JPH10119974A - 液体用容器の注口補助具 - Google Patents
液体用容器の注口補助具Info
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- JPH10119974A JPH10119974A JP8295768A JP29576896A JPH10119974A JP H10119974 A JPH10119974 A JP H10119974A JP 8295768 A JP8295768 A JP 8295768A JP 29576896 A JP29576896 A JP 29576896A JP H10119974 A JPH10119974 A JP H10119974A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/06—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 本発明は、液体用容器の注口部に取り付
けて容器内部に向けた仕切片を有し上から蓋やキャップ
をかぶせることができる注口補助具に関する。 【解決手段】 注口補助具は、液体用容器の注口部を仕
切る仕切片を容器内部に向かって形成し、仕切られた一
方をカバー部で覆いながら通気孔を設けることにより吐
出する液体の液跳ねを防止しながら、通気孔側から液体
が流出しないようにすることができる。カバー部は注口
部に一体に形成してもよいが、カバー部の外周に沿って
注口部に嵌着する掛止部を設ければ、注口部に着脱自在
に取り付けることができる。
けて容器内部に向けた仕切片を有し上から蓋やキャップ
をかぶせることができる注口補助具に関する。 【解決手段】 注口補助具は、液体用容器の注口部を仕
切る仕切片を容器内部に向かって形成し、仕切られた一
方をカバー部で覆いながら通気孔を設けることにより吐
出する液体の液跳ねを防止しながら、通気孔側から液体
が流出しないようにすることができる。カバー部は注口
部に一体に形成してもよいが、カバー部の外周に沿って
注口部に嵌着する掛止部を設ければ、注口部に着脱自在
に取り付けることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体用容器の注口
部に一体に形成されまたは着脱自在に形成されて、注口
部から吐出される液体の液跳ねを抑える注口補助具に関
する。
部に一体に形成されまたは着脱自在に形成されて、注口
部から吐出される液体の液跳ねを抑える注口補助具に関
する。
【０００２】
【従来の技術】液体用容器の注口部から吐出される液体
の液跳ねを抑える構造として、例えば実開平６−８０６
４５号公報には円筒状の口金に外嵌される環状の嵌着部
と、該嵌着部の上端から外方へ延びて注ぎ口となる筒部
とからなっており、筒部内で軸方向に延びる仕切板を設
けて、一方を空気の吸引路とし、他方を液体の吐出路に
区切り、上記仕切板では吐出液体の脈動を防止する構成
が開示されている。しかし、上記構成では、筒部を形成
しその中に仕切板を形成する必要があるので、一旦、口
金に取り付けると、更に上から蓋やキャップをかぶせる
ことは困難である。
の液跳ねを抑える構造として、例えば実開平６−８０６
４５号公報には円筒状の口金に外嵌される環状の嵌着部
と、該嵌着部の上端から外方へ延びて注ぎ口となる筒部
とからなっており、筒部内で軸方向に延びる仕切板を設
けて、一方を空気の吸引路とし、他方を液体の吐出路に
区切り、上記仕切板では吐出液体の脈動を防止する構成
が開示されている。しかし、上記構成では、筒部を形成
しその中に仕切板を形成する必要があるので、一旦、口
金に取り付けると、更に上から蓋やキャップをかぶせる
ことは困難である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】また、実開平２−８５
１５４号公報には、容器口の周囲に取付け、容器内部に
向けた吸気管を設けた構造が開示されている。しかし上
記構成は吸気管によって液跳ねや脈動を抑えるとしてい
るが、仕切板を有していないので有効に液跳ねや脈動を
解消することはできない。この発明は上記事情に鑑みて
鋭意研究の結果、創案されたものであって、その主たる
課題は、液体用容器の注口部に取り付けて容器内部に向
けた仕切片を有し上から蓋やキャップをかぶせることが
できる注口補助具を提供することにある。
１５４号公報には、容器口の周囲に取付け、容器内部に
向けた吸気管を設けた構造が開示されている。しかし上
記構成は吸気管によって液跳ねや脈動を抑えるとしてい
るが、仕切板を有していないので有効に液跳ねや脈動を
解消することはできない。この発明は上記事情に鑑みて
鋭意研究の結果、創案されたものであって、その主たる
課題は、液体用容器の注口部に取り付けて容器内部に向
けた仕切片を有し上から蓋やキャップをかぶせることが
できる注口補助具を提供することにある。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決すため
に、液体用容器の注口部を仕切る仕切片を容器内部に向
かって形成し、仕切られた一方をカバーで覆いながら通
気孔を設けることにより吐出する液体の液跳ねを防止し
ながら、通気孔側から液体が流出しないようにしたこと
を特徴とする。即ち、請求項１の発明では、液体用容器
の注口部の開口面の一部を覆うカバー部と、該カバー部
に形成された通気孔と、カバー部の縁部側で直交して容
器内部へ向けて延び液体用容器の注口部内を仕切る仕切
片とからなる、という技術的手段を講じている。また、
請求項２の発明では、仕切片を有するカバー部が液体用
容器の注口部に一体に形成されてなる、という技術的手
段を講じている。請求項３の発明では、カバー部が、液
体用容器の注口に取り付けられる掛止部に一体に形成さ
れてなる、という技術的手段を講じている。請求項４の
発明では、カバー部がほぼ半円形状からなっており掛止
部がカバー部の円弧状の外周に沿って形成されてなる、
という技術的手段を講じている。また、請求項５の発明
では、カバー部がほぼ半円形状からなっており、仕切片
がカバー部の直線状の辺から直角に折れ曲がるように連
設されてなる、という技術的手段を講じている。請求項
６の発明では、カバー部に通気孔を外側から覆って通気
可能としながら液体の流出を防止する通気保護片を設け
てなる、という技術的手段を講じている。請求項７の発
明では、掛止部が、液体用容器の注口部の上端縁に外嵌
する溝部を有している、という技術的手段を講じてい
る。更に、請求項８の発明では、掛止部が、液体用容器
の注口部の上端全周に沿って掛止可能な円環状に形成さ
れてなる、という技術的手段を講じている。
に、液体用容器の注口部を仕切る仕切片を容器内部に向
かって形成し、仕切られた一方をカバーで覆いながら通
気孔を設けることにより吐出する液体の液跳ねを防止し
ながら、通気孔側から液体が流出しないようにしたこと
を特徴とする。即ち、請求項１の発明では、液体用容器
の注口部の開口面の一部を覆うカバー部と、該カバー部
に形成された通気孔と、カバー部の縁部側で直交して容
器内部へ向けて延び液体用容器の注口部内を仕切る仕切
片とからなる、という技術的手段を講じている。また、
請求項２の発明では、仕切片を有するカバー部が液体用
容器の注口部に一体に形成されてなる、という技術的手
段を講じている。請求項３の発明では、カバー部が、液
体用容器の注口に取り付けられる掛止部に一体に形成さ
れてなる、という技術的手段を講じている。請求項４の
発明では、カバー部がほぼ半円形状からなっており掛止
部がカバー部の円弧状の外周に沿って形成されてなる、
という技術的手段を講じている。また、請求項５の発明
では、カバー部がほぼ半円形状からなっており、仕切片
がカバー部の直線状の辺から直角に折れ曲がるように連
設されてなる、という技術的手段を講じている。請求項
６の発明では、カバー部に通気孔を外側から覆って通気
可能としながら液体の流出を防止する通気保護片を設け
てなる、という技術的手段を講じている。請求項７の発
明では、掛止部が、液体用容器の注口部の上端縁に外嵌
する溝部を有している、という技術的手段を講じてい
る。更に、請求項８の発明では、掛止部が、液体用容器
の注口部の上端全周に沿って掛止可能な円環状に形成さ
れてなる、という技術的手段を講じている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の液体用容器の注
口補助具としてＰＥＴボトルに用いる場合の実施の形態
について図面を参照しつつ説明する。図１および図２に
示す注口補助具１は、ＰＥＴボトルからなる液体用容器
１０の注口部２０に一体に形成した第１実施例を示す。
注口部２０は円筒状からなり外周にキャップ螺合用の雄
ネジを突設しており、液体用容器１０の本体と別に形成
されて上端に固着されている。この注口部２０にプラス
チックからなる断面略Ｌ状の注口補助具１が一体に形成
されている。
口補助具としてＰＥＴボトルに用いる場合の実施の形態
について図面を参照しつつ説明する。図１および図２に
示す注口補助具１は、ＰＥＴボトルからなる液体用容器
１０の注口部２０に一体に形成した第１実施例を示す。
注口部２０は円筒状からなり外周にキャップ螺合用の雄
ネジを突設しており、液体用容器１０の本体と別に形成
されて上端に固着されている。この注口部２０にプラス
チックからなる断面略Ｌ状の注口補助具１が一体に形成
されている。
【０００６】即ち、注口部２０の上端開口面の一部がカ
バー部２により覆われている。注口部２０の上端開口面
は円形でありとなるが、カバー部２はその一部を略半円
状で覆っているが、カバー部２の形状は特に限定される
ものではなく、例えば扇状その他任意の形状で開口面を
塞ぐものであればよい。このカバー部２には貫通孔から
なる通気孔３が形成されている。この通気孔３はカバー
部２上で後述の仕切片５と最も離れた位置に配置される
のが好ましい。
バー部２により覆われている。注口部２０の上端開口面
は円形でありとなるが、カバー部２はその一部を略半円
状で覆っているが、カバー部２の形状は特に限定される
ものではなく、例えば扇状その他任意の形状で開口面を
塞ぐものであればよい。このカバー部２には貫通孔から
なる通気孔３が形成されている。この通気孔３はカバー
部２上で後述の仕切片５と最も離れた位置に配置される
のが好ましい。
【０００７】通気孔３は容器内の液圧差を無くすために
容器内へ空気を補給するものである。この通気孔３に
は、これを覆って通気可能としながら液体の流出を防止
する通気保護片４を設けてもよい。この通気保護片４と
しては、例えば通気孔３を形成する際にカバー部２の一
部を切り起こして通気孔３とし、切り起こされた片を用
いることができる。
容器内へ空気を補給するものである。この通気孔３に
は、これを覆って通気可能としながら液体の流出を防止
する通気保護片４を設けてもよい。この通気保護片４と
しては、例えば通気孔３を形成する際にカバー部２の一
部を切り起こして通気孔３とし、切り起こされた片を用
いることができる。
【０００８】また、カバー部２には、その縁部となる直
線状の辺２ａに直交して容器内部へ向けて延び、注口部
２０内を軸方向に仕切る仕切片５が一体に連設されてい
る。図示例の仕切片５は、注口部２０のほぼ全長に亘っ
て延びている。この仕切片５の左右両端は注口部２０の
内壁につながるものでも、あるいは分離されて上記内壁
との間に僅かな隙間を有して嵌挿されるものであっても
よい。
線状の辺２ａに直交して容器内部へ向けて延び、注口部
２０内を軸方向に仕切る仕切片５が一体に連設されてい
る。図示例の仕切片５は、注口部２０のほぼ全長に亘っ
て延びている。この仕切片５の左右両端は注口部２０の
内壁につながるものでも、あるいは分離されて上記内壁
との間に僅かな隙間を有して嵌挿されるものであっても
よい。
【０００９】上記構成からなっているので、液体用容器
１０を傾けて液体を吐出する際には、注口部２０を通る
液体が仕切板５にぶつかって脈動が乱されると共に通気
孔３から容器内へ補給される空気（圧力）によって液圧
差が解消し、吐出時の液跳ねを抑えることができる。ま
た、通気孔３から流出しようとする液体は通気保護片４
に邪魔される。また、この注口補助具１は注口部２０内
に形成されるので、外周に雌ネジを有するキャップ３０
を注口部２０に螺合して被冠することができる。
１０を傾けて液体を吐出する際には、注口部２０を通る
液体が仕切板５にぶつかって脈動が乱されると共に通気
孔３から容器内へ補給される空気（圧力）によって液圧
差が解消し、吐出時の液跳ねを抑えることができる。ま
た、通気孔３から流出しようとする液体は通気保護片４
に邪魔される。また、この注口補助具１は注口部２０内
に形成されるので、外周に雌ネジを有するキャップ３０
を注口部２０に螺合して被冠することができる。
【００１０】次に、注口補助具１を注口部２０とは別体
に設けて着脱可能とした実施例を示す。図３および図４
に示す注口補助具１は、液体用容器１０の注口部２０に
取り付けられる掛止部６を一体に有している第２実施例
を示す。この掛止部６は、注口部２０の上端縁に外嵌す
る溝６ａを有する樋状からなってカバー部２の外周に沿
って設けられている。
に設けて着脱可能とした実施例を示す。図３および図４
に示す注口補助具１は、液体用容器１０の注口部２０に
取り付けられる掛止部６を一体に有している第２実施例
を示す。この掛止部６は、注口部２０の上端縁に外嵌す
る溝６ａを有する樋状からなってカバー部２の外周に沿
って設けられている。
【００１１】図示例でカバー部２は注口部２０の一部を
覆う略半円形状であり、掛止部６はその外周に沿って半
円の弧状に湾曲形成されて、注口部２０の上端縁の略半
分を覆うように嵌着される。また、仕切片５は、カバー
部２の縁部２ａから直交して垂下しており、その左右両
端は肉厚に形成されて補強リブ５ａとなっている。仕切
片５は矩形のプレートからなっているが、注口部２０内
へ挿入しやすいように下側をテーパー状にしてもよい。
覆う略半円形状であり、掛止部６はその外周に沿って半
円の弧状に湾曲形成されて、注口部２０の上端縁の略半
分を覆うように嵌着される。また、仕切片５は、カバー
部２の縁部２ａから直交して垂下しており、その左右両
端は肉厚に形成されて補強リブ５ａとなっている。仕切
片５は矩形のプレートからなっているが、注口部２０内
へ挿入しやすいように下側をテーパー状にしてもよい。
【００１２】また、容器１０に拘束されるように仕切片
５の上側を注口部２０の直径よりも僅かに大きく形成し
て楔作用で仕切片５を介して注口補助具１を注口部２０
に強固に取り付ける構成であってもよい。その他の構成
は前記実施例と同様であるので同一構成には同一の符号
を付してその説明を省略する。この注口補助具１は、注
口部２０に着脱できるので、予め注口部２０に取着して
おいても、あるいは開封後に注口部２０に取着するもの
でもよい。
５の上側を注口部２０の直径よりも僅かに大きく形成し
て楔作用で仕切片５を介して注口補助具１を注口部２０
に強固に取り付ける構成であってもよい。その他の構成
は前記実施例と同様であるので同一構成には同一の符号
を付してその説明を省略する。この注口補助具１は、注
口部２０に着脱できるので、予め注口部２０に取着して
おいても、あるいは開封後に注口部２０に取着するもの
でもよい。
【００１３】図５および図６に示す注口補助具１は、掛
止部６の異なる第３実施例を示す。この掛止部６は、カ
バー部２の外周を同心大径に一連に延出して注口部２０
の口縁上端に掛止られるようにした構成からなってい
る。また、仕切片５は掛止部６を除いたカバー部２の直
線状の縁部２ａから直交して垂下している。
止部６の異なる第３実施例を示す。この掛止部６は、カ
バー部２の外周を同心大径に一連に延出して注口部２０
の口縁上端に掛止られるようにした構成からなってい
る。また、仕切片５は掛止部６を除いたカバー部２の直
線状の縁部２ａから直交して垂下している。
【００１４】この場合、仕切片５を、注口部２０の断面
の直径とほぼ等しく設定し、注口補助具１を注口部２０
に嵌着すると仕切片５と注口部２０の内壁との摩擦で注
口補助具１の抜け止めを図る構成としてもよい。また、
カバー部２の外周に沿って容器内へ向かって突出する嵌
合突部７を設け、該嵌合突部７を注口部２０内に嵌合し
て注口補助具１を掛止める構成としてもよい。
の直径とほぼ等しく設定し、注口補助具１を注口部２０
に嵌着すると仕切片５と注口部２０の内壁との摩擦で注
口補助具１の抜け止めを図る構成としてもよい。また、
カバー部２の外周に沿って容器内へ向かって突出する嵌
合突部７を設け、該嵌合突部７を注口部２０内に嵌合し
て注口補助具１を掛止める構成としてもよい。
【００１５】嵌合突部７に代えて、カバー部２自体の厚
みを掛止部６より厚く設定して注口部２０に栓のように
嵌込む構成であってもよい。また、前述のように仕切片
５を注口部２０の直径と同一乃至それ以上に設定して仕
切片５を強固に注口部２０内壁に押しつけて取り付ける
構成としてもよい。その他の構成は前記実施例と同様で
あるので同一構成には同一の符号を付してその説明を省
略する。
みを掛止部６より厚く設定して注口部２０に栓のように
嵌込む構成であってもよい。また、前述のように仕切片
５を注口部２０の直径と同一乃至それ以上に設定して仕
切片５を強固に注口部２０内壁に押しつけて取り付ける
構成としてもよい。その他の構成は前記実施例と同様で
あるので同一構成には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【００１６】次に、図７に示す注口補助具１は、掛止部
６の更に異なる第４実施例を示す。この掛止部６は、注
口部２０の口縁全周に掛止められる構成からなってい
る。ここで掛止部６は、第２実施例と同様に樋状からな
っており環状に形成されている。また、掛止部６が注口
部２０の全周を覆うので、カバー部３を延出することが
できる。
６の更に異なる第４実施例を示す。この掛止部６は、注
口部２０の口縁全周に掛止められる構成からなってい
る。ここで掛止部６は、第２実施例と同様に樋状からな
っており環状に形成されている。また、掛止部６が注口
部２０の全周を覆うので、カバー部３を延出することが
できる。
【００１７】そこで、カバー部３は注口部２０の全面を
覆い、通気孔３と共に液体吐出用の開口８を設けてもよ
い。また仕切片５は、カバー部３の中間位置で直径方向
に連設される。その他の構成は前記実施例と同様である
ので同一構成には同一の符号を付してその説明を省略す
る。なお、掛止部の構成は、第３実施例の構成を用いて
もよい。
覆い、通気孔３と共に液体吐出用の開口８を設けてもよ
い。また仕切片５は、カバー部３の中間位置で直径方向
に連設される。その他の構成は前記実施例と同様である
ので同一構成には同一の符号を付してその説明を省略す
る。なお、掛止部の構成は、第３実施例の構成を用いて
もよい。
【００１８】前記実施例では注口補助具は、注口部の略
半分をカバー部で覆った構造を主に示したが、注口面積
を半分以上としカバー部を小さくしたものでもよい。ま
た仕切片はカバー部の外周に沿って筒状に延びる形状と
して容器との摩擦を高めて注口補助具が抜けにくいよう
にしてもよい。また、前記実施例では液体用容器として
ＰＥＴボトルを例に説明したが、この発明の液体用容器
の種類は特に限定されるものではなく、注口部を有して
液体を収納する容器であれば、如何なる容器であっても
よく、液体の種類も問わない。
半分をカバー部で覆った構造を主に示したが、注口面積
を半分以上としカバー部を小さくしたものでもよい。ま
た仕切片はカバー部の外周に沿って筒状に延びる形状と
して容器との摩擦を高めて注口補助具が抜けにくいよう
にしてもよい。また、前記実施例では液体用容器として
ＰＥＴボトルを例に説明したが、この発明の液体用容器
の種類は特に限定されるものではなく、注口部を有して
液体を収納する容器であれば、如何なる容器であっても
よく、液体の種類も問わない。
【００１９】
【発明の効果】本発明の液体用容器の注口補助具によれ
ば、仕切片と通気孔によって、吐出される液体の液跳ね
を防止することができ、スムーズに液体を吐出すること
ができる。また、仕切片は注口部に嵌合するので、容器
の注口部から注口補助具が大きく突出することがなく、
注口補助具を装着したままでキャップを取り付けること
ができる。更に、簡単な構造からなっているのでコスト
ダウンが図れ、また各種の容器に用いることができるの
で有益である。
ば、仕切片と通気孔によって、吐出される液体の液跳ね
を防止することができ、スムーズに液体を吐出すること
ができる。また、仕切片は注口部に嵌合するので、容器
の注口部から注口補助具が大きく突出することがなく、
注口補助具を装着したままでキャップを取り付けること
ができる。更に、簡単な構造からなっているのでコスト
ダウンが図れ、また各種の容器に用いることができるの
で有益である。
【図１】本発明の１実施例に係わる注口補助具の断面
図。
図。
【図２】同平面図。
【図３】第２実施例の正面図。
【図４】同底面図。
【図５】第３実施例の斜視図。
【図６】同別の角度の斜視図。
【図７】第４実施例の斜視図。
１…注口補助具 ２…カバー部 ３…通気孔 ４…通気保護片 ５…仕切片 ６…掛止部 ６ａ…溝 ７…嵌合突部 １０…液体用容器 ２０…注口部
Claims (8)
- 【請求項１】 液体用容器の注口部に取り付けられて吐
出する液体の液跳ねを抑える注口補助具において、 液体用容器の注口部の開口面の一部を覆うカバー部と、 該カバー部に形成された通気孔と、 カバー部の縁部側で直交して容器内部へ向けて延び液体
用容器の注口部内を仕切る仕切片とからなることを特徴
とする液体用容器の注口補助具。 - 【請求項２】 仕切片を有するカバー部が液体用容器の
注口部に一体に形成されてなることを特徴とする請求項
１に記載の液体用容器の注口補助具。 - 【請求項３】 カバー部が、液体用容器の注口に取り付
けられる掛止部に一体に形成されてなることを特徴とす
る請求項１に記載の液体用容器の注口補助具。 - 【請求項４】 カバー部がほぼ半円形状からなっており
掛止部がカバー部の円弧状の外周に沿って形成されてな
ることを特徴とした請求項３に記載の液体用容器の注口
補助具。 - 【請求項５】 カバー部がほぼ半円形状からなってお
り、仕切片がカバー部の直線状の辺から直角に折れ曲が
るように連設されてなることを特徴とする請求項４に記
載の液体用容器の注口補助具。 - 【請求項６】 カバー部に通気孔を外側から覆って通気
可能としながら液体の流出を防止する通気保護片を設け
てなることを特徴とする請求項１に記載の液体用容器の
注口補助具。 - 【請求項７】 掛止部が、液体用容器の注口部の上端縁
に外嵌する溝部を有していることを特徴とした請求項３
に記載の液体用容器の注口補助具。 - 【請求項８】 掛止部が、液体用容器の注口部の上端全
周に沿って掛止可能な円環状に形成されてなることを特
徴とする請求項４に記載の液体用容器の注口補助具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8295768A JPH10119974A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 液体用容器の注口補助具 |
| US08/735,393 US5791529A (en) | 1996-10-17 | 1996-10-21 | Supplemental mouthpiece for a liquid bottle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8295768A JPH10119974A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 液体用容器の注口補助具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119974A true JPH10119974A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17824923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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