第1ランドと所
定の距離をおいて離れて固定され第1ポートと第2ポー
トを選択的に開閉する第2ランドと、第2ランドと所定
の距離をおいて離れて固定され第2ポートと排出ポート
を選択的に開閉する第3ランドとを含むバルブスプール
と;前記バルブ体内にバルブスプールの一側を弾支して
固定配置され弾性力を有する弾性部材と、前記バルブス
プールの外周に固定配置されトランスミッション制御ユ
ニットによって制御されるソレノイドからなることを特
徴とする。
バルブは、バルブの外観をなしながら多数の液圧ポート
が形成されマニュアルバルブのドライブ圧管路又はオイ
ルポンプから出るライン圧管路と連結する第1ポート
と、前記第1ポートに供給された液圧を所定の摩擦要素
を制御するために排出させる第2ポートと、前記第2ポ
ートと連結する管路を分肢してバルブ体の先端部にリタ
ーンさせるリターン管路を含み、このリターン管路と連
結される第3ポートと、第2ポートに供給された液圧を
排出させるための排出ポートを含むバルブ体と;前記バ
ルブ体にスライド可能に挿入され第3ポートに供給され
る液圧によってバルブスプールを移動させることができ
るように形成される第1ランドと、前記第1ランドと所
定の距離をおいて離れて固定され第1ポートと第2ポー
トを選択的に開閉する第2ランドと、第2ランドと所定
の距離をおいて離れて固定され第2ポートと排出ポート
を選択的に開閉する第3ランドとを含むバルブスプール
と;前記バルブ体内にバルブスプールの一側を弾支して
固定配置され弾性力を有する弾性部材と、前記バルブス
プールの外周に固定配置されトランスミッション制御ユ
ニットによって制御されるソレノイドからなることを特
徴とする。
【0017】第1スイッチバルブは、バルブ本体の一側
に収納空間を形成し、マニュアルバルブのドライブ圧管
路と連結する管路が先端部に連結される第1ポートと、
第1ソレノイドバルブを通じて出る液圧管路と連結する
第2ポートと、オイルポンプから出るライン圧管路と連
結する第3ポートと、前記第3ポートに連結する管路を
分肢してライン圧が供給されるように連結されてこれを
通ずる液圧によってバルブスプールの位置を変化させる
ことができる第4ポートと、前記第1ポートに供給され
た液圧を第1摩擦要素に作用するようにするための第5
ポートと、前記第5ポートと連結し前記第2ポートを通
じて第1摩擦要素を作動させるために連結される第6ポ
ートと、前記第2ポート及び第3ポートを通じて選択的
に第2摩擦要素を作動させるため液圧管路に連結される
第7ポートとを含むバルブ体と;前記バルブ体にスライ
ド移動することができるように内装され第1ポートに供
給された液圧が作用してバルブスプールを移動させる第
1ランドと、前記第1ランドと所定の距離をおいて離れ
て固定され第2ポートに供給された液圧を第6ポート及
び第7ポートに選択的に供給するための第2ランドと、
前記第2ランドと所定の距離をおいて離れて固定され第
3ポートに供給された液圧を第7ポートに供給したり又
は遮断する第3ランドとからなるバルブスプールと;で
構成されることを特徴とする。
に収納空間を形成し、マニュアルバルブのドライブ圧管
路と連結する管路が先端部に連結される第1ポートと、
第1ソレノイドバルブを通じて出る液圧管路と連結する
第2ポートと、オイルポンプから出るライン圧管路と連
結する第3ポートと、前記第3ポートに連結する管路を
分肢してライン圧が供給されるように連結されてこれを
通ずる液圧によってバルブスプールの位置を変化させる
ことができる第4ポートと、前記第1ポートに供給され
た液圧を第1摩擦要素に作用するようにするための第5
ポートと、前記第5ポートと連結し前記第2ポートを通
じて第1摩擦要素を作動させるために連結される第6ポ
ートと、前記第2ポート及び第3ポートを通じて選択的
に第2摩擦要素を作動させるため液圧管路に連結される
第7ポートとを含むバルブ体と;前記バルブ体にスライ
ド移動することができるように内装され第1ポートに供
給された液圧が作用してバルブスプールを移動させる第
1ランドと、前記第1ランドと所定の距離をおいて離れ
て固定され第2ポートに供給された液圧を第6ポート及
び第7ポートに選択的に供給するための第2ランドと、
前記第2ランドと所定の距離をおいて離れて固定され第
3ポートに供給された液圧を第7ポートに供給したり又
は遮断する第3ランドとからなるバルブスプールと;で
構成されることを特徴とする。
【0018】バルブスプールのランドは、その断面積に
おいて第1、第2ランドに比して第3ランドが小さくな
されていることを特徴とする。
おいて第1、第2ランドに比して第3ランドが小さくな
されていることを特徴とする。
【0019】第2スイッチバルブは、マニュアルバルブ
の2レンジ管路と連結され、この液圧によってバルブス
プールを移動させてポート変換が行われることができる
ように液圧が供給される第1ポートと、第4ソレノイド
バルブを通じて液圧が供給される第2ポートと、第3ソ
レノイドバルブを通じて液圧が供給されこの液圧によっ
てバルブスプールの位置を変化させてポート変換が行わ
れることができるようにする第3ポートと、前記第2ポ
ートに供給された液圧を供給し第3スイッチバルブを通
じて第5摩擦要素を制御する第4ポートと、前記第2ポ
ートを通じて液圧を供給されて選択的に第4摩擦要素を
制御する第5ポートと、前記第4ポートに供給された液
圧を排出するための排出ポートと、前記第5ポートに供
給された液圧を排出するための他の排出ポートとを形成
するバルブ体と;前記バルブ体の内部にスライド可能に
配置され第1ポートに供給された液圧の圧力によってバ
ルブスプールが移動可能に形成される第1ランドと、前
記第1ランドと所定の距離をおいて離れて配置され前記
第4ポートとこのポートに供給された液圧を排出するた
めの排出ポートを選択的に開放しかつ第2ポートと第4
ポートを選択的に開放するための第2ランドと、前記第
2ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポー
トに供給された液圧を供給する第5ポート及び第5ポー
トに供給された液圧を排出する排出ポートを選択的に開
放するための第3ランドと、前記第3ランドと所定の距
離をおいて離れて固定され第3ポートに供給された液圧
の圧力を受けてバルブスプールの位置を変化させるため
の第4ランドとを形成するバルブスプールと;からなる
ことを特徴とする。
の2レンジ管路と連結され、この液圧によってバルブス
プールを移動させてポート変換が行われることができる
ように液圧が供給される第1ポートと、第4ソレノイド
バルブを通じて液圧が供給される第2ポートと、第3ソ
レノイドバルブを通じて液圧が供給されこの液圧によっ
てバルブスプールの位置を変化させてポート変換が行わ
れることができるようにする第3ポートと、前記第2ポ
ートに供給された液圧を供給し第3スイッチバルブを通
じて第5摩擦要素を制御する第4ポートと、前記第2ポ
ートを通じて液圧を供給されて選択的に第4摩擦要素を
制御する第5ポートと、前記第4ポートに供給された液
圧を排出するための排出ポートと、前記第5ポートに供
給された液圧を排出するための他の排出ポートとを形成
するバルブ体と;前記バルブ体の内部にスライド可能に
配置され第1ポートに供給された液圧の圧力によってバ
ルブスプールが移動可能に形成される第1ランドと、前
記第1ランドと所定の距離をおいて離れて配置され前記
第4ポートとこのポートに供給された液圧を排出するた
めの排出ポートを選択的に開放しかつ第2ポートと第4
ポートを選択的に開放するための第2ランドと、前記第
2ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポー
トに供給された液圧を供給する第5ポート及び第5ポー
トに供給された液圧を排出する排出ポートを選択的に開
放するための第3ランドと、前記第3ランドと所定の距
離をおいて離れて固定され第3ポートに供給された液圧
の圧力を受けてバルブスプールの位置を変化させるため
の第4ランドとを形成するバルブスプールと;からなる
ことを特徴とする。
【0020】バルブスプールに形成されたランドは、第
2、第3、第4ランドの断面積に比して第1ランドの断
面積が小さくなされていることを特徴とする。
2、第3、第4ランドの断面積に比して第1ランドの断
面積が小さくなされていることを特徴とする。
【0021】第3スイッチバルブは、バルブ本体の内部
に収納空間が形成され第1スイッチバルブの第7ポート
を連結する管路と連結されバルブスプールを移動させる
ことができるように液圧が供給される第1ポートと、第
3ソレノイドバルブと第2スイッチバルブの第3ポート
と連結される液圧管路を分肢してこの分肢管路と連結し
て液圧を供給する第2ポートと、第5スイッチバルブを
通じて液圧を供給する第3ポートと、前記第3ポートに
供給された液圧を排出するための排出ポートとが形成さ
れるバルブ体と;第1ポートを通じて供給された液圧に
よってバルブスプールを変化させる第1ランドと、前記
第1ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポ
ートと第3ポート及び第3ポートと排出ポートを選択的
に開放するための第2ランドとを含むバルブスプール
と;前記バルブスプールの第2ランド側を弾支して第1
ポートに供給された液圧が第1ランドを加圧する力の方
向と対向するように配置される弾性部材と;からなるこ
とを特徴とする。
に収納空間が形成され第1スイッチバルブの第7ポート
を連結する管路と連結されバルブスプールを移動させる
ことができるように液圧が供給される第1ポートと、第
3ソレノイドバルブと第2スイッチバルブの第3ポート
と連結される液圧管路を分肢してこの分肢管路と連結し
て液圧を供給する第2ポートと、第5スイッチバルブを
通じて液圧を供給する第3ポートと、前記第3ポートに
供給された液圧を排出するための排出ポートとが形成さ
れるバルブ体と;第1ポートを通じて供給された液圧に
よってバルブスプールを変化させる第1ランドと、前記
第1ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポ
ートと第3ポート及び第3ポートと排出ポートを選択的
に開放するための第2ランドとを含むバルブスプール
と;前記バルブスプールの第2ランド側を弾支して第1
ポートに供給された液圧が第1ランドを加圧する力の方
向と対向するように配置される弾性部材と;からなるこ
とを特徴とする。
【0022】第4スイッチバルブは、第2ソレノイドバ
ルブから液圧が吐出されて第5スイッチバルブを経て供
給する管路と連結してバルブスプールの位置を変化させ
る第1ポートと、第3ソレノイドバルブと第2スイッチ
バルブの第3ポートに供給する管路を分肢してこの管路
と連結されて液圧を供給してバルブスプールを変化させ
る第2ポートと、第5スイッチバルブから出る液圧管路
と連結される第3ポートと、前記第3ポートに供給され
た管路を通じて液圧が供給され第7摩擦要素を制御する
ための第4ポートと、前記第4ポートに供給された液圧
を排出するための排出ポートとからなるバルブ体と;前
記第1ポートに供給された液圧によってバルブスプール
が移動可能な第1ランドと、前記第1ランドと所定の距
離をおいて離れて配置され第2ポート及び第3ポートを
選択的に閉鎖し第3ポートと第4ポートを必要に応じて
連通させる第2ランドと、前記第2ランドと所定の距離
をおいて離れて配置され第4ポートと排出ポートを選択
的に連通させる第3ランドとを含むバルブスプールと;
前記第3ランドを弾支して第1ランド側から供給される
液圧の圧力に対向する弾性部材と;からなることを特徴
とする。
ルブから液圧が吐出されて第5スイッチバルブを経て供
給する管路と連結してバルブスプールの位置を変化させ
る第1ポートと、第3ソレノイドバルブと第2スイッチ
バルブの第3ポートに供給する管路を分肢してこの管路
と連結されて液圧を供給してバルブスプールを変化させ
る第2ポートと、第5スイッチバルブから出る液圧管路
と連結される第3ポートと、前記第3ポートに供給され
た管路を通じて液圧が供給され第7摩擦要素を制御する
ための第4ポートと、前記第4ポートに供給された液圧
を排出するための排出ポートとからなるバルブ体と;前
記第1ポートに供給された液圧によってバルブスプール
が移動可能な第1ランドと、前記第1ランドと所定の距
離をおいて離れて配置され第2ポート及び第3ポートを
選択的に閉鎖し第3ポートと第4ポートを必要に応じて
連通させる第2ランドと、前記第2ランドと所定の距離
をおいて離れて配置され第4ポートと排出ポートを選択
的に連通させる第3ランドとを含むバルブスプールと;
前記第3ランドを弾支して第1ランド側から供給される
液圧の圧力に対向する弾性部材と;からなることを特徴
とする。
【0023】バルブスプールのランドは、第2、第3ラ
ンドの断面積に比して第1ランドの断面積が小さくなさ
れていることを特徴とする。
ンドの断面積に比して第1ランドの断面積が小さくなさ
れていることを特徴とする。
【0024】第5スイッチバルブは、マニュアルバルブ
から出るドライブ圧管路と連結してこの管路を通じて供
給される液圧によってバルブスプールを移動させること
ができる第1ポートと、第2ソレノイドバルブと連結す
る管路を通じて液圧が供給される第2ポートと、マニュ
アルバルブのLレンジ管路と連結し第1ポートに供給さ
れた液圧によってバルブスプールが移動する方向と対向
するように液圧を供給する第3ポートと、第2ポートに
供給された液圧を第4スイッチバルブの第3ポートに供
給する第4ポートと、また第2ポートに供給された液圧
を第4スイッチバルブの第1ポート及び第6摩擦要素に
供給するための第5ポートと、前記第4ポートに供給さ
れた液圧を排出する排出ポートと、前記第5ポートに供
給された液圧を排出する他の排出ポートとを含んでなる
バルブ体と;前記バルブ体の内側にスライド移動可能に
配置され第1ポートに供給された液圧によってバルブス
プールが移動することができるように形成され第4ポー
トと第4ポートに供給された液圧を排出するための排出
ポートを選択的に連通させる第1ランドと、前記第1ラ
ンドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポートと
第4ポートを選択的に開閉する第2ランドと、前記第2
ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポート
と第5ポートそして第5ポートとこの第5ポートに供給
された液圧を排出する排出ポートを選択的に開閉する第
3ランドと、前記第3ランドと所定の距離をおいて離れ
て配置され第3ポートに供給された液圧の圧力を受けて
バルブスプールを移動させる第4ランドとを含むバルブ
スプールと;前記バルブスプールの第4ランドに弾支さ
れる弾性部材と;よりなることを特徴とする。
から出るドライブ圧管路と連結してこの管路を通じて供
給される液圧によってバルブスプールを移動させること
ができる第1ポートと、第2ソレノイドバルブと連結す
る管路を通じて液圧が供給される第2ポートと、マニュ
アルバルブのLレンジ管路と連結し第1ポートに供給さ
れた液圧によってバルブスプールが移動する方向と対向
するように液圧を供給する第3ポートと、第2ポートに
供給された液圧を第4スイッチバルブの第3ポートに供
給する第4ポートと、また第2ポートに供給された液圧
を第4スイッチバルブの第1ポート及び第6摩擦要素に
供給するための第5ポートと、前記第4ポートに供給さ
れた液圧を排出する排出ポートと、前記第5ポートに供
給された液圧を排出する他の排出ポートとを含んでなる
バルブ体と;前記バルブ体の内側にスライド移動可能に
配置され第1ポートに供給された液圧によってバルブス
プールが移動することができるように形成され第4ポー
トと第4ポートに供給された液圧を排出するための排出
ポートを選択的に連通させる第1ランドと、前記第1ラ
ンドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポートと
第4ポートを選択的に開閉する第2ランドと、前記第2
ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポート
と第5ポートそして第5ポートとこの第5ポートに供給
された液圧を排出する排出ポートを選択的に開閉する第
3ランドと、前記第3ランドと所定の距離をおいて離れ
て配置され第3ポートに供給された液圧の圧力を受けて
バルブスプールを移動させる第4ランドとを含むバルブ
スプールと;前記バルブスプールの第4ランドに弾支さ
れる弾性部材と;よりなることを特徴とする。
【0025】パーキングレンジ及び中立レンジで、オイ
ルポンプから出たライン圧が第1スイッチバルブの第3
ポートを通じて第7ポートに供給されて第2摩擦要素が
作動し、第2ソレノイドバルブがトランスミッション制
御ユニットによってオフ状態にデューティ制御されて第
5スイッチバルブの第2ポートを経て第4ポートに供給
され、この液圧は第4スイッチバルブの第3ポートを通
じて第4ポートに供給されて第7摩擦要素が作動するこ
とを特徴とする。
ルポンプから出たライン圧が第1スイッチバルブの第3
ポートを通じて第7ポートに供給されて第2摩擦要素が
作動し、第2ソレノイドバルブがトランスミッション制
御ユニットによってオフ状態にデューティ制御されて第
5スイッチバルブの第2ポートを経て第4ポートに供給
され、この液圧は第4スイッチバルブの第3ポートを通
じて第4ポートに供給されて第7摩擦要素が作動するこ
とを特徴とする。
【0026】後進レンジでは、第2、第7摩擦要素が作
動している状態でマニュアルバルブの後進圧管路を通じ
て第3ソレノイドバルブに供給され、この第3ソレノイ
ドバルブがトランスミッション制御ユニットによってデ
ューティ制御されることにより第3摩擦要素に直接液圧
が供給されて第3摩擦要素がさらに作動することを特徴
とする。
動している状態でマニュアルバルブの後進圧管路を通じ
て第3ソレノイドバルブに供給され、この第3ソレノイ
ドバルブがトランスミッション制御ユニットによってデ
ューティ制御されることにより第3摩擦要素に直接液圧
が供給されて第3摩擦要素がさらに作動することを特徴
とする。
【0027】オーバドライブオン状態の中立レンジから
走行レンジ1速への変速は、第2摩擦要素が作動してい
る状態でマニュアルバルブを通じて出るドライブ圧が第
1スイッチバルブを通じて第1摩擦要素をさらに作動さ
せ、またトランスミッション制御ユニットによって制御
される第2ソレノイドバルブがオン状態に制御されなが
ら第7摩擦要素の作動が解除されることを特徴とする。
走行レンジ1速への変速は、第2摩擦要素が作動してい
る状態でマニュアルバルブを通じて出るドライブ圧が第
1スイッチバルブを通じて第1摩擦要素をさらに作動さ
せ、またトランスミッション制御ユニットによって制御
される第2ソレノイドバルブがオン状態に制御されなが
ら第7摩擦要素の作動が解除されることを特徴とする。
【0028】オーバドライブオン状態の走行レンジ1速
から2速への変速は、第1、第2摩擦要素が作動してい
る状態でトランスミッション制御ユニットによって制御
される第2ソレノイドバルブがオフされることにより第
6摩擦要素をさらに制御することを特徴とする。
から2速への変速は、第1、第2摩擦要素が作動してい
る状態でトランスミッション制御ユニットによって制御
される第2ソレノイドバルブがオフされることにより第
6摩擦要素をさらに制御することを特徴とする。
【0029】オーバドライブオン状態の走行レンジ2速
から3速への変速の時には、第1、第2ソレノイドバル
ブがオフ状態になって第1、第2、第6摩擦要素が作動
している状態でトランスミッション制御ユニットによっ
て第3ソレノイドバルブがオフされて第3摩擦要素をさ
らに制御することを特徴とする。
から3速への変速の時には、第1、第2ソレノイドバル
ブがオフ状態になって第1、第2、第6摩擦要素が作動
している状態でトランスミッション制御ユニットによっ
て第3ソレノイドバルブがオフされて第3摩擦要素をさ
らに制御することを特徴とする。
【0030】オーバドライブオン状態の走行レンジ3速
から4速への変速時に第1、第2、第3、第6摩擦要素
が作動している状態でトランスミッション制御ユニット
によって制御される第1ソレノイドバルブがオン状態に
デューティ制御されて第2摩擦要素の作動を解除し、第
4ソレノイドバルブがオフ状態にデューティ制御されて
第5摩擦要素を制御することを特徴とする。
から4速への変速時に第1、第2、第3、第6摩擦要素
が作動している状態でトランスミッション制御ユニット
によって制御される第1ソレノイドバルブがオン状態に
デューティ制御されて第2摩擦要素の作動を解除し、第
4ソレノイドバルブがオフ状態にデューティ制御されて
第5摩擦要素を制御することを特徴とする。
【0031】オーバドライブオフ状態の走行レンジ1速
から2速への変速時に第1、第2摩擦要素が作動してい
る状態でトランスミッション制御ユニットによって制御
される第2ソレノイドバルブがオフされて第6摩擦要素
が作動するとともに第1ソレノイドバルブがオン状態に
制御されて第2摩擦要素の作動が解除されることを特徴
とする。
から2速への変速時に第1、第2摩擦要素が作動してい
る状態でトランスミッション制御ユニットによって制御
される第2ソレノイドバルブがオフされて第6摩擦要素
が作動するとともに第1ソレノイドバルブがオン状態に
制御されて第2摩擦要素の作動が解除されることを特徴
とする。
【0032】オーバドライブオフ状態の走行レンジ2速
から3速への変速時に第1、第6摩擦要素が作動してい
る状態でトランスミッション制御ユニットによって第
1、第3ソレノイドバルブがオフ状態に制御されて第
2、第3摩擦要素が作動することを特徴とする。
から3速への変速時に第1、第6摩擦要素が作動してい
る状態でトランスミッション制御ユニットによって第
1、第3ソレノイドバルブがオフ状態に制御されて第
2、第3摩擦要素が作動することを特徴とする。
【0033】2レンジ1速から2速への変速時に第1、
第2摩擦要素が作動している状態でトランスミッション
制御ユニットによって制御される第2、第4ソレノイド
バルブがオフ状態に制御されて第6、第4摩擦要素が作
動することを特徴とする。
第2摩擦要素が作動している状態でトランスミッション
制御ユニットによって制御される第2、第4ソレノイド
バルブがオフ状態に制御されて第6、第4摩擦要素が作
動することを特徴とする。
【0034】走行レンジ1速からLレンジへの変速時に
第1、第2摩擦要素が作動している状態でトランスミッ
ション制御ユニットによって制御される第2ソレノイド
バルブをオフ状態に制御することにより第7摩擦要素が
さらに作動することを特徴とする。
第1、第2摩擦要素が作動している状態でトランスミッ
ション制御ユニットによって制御される第2ソレノイド
バルブをオフ状態に制御することにより第7摩擦要素が
さらに作動することを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明による好ましい実施
の形態を添付図面に基づいてより詳しく説明する。図1
は、本発明の実施の形態による液圧回路図を概略的に示
した図面であって、シフトレバーをもって中立レンジを
選択した状態の液圧制御システムを示している。この液
圧制御システムは、エンジンのクランク軸と変速機との
間に位置して動力を伝達するトルクコンバータ2と;前
記トルクコンバータ2のポンプドライブハブに設置され
て共に回転する駆動ギヤ及びこの駆動ギヤに歯車結合さ
れた被動ギヤを有するオイルポンプ4と;前記オイルポ
ンプ4で生成された液圧を摩擦要素を制御するため一定
圧に変換させる圧力調節バルブ6と;前記オイルポンプ
4で生成された液圧を変化させてトルクコンバータ2の
ダンパクラッチを作動/非作動させるコンバータクラッ
チレギュレータバルブ8と;運転者の意志のとおり所定
の変速段を具現するためにシフトレバーと連動して圧力
調節バルブ6の液圧を供給されて各摩擦要素に伝達する
ためのマニュアルバルブ12と;前記圧力調節バルブ6
で調節された液圧及びマニュアルバルブ12を通じて供
給される液圧を選択的に供給されて作動が行われる多数
の摩擦要素と;前記摩擦要素にオイルポンプ4から出る
ライン圧又はマニュアルバルブ12を経て出るドライブ
圧をトランスミッション制御ユニットによってデューテ
ィ制御して摩擦要素に選択的に供給するため多数のソレ
ノイドバルブからなる摩擦要素制御部Aと;前記摩擦要
素制御部Aによって制御された圧を摩擦要素に選択的に
供給するための多数のスイッチバルブと;からなってい
る。
の形態を添付図面に基づいてより詳しく説明する。図1
は、本発明の実施の形態による液圧回路図を概略的に示
した図面であって、シフトレバーをもって中立レンジを
選択した状態の液圧制御システムを示している。この液
圧制御システムは、エンジンのクランク軸と変速機との
間に位置して動力を伝達するトルクコンバータ2と;前
記トルクコンバータ2のポンプドライブハブに設置され
て共に回転する駆動ギヤ及びこの駆動ギヤに歯車結合さ
れた被動ギヤを有するオイルポンプ4と;前記オイルポ
ンプ4で生成された液圧を摩擦要素を制御するため一定
圧に変換させる圧力調節バルブ6と;前記オイルポンプ
4で生成された液圧を変化させてトルクコンバータ2の
ダンパクラッチを作動/非作動させるコンバータクラッ
チレギュレータバルブ8と;運転者の意志のとおり所定
の変速段を具現するためにシフトレバーと連動して圧力
調節バルブ6の液圧を供給されて各摩擦要素に伝達する
ためのマニュアルバルブ12と;前記圧力調節バルブ6
で調節された液圧及びマニュアルバルブ12を通じて供
給される液圧を選択的に供給されて作動が行われる多数
の摩擦要素と;前記摩擦要素にオイルポンプ4から出る
ライン圧又はマニュアルバルブ12を経て出るドライブ
圧をトランスミッション制御ユニットによってデューテ
ィ制御して摩擦要素に選択的に供給するため多数のソレ
ノイドバルブからなる摩擦要素制御部Aと;前記摩擦要
素制御部Aによって制御された圧を摩擦要素に選択的に
供給するための多数のスイッチバルブと;からなってい
る。
【0036】さらに、前記オイルポンプ4の吐出口側に
は中立レンジ及び後進レンジそしてモードが後進レンジ
に変換される際、ライン圧を適切に変化させることがで
きる圧力調節バルブ6が連結される構造からなってい
る。この圧力調節バルブ6は液圧管路を通じてトルクコ
ンバータ2に液圧を供給するクラッチレギュレータバル
ブ8と連結され、この液圧管路上には液圧を供給したり
又は遮断することができるコンバータフィードバルブ1
0が配置される。さらに前記クラッチレギュレータバル
ブ8はトランスミッション制御ユニットTCUによって
制御される第6ソレノイドバルブS6によってオイルポ
ンプ4から出る管路と連結されてこの管路を通じて供給
される液圧を選択的にコンバータクラッチレギュレータ
バルブ8に供給してバルブスプールの位置を変化させる
ことによりトルクコンバータ2と連結される管路が選択
的に連通されてダンパクラッチの作動/非作動が行われ
ることになる。
は中立レンジ及び後進レンジそしてモードが後進レンジ
に変換される際、ライン圧を適切に変化させることがで
きる圧力調節バルブ6が連結される構造からなってい
る。この圧力調節バルブ6は液圧管路を通じてトルクコ
ンバータ2に液圧を供給するクラッチレギュレータバル
ブ8と連結され、この液圧管路上には液圧を供給したり
又は遮断することができるコンバータフィードバルブ1
0が配置される。さらに前記クラッチレギュレータバル
ブ8はトランスミッション制御ユニットTCUによって
制御される第6ソレノイドバルブS6によってオイルポ
ンプ4から出る管路と連結されてこの管路を通じて供給
される液圧を選択的にコンバータクラッチレギュレータ
バルブ8に供給してバルブスプールの位置を変化させる
ことによりトルクコンバータ2と連結される管路が選択
的に連通されてダンパクラッチの作動/非作動が行われ
ることになる。
【0037】前記圧力調節バルブ6はトランスミッショ
ン制御ユニットTCUによって制御される第5ソレノイ
ドバルブS5と液圧管路で連結される構造からなってい
る。さらに前記第5ソレノイドバルブS5はオイルポン
プ4から出るライン圧管路と連結されて液圧を供給され
る構造からなっている。また、オイルポンプ4から出る
ライン圧管路をさらに延長してマニュアルバルブ12に
連結して液圧を供給し、このマニュアルバルブ12にラ
イン圧が供給されてドライブ圧及び後進圧管路が前記圧
力調節バルブ6と連結される構造からなっている。
ン制御ユニットTCUによって制御される第5ソレノイ
ドバルブS5と液圧管路で連結される構造からなってい
る。さらに前記第5ソレノイドバルブS5はオイルポン
プ4から出るライン圧管路と連結されて液圧を供給され
る構造からなっている。また、オイルポンプ4から出る
ライン圧管路をさらに延長してマニュアルバルブ12に
連結して液圧を供給し、このマニュアルバルブ12にラ
イン圧が供給されてドライブ圧及び後進圧管路が前記圧
力調節バルブ6と連結される構造からなっている。
【0038】前記圧力調節バルブ6は、マニュアルバル
ブ12に供給されるライン圧及び後進圧が各変速時に適
正な圧力を維持するようにし、これはトランスミッショ
ン制御ユニットTCUによって負荷程度に応じて制御さ
れる第5ソレノイドバルブS5がデューティ制御される
とともにマニュアルバルブ12に供給される液圧の圧力
を変化させる。
ブ12に供給されるライン圧及び後進圧が各変速時に適
正な圧力を維持するようにし、これはトランスミッショ
ン制御ユニットTCUによって負荷程度に応じて制御さ
れる第5ソレノイドバルブS5がデューティ制御される
とともにマニュアルバルブ12に供給される液圧の圧力
を変化させる。
【0039】さらにオイルポンプ4から出るライン圧及
びマニュアルバルブ12を経て出るドライブ圧によって
直接制御されたり又は摩擦要素制御部A及び多数のスイ
ッチバルブの制御によって各変速段別に作動する多数の
摩擦要素がドライブ圧、2レンジ圧、Lレンジ圧そして
後進圧管路に連結されている。このような摩擦要素は、
図2に示されているように、ドライブオン状態の走行レ
ンジ1速、2速、3速、4速そしてドライブオフ状態の
走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1速、2速、L
レンジで作動し、パーキングレンジ及び中立レンジそし
て後進レンジで非作動する第1摩擦要素C1と;パーキ
ングレンジ及び中立レンジそして後進レンジドライブオ
ン状態の走行レンジ1速、2速、3速、ドライブオフ状
態の走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1速、2
速、Lレンジで作動し、ドライブオン状態の走行レンジ
4速で非作動する第2摩擦要素B4と;後進レンジ及び
ドライブオン状態の3速、4速そしてドライブオフ状態
の3速で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジ、ド
ライブオン状態の走行レンジ1速、2速そしてドライブ
オフ状態の1速、2速及び2レンジ1速、2速、Lレン
ジで非作動する第3摩擦要素C2と;2レンジ2速のみ
で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジそして後進
レンジ及び走行レンジの全変速段で非作動する第4摩擦
要素B3と;ドライブオン状態の走行レンジ4速で作動
し、これを除外したパーキングレンジ及び中立レンジそ
して後進レンジ及び走行レンジの全変速段で非作動する
第5摩擦要素C3と;ドライブオン状態の走行レンジ2
速、3速、4速、ドライブオフ状態の2速、3速、2レ
ンジ2速で作動し、パーキングレンジそして中立レンジ
及び後進レンジ、ドライブオン状態の走行レンジ1速、
ドライブオフ状態の1速、2レンジ1速、Lレンジで非
作動する第6摩擦要素B2と;パーキングレンジ及び中
立レンジそして後進レンジとLレンジで作動し、ドライ
ブオン、オフ状態の走行レンジ及び2レンジの全変速段
で非作動する第7摩擦要素B1と;からなっている。
びマニュアルバルブ12を経て出るドライブ圧によって
直接制御されたり又は摩擦要素制御部A及び多数のスイ
ッチバルブの制御によって各変速段別に作動する多数の
摩擦要素がドライブ圧、2レンジ圧、Lレンジ圧そして
後進圧管路に連結されている。このような摩擦要素は、
図2に示されているように、ドライブオン状態の走行レ
ンジ1速、2速、3速、4速そしてドライブオフ状態の
走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1速、2速、L
レンジで作動し、パーキングレンジ及び中立レンジそし
て後進レンジで非作動する第1摩擦要素C1と;パーキ
ングレンジ及び中立レンジそして後進レンジドライブオ
ン状態の走行レンジ1速、2速、3速、ドライブオフ状
態の走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1速、2
速、Lレンジで作動し、ドライブオン状態の走行レンジ
4速で非作動する第2摩擦要素B4と;後進レンジ及び
ドライブオン状態の3速、4速そしてドライブオフ状態
の3速で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジ、ド
ライブオン状態の走行レンジ1速、2速そしてドライブ
オフ状態の1速、2速及び2レンジ1速、2速、Lレン
ジで非作動する第3摩擦要素C2と;2レンジ2速のみ
で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジそして後進
レンジ及び走行レンジの全変速段で非作動する第4摩擦
要素B3と;ドライブオン状態の走行レンジ4速で作動
し、これを除外したパーキングレンジ及び中立レンジそ
して後進レンジ及び走行レンジの全変速段で非作動する
第5摩擦要素C3と;ドライブオン状態の走行レンジ2
速、3速、4速、ドライブオフ状態の2速、3速、2レ
ンジ2速で作動し、パーキングレンジそして中立レンジ
及び後進レンジ、ドライブオン状態の走行レンジ1速、
ドライブオフ状態の1速、2レンジ1速、Lレンジで非
作動する第6摩擦要素B2と;パーキングレンジ及び中
立レンジそして後進レンジとLレンジで作動し、ドライ
ブオン、オフ状態の走行レンジ及び2レンジの全変速段
で非作動する第7摩擦要素B1と;からなっている。
【0040】さらに前記摩擦要素制御部Aはトランスミ
ッション制御ユニットTCUによって制御される多数の
ソレノイドバルブからなっている。前記ソレノイドバル
ブは、マニュアルバルブ12のドライブ圧管路と連結さ
れてトランスミッション制御ユニットTCUのデューテ
ィ制御によって第1、第2摩擦要素C1、B4を選択的
に作動又は非作動させる第1ソレノイドバルブS1と;
オイルポンプ4から出るライン圧管路と連結されて第6
摩擦要素B2及び第7摩擦要素B1をトランスミッショ
ン制御ユニットTCUのデューティ制御によって選択的
に作動又は非作動させる第2ソレノイドバルブS2と;
マニュアルバルブ12のドライブ圧管路と連結されてト
ランスミッション制御ユニットTCUのデューティ制御
によって第3摩擦要素C2を選択的に作動又は非作動さ
せる第3ソレノイドバルブS3と;マニュアルバルブ1
2から出るドライブ圧管路と連結されてトランスミッシ
ョン制御ユニットTCUのデューティ制御によって第4
摩擦要素B3及び第5摩擦要素C3を選択的に作動又は
非作動させる第4ソレノイドバルブS4と;からなって
いる。
ッション制御ユニットTCUによって制御される多数の
ソレノイドバルブからなっている。前記ソレノイドバル
ブは、マニュアルバルブ12のドライブ圧管路と連結さ
れてトランスミッション制御ユニットTCUのデューテ
ィ制御によって第1、第2摩擦要素C1、B4を選択的
に作動又は非作動させる第1ソレノイドバルブS1と;
オイルポンプ4から出るライン圧管路と連結されて第6
摩擦要素B2及び第7摩擦要素B1をトランスミッショ
ン制御ユニットTCUのデューティ制御によって選択的
に作動又は非作動させる第2ソレノイドバルブS2と;
マニュアルバルブ12のドライブ圧管路と連結されてト
ランスミッション制御ユニットTCUのデューティ制御
によって第3摩擦要素C2を選択的に作動又は非作動さ
せる第3ソレノイドバルブS3と;マニュアルバルブ1
2から出るドライブ圧管路と連結されてトランスミッシ
ョン制御ユニットTCUのデューティ制御によって第4
摩擦要素B3及び第5摩擦要素C3を選択的に作動又は
非作動させる第4ソレノイドバルブS4と;からなって
いる。
【0041】前記ソレノイドバルブは、図3に示されて
いるように、バルブの外観をなしながら多数の液圧ポー
トが形成され、前記マニュアルバルブ12のドライブ圧
管路又はオイルポンプ4から出るライン圧管路と連結さ
れる第1ポート50と、前記第1ポート50に供給され
た液圧を所定の摩擦要素を制御するため排出する第2ポ
ート52と、前記第2ポート52と連結される管路を分
肢してバルブ体54の先端部にリターンさせるリターン
管路56を含みこのリターン管路56と連結される第3
ポート58と、第2ポート52に供給された液圧を排出
するための排出ポート60を含むバルブ体54と;前記
バルブ体54にスライド可能に挿入され第3ポート58
に供給される液圧によってバルブスプールを移動させる
ことができるように形成される第1ランド62と、前記
第1ランド62と所定の距離をおいて離れて固定され第
1ポート50と第2ポート52を選択的に開閉する第2
ランド64と、また、第2ランド64と所定の距離をお
いて離れて固定され第2ポート52と排出ポート60を
選択的に開閉する第3ランド66とを含むバルブスプー
ル68と;前記バルブ体54内にバルブスプール68の
一側を弾支して固定配置され弾性力を有する弾性部材7
0と、前記バルブスプール68の外周に固定配置されト
ランスミッション制御ユニットTCUによって制御され
るソレノイド72とからなっている。
いるように、バルブの外観をなしながら多数の液圧ポー
トが形成され、前記マニュアルバルブ12のドライブ圧
管路又はオイルポンプ4から出るライン圧管路と連結さ
れる第1ポート50と、前記第1ポート50に供給され
た液圧を所定の摩擦要素を制御するため排出する第2ポ
ート52と、前記第2ポート52と連結される管路を分
肢してバルブ体54の先端部にリターンさせるリターン
管路56を含みこのリターン管路56と連結される第3
ポート58と、第2ポート52に供給された液圧を排出
するための排出ポート60を含むバルブ体54と;前記
バルブ体54にスライド可能に挿入され第3ポート58
に供給される液圧によってバルブスプールを移動させる
ことができるように形成される第1ランド62と、前記
第1ランド62と所定の距離をおいて離れて固定され第
1ポート50と第2ポート52を選択的に開閉する第2
ランド64と、また、第2ランド64と所定の距離をお
いて離れて固定され第2ポート52と排出ポート60を
選択的に開閉する第3ランド66とを含むバルブスプー
ル68と;前記バルブ体54内にバルブスプール68の
一側を弾支して固定配置され弾性力を有する弾性部材7
0と、前記バルブスプール68の外周に固定配置されト
ランスミッション制御ユニットTCUによって制御され
るソレノイド72とからなっている。
【0042】前記スイッチバルブは、前記第1ソレノイ
ドバルブS1から出る液圧を入力されて第1、第2摩擦
要素C1、B4を選択的に制御することができるように
液圧を供給し、オイルポンプ4から出るライン圧管路を
通じて液圧を供給されて第2摩擦要素B4に選択的に液
圧を供給するとともにこの管路の一側を分肢してバルブ
スプールを移動させることができるようにし、マニュア
ルバルブ12のドライブ圧管路を通じて液圧を供給され
て第1摩擦要素C1を選択的に制御するように構成され
る第1スイッチバルブ100と、第4ソレノイドバルブ
S4から出る液圧を供給され、この液圧が第4摩擦要素
B3、第5摩擦要素C3を選択的に作用させることがで
きるようにマニュアルバルブ12から出る2レンジ圧を
入力されてバルブスプールを連動させることができるよ
うにし、また、第3ソレノイドバルブを通じて出る液圧
管路と連結されてこれを通ずる液圧によってバルブスプ
ールを移動させることができるようにする第2スイッチ
バルブ102と、第1スイッチバルブ100と第2摩擦
要素B4を連結する管路を分肢してこの分肢管路と連結
されこの分肢管路を通じて供給される液圧によってバル
ブスプールが移動し第2スイッチバルブ102から出る
液圧を入力されて第5摩擦要素C3を選択的に制御する
第3スイッチバルブ104と、第5スイッチバルブ10
8から出る液圧及び第3ソレノイドバルブS3と第2ス
イッチバルブ102を連結する管路を分肢してこの分肢
管路を通じた液圧を入力されてバルブスプールを移動さ
せ第5スイッチバルブS5から出るまた他の液圧管路を
通じて液圧を入力されて第7摩擦要素B1を作動させる
第4スイッチバルブ106と、マニュアルバルブ12か
ら出るドライブ圧管路及びマニュアルバルブ12から出
るLレンジ管路を通じて液圧を入力されてバルブスプー
ルを移動させることができるようにし、第2ソレノイド
バルブS2を通じて供給される液圧を第6摩擦要素B1
又は第7摩擦要素B2に供給して選択的に作動が行われ
るようにする第5スイッチバルブ108を含んでなって
いる。
ドバルブS1から出る液圧を入力されて第1、第2摩擦
要素C1、B4を選択的に制御することができるように
液圧を供給し、オイルポンプ4から出るライン圧管路を
通じて液圧を供給されて第2摩擦要素B4に選択的に液
圧を供給するとともにこの管路の一側を分肢してバルブ
スプールを移動させることができるようにし、マニュア
ルバルブ12のドライブ圧管路を通じて液圧を供給され
て第1摩擦要素C1を選択的に制御するように構成され
る第1スイッチバルブ100と、第4ソレノイドバルブ
S4から出る液圧を供給され、この液圧が第4摩擦要素
B3、第5摩擦要素C3を選択的に作用させることがで
きるようにマニュアルバルブ12から出る2レンジ圧を
入力されてバルブスプールを連動させることができるよ
うにし、また、第3ソレノイドバルブを通じて出る液圧
管路と連結されてこれを通ずる液圧によってバルブスプ
ールを移動させることができるようにする第2スイッチ
バルブ102と、第1スイッチバルブ100と第2摩擦
要素B4を連結する管路を分肢してこの分肢管路と連結
されこの分肢管路を通じて供給される液圧によってバル
ブスプールが移動し第2スイッチバルブ102から出る
液圧を入力されて第5摩擦要素C3を選択的に制御する
第3スイッチバルブ104と、第5スイッチバルブ10
8から出る液圧及び第3ソレノイドバルブS3と第2ス
イッチバルブ102を連結する管路を分肢してこの分肢
管路を通じた液圧を入力されてバルブスプールを移動さ
せ第5スイッチバルブS5から出るまた他の液圧管路を
通じて液圧を入力されて第7摩擦要素B1を作動させる
第4スイッチバルブ106と、マニュアルバルブ12か
ら出るドライブ圧管路及びマニュアルバルブ12から出
るLレンジ管路を通じて液圧を入力されてバルブスプー
ルを移動させることができるようにし、第2ソレノイド
バルブS2を通じて供給される液圧を第6摩擦要素B1
又は第7摩擦要素B2に供給して選択的に作動が行われ
るようにする第5スイッチバルブ108を含んでなって
いる。
【0043】前記第1スイッチバルブ100は、図4に
示されているように、バルブ本体の一側に収納空間を形
成し、マニュアルバルブ12のドライブ圧管路と連結さ
れる管路が先端部に連結される第1ポート150と、第
1ソレノイドバルブS1を通じて出る液圧管路と連結さ
れる第2ポート152と、オイルポンプ4から出るライ
ン圧管路と連結される第3ポート154と、前記第3ポ
ート154に連結される管路を分肢してライン圧が供給
されるように連結されてこれを通じた液圧によってバル
ブスプールの位置を変化させることができる第4ポート
156と、前記第1ポート150に供給された液圧を第
1摩擦要素C1に作用するようにするための第5ポート
158と、前記第5ポート158と連結され前記第2ポ
ート152を通じて第1摩擦要素150を作動させるた
め連結される第6ポート160と、前記第2ポート15
2及び第3ポート154を通じて選択的に第2摩擦要素
B4を作動させるため液圧管路に連結される第7ポート
162を含むバルブ体164と;前記バルブ体164に
スライド移動可能に内装され第1ポート150に供給さ
れた液圧が作用してバルブスプールを移動させる第1ラ
ンド166と、前記第1ランド166と所定の距離をお
いて離れて固定され第2ポート152に供給された液圧
を第6ポート160及び第7ポート162に選択的に供
給するための第2ランド168と、前記第2ランド16
8と所定の距離をおいて離れて固定され第3ポート15
4に供給された液圧を第7ポート162に供給させたり
又は遮断させる第3ランド170とからなるバルブスプ
ール172と;を含んでいる。前記バルブスプールのラ
ンドは、その断面積において、第1、第2ランド16
6、168に比して第3ランド170が小さくなされる
構造からなっている。
示されているように、バルブ本体の一側に収納空間を形
成し、マニュアルバルブ12のドライブ圧管路と連結さ
れる管路が先端部に連結される第1ポート150と、第
1ソレノイドバルブS1を通じて出る液圧管路と連結さ
れる第2ポート152と、オイルポンプ4から出るライ
ン圧管路と連結される第3ポート154と、前記第3ポ
ート154に連結される管路を分肢してライン圧が供給
されるように連結されてこれを通じた液圧によってバル
ブスプールの位置を変化させることができる第4ポート
156と、前記第1ポート150に供給された液圧を第
1摩擦要素C1に作用するようにするための第5ポート
158と、前記第5ポート158と連結され前記第2ポ
ート152を通じて第1摩擦要素150を作動させるた
め連結される第6ポート160と、前記第2ポート15
2及び第3ポート154を通じて選択的に第2摩擦要素
B4を作動させるため液圧管路に連結される第7ポート
162を含むバルブ体164と;前記バルブ体164に
スライド移動可能に内装され第1ポート150に供給さ
れた液圧が作用してバルブスプールを移動させる第1ラ
ンド166と、前記第1ランド166と所定の距離をお
いて離れて固定され第2ポート152に供給された液圧
を第6ポート160及び第7ポート162に選択的に供
給するための第2ランド168と、前記第2ランド16
8と所定の距離をおいて離れて固定され第3ポート15
4に供給された液圧を第7ポート162に供給させたり
又は遮断させる第3ランド170とからなるバルブスプ
ール172と;を含んでいる。前記バルブスプールのラ
ンドは、その断面積において、第1、第2ランド16
6、168に比して第3ランド170が小さくなされる
構造からなっている。
【0044】そして第2スイッチバルブ102は、図5
に示されているように、マニュアルバルブ12の2レン
ジ管路と連結されこの液圧によってバルブスプールを移
動させてポート変換が行われることができるように液圧
が供給される第1ポート200と、第4ソレノイドバル
ブS4を通じて液圧が供給される第2ポート202と、
第3ソレノイドバルブS3を通じて液圧が供給されこの
液圧によってバルブスプールの位置を変化させてポート
変換が行われることができるようにする第3ポート20
4と、前記第2ポート202に供給された液圧を供給さ
れて第3スイッチバルブ104を通じて第5摩擦要素C
3を制御する第4ポート206と、前記第2ポート20
2を通じて液圧を供給されて選択的に第4摩擦要素B3
を制御する第5ポート208と、第4ポート206に供
給された液圧を排出するための排出ポート210と、前
記第5ポート208に供給された液圧を排出するための
他の排出ポート212とを形成するバルブ体214と;
前記バルブ体214の内部にスライド可能に配置され第
1ポート200に供給された液圧の圧力によってバルブ
スプールが移動可能に形成される第1ランド216と、
前記第1ランド216と所定の距離をおいて離れて配置
され前記第4ポート206とこのポートに供給された液
圧を排出するための排出ポート210を選択的に開放し
また第2ポート202と第4ポート206を選択的に開
放するための第2ランド218と、前記第2ランド21
8と所定の距離をおいて離れて配置され第2ポート20
2に供給された液圧を供給される第5ポート208及び
第5ポート208に供給された液圧を排出する排出ポー
ト212を選択的に開放するための第3ランド220
と、前記第3ランド220と所定の距離をおいて離れて
固定され第3ポート204に供給された液圧の圧力を受
けてバルブスプールの位置を変化させるための第4ラン
ド222とを形成するバルブスプール224と;からな
る。さらに、前記バルブスプール224に形成されたラ
ンドは、第2、第3、第4ランド218、220、22
2の断面積に比して第1ランド216の断面積が小さく
なされる構造からなっている。また、第4ランド222
に弾性力を加えるように弾性部材221が介される構造
からなっている。
に示されているように、マニュアルバルブ12の2レン
ジ管路と連結されこの液圧によってバルブスプールを移
動させてポート変換が行われることができるように液圧
が供給される第1ポート200と、第4ソレノイドバル
ブS4を通じて液圧が供給される第2ポート202と、
第3ソレノイドバルブS3を通じて液圧が供給されこの
液圧によってバルブスプールの位置を変化させてポート
変換が行われることができるようにする第3ポート20
4と、前記第2ポート202に供給された液圧を供給さ
れて第3スイッチバルブ104を通じて第5摩擦要素C
3を制御する第4ポート206と、前記第2ポート20
2を通じて液圧を供給されて選択的に第4摩擦要素B3
を制御する第5ポート208と、第4ポート206に供
給された液圧を排出するための排出ポート210と、前
記第5ポート208に供給された液圧を排出するための
他の排出ポート212とを形成するバルブ体214と;
前記バルブ体214の内部にスライド可能に配置され第
1ポート200に供給された液圧の圧力によってバルブ
スプールが移動可能に形成される第1ランド216と、
前記第1ランド216と所定の距離をおいて離れて配置
され前記第4ポート206とこのポートに供給された液
圧を排出するための排出ポート210を選択的に開放し
また第2ポート202と第4ポート206を選択的に開
放するための第2ランド218と、前記第2ランド21
8と所定の距離をおいて離れて配置され第2ポート20
2に供給された液圧を供給される第5ポート208及び
第5ポート208に供給された液圧を排出する排出ポー
ト212を選択的に開放するための第3ランド220
と、前記第3ランド220と所定の距離をおいて離れて
固定され第3ポート204に供給された液圧の圧力を受
けてバルブスプールの位置を変化させるための第4ラン
ド222とを形成するバルブスプール224と;からな
る。さらに、前記バルブスプール224に形成されたラ
ンドは、第2、第3、第4ランド218、220、22
2の断面積に比して第1ランド216の断面積が小さく
なされる構造からなっている。また、第4ランド222
に弾性力を加えるように弾性部材221が介される構造
からなっている。
【0045】第3スイッチバルブ104は、図6に示さ
れているように、バルブ本体の内部に収納空間が形成さ
れ第1スイッチバルブ100の第7ポート162を連結
する管路と連結されバルブスプールを移動させることが
できるように液圧が供給される第1ポート250と、第
4ソレノイドバルブS4と第2スイッチバルブ102の
第4ポート206と連結されて液圧を供給される第2ポ
ート252と、前記第2ポート252を通じて液圧を供
給されて第5摩擦要素C3を制御する第3ポート254
と、前記第3ポート254に供給された液圧を排出する
ための排出ポート256とが形成されるバルブ体258
と;第1ポート250を通じて供給された液圧によって
バルブスプールを変化させる第1ランド260と、前記
第1ランド260と所定の距離をおいて離れて配置され
第2ポート252と第3ポート254そして第3ポート
254と排出ポート256を選択的に開放するための第
2ランド262とを含むバルブスプール264と;前記
バルブスプール264の第2ランド262側を弾支して
第1ポート250に供給された液圧が第1ランド260
を加圧する力の方向と対向するように配置される弾性部
材266と;からなっている。
れているように、バルブ本体の内部に収納空間が形成さ
れ第1スイッチバルブ100の第7ポート162を連結
する管路と連結されバルブスプールを移動させることが
できるように液圧が供給される第1ポート250と、第
4ソレノイドバルブS4と第2スイッチバルブ102の
第4ポート206と連結されて液圧を供給される第2ポ
ート252と、前記第2ポート252を通じて液圧を供
給されて第5摩擦要素C3を制御する第3ポート254
と、前記第3ポート254に供給された液圧を排出する
ための排出ポート256とが形成されるバルブ体258
と;第1ポート250を通じて供給された液圧によって
バルブスプールを変化させる第1ランド260と、前記
第1ランド260と所定の距離をおいて離れて配置され
第2ポート252と第3ポート254そして第3ポート
254と排出ポート256を選択的に開放するための第
2ランド262とを含むバルブスプール264と;前記
バルブスプール264の第2ランド262側を弾支して
第1ポート250に供給された液圧が第1ランド260
を加圧する力の方向と対向するように配置される弾性部
材266と;からなっている。
【0046】第4スイッチバルブ106は、図7に示さ
れているように、第2ソレノイドバルブS2から液圧が
吐出されて第5スイッチバルブ108を経て供給される
管路と連結されてバルブスプールの位置を変化させる第
1ポート300と、第3ソレノイドバルブS3と第2ス
イッチバルブ102の第3ポート204に供給される管
路を分肢してこの管路と連結されて液圧を供給されてバ
ルブスプールを変化させる第2ポート302と、第5ス
イッチバルブ108から出る液圧管路と連結される第3
ポート304と、前記第3ポート304に連結された管
路を通じて液圧が供給され第7摩擦要素B1を制御する
ための第4ポート306と、前記第4ポート306に供
給された液圧を排出するための排出ポート308とから
なるバルブ体310と;前記第1ポート300に供給さ
れた液圧によってバルブスプールが移動可能な第1ラン
ド312と、前記第1ランド312と所定の距離をおい
て離れて配置され第2ポート302及び第3ポート30
4を選択的に閉鎖し第3ポート304と第4ポート30
6を必要に応じて連通させる第2ランド314と、前記
第2ランド314と所定の距離をおいて離れて配置され
第4ポート306と排出ポート308を選択的に連通さ
せる第3ランド316とを含むバルブスプール318
と;前記第3ランド316を弾支して第1ランド300
側から供給される液圧の圧力に対向する弾性部材320
と;を含んでなる。前記バルブスプール318のランド
は、第2、第3ランド314、316の断面積に比して
第1ランド312の断面積が小さくなされている。
れているように、第2ソレノイドバルブS2から液圧が
吐出されて第5スイッチバルブ108を経て供給される
管路と連結されてバルブスプールの位置を変化させる第
1ポート300と、第3ソレノイドバルブS3と第2ス
イッチバルブ102の第3ポート204に供給される管
路を分肢してこの管路と連結されて液圧を供給されてバ
ルブスプールを変化させる第2ポート302と、第5ス
イッチバルブ108から出る液圧管路と連結される第3
ポート304と、前記第3ポート304に連結された管
路を通じて液圧が供給され第7摩擦要素B1を制御する
ための第4ポート306と、前記第4ポート306に供
給された液圧を排出するための排出ポート308とから
なるバルブ体310と;前記第1ポート300に供給さ
れた液圧によってバルブスプールが移動可能な第1ラン
ド312と、前記第1ランド312と所定の距離をおい
て離れて配置され第2ポート302及び第3ポート30
4を選択的に閉鎖し第3ポート304と第4ポート30
6を必要に応じて連通させる第2ランド314と、前記
第2ランド314と所定の距離をおいて離れて配置され
第4ポート306と排出ポート308を選択的に連通さ
せる第3ランド316とを含むバルブスプール318
と;前記第3ランド316を弾支して第1ランド300
側から供給される液圧の圧力に対向する弾性部材320
と;を含んでなる。前記バルブスプール318のランド
は、第2、第3ランド314、316の断面積に比して
第1ランド312の断面積が小さくなされている。
【0047】第5スイッチバルブ108は、図8に示さ
れているように、マニュアルバルブ12から出るドライ
ブ圧管路と連結されてこの管路を通じて供給される液圧
によってバルブスプールを移動させることができる第1
ポート350と、第2ソレノイドバルブS2と連結され
る管路を通じて液圧が供給される第2ポート352と、
マニュアルバルブ12のLレンジ管路と連結され第1ポ
ート350に供給された液圧によってバルブスプールの
移動する方向と対向するように液圧を供給する第3ポー
ト354と、第2ポート352に供給された液圧を第4
スイッチバルブ106の第3ポート304に供給する第
4ポート356と、また、第2ポート352に供給され
た液圧を第4スイッチバルブ106の第1ポート300
及び第6摩擦要素B2に供給するための第5ポート35
8と、前記第4ポート356に供給された液圧を排出す
る排出ポート360と、前記第5ポート358に供給さ
れた液圧を排出する他の排出ポート362とを含んでな
るバルブ体364と;前記バルブ体364の内側にスラ
イド移動可能に配置され第1ポート350に供給された
液圧によってバルブスプール374が移動可能に形成さ
れ第4ポート356と第4ポート356に供給された液
圧を排出するための排出ポート360を選択的に連通さ
せる第1ランド366と、前記第1ランド366と所定
の距離をおいて離れて配置され第2ポート352と第4
ポート356を選択的に開閉する第2ランド368と、
前記第2ランド368と所定の距離をおいて離れて配置
され第2ポート352と第5ポート358そして第5ポ
ート358とこの第5ポート358に供給された液圧を
排出する排出ポート362を選択的に開閉する第3ラン
ド370と、前記第3ランド370と所定の距離をおい
て離れて配置され第3ポート354に供給された液圧の
圧力を受けてバルブスプール374を移動させる第4ラ
ンド372とを含むバルブスプール374と;前記バル
ブスプール374の第4ランド372に弾支される弾性
部材376と;を含む構造からなる。
れているように、マニュアルバルブ12から出るドライ
ブ圧管路と連結されてこの管路を通じて供給される液圧
によってバルブスプールを移動させることができる第1
ポート350と、第2ソレノイドバルブS2と連結され
る管路を通じて液圧が供給される第2ポート352と、
マニュアルバルブ12のLレンジ管路と連結され第1ポ
ート350に供給された液圧によってバルブスプールの
移動する方向と対向するように液圧を供給する第3ポー
ト354と、第2ポート352に供給された液圧を第4
スイッチバルブ106の第3ポート304に供給する第
4ポート356と、また、第2ポート352に供給され
た液圧を第4スイッチバルブ106の第1ポート300
及び第6摩擦要素B2に供給するための第5ポート35
8と、前記第4ポート356に供給された液圧を排出す
る排出ポート360と、前記第5ポート358に供給さ
れた液圧を排出する他の排出ポート362とを含んでな
るバルブ体364と;前記バルブ体364の内側にスラ
イド移動可能に配置され第1ポート350に供給された
液圧によってバルブスプール374が移動可能に形成さ
れ第4ポート356と第4ポート356に供給された液
圧を排出するための排出ポート360を選択的に連通さ
せる第1ランド366と、前記第1ランド366と所定
の距離をおいて離れて配置され第2ポート352と第4
ポート356を選択的に開閉する第2ランド368と、
前記第2ランド368と所定の距離をおいて離れて配置
され第2ポート352と第5ポート358そして第5ポ
ート358とこの第5ポート358に供給された液圧を
排出する排出ポート362を選択的に開閉する第3ラン
ド370と、前記第3ランド370と所定の距離をおい
て離れて配置され第3ポート354に供給された液圧の
圧力を受けてバルブスプール374を移動させる第4ラ
ンド372とを含むバルブスプール374と;前記バル
ブスプール374の第4ランド372に弾支される弾性
部材376と;を含む構造からなる。
【0048】上述のような本発明による自動変速機用液
圧制御システムは、エンジンが駆動を始めると、オイル
ポンプ4の駆動ギヤが回転するとともにオイルファン内
のオイルを吸入して吐出しを始める。この際、吐出され
るオイルは管路を通じてライン圧として排出され、この
ライン圧の一部は圧力調節バルブ6側に供給され他の一
部の液圧はマニュアルバルブ12に供給され、また他の
一部の液圧はコンバータクラッチレギュレータバルブ8
のバルブスプールを変化させる第6ソレノイドバルブS
6側に供給される。また、前記ライン圧のその他の一部
は圧力調節バルブ6のバルブスプールを変化させるため
の第5ソレノイドバルブS5側に供給される。これによ
ってトランスミッション制御ユニットTCUによって第
5ソレノイドバルブS5がデューティ制御され、各変速
段に応ずる適正な圧力に変えてライン圧を変換させる。
そして前記のように変換されたライン圧はコンバータフ
ィードバルブ10を通じてコンバータクラッチレギュレ
ータバルブ8に供給されトランスミッション制御ユニッ
トTCUによって制御される第6ソレノイドバルブS6
によってトルクコンバータ2内のダンパクラッチを作動
又は非作動させる。一方、前記コンバータフィードバル
ブ10側に伝達される液圧の圧力が規定値より大きい場
合にはオイルフィルターを通じてオイルタンクへの帰還
が行われるようになる。
圧制御システムは、エンジンが駆動を始めると、オイル
ポンプ4の駆動ギヤが回転するとともにオイルファン内
のオイルを吸入して吐出しを始める。この際、吐出され
るオイルは管路を通じてライン圧として排出され、この
ライン圧の一部は圧力調節バルブ6側に供給され他の一
部の液圧はマニュアルバルブ12に供給され、また他の
一部の液圧はコンバータクラッチレギュレータバルブ8
のバルブスプールを変化させる第6ソレノイドバルブS
6側に供給される。また、前記ライン圧のその他の一部
は圧力調節バルブ6のバルブスプールを変化させるため
の第5ソレノイドバルブS5側に供給される。これによ
ってトランスミッション制御ユニットTCUによって第
5ソレノイドバルブS5がデューティ制御され、各変速
段に応ずる適正な圧力に変えてライン圧を変換させる。
そして前記のように変換されたライン圧はコンバータフ
ィードバルブ10を通じてコンバータクラッチレギュレ
ータバルブ8に供給されトランスミッション制御ユニッ
トTCUによって制御される第6ソレノイドバルブS6
によってトルクコンバータ2内のダンパクラッチを作動
又は非作動させる。一方、前記コンバータフィードバル
ブ10側に伝達される液圧の圧力が規定値より大きい場
合にはオイルフィルターを通じてオイルタンクへの帰還
が行われるようになる。
【0049】前記のようにオイルポンプ4を通じて一定
圧力に変換してマニュアルバルブ12又は直接スイッチ
バルブなどを通じて摩擦要素を制御することになり、こ
れを各変速段別に詳細に説明する。 <パーキングレンジ及び中立レンジ>シフトレバーによ
って連動するマニュアルバルブ12は、図1に示されて
いるように、中立又はパーキング状態でバルブスプール
が固定され、このマニュアルバルブ12に供給されるラ
イン圧は何等の作用もしなくなる。そして前記オイルポ
ンプ4から吐出されるライン圧管路が分肢されて第1ス
イッチバルブ100の第3ポート154側に連結されこ
れを通じてライン圧が供給される。この際前記第3ポー
ト154側に連結される管路が分肢されて第4ポート1
56側に供給されて第3ランド170を加圧することに
なる。これによってバルブスプール172は図における
左側に移動した状態になり第3ポート154と第7ポー
ト162を連通させて第2摩擦要素B4に液圧が供給さ
れる。従って第2摩擦要素B4が作動することになる。
圧力に変換してマニュアルバルブ12又は直接スイッチ
バルブなどを通じて摩擦要素を制御することになり、こ
れを各変速段別に詳細に説明する。 <パーキングレンジ及び中立レンジ>シフトレバーによ
って連動するマニュアルバルブ12は、図1に示されて
いるように、中立又はパーキング状態でバルブスプール
が固定され、このマニュアルバルブ12に供給されるラ
イン圧は何等の作用もしなくなる。そして前記オイルポ
ンプ4から吐出されるライン圧管路が分肢されて第1ス
イッチバルブ100の第3ポート154側に連結されこ
れを通じてライン圧が供給される。この際前記第3ポー
ト154側に連結される管路が分肢されて第4ポート1
56側に供給されて第3ランド170を加圧することに
なる。これによってバルブスプール172は図における
左側に移動した状態になり第3ポート154と第7ポー
ト162を連通させて第2摩擦要素B4に液圧が供給さ
れる。従って第2摩擦要素B4が作動することになる。
【0050】一方、オイルポンプ4から出るライン圧が
第2ソレノイドバルブS2の第1ポート50に供給され
て第2ポート52を経て第5スイッチバルブ108の第
2ポート352を通じて供給が行われる。この際、バル
ブスプール374は弾性部材376によって図における
左側に移動して固定される状態で位置し、第2ポート3
52と第4ポート356が開放されて第4スイッチバル
ブ106の第3ポート304に供給される。この際、バ
ルブスプール318は弾性部材320によって図におけ
る左側に移動して固定される状態で位置し、前記第4ス
イッチバルブ106の第3ポート304に供給された液
圧は第4ポート306を通じて第7摩擦要素B1に供給
されて第7摩擦要素B1の作動が行われることになる。
第2ソレノイドバルブS2の第1ポート50に供給され
て第2ポート52を経て第5スイッチバルブ108の第
2ポート352を通じて供給が行われる。この際、バル
ブスプール374は弾性部材376によって図における
左側に移動して固定される状態で位置し、第2ポート3
52と第4ポート356が開放されて第4スイッチバル
ブ106の第3ポート304に供給される。この際、バ
ルブスプール318は弾性部材320によって図におけ
る左側に移動して固定される状態で位置し、前記第4ス
イッチバルブ106の第3ポート304に供給された液
圧は第4ポート306を通じて第7摩擦要素B1に供給
されて第7摩擦要素B1の作動が行われることになる。
【0051】また、オイルポンプ4を通じて第6ソレノ
イドバルブS6に供給された液圧は、トランスミッショ
ン制御ユニットTCUによってオフ状態にデューティ制
御されることによりコンバータクラッチレギュレータバ
ルブ8のバルブスプールを図における右側に移動させ
る。そうすると圧力調節バルブ6を通じてコンバータフ
ィードバルブ10を経てコンバータクラッチレギュレー
タバルブ8側に供給される液圧は、コンバータクラッチ
レギュレータバルブ8のダンパクラッチを解除する液圧
ポートに液圧が供給されてトルクコンバータ2のダンパ
クラッチを非作動させる状態で作用する。従ってパーキ
ング及び中立レンジでは第2、第7摩擦要素B4、B1
の作動が行われることにより可能になる。
イドバルブS6に供給された液圧は、トランスミッショ
ン制御ユニットTCUによってオフ状態にデューティ制
御されることによりコンバータクラッチレギュレータバ
ルブ8のバルブスプールを図における右側に移動させ
る。そうすると圧力調節バルブ6を通じてコンバータフ
ィードバルブ10を経てコンバータクラッチレギュレー
タバルブ8側に供給される液圧は、コンバータクラッチ
レギュレータバルブ8のダンパクラッチを解除する液圧
ポートに液圧が供給されてトルクコンバータ2のダンパ
クラッチを非作動させる状態で作用する。従ってパーキ
ング及び中立レンジでは第2、第7摩擦要素B4、B1
の作動が行われることにより可能になる。
【0052】<後進レンジ>シフトレバーが後進レンジ
の位置に変換されると、図9に示されているように、こ
れと連動するマニュアルバルブ12のバルブスプールが
移動して後進レンジ位置に移動し圧力調節バルブ6と連
結されているマニュアルバルブ12の後進圧管路が開放
されて後進圧に必要な圧力に適正に調節される。さらに
マニュアルバルブ12の後進圧管路と連結されている第
7摩擦要素B1に液圧が供給されて作動が行われる。ま
た、トランスミッション制御ユニットTCUによって第
3ソレノイドバルブS3がオフ制御されることにより第
3摩擦要素C2を作動させることになる。従って後進レ
ンジでは、パーキング及び中立レンジにおける第2、第
7摩擦要素B4、B1が作動している状態で第3摩擦要
素C2がさらに作動するようになる。従って後進レンジ
への変換時に作動する摩擦要素の数を最少に減らすこと
によって変速衝撃を減少させることができるようにな
る。一方、トルクコンバータ2のダンパクラッチは、パ
ーキング及び中立レンジ状態と同様な作用により非作動
状態になり、これの詳細な説明はパーキングレンジ及び
中立レンジの説明で代置する。
の位置に変換されると、図9に示されているように、こ
れと連動するマニュアルバルブ12のバルブスプールが
移動して後進レンジ位置に移動し圧力調節バルブ6と連
結されているマニュアルバルブ12の後進圧管路が開放
されて後進圧に必要な圧力に適正に調節される。さらに
マニュアルバルブ12の後進圧管路と連結されている第
7摩擦要素B1に液圧が供給されて作動が行われる。ま
た、トランスミッション制御ユニットTCUによって第
3ソレノイドバルブS3がオフ制御されることにより第
3摩擦要素C2を作動させることになる。従って後進レ
ンジでは、パーキング及び中立レンジにおける第2、第
7摩擦要素B4、B1が作動している状態で第3摩擦要
素C2がさらに作動するようになる。従って後進レンジ
への変換時に作動する摩擦要素の数を最少に減らすこと
によって変速衝撃を減少させることができるようにな
る。一方、トルクコンバータ2のダンパクラッチは、パ
ーキング及び中立レンジ状態と同様な作用により非作動
状態になり、これの詳細な説明はパーキングレンジ及び
中立レンジの説明で代置する。
【0053】<オーバドライブオン状態の中立レンジで
走行レンジ1速>シフトレバーを走行レンジ1速に変換
すると、図10に示されているように、これと連動され
ているマニュアルバルブ12のバルブスプールが走行レ
ンジ固定位置に移動することになる。従ってオイルポン
プ4を通じて供給される液圧がドライブ圧管路を通じて
各ソレノイドバルブ側に供給される。この際、トランス
ミッション制御ユニットTCUによって制御される第1
ソレノイドバルブS1がオフ状態に制御されるとともに
第1ソレノイドバルブS1の第1ポート50を通じて第
2ポート52を経て第1スイッチバルブ100側に供給
される。前記第1ソレノイドバルブS1の第2ポート5
2を通じて出る液圧は第1スイッチバルブ100の第2
ポート152に供給され、この際、第1スイッチバルブ
100はラインF1によって第4ポート156に作動し
てバルブスプール172が図における左側に移動した状
態であるので、まっすぐ第6ポート160に連結され、
中間で分肢されて第5ポート158に作動して第1ラン
ド166を加圧し、これはライン圧によって第3ランド
170を加圧する圧力を克服してバルブスプール172
を図における右側に移動させる。これはランドの面積差
によって可能になる。そうすると第1ランド166によ
って第6ポート160が閉鎖され第5ポート158が開
放されて第1摩擦要素C1を作動させることになる。そ
して第2ポート152に供給された液圧は第7ポート1
62を通じて第2摩擦要素B4を作動させることにな
る。そして第2ソレノイドバルブS2はトランスミッシ
ョン制御ユニットTCUによってオン状態にデューティ
制御され、マニュアルバルブ12を通じてドライブ圧が
第5スイッチバルブ108の第1ポート300側に供給
されてバルブスプール374を図における右側に移動さ
せて第4ポート356と排出ポート360を連通させ
る。従って第7摩擦要素B1を作動させていた液圧は第
4スイッチバルブ106を通じて第5スイッチバルブ1
08の第4ポート356を通じて排出ポート360に排
出され、これにより第7摩擦要素B1が解除され第3ソ
レノイドバルブS3の排出ポート60を通じて第3ソレ
ノイドバルブS3と第4スイッチバルブ106との間を
連結している管路に満ちていた液圧が排出される。従っ
てオーバドライブオン状態の走行レンジ1速では第1、
第2摩擦要素C1、B4が作動し第7摩擦要素B1の作
動が解除される。
走行レンジ1速>シフトレバーを走行レンジ1速に変換
すると、図10に示されているように、これと連動され
ているマニュアルバルブ12のバルブスプールが走行レ
ンジ固定位置に移動することになる。従ってオイルポン
プ4を通じて供給される液圧がドライブ圧管路を通じて
各ソレノイドバルブ側に供給される。この際、トランス
ミッション制御ユニットTCUによって制御される第1
ソレノイドバルブS1がオフ状態に制御されるとともに
第1ソレノイドバルブS1の第1ポート50を通じて第
2ポート52を経て第1スイッチバルブ100側に供給
される。前記第1ソレノイドバルブS1の第2ポート5
2を通じて出る液圧は第1スイッチバルブ100の第2
ポート152に供給され、この際、第1スイッチバルブ
100はラインF1によって第4ポート156に作動し
てバルブスプール172が図における左側に移動した状
態であるので、まっすぐ第6ポート160に連結され、
中間で分肢されて第5ポート158に作動して第1ラン
ド166を加圧し、これはライン圧によって第3ランド
170を加圧する圧力を克服してバルブスプール172
を図における右側に移動させる。これはランドの面積差
によって可能になる。そうすると第1ランド166によ
って第6ポート160が閉鎖され第5ポート158が開
放されて第1摩擦要素C1を作動させることになる。そ
して第2ポート152に供給された液圧は第7ポート1
62を通じて第2摩擦要素B4を作動させることにな
る。そして第2ソレノイドバルブS2はトランスミッシ
ョン制御ユニットTCUによってオン状態にデューティ
制御され、マニュアルバルブ12を通じてドライブ圧が
第5スイッチバルブ108の第1ポート300側に供給
されてバルブスプール374を図における右側に移動さ
せて第4ポート356と排出ポート360を連通させ
る。従って第7摩擦要素B1を作動させていた液圧は第
4スイッチバルブ106を通じて第5スイッチバルブ1
08の第4ポート356を通じて排出ポート360に排
出され、これにより第7摩擦要素B1が解除され第3ソ
レノイドバルブS3の排出ポート60を通じて第3ソレ
ノイドバルブS3と第4スイッチバルブ106との間を
連結している管路に満ちていた液圧が排出される。従っ
てオーバドライブオン状態の走行レンジ1速では第1、
第2摩擦要素C1、B4が作動し第7摩擦要素B1の作
動が解除される。
【0054】<オーバドライブオン状態の走行レンジ1
速から2速>シフトレバーは上述の走行レンジに固定さ
れている状態を維持し走行レンジ2速への変速のため、
図11に示されているように、トランスミッション制御
ユニットTCUによってデューティ制御される第2ソレ
ノイドバルブS2がオフされてドライブ圧管路を通じて
液圧が供給される。この際、第2ソレノイドバルブS2
の第1ポート50を通じて液圧が供給され、バルブスプ
ール68が図における右側に移動して固定状態になって
第2ポート52と連通されて第5スイッチバルブS5の
第2ポート352に液圧が供給される。この際、マニュ
アルバルブ12のドライブ圧管路を通じて吐出される液
圧は第5スイッチバルブ108の第1ポート350側に
供給されてバルブスプール374を図における右側に移
動させて第2ポート352と第5ポート358を連通さ
せることになる。これによって第2ポート352に供給
された液圧は第5ポート358を経て第6摩擦要素B2
を制御することになる。従って2速では第1、第2、第
6摩擦要素C1、B4、B2が作動することになる。
速から2速>シフトレバーは上述の走行レンジに固定さ
れている状態を維持し走行レンジ2速への変速のため、
図11に示されているように、トランスミッション制御
ユニットTCUによってデューティ制御される第2ソレ
ノイドバルブS2がオフされてドライブ圧管路を通じて
液圧が供給される。この際、第2ソレノイドバルブS2
の第1ポート50を通じて液圧が供給され、バルブスプ
ール68が図における右側に移動して固定状態になって
第2ポート52と連通されて第5スイッチバルブS5の
第2ポート352に液圧が供給される。この際、マニュ
アルバルブ12のドライブ圧管路を通じて吐出される液
圧は第5スイッチバルブ108の第1ポート350側に
供給されてバルブスプール374を図における右側に移
動させて第2ポート352と第5ポート358を連通さ
せることになる。これによって第2ポート352に供給
された液圧は第5ポート358を経て第6摩擦要素B2
を制御することになる。従って2速では第1、第2、第
6摩擦要素C1、B4、B2が作動することになる。
【0055】前記第2速への変換時の第1、第2摩擦要
素C1、B4が作動している状態で第6摩擦要素B2の
みをさらに作動させることによって変速に必要な最小限
の摩擦要素だけを作動させることになり、これによって
オーバドライブオン状態で走行レンジ2速への変速が行
われる。
素C1、B4が作動している状態で第6摩擦要素B2の
みをさらに作動させることによって変速に必要な最小限
の摩擦要素だけを作動させることになり、これによって
オーバドライブオン状態で走行レンジ2速への変速が行
われる。
【0056】<オーバドライブオン状態の走行レンジ2
速から3速>シフトレバーは上述のように走行レンジに
固定され、これによりマニュアルバルブ12のバルブス
プールも走行レンジ状態で固定されている。そして走行
レンジ2速から3速への変換は、図12に示されている
ように、前記2速状態でトランスミッション制御ユニッ
トTCUによってデューティ制御される第3ソレノイド
バルブS3がオフ状態に制御されるとともにこのバルブ
の第1ポート50を通じて第2ポート52に連通されて
第3摩擦要素C2を制御することになり、これは第3ソ
レノイドバルブS3のバルブスプール68が図における
右側に移動して第2ランド66が排出ポート60を閉鎖
するとともに第1、第2ポート50、52を連通させる
ことにより可能になる。
速から3速>シフトレバーは上述のように走行レンジに
固定され、これによりマニュアルバルブ12のバルブス
プールも走行レンジ状態で固定されている。そして走行
レンジ2速から3速への変換は、図12に示されている
ように、前記2速状態でトランスミッション制御ユニッ
トTCUによってデューティ制御される第3ソレノイド
バルブS3がオフ状態に制御されるとともにこのバルブ
の第1ポート50を通じて第2ポート52に連通されて
第3摩擦要素C2を制御することになり、これは第3ソ
レノイドバルブS3のバルブスプール68が図における
右側に移動して第2ランド66が排出ポート60を閉鎖
するとともに第1、第2ポート50、52を連通させる
ことにより可能になる。
【0057】一方、トランスミッション制御ユニットT
CUによってデューティ制御される第6ソレノイドバル
ブS6がオン状態にデューティ制御されるとともにオイ
ルポンプ4から出るライン圧が遮断される。従ってコン
バータクラッチレギュレータバルブ8はその内部に配置
されている弾性部材によって図における左側にバルブス
プールが移動しながらコンバータフィードバルブ10を
通過したオイルがトルクコンバータ2内のダンパクラッ
チを作動させることができる液圧ポートに供給されたダ
ンパクラッチが作動することによりエンジンの動力を摩
擦要素に直接伝達することができるようになる。
CUによってデューティ制御される第6ソレノイドバル
ブS6がオン状態にデューティ制御されるとともにオイ
ルポンプ4から出るライン圧が遮断される。従ってコン
バータクラッチレギュレータバルブ8はその内部に配置
されている弾性部材によって図における左側にバルブス
プールが移動しながらコンバータフィードバルブ10を
通過したオイルがトルクコンバータ2内のダンパクラッ
チを作動させることができる液圧ポートに供給されたダ
ンパクラッチが作動することによりエンジンの動力を摩
擦要素に直接伝達することができるようになる。
【0058】<ドライブオン状態の走行レンジ3速から
4速>上述の走行レンジ3速状態でトランスミッション
制御ユニットTCUによって制御される第1ソレノイド
バルブS1は、図13に示されているように、オン状態
に制御されて第2摩擦要素B4が解除される。前記第2
摩擦要素B4の解除は第1ソレノイドバルブS1がオン
制御されながらバルブスプール68が図における左側に
移動して第1ポート50を遮断してこれに供給されてい
るドライブ圧を遮断するとともに第2ポート52及び排
出ポート60を連通させて第2摩擦要素B4を制御して
いる液圧が第1ソレノイドバルブS1の排出ポート60
を通じて排出されることにより可能になる。また、第
2、第3ソレノイドバルブS2、S3は、3速と同様
に、オフ状態を維持した状態で第4ソレノイドバルブS
4がオフ状態にトランスミッション制御ユニットTCU
によってデューティ制御される。従って第4ソレノイド
バルブS4に供給されたライン圧は第2スイッチバルブ
102の第2ポート202側に供給され第4ポート20
6を通過して第3スイッチバルブ104の第2ポート2
52に入力が行われ、これはさらに第3ポート254に
供給されて第5摩擦要素C3が作動することになる。
4速>上述の走行レンジ3速状態でトランスミッション
制御ユニットTCUによって制御される第1ソレノイド
バルブS1は、図13に示されているように、オン状態
に制御されて第2摩擦要素B4が解除される。前記第2
摩擦要素B4の解除は第1ソレノイドバルブS1がオン
制御されながらバルブスプール68が図における左側に
移動して第1ポート50を遮断してこれに供給されてい
るドライブ圧を遮断するとともに第2ポート52及び排
出ポート60を連通させて第2摩擦要素B4を制御して
いる液圧が第1ソレノイドバルブS1の排出ポート60
を通じて排出されることにより可能になる。また、第
2、第3ソレノイドバルブS2、S3は、3速と同様
に、オフ状態を維持した状態で第4ソレノイドバルブS
4がオフ状態にトランスミッション制御ユニットTCU
によってデューティ制御される。従って第4ソレノイド
バルブS4に供給されたライン圧は第2スイッチバルブ
102の第2ポート202側に供給され第4ポート20
6を通過して第3スイッチバルブ104の第2ポート2
52に入力が行われ、これはさらに第3ポート254に
供給されて第5摩擦要素C3が作動することになる。
【0059】<オーバドライブオフ状態の走行レンジ1
速から2速>オーバドライブオン状態の走行レンジ1速
から2速への変速は、オーバドライブオン状態の走行レ
ンジ1速から2速への変速時と同様に行われるので、そ
の詳細な説明はオーバドライブオン状態の走行レンジ1
速から2速への変速の説明で代置する。 <オーバドライブオフ状態の走行レンジ2速から3速へ
の変速>オーバドライブオフ状態の走行レンジ2速から
3速への変速は、上述のドライブオフ状態の走行レンジ
2速の作動状態、即ち、第1、第6摩擦要素C1、B2
が作動している状態でトランスミッション制御ユニット
TCUによって第1、第3ソレノイドバルブS1、S3
がオフ状態にデューティ制御される。これによって第
2、第3摩擦要素B4、C2の作動が行われることにな
る。前記第1ソレノイドバルブS1によって制御される
第2摩擦要素B4及び第3ソレノイドバルブS3によっ
て作動が行われる第3摩擦要素C2の作動状態は上述の
説明で代置する。
速から2速>オーバドライブオン状態の走行レンジ1速
から2速への変速は、オーバドライブオン状態の走行レ
ンジ1速から2速への変速時と同様に行われるので、そ
の詳細な説明はオーバドライブオン状態の走行レンジ1
速から2速への変速の説明で代置する。 <オーバドライブオフ状態の走行レンジ2速から3速へ
の変速>オーバドライブオフ状態の走行レンジ2速から
3速への変速は、上述のドライブオフ状態の走行レンジ
2速の作動状態、即ち、第1、第6摩擦要素C1、B2
が作動している状態でトランスミッション制御ユニット
TCUによって第1、第3ソレノイドバルブS1、S3
がオフ状態にデューティ制御される。これによって第
2、第3摩擦要素B4、C2の作動が行われることにな
る。前記第1ソレノイドバルブS1によって制御される
第2摩擦要素B4及び第3ソレノイドバルブS3によっ
て作動が行われる第3摩擦要素C2の作動状態は上述の
説明で代置する。
【0060】<2レンジ1速から2速>運転者が走行状
態に応じてシフトレバーを2レンジ位置に移動させる
と、図14に示されているように、これと連動されてい
るマニュアルバルブ12のバルブスプールが移動してオ
イルポンプ4から出るライン圧がマニュアルバルブ12
に供給され2レンジのドライブ管路にライン圧が供給さ
れてこれを通じて第2スイッチバルブ102の第1ポー
ト200に供給される。前記のように第2スイッチバル
ブ102の第1ポート200に供給される液圧はバルブ
スプール224を図における右側に移動させて第2ポー
ト202及び第5ポート208を開放させる。そしてト
ランスミッション制御ユニットTCUによって制御され
る第4ソレノイドバルブS4が開放されて第2スイッチ
バルブ102の第2ポート202及び第5ポート208
を経て第4摩擦要素B3が作動することになる。そして
続いてトランスミッション制御ユニットTCUによって
第2ソレノイドバルブS2がオフ状態に制御されこれを
通じて供給される液圧は第5スイッチバルブ108の第
2ポート352と第5ポート358を経て第6摩擦要素
B2に供給されて作動が行われる。従って2レンジ1速
から2速への変速時には第1、第2、第4、第6摩擦要
素C1、B4、B3、B2の作動が行われることにより
可能になる。
態に応じてシフトレバーを2レンジ位置に移動させる
と、図14に示されているように、これと連動されてい
るマニュアルバルブ12のバルブスプールが移動してオ
イルポンプ4から出るライン圧がマニュアルバルブ12
に供給され2レンジのドライブ管路にライン圧が供給さ
れてこれを通じて第2スイッチバルブ102の第1ポー
ト200に供給される。前記のように第2スイッチバル
ブ102の第1ポート200に供給される液圧はバルブ
スプール224を図における右側に移動させて第2ポー
ト202及び第5ポート208を開放させる。そしてト
ランスミッション制御ユニットTCUによって制御され
る第4ソレノイドバルブS4が開放されて第2スイッチ
バルブ102の第2ポート202及び第5ポート208
を経て第4摩擦要素B3が作動することになる。そして
続いてトランスミッション制御ユニットTCUによって
第2ソレノイドバルブS2がオフ状態に制御されこれを
通じて供給される液圧は第5スイッチバルブ108の第
2ポート352と第5ポート358を経て第6摩擦要素
B2に供給されて作動が行われる。従って2レンジ1速
から2速への変速時には第1、第2、第4、第6摩擦要
素C1、B4、B3、B2の作動が行われることにより
可能になる。
【0061】<走行レンジ1速からLレンジ>シフトレ
バーをLレンジ状態に移動させると、図15に示されて
いるように、これと連動されているマニュアルバルブ1
2のバルブスプールが移動してLレンジ管路を通じてオ
イルポンプ4の液圧が排出されることができるようにな
る。従ってLレンジ圧管路を通じて出る液圧は第5スイ
ッチバルブ108の第3ポート354に供給されてバル
ブスプールを図における左側に移動させる。これによっ
て第5スイッチバルブ108は第2ポート352と第4
ポート356が開放される。そしてオイルポンプ4から
吐出されるライン圧管路は第4スイッチバルブ106の
第3ポート304に供給されてバルブスプールを図にお
ける左側に移動させる。従って第4スイッチバルブ10
6の第3ポート304と第4ポート306が連通され
る。この際、トランスミッション制御ユニットTCUに
よって第2ソレノイドバルブS2がオフ制御されてオイ
ルポンプ4から吐出される液圧が第2ソレノイドバルブ
S2の第1ポート50を経て第2ポート52を通じて第
5スイッチバルブ108の第2ポート352、第4ポー
ト356を通過することになる。第5スイッチバルブ1
08を通過した液圧は第4スイッチバルブ106の第3
ポート304及び第4ポート306を通過して第7摩擦
要素B1を制御することになる。従ってLレンジ状態で
は第1、第2、第7摩擦要素C1、B4、B1が作動さ
れることにより変速が行われるようになる。
バーをLレンジ状態に移動させると、図15に示されて
いるように、これと連動されているマニュアルバルブ1
2のバルブスプールが移動してLレンジ管路を通じてオ
イルポンプ4の液圧が排出されることができるようにな
る。従ってLレンジ圧管路を通じて出る液圧は第5スイ
ッチバルブ108の第3ポート354に供給されてバル
ブスプールを図における左側に移動させる。これによっ
て第5スイッチバルブ108は第2ポート352と第4
ポート356が開放される。そしてオイルポンプ4から
吐出されるライン圧管路は第4スイッチバルブ106の
第3ポート304に供給されてバルブスプールを図にお
ける左側に移動させる。従って第4スイッチバルブ10
6の第3ポート304と第4ポート306が連通され
る。この際、トランスミッション制御ユニットTCUに
よって第2ソレノイドバルブS2がオフ制御されてオイ
ルポンプ4から吐出される液圧が第2ソレノイドバルブ
S2の第1ポート50を経て第2ポート52を通じて第
5スイッチバルブ108の第2ポート352、第4ポー
ト356を通過することになる。第5スイッチバルブ1
08を通過した液圧は第4スイッチバルブ106の第3
ポート304及び第4ポート306を通過して第7摩擦
要素B1を制御することになる。従ってLレンジ状態で
は第1、第2、第7摩擦要素C1、B4、B1が作動さ
れることにより変速が行われるようになる。
【0062】
【発明の効果】前記本発明による自動変速機用液圧制御
システムは、バルブの数を減少させて液圧回路を簡単に
構成することによって生産コストを低下することがで
き、オイルの圧力偏差を減少させて作動時の安定性及び
応答性の向上を図るだけではなく、変速時に最少の摩擦
要素のみが作動するようにして変速衝撃を減少させて変
速感を向上させることができる。
システムは、バルブの数を減少させて液圧回路を簡単に
構成することによって生産コストを低下することがで
き、オイルの圧力偏差を減少させて作動時の安定性及び
応答性の向上を図るだけではなく、変速時に最少の摩擦
要素のみが作動するようにして変速衝撃を減少させて変
速感を向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態を示したパーキングレンジ
及び中立レンジの液圧制御回路図である。
及び中立レンジの液圧制御回路図である。
【図2】本発明の実施の形態による摩擦要素作動表及び
ソレノイドバルブの作動状態を示した作動状態表であ
る。
ソレノイドバルブの作動状態を示した作動状態表であ
る。
【図3】本発明の実施の形態によるソレノイドバルブの
構造を詳細に示した構造図である。
構造を詳細に示した構造図である。
【図4】本発明の実施の形態による第1スイッチバルブ
の構造を拡大して示した拡大図である。
の構造を拡大して示した拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態による第2スイッチバルブ
の構造を拡大して示した拡大図である。
の構造を拡大して示した拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態による第3スイッチバルブ
の構造を拡大して示した拡大図である。
の構造を拡大して示した拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態による第4スイッチバルブ
の構造を拡大して示した拡大図である。
の構造を拡大して示した拡大図である。
【図8】本発明の実施の形態による第5スイッチバルブ
の構造を拡大して示した拡大図である。
の構造を拡大して示した拡大図である。
【図9】本発明の実施の形態による後進レンジへの変速
時の液圧回路図である。
時の液圧回路図である。
【図10】本発明の実施の形態によるオーバドライブオ
ン状態の中立レンジで走行レンジ1速を示す液圧回路図
である。
ン状態の中立レンジで走行レンジ1速を示す液圧回路図
である。
【図11】本発明の実施の形態によるオーバドライブオ
ン状態の走行レンジ1速から2速への変換を示す液圧回
路図である。
ン状態の走行レンジ1速から2速への変換を示す液圧回
路図である。
【図12】本発明の実施の形態によるオーバドライブオ
ン状態の走行レンジ2速から3速への変換を示す液圧回
路図である。
ン状態の走行レンジ2速から3速への変換を示す液圧回
路図である。
【図13】本発明の実施の形態によるオーバドライブオ
ン状態の走行レンジ3速から4速への変換を示す液圧回
路図である。
ン状態の走行レンジ3速から4速への変換を示す液圧回
路図である。
【図14】本発明の実施の形態による2レンジ1速から
2速への変換状態を示した液圧回路図である。
2速への変換状態を示した液圧回路図である。
【図15】本発明の実施の形態による走行レンジ1速か
らLレンジへの変換する状態を示した液圧回路図であ
る。
らLレンジへの変換する状態を示した液圧回路図であ
る。
2 トルクコンバータ 4 オイルポンプ 6 圧力調節バルブ 8 コンバータクラッチレギュレータバルブ 10 コンバータフィードバルブ 12 マニュアルバルブ 50 第1ポート 52 第2ポート 54 バルブ体 56 リターン管路 58 第3ポート 60 排出ポート 62 第1ランド 64 第2ランド 66 第3ランド 68 バルブスプール 70 弾性部材 72 ソレノイド 100 第1スイッチバルブ 102 第2スイッチバルブ 104 第3スイッチバルブ 106 第4スイッチバルブ 108 第5スイッチバルブ 150 第1ポート 152 第2ポート 154 第3ポート 156 第4ポート 158 第5ポート 160 第6ポート 162 第7ポート 164 バルブ体 166 第1ランド 168 第2ランド 170 第3ランド 172 バルブスプール 200 第1ポート 202 第2ポート 204 第3ポート 206 第4ポート 208 第5ポート 210 排出ポート 212 排出ポート 214 バルブ体 216 第1ランド 218 第2ランド 220 第3ランド 221 弾性部材 222 第4ランド 224 バルブスプール 250 第1ポート 252 第2ポート 254 第3ポート 256 排出ポート 258 バルブ体 260 第1ランド 262 第2ランド 264 バルブスプール 266 弾性部材 300 第1ポート 302 第2ポート 304 第3ポート 306 第4ポート 308 排出ポート 310 バルブ体 312 第1ランド 314 第2ランド 316 第3ランド 318 バルブスプール 320 弾性部材 350 第1ポート 352 第2ポート 354 第3ポート 356 第4ポート 358 第5ポート 360 排出ポート 362 排出ポート 364 バルブ体 366 第1ランド 368 第2ランド 370 第3ランド 372 第4ランド 374 バルブスプール 376 弾性部材 C1 第1摩擦要素 B4 第2摩擦要素 C2 第3摩擦要素 B3 第4摩擦要素 C3 第5摩擦要素 B2 第6摩擦要素 B1 第7摩擦要素 A 摩擦要素制御部 S1 第1ソレノイドバルブ S2 第2ソレノイドバルブ S3 第3ソレノイドバルブ S4 第4ソレノイドバルブ S5 第5ソレノイドバルブ S6 第6ソレノイドバルブ
Claims (29)
- 【請求項1】 エンジンの駆動時に共に回転する駆動ギ
ヤによって液圧を発生させるオイルポンプと;前記オイ
ルポンプから出る液圧管路と連結されトランスミッショ
ン制御ユニットによって制御されるソレノイドバルブ
と、該ソレノイドバルブと液圧管路で連結されてバルブ
スプールを変化させオイルポンプから出る液圧管路と連
結されるレギュレータバルブと;エンジンの駆動力を変
速機の入力軸に伝達するトルクコンバータと;オイルポ
ンプから出る液圧管路と連結されトランスミッション制
御ユニットによって制御されるソレノイドバルブと、前
記ソレノイドバルブと液圧管路で連結されてバルブスプ
ールを移動させ圧力調節バルブを通じて一定圧力に変換
された液圧管路と連結されてトルクコンバータのダンパ
クラッチを作動/非作動させるコンバータクラッチレギ
ュレータバルブと;オイルポンプから吐出されたライン
圧がレギュレータバルブを通じて一定のライン圧に変換
されてコンバータクラッチレギュレータバルブと連結さ
れる管路上に設置されコンバータクラッチレギュレータ
バルブに一定圧を供給しオイルタンクと連結される他の
リターン管路が連結されるコンバータフィードバルブ
と;オイルポンプから出るライン圧管路と連結されシフ
トレバーの選択位置に応じてこれと連動するバルブスプ
ールを移動させて後進圧、ドライブ圧、2レンジ圧、L
レンジ圧を排出することができる管路が形成され、ドラ
イブ圧管路と後進圧管路を延長してライン圧及びドライ
ブ圧の圧力を調節することができるように管路が連結さ
れるマニュアルバルブと;トランスミッション制御ユニ
ットによって制御されマニュアルバルブのドライブ圧管
路と連結する第1、第3、第4ソレノイドバルブと、ト
ランスミッション制御ユニットによってデューティ制御
されオイルポンプから吐出されるライン圧を供給するた
めにライン圧管路と連結する第2ソレノイドバルブとか
らなる摩擦要素制御部と;各変速段別に複数個が選択的
に作用する第1摩擦要素、第2摩擦要素、第3摩擦要
素、第4摩擦要素、第5摩擦要素、第6摩擦要素、第7
摩擦要素と;オイルポンプから吐出されるライン圧又は
マニュアルバルブから出るドライブ圧そしてソレノイド
バルブから出る液圧管路と連結して前記多数の摩擦要素
を選択的に作動させ又は非作動させるための第1、第
2、第3、第4、第5スイッチバルブと;からなる自動
変速機用液圧制御システム。 - 【請求項2】 第1摩擦要素C1は、ドライブオン状態
の走行レンジ1速、2速、3速、4速、そしてドライブ
オフ状態の走行レンジ1速、2速、3速、2レンジ1
速、2速、Lレンジで作動し、パーキングレンジ、中立
レンジ及び後進レンジで非作動であることを特徴とする
請求項1に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項3】 第2摩擦要素B4は、パーキングレン
ジ、中立レンジ及び後進レンジドライブオン状態の走行
レンジ1速、2速、3速、ドライブオフ状態の走行レン
ジ1速、3速、2レンジ1速、2速、Lレンジで作動
し、ドライブオン状態の走行レンジ4速で非作動である
ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用液圧制
御システム。 - 【請求項4】 第3摩擦要素C2は、後進レンジ及びド
ライブオン状態の3速、4速そしてドライブオフ状態の
3速で作動し、パーキングレンジ及び中立レンジ、ドラ
イブオン状態の走行レンジ1速、2速、そしてドライブ
オフ状態の1速、2速、及び2レンジ1速、2速、Lレ
ンジで非作動であることを特徴とする請求項1に記載の
自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項5】 第4摩擦要素B3は、2レンジ2速のみ
で作動し、パーキングレンジ、中立レンジ、後進レンジ
及び走行レンジの全変速段で非作動であることを特徴と
する請求項1に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項6】 第5摩擦要素C3は、ドライブオン状態
の走行レンジ4速で作動し、これを除外したパーキング
レンジ、中立レンジ、後進レンジ及び走行レンジの全変
速段で非作動であることを特徴とする請求項1に記載の
自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項7】 第6摩擦要素B2は、ドライブオン状態
の走行レンジ2速、3速、4速、ドライブオフ状態の2
速、3速、2レンジ2速で作動し、パーキングレンジ、
中立レンジ、後進レンジ、ドライブオン状態の走行レン
ジ1速、ドライブオフ状態の1速、2レンジ1速及びL
レンジで非作動であることを特徴とする請求項1に記載
の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項8】 第7摩擦要素B1は、パーキングレンジ
及び中立レンジそして後進レンジとLレンジで作動し、
ドライブオン、オフ状態の走行レンジ及び2レンジの全
変速段で非作動である請求項1に記載の自動変速機用液
圧制御システム。 - 【請求項9】 摩擦要素制御部は、マニュアルバルブの
ドライブ圧管路と連結されてトランスミッション制御ユ
ニットのデューティ制御によって第1、第2摩擦要素を
選択的に作動又は非作動させる第1ソレノイドバルブ
と、またマニュアルバルブのドライブ圧管路と連結され
てトランスミッション制御ユニットのデューティ制御に
よって第3摩擦要素を選択的に作動又は非作動させる第
3ソレノイドバルブと、マニュアルバルブのドライブ圧
管路と連結して第4摩擦要素及び第5摩擦要素をトラン
スミッション制御ユニットのデューティ制御によって選
択的に作動又は非作動させる第4ソレノイドバルブと、
オイルポンプから出るライン圧管路と連結してトランス
ミッション制御ユニットのデューティ制御によって第6
摩擦要素及び第7摩擦要素を選択的に作動又は非作動さ
せる第2ソレノイドバルブとからなる請求項1に記載の
自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項10】 スイッチバルブは、前記第1ソレノイ
ドバルブから出る液圧を入力されて第1、第2摩擦要素
を選択的に制御することができるように液圧を供給し、
オイルポンプから出るライン圧管路を通じて液圧を供給
されて第2摩擦要素に選択的に液圧を供給しこの液圧管
路を分肢してバルブスプールを移動させることができる
ようにし、マニュアルバルブのドライブ圧管路を通じて
液圧を供給してバルブスプールを移動させることができ
るようにするとともに第1摩擦要素を選択的に制御する
ように構成される第1スイッチバルブと、第4ソレノイ
ドバルブから出る液圧を供給し、この液圧が第4摩擦要
素、第5摩擦要素に選択的に作用することができるよう
にマニュアルバルブから出る2レンジ圧管路を連結して
これを通じて液圧を入力されてバルブスプールを連動さ
せることができるようにし、第3ソレノイドバルブを通
じて出る液圧によってバルブスプールを移動させること
ができるように管路を連結しマニュアルバルブの2レン
ジ圧管路と対向するようにし、バルブスプールの面積差
によってバルブスプールの移動が行われる第2スイッチ
バルブと、第1スイッチバルブから出る液圧を入力して
バルブスプールを移動させ第2スイッチバルブを通じて
出る液圧を入力して第5摩擦要素を選択的に制御する第
3スイッチバルブと、第3ソレノイドバルブと第2スイ
ッチバルブを連結する管路を分肢してこの分肢管路と連
結されてバルブスプールを移動させることができるよう
にし、第5スイッチバルブから出る液圧管路と連結され
てバルブスプールを移動させ第2ソレノイドバルブから
出る液圧管路と連結してこの管路を通じて供給される液
圧によって第7摩擦要素を選択的に作動させる第4スイ
ッチバルブと、マニュアルバルブから出るドライブ圧管
路及びマニュアルバルブから出るLレンジ管路を通じて
液圧を入力されてバルブスプールを移動させることがで
きるようにし、第2ソレノイドバルブを通じて供給され
る液圧を第6摩擦要素に供給して選択的に作動が行われ
るようにし、また第2ソレノイドバルブから供給された
液圧を第4スイッチバルブに供給して選択的に第7摩擦
要素を作動させる第5スイッチバルブとよりなる請求項
1に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項11】 第1、第2、第3、第4ソレノイドバ
ルブは、バルブの外観をなしながら多数の液圧ポートが
形成されマニュアルバルブのドライブ圧管路又はオイル
ポンプから出るライン圧管路と連結する第1ポートと、
前記第1ポートに供給された液圧を所定の摩擦要素を制
御するため排出する第2ポートと、前記第2ポートと連
結する管路を分肢してバルブ体の先端部にリターンさせ
るリターン管路を含み、このリターン管路と連結される
第3ポートと、第2ポートに供給された液圧を排出させ
るための排出ポートを含むバルブ体と;前記バルブ体に
スライド可能に挿入され第3ポートに供給される液圧に
よってバルブスプールを移動させることができるように
形成される第1ランドと、前記第1ランドと所定の距離
をおいて離れて固定され第1ポートと第2ポートを選択
的に開閉する第2ランドと、第2ランドと所定の距離を
おいて離れて固定され第2ポートと排出ポートを選択的
に開閉する第3ランドとを含むバルブスプールと;前記
バルブ体内にバルブスプールの一側を弾支して固定配置
され弾性力を有する弾性部材と、前記バルブスプールの
外周に固定配置されトランスミッション制御ユニットに
よって制御されるソレノイドからなることを特徴とする
請求項1に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項12】 第1スイッチバルブは、バルブ本体の
一側に収納空間を形成し、マニュアルバルブのドライブ
圧管路と連結する管路が先端部に連結される第1ポート
と、第1ソレノイドバルブを通じて出る液圧管路と連結
する第2ポートと、オイルポンプから出るライン圧管路
と連結する第3ポートと、前記第3ポートに連結する管
路を分肢してライン圧が供給されるように連結されてこ
れを通ずる液圧によってバルブスプールの位置を変化さ
せることができる第4ポートと、前記第1ポートに供給
された液圧を第1摩擦要素に作用するようにするための
第5ポートと、前記第5ポートと連結し前記第2ポート
を通じて第1摩擦要素を作動させるために連結される第
6ポートと、前記第2ポート及び第3ポートを通じて選
択的に第2摩擦要素を作動させるため液圧管路に連結さ
れる第7ポートとを含むバルブ体と;前記バルブ体にス
ライド移動することができるように内装され第1ポート
に供給された液圧が作用してバルブスプールを移動させ
る第1ランドと、前記第1ランドと所定の距離をおいて
離れて固定され第2ポートに供給された液圧を第6ポー
ト及び第7ポートに選択的に供給するための第2ランド
と、前記第2ランドと所定の距離をおいて離れて固定さ
れ第3ポートに供給された液圧を第7ポートに供給した
り又は遮断する第3ランドとからなるバルブスプール
と;からなる請求項9に記載の自動変速機用液圧制御シ
ステム。 - 【請求項13】 バルブスプールのランドは、その断面
積において第1、第2ランドに比して第3ランドが小さ
くなされていることを特徴とする請求項12に記載の自
動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項14】 第2スイッチバルブは、マニュアルバ
ルブの2レンジ管路と連結され、この液圧によってバル
ブスプールを移動させてポート変換が行われることがで
きるように液圧が供給される第1ポートと、第4ソレノ
イドバルブを通じて液圧が供給される第2ポートと、第
3ソレノイドバルブを通じて液圧が供給されこの液圧に
よってバルブスプールの位置を変化させてポート変換が
行われることができるようにする第3ポートと、前記第
2ポートに供給された液圧を供給し第3スイッチバルブ
を通じて第5摩擦要素を制御する第4ポートと、前記第
2ポートを通じて液圧を供給されて選択的に第4摩擦要
素を制御する第5ポートと、前記第4ポートに供給され
た液圧を排出するための排出ポートと、前記第5ポート
に供給された液圧を排出するための他の排出ポートとを
形成するバルブ体と;前記バルブ体の内部にスライド可
能に配置され第1ポートに供給された液圧の圧力によっ
てバルブスプールが移動可能に形成される第1ランド
と、前記第1ランドと所定の距離をおいて離れて配置さ
れ前記第4ポートとこのポートに供給された液圧を排出
するための排出ポートを選択的に開放しかつ第2ポート
と第4ポートを選択的に開放するための第2ランドと、
前記第2ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第
2ポートに供給された液圧を供給する第5ポート及び第
5ポートに供給された液圧を排出する排出ポートを選択
的に開放するための第3ランドと、前記第3ランドと所
定の距離をおいて離れて固定され第3ポートに供給され
た液圧の圧力を受けてバルブスプールの位置を変化させ
るための第4ランドとを形成するバルブスプールと;か
らなる請求項9に記載の自動変速機用液圧制御システ
ム。 - 【請求項15】 バルブスプールに形成されたランド
は、第2、第3、第4ランドの断面積に比して第1ラン
ドの断面積が小さくなされていることを特徴とする請求
項14に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項16】 第3スイッチバルブは、バルブ本体の
内部に収納空間が形成され第1スイッチバルブの第7ポ
ートを連結する管路と連結されバルブスプールを移動さ
せることができるように液圧が供給される第1ポート
と、第3ソレノイドバルブと第2スイッチバルブの第3
ポートと連結される液圧管路を分肢してこの分肢管路と
連結して液圧を供給する第2ポートと、第5スイッチバ
ルブを通じて液圧を供給する第3ポートと、前記第3ポ
ートに供給された液圧を排出するための排出ポートとが
形成されるバルブ体と;第1ポートを通じて供給された
液圧によってバルブスプールを変化させる第1ランド
と、前記第1ランドと所定の距離をおいて離れて配置さ
れ第2ポートと第3ポート及び第3ポートと排出ポート
を選択的に開放するための第2ランドとを含むバルブス
プールと;前記バルブスプールの第2ランド側を弾支し
て第1ポートに供給された液圧が第1ランドを加圧する
力の方向と対向するように配置される弾性部材と;から
なる請求項9に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項17】 第4スイッチバルブは、第2ソレノイ
ドバルブから液圧が吐出されて第5スイッチバルブを経
て供給する管路と連結してバルブスプールの位置を変化
させる第1ポートと、第3ソレノイドバルブと第2スイ
ッチバルブの第3ポートに供給する管路を分肢してこの
管路と連結されて液圧を供給してバルブスプールを変化
させる第2ポートと、第5スイッチバルブから出る液圧
管路と連結される第3ポートと、前記第3ポートに供給
された管路を通じて液圧が供給され第7摩擦要素を制御
するための第4ポートと、前記第4ポートに供給された
液圧を排出するための排出ポートとからなるバルブ体
と;前記第1ポートに供給された液圧によってバルブス
プールが移動可能な第1ランドと、前記第1ランドと所
定の距離をおいて離れて配置され第2ポート及び第3ポ
ートを選択的に閉鎖し第3ポートと第4ポートを必要に
応じて連通させる第2ランドと、前記第2ランドと所定
の距離をおいて離れて配置され第4ポートと排出ポート
を選択的に連通させる第3ランドとを含むバルブスプー
ルと;前記第3ランドを弾支して第1ランド側から供給
される液圧の圧力に対向する弾性部材と;からなる請求
項9に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項18】 バルブスプールのランドは、第2、第
3ランドの断面積に比して第1ランドの断面積が小さく
なされていることを特徴とする請求項16に記載の自動
変速機用液圧制御システム。 - 【請求項19】 第5スイッチバルブは、マニュアルバ
ルブから出るドライブ圧管路と連結してこの管路を通じ
て供給される液圧によってバルブスプールを移動させる
ことができる第1ポートと、第2ソレノイドバルブと連
結する管路を通じて液圧が供給される第2ポートと、マ
ニュアルバルブのLレンジ管路と連結し第1ポートに供
給された液圧によってバルブスプールが移動する方向と
対向するように液圧を供給する第3ポートと、第2ポー
トに供給された液圧を第4スイッチバルブの第3ポート
に供給する第4ポートと、また第2ポートに供給された
液圧を第4スイッチバルブの第1ポート及び第6摩擦要
素に供給するための第5ポートと、前記第4ポートに供
給された液圧を排出する排出ポートと、前記第5ポート
に供給された液圧を排出する他の排出ポートとからなる
バルブ体と;前記バルブ体の内側にスライド移動可能に
配置され第1ポートに供給された液圧によってバルブス
プールが移動することができるように形成され第4ポー
トと第4ポートに供給された液圧を排出するための排出
ポートを選択的に連通させる第1ランドと、前記第1ラ
ンドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポートと
第4ポートを選択的に開閉する第2ランドと、前記第2
ランドと所定の距離をおいて離れて配置され第2ポート
と第5ポート及び第5ポートとこの第5ポートに供給さ
れた液圧を排出する排出ポートを選択的に開閉する第3
ランドと、前記第3ランドと所定の距離をおいて離れて
配置され第3ポートに供給された液圧の圧力を受けてバ
ルブスプールを移動させる第4ランドとを含むバルブス
プールと;前記バルブスプールの第4ランドに弾支され
る弾性部材と;からなる請求項9に記載の自動変速機用
液圧制御システム。 - 【請求項20】 パーキングレンジ及び中立レンジで、
オイルポンプから出たライン圧が第1スイッチバルブの
第3ポートを通じて第7ポートに供給されて第2摩擦要
素が作動し、第2ソレノイドバルブがトランスミッショ
ン制御ユニットによってオフ状態にデューティ制御され
て第5スイッチバルブの第2ポートを経て第4ポートに
供給され、この液圧は第4スイッチバルブの第3ポート
を通じて第4ポートに供給されて第7摩擦要素が作動す
ることを特徴とする請求項9に記載の自動変速機用液圧
制御システム。 - 【請求項21】 後進レンジでは、第2、第7摩擦要素
が作動している状態でマニュアルバルブの後進圧管路を
通じて第3ソレノイドバルブに供給され、この第3ソレ
ノイドバルブがトランスミッション制御ユニットによっ
てデューティ制御されることにより第3摩擦要素に直接
液圧が供給されて第3摩擦要素がさらに作動することを
特徴とする請求項9に記載の自動変速機用液圧制御シス
テム。 - 【請求項22】 オーバドライブオン状態の中立レンジ
から走行レンジ1速への変速は、第2摩擦要素が作動し
ている状態でマニュアルバルブを通じて出るドライブ圧
が第1スイッチバルブを通じて第1摩擦要素をさらに作
動させ、またトランスミッション制御ユニットによって
制御される第2ソレノイドバルブがオン状態に制御され
ながら第7摩擦要素の作動が解除されることを特徴とす
る請求項9に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項23】 オーバドライブオン状態の走行レンジ
1速から2速への変速は、第1、第2摩擦要素が作動し
ている状態でトランスミッション制御ユニットによって
制御される第2ソレノイドバルブがオフされることによ
り第6摩擦要素をさらに制御することを特徴とする請求
項9に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項24】 オーバドライブオン状態の走行レンジ
2速から3速への変速の時には、第1、第2ソレノイド
バルブがオフ状態になって第1、第2、第6摩擦要素が
作動している状態でトランスミッション制御ユニットに
よって第3ソレノイドバルブがオフされて第3摩擦要素
をさらに制御することを特徴とする請求項9に記載の自
動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項25】 オーバドライブオン状態の走行レンジ
3速から4速への変速時に第1、第2、第3、第6摩擦
要素が作動している状態でトランスミッション制御ユニ
ットによって制御される第1ソレノイドバルブがオン状
態にデューティ制御されて第2摩擦要素の作動を解除
し、第4ソレノイドバルブがオフ状態にデューティ制御
されて第5摩擦要素を制御することを特徴とする請求項
9に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項26】 オーバドライブオフ状態の走行レンジ
1速から2速への変速時に第1、第2摩擦要素が作動し
ている状態でトランスミッション制御ユニットによって
制御される第2ソレノイドバルブがオフされて第6摩擦
要素が作動するとともに第1ソレノイドバルブがオン状
態に制御されて第2摩擦要素の作動が解除されることを
特徴とする請求項9に記載の自動変速機用液圧制御シス
テム。 - 【請求項27】 オーバドライブオフ状態の走行レンジ
2速から3速への変速時に第1、第6摩擦要素が作動し
ている状態でトランスミッション制御ユニットによって
第1、第3ソレノイドバルブがオフ状態に制御されて第
2、第3摩擦要素が作動することを特徴とする請求項9
に記載の自動変速機用液圧制御システム。 - 【請求項28】 2レンジ1速から2速への変速時に第
1、第2摩擦要素が作動している状態でトランスミッシ
ョン制御ユニットによって制御される第2、第4ソレノ
イドバルブがオフ状態に制御されて第6、第4摩擦要素
が作動することを特徴とする請求項9に記載の自動変速
機用液圧制御システム。 - 【請求項29】 走行レンジ1速からLレンジへの変速
時に第1、第2摩擦要素が作動している状態でトランス
ミッション制御ユニットによって制御される第2ソレノ
イドバルブをオフ状態に制御することにより第7摩擦要
素がさらに作動することを特徴とする請求項9に記載の
自動変速機用液圧制御システム。
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KR1019960045938A KR0168293B1 (ko) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 자동변속기용 유압 제어 시스템 |
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JP2001193827A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用自動変速機の油圧制御システム及び車両用自動変速機のパワートレイン |
JP2002213596A (ja) * | 2000-12-30 | 2002-07-31 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用自動変速機の油圧制御システム |
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- 1997-10-15 JP JP09299396A patent/JP3122986B2/ja not_active Expired - Fee Related
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