JPH10129510A - 動力舵取り装置 - Google Patents
動力舵取り装置Info
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- JPH10129510A JPH10129510A JP8292910A JP29291096A JPH10129510A JP H10129510 A JPH10129510 A JP H10129510A JP 8292910 A JP8292910 A JP 8292910A JP 29291096 A JP29291096 A JP 29291096A JP H10129510 A JPH10129510 A JP H10129510A
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Abstract
ータの減速装置が、操舵軸に対して横方向に突出した状
態であり、搭載性が悪かった。 【解決手段】 ウェーブジェネレータ41、フレクスプ
ライン42及びサーキュラスプライン43で構成される
ハーモニックドライブ減速機40と、これを駆動するプ
リントモータ30とを、操舵入力軸11と操舵出力軸1
2とを結ぶ一連の操舵軸に対して同軸的に配したことを
特徴とする。
Description
に、モータの駆動力によって操舵補助力を発生させ、操
舵操作を助勢する動力舵取り装置に関する。
例を図13に示す(特開昭62−214055)。ラッ
ク102と歯合したピニオンシャフト101は、トーシ
ョンバー104を介してステアリングシャフト103に
連結されており、ステアリングシャフト103の先端側
は、図示しないステアリングホイールに接続されてい
る。また、トーションバー104を中心とする外周部に
は、これらピニオンシャフト101、トーションバー1
04及びステアリングシャフト103と一体的に回転す
る平歯車105が形成されており、この平歯車105は
中間歯車106を介してギヤ107と歯合連結して減速
装置を構成している。そして、このギヤ107はクラッ
チ108を介して電動モータ109の出力軸に連結して
いる。このような構造によって、電動モータ109の駆
動力がクラッチ108、ギア107及び中間歯車106
を介して平歯車105に伝達され、操舵を行う際の操舵
補助力として付与される機構となっている。
は、このようにして操舵補助力を付与しているが、この
ような構造では、ステアリングシャフト103、ピニオ
ンシャフト101を含む一連の操舵軸に対して、電動モ
ータ109や減速装置が横方向に突出する状態で配設さ
れるため、これらを収容するステアリングギアボックス
の外形がその分大きくなってしまい、搭載性が悪いとい
う課題があった。
されたものであり、その目的は、このような動力舵取り
装置を従来よりもコンパクトに構成し、搭載性をより高
めることができる新たな動力舵取り装置を提供すること
にある。
る動力舵取り装置は、操舵入力軸と、操舵出力軸と、こ
の操舵出力軸に対して操舵補助力を供与する補助力発生
手段とを備えた動力舵取り装置において、補助力発生手
段は、操舵入力軸と操舵出力軸とを結ぶ一連の操舵軸を
中心として同軸的に配設されたモータと、このモータの
出力軸に連結され、楕円状のカムを構成するウェーブジ
ェネレータと、このウェーブジェネレータの外周部に装
着され、回転するウェーブジェネレータによって弾性変
形し、ハウジングに支持されたフレクスプラインと、操
舵出力軸に連結され、フレクスプラインと歯合して回転
駆動されるサーキュラスプラインとを備えることを特徴
とする。
及びサーキュラスプラインでいわゆるハーモニックドラ
イブ減速機を構成し、このハーモニックドライブ減速機
及びこれを駆動するモータが操舵軸に対して同軸的に配
置される。
項1にかかる動力舵取り装置において、モータがプリン
トモータであり、ウェーブジェネレータが、このプリン
トモータの回転子に連結されたことを特徴とする。
ドライブ減速機を構成するウェーブジェネレータがプリ
ントモータの回転子によって直接的に回転駆動される。
項1又は2にかかる動力舵取り装置において、フレクス
プラインが、一方の開口端側を外側に折り返した形状を
呈することを特徴とする。
状態でも、他端側が弾性変形し得る程度の長さが必要と
なる。フレクスプラインをこのように折り返した形状と
することで、一定範囲内に配設し得るフレクスプライン
の全長を長くすることができ、装置の小型化に寄与し得
る。
項1、2又は3にかかる動力舵取り装置において、操舵
入力軸によって回転駆動される第2のウェーブジェネレ
ータと、第2のウェーブジェネレータの外周部に装着さ
れ、回転する第2のウェーブジェネレータによって弾性
変形する第2のフレクスプラインと、第2のフレクスプ
ラインと歯合して回転駆動されると共に、操舵出力軸に
連結された第2のサーキュラスプラインと、第2のフレ
クスプラインに対して設けられ、この第2のフレクスプ
ラインに加わるねじりトルクを検出するトルク検出手段
とをさらに備えたことを特徴とする。
によって直接的に回転駆動され、この外周部に装着され
た第2のフレクスプラインを弾性変形させる。操舵出力
軸に連結された第2のサーキュラスプラインは、この弾
性変形する第2のフレクスプラインによって回転駆動さ
れる。従って、操舵出力軸には、操舵入力軸からの操舵
力と補助力発生手段からの操舵補助力との双方の力が加
わる。
操舵入力軸に与えられる操舵トルクに比例した駆動トル
クが加わり、この駆動トルクの反力を第2のフレクスプ
ラインが受ける。この反力は、一端が固定された第2の
フレクスプラインをねじるように作用する。従って、第
2のフレクスプラインに加わるねじりトルクをトルク検
出手段で検出することで、この検出結果を基に操舵入力
軸に加わる操舵トルクを検知できる。
項1にかかる動力舵取り装置において、フレクスプライ
ンの拘束を解除するトルク制限手段をさらに備えたこと
を特徴とする。
で、操舵出力軸と補助力発生手段との連結が解除され、
操舵出力軸は補助力発生手段に対して相対的に回転可能
な状態となる。このため、例えば、モータに不具合が発
生してモータがロックされた場合にも、フレクスプライ
ンの拘束を解除することで、操舵が妨げられることはな
い。また、操舵トルクが極く僅かな場合に、フレクスプ
ラインの拘束を解除することで、モータの慣性力等が操
舵に影響を与えることを防止でき、操舵感覚を向上させ
ることができる。
項2にかかる動力舵取り装置において、操舵入力軸と操
舵出力軸との相対的なねじれによって変位駆動される変
位部材と、互いに極性の異なる電極を有すると共に、変
位部材によって変位駆動されることでプリントモータの
回転子に接触する当該電極が切り換えられるブラシとを
備えることを特徴とする。
相対的なねじれ、すなわち機械的な変位に基づいて駆動
される。従って、プリントモータの回転子に対する通電
の切り換え制御を機械的に行うことができるため、トル
クセンサや操舵方向センサ等を別に設ける必要がなく、
プリントモータの回転制御を簡易な構成で実施すること
が可能となる。
項1にかかる動力舵取り装置において、フレクスプライ
ンを回転駆動する駆動手段をさらに備えることを特徴と
する。
させることで、ウェーブジェネレータ、フレクスプライ
ン及びサーキュラスプラインで構成されるハーモニック
ドライブ減速機のギヤ比を任意に変更することができ
る。また、フレクスプラインの回転制御を駆動手段によ
って任意に行うことで補助操舵を実施することもでき
る。
項1にかかる動力舵取り装置において、モータは、この
モータの回転子が筒状のコアレスモータであることを特
徴とする。
の回転子に沿うように磁石が配置される構造となるた
め、モータはその中心軸方向に沿って延びる形態とな
り、モータの外径を抑えることができる。
装置の実施形態につき添付図面を基に説明する。
り装置を示す。
操舵出力軸12とを結ぶ操舵軸に対し、プリントモータ
30及びハーモニックドライブ減速機40を同軸的に配
設しており、このプリントモータ30の回転出力をハー
モニックドライブ減速機40を介して操舵出力軸12に
与える機構となっている。
テアリングシャフトを介してステアリングホイールに連
結されており、ハウジング1内に固定されたベアリング
2によって回転自在に支持されている。この操舵入力軸
11はトーションバー(図3における参照符号14)を
介して操舵出力軸12に連結されている。
スプラインが一体的に形成され、このサーキュラスプラ
イン43がハウジング1内に固定されたベアリング3に
よって回転自在に支持されている。この操舵出力軸12
の一端にはピニオンギヤ12cが形成されており、車両
を操舵作動させるラック13と歯合している。
の突き合わせ部位には、操舵トルクを検出する操舵トル
クセンサ20が設けられている。操舵入力軸11に操舵
トルクが与えられると操舵入力軸11と操舵出力軸12
とが相対的にねじれ、両軸の対向端に形成した凹凸状歯
の突き合わせ状態が変化する。これによって、この間の
磁路抵抗が変化するため、操舵トルクセンサ20では、
この磁路抵抗の変化に基づいて操舵トルクを検出してい
る。
シ32をハウジング1側に固定し、この磁石31及びブ
ラシ32に相対するように、このモータの回転子となる
円盤状のプリントコイル33を配している。そしてブラ
シ32がプリントコイル33と接触しており、このブラ
シ32を介してプリントコイル33に電力が供給され
る。また、プリントコイル33は、その中心部におい
て、操舵軸に沿って延びる円筒形のモータ出力軸34に
連結されており、このモータ出力軸34の他端側は、ウ
ェーブジェネレータ41のカム部41aに固定されてい
る。従って、プリントコイル33とウェーブジェネレー
タ41とは、モータ出力軸34を介して一体的に連結さ
れており、プリントコイル33が回転駆動されること
で、ウェーブジェネレータ41も一体的に回転駆動され
る。なお、このプリントモータ30は、操舵トルクセン
サ20の検出信号に基づいて回転制御がなされる。
軸を中心にして、楕円状のカムを構成するウェーブジェ
ネレータ41を配し、その外周部に無端状のフレクスプ
ライン42を装着し、さらにその外周部にサーキュラス
プライン43を配設して構成している。
みを取り出して概略的に示す。操舵出力軸12の外周部
に位置するウェーブジェネレータ41は、楕円状のカム
部41aの外周部にボールベアリング41bを設けてお
り、このボールベアリング41bの内輪はカム部41a
に固定され、外輪はボールを介して弾性変形する構造と
なっている。フレクスプライン42は、その外周部に歯
が形成された無端状の可撓性部材であり、ウェーブジェ
ネレータ41におけるボールベアリング41bの外輪に
装着されている。サーキュラスプライン43は、その内
周にフレクスプライン42と同ピッチの歯が形成されて
いる。
ネレータ41によって楕円状に撓められ、楕円の長軸両
端の2カ所でサーキュラスプライン43の内側の歯と噛
み合っている。プリントモータ30によってウェーブジ
ェネレータ41が回転駆動されると、これらの噛み合い
位置が周方向に沿って順に移動する。フレクスプライン
42はサーキュラスプライン43よりも2n枚(nは整
数)だけ少ない歯数に設定されているので、噛み合い位
置の移動に伴って、フレクスプライン42とサーキュラ
スプライン43との間には相対回転が発生する。図1の
実施形態では、参照番号44で示す保持リングによって
フレクスプライン42が回転しないように保持されてい
るため、噛み合い位置の移動に伴ってサーキュラスプラ
イン43が回転駆動されることになる。
置の動作について概略的に説明する。操舵入力軸11に
操舵トルクが加わると、この操舵トルクに応じた量のね
じれが操舵入力軸11と操舵出力軸12との間に発生す
る。このねじれ量が操舵トルクセンサ20によって検出
され、この検出信号に基づいてプリントモータ30のプ
リントコイル33が回転駆動される。そしてこのプリン
トコイル33によって、ハーモニックドライブ減速機4
0のウェーブジェネレータ41が回転駆動され、前述し
た作用によってサーキュラスプライン43が操舵入力軸
11と同じ向きに回転駆動される。サーキュラスプライ
ン43が回転駆動されることで、操舵出力軸12に対し
て操舵補助力が供与される。
で、操舵補助力を発生するモータや減速機を、全て操舵
軸を中心として同軸的に配設することができるため、装
置全体をコンパクトに構成でき、動力舵取り装置の搭載
性を高めることができる。
図3に示す。なお、以降で説明する各実施形態及びその
対応図では、同一の機能を有する構成要素には、同一の
参照符号を付して示し、説明は省略する。
タ30は、極性の異なる磁石31a、31bを操舵軸に
沿う向きに相対して配設し、この間に2枚のプリントコ
イル33を配設している。各プリントコイル33は、基
端部において互いに電気的に接続されており、一方のプ
リントコイル33に対してブラシ32を接触させること
で、両プリントコイル33に電力が供給される構造とな
っている。また、両プリントコイル33とウェーブジェ
ネレータ41とは、モータ出力軸34を介して一体的に
連結されている。
レクスプライン42は、ウェーブジェネレータ41の外
周部に装着された側と反対側の開口端側を、外側に折り
返した状態で配設しており、この折り返した先端部をハ
ウジング1に対して固定している。フレクスプライン4
2をこのように折り返して配設することで、一定の限ら
れた範囲内に配設するフレクスプライン42の全長(両
開口端間の長さ)をかせぐことができ、ウェーブジェネ
レータ41の外周部に装着された側の開口端を十分に撓
ませることができる。
0の構造を図4に拡大して示す。操舵入力軸11に対し
て同軸的に歯車11aが固定され、操舵出力軸12にも
同軸的に歯車12aが固定されており、両歯車11a,
12aには小歯車51,52が歯合している。小歯車5
1、52は、この小歯車51、52を貫通する支持軸5
3によって回転可能に支持されており、この支持軸53
はハウジング1に一端を固定したピン54によって、こ
のピン54を中心として傾動可能に支持されている。ま
た、支持軸53の先端部は扇状に広がっており、この面
に抵抗体膜55が形成されており、抵抗体膜55の一端
部には抵抗体膜55に接続された電極55aが形成され
ている。また、この抵抗体膜55上にはハウジング1側
に支持された電極56が接触しており、抵抗体膜55を
介して電極55a−電極56に電流が流れる機構となっ
ている。
出力軸12はトーションバー14を介して連結されてい
るため、操舵入力軸11に操舵トルクが与えられると、
このトルクに応じて操舵入力軸11と操舵出力軸12と
は相対的にねじれる。ここで操舵入力軸11が操舵出力
軸12に対して相対的に矢印(イ)方向(図4参照)に
沿ってねじれた場合を想定すると、操舵入力軸11と一
体的に歯車11aが矢印(イ)方向に沿って回転する。
この際、小歯車51も回転するが、歯車11aとの間の
係合力によって、この小歯車51が矢印(イ)側に変位
し、支持軸53はピン54を中心として矢印(ロ)側に
傾動する。この結果、電極55a−電極56が接近する
ため、この間の抵抗値が減少する。また、操舵入力軸1
1に対して矢印(イ)と反対方向に沿った向きに操舵ト
ルクが与えられた場合には、同様の作用によって支持軸
53は矢印(ハ)側に傾動し、電極55a−電極56が
離間してこの間の抵抗値が増大する。操舵トルクがゼロ
となった場合には、入力軸11と操舵出力軸12とのね
じれがなくなるため、図4に示す定位置に戻る。このよ
うに、支持軸53が傾動する角度及び傾動する方向は、
操舵入力軸11と操舵出力軸12との相対的なねじれ量
とねじれ方向、すなわち操舵トルクに応じて変化するた
め、操舵トルクセンサ50では、電極55a−電極56
間の抵抗値を基に、操舵トルクを検出している。
図5(a),(b)に示す。
アーム15が連結され、このアーム15には、ボールジ
ョイント16を介してタイロッド17が連結されてお
り、いわゆるセンタテイクオフ式ステアリングを構成し
ている。
イブ減速機40の他に、ウェーブジェネレータ61、フ
レクスプライン62及びサーキュラスプライン63で構
成されるもう1つのハーモニックドライブ減速機60を
備えている。なお、個々の構造等は、それぞれウェーブ
ジェネレータ41、フレクスプライン42及びサーキュ
ラスプライン43と同様であり説明は省略する。
舵出力軸12とは、このハーモニックドライブ減速機6
0を介して連結されている。すなわち、操舵入力軸11
の外周部にはウェーブジェネレータ61が固定されてお
り、操舵入力軸11と共に一体的に回転する。ウェーブ
ジェネレータ61の外周部には、一方の開口端側がハウ
ジング1に固定されたフレクスプライン62が装着され
ており、その外周部には、操舵出力軸12に連結された
サーキュラスプライン63が設けられている。従って操
舵出力軸12には、サーキュラスプライン43とサーキ
ュラスプライン63との双方が連結されており、双方の
回転駆動力が相俟って、操舵出力軸12を回転駆動す
る。なお、各減速機の減速比としては、例えば、ハーモ
ニックドライブ減速機60の減速比が1/30、ハーモ
ニックドライブ減速機40の減速比が1/60である。
駆動させるプリントモータ30の回転制御は、フレクス
プライン62に設けた歪みゲージ65の検出信号に基づ
いて行われる。
て45度傾けたゲージをクロスさせて構成しており、フ
レクスプライン62の内周面に設けることで、フレクス
プライン62に加わるねじりトルクを検出している。そ
して、この検出結果から、入力軸11に加えられた操舵
トルクの大きさを求めている。
ラスプライン63には、操舵入力軸11に与えられる操
舵トルクに比例した駆動トルクが加わるが、この駆動ト
ルクの反力はフレクスプライン62が受けている。フレ
クスプライン62は、図における上側の開口端をハウジ
ング1に固定されているため、この反力は、フレクスプ
ライン62をねじるように作用する。従って、フレクス
プライン62に加わるねじりトルクを歪みゲージ65で
検出することで、サーキュラスプライン63の駆動トル
クを検出でき、この検出結果を逆算することで操舵入力
軸11に加えられた操舵トルクを求めることができる。
モニックドライブ減速機60をさらに設けることで、操
舵入力軸11に加わる回転を減速して操舵出力軸12に
与えることができ、かつ、操舵入力軸11に加えられる
操舵トルクも検出することができる。
図6に示す。
イブ減速機40を構成するフレクスプライン42が、図
における上方の開口側を内側に折り曲げたカップ状を呈
しており、その開口縁42bに相対する位置に、トルク
制限機構としての電磁クラッチ70を備えている。
に固定されており、その内部に励磁コイルを備えてい
る。従って、励磁コイルに通電することで磁力が発生
し、電磁クラッチ70に対して開口縁42bが固定され
る。すなわち、フレクスプライン42がハウジング1側
に固定される。また、励磁コイルへの通電を停止するこ
とで磁力が消滅し、ハウジング1側に固定されたフレク
スプライン42が開放される。
明する。
チ70に固定されている状態では、前述した実施形態と
同様に、プリントモータ30によってウェーブジェネレ
ータ41が回転駆動されると、フレクスプライン42と
サーキュラスプライン43との噛み合い位置が周方向に
沿って移動し、この移動に伴ってサーキュラスプライン
43が回転駆動され、操舵出力軸12に対して操舵補助
力を与える。
によってモータ出力軸34がロックされると、このモー
タ出力軸34に連結されたウェーブジェネレータ41、
フレクスプライン42、サーキュラスプライン43及び
操舵出力軸12が全てロックされ、操舵が不可能とな
る。そこで、このような場合には、励磁コイルへの通電
を停止して電磁クラッチ70を切って、フレクスプライ
ン42の拘束を解除する。これによって、ウェーブジェ
ネレータ41のボールベアリング41bを境として、そ
の後段に連結されたフレクスプライン42、サーキュラ
スプライン43及び操舵出力軸12は、回転可能な状態
となる。このため、操舵入力軸11の回転はトーション
バーを介して操舵出力軸12に伝えられ、操舵出力軸1
2はサーキュラスプライン43及びフレクスプライン4
2と一体的に回転する。この際、開口縁42bはベアリ
ング6を介して、プリントモータ30を収容したインナ
ーハウジング35上に回転自在に支持されるため、回転
の支障となることはない。
た場合にも、操舵を継続することが可能となる。
ライン41の拘束を解除する条件としては、例えば、モ
ータ出力軸34がロックされると操舵を継続しようとし
て操舵入力軸11に大きな操舵トルクが加わるため、一
定以上の大きな操舵トルクが操舵トルクセンサ50(図
3、図4参照)で検出された場合がある。この他にも、
プリントモータ30の制御回路でプリントモータ30の
故障が検出された場合などが挙げられる。また、操舵入
力軸11に与えられる操舵トルクがゼロに近い場合にフ
レクスプライン41の拘束を解除すれば、プリントモー
タ30の慣性力や、ブラシ32とプリントコイル33と
の摩擦力が操舵に影響することが解消されるため、操舵
感を向上させることができる。
図7に示す。
ライブ減速機40を駆動するモータをブラシレスモータ
30’としている。このブラシレスモータ30’は、操
舵出力軸12を中心として、その外周部に、ロータ部を
構成する磁石36を配し、さらにその外周部にステータ
部を構成するコイル37を配して構成しており、軸方向
に沿って延びる形状となっている。なお、図中の参照符
号38はロータ部の回転を検出する回転センサである。
軸34には、ハーモニックドライブ減速機40のウェー
ブジェネレータ41が直結しており、これらは操舵出力
軸12との間に設けたベアリング4によって回転自在に
支持されている。
構として、トルクリミッタ71を備えている。このトル
クリミッタ71は、ハウジング1に形成した保持穴内に
遊挿された係止ピン73と、フレクスプライン42を保
持した保持リング44側に向かって係止ピン73を付勢
するバネ72と、保持リング44の外周部に形成した凹
部44aとで構成され、この凹部44aは保持リング4
4の外周部に所定の間隔で複数箇所に形成されている。
図7の状態では、係止ピン73の先端部が凹部44aと
係合しており、バネ72の付勢力と凹部44aの形状と
で決まる係合力によって、保持リング44は図の位置に
保持されている。
て説明する。ブラシレスモータ30’が故障でロックさ
れた場合などには、操舵を続けようとしてより大きな操
舵トルクが操舵入力軸11に対して与えられる。この操
舵トルクは、トーションバー14(図3参照)を介して
連結された操舵出力軸12に加わるため、ハーモニック
ドライブ減速機40のサーキュラスプライン43に大き
な駆動トルクがかかり、この力の反力がフレクスプライ
ン42を保持した保持リングに加わることになる。そし
て、係止ピン73と凹部44aとの係合力を越える大き
なトルクが保持リング44に加わると、保持リング44
は、凹部44aのテーパ面によって係止ピン73を押し
上げながら回転を始める。これによって、フレクスプラ
イン42、サーキュラスプライン43及び操舵出力軸1
2が回転し、操舵を継続することができる。
ことで、ブラシレスモータ30’が故障でロックされた
場合にも操舵を継続することができる。
うに、保持リング44を使用せずに、フレクスプライン
42とトルクリミッタ71とで、第5の実施形態と同様
の機能を有するトルク制限機構を構成することもでき
る。すなわち、フレクスプライン42の歯が形成された
領域に沿って、フレクスプライン42の外周部に所定間
隔で凹部42aを形成し、ハウジング1の周囲(例えば
4カ所)にトルクリミッタ71を配設する。そして、バ
ネ72の作用によって弾性的に突出する係止ピン73の
先端部をフレクスプライン42の凹部42aに係合させ
て、フレクスプライン42を保持する。
イン42の撓みに応じて係止ピン73が突出・後退しな
がら、フレクスプライン42をその位置で保持できる。
さらに、係止ピン73と凹部42aとの係合力を越える
トルクがフレクスプライン42に加わると、フレクスプ
ライン42は、凹部42aを構成するテーパ面が係止ピ
ン73を押し上げながら回転を始めるため、第5の実施
形態と同様の作用効果を奏する。
図9に示す。
aが固定され、操舵出力軸12にも同軸的に歯車12a
が固定されており、両歯車11a,12aの両側には、
小歯車81,82が歯合している。小歯車81、82
は、この小歯車81、82を貫通して延びる支持軸83
によって回転可能に支持されており、この支持軸83は
ハウジング1に一端を固定したピン84により、ピン8
4を中心として傾動可能に支持されている。
支持軸83の先端部はブラシ32の側面まで延びてお
り、このブラシ32の側面から突出する2本のガイドピ
ン32aの間に遊挿されている。ブラシ32は、ハウジ
ング1に固定された支持軸85により、支持軸85を中
心として傾動可能に支持されている。また、ブラシ32
には、絶縁体p3を挟んだ両側に、プラス極の電極p1
とマイナス極の電極p2とが形成されている。
ョンバーを介して連結されているため、操舵入力軸11
に操舵トルクが与えられると、このトルクに応じて操舵
入力軸11と操舵出力軸12とが相対的にねじれる。操
舵トルクがゼロの場合には、図10(a)に示すように
相対的なねじれはなく、ブラシ32の絶縁体p3がプリ
ントコイル33と接触している。
入力軸11が操舵出力軸12に対して相対的に矢印
(ニ)方向に沿ってねじれた場合には(ステアリングホ
イールを右に切った場合)、歯車11aが操舵入力軸1
1と一体的に矢印(ニ)方向に沿って回転する。この
際、小歯車81も回転するが、歯車11aとの間の係合
力によって、この小歯車81が矢印(ニ)側に変位し、
支持軸83はピン84を中心として、図10(b)に示
すように傾動する。支持軸83の下端部はこの傾動側に
位置するガイドピン32aを押して、この方向にブラシ
32を傾動させる。これにより、ブラシ32における一
方の電極p2がプリントコイル33と接触する。また、
図10(c)に示すように、操舵入力軸11が操舵出力
軸12に対して相対的に矢印(ホ)方向に沿ってねじれ
た場合には(ステアリングホイールを左に切った場
合)、同様の作用によってブラシ32におけるもう一方
の電極p1がプリントコイル33と接触する。
12との相対的なねじれを利用して、プリントコイル3
3に接触するブラシ32の電極を操舵方向に応じて切り
換えることができるため、プリントモータ30の回転制
御を機械的に行うことができる。このため、トルクセン
サや操舵方向センサ等を別に設ける必要がなく、プリン
トモータ30の回転制御を簡易な構成で実施することが
可能となる。
図11に示す。
ギヤ91が形成されたウォームホイール90を備え、こ
のウォームホイール90の内周部においてフレクスプラ
イン42を一体的に保持している。また、ウォームホイ
ール90のウォームギヤ91には、モータ93で回転駆
動されるウォーム軸92が噛み合っており、ウォーム軸
92が回転することで、ウォームホイール90及びフレ
クスプライン42が、操舵出力軸12を中心として回転
駆動される。なお、ウォームホイール90は、ハウジン
グ1との間に設けたベアリング94によって回転自在に
支持されている。
ドライブ減速機40を介して操舵補助力が操舵出力軸1
2に与えられている際に、ウォームホイール90及びフ
レクスプライン42を順方向或いは逆方向に回転駆動す
ることで、この操舵補助力を増加或いは減少させること
ができる。これは、ハーモニックドライブ減速機40の
ギア比が変更されたことと同じ結果となり、このような
機構によって舵角比を任意に変更することができる。
せることで、フレクスプライン42及びサーキュラスプ
ライン43を介して操舵出力軸12を回転駆動できるた
め、このような機構を利用して補助操舵を実施すること
も可能である。
図12に示す。
イブ減速機40を駆動するモータ部を、コアレスモータ
30”として構成してあり、プリントコイル33を円筒
状に形成し、その内側に磁石31を配して構成してい
る。円筒状のプリントコイル33の開口端部は、その外
側のハウジング1との間に設けたベアリング7によっ
て、回転自在に支持されている。
るモータ部を、このようなコアレスモータとすること
で、磁石31及びプリントコイル33が、モータの中心
軸方向、すなわち操舵軸方向に沿って延びる形態となる
ため、モータの外径を抑えることができ、搭載性をより
高めることができる。なお、図12には、プリントコイ
ル33の内側に磁石31を配設した構成を例示したが、
プリントコイル33の外側に磁石31を配設することも
できる。
動力舵取り装置によれば、ウェーブジェネレータ、フレ
クスプライン及びサーキュラスプラインで構成されるい
わゆるハーモニックドライブ減速機と、このハーモニッ
クドライブ減速機を駆動するモータとを、操舵入力軸と
操舵出力軸とを結ぶ一連の操舵軸を中心として同軸的に
配置するので、装置全体を一体的に構成でき、しかも装
置全体をコンパクトに構成できるため、搭載性を十分に
高めることが可能となる。
断面図である。
示す平面図である。
断面図である。
置を示す断面図、(b)は操舵出力軸の連結状態を示す
平面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
機構を示す説明図である。
す断面図である。
す断面図である。
クセンサ、30…プリントモータ(回転子)、31…磁
石、32…ブラシ、33…プリントコイル、40…ハー
モニックドライブ減速機、41…ウェーブジェネレー
タ、42…フレクスプライン、43…サーキュラスプラ
イン、61…ウェーブジェネレータ(第2のウェーブジ
ェネレータ)、62…フレクスプライン(第2のフレク
スプライン)、63…サーキュラスプライン(第2のサ
ーキュラスプライン)、65…歪みゲージ(トルク検出
手段)、70…電磁クラッチ(トルク制限手段)、71
…トルクリミッタ(トルク制限手段)、90…ウォーム
ホイール、91…ウォーム軸、93…モータ。
Claims (8)
- 【請求項1】 操舵入力軸と、操舵出力軸と、前記操舵
出力軸に対して操舵補助力を供与する補助力発生手段と
を備えた動力舵取り装置において、 前記補助力発生手段は、 前記操舵入力軸と操舵出力軸とを結ぶ一連の操舵軸に対
して同軸的に配設されたモータと、 前記モータの出力軸に連結され、楕円状のカムを構成す
るウェーブジェネレータと、 前記ウェーブジェネレータの外周部に装着され、回転す
る前記ウェーブジェネレータによって弾性変形し、ハウ
ジングに支持されたフレクスプラインと、 前記操舵出力軸に連結され、前記フレクスプラインと歯
合して回転駆動されるサーキュラスプラインとを備える
ことを特徴とする動力舵取り装置。 - 【請求項2】 前記モータはプリントモータであり、 前記ウェーブジェネレータは、このプリントモータの回
転子に連結されたことを特徴とする請求項1記載の動力
舵取り装置。 - 【請求項3】 前記フレクスプラインは、一方の開口端
側を外側に折り返した形状を呈することを特徴とする請
求項1又は2記載の動力舵取り装置。 - 【請求項4】 前記操舵入力軸によって回転駆動される
第2のウェーブジェネレータと、 前記第2のウェーブジェネレータの外周部に装着され、
回転する前記第2のウェーブジェネレータによって弾性
変形する第2のフレクスプラインと、 前記第2のフレクスプラインと歯合して回転駆動される
と共に、前記操舵出力軸に連結された第2のサーキュラ
スプラインと、 前記第2のフレクスプラインに対して設けられ、この第
2のフレクスプラインに加わるねじりトルクを検出する
トルク検出手段とをさらに備えたことを特徴とする請求
項1、2又は3記載の動力舵取り装置。 - 【請求項5】 前記フレクスプラインの拘束を解除する
トルク制限手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
1記載の動力舵取り装置。 - 【請求項6】 前記操舵入力軸と前記操舵出力軸との相
対的なねじれによって変位駆動される変位部材と、 互いに極性の異なる電極を有すると共に、前記変位部材
によって変位駆動されることで前記プリントモータの回
転子に接触する当該電極が切り換えられるブラシと、を
備えることを特徴とする請求項2記載の動力舵取り装
置。 - 【請求項7】 前記フレクスプラインを回転駆動する駆
動手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の
動力舵取り装置。 - 【請求項8】 前記モータは、このモータの回転子が筒
状のコアレスモータであることを特徴とする請求項1記
載の動力舵取り装置。
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