JPH044639Y2 - - Google Patents

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JPH044639Y2
JPH044639Y2 JP7039487U JP7039487U JPH044639Y2 JP H044639 Y2 JPH044639 Y2 JP H044639Y2 JP 7039487 U JP7039487 U JP 7039487U JP 7039487 U JP7039487 U JP 7039487U JP H044639 Y2 JPH044639 Y2 JP H044639Y2
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JP
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skin
hook
loop fastener
corner
seat
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JP7039487U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用背凭シートの表皮部材のコー
ナー部取付構造に係るものである。
(従来の技術) 従来、車両用背凭シートの袋状表皮部材の側部
表皮aの下端部内面に面フアスナーbを縫着し、
前記袋状表皮部材の前側表皮cの下端部および下
側表皮には車両用背凭シートの左右下部側のコー
ナー露出部dを包囲するコーナー包囲部eを取付
け、該コーナー包囲部eには、前記面フアスナー
bに接合する面フアスナーfを設けたものは公知
である。
(考案が解決しようとする課題) 前記公知のものは、前記側部表皮aの下縁の裏
側の面フアスナーbは、その四周全てを側部表皮
aの下端部に縫着gしているため、縫着g部分が
露出して見映えが悪いばかりでなく、面フアスナ
ーbと面フアスナーfは、接合部をずらせないの
で正確な接合は不可能であつた。
そのため、包囲部eが不完全接合のまま、下縁
より垂れ下がつて包囲部eに皺ができるという問
題もあつた。
そこで本願は、面フアスナーの取付構造を工夫
して、簡単かつ確実に接合できるようにしたもの
である。
(問題を解決するための手段) よつて本考案は、車両用背凭シートの袋状表皮
部材4の側部表皮7の下端部内面に面フアスナー
16を縫着し、前記袋状表皮部材4の前側表皮5
の下端部および下側表皮20には車両用背凭シー
トの左右下部側のコーナー露出部24を包囲する
コーナー包囲部9を取付け、該コーナー包囲部9
には、前記面フアスナー16に接合する面フアス
ナー15を設けたものにおいて、前記側部表皮7
の下端部17に設けた面フアスナー16は、その
下端25を側部表皮7の下端部17に揃えて位置
させたのち、前記下端25のみを側部表皮7の下
端部17に縫着し、面フアスナー16の上端部1
9は外方に引出せるようにした車両用背凭シート
の表皮部材のコーナー部取付構造としたものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1
は車輌用シート、2は座席シート、3は座席シー
ト2に前後回動自在に取付けられる背凭シート、
4は背凭シート3の袋状表皮部材である。
袋状表皮部材4は、前側表皮5と、後側表皮6
と、側部表皮7と、下側表皮20と、コーナー包
囲部9とからなり、背凭シート3のクツシヨン材
8に上方より被せ、下側表皮20,20をホーム
クリツプ21により止着する。
しかして、コーナー包囲部9は、前記袋状表皮
部材4の前側表皮5の下端部および下側表皮20
の側部に縫着され、背凭シート3の左右下部側の
コーナー露出部24を包囲する。
コーナー包囲部9の略中央部には、取付用ステ
ー10が嵌合する切口部のある切欠部11を形成
し、切欠部11の上側を上部包囲部12に、下側
を下部包囲部13とする。
上部包囲部12の上端部14の前側表皮5寄り
の部分は、前記上端部14を、側部表皮7の内側
に挿入するため、縫着はせず縫着残しとし、前記
前側表皮5の側縁と切離して形成する。
上端部14の表面には、面フアスナー15を四
周縫着により取付ける。
しかして、前記側部表皮7の下端部17の内側
にも、面フアスナー16を取付ける。該面フアス
ナー16は、その下端25を側部表皮7の下端部
17に揃えて位置させたのち、前記下端25のみ
を側部表皮7の下端部17に縫着18し、面フア
スナー16の上端部19を180度反転して外方に
引出せるようにする。
そして、面フアスナー15と面フアスナー16
の接合作業は、面フアスナー16の上端部19
を、側部表皮7の下端部17より外方に引出し、
この状態で、前記コーナー包囲部9の面フアスナ
ー15を接合し、面フアスナー15とともに側部
表皮7とクツシヨン材8の間に反転して挿入す
る。
22はリクライニング装置を装着する装着用
孔、23は背凭シート3の骨格フレームである。
(作用) 次に作用を述べる。
本考案は前記の構成であるから、袋状表皮部材
4を、背凭シート3のクツシヨン材8の上方より
被せ、下側表皮20,20を合せ、ホームクリツ
プ21により止着して取付ける。
すると、背凭シート3は、左右下部側のコーナ
ー露出部24を除き、包囲される。コーナー露出
部24には、取付用ステー10が突出した状態で
ある。
次に、側部表皮7の下端部17の内側に設けた
面フアスナー16は、その下端25を側部表皮7
の下端部17に揃えて位置させたのち、前記下端
25のみを側部表皮7の下端部17に縫着してあ
るので、指先を挿入して、面フアスナー16の上
端部19を外方に引出せる(第6図)。
面フアスナー16の上端部19を側部表皮7の
下端部17より引出したら、この状態のまま、コ
ーナー包囲部9の面フアスナー15をぴつたり合
わせ接合させる。
面フアスナー15と面フアスナー16は、接合
させたまま反転させて、側部表皮7の内側に挿入
する(第7図)。このとき、略中央部の切欠部1
1を、取付用ステー10に嵌合させる。
以上により、背凭シート3の左右下部側のコー
ナー露出部24を包囲することができる。
したがつて、面フアスナー15と面フアスナー
16の接合作業は頗る簡単であり、かつ、確実に
行なえる。したがつて、コーナー包囲部9に皺も
なく、コーナー包囲部9の上端部14を側部表皮
7の内側に挿入でき、コーナー包囲部9を美麗に
取付けることができ、また、車輌用シート1に着
座することによつても、コーナー包囲部9の上端
部14が、側部表皮7の下縁より下方に垂れな
い。
(効果) 従来、車両用背凭シートの袋状表皮部材の側部
表皮aの下端部内面に面フアスナーbを縫着し、
前記袋状表皮部材の前側表皮cの下端部および下
側表皮には車両用背凭シートの左右下部側のコー
ナー露出部dを包囲するコーナー包囲部eを取付
け、該コーナー包囲部eには、前記面フアスナー
bに接合する面フアスナーfを設けたものは公知
である。
前記公知のものは、前記側部表皮aの下縁の裏
側の面フアスナーbは、その四周全てを側部表皮
aの下端部に縫着gしているため、縫着g部分が
露出して見映えが悪いばかりでなく、面フアスナ
ーbと面フアスナーfは、接合部をずらせないの
で正確な接合は不可能であつた。
そのため、包囲部eが不完全接合のまま、下縁
より垂れ下がつて包囲部eに皺ができるという問
題もあつた。
そこで本願は、面フアスナーの取付構造を工夫
して、簡単かつ確実に接合できるようにしたもの
である。
本考案は、車両用背凭シートの袋状表皮部材4
の側部表皮7の下端部内面に面フアスナー16を
縫着し、前記袋状表皮部材4の前側表皮5の下端
部および下側表皮20には車両用背凭シートの左
右下部側のコーナー露出部24を包囲するコーナ
ー包囲部9を取付け、該コーナー包囲部9には、
前記面フアスナー16に接合する面フアスナー1
5を設けたものにおいて、前記側部表皮7の下端
部17に設けた面フアスナー16は、その下端2
5を側部表皮7の下端部17に揃えて位置させた
のち、前記下端25のみを側部表皮7の下端部1
7に縫着し、面フアスナー16の上端部19は外
方に引出せるようにした車両用背凭シートの表皮
部材のコーナー部取付構造としたものであるか
ら、面フアスナー15と面フアスナー16の接合
作業は頗る簡単であり、かつ、確実に行なえる。
したがつて、コーナー包囲部9に皺もなく、コー
ナー包囲部9の上端部14を側部表皮7の内側に
挿入でき、コーナー包囲部9を美麗に取付けるこ
とができ、また、車輌用シート1に着座すること
によつても、コーナー包囲部9の上端部14が、
側部表皮7の下縁より下方に垂れない。
【図面の簡単な説明】
第1図はシートの斜視図、第2図は背凭シート
の斜視図、第3図〜第5図は組立状態の斜視図、
第6図は面フアスナーの接合作業の縦断正面図、
第7図は面フアスナーの挿入状態の縦断正面図、
第8図は要部拡大図、第9図は公知例図。 符号の説明、1……車両用シート、2……座席
シート、3……背凭シート、4……袋状表皮部
材、5……前側表皮、6……後側表皮、7……側
部表皮、8……クツシヨン材、9……コーナー包
囲部、10……取付用ステー、11……切欠部、
12……上部包囲部、13……下部包囲部、14
……上端部、15,16……面フアスナー、17
……下端部、18……縫着、19……上端部、2
0……下側表皮、21……ホームクリツプ、22
……装着用孔、23……骨格フレーム、24……
コーナー露出部、25……下端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用背凭シートの袋状表皮部材4の側部表皮
    7の下端部内面に面フアスナー16を縫着し、前
    記袋状表皮部材4の前側表皮5の下端部および下
    側表皮20には車両用背凭シートの左右下部側の
    コーナー露出部24を包囲するコーナー包囲部9
    を取付け、該コーナー包囲部9には、前記面フア
    スナー16に接合する面フアスナー15を設けた
    ものにおいて、前記側部表皮7の下端部17に設
    けた面フアスナー16は、その下端25を側部表
    皮7の下端部17に揃えて位置させたのち、前記
    下端25のみを側部表皮7の下端部17に縫着
    し、面フアスナー16の上端部19は外方に引出
    せるようにした車両用背凭シートの表皮部材のコ
    ーナー部取付構造。
JP7039487U 1987-05-12 1987-05-12 Expired JPH044639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039487U JPH044639Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JP7039487U JPH044639Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JPS63179899U JPS63179899U (ja) 1988-11-21
JPH044639Y2 true JPH044639Y2 (ja) 1992-02-10

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ID=30911989

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JP7039487U Expired JPH044639Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2591692Y2 (ja) * 1991-09-09 1999-03-10 テイ・エス テック株式会社 シートバック下部におけるシート表皮の止着構造

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JPS63179899U (ja) 1988-11-21

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