JPH10130367A - カチオン硬化性プレポリマーおよびそれを用いた活性エネルギー線硬化型塗料組成物 - Google Patents

カチオン硬化性プレポリマーおよびそれを用いた活性エネルギー線硬化型塗料組成物

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JPH10130367A
JPH10130367A JP8284757A JP28475796A JPH10130367A JP H10130367 A JPH10130367 A JP H10130367A JP 8284757 A JP8284757 A JP 8284757A JP 28475796 A JP28475796 A JP 28475796A JP H10130367 A JPH10130367 A JP H10130367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】硬化速度が速く、基材への密着が良好で、かつ
硬化後に優れた物性を発現するカチオン硬化性プレポリ
マー、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型塗料
組成物の提供。 【解決手段】(a)エポキシ基を2〜4個有する化合物
と、(b)多価カルボン酸または(c)水酸基を2〜4
個有する化合物とを重付加反応させて得られるカチオン
硬化性プレポリマー、および(A)該カチオン硬化性プ
レポリマー5〜94.5重量%、(B)常温で液状のエ
ポキシ化合物5〜94.5重量%、(C)光重合開始剤
0.5〜15重量%を含んでなる活性エネルギー線硬化
型塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規カチオン硬化
性プレポリマーおよびそれを用いた硬化性に優れる活性
エネルギー線硬化型塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】カチオン硬化技術は従来から公知であ
り、エポキシ化合物、カチオン光重合開始剤等の材料が
広く市販されている。エポキシ化合物としては、脂環式
エポキシ化合物が硬化性に優れることが知られている。
しかしながら、市販の脂環式エポキシ化合物は低分子量
のものが多く、1分子中のエポキシ基の数は4個程度ま
でである。このような低分子量の脂環式エポキシ化合物
では、生産性向上のためには硬化速度が不十分である。
硬化速度を改善する技術として、特開平2−28961
1号公報に開示される脂環式エポキシ基を有するアクリ
ル樹脂を用いる方法が挙げられるが、この方法をもって
してもまだ十分とは言えない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、硬化速度が
速く、基材への密着が良好で、かつ硬化後に優れた物性
を発現するカチオン硬化性プレポリマー、およびそれを
用いた活性エネルギー線硬化型塗料組成物の提供を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)エポキ
シ基を2〜4個有する化合物と、(b)多価カルボン酸
または(c)水酸基を2〜4個有する化合物とを重付加
反応させて得られるカチオン硬化性プレポリマーに関す
る。また、本発明は、(a)のエポキシ基のうち少なく
とも1個が脂環式エポキシ基である上記カチオン硬化性
プレポリマーに関する。また、本発明は、重量平均分子
量が2000〜100000、エポキシ当量が200〜
2000g/molである上記カチオン硬化性プレポリ
マーに関する。
【0005】また、本発明は、 (A)上記カチオン硬化性プレポリマー 5〜94.5重量%、 (B)常温で液状のエポキシ化合物 5〜94.5重量%、 (C)光重合開始剤 0.5〜15重量% を含んでなる活性エネルギー線硬化型塗料組成物に関す
る。また、本発明は、(B)のうち20〜100重量%
が脂環式エポキシ化合物である上記活性エネルギー線硬
化型塗料組成物に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のカチオン硬化性プレポリ
マーの出発原料となる(a)エポキシ基を2〜4個有す
る化合物の種類としては特に限定はないが、ノボラック
型エポキシ、脂肪族エポキシ、脂環式エポキシ、複素環
式エポキシ、動植物油エポキシ化物、エポキシ化ポリブ
タジエン等が挙げられる。なかでも、エポキシ基のうち
少なくとも1個が脂環式エポキシ基である化合物を用い
ることが好ましい。化合物(a)として具体的には、ノ
ボラック型エポキシとしては「アラルダイトBY154
−1(チバ・ガイギー社製)」、「アラルダイトXB4
122(同)」、「アラルダイトECN1273
(同)」、「アラルダイトECN1280(同)」、
「アラルダイトECN1299(同)」、「アラルダイ
トEPN1138(同)」、「アラルダイトEPN11
80(同)」、「アラルダイトGY1180(同)」、
「エピクロンN−665(大日本インキ化学工業(株)
製)」、「エピクロンN−695(同)」等が挙げられ
る。
【0007】脂肪族エポキシとしては「デナコールEX
−810(ナガセ(株)製)」、「デナコールEX−8
30(同)」、「デナコールEX−911(同)」、
「デナコールEX−211(同)」、「デナコールEX
−212(同)」、「デナコールEX−611
(同)」、「デナコールEX−612(同)」、「デナ
コールEX−313(同)」、「デナコールEX−32
1(同)」、「デナコールEX−421(同)」、「デ
ナコールEX−512(同)」等が挙げられる。
【0008】脂環式エポキシとしては3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサ
ンカルボキシレート(市販品:「サイラキュアUVR−
6110(ユニオン・カーバイド社製)等」、3,4−
エポキシシクロヘキシルエチル−3,4−エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレート、ビニルシクロヘキセンジ
オキシド(市販品:「ERL−4206(ユニオン・カ
ーバイド社製)」等)、リモネンジオキシド(市販品:
「セロキサイド3000(ダイセル化学工業(株)
製)」等)、アリルシクロヘキセンジオキシド、3,4
−エポキシ−4−メチルシクロヘキシル−2−プロピレ
ンオキシド、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−
5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン−
m−ジオキサン、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)アジペート(市販品:「サイラキュアUVR−61
28(ユニオン・カーバイド社製)等」、ビス(3,4
−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エーテル、ビス
(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)エーテル、
ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)ジエチルシロ
キサン、「エポリードGT301(ダイセル化学工業
(株)製)」、「エポリードGT302(同)」、「エ
ポリードGT401(同)」、「エポリードGT403
(同)」、「EHPE(同)」等が挙げられる。
【0009】複素環式エポキシとしてはトリグリシジル
イソシアヌレート(市販品:「TEPIC(日産化学工
業(株)製)」、「アラルダイトPT810(チバ・ガ
イギー社製)」等)等が、植物油エポキシ化物としては
「ダイマックS−300K(ダイセル化学工業(株)
製)」、「ダイマックL−500(同)」等が、魚油エ
ポキシ化物としては「EDHA70(ダイセル化学工業
(株)製)」等が、エポキシ化ポリブタジエンとしては
「E−1000−8.0(日本石油化学(株)製)」、
「E−1800−6.5(同)」、「デナレックスR−
45EPI(ナガセ化成工業(株)製)」、「デナレッ
クスR−45EPT(同)」等が挙げられる。
【0010】本発明のカチオン硬化性プレポリマーの出
発原料となる(b)多価カルボン酸としては、マレイン
酸、コハク酸、マロン酸、シュウ酸、イタコン酸、アジ
ピン酸、トリメチルアジピン酸、フタル酸、テトラヒド
ロフタル酸(市販品:「リカシッドTH−W(新日本理
化(株)製)」等)、ヘキサヒドロフタル酸(市販品:
「リカシッドHH−W(同)」等)、イソフタル酸、テ
トラヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、
テトラメチルフタル酸、トリメリット酸等が挙げられる
が、これらに限定されない。
【0011】本発明のカチオン硬化性プレポリマーの出
発原料となる(c)水酸基を2〜4個有する化合物とし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、トリプロピレングリコール、グリセ
リン、ネオペンチルグリコール、ブチルエチルプロパン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール(市販品:
「リカビノールDM(新日本理化(株)製)」等)、ビ
スフェノールA、ビスフェノールF、水添ビスフェノー
ルA(市販品:「リカビノールHB(新日本理化(株)
製)」等)、カプロラクトンポリオール(市販品:「プ
ラクセル200(ダイセル化学工業(株)製)」、「プ
ラクセル210N(同)」、「プラクセルL200AL
(同)」、「プラクセル300(同)」、「プラクセル
H(同)」、「プラクセル400D(同)」、「TON
E 0301(ユニオン・カーバイド社製)」、「TO
NE 0305(同)]、「TONE 0310
(同)」等)、ポリエステルポリオール(市販品:「プ
ラクセルCDE(ダイセル化学工業(株)製)」、「デ
スモフェン(バイヤー社製)」等)、ポリエーテルポリ
オール(市販品:「ユニオックス(日本油脂(株)
製)」、「ユニオール(同)」、「ユニセーフ
(同)」、「ユニルーブ(同)」、「テラサン(デュポ
ン社製)」等)、ポリオレフィン系ポリオール(市販
品:「poly bd R−15HT(出光石油化学
(株)製)」、「poly bd R−45HT
(同)」、「エポール(同)」等)、ポリカーボネート
ジオール(市販品:「プラクセルCD(ダイセル化学工
業(株)製)」等)等が挙げられるが、これらに限定さ
れない。
【0012】本発明のカチオン硬化性プレポリマーは、
化合物(a)と多価カルボン酸(b)または化合物
(c)との間で重付加反応を起こさせることにより得ら
れる。なお、この反応は分子が鎖状に伸びていく単純な
重付加反応ではなく、主反応であるエポキシ基とカルボ
キシル基または水酸基との反応の他に種々の副反応が起
こっていると思われる。多価カルボン酸(b)と化合物
(c)とは併用することもでき、カチオン硬化性プレポ
リマーの分子量は反応時間とともに増大していく。上記
化合物(a)と多価カルボン酸(b)または化合物
(c)とは、化合物(a)のエポキシ基1モルに対し、
多価カルボン酸(b)のカルボキシル基または化合物
(c)の水酸基を0.05〜1モルの範囲で反応させる
ことが好ましい。
【0013】反応させる際には、必要に応じて触媒を使
用し、反応温度には特に制限はないが、概ね50〜15
0℃である。触媒としては酸、塩基、リン化合物、金属
化合物、有機金属化合物等が使用できる。酸触媒として
は塩酸、硫酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸等が、
塩基触媒としてはアミン、4級アンモニウム塩、DB
U、イミダゾール、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等が、リン化合物としてはリン酸トリメチル、トリフェ
ニルホスフィン等が、金属化合物としては塩化亜鉛、塩
化アルミニウム等が、有機金属化合物としてはチタンア
ルコキシド、アセチルアセトン鉄、アセチルアセトン亜
鉛等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0014】その他、得られる硬化性プレポリマーが常
温で高粘度または固形の場合は、取り扱いを容易にする
ために、希釈剤を使用することが好ましい。希釈剤には
非反応性のものと反応性のものとがある。非反応性希釈
剤としては、汎用の有機溶剤を使用でき、その種類に特
に限定はない。反応性希釈剤としては特に限定はない
が、多価アルコール類、グリコールエーテル類、ビニル
エーテル類、カプロラクトン、カプロラクトンポリオー
ル、低分子エポキシ化合物、動植物油等がある。
【0015】これらの具体例を述べると、多価アルコー
ル類としてはエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
グリセリン等が、グリコールエーテル類としてはエチレ
ングリコールヘキシルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、プ
ロピレングリコールフェニルエーテル等が、ビニルエー
テル類としてはヒドロキシエチルビニルエーテル、エチ
レングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコー
ルジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニル
エーテル、1,4−ブタンジオールジビニルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジビニルエーテル等が挙げら
れる。
【0016】カプロラクトンとしては「プラクセルM
(ダイセル化学工業(株)製)」等が、カプロラクトン
ポリオールとしては化合物(c)で例示したものが、低
分子エポキシ化合物としてはビニルシクロヘキセンモノ
オキシド(市販品:「セロキサイド2000(ダイセル
化学工業(株)製)」等)、ビニルシクロヘキセンジオ
キシド(市販品:「ERL−4206(ユニオン・カー
バイド社製)」等)、リモネンジオキシド(市販品:
「セロキサイド3000(ダイセル化学工業(株)
製)」等)、シクロヘキセンオキシド、長鎖エポキシ化
合物(「UVR−6126(ユニオン・カーバイド社
製)」等)、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビ
ス(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、エ
ポキシ化テトラヒドロベンジルアルコール(市販品:
「ETHB(ダイセル化学工業(株)製)」等)、3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレー
トおよびそのカプロラクトン変性物(市販品:「サイク
ロマーM100(ダイセル化学工業(株)製)」、「サ
イクロマーM101(同)」、「サイクロマーA200
(同)」等)が、動植物油としては大豆油、アマニ油、
ヒマシ油、魚油等が挙げられる。
【0017】上記のようにして得られるカチオン硬化性
プレポリマーは、分子内にエポキシ基を多数有してお
り、たとえ一部のエポキシ基しか反応しなくても十分架
橋するため、光照射直後に非常に高い硬度が発現する。
また、未反応物として残留しにくいため、硬化後の耐性
に優れるという特長を有する。カチオン硬化性プレポリ
マーのエポキシ当量は、200〜2000g/molで
あることが好ましい。エポキシ当量が200未満のもの
を得ることは困難であり、2000g/molを越える
とカチオン反応による架橋反応が期待できない。また、
重量平均分子量は2000〜100000であることが
好ましい。重量平均分子量が2000未満の場合は見か
けの硬化速度が低下する恐れがあり、100000を越
えると、著しく高粘度となるため実用に適さない。ま
た、酸価は0〜50であることが好ましい。酸価が50
を越えると保存安定性が低下する。
【0018】本発明のカチオン硬化性プレポリマーは、
常温で液状のエポキシ化合物および光重合開始剤と下記
の組成で混合することにより、活性エネルギー線硬化型
塗料組成物を得ることができる。 (A)本発明のカチオン硬化性プレポリマー 5〜94.5重量%、 (B)常温で液状のエポキシ化合物 5〜94.5重量%、 (C)光重合開始剤 0.5〜15重量%
【0019】(B)常温で液状のエポキシ化合物として
は、エポキシ基を1個以上有するものであればどのよう
なものを使用してもよい。種類としては特に限定はない
が、ビスフェノール型等の汎用エポキシ樹脂や、ノボラ
ック型エポキシ、脂肪族エポキシ、脂環式エポキシ、動
植物油エポキシ化物、エポキシ化ポリブタジエン等が挙
げられる。これらは1種類を単独で用いてもよいし、2
種類以上を組み合わせて用いてもよい。(B)成分のう
ち、20〜100重量%は脂環式エポキシ化合物である
ことが好ましい。脂環式エポキシ化合物の比率が20%
未満の場合、得られる塗料組成物の硬化速度が低下する
恐れがある。
【0020】化合物(B)の具体例を述べると、ビスフ
ェノールA型エポキシとしては「エピコート828(油
化シェルエポキシ(株)製)」、「エピコート815
(同)」、「アラルダイトAER−250(チバ・ガイ
ギー社製)」、「アラルダイトAER−2500
(同)」、「アラルダイトAER−2600(同)」等
が、ビスフェノールF型エポキシとしては「エピコート
806(油化シェルエポキシ(株)製)」、「エピコー
ト807(同)」、「エピクロンS−129(大日本イ
ンキ化学工業(株)製)」、「エピクロン830
(同)」等が挙げられる。ノボラック型エポキシ、脂肪
族エポキシ、脂環式エポキシ、動植物油エポキシ化物、
エポキシ化ポリブタジエンとしては、化合物(a)で例
示したものと同様の化合物を用いることができる。
【0021】(C)光重合開始剤としては、カチオン光
重合開始剤を使用することが好ましく、必要に応じてラ
ジカル光重合開始剤を併用してもよい。カチオン光重合
開始剤としてはルイース酸のジアゾニウム塩、ルイース
酸のヨードニウム塩、ルイース酸のスルホニウム塩、ル
イース酸のホスホニウム塩等が挙げられる。具体例とし
ては、トリフェニルスルホニウムヘキサフロロホスホネ
ート(市販品:「サイラキュアUVI−6990(ユニ
オン・カーバイド社製)」等)、トリフェニルスルホニ
ウムヘキサフロロアンチモネート(市販品:「サイラキ
ュアUVI−6974(同)」等)、ジフェニルヨード
ニウムヘキサフロロホスホネート、ジフェニルヨードニ
ウムヘキサフロロアンチモネート、N,N−ジエチルア
ミノフェニルジアゾニウムヘキサフロロホスホネート、
p−メトキシフェニルジアゾニウムフロロホスホネー
ト、「サンエイドSI−60L(三新化学工業(株)
製)」、「サンエイドSI−80L(同)」、「サンエ
イドSI−100L(同)」等が挙げられるが、これら
に限定されない。
【0022】ラジカル光重合開始剤としては、ベンゾフ
ェノン(市販品:「カヤキュアBP−100(日本化薬
(株)製)」等)、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4
−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルスルフィド(市
販品:「カヤキュアBMS(日本化薬(株)製)」
等)、2,4−ジエチルチオキサントン(市販品:「カ
ヤキュアDETX−S(日本化薬(株)製)」等)、2
−イソプロピルチオキサントン(市販品:「エザキュア
ITX(ヘンケル白水(株)製)」等)、ベンゾイルエ
チルエーテル、2-メチル-1-[4-(メチルチオ)フェニ
ル]-2-モルホリノ−プロパン−1-オン(市販品:「イル
ガキュア907(チバ・ガイギー社製)」等)、2,2-ジ
エトキシアセトフェノン、p-ジメチル安息香酸イソアミ
ル、4,4-ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ジメ
チルエタノールアミン等が挙げられるが、これらに限定
されない。これらは1種類を単独で用いてもよいし、2
種類以上を組み合わせて用いてもよい。
【0023】活性エネルギー線硬化型塗料組成物は、そ
の他必要に応じ、塗料の性能を低下させない範囲で、常
温で固形のエポキシ樹脂、希釈剤、滑剤、ワックス、界
面活性剤、レベリング剤、消泡剤、顔料、顔料分散剤、
充填剤等の成分を含んでもよい。常温で固形のエポキシ
樹脂としては特に限定はないが、ビスフェノール型等の
汎用エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ、脂肪族エポ
キシ、脂環式エポキシ等が挙げられる。
【0024】常温で固形のエポキシ樹脂の具体例を述べ
ると、ビスフェノールA型エポキシとしては「エピコー
ト1001(油化シェルエポキシ(株)製)」、「エピ
コート1004(同)」、「エピコート1007
(同)」、「エピコート1009(同)」、「アラルダ
イトAER−6001(チバ・ガイギー社製)」、「ア
ラルダイトAER−6002(同)」、「アラルダイト
AER−6004(同)」、「アラルダイトAER−6
007(同)」、「アラルダイトAER−6009
(同)」等が、ノボラック型エポキシとしては「アラル
ダイトECN1273(チバ・ガイギー社製)」、「ア
ラルダイトECN1280(同)」、「アラルダイトE
CN1299(同)」、「アラルダイトEPN1138
(同)」、「アラルダイトEPN1180(同)」、
「アラルダイトGY1180(同)」、「エピクロンN
−665(大日本インキ化学工業(株)製)」、「エピ
クロンN−695(同)」等が、脂環式エポキシとして
は「EHPE(ダイセル化学工業(株)製)」、「EH
PE−3150(同)」等が挙げられる。
【0025】希釈剤には反応性のものと非反応性のもの
とがある。反応性希釈剤としては、カチオン硬化性プレ
ポリマーの取り扱いを容易にするための希釈剤として例
示したものと同様の多価アルコール類、グリコールエー
テル類、ビニルエーテル類、カプロラクトン、カプロラ
クトンポリオール、低分子エポキシ化合物、動植物油等
を使用できる。また、非反応性希釈剤としては汎用の有
機溶剤を使用できる。
【0026】上述の(A)〜(C)の必須成分および必
要に応じて用いる成分は、適当な混合装置、攪拌装置、
分散機を用いて適宜配合される。得られた塗料組成物
は、硬化速度、硬度、基材への密着性に優れ、かつ耐レ
トルト性、機械加工性といった硬化後の物性が良好であ
るという特長を有する。硬化に用いられる活性エネルギ
ー線としては、紫外線、可視光線、電子線、X線、ガン
マ線等があるが、本発明の塗料組成物に関してはこれら
はいずれも利用できる。工業的には紫外線が多く用いら
れる。
【0027】本発明の塗料組成物の用途としては特に限
定はないが、飲料缶の内面および外面の塗装用に好適に
用いることができる。本発明の塗料組成物は、適当な塗
工装置で基材に塗布される。基材の種類に特に限定はな
いが、金属、樹脂フィルム等が挙げられる。飲料缶の場
合、金属としては鉄、アルミニウムが、樹脂フィルムと
してはポリエステル(PET)が主に用いられる。
【0028】
【実施例】次に、実施例をもって本発明をさらに詳細に
説明するが、これらは本発明の権利範囲を何ら限定する
ものではない。実施例1〜5の硬化性プレポリマーの合
成に用いた化合物(a)のエポキシ当量、化合物
(b)、(c)の分子量、化合物(a)のエポキシ基と
化合物(b)のカルボキシル基または化合物(c)の水
酸基とのモル比を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】[実施例1]1分子中に平均4個の脂環式
エポキシ基を有する化合物(a1)として「エポリード
GT401(ダイセル化学工業(株)製)」225.0
g、メチルエチルケトン97.38gをフラスコに仕込
み50℃に加熱した。次に、多価カルボン酸(b1)と
してアジピン酸7.3g、および触媒としてトリエチル
アミン1.16gをメチルエチルケトン5gに希釈して
加え、75℃に加熱し12時間反応させた。重量平均分
子量11000、分子量分布(Mw/Mn)8.3、エ
ポキシ当量265.3g/mol(固形分換算)、酸価
6.6mgKOH/g(同)のカチオン硬化性プレポリ
マー(A1)を得た。その後、希釈剤として「サイラキ
ュアUVR−6110(ユニオン・カーバイド社製)」
126.1gを加え、トラップを取り付けて120℃ま
で加熱しメチルエチルケトンを除去した。
【0031】[実施例2]1分子中に平均3個の脂環式
エポキシ基を有する化合物(a2)として「エポリード
GT301(ダイセル化学工業(株)製)」200.0
g、メチルエチルケトン90gをフラスコに仕込み50
℃に加熱した。次に、多価カルボン酸(b2)としてイ
ソフタル酸27.7g、および触媒としてトリフェニル
ホスフィン1.13gをメチルエチルケトン10gに溶
解して加え、90℃に加熱し8時間反応させた。重量平
均分子量7800、分子量分布(Mw/Mn)7.6、
エポキシ当量370.1g/mol(固形分換算)、酸
価8.4mgKOH/g(同)のカチオン硬化性プレポ
リマー(A2)を得た。その後、希釈剤としてリモネン
ジオキシド(「セロキサイド3000(ダイセル化学工
業(株)製)」)97.6gを加え、トラップを取り付
けて120℃まで加熱しメチルエチルケトンを除去し
た。
【0032】[実施例3]1分子中に平均4個の脂環式
エポキシ基を有する化合物(a3)として「エポリード
GT401(ダイセル化学工業(株)製)」225.0
g、多価カルボン酸(b3)としてコハク酸29.5g
をフラスコに仕込み、100℃に加熱し6時間反応させ
た。重量平均分子量28000、分子量分布(Mw/M
n)10.6、エポキシ当量724.4g/mol、酸
価14.2mgKOH/gのカチオン硬化性プレポリマ
ー(A3)を得た。その後、希釈剤としてリモネンジオ
キシド(「セロキサイド3000(ダイセル化学工業
(株)製)」)109.1gを加えた。
【0033】[実施例4]1分子中に平均4個の脂環式
エポキシ基を有する化合物(a4)として「エポリード
GT401(ダイセル化学工業(株)製)」225.0
g、メチルイソブチルケトン80gをフラスコに仕込
み、50℃に加熱した。次に、多価アルコール(c4)
としてネオペンチルグリコール13.0g、および触媒
としてp−トルエンスルホン酸1.19gをメチルエチ
ルケトン8gに溶解して加え、120℃に加熱し8時間
反応させた。重量平均分子量4000、分子量分布(M
w/Mn)2.4、エポキシ当量333.6g/mol
(固形分換算)のカチオン硬化性プレポリマー(A4)
を得た。その後、希釈剤として「サイラキュアUVR−
6110(ユニオン・カーバイド社製)」158.7g
を加え、トラップを取り付けて120℃まで加熱しメチ
ルイソブチルケトンを除去した。
【0034】[実施例5]1分子中に3〜4個のエポキ
シ基を有する化合物(a5)として「デナコールEX−
611(ナガセ化成(株)製)」340.0g、多価カ
ルボン酸(b5)としてイソフタル酸33.2g、およ
び触媒としてトリエチルアミン1.87gをフラスコに
仕込み、80℃に加熱し12時間反応させた。重量平均
分子量15000、分子量分布(Mw/Mn)7.9、
エポキシ当量287.2g/mol、酸価9.3mgK
OH/gのカチオン硬化性プレポリマー(A5)を得
た。その後、希釈剤としてリモネンジオキシド(「セロ
キサイド3000(ダイセル化学工業(株)製)」)1
59.9gを加えた。
【0035】[実施例6〜10]以下に示す処方を配合
し、紫外線硬化型塗料組成物を調製した。 成分名 配合量(重量部) (A)カチオン硬化性プレポリマー 13.82 (希釈剤を除いた正味量) (B)3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4− エポキシシクロヘキサンカルボキシレート 21.00 「サイラキュアUVR−6110」 (C)トリフェニルスルホニウムヘキサフロロホスホネート 3.50 「サイラキュアUVI−6990」 (X1)常温で固形のビスフェノールA型エポキシ樹脂 5.50 「アラルダイトAER6004」 (X2)プロピレングリコールモノメチルエーテル(反応性希釈剤)9.00 「ダワノールPM」(ダウ・ケミカル社製) (X3)リモネンジオキシド(反応性希釈剤) 10.02 「セロキサイド3000」 (X4)精製パーム油(ワックス) 1.35
【0036】なお、(A)カチオン硬化性プレポリマー
としては、それぞれ下記のものを用いた。 実施例6―――A1 実施例7―――A2 実施例8―――A3 実施例9―――A4 実施例10――A5
【0037】[比較例1]実施例の配合処方の(A)カ
チオン硬化性プレポリマー13.82部を「サイラキュ
アUVR−6110」に置き換え、塗料組成物を調製し
た。 [比較例2]実施例の配合処方の(A)カチオン硬化性
プレポリマー13.82部を常温で液状の脂環式エポキ
シ基を有する化合物「エポリードGT401」(ダイセ
ル化学工業(株)製)に置き換え、塗料組成物を調製し
た。
【0038】得られた塗料組成物について、以下の3種
類の試験で評価を行った。結果を表2に示す。 (1)低照射量試験 塗料組成物をバーコーター#4でポリエステルフィルム
ラミネート板に塗装し、直後にコンベアスピード120
m/分の条件で、120W/cmの強度を有する超高圧
水銀灯を備えたコンベア型紫外線照射装置を用いてUV
照射し、タック(べたつき)が消失するまでの時間を計
測するとともに照射1分後に鉛筆硬度試験、密着性試験
を下記の方法で行った。 鉛筆硬度試験:JIS K 5400の6・14項に準
じて行った。 密着性試験:カッターナイフでクロスカット(+印状)
を入れた後セロハンテープ剥離を行い、剥離した面積を
目視で計測した。
【0039】(2)高照射量試験 塗料組成物をバーコーター#4でポリエステルフィルム
ラミネート板に塗装し、直後にコンベアスピード40m
/分の条件で、240W/cmの強度を有するメタルハ
ライドランプを備えたコンベア型紫外線照射装置を用い
てUV照射し、1分後に鉛筆硬度試験、密着性試験、傷
つき性試験を行った。鉛筆硬度試験、密着性試験は低照
射量試験と同様に行った。傷つき性試験は試験体を爪で
こすり、傷が付くかどうかを観察した(○:傷が付かな
い、×:傷が付く)。
【0040】(3)熱処理試験 高照射量試験と同様の条件で紫外線照射した後、熱風炉
にて200℃/100秒で熱処理を行った。室温に戻し
てから、鉛筆硬度試験、密着性試験、耐レトルト性試
験、加工性試験を下記の方法で行った。なお、鉛筆硬度
試験、密着性試験は低照射量試験と同様にして行った。 耐レトルト性試験:蒸気滅菌機を使用して130℃/3
0分の条件でレトルト処理し、白化の有無の観察および
密着性試験を行った。
【0041】加工性試験:エリクセン押し出しで14c
mの高さに成形後、上記と同様にレトルト処理を行っ
た。その後エッジ部でセロハンテープ剥離を行い、剥離
具合を観察した。評価は下記に示す5段階で行った。 5:全く剥離が見られない。 4:スポット状の剥離が少数見られる。 3:スポット状の剥離が多数見られる。 4:連続面状の剥離が見られる。 3:全面的な剥離が見られる。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明により、硬化速度、硬度、基材へ
の密着性に優れ、かつ耐レトルト性、機械加工性といっ
た硬化後の物性が良好な塗料組成物はが得られた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)エポキシ基を2〜4個有する化合物
    と、(b)多価カルボン酸または(c)水酸基を2〜4
    個有する化合物とを重付加反応させて得られるカチオン
    硬化性プレポリマー。
  2. 【請求項2】(a)のエポキシ基のうち少なくとも1個
    が脂環式エポキシ基である請求項1記載のカチオン硬化
    性プレポリマー。
  3. 【請求項3】重量平均分子量が2000〜10000
    0、エポキシ当量が200〜2000g/molである
    請求項1または2記載のカチオン硬化性プレポリマー。
  4. 【請求項4】 (A)請求項1ないし3いずれか1項に記載のカチオン硬化性プレポリマー 5〜94.5重量%、 (B)常温で液状のエポキシ化合物 5〜94.5重量%、 (C)光重合開始剤 0.5〜15重量% を含んでなる活性エネルギー線硬化型塗料組成物。
  5. 【請求項5】上記(B)のうち20〜100重量%が脂
    環式エポキシ化合物である請求項4記載の活性エネルギ
    ー線硬化型塗料組成物。
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