JPH10115307A - 巻回止着体 - Google Patents
巻回止着体Info
- Publication number
- JPH10115307A JPH10115307A JP26829296A JP26829296A JPH10115307A JP H10115307 A JPH10115307 A JP H10115307A JP 26829296 A JP26829296 A JP 26829296A JP 26829296 A JP26829296 A JP 26829296A JP H10115307 A JPH10115307 A JP H10115307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- hook
- loop fastener
- wound
- fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 面ファスナーを用いた剥がれにくい巻回止着
体の提供。 【解決手段】 少なくとも先部に面ファスナー部を有す
る本体の片面に、当該面ファスナー部と面接合自在の面
ファスナー突片を付設して成る巻回止着体。
体の提供。 【解決手段】 少なくとも先部に面ファスナー部を有す
る本体の片面に、当該面ファスナー部と面接合自在の面
ファスナー突片を付設して成る巻回止着体。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は巻回止着体、更に詳
細には面ファスナーの面接合部を剥がれにくい強固なも
のとした巻回止着体に関する。
細には面ファスナーの面接合部を剥がれにくい強固なも
のとした巻回止着体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パイプ等の棒状物に面ファスナー
を利用して帯状体１１を取り付ける場合には、図１に示
す如く、該帯状体の一方の片面先部及びそのやや中央寄
りに何れも直接面ファスナー部１２及び１３を形成し、
先部をパイプＰに巻回した後、面ファスナー部１２及び
１３同士を面接合せしめて行なっていた。
を利用して帯状体１１を取り付ける場合には、図１に示
す如く、該帯状体の一方の片面先部及びそのやや中央寄
りに何れも直接面ファスナー部１２及び１３を形成し、
先部をパイプＰに巻回した後、面ファスナー部１２及び
１３同士を面接合せしめて行なっていた。
【０００３】然しながら、面ファスナー接合部はスライ
ド動すなわち横方向への離反力に対しては強い接合力を
保持するものの、上下動すなわち縦方向への離反力に対
しては弱いと云う特性があるため、上記の如き従来法に
よった場合には、パイプＰの介在により周囲に空間部Ｓ
が形成されて縦方向の離反力が生じ易いので、面接合部
が剥がれ易いと云う難点があり、斯かる難点は椅子座部
の如く、上方から荷重が加わる部位に於て特に顕著であ
った。
ド動すなわち横方向への離反力に対しては強い接合力を
保持するものの、上下動すなわち縦方向への離反力に対
しては弱いと云う特性があるため、上記の如き従来法に
よった場合には、パイプＰの介在により周囲に空間部Ｓ
が形成されて縦方向の離反力が生じ易いので、面接合部
が剥がれ易いと云う難点があり、斯かる難点は椅子座部
の如く、上方から荷重が加わる部位に於て特に顕著であ
った。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は斯
かる従来の問題を解消し、面ファスナーによる強固な接
合手段を開発することを目的として種々検討を重ねたと
ころ、先部面ファスナー部と面接合する他方の面ファス
ナー部を先部面ファスナーと同一面に直接形成するので
はなく、突片状にして本体に付設すれば、縦方向の離反
力の発生を防止し得る結果、極めて強固な面接合部とす
ることができることを見い出し、本発明を完成した。
かる従来の問題を解消し、面ファスナーによる強固な接
合手段を開発することを目的として種々検討を重ねたと
ころ、先部面ファスナー部と面接合する他方の面ファス
ナー部を先部面ファスナーと同一面に直接形成するので
はなく、突片状にして本体に付設すれば、縦方向の離反
力の発生を防止し得る結果、極めて強固な面接合部とす
ることができることを見い出し、本発明を完成した。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は少な
くとも先部に面ファスナー部を有する本体の片面に、当
該面ファスナー部と面接合自在の面ファスナー突片を付
設したことを特徴とする巻回止着体である。
くとも先部に面ファスナー部を有する本体の片面に、当
該面ファスナー部と面接合自在の面ファスナー突片を付
設したことを特徴とする巻回止着体である。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施に際しては、本体の
一方の端部がわにのみ面ファスナー部を設けると共に、
これと面接合自在の面ファスナー突片を付設しても良い
が、他方の端部がわにも同様に面ファスナー部を設ける
と共に、面ファスナー突片を付設し、両端部とも巻回止
着可能なものとしても良い。
一方の端部がわにのみ面ファスナー部を設けると共に、
これと面接合自在の面ファスナー突片を付設しても良い
が、他方の端部がわにも同様に面ファスナー部を設ける
と共に、面ファスナー突片を付設し、両端部とも巻回止
着可能なものとしても良い。
【０００７】本発明に於て、本体の形状としては巾広の
方形状体であっても良いが、通常は巾狭の帯状体とする
のが面接合操作性の点で簡便である。
方形状体であっても良いが、通常は巾狭の帯状体とする
のが面接合操作性の点で簡便である。
【０００８】本発明巻回止着体の対象物としては、巻回
止着し得るものであれば、その具体的種類の如何を問わ
ないが、好ましいものとしてはパイプや木枠等の棒状物
や梱包物への巻回止着が挙げられ、就中上記の如く、本
体の両端部とも巻回止着可能なものとしたものは、椅子
座部張架形成用として特に良い結果を与える。
止着し得るものであれば、その具体的種類の如何を問わ
ないが、好ましいものとしてはパイプや木枠等の棒状物
や梱包物への巻回止着が挙げられ、就中上記の如く、本
体の両端部とも巻回止着可能なものとしたものは、椅子
座部張架形成用として特に良い結果を与える。
【０００９】
【実施例】以下実施例を示す図面と共に本発明を更に説
明する。
明する。
【００１０】図２に於て、１は帯状本体で、その先部下
面に面ファスナー部２が形成されていると共に、そのや
や中央寄りの下面に、当該面ファスナー部２と面接合す
る面ファスナー突片３が付設されている。因に、この付
設は、面ファスナー突片３の一端縁部を縫合することに
より行なわれている。
面に面ファスナー部２が形成されていると共に、そのや
や中央寄りの下面に、当該面ファスナー部２と面接合す
る面ファスナー突片３が付設されている。因に、この付
設は、面ファスナー突片３の一端縁部を縫合することに
より行なわれている。
【００１１】而して、斯かる実施例の巻回止着体は、ま
ず図２（１）に示す如く、帯状本体１の先部面ファスナ
ー部２をパイプＰに巻回し、次いで図２（２）に示す如
く、面ファスナー突片３下面に面接合することにより、
パイプＰへ巻回止着される。
ず図２（１）に示す如く、帯状本体１の先部面ファスナ
ー部２をパイプＰに巻回し、次いで図２（２）に示す如
く、面ファスナー突片３下面に面接合することにより、
パイプＰへ巻回止着される。
【００１２】図３は帯状本体１の両端部がわにそれぞれ
面ファスナー部２を設けると共に、これとそれぞれ面接
合する面ファスナー突片３を付設した実施例に係る巻回
止着体を、２本のパイプＰに巻回止着し、両パイプＰ間
に帯状本体１を張架した状態を示すもので、斯かる構成
により例えば椅子座部が形成される。
面ファスナー部２を設けると共に、これとそれぞれ面接
合する面ファスナー突片３を付設した実施例に係る巻回
止着体を、２本のパイプＰに巻回止着し、両パイプＰ間
に帯状本体１を張架した状態を示すもので、斯かる構成
により例えば椅子座部が形成される。
【００１３】
【発明の効果】本発明巻回止着体を用いれば、仮にパイ
プＰ周囲に空間部Ｓが形成され、かつ上方から荷重が加
わっても、面接合片間にパイプＰが介在しないので、面
接合部自体に縦方向の離反力は生じず、殆ど横方向の離
反作用となるため、面接合部の接合力は強固で剥がれに
くい効果が得られる。
プＰ周囲に空間部Ｓが形成され、かつ上方から荷重が加
わっても、面接合片間にパイプＰが介在しないので、面
接合部自体に縦方向の離反力は生じず、殆ど横方向の離
反作用となるため、面接合部の接合力は強固で剥がれに
くい効果が得られる。
【００１４】従って、本発明は面ファスナーの簡便性を
保持しつつ、従来の難点であった剥がれ易さを解消した
もので、極めて実用性に優れたものである。
保持しつつ、従来の難点であった剥がれ易さを解消した
もので、極めて実用性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来巻回止着体の取り付け工程を示す概略説明
図。
図。
【図２】本発明巻回止着体の取り付け工程を示す概略説
明図。
明図。
【図３】本発明巻回止着体の他の取り付け例を示す断面
説明図。
説明図。
１：帯状本体 ２：面ファスナー部 ３：面ファスナー突片 Ｐ：パイプ Ｓ：空間部
Claims (6)
- 【請求項１】 少なくとも先部に面ファスナー部を有す
る本体の片面に、当該面ファスナー部と面接合自在の面
ファスナー突片を付設したことを特徴とする巻回止着
体。 - 【請求項２】 先部のみならず他端部がわにも面ファス
ナー部を設けると共に、これとそれぞれ面接合自在の面
ファスナー突片を付設したことを特徴とする請求項１記
載の巻回止着体。 - 【請求項３】 本体が帯状体であることを特徴とする請
求項１又は２記載の巻回止着体。 - 【請求項４】 棒状物への取り付け固定用であることを
特徴とする請求項１〜３の何れか１項記載の巻回止着
体。 - 【請求項５】 椅子座部張架形成用であることを特徴と
する請求項１〜４のいずれか１項記載の巻回止着体。 - 【請求項６】 梱包用であることを特徴とする請求項１
〜３のいずれか１項記載の巻回止着体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26829296A JPH10115307A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 巻回止着体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26829296A JPH10115307A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 巻回止着体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115307A true JPH10115307A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17456511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26829296A Pending JPH10115307A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 巻回止着体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10115307A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6430784B1 (en) * | 2001-03-12 | 2002-08-13 | Ykk Corporation Of America | Complementary fastener product |
| WO2020145361A1 (ja) * | 2019-01-12 | 2020-07-16 | ヘルツ電子株式会社 | ヘルメット装着検出装置およびヘルメット |
| US11730221B2 (en) | 2019-01-12 | 2023-08-22 | Herutu Electronics Corporation | Apparatus for detecting wearing of body protection gear |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26829296A patent/JPH10115307A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6430784B1 (en) * | 2001-03-12 | 2002-08-13 | Ykk Corporation Of America | Complementary fastener product |
| US6449816B1 (en) | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Ykk Corporation Of America | Complementary fastener product |
| US6775896B2 (en) | 2001-03-12 | 2004-08-17 | Ykk Corporation Of America | Method of securing complementary fastener strips |
| WO2020145361A1 (ja) * | 2019-01-12 | 2020-07-16 | ヘルツ電子株式会社 | ヘルメット装着検出装置およびヘルメット |
| US11730221B2 (en) | 2019-01-12 | 2023-08-22 | Herutu Electronics Corporation | Apparatus for detecting wearing of body protection gear |
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