JP2009065742A - 電動モータ - Google Patents
電動モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009065742A JP2009065742A JP2007229365A JP2007229365A JP2009065742A JP 2009065742 A JP2009065742 A JP 2009065742A JP 2007229365 A JP2007229365 A JP 2007229365A JP 2007229365 A JP2007229365 A JP 2007229365A JP 2009065742 A JP2009065742 A JP 2009065742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor shaft
- electric motor
- rotor
- bearing
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/173—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
- H02K5/1732—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/26—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
- F16H61/28—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
- F16H61/32—Electric motors actuators or related electrical control means therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/16—Centering rotors within the stator; Balancing rotors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/24—Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
【解決手段】 電動モータ5のロータ軸13を支持する第1軸受15とリヤハウジング20との間に、径方向へ弾性変形可能なゴムまたは金属バネよりなる弾性部材80を配置する。「低温時×高電圧時」に「突当制御」が実施されてロータ軸13に過負荷が加わると、ロータ軸13に加わる捩れ力が大きくなり、ロータ軸13に加わる偏心力が大きくなってロータ軸13が弾性部材80を弾性変形させて傾斜し、ロータコア14の外周端がステータコア21の内周端に接触する。電動モータ5の発生トルクの一部が、剛性の高いロータコア14を介して剛性の高いステータコア21が受けることになり、ロータ軸13に発生する回転トルクが抑えられ、駆動対象物に対して機械的なダメージを与えない。
【選択図】 図1
Description
しかるに、駆動対象物がロックした場合など、電動モータに過大な制動トルクが発生した場合には、電動モータが発生する過大な回転トルクが駆動対象物の構成部品に機械的なダメージを与える可能性がある。
車両用の自動変速機は、シフトレンジ切替機構(パーキング切替機構を含む)を搭載しており、従来では運転者が手動にて切り替えを実施していたが、近年、シフトレンジ切替機構を、電動モータを搭載したSBWアクチュエータによって切り替えるシフトレンジ切替装置が市場に広がりつつある(例えば、特許文献1)。
シフトレンジ切替装置に搭載される電動モータには、「高温時×低電圧時=駆動電流最小」の最悪条件下であっても必要トルクを発生することが要求される。
しかし、「高温時×低電圧時=駆動電流最小」の最悪条件下に必要トルクを確保した場合、逆条件時である「低温時×高電圧時=駆動電流最大」に大きな回転トルクが発生することになる。
しかし、「低温時×高電圧時」に駆動対象物がロック状態になると、ロック状態の駆動対象物を電動モータが駆動しようとして、駆動対象物に過大な回転トルク(過負荷)を与えてしまう。この結果、電動モータから駆動対象物に至る回転伝達系(減速機を含む)や、駆動対象物の構成部品に機械的なダメージを与える可能性がある。
この「突当制御」が「低温時×高電圧時」に実施されると、電動モータの発生する過大な回転トルクが駆動対象物に加わり、電動モータから駆動対象物に至る回転伝達系や、駆動対象物の構成部品に機械的なダメージを与える可能性がある。
請求項1の手段を採用する電動モータは、ロータ軸に加わる偏心力(偏心荷重)によりロータ軸を傾斜または偏心させる弾性部材を備え、ロータ軸が傾斜または偏心した際にロータ軸と一体に回転する回転部材が接触する被接触部材を備える。
ロータ軸にかかる回転負荷が大きくなると、ロータ軸に加わる捩れ力が大きくなり、ロータ軸に加わる偏心力が大きくなって、ロータ軸が弾性部材を弾性変形させて傾斜または偏心し、回転部材が被接触部材に接触する。回転部材が被接触部材に接触(回転部材が被接触部材に接触して回転することによる回転抵抗の増加、あるいは回転部材が被接触部材に係合してロック)することで、ロータ軸の発生トルクが抑えられる(ロータ軸の発生トルクの停止を含む)。
このように、請求項1の手段は、弾性部材を用い、ロータ軸に大きな負荷が加わることでロータ軸を傾斜または偏心させるというシンプルな構造を採用して、ロータ軸に過大な回転トルクが発生するのを防ぐことができる。そして、ロータ軸に過大な回転トルクが発生するのが防がれるため、ロータ軸により駆動される駆動対象物(回転トルクの伝達系を含む)に機械的なダメージが与えられる不具合を回避できる。
請求項2の手段を採用する電動モータにおけるロータ軸は、軸方向に異なった位置に設けられた第1軸受と第2軸受によって回転自在に支持されるものであり、弾性部材は、第1軸受を支持する固定部材と第1軸受の間、あるいはロータ軸と第1軸受の間に介在されて、少なくてもロータ軸の径方向へ弾性変形可能な部材である。
ロータ軸にかかる回転負荷が大きくなり、ロータ軸に加わる捩れ力が大きくなってロータ軸に加わる偏心力が大きくなることでロータ軸が弾性部材を弾性変形させて傾斜し、回転部材が被接触部材に接触(回転部材が被接触部材に接触して回転することによる回転抵抗の増加、あるいは回転部材が被接触部材に係合してロック)することで、ロータ軸の発生トルクが抑えられる(ロータ軸の発生トルクの停止を含む)。
請求項3の手段を採用する電動モータにおける回転部材はロータコアで、被接触部材はステータコアである。そして、ロータ軸が傾斜または偏心した際に、ロータコアがステータコアに接触(ロータコアがステータコアに接触して回転することによる回転抵抗の増加、あるいはロータコアがステータコアに係合してロック)することで、ロータ軸の発生トルクが抑えられる(ロータ軸の発生トルクの停止を含む)。
請求項4の手段を採用する電動モータにおける回転部材はロータコアとは別体に設けられた回転摩擦部材で、被接触部材はステータコアとは別体に設けられた固定摩擦部材である。そして、ロータ軸が傾斜または偏心した際に、回転摩擦部材が固定摩擦部材に接触(回転摩擦部材が固定摩擦部材に接触して回転することによる回転抵抗の増加、あるいは回転摩擦部材が固定摩擦部材に係合してロック)することで、ロータ軸の発生トルクが抑えられる(ロータ軸の発生トルクの停止を含む)。
請求項5の手段を採用する電動モータは、減速機と組み合わされて、車両用自動変速機に搭載されたシフトレンジ切替機構を駆動するものである。
電動モータは、何らかの要因(例えば、「低温時×高電圧時=駆動電流最大」の状態で「突当制御」が実施された場合など)でロータ軸に過大な回転負荷が生じると、ロータ軸が傾斜または偏心してロータ軸の発生トルクが抑えられる(ロータ軸の発生トルクの停止を含む)。このため、電動モータによって駆動される駆動対象物(減速機およびシフトレンジ切替機構)に機械的なダメージを与えない。即ち、過負荷を要因とする減速機およびシフトレンジ切替機構の故障を防ぐことができる。
この電動モータは、ロータ軸に加わる偏心力によりロータ軸を傾斜(または偏心)させる弾性部材を備える。具体的に例えば、ロータ軸は、軸方向に異なった位置に設けられた第1軸受と第2軸受によって回転自在に支持されるものであり、弾性部材は、第1軸受を支持する固定部材と第1軸受の間、あるいはロータ軸と第1軸受の間に介在されて、ロータ軸の径方向に弾性変形可能な部材(ゴム等の弾性樹脂、ウエーブワッシャ等の金属バネ等)である。
電動モータは、ロータ軸が傾斜(または偏心)した際に、ロータ軸と一体に回転する回転部材が接触する被接触部材を備えるものであり、ロータ軸にかかる回転負荷が大きくなり、ロータ軸に加わる捩れ力が大きくなることでロータ軸に加わる偏心力が大きくなると、ロータ軸が弾性部材を弾性変形させて傾斜(または偏心)する。そして、ロータ軸が傾斜(または偏心)して、回転部材が被接触部材に接触することで、ロータ軸の発生トルクが抑えられる(回転トルクの発生停止を含む)。
(シフトレンジ切替装置の説明)
シフトレンジ切替装置は、車両走行用のエンジン(内燃機関単独であっても良いし、内燃機関+電動機のハイブリッドであっても良い)出力を変速する自動変速機2(図2参照)に搭載されたシフトレンジ切替機構3およびパーキング切替機構4(図3参照)を、SBWアクチュエータ1(図1参照)によって切り替えるものである。
即ち、シフトレンジ切替装置は、SBW・ECU7によって電動モータ5の回転方向、回転数(回転する数)および回転角を制御することで、減速機6を介してシフトレンジ切替機構3およびパーキング切替機構4を切替駆動するものである。
(電動モータ5の説明)
電動モータ5を、図1を参照して説明する。
この実施例1の電動モータ5は、永久磁石を用いないブラシレスのSRモータ(スイッチド・リラクタンス・モータ)であり、回転自在に支持されるロータ11と、このロータ11の回転中心と同軸上に配置されたステータ12とで構成される。
前側の第2軸受16は、ロータ軸13の前端を回転自在に支持する転がり軸受であり、減速機6の出力軸17の内周に嵌合固定されたものである。第2軸受16を支持する出力軸17は、フロントハウジング18の内周に配置されたメタルベアリング19によって回転自在に支持されている。つまり、ロータ軸13の前端は、フロントハウジング18に設けられたメタルベアリング19→出力軸17→第2軸受16を介して回転自在に支持される。
なお、メタルベアリング19の軸方向の支持区間は、第2軸受16の軸方向の支持区間にオーバーラップするように設けられ、ロータ軸13における第2軸受16に支持される部分(前端部)の軸芯ズレが防がれるように設けられている。
後側の第1軸受15は、ロータ軸13の後端を回転自在に支持する転がり軸受である。なお、リヤハウジング20による第1軸受15の支持構造については後述する。
ステータコア21は、薄板を多数積層して形成されたものであり、リヤハウジング20に固定されている。具体的に、ステータコア21には、内側のロータコア14に向けて所定角度毎(例えば、30度毎)に突設されたステータティース(内向突極)が設けられており、各ステータティースのそれぞれには各ステータティース毎に磁力を発生させるための励磁コイル22が設けられている。そして、各励磁コイル22は、SBW・ECU7により通電制御される。
そして、SBW・ECU7により各励磁コイル22の通電位置および通電方向を順次切り替えることで、ロータティースを磁気吸引するステータティースを順次切り替えて、ロータ11を一方または他方へ回転させる構成になっている。
減速機6を、図1、図4を参照して説明する。
この実施例1に示す減速機6は、遊星歯車減速機の1種である内接噛合遊星歯車減速機(サイクロイド減速機)であり、ロータ軸13に設けられた偏心部25を介してロータ軸13に対して偏心回転可能な状態で取り付けられたサンギヤ26(インナーギヤ:外歯歯車)と、このサンギヤ26が内接噛合するリングギヤ27(アウターギヤ:内歯歯車)と、サンギヤ26の自転成分のみを出力軸17に伝達する伝達手段28とを備える。
サンギヤ26は、上述したように、サンギヤ軸受31を介してロータ軸13の偏心部25に対して回転自在に支持されるものであり、偏心部25の回転によってリングギヤ27に押しつけられた状態で回転するように構成されている。
リングギヤ27は、フロントハウジング18に固定されるものである。
複数の内ピン35は、サンギヤ26のフロント面に突出する形で設けられている。
複数の内ピン穴34は、出力軸17の後端に設けられたフランジ33に設けられており、内ピン35と内ピン穴34の嵌まり合いによって、サンギヤ26の自転運動が出力軸17に伝えられるように構成されている。
このように設けられることにより、ロータ軸13が回転してサンギヤ26が偏心回転することによって、サンギヤ26がロータ軸13に対して減速回転し、その減速回転が出力軸17に伝えられる。なお、出力軸17は、シフトレンジ切替機構3およびパーキング切替機構4を駆動操作するコントロールロッド45(後述する)に連結される。
なお、この実施例1とは異なり、複数の内ピン穴34をサンギヤ26に形成し、複数の内ピン35をフランジ33に設けて構成しても良い。
シフトレンジ切替機構3およびパーキング切替機構4は、SBWアクチュエータ1の出力軸(具体的には、上述した減速機6の出力軸17)によって切り替え駆動されるものである。
シフトレンジ切替機構3は、油圧バルブボディ41に設けられたマニュアルスプール弁42をシフトレンジに応じた適切な位置にスライド変位させ、自動変速機2の図示しない油圧クラッチへの油路の切り替えを行って油圧クラッチの係合状態をコントロールするものである。
ディテントプレート46は、半径方向の先端(略扇形状の円弧部)に複数の凹部46aが設けられており、油圧バルブボディ41(または自動変速機2内部の任意部位)に固定されたディテントスプリング47の先端の係合部47aが凹部46aに嵌まり合うことで、切り替えられたシフトレンジが保持されるようになっている。なお、この実施例では、板バネを用いたディテント機構を示すが、コイルスプリング等を用いた他のディテント機構であっても良い。
ピン48は、マニュアルスプール弁42の端部に設けられた溝49に噛合しており、ディテントプレート46がコントロールロッド45によって回動操作されると、ピン48が円弧駆動されて、ピン48に噛合するマニュアルスプール弁42が油圧バルブボディ41の内部で直線運動を行う。
この円錐部52は、自動変速機2のハウジングの突出部53とパークポール44の間に介在されるものであり、コントロールロッド45を図3中矢印A方向から見て時計回り方向に回転させると(具体的には、R→Pレンジ)、ディテントプレート46を介してパークロッド51が図3中矢印B方向へ変位して円錐部52がパークポール44を押し上げる。すると、パークポール44が軸44bを中心に図3中矢印C方向に回転し、パークポール44の凸部44aがパークギヤ43の凹部43aに噛合し、パーキング切替機構4によるロック状態(パーキング状態)が達成される。
上述したSBWアクチュエータ1には、図1に示すように、ハウジング(フロントハウジング18+リヤハウジング20)の内部に、ロータ11の回転角度を検出するエンコーダ60が搭載されている。このエンコーダ60によってロータ11の回転角度を検出することにより、電動モータ5を脱調させることなく高速運転することができる。
エンコーダ60は、インクリメンタル型であり、ロータ11と一体に回転する磁石61と、リヤハウジング20内において磁石61と対向配置されて磁石61における磁束発生部の通過を検出する磁気検出用のホールIC62(例えば、磁石61の多極着磁の磁束を検出する回転角度検出用ホールIC、および励磁コイル22の各相の通電が一巡する毎に発生する磁束を検出するインデックス信号用ホールIC等)とで構成され、ホールIC62はリヤハウジング20内に固定される基板63によって支持される。
SBW・ECU7を図2を参照して説明する。
SBW・ECU7は、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROM、SRAMまたはEEPROM、RAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路等で構成された周知構造のマイクロコンピュータを搭載するものであり、SBW・ECU7を内蔵するケース内に電動モータ5のコイル駆動回路が搭載されたものであっても良いし、SBW・ECU7のケースの外部にコイル駆動回路を搭載するものであっても良い。
一般に、金属は温度が高くなるほど電気抵抗率が高くなる特性を有する。電動モータ5も同様に、高温時に電気抵抗が大きくなり、逆に低温時に電気抵抗が小さくなる。一方、電動モータ5に印加されるバッテリ電圧は、車載バッテリ72の状態や、車両の運転状態に応じて、高い場合や低い場合がある。
このため、高温時で且つ低バッテリ電圧時に、電動モータ5の駆動電流は最小になってしまう(高温時×低電圧時=駆動電流最小)。
ここで、SBWアクチュエータ1に搭載される電動モータ5には、「高温時×低電圧時=駆動電流最小」の最悪条件下であっても必要トルクを発生することが要求される。
しかし、「高温時×低電圧時=駆動電流最小」の最悪条件下に必要トルクを確保した場合、逆条件時である「低温時×高電圧時=駆動電流最大」に大きな回転トルクが発生することになる。
上記の不具合を回避するために、この実施例1のシフトレンジ切替装置は、下記に示す技術を採用している。
電動モータ5は、ロータ軸13に加わる偏心力によりロータ軸13を傾斜させる環状の弾性部材80を備える。
電動モータ5は、ロータ軸13が傾斜した際に、ロータ軸13と一体に回転する回転部材が接触する被接触部材を備える。
ロータ軸13は、軸方向に異なった位置(後側と前側)に設けられた第1軸受15と第2軸受16によって回転自在に支持されるものであり、弾性部材80は、リヤハウジング20(第1軸受15を支持する固定部材に相当する)と第1軸受15との間に介在される。
ここで、第1軸受15は、インナーレース、アウターレース、転がり部材(ボール等)、および転がり部材の前後を閉塞して内部のグリスが外部へ漏れるのを防ぐ環状プレートよりなる周知な構造を採用しており、インナーレースの内周面がロータ軸13の後端外周に圧入固定されることで、第1軸受15がロータ軸13に装着される。
この弾性部材80は、第1軸受15の外周面(具体的にはアウターレースの外周面)と、リヤハウジング20における軸受支持用のボス穴の内周面(具体的にはリヤハウジング20において樹脂20aにモールドされた金属製のベースフレーム20bの略中心部に形成された筒部ボス部の内周面)との間に圧縮された状態で配置される。
この実施例における回転部材はロータコア14で、被接触部材はステータコア21であり、ロータ軸13が所定量傾斜した際に、ロータコア14におけるロータティースの外周端が、ステータコア21におけるステータティースの内周端に接触してロータ軸13に発生する回転トルクを抑制する。
なお、ロータコア14とステータコア21の接触量が少ない場合は、ロータコア14とステータコア21が掠る(擦れる)ことで回転トルクが抑制され、ロータ軸13の傾斜が大きくなるとロータコア14とステータコア21の接触量が多くなって回転トルクの抑制量が多くなり、さらにロータ軸13の傾斜が大きくなるとロータコア14がステータコア21に係止(ロック)してロータ軸13の回転が停止する。
理解補助のために具体的な一例を示すと、SBWアクチュエータ1の使用温度の変動設定範囲が−40℃〜120℃で、バッテリ電圧の変動設定範囲が10V〜15Vである場合、100℃で14Vの時にロータコア14とステータコア21が接触を開始する弾性力となるように、弾性部材80における径方向の弾性力が設定されている。
SBWアクチュエータ1に搭載される電動モータ5は、「低温時×高電圧時=駆動電流最大」に「突当制御」が実施された場合や、SBWアクチュエータ1の出力軸17に予期せぬ過負荷が加わった場合など、ロータ軸13に過大な回転トルク(過負荷)が加わると、ロータ軸13に加わる捩れ力が大きくなり、ロータ軸13に加わる偏心力が大きくなってロータ軸13が弾性部材80を弾性変形させて傾斜し、ロータティースの外周端がステータティースの内周端に接触する。このように、ロータティースがステータティースに接触することで、電動モータ5の発生する回転トルクの一部が、剛性の高いロータコア14を介して剛性の高いステータコア21が受けることになり、ロータ軸13に発生する回転トルクが抑えられる。
また、第1軸受15とリヤハウジング20との間に環状の弾性部材80を介在させるというシンプルな構造を採用するのみで、過負荷が生じた場合にロータコア14をステータコア21に接触させて電動モータ5の発生トルクを抑えることができる。即ち、シンプルな構造によって過負荷の発生を防ぎ、シフトレンジ切替装置の信頼性を高めることができる。
上記の実施例では、ロータ軸13が傾斜した際に、ロータコア14がステータコア21に接触することでロータ軸13に発生する回転トルクを抑える例を示したが、図5に示すように、ロータコア14とは別体に回転摩擦部材81を設けるとともに、ステータコア21とは別体に固定摩擦部材82を設け、ロータ軸13が傾斜した際に、回転摩擦部材81の外周縁が固定摩擦部材82の内周縁に接触することでロータ軸13に発生する回転トルクを抑えても良い。なお、固定摩擦部材82として、電動モータ5のハウジングの内周面を利用しても良い。
上記の実施例では、シフトレンジ切替装置に用いられる電動モータ5に本発明を適用する例を示したが、電動モータ5の駆動対象物は限定されるものではなく、他の用途に用いられる電動モータ(例えば、車両走行用電動モータ、車両冷媒圧縮機駆動用電動モータ、ワイパー駆動用電動モータなど、種々の車両用電動モータはもちろん、製造装置等における電動モータ、ロボットアーム駆動用電動モータなど)に本発明を適用しても良い。また、交流モータ、直流モータなど、モータ形式に関わらず本発明を適用しても良い。もちろん、減速機を用いない電動モータに本発明を適用しても良い。
2 自動変速機
3 シフトレンジ切替機構
5 電動モータ
6 減速機
13 ロータ軸
14 ロータコア(実施例1における回転部材)
15 第1軸受
16 第2軸受
20 リヤハウジング(第1軸受を支持する固定部材)
21 ステータコア(実施例1における被接触部材)
80 弾性部材
81 回転摩擦部材(変形例における回転部材)
82 固定摩擦部材(変形例における被接触部材)
Claims (5)
- 通電によりロータ軸が回転駆動される電動モータにおいて、
この電動モータは、前記ロータ軸に加わる偏心力により前記ロータ軸を傾斜または偏心させる弾性部材を備えるとともに、前記ロータ軸が傾斜または偏心した際に、当該ロータ軸と一体に回転する回転部材が接触する被接触部材を備えることを特徴とする電動モータ。 - 請求項1に記載の電動モータにおいて、
前記ロータ軸は、軸方向に異なった位置に設けられた第1軸受と第2軸受によって回転自在に支持されるものであり、
前記弾性部材は、前記第1軸受を支持する固定部材と前記第1軸受の間、あるいは前記ロータ軸と前記第1軸受の間に介在されて、前記ロータ軸の径方向に弾性変形可能な部材であることを特徴とする電動モータ。 - 請求項1または請求項2に記載の電動モータにおいて、
前記回転部材はロータコアで、前記被接触部材はステータコアであり、
前記ロータ軸が傾斜または偏心した際に、前記ロータコアが前記ステータコアに接触して前記ロータ軸の回転トルクを抑制することを特徴とする電動モータ。 - 請求項1または請求項2に記載の電動モータにおいて、
前記回転部材はロータコアとは別体に設けられた回転摩擦部材で、前記被接触部材はステータコアとは別体に設けられた固定摩擦部材であり、
前記ロータ軸が傾斜または偏心した際に、前記回転摩擦部材が前記固定摩擦部材に接触して前記ロータ軸の回転トルクを抑制することを特徴とする電動モータ。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電動モータにおいて、
この電動モータは、当該電動モータの回転出力を減速する減速機と組み合わされて、車両用自動変速機に搭載されたシフトレンジ切替機構を駆動することを特徴とする電動モータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007229365A JP4433022B2 (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | 電動モータ |
US12/203,359 US7911101B2 (en) | 2007-09-04 | 2008-09-03 | Electric motor and an actuator having the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007229365A JP4433022B2 (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | 電動モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009065742A true JP2009065742A (ja) | 2009-03-26 |
JP4433022B2 JP4433022B2 (ja) | 2010-03-17 |
Family
ID=40406323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007229365A Expired - Fee Related JP4433022B2 (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | 電動モータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7911101B2 (ja) |
JP (1) | JP4433022B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9732845B2 (en) | 2015-05-29 | 2017-08-15 | Nidec Tosok Corporation | Shift range switching device for vehicle |
JP2018029459A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | 学校法人千葉工業大学 | 駆動装置およびロボット |
JP2019122083A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
JP2019122077A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ、およびアクチュエータ装置 |
US10483823B2 (en) | 2017-03-30 | 2019-11-19 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
KR20190136331A (ko) * | 2018-05-30 | 2019-12-10 | 주식회사 현대케피코 | 시프트 바이 와이어 장치 및 이를 이용한 변속 방법 |
US10686348B2 (en) | 2017-12-06 | 2020-06-16 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
US10738885B2 (en) | 2017-01-13 | 2020-08-11 | Nidec Tosok Corporation | Actuator apparatus |
US10819184B2 (en) | 2017-12-28 | 2020-10-27 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
US10879763B2 (en) | 2017-12-28 | 2020-12-29 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
WO2023191178A1 (ko) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | 중앙대학교 산학협력단 | 풀리 일체형 케이블 구동기 및 그 작동방법 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101682246B (zh) * | 2007-05-25 | 2013-08-21 | 三菱电机株式会社 | 无刷电动机 |
JP4433022B2 (ja) * | 2007-09-04 | 2010-03-17 | 株式会社デンソー | 電動モータ |
JP4512803B2 (ja) * | 2008-10-15 | 2010-07-28 | シナノケンシ株式会社 | ブラシレスモータ |
JP5535992B2 (ja) * | 2011-07-15 | 2014-07-02 | 三菱重工業株式会社 | 電動過給圧縮機、その組立方法及び内燃機関 |
CN106663991B (zh) * | 2014-07-15 | 2019-09-06 | 株式会社美姿把 | 无刷雨刮电机 |
US9427872B1 (en) * | 2014-12-21 | 2016-08-30 | Google Inc. | Devices and methods for encoder calibration |
US10201901B2 (en) * | 2015-01-29 | 2019-02-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Robot apparatus, method for controlling robot, program, and recording medium |
US10213923B2 (en) * | 2015-09-09 | 2019-02-26 | Carbon Robotics, Inc. | Robotic arm system and object avoidance methods |
CN105262397B (zh) * | 2015-10-29 | 2018-06-29 | 四川长虹电器股份有限公司 | 一种变频电机定位电流控制方法 |
KR102382057B1 (ko) * | 2017-08-09 | 2022-04-04 | 삼성전자주식회사 | 흡입 모터 및 이를 구비한 진공청소기 |
JP6965710B2 (ja) * | 2017-12-06 | 2021-11-10 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
CN108032328B (zh) * | 2017-12-18 | 2023-08-04 | 深圳市优必选科技有限公司 | 一种舵机组件、机器人关节结构及机器人 |
JP7214961B2 (ja) * | 2017-12-28 | 2023-01-31 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
US11336147B2 (en) * | 2018-11-07 | 2022-05-17 | Delta Electronics, Inc. | Speed reducing device having power source |
US11578789B2 (en) | 2018-11-07 | 2023-02-14 | Delta Electronics, Inc. | Cycloid speed reducer |
KR102234524B1 (ko) | 2019-07-31 | 2021-04-01 | 경창산업주식회사 | Sbw 구동 액추에이터 |
KR102213825B1 (ko) * | 2019-09-20 | 2021-02-08 | 주식회사 현대케피코 | 전자식 변속레버 장치 |
KR102185388B1 (ko) * | 2019-09-20 | 2020-12-02 | 경창산업주식회사 | 인히비터 통합형 액추에이터 변속제어장치 |
KR102503988B1 (ko) * | 2021-02-22 | 2023-02-27 | 주식회사 현대케피코 | 전동식 시프트 바이 와이어 시스템의 모터 제어 방법 및 장치 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3836040A (en) * | 1972-10-24 | 1974-09-17 | D Paine | Basket protective cover |
US4244099A (en) * | 1979-01-11 | 1981-01-13 | Tri-Tech, Inc. | Method of making an electric rotating machine |
US4501982A (en) * | 1983-03-03 | 1985-02-26 | Harrison Equipment Co., Inc. | Electric generator with replaceable motor |
FR2600838A1 (fr) * | 1986-06-27 | 1987-12-31 | Etri Sa | Moteur electrique a palier perfectionne |
IL82685A0 (en) * | 1987-05-27 | 1987-11-30 | Manuel M Werber | Improvement in electric motors |
WO1990004274A1 (fr) * | 1988-10-13 | 1990-04-19 | Fanuc Ltd | Oscillateur pour lasers a gaz |
JPH0328715A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-06 | Okuma Mach Works Ltd | アブソリュート位置検出器 |
US5306989A (en) * | 1992-05-27 | 1994-04-26 | Johnson Service Company | Electric motor brake |
DE69409998T2 (de) * | 1993-02-24 | 1998-09-03 | Shinko Electric Co Ltd | Schwingungskontrollanlage für rotierende Maschinen |
JP2001268875A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-28 | Minebea Co Ltd | スピンドルモータ |
US6825588B2 (en) * | 2000-06-23 | 2004-11-30 | Christopher W Gabrys | Uninterruptible power supply using a high speed cylinder flywheel |
US6630761B1 (en) * | 2000-08-10 | 2003-10-07 | Christopher W. Gabrys | Combination mechanical and magnetic support for a flywheel power supply |
JP2002354747A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-12-06 | Sony Corp | スピンドルモータとディスク記憶装置 |
US6710489B1 (en) * | 2001-08-30 | 2004-03-23 | Indigo Energy, Inc. | Axially free flywheel system |
FR2835978B1 (fr) * | 2001-12-12 | 2005-08-05 | Valeo Equip Electr Moteur | Alternateur, notamment pour vehicule automobile |
US6642636B2 (en) * | 2002-04-02 | 2003-11-04 | Delphi Technologies, Inc. | Stepper motor driving assembly with positive brake |
JP3716837B2 (ja) * | 2003-02-18 | 2005-11-16 | 日産自動車株式会社 | シフトバイワイヤ式自動変速機のレンジ選択装置 |
WO2005028166A1 (ja) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 弾性体アクチュエータの制御装置及び制御方法 |
JP4468033B2 (ja) * | 2004-03-22 | 2010-05-26 | アスモ株式会社 | 車両用エンジンのバルブタイミング可変装置用電動機 |
JP4255889B2 (ja) * | 2004-07-07 | 2009-04-15 | 日産自動車株式会社 | 車両用自動変速装置のアシスト制御方法 |
JP2006191709A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Denso Corp | 基準位置認識装置 |
JP4735197B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2011-07-27 | 株式会社デンソー | モータアクチュエータ |
JP2007170545A (ja) | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Denso Corp | シフトレンジ切換装置 |
JP4433022B2 (ja) * | 2007-09-04 | 2010-03-17 | 株式会社デンソー | 電動モータ |
-
2007
- 2007-09-04 JP JP2007229365A patent/JP4433022B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-09-03 US US12/203,359 patent/US7911101B2/en active Active
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9732845B2 (en) | 2015-05-29 | 2017-08-15 | Nidec Tosok Corporation | Shift range switching device for vehicle |
JP2018029459A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | 学校法人千葉工業大学 | 駆動装置およびロボット |
US10738885B2 (en) | 2017-01-13 | 2020-08-11 | Nidec Tosok Corporation | Actuator apparatus |
US10483823B2 (en) | 2017-03-30 | 2019-11-19 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
US10686348B2 (en) | 2017-12-06 | 2020-06-16 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
JP2019122077A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ、およびアクチュエータ装置 |
US10715003B2 (en) | 2017-12-28 | 2020-07-14 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
JP2019122083A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
US10819184B2 (en) | 2017-12-28 | 2020-10-27 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
US10855140B2 (en) | 2017-12-28 | 2020-12-01 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator and actuator device |
US10879763B2 (en) | 2017-12-28 | 2020-12-29 | Nidec Tosok Corporation | Electric actuator |
JP7020114B2 (ja) | 2017-12-28 | 2022-02-16 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
KR102105190B1 (ko) | 2018-05-30 | 2020-04-27 | 주식회사 현대케피코 | 시프트 바이 와이어 장치 및 이를 이용한 변속 방법 |
KR20190136331A (ko) * | 2018-05-30 | 2019-12-10 | 주식회사 현대케피코 | 시프트 바이 와이어 장치 및 이를 이용한 변속 방법 |
WO2023191178A1 (ko) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | 중앙대학교 산학협력단 | 풀리 일체형 케이블 구동기 및 그 작동방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090058208A1 (en) | 2009-03-05 |
US7911101B2 (en) | 2011-03-22 |
JP4433022B2 (ja) | 2010-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4433022B2 (ja) | 電動モータ | |
JP4525738B2 (ja) | シフトレンジ切替装置 | |
JP4766955B2 (ja) | シフトレンジ切替装置 | |
JP4320648B2 (ja) | シフトレンジ切替装置 | |
JP2006191709A (ja) | 基準位置認識装置 | |
JP4433047B2 (ja) | スイッチド・リラクタンス・モータ | |
JP2006204043A (ja) | 切替制御装置 | |
JP2009008153A (ja) | シフトレンジ切替装置 | |
US11391369B2 (en) | Shift-by-wire device and transmission method using same | |
US20040072646A1 (en) | Rotary actuator | |
JP4425175B2 (ja) | 切替制御装置 | |
JP2016075364A (ja) | シフト装置 | |
US20100170355A1 (en) | Rotary actuator and manufacturing method of the same | |
US9429230B2 (en) | Range change device | |
JP4980595B2 (ja) | シフトレンジ切替装置 | |
JP4003754B2 (ja) | リラクタンス電動機のロータ角検出装置 | |
US11686386B2 (en) | Shift device | |
US11686385B2 (en) | Shift device | |
JP2009141992A (ja) | 回転機 | |
JP2009162268A (ja) | シフトレンジ切替装置 | |
JP4363237B2 (ja) | 同期モータ装置 | |
CN110612410A (zh) | 换档装置 | |
JP5093156B2 (ja) | 回転式アクチュエータ | |
JP5381882B2 (ja) | 回転式アクチュエータ | |
JP2009225588A (ja) | 回転機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091214 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4433022 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |