JP2002179042A - 液体容器用通気具 - Google Patents

液体容器用通気具

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JP2002179042A
JP2002179042A JP2000376216A JP2000376216A JP2002179042A JP 2002179042 A JP2002179042 A JP 2002179042A JP 2000376216 A JP2000376216 A JP 2000376216A JP 2000376216 A JP2000376216 A JP 2000376216A JP 2002179042 A JP2002179042 A JP 2002179042A
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JP
Japan
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vent
liquid container
container
inlet
contents
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Pending
Application number
JP2000376216A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Kodama
栄一 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kodama Plastics Co Ltd
Original Assignee
Kodama Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kodama Plastics Co Ltd filed Critical Kodama Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通気具の着脱を容易にするとともに、内容物の
注出抑制をその通気具にて行なえるようにし、内容物の
注ぎ出しを適正に行なえるようにする。 【解決手段】液体容器用通気具1における注入出口の上
縁側に位置する一方の通気口6から注入出口13の内周
方向に沿って一対の舌状片10を延設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体容器に収容した
液体を注出し易くする通気具に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から20リットル
前後の内容積を有する液体容器においては略直方体や略
立方体としたブロー成形の箱状容器があり、手持ちでき
るように天部に把手を一体に形成したものが多く利用さ
れている。そして、このような液体容器では注入出口が
天部の一端に配置されており、収容した液体を注ぎ出す
際にはその注入出口が下となるように容器全体を傾けて
内容物を注ぎ出すようにしている。しかしながら、上記
液体容器から内容物を注出する場合、上述したように容
器全体を傾けるようにしているため、その傾きを大きく
し内容物で注入出口を塞ぐ傾きで注ぎ出そうとすると、
容器内の圧力が低くなるごとに注入出口を通して外部か
ら空気を吸い込むようになり、脈動を起こしてスムーズ
な注出が行なえないという問題があった。この問題を解
決すべく本出願人にあっては先に、注入出口の内部にお
ける箱状容器の天部中央側に着脱可能に取り付けられ
て、注入出口の上縁側に位置する一方の通気口から箱状
容器の内方に向けた通気路を形成している通気具を提案
し、これによって内容物の注出時に同時に注入出口を通
して容器内方に空気が送り込まれるようにして脈動の解
消を図った。そして、この通気具に対して更なる着脱操
作性の向上が望まれるようになっているとともに、内容
物の注出に際して空気がスムーズに容器内に入り込んで
その内容物が一度に多く流れ出る傾向が強くなってきて
いることから、注出抑制を図りながら内容物の注出を行
なえるようにすることが望まれるようになった。そこで
本発明は上記事情に鑑み、通気具の着脱を容易にすると
ともに、内容物の注出抑制をその通気具にて行なえるよ
うにすることを課題とし、内容物の注ぎ出しを適正に行
なえるようにすることを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、箱状容器の天部一端に開口した注
入出口の内部における前記箱状容器の天部中央側に着脱
可能に取り付けられ、注入出口の上縁側に位置する一方
の通気口から箱状容器の内方に向けた通気路を形成して
いる液体容器用通気具であって、前記注入出口の上縁側
に位置する一方の通気口から注入出口の内周方向に沿っ
て一対の舌状片を延設したことを特徴とする液体容器用
通気具を提供して、上記課題を解消するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図3に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1から図3
は液体容器の注入出口に取り付ける通気具1を示してい
て、該通気具1は、一方の側板2を平面とし他方の側板
3を液体容器の注入出口の内周面形状に対応した曲面と
した横断面形状が略偏平な筒状胴部4の底部を先細り状
にして底板5にて底部閉鎖し、前記筒状胴部4の上面を
開放して一方の通気口6が設けられているとともに、筒
状胴部4における前記側板3の下端を開口して他方の通
気口7が設けられていて、前記通気口6から筒状胴部4
の内部を経て前記通気口7に亘る通気路8を備えている
ものである。そして、符号9はフランジを示していて、
前記通気口6における一方の隅から平板上縁を経て他方
の隅に亘って位置しており、さらに前記フランジ9の両
端部分を延設して一対の舌状片10が一体に設けられて
いる。この通気具1は図2に示すように、箱状容器とし
た液体容器11の天部12の一端に開口した注入出口1
3の内部に配置されるもので、注入出口13の内部にお
ける天部中央側に一対の凸条からなる取付手段14がこ
の通気具1を着脱可能に支持し、前記取付手段14にて
通気具1が支持された状態において上記一方の通気口6
が上方に臨み、また、通気具1の下部が注入出口13か
ら容器下部側に下垂して上記他方の通気口7が注入出口
13の下方において天部中央に臨むようにしている(図
3参照)。
【0005】また、凸条からなる取付手段14に通気具
1のフランジ9の両端部分から張り出る上記舌状片10
が当接するように設けられており、舌状片10それぞれ
が当接することで通気具1が位置決めされ、通気具1の
落下を防止している。さらに舌状片10それぞれの外縁
は一方の側板の曲面に連続し、注入出口の内周方向に沿
うように設けられており、注入出口13の通気具1を除
いた部分での領域にこの一対の舌状片10が注入出口1
3の内周に沿って張り出て、注出時に内容物が通る部分
での断面積を小さくなるようにしている。図1では通気
具以外の舌状片高さ位置での注入出口13の内部形状を
仮想線で示している。
【0006】上記通気具1を有する液体容器11では、
その通気具1を注入出口13の内部における天部中央側
に位置させた状態となり、通気具1における上記通気口
6は上方に向いているとともに、通気具1における上記
通気口7は注入出口13より下方の位置で天部中央側に
向いている。この液体容器11では内容物Aを注ぎ出す
際に傾斜を大きくして容器内の内容物液面より注入出口
13を下げた場合でも、その注入出口13内部の天部中
央側に通気具1が位置して注入出口13を内容物流路と
通気路との部分に区画できるようにしているため、容器
内が負圧になった時点で通気具1からの外部空気の吸い
込みが開始されるようになり、注入出口13における通
気具1以外の部分を通して内容物が注ぎ出される(図3
参照)。そして、上述したように注入出口13では通気
具1から舌状片10が張り出ていることから、内容物の
流れに抵抗を与えるようになり、よって、その内容物が
一度に多く流れ出ないようにしている。そのため、液体
容器11から安定した注出状態をある程度長く確保で
き、注出量の調整が行ない易くなっている。また、通気
具1を取り外す場合には上記舌状片10に指先を掛けて
引き上げればよく、簡単に通気具1を注入出口13から
取り外せるものとなっている。
【0007】
【発明の効果】以上説明した本発明による通気具によれ
ば、舌状片を張り出しているため、取り外しに際してこ
の舌状片に指先を掛けるなどの指掛かりとなり、着脱作
業性が容易になる。また、一対の舌状片が注出時の注入
出口を流れる内容物に対しての抵抗となって安定した注
出状態をある程度長く確保でき、注出量の調整が簡単に
なる。さらに、この注出量の調整を液体容器自体に特別
の機構を形成することなく通気具側のみで対処できるよ
うになり、製造コストを引き上げずに、この通気具を用
いて注出状態が安定する液体容器が簡単に得られるよう
になるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体容器用通気具の第一の例を示
す説明図である。
【図2】第一の例の通気具を取り付ける液体容器を示す
説明図である。
【図3】内容物の注出時を示す説明図である。
【符号の説明】
1…通気具 2、3…側板 6、7…通気口 8…通気路 10…舌状片 11…液体容器 12…天部 13…注入出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA06 BA13 DA03 DD01 DE02 DE05 GA02 3E062 AA07 AB01 AC02 BA20 HA01 HB02 HB07 HC01 KA04 KB02 KB05 KC03 3E067 AA03 BA02A BA05A BB14A BC06A EB25 EE59 FA02 FC01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状容器の天部一端に開口した注入出口の
    内部における前記箱状容器の天部中央側に着脱可能に取
    り付けられ、注入出口の上縁側に位置する一方の通気口
    から箱状容器の内方に向けた通気路を形成している液体
    容器用通気具であって、 前記注入出口の上縁側に位置する一方の通気口から注入
    出口の内周方向に沿って一対の舌状片を延設したことを
    特徴とする液体容器用通気具。
JP2000376216A 2000-12-11 2000-12-11 液体容器用通気具 Pending JP2002179042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9878834B2 (en) 2014-01-30 2018-01-30 The Clorox Company Smooth pour container

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