JPH067228A - 椅子の背もたれ取付構造 - Google Patents

椅子の背もたれ取付構造

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JPH067228A
JPH067228A JP16769392A JP16769392A JPH067228A JP H067228 A JPH067228 A JP H067228A JP 16769392 A JP16769392 A JP 16769392A JP 16769392 A JP16769392 A JP 16769392A JP H067228 A JPH067228 A JP H067228A
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backrest
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JP16769392A
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Yojiro Kinoshita
木下洋二郎
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HAYASAKI IND KK
Kokuyo Co Ltd
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HAYASAKI IND KK
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】背もたれを脚に連結する際に使用するビスに剪
断力を作用させないようにする。 【構成】脚1の左右後端を座5の上方にまで突出させ、
その突出端2aに垂直舌片6を介して背もたれ7を取付
ける。垂直舌片6は、脚1に剛着されたもので、背もた
れ7に沿った取付面61と、厚み方向に貫通するビス挿
通孔62とが設けてある。背もたれ7は、背板71を具
備してなるもので、その背板71の背面に、取付位置に
おいてビス挿通孔62に連続するビス孔71aが設けて
ある。そして、垂直舌片6のビス挿通孔62にビス8を
挿通して背板71のビス孔71aに締着することによ
り、背もたれ7を脚1に支持させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背もたれ付き椅子に利
用されるものであって、背もたれの取付強度を向上さ
せ、且つその取付部分を巧妙に隠蔽し得るようにした背
もたれ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡易形の背もたれ付き椅子として、例え
ば、対をなす脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、
その突出端に背もたれを取付けるようにしたものが知ら
れている。そして、このような椅子における従来の背も
たれ取付構造は、脚突出端に背もたれの面方向に沿うビ
ス挿通孔を貫通させるとともに、背もたれの左右両端に
前記ビス挿通孔に連続するビス孔を設けておき、背もた
れを脚突出端間に介設した状態で脚に外側方からビスを
挿通して背もたれのビス孔に締着することにより、背も
たれを脚に支持させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
取付構造であると、背もたれに掛かる荷重がビスに剪断
力として作用することになり、ビスのゆるみや破断を招
き易い。そのため、長期に亙って背もたれの強固な取付
状態を維持することが難しいという問題がある。また、
ビスの頭が外部に露出するため、見栄えが損なわれ易い
不具合もある。
【0004】本発明は、これらの問題点を有効に解決す
ることができる背もたれ取付構造を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る椅子の背もたれ取
付構造は、脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、そ
の突出端に垂直舌片を介して背もたれを取付けるように
したものである。前記垂直舌片は、脚に剛着されたもの
で、背もたれに沿った取付面と、厚み方向に貫通するビ
ス挿通孔とが設けてあり、前記背もたれは、背板を具備
してなるもので、その背板の背面に、取付位置において
前記ビス挿通孔に連続するビス孔が設けてある。そし
て、前記垂直舌片のビス挿通孔にビスを挿通して前記背
板のビス孔に締着することにより、背もたれを脚に支持
させてなることを特徴とする。
【0007】背もたれと脚との取付部分を巧妙に隠蔽す
るためには、前記垂直舌片に厚み方向に貫通するファス
ナ挿通孔を設ける一方、前記背板に前記ファスナ挿通孔
に連続するファスナ装着部を設け、さらにこの背板を開
口部を有し且つその開口部の上縁側の裏面にファスナを
突設した袋状の表面材で被包しておき、前記ファスナ挿
通孔にファスナを挿通して前記ファスナ装着部に止着す
ることにより、表面材の開口部の上縁と下縁を閉じ、垂
直舌片を背もたれの内部に収容し得るようにしておくこ
とが便利である。
【0008】
【作用】このような取付構造であれば、背もたれに掛か
る荷重は脚に剛着された垂直舌片を介して直接脚に伝え
られ、ビスに剪断力を作用させることがなくなる。この
ため、溶接などにより垂直舌片を適切に脚に剛着してい
る限り、長期に亙って背もたれの強固な取付状態を維持
することができる。
【0009】また、表面材のファスナを背板のファスナ
装着部に装着して、開口部の上縁と下縁を閉じ、垂直舌
片を背もたれの内部に収容した状態では、表面材の上縁
と下縁が連続するとともに、ビス等を始めとする背もた
れの取付要素が外部に露出することが一切なくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0011】図1に示す背もたれ付き椅子は、脚1が、
2本の長寸なパイプ部材2と、2本の短寸なパイプ部材
3とを連結パイプ4を介して連結することにより構成さ
れている。そして、その脚1の連結パイプ4上に座5を
取り付けている。
【0012】すなわち、前記脚1の左右後端側のパイプ
部材2の上端は前記座5よりも上方に突出しており、本
実施例ではその突出端2aに、垂直舌片6を介して背も
たれ7を取付けるようにしている。
【0013】垂直舌片6は、図1、図2、図3および図
5に示すように、2本のパイプ部材2の突出端2aにお
ける互いに向かい合う側の面にそれぞれ溶接継手6aを
介して剛着されたもので、背もたれ7に沿って伸びる取
付面61と、厚み方向に貫通する上下一対のビス挿通孔
62およびファスナ挿通孔63とを有している。
【0014】背もたれ7は、図1〜図5に示すように、
合板製の背板71を具備してなるもので、その背板71
の背面に、取付位置において前記ビス挿通孔62に連続
するビス孔71aと、前記ファスナ挿通孔63に連続す
るファスナ装着部71bとが穿設してある。また、この
背板71には表面材72が被包してある。表面材72
は、背板71に対応した形状をなす2枚の布72bを重
合させ、周辺を一部縫い残して袋状に縫い、それを裏返
して背もたれ7の形状をなすウレタン72aの外周に被
せ、しかる後、ウレタン72aを発泡させて布72bを
ウレタン72aに貼着させたものである。そして、この
表面材72を上方から背板71に被せ、その下端近傍に
開口する開口部72cの下縁72dおよび下側縁72e
を背板71の背面に回り込ませてタッカ73により該背
板71に止着するとともに、開口部72cの上縁72f
および上側縁72gを合板製の補助板74の内面に回り
込ませてタッカ73により該補助板74に止着してい
る。すなわち、補助板74は表面材72によって脱落不
能に保持されている。なおこの場合、補助板74を表面
材72に糊などで貼着しておいてもよい。そして、その
補助板74の内面における前記ファスナ装着部71bに
対応する部位に、該ファスナ装着部71bに対して着脱
されるファスナ75を突設している。
【0015】次に、背もたれ7の取付手順を説明する。
先ず、前記背もたれ7の背板71の背面を前記垂直舌片
6の取付面61に添設させ、その状態で、垂直舌片6の
ビス挿通孔62に皿ビス8を挿通して前記背板71のビ
ス孔71aに緊締することにより、背もたれ7を垂直舌
片6およびパイプ部材2を介して脚1に支持させる。次
に、前記ファスナ挿通孔63にファスナ75を挿通して
前記ファスナ装着部71bに圧入することにより、表面
材72の開口部72cの上縁72fと下縁72dおよび
上側縁72gと下側縁72eを閉じ、垂直舌片6をサン
ドイッチ状に背もたれ7の内部に収容する。図6は取付
後の椅子の外観を示している。
【0016】以上のような背もたれ取付構造であると、
背もたれ7に掛かる荷重は脚1に剛着された垂直舌片6
を介して直接脚1に伝えられ、ビス8に剪断力が作用す
ることがなくなる。このため、溶接継手6aを適正に設
けている限り、長期に亙って背もたれ7の強固な取付状
態を維持することができる。
【0017】しかも、かかる背もたれ取付構造による
と、表面材72のファスナ75を背板71のファスナ装
着部71bに装着して、開口部72cを閉じ、垂直舌片
6を背もたれ7の内部に収容した状態では、表面材72
の上縁72fと下縁72dおよび上側縁72gと下側縁
73eが連続するとともに、ビス8やファスナ75等の
取付要素が外部に露出することが一切なくなるので、外
観を良好なものにすることも可能となる。
【0018】なお、脚は必ずしもパイプ部材を構成要素
とするものに限定されるものでないのは勿論である。ま
た、垂直舌片を始めとして表面材やビス、ファスナ等の
形状も、本発明を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る椅子の背もたれ取付構造
は、背もたれを垂直舌片を介して脚に連結する際に使用
するビスに剪断力を作用させないため取付強度を長期に
亙って維持することが可能であり、また、表面材を用い
て垂直舌片を始めとする連結要素を背もたれの内部に収
容するようにしたため外観を見栄えの良いものに仕上げ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、背もたれ取付前の椅
子の斜視図。
【図2】図1におけるII方向拡大矢視図。
【図3】同実施例で用いた背もたれの右側面図。
【図4】図3の部分破断図。
【図5】図3におけるV-V 線拡大断面図。
【図6】同実施例において背もたれ取付後の椅子の斜視
図。
【符号の説明】
1…脚 2a…突出端 5…座 6…垂直舌片 7…背もたれ 8…ビス 61…取付面 62…ビス挿通孔 63…ファスナ挿通孔 71…背板 71a…ビス孔 71b…ファスナ装着部 72…表面材 72c…開口部 72d…下縁 72f…上縁 75…ファスナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚の左右後端を座の上方にまで突出させ、
    その突出端に垂直舌片を介して背もたれを取付けるよう
    にした椅子の背もたれ取付構造であって、 前記垂直舌片は、脚に剛着されたもので、背もたれに沿
    った取付面と、厚み方向に貫通するビス挿通孔とが設け
    てあり、 前記背もたれは、背板を具備してなるもので、その背板
    の背面に、取付位置において前記ビス挿通孔に連続する
    ビス孔が設けてあり、 前記垂直舌片のビス挿通孔にビスを挿通して前記背板の
    ビス孔に締着することにより、背もたれを脚に支持させ
    てなることを特徴とする椅子の背もたれ取付構造。
  2. 【請求項2】前記垂直舌片に厚み方向に貫通するファス
    ナ挿通孔を設ける一方、前記背板に前記ファスナ挿通孔
    に連続するファスナ装着部を設け、さらにこの背板を開
    口部を有し且つその開口部の上縁側の裏面にファスナを
    突設した袋状の表面材で被包しておき、前記ファスナ挿
    通孔にファスナを挿通して前記ファスナ装着部に止着す
    ることにより、表面材の開口部の上縁と下縁を閉じ、垂
    直舌片を背もたれの内部に収容し得るようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の椅子の背もたれ取付構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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